JPH06181494A - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
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- JPH06181494A JPH06181494A JP716491A JP716491A JPH06181494A JP H06181494 A JPH06181494 A JP H06181494A JP 716491 A JP716491 A JP 716491A JP 716491 A JP716491 A JP 716491A JP H06181494 A JPH06181494 A JP H06181494A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通話中にデータ通信を同時に、かつ高品位に
行えるようにする。 【構成】 音声信号Ｃの周波数帯域とデータ通信のデー
タ信号Ｂとの周波数帯域を異なる値に選択することによ
り、音声信号Ｃとデータ信号Ｂとを混合して送信し、受
信側ではローパスフィルタ１８とハイパスフィルタ１７
とで音声信号Ｃとデータ信号Ｆとを分離して抽出する。
行えるようにする。 【構成】 音声信号Ｃの周波数帯域とデータ通信のデー
タ信号Ｂとの周波数帯域を異なる値に選択することによ
り、音声信号Ｃとデータ信号Ｂとを混合して送信し、受
信側ではローパスフィルタ１８とハイパスフィルタ１７
とで音声信号Ｃとデータ信号Ｆとを分離して抽出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースセットとハンド
セット間で音声とデータとを同時に送受信できるように
したコードレス電話装置に関するものである。
セット間で音声とデータとを同時に送受信できるように
したコードレス電話装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のコードレス電話装置の構成
を示している。
を示している。
【０００３】図３において、１はベースセットであり、
２はハンドセットである。このベースセット１とハンド
セット２とは、それぞれ、一組の送信制御部３と受信制
御部４とを有している。送信制御部３において、１３は
通話回路であり、この通話回路１３の出力信号である音
声信号はスイッチ５および混合回路６を通じて無線送信
部１１に供給される。１９はモデムデータ出力回路であ
り、モデムデータ信号を混合回路６を通じて無線送信部
１１に供給するものである。無線送信部１１は上記音声
信号またはモデムデータ信号を電波として送信する。
２はハンドセットである。このベースセット１とハンド
セット２とは、それぞれ、一組の送信制御部３と受信制
御部４とを有している。送信制御部３において、１３は
通話回路であり、この通話回路１３の出力信号である音
声信号はスイッチ５および混合回路６を通じて無線送信
部１１に供給される。１９はモデムデータ出力回路であ
り、モデムデータ信号を混合回路６を通じて無線送信部
１１に供給するものである。無線送信部１１は上記音声
信号またはモデムデータ信号を電波として送信する。
【０００４】この電波は受信制御部４を構成する無線受
信部１２で受信され復調されて、モデムデータ信号はモ
デムデータ入力回路２０に供給され、音声信号はスイッ
チ７を通じて通話回路１４に供給される。
信部１２で受信され復調されて、モデムデータ信号はモ
デムデータ入力回路２０に供給され、音声信号はスイッ
チ７を通じて通話回路１４に供給される。
【０００５】次に上記従来例のコードレス電話装置にお
いて、通話中からモデムデータのデータ通信に切り換わ
る場合の動作について説明する。
いて、通話中からモデムデータのデータ通信に切り換わ
る場合の動作について説明する。
【０００６】通話中には全てのスイッチ５、７が閉じら
れていて、例えば、ベースセット１の通話回路１３から
出力される音声信号が無線送信部１１、無線受信部１２
を通じてハンドセット２の通話回路１４に供給される。
この通話中に、モデムデータ出力回路１９からモデムデ
ータ信号を出力する際には、このモデムデータ信号が上
記音声信号により破壊されないようにモデムデータ出力
回路１９の動作によりスイッチ５が開いた後、モデムデ
ータ信号が混合回路６、無線送信部１１、無線受信部１
２通じてモデムデータ入力回路２０に供給される。
れていて、例えば、ベースセット１の通話回路１３から
出力される音声信号が無線送信部１１、無線受信部１２
を通じてハンドセット２の通話回路１４に供給される。
この通話中に、モデムデータ出力回路１９からモデムデ
ータ信号を出力する際には、このモデムデータ信号が上
記音声信号により破壊されないようにモデムデータ出力
回路１９の動作によりスイッチ５が開いた後、モデムデ
ータ信号が混合回路６、無線送信部１１、無線受信部１
２通じてモデムデータ入力回路２０に供給される。
【０００７】モデムデータ入力回路２０はモデムデータ
信号が供給されたと判断したときに、スイッチ７を開い
て、モデムデータ信号によるノイズが通話回路１４から
聞こえないようにする。いわゆるミュート動作を行う。
信号が供給されたと判断したときに、スイッチ７を開い
て、モデムデータ信号によるノイズが通話回路１４から
聞こえないようにする。いわゆるミュート動作を行う。
【０００８】このように上記従来のコードレス電話装置
でも通話中にデータの送信を行うことができ、かつ、そ
の際、音声にミュートをかけることができる。
でも通話中にデータの送信を行うことができ、かつ、そ
の際、音声にミュートをかけることができる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、音声にミュートをかけな
ければデータ通信を行うことができないという問題があ
った、また、モデムデータ入力回路２０における判断に
はタイムラグが伴うことから、通話中に、データ通信に
切り換えた際に、一瞬の間、データ信号がノイズとして
聞こえてしまうという問題があった本発明はこのような
従来の問題を解決するものであり、通話中にデータ通信
を同時に行えるようにした優れたコードレス電話装置を
提供することを目的とするものである。
来のコードレス電話装置では、音声にミュートをかけな
ければデータ通信を行うことができないという問題があ
った、また、モデムデータ入力回路２０における判断に
はタイムラグが伴うことから、通話中に、データ通信に
切り換えた際に、一瞬の間、データ信号がノイズとして
聞こえてしまうという問題があった本発明はこのような
従来の問題を解決するものであり、通話中にデータ通信
を同時に行えるようにした優れたコードレス電話装置を
提供することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明コー
ドレス電話装置は、送信制御部に音声信号の周波数帯域
より低い周波数のデータ信号を送出するデータ送出回路
を備え、受信制御部に音声信号を抽出する第１のフィル
タとこの音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を
抽出する第２のフィルタとを備えたものである。
ドレス電話装置は、送信制御部に音声信号の周波数帯域
より低い周波数のデータ信号を送出するデータ送出回路
を備え、受信制御部に音声信号を抽出する第１のフィル
タとこの音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を
抽出する第２のフィルタとを備えたものである。
【００１１】請求項２記載の発明コードレス電話装置
は、送信制御部に音声周波数帯域より低い周波数のデー
タ信号を送出するデータ送出回路とモデムデータ出力回
路とを備え、受信制御部に音声信号を抽出する第１のフ
ィルタと音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を
抽出する第２のフィルタとモデムデータ入力回路とを備
えるものである。
は、送信制御部に音声周波数帯域より低い周波数のデー
タ信号を送出するデータ送出回路とモデムデータ出力回
路とを備え、受信制御部に音声信号を抽出する第１のフ
ィルタと音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を
抽出する第２のフィルタとモデムデータ入力回路とを備
えるものである。
【００１２】請求項３記載の発明コードレス電話装置は
請求項１または２記載のコードレス電話装置における音
声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を音声帯域よ
り高い周波数のデータ信号としたものである。
請求項１または２記載のコードレス電話装置における音
声周波数帯域より低い周波数のデータ信号を音声帯域よ
り高い周波数のデータ信号としたものである。
【００１３】
【作用】請求項１〜３記載の発明は上記のような構成に
より以下に示す効果を有する。請求項１記載の発明は、
送信制御部から音声信号とデータ信号との混合された電
波を送出する。受信制御部は音声信号とデータ信号とを
第１および第２のフィルタで抽出する。したがって、音
声信号とデータ信号とを同時に送受信することができ
る。また、抽出された音声信号にはデータ信号が混入し
ていないので、データ信号がミュートされ、データ信号
によるノイズが聞こえることがない。
より以下に示す効果を有する。請求項１記載の発明は、
送信制御部から音声信号とデータ信号との混合された電
波を送出する。受信制御部は音声信号とデータ信号とを
第１および第２のフィルタで抽出する。したがって、音
声信号とデータ信号とを同時に送受信することができ
る。また、抽出された音声信号にはデータ信号が混入し
ていないので、データ信号がミュートされ、データ信号
によるノイズが聞こえることがない。
【００１４】請求項２記載の発明は送信制御部から音声
信号とデータ信号との混合された電波またはモデムデー
タ信号による電波を送出する。受信制御部は音声信号と
データ信号とを同時に受信するかまたはモデムデータ信
号を受信する。音声信号とデータ信号とを同時に受信し
た場合には第１および第２のフィルタで音声信号とデー
タ信号とを抽出する。モデムデータ信号を受信した場合
にはこのモデムデータ信号をモデムデータ入力回路に取
り込む。したがって、音声信号とデータ信号とを同時に
送受信することができる。また、抽出された音声信号に
はデータ信号が混入していないので、データ信号による
ノイズが聞こえることがない。併せて、モデムデータ信
号を送受信することができるので、高速にデータを送信
することができる。
信号とデータ信号との混合された電波またはモデムデー
タ信号による電波を送出する。受信制御部は音声信号と
データ信号とを同時に受信するかまたはモデムデータ信
号を受信する。音声信号とデータ信号とを同時に受信し
た場合には第１および第２のフィルタで音声信号とデー
タ信号とを抽出する。モデムデータ信号を受信した場合
にはこのモデムデータ信号をモデムデータ入力回路に取
り込む。したがって、音声信号とデータ信号とを同時に
送受信することができる。また、抽出された音声信号に
はデータ信号が混入していないので、データ信号による
ノイズが聞こえることがない。併せて、モデムデータ信
号を送受信することができるので、高速にデータを送信
することができる。
【００１５】請求項３記載の発明は請求項１または２記
載のコードレス電話装置における音声周波数帯域より低
い周波数のデータ信号を音声周波数帯域より高い周波数
のデータ信号としたので、請求項２および請求項３と同
様な効果が得られるとともに高速のデータ通信が可能に
なる。
載のコードレス電話装置における音声周波数帯域より低
い周波数のデータ信号を音声周波数帯域より高い周波数
のデータ信号としたので、請求項２および請求項３と同
様な効果が得られるとともに高速のデータ通信が可能に
なる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 （実施例１）図１は請求項１記載の発明の実施例の構成
を示すものである。図１において、図３に示したものと
対応するものには同一の符号を付け、その詳細な説明を
省略する。図１において、１５はデータ送出回路であ
り、音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号Ｂを送
出するものである。１７はハイパスフィルタであり、音
声信号Ａから音声信号Ｃを抽出するとともに、音声周波
数帯域より低い信号を遮断するものである。音声周波数
帯域のうち、低周波側の音声信号も遮断するようにして
もよい。
照しながら説明する。 （実施例１）図１は請求項１記載の発明の実施例の構成
を示すものである。図１において、図３に示したものと
対応するものには同一の符号を付け、その詳細な説明を
省略する。図１において、１５はデータ送出回路であ
り、音声周波数帯域より低い周波数のデータ信号Ｂを送
出するものである。１７はハイパスフィルタであり、音
声信号Ａから音声信号Ｃを抽出するとともに、音声周波
数帯域より低い信号を遮断するものである。音声周波数
帯域のうち、低周波側の音声信号も遮断するようにして
もよい。
【００１７】１８はローパスフィルタであり、音声周波
数帯域より低い周波数のデータ信号を抽出するものであ
る。２１はベースセットであり、２２はハンドセットで
ある。このベースセット２１およびハンドセット２２は
それぞれ送信制御部２３と受信制御部２４とを備えてい
る。
数帯域より低い周波数のデータ信号を抽出するものであ
る。２１はベースセットであり、２２はハンドセットで
ある。このベースセット２１およびハンドセット２２は
それぞれ送信制御部２３と受信制御部２４とを備えてい
る。
【００１８】なお、この実施例１において、ローパスフ
ィルタ１８とハイパスフィルタ１７の遮断周波数ｆｃは
上記低周波側の音声信号も遮断する周波数に選択してお
くものとする。
ィルタ１８とハイパスフィルタ１７の遮断周波数ｆｃは
上記低周波側の音声信号も遮断する周波数に選択してお
くものとする。
【００１９】次に上記実施例１の動作について図１の周
波数特性を参照しながら説明する。通話中、すなわち、
通話回路１３と通話回路１４との接続中にデータ出力回
路１５から音声帯域より低い周波数を有するデータ信号
Ｂが出力されるとこのデータ信号Ｂとハイパスフィルタ
１７からの音声信号Ｃとが混合回路６により混合されて
混合信号Ｄによる電波が無線送信部１１からハンドセッ
ト２２の無線受信部１２送信される。なお、通話回路１
３から出力される音声信号Ａのうち、不要な低周波側の
音声信号成分はハイパスフィルタ１７により遮断されて
いる。
波数特性を参照しながら説明する。通話中、すなわち、
通話回路１３と通話回路１４との接続中にデータ出力回
路１５から音声帯域より低い周波数を有するデータ信号
Ｂが出力されるとこのデータ信号Ｂとハイパスフィルタ
１７からの音声信号Ｃとが混合回路６により混合されて
混合信号Ｄによる電波が無線送信部１１からハンドセッ
ト２２の無線受信部１２送信される。なお、通話回路１
３から出力される音声信号Ａのうち、不要な低周波側の
音声信号成分はハイパスフィルタ１７により遮断されて
いる。
【００２０】無線受信部１２は受信した電波を混合信号
Ｄに復調する。ハイパスフィルタ１７によりこの混合信
号Ｄから音声信号Ｅが抽出されて、通話回路１４に供給
される。また、同時に、ローパスフィルタ８により混合
信号Ｄからデータ信号Ｆが抽出されてデータ受信回路に
供給される。
Ｄに復調する。ハイパスフィルタ１７によりこの混合信
号Ｄから音声信号Ｅが抽出されて、通話回路１４に供給
される。また、同時に、ローパスフィルタ８により混合
信号Ｄからデータ信号Ｆが抽出されてデータ受信回路に
供給される。
【００２１】このように、上述の実施例１によれば、デ
ータ信号Ｂのデータが音声信号Ａの低周波成分により破
壊されることなく混合することができる。また、音声信
号Ｃとデータ信号Ｂの周波数帯域を分離したので、図３
に示した従来例のように、通話中に音声信号にミュート
をかけることなく、音声信号とデータ信号とを同時に通
信することができるという効果を有する。
ータ信号Ｂのデータが音声信号Ａの低周波成分により破
壊されることなく混合することができる。また、音声信
号Ｃとデータ信号Ｂの周波数帯域を分離したので、図３
に示した従来例のように、通話中に音声信号にミュート
をかけることなく、音声信号とデータ信号とを同時に通
信することができるという効果を有する。
【００２２】また、通話中にモデム通信を行わないた
め、従来例のようにミュートをかける際のタイムラグを
原因としてモデム信号が通話回路に混入することがない
という効果を有する。 （実施例２）図２は請求項２記載の発明の実施例の構成
を示すものである。図２において、図３および図１に示
したものと対応するものには同一の符号を付け、その詳
細な説明を省略する。
め、従来例のようにミュートをかける際のタイムラグを
原因としてモデム信号が通話回路に混入することがない
という効果を有する。 （実施例２）図２は請求項２記載の発明の実施例の構成
を示すものである。図２において、図３および図１に示
したものと対応するものには同一の符号を付け、その詳
細な説明を省略する。
【００２３】この実施例２では実施例１に対して、送信
制御部２５にスイッチ５と混合回路３６とモデムデータ
信号を出力するモデムデータ出力回路１９とを備え、受
信制御部２６にスイッチ７とモデムデータ信号が供給さ
れるモデムデータ入力回路２０とを備えたものである。
音声信号にミュートをかけたくない場合には、モデムデ
ータ出力回路１９を使用せず、実施例１と同様に、通話
回路１３（通話回路１４）とデータ送出回路１５（デー
タ受信回路１６）とにより送受信を行うようにする。一
方、音声信号にミュートをかけてもよい場合、または音
声信号にミュートをかけてさえも高速のデータ通信を行
いたい場合にはモデムデータ出力回路１９とモデムデー
タ入力回路２０によりデータ通信を行うようにする。こ
のように、実施例２によれば、データの性質や量に応じ
ていずれか適当なデータ通信方式を選択することができ
るという効果が得られる。
制御部２５にスイッチ５と混合回路３６とモデムデータ
信号を出力するモデムデータ出力回路１９とを備え、受
信制御部２６にスイッチ７とモデムデータ信号が供給さ
れるモデムデータ入力回路２０とを備えたものである。
音声信号にミュートをかけたくない場合には、モデムデ
ータ出力回路１９を使用せず、実施例１と同様に、通話
回路１３（通話回路１４）とデータ送出回路１５（デー
タ受信回路１６）とにより送受信を行うようにする。一
方、音声信号にミュートをかけてもよい場合、または音
声信号にミュートをかけてさえも高速のデータ通信を行
いたい場合にはモデムデータ出力回路１９とモデムデー
タ入力回路２０によりデータ通信を行うようにする。こ
のように、実施例２によれば、データの性質や量に応じ
ていずれか適当なデータ通信方式を選択することができ
るという効果が得られる。
【００２４】（実施例３）この実施例３は請求項３記載
の発明に対応するものであり、図示はしないが、図１お
よび図２で示した実施例１および実施例２において、デ
ータ送出回路１５の周波数を音声周波数より高い周波数
に選択するものである。すなわち、音声周波数より高い
周波数を使用してデータ通信を行うものである。
の発明に対応するものであり、図示はしないが、図１お
よび図２で示した実施例１および実施例２において、デ
ータ送出回路１５の周波数を音声周波数より高い周波数
に選択するものである。すなわち、音声周波数より高い
周波数を使用してデータ通信を行うものである。
【００２５】この場合、ハイパスフィルタ１７をローパ
スフィルタに代替し、ローパスフィルタ１８をハイパス
フィルタに代替すればよい。このローパスフィルタとハ
イパスフィルタの遮断周波数は音声周波数よりは高く、
データ通信用の高い周波数に比較して僅かに低い周波数
に選択しておけばよい。また、無線送信部１１と無線受
信部１２はデータ通信用の高い周波数まで取り扱うこと
ができるように変更する。
スフィルタに代替し、ローパスフィルタ１８をハイパス
フィルタに代替すればよい。このローパスフィルタとハ
イパスフィルタの遮断周波数は音声周波数よりは高く、
データ通信用の高い周波数に比較して僅かに低い周波数
に選択しておけばよい。また、無線送信部１１と無線受
信部１２はデータ通信用の高い周波数まで取り扱うこと
ができるように変更する。
【００２６】このように構成することにより音声周波数
帯域より低い周波数を使用してデータ通信行う場合に比
較して高速のデータ通信を行うことができる。
帯域より低い周波数を使用してデータ通信行う場合に比
較して高速のデータ通信を行うことができる。
【００２７】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明は
以下に示す効果を有する。
以下に示す効果を有する。
【００２８】請求項１記載の発明は、データ信号を音声
信号の帯域より低い帯域の信号としたので、データ信号
によるノイズを聞くことなく音声信号による音声のみを
聞くことができるとともに、音声信号とデータ信号とを
同時に受信することができるという効果が得られる。
信号の帯域より低い帯域の信号としたので、データ信号
によるノイズを聞くことなく音声信号による音声のみを
聞くことができるとともに、音声信号とデータ信号とを
同時に受信することができるという効果が得られる。
【００２９】請求項２記載の発明では、データ信号によ
るノイズを聞くことなく音声信号による音声のみを聞く
ことができるとともに、音声信号とデータ信号とを同時
に受信することができる。併せて、モデムデータを送受
信することができるので、高速のデータ送受信が可能に
なるという効果が得られる。 請求項３記載の発
明は請求項１または２記載のコードレス電話装置におけ
る音声帯域より低い周波数のデータ信号を音声帯域より
高い周波数のデータ信号としたので、請求項２および請
求項３と同様な効果が得られる。
るノイズを聞くことなく音声信号による音声のみを聞く
ことができるとともに、音声信号とデータ信号とを同時
に受信することができる。併せて、モデムデータを送受
信することができるので、高速のデータ送受信が可能に
なるという効果が得られる。 請求項３記載の発
明は請求項１または２記載のコードレス電話装置におけ
る音声帯域より低い周波数のデータ信号を音声帯域より
高い周波数のデータ信号としたので、請求項２および請
求項３と同様な効果が得られる。
【００３０】また、請求項１〜３に記載のいずれの発明
においても、例えば、外線通話中に通話音声を妨害する
ことなく同一システム中のドアホン着信の通知を行うこ
とができるという派生的な効果が得られる。
においても、例えば、外線通話中に通話音声を妨害する
ことなく同一システム中のドアホン着信の通知を行うこ
とができるという派生的な効果が得られる。
【図１】 本発明コードレス電話装置の一実施例の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図２】 本発明コードレス電話装置の他の実施例の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図３】 従来のコードレス電話装置の例の構成を示す
ブロック図
ブロック図
１１ 無線送信部 １２ 無線受信部 １３ 通話回路 １４ 通話回路 １５ データ送出回路 １６ データ受信回路 １７ ハイパスフィルタ １８ ローパスフィルタ １９ モデムデータ出力回路 ２０ モデムデータ入力回路
Claims (3)
- 【請求項１】 送信制御部と受信制御部とを備え、 上記送信制御部は、音声信号を送出する第１の通話回路
と、上記音声信号の周波数帯域より低い周波数のデータ
信号を送出するデータ送出回路と、上記音声信号とデー
タ信号とを混合して混合信号を送出する混合回路と、こ
の混合信号を電波として送出する無線送信部とを備える
ものであり、 上記受信制御部は、上記電波を受信して上記混合信号を
復調する無線受信部と、この復調された混合信号から音
声信号を抽出する第１のフィルタと、この第１のフィル
タにより抽出された音声信号を再生する通話回路と、上
記復調された混合信号からデータ信号を抽出する第２の
フィルタと、この抽出されたデータ信号を受信するデー
タ受信回路とを備えるコードレス電話装置。 - 【請求項２】 送信制御部と受信制御部とを備え、 上記送信制御部は、音声信号を送出する第１の通話回路
と、上記音声信号の周波数帯域より低い周波数の第１の
データ信号を送出するデータ送出回路と、上記音声信号
と第１のデータ信号とを混合して第１の混合信号を送出
する第１の混合回路と、モデムデータ出力回路と、この
モデムデータ出力回路から出力される第２のデータ信号
と上記第１の混合信号とを混合して第２の混合信号を出
力する第２の混合回路と、この第２の混合信号を電波と
して送出する無線送信部とを備えるものであり、 上記受信制御部は、上記電波を受信して上記第２の混合
信号を復調する無線受信部と、この復調された第２の混
合信号から上記第２のデータ信号を受信するモデムデー
タ入力回路と、上記復調された第２の混合信号から音声
信号を抽出する第１のフィルタと、この第１のフィルタ
により抽出された音声信号を再生する通話回路と、上記
復調された第２の混合信号から第１のデータ信号を抽出
する第２のフィルタと、この抽出された第１のデータ信
号を受信するデータ受信回路とを備えるコードレス電話
装置。 - 【請求項３】 データ送出回路が音声周波数帯域より高
い周波数のデータ信号を送出するものである請求項１ま
たは２記載のコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP716491A JPH06181494A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP716491A JPH06181494A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | コードレス電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181494A true JPH06181494A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=11658440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP716491A Pending JPH06181494A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | コードレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06181494A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100304454B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2001-11-02 | 서평원 | 키폰 시스템의 피씨엠 하이웨이를 이용한 데이터 송수신 장치 |
| US8908668B2 (en) | 2011-09-20 | 2014-12-09 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Device for separating signal transmission and reception and communication system including same |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP716491A patent/JPH06181494A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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