JPH0865380A - コードレス電話機の簡易秘話システム - Google Patents

コードレス電話機の簡易秘話システム

Info

Publication number
JPH0865380A
JPH0865380A JP6200364A JP20036494A JPH0865380A JP H0865380 A JPH0865380 A JP H0865380A JP 6200364 A JP6200364 A JP 6200364A JP 20036494 A JP20036494 A JP 20036494A JP H0865380 A JPH0865380 A JP H0865380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
audio signal
modulated
modulator
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6200364A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Fujisawa
伸晃 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP6200364A priority Critical patent/JPH0865380A/ja
Publication of JPH0865380A publication Critical patent/JPH0865380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成にて第3者による無線の盗聴を防
止し得るコードレス電話機の簡易秘話システムを提供す
る。 【構成】 電話回線に接続された親機に対して無線回線
により接続される子機を備えたコードレス電話機におい
て、親機及び子機のそれぞれの送信系に、音声信号によ
って所定周波数の第1搬送波をFM変調する第1FM変
調部3と、この第1FM変調部3により変調されたFM
音声信号を数kHzの低周波数に変換するミキサ回路4
と、このミキサ回路4により低周波数に変換されたFM
音声信号によって所定周波数の第2搬送波をFM変調す
る第2FM変調部6とを備える。また、各受信系に、第
2FM変調部6により変調されたFM変調波を受信して
低周波数のFM音声信号に復調する第1FM復調部と、
この第1FM復調部により復調されたFM音声信号を元
の音声信号に復調する第2FM復調部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続された
親機に対して無線回線により接続される子機を備えたコ
ードレス電話機に係り、より詳しくは、簡単な構成にて
第3者による無線の盗聴を防止し得るコードレス電話機
の簡易秘話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、使い勝手の良さからコードレス電
話機が一般家庭に急速に普及しつつある。このようなコ
ードレス電話機では、親機と子機との間での通信は、一
般のFMラジオ放送等と同様のアナログ変調方式が採用
されている。そのため、従来のコードレス電話機では、
単純なFM受信機や、同じ通話チャンネルを有する別の
コードレス電話機によって簡単に盗聴されてしまうこと
から、個人のプライバシーが十分に守られないといった
問題があった。
【0003】そこで、最近では、このような簡単なFM
受信機等による第3者の盗聴を防止して、通話内容の秘
話性を持たせるべく、種々の方式が提案されている。例
えば、秘話専用のICを用いて周波数特性を反転させる
ようにして、秘話性を持たせたものがある。また、変調
すべき音声信号を時間軸圧縮及び時間軸伸長する方式等
も採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たいずれの方式も、回路構成が複雑となることから、シ
ステム全体として大掛かりなものとなり、コストアップ
につながるといった問題があった。本発明はこのような
問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、簡
単な回路構成にて通話時の秘話性を確実に持たせること
のできるコードレス電話機の簡易秘話システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わるコードレス電話機の簡易秘話システ
ムは、電話回線に接続された親機に対して無線回線によ
り接続される子機を備え、前記親機及び前記子機のそれ
ぞれには、送信系に、音声信号によって所定周波数の第
1搬送波をFM変調する第1FM変調部と、この第1F
M変調部により変調されたFM音声信号を数kHzの低周
波数に変換する周波数変換部と、この周波数変換部によ
り低周波数に変換されたFM音声信号によって所定周波
数の第2搬送波をFM変調する第2FM変調部とを備
え、受信系に、前記第2FM変調部により変調されたF
M変調波を受信して前記低周波数のFM音声信号に復調
する第1FM復調部と、この第1FM復調部により復調
されたFM音声信号を元の音声信号に復調する第2FM
復調部とを備えた構成とする。
【0006】
【作用】例えば、電話回線を通じて親機に送られてきた
音声信号は、その後の信号処理に必要なレベルまで増幅
された後、第1FM変調部において所定周波数の第1搬
送波(例えば、100kHz)によりFM変調される。こ
のFM変調されたFM音声信号が、次の周波数変換部に
よって例えば5kHzに周波数変換された後、第2のFM
変調部に与えられ、ここで所定周波数の第2搬送波によ
りFM変調されて子機側に送信される。
【0007】つまり、送信電波は、第1搬送波によって
FM変調され、その後5kHzに周波数変換されたFM音
声信号を、第2搬送波によって再度FM変調された信号
であるため、この送信電波を他の受信機等で受信し復調
しても、意味の無い信号(ノイズが集まった様な音)と
なるだけである。
【0008】一方、この送信電波は、子機の第1FM復
調部によって復調され、5kHzのFM音声信号に復調さ
れる。そして、この復調されたFM音声信号は、次の第
2FM復調部において、周波数発振器により発振された
例えば5kHzの信号とミキサされて元の音声信号に復調
され、イヤピース等から再生音声として送出されること
になる。以上の信号処理は、子機のマイクから入力され
た音声信号を親機側に送信する場合も同様である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1及び図2は、本発明の簡易秘話システムの
電気的構成を示すブロック図であって、図1は親機及び
子機のそれぞれの送信系に適用される簡易秘話システ
ム、図2は親機及び子機のそれぞれの受信系に適用され
る簡易秘話システムを示している。
【0010】送信系を示す図1において、音声信号が入
力される入力端子1は、親機の場合には図示しないスピ
ーチネットワーク回路を介して電話回線に接続された通
話回路の出力側に接続される端子であり、子機の場合に
は、図示しないマイクが接続された通話回路の出力側に
接続される端子である。
【0011】この入力端子1は、音声信号をその後の信
号処理に必要なレベルまで増幅する増幅回路2に接続さ
れており、増幅回路2の出力は、音声信号によって所定
周波数の第1搬送波(本実施例では、100kHzとして
いる)をFM変調する第1FM変調部3に接続されてい
る。また、第1FM変調部3の出力は、ミキサ回路4の
一方の入力端子に接続されており、ミキサ回路4の他方
の入力端子には、95kHzの局部発振周波数を送出する
局部発振器5の出力が接続されている。
【0012】ミキサ回路4は、第1FM変調部3におい
て変調された中心周波数が100kHzのFM音声信号
を、5kHzの低周波数に変換する周波数変換回路であ
る。このミキサ回路4の出力は、低周波数に変換された
FM音声信号によって所定周波数の第2搬送波(親機側
では380MHz、子機側では250MHz)をFM変調す
る第2FM変調部6に接続されている。そして、第2F
M変調部6には、そのFM変調波を親機側又は子機側に
送信する送信アンテナ7が接続された構成となってい
る。
【0013】一方、受信系を示す図2において、親機又
は子機から送信されたFM変調波を受信する受信アンテ
ナ11は、5kHzの低周波数に変換された状態のFM音
声信号に復調する第1FM復調部12に接続されてお
り、第1FM復調部12の出力は、この第1FM復調部
12において復調されたFM音声信号を元の音声信号に
復調する第2FM復調部13の一方の入力端子に接続さ
れている。
【0014】また、第2FM復調部13の他方の入力端
子には、5kHzの復調周波数を送出するfR 発振器14
の出力が接続されており、第2FM復調部13の出力
は、ローパスフィルタを備えた増幅回路15を介して出
力端子16に接続されている。この出力端子16は、親
機の場合には図示しない通話回路の入力側に接続される
端子であり、子機の場合には、図示しないイヤピースに
接続される端子である。
【0015】次に、上記構成の簡易秘話システムの動作
について説明する。入力端子1から入力された音声信号
は、増幅回路2によってその後の信号処理に必要なレベ
ルまで増幅された後、第1FM変調部3に入力される。
第1FM変調部3では、この入力された音声信号によっ
て、所定周波数である100kHzの第1搬送波をFM変
調して、ミキサ回路4に入力する。
【0016】ミキサ回路4には、局部発振器5から95
kHzの局部発振周波数が入力されている。そのため、ミ
キサ回路4では、第1FM変調部3において変調された
中心周波数が100kHzのFM音声信号から、95kHz
の局部発振周波数が減算される結果、その出力には、5
kHzの低周波数に変換されたFM音声信号が送出される
ことになる。
【0017】この低周波数に変換されたFM音声信号
は、次の第2FM変調部6に入力され、ここで親機の場
合には380MHz、子機の場合には250MHzの第2搬
送波によってFM変調されて、送信アンテナ7から子機
側又は親機側に送信されることになる。つまり、送信ア
ンテナ7から送信される電波は、第1搬送波(100K
Hz)によってFM変調され、その後5kHzに周波数変換
されたFM音声信号を、第2搬送波によって再度FM変
調した信号であるため、この送信電波を他の受信機等で
受信し復調しても、意味の無い信号(ノイズが集まった
様な音)となるだけである。
【0018】一方、この送信電波は子機又は親機の受信
アンテナ11を介して受信され、第1FM復調部12に
入力される。そして、この第1FM復調部12におい
て、5kHzのFM音声信号に復調される。この復調され
たFM音声信号は、次の第2FM復調部13に与えら
れ、ここでfR 発振器14により発振された5kHzの信
号とミキサされて、元の音声信号に復調される。
【0019】そして、この復調された元の音声信号は、
ローパスフィルタを備えた増幅回路15によって不要成
分が除去されるとともに、所定レベルまで増幅された
後、出力端子16から出力される。すなわち、子機の場
合にはイヤピース6から送出され、親機の場合には通話
回路及びスピーチネットワーク回路を経由して電話回線
に送出される。
【0020】このように、本発明に係わるコードレス電
話機の簡易秘話システムは、送信系を2段のFM変調部
で構成するとともに、受信系を2段のFM復調部で構成
するといった簡単な回路構成で、通話時の秘話性を持た
せたものである。
【0021】なお、上記実施例では、第1搬送波を10
0kHzとしているが、これに限定されるものではなく、
300Hzから3400Hzの音声信号によって変調可能な
周波数であればよい。例えば、下は80kHz程度から上
は200kHz程度まで任意に設定可能である。また、ミ
キサ回路4によって変換される周波数を5kHzとしてい
るが、これに限定されるものではなく、6kHz、7k
Hz、・・・10kHz等、所定の周波数帯域幅内に収ま
るものであればよい。
【0022】
【発明の効果】本発明に係わるコードレス電話機の簡易
秘話システムは、親機及び子機の各送信系に、音声信号
によって所定周波数の第1搬送波をFM変調する第1F
M変調部と、この第1FM変調部により変調されたFM
音声信号を数kHzの低周波数に変換する周波数変換部
と、この周波数変換部により低周波数に変換されたFM
音声信号によって所定周波数の第2搬送波をFM変調す
る第2FM変調部とを備え、各受信系に、第2FM変調
部により変調されたFM変調波を受信して低周波数のF
M音声信号に復調する第1FM復調部と、この第1FM
復調部により復調されたFM音声信号を元の音声信号に
復調する第2FM復調部とを備えた構成としたので、極
めて簡単な回路構成で、通話時の秘話性を持たせること
ができる。すなわち、第3者による無線の盗聴を防止し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】親機及び子機のそれぞれの送信系に適用される
本発明の簡易秘話システムの電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】親機及び子機のそれぞれの受信系に適用される
本発明の簡易秘話システムの電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3 第1FM変調部 4 ミキサ回路 5 局部発振器 6 第2FM変調部 12 第1FM復調部 13 第2FM復調部 14 fR 発振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機に対して無線回
    線により接続される子機を備えたコードレス電話機にお
    いて、 前記親機及び前記子機のそれぞれには、 送信系に、音声信号によって所定周波数の第1搬送波を
    FM変調する第1FM変調部と、この第1FM変調部に
    より変調されたFM音声信号を数kHzの低周波数に変換
    する周波数変換部と、この周波数変換部により低周波数
    に変換されたFM音声信号によって所定周波数の第2搬
    送波をFM変調する第2FM変調部とを備え、 受信系に、前記第2FM変調部により変調されたFM変
    調波を受信して前記低周波数のFM音声信号に復調する
    第1FM復調部と、この第1FM復調部により復調され
    たFM音声信号を元の音声信号に復調する第2FM復調
    部とを備えたことを特徴とするコードレス電話機の簡易
    秘話システム。
JP6200364A 1994-08-25 1994-08-25 コードレス電話機の簡易秘話システム Pending JPH0865380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6200364A JPH0865380A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 コードレス電話機の簡易秘話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6200364A JPH0865380A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 コードレス電話機の簡易秘話システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0865380A true JPH0865380A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16423081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6200364A Pending JPH0865380A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 コードレス電話機の簡易秘話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0865380A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5884189A (en) Multiple-modes adaptable radiotelephone
JP2637624B2 (ja) コードレス電話機の送受信制御回路
US20030054842A1 (en) Methods and apparatus for simultaneously communicating voice and data in an analog cordless telephone system
CA2428926A1 (en) Methods and apparatus for simultaneously communicating voice and data in an analog cordless telephone system
US5140635A (en) Wireless telephone with frequency inversion scrambling
JPH0865380A (ja) コードレス電話機の簡易秘話システム
JP4805241B2 (ja) 無線中継機
KR200240971Y1 (ko) 이동무선전화단말기용 핸즈프리장치의 카라디오접속장치
JP2811696B2 (ja) コードレス電話装置
JPH0735477Y2 (ja) コードレス電話機
KR200205782Y1 (ko) 컴퓨터와 연결 가능한 무선 송수신기
KR20010058699A (ko) 무선 이어폰 마이크
KR200190082Y1 (ko) 휴대폰을 이용한 조회장치
JPH04249438A (ja) 秘話機能付コードレス電話装置
KR100627105B1 (ko) 자동차장착용중계기를이용한무선전화기와휴대폰의겸용방법
JP2584148B2 (ja) コードレス電話装置
JPH08340294A (ja) セルラー/コードレス電話装置
JP2002320002A (ja) 携帯型通信端末
KR19980021370A (ko) 무선전화기의 통화내용 도청방지 방법 및 장치
JPH0470230A (ja) 音声通信装置
JPH11127257A (ja) 無線中継機
JPH05268145A (ja) コードレス電話機
JPH07288489A (ja) 無線通信機
JPH0629243U (ja) 電話システム
JPS61166233A (ja) コ−ドレス電話装置