JP2584148B2 - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
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- JP2584148B2 JP2584148B2 JP3137651A JP13765191A JP2584148B2 JP 2584148 B2 JP2584148 B2 JP 2584148B2 JP 3137651 A JP3137651 A JP 3137651A JP 13765191 A JP13765191 A JP 13765191A JP 2584148 B2 JP2584148 B2 JP 2584148B2
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- Japan
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- circuit
- frequency
- mobile station
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高域成分を低域成分に
変換して送信し、受信時に低域変換信号を高域変換して
合成するコードレス電話装置に関する。
変換して送信し、受信時に低域変換信号を高域変換して
合成するコードレス電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のコードレス電話装置の構成
を示している。
を示している。
【０００３】図２において、１は基地局、２は移動局、
３は基地局１と移動局２との間の無線回線となる電波で
ある。４は基地局の制御回路、５は移動局の制御回路、
６は基地局１の無線受信回路、７は移動局２の無線受信
回路、８は基地局１の無線送信回路、９は移動局２の無
線送信回路、１０は電話回路網（スピーチネットワー
ク）、１１は移動局１のレシーバ駆動回路、１２は移動
局２の増幅器、１３、１４は空中線、１５は基地局１の
呼出ボタン、１６はレシーバ、１７はマイクロホン、１
８は移動局２の操作キー、１９は基地局１の復調回路、
２０は移動局２の復調回路、２１は基地局１の変調回路
であり、２２は移動局２の変調回路である。 次に、上
記構成の動作について説明する。
３は基地局１と移動局２との間の無線回線となる電波で
ある。４は基地局の制御回路、５は移動局の制御回路、
６は基地局１の無線受信回路、７は移動局２の無線受信
回路、８は基地局１の無線送信回路、９は移動局２の無
線送信回路、１０は電話回路網（スピーチネットワー
ク）、１１は移動局１のレシーバ駆動回路、１２は移動
局２の増幅器、１３、１４は空中線、１５は基地局１の
呼出ボタン、１６はレシーバ、１７はマイクロホン、１
８は移動局２の操作キー、１９は基地局１の復調回路、
２０は移動局２の復調回路、２１は基地局１の変調回路
であり、２２は移動局２の変調回路である。 次に、上
記構成の動作について説明する。
【０００４】電話回線からの通話相手の音声信号は、電
話回路網１０、変調回路２１、無線送信回路８の順序で
信号処理され、電波３（無線回線）を通じて基地局１か
ら移動局２に伝送される。この電波３は移動局２の無線
受信回路７で受信された後、復調回路２０で復調され、
レシーバ駆動回路１１で増幅されてレシーバ１６に出力
される。
話回路網１０、変調回路２１、無線送信回路８の順序で
信号処理され、電波３（無線回線）を通じて基地局１か
ら移動局２に伝送される。この電波３は移動局２の無線
受信回路７で受信された後、復調回路２０で復調され、
レシーバ駆動回路１１で増幅されてレシーバ１６に出力
される。
【０００５】逆に、マイクロホン１７から入力された送
話音声は、増幅器１２、変調回路２２、無線送信回路９
で信号処理され、電波３の無線回線を通じて移動局２か
ら基地局１に伝送される。この電波３は基地局１の無線
受信回路６で受信され、復調回路１９で復調されて電話
回路網１０から電話回線に出力される。
話音声は、増幅器１２、変調回路２２、無線送信回路９
で信号処理され、電波３の無線回線を通じて移動局２か
ら基地局１に伝送される。この電波３は基地局１の無線
受信回路６で受信され、復調回路１９で復調されて電話
回路網１０から電話回線に出力される。
【０００６】このように、上記従来例において、双方の
音声伝送は、電波３の無線回線を利用しており、その高
周波伝送特性で変調波の音声特性が制限される場合があ
る。また、無線回線の利用効率から、より狭帯化して無
線通信を行う場合が多く、無線帯域を越えないように変
調波の音声周波数帯幅を制限している。
音声伝送は、電波３の無線回線を利用しており、その高
周波伝送特性で変調波の音声特性が制限される場合があ
る。また、無線回線の利用効率から、より狭帯化して無
線通信を行う場合が多く、無線帯域を越えないように変
調波の音声周波数帯幅を制限している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、基地局１と移動局２との
間を結ぶ無線回線における周波数帯幅が制限された音声
帯域で通話しており、主に音声の高域成分が不足する。
このため、一般の有線電話機に対して、明瞭感のない通
話となる欠点があった。
来のコードレス電話装置では、基地局１と移動局２との
間を結ぶ無線回線における周波数帯幅が制限された音声
帯域で通話しており、主に音声の高域成分が不足する。
このため、一般の有線電話機に対して、明瞭感のない通
話となる欠点があった。
【０００８】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、一般の有線電話機と同等の高域を有する音声通話特
性が得られて、通話品質が向上する優れたコードレス電
話装置を提供することを目的とする。
り、一般の有線電話機と同等の高域を有する音声通話特
性が得られて、通話品質が向上する優れたコードレス電
話装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電話回線で接続される基地局と移動局とを
有し、基地局と移動局には、基地局と移動局との間の接
続およびダイヤル送出制御を行う制御回路と、制御デー
タおよび通話音声を変調し、且つ、周波数変換回路が設
けられた変調回路と、制御データおよび通話音声を復調
し、且つ、周波数変換回路が設けられた復調回路と、変
調電波を送信する無線送信回路と、変調電波を受信する
無線受信回路とを備え、変調回路の周波数変換回路で音
声信号の高域成分を分離し、低域変換して残りの音声帯
域に加えた後、変調して送信し、復調回路の周波数変換
回路で低域変換した高域成分を変換前の周波数に戻して
残りの音声帯域に加えるものである。
するために、電話回線で接続される基地局と移動局とを
有し、基地局と移動局には、基地局と移動局との間の接
続およびダイヤル送出制御を行う制御回路と、制御デー
タおよび通話音声を変調し、且つ、周波数変換回路が設
けられた変調回路と、制御データおよび通話音声を復調
し、且つ、周波数変換回路が設けられた復調回路と、変
調電波を送信する無線送信回路と、変調電波を受信する
無線受信回路とを備え、変調回路の周波数変換回路で音
声信号の高域成分を分離し、低域変換して残りの音声帯
域に加えた後、変調して送信し、復調回路の周波数変換
回路で低域変換した高域成分を変換前の周波数に戻して
残りの音声帯域に加えるものである。
【００１０】
【作用】したがって、本発明によれば、定められた周波
数帯幅により制限される音声帯域に不足する高域成分を
無線回線で伝送する前に予め分離し、無線回線の周波数
帯幅に制限されない低域成分に変換して送信する。そし
て、受信された信号から、低域変換されている信号を取
り出して、高域変換して残りの音声と合成することによ
り、一般の有線電話機と同等の高域を有する音声通話特
性が得られ、通話品質が向上する。
数帯幅により制限される音声帯域に不足する高域成分を
無線回線で伝送する前に予め分離し、無線回線の周波数
帯幅に制限されない低域成分に変換して送信する。そし
て、受信された信号から、低域変換されている信号を取
り出して、高域変換して残りの音声と合成することによ
り、一般の有線電話機と同等の高域を有する音声通話特
性が得られ、通話品質が向上する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１２】図１は一実施例の構成を示している。な
お、図２に示す従来例と同一の構成要素には同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
お、図２に示す従来例と同一の構成要素には同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【００１３】図１において、１は基地局、２は移動局、
３は基地局１と移動局２との間の無線回線となる電波で
ある。
３は基地局１と移動局２との間の無線回線となる電波で
ある。
【００１４】４は基地局の制御回路、５は移動局の制御
回路、６は基地局１の無線受信回路、７は移動局２の無
線受信回路、８は基地局１の無線送信回路、９は移動局
２の無線送信回路、１０は電話回路網（スピーチネット
ワーク）、１１は移動局１のレシーバ駆動回路、１２は
移動局２の増幅器、１３、１４は空中線、１５は基地局
１の呼出ボタン、１６はレシーバ、１７はマイクロホ
ン、１８は移動局２の操作キー、１９は基地局１の復調
回路、２０は移動局２の復調回路、２１は基地局１の変
調回路であり、２２は移動局２の変調回路である。
回路、６は基地局１の無線受信回路、７は移動局２の無
線受信回路、８は基地局１の無線送信回路、９は移動局
２の無線送信回路、１０は電話回路網（スピーチネット
ワーク）、１１は移動局１のレシーバ駆動回路、１２は
移動局２の増幅器、１３、１４は空中線、１５は基地局
１の呼出ボタン、１６はレシーバ、１７はマイクロホ
ン、１８は移動局２の操作キー、１９は基地局１の復調
回路、２０は移動局２の復調回路、２１は基地局１の変
調回路であり、２２は移動局２の変調回路である。
【００１５】２３、２５、３０は音声周波数帯域を分離
するフィルター回路であり、２４、２６、２７、２９は
分離された周波数成分を合成する合成回路である。
するフィルター回路であり、２４、２６、２７、２９は
分離された周波数成分を合成する合成回路である。
【００１６】次に、上記構成の動作について説明する。
電話回線からの通話相手先の音声信号はフィルター回路
２８で高域成分が分離され、合成回路２７にて低域変換
された後、残りの帯域（信号）と合成される。この時点
で音声帯域の周波数成分は、高域成分がカットされて低
域に変換されている。
電話回線からの通話相手先の音声信号はフィルター回路
２８で高域成分が分離され、合成回路２７にて低域変換
された後、残りの帯域（信号）と合成される。この時点
で音声帯域の周波数成分は、高域成分がカットされて低
域に変換されている。
【００１７】そして、変調回路２１でＦＭ変調された
後、無線送信回路８で高周波に変換されて空中線１３か
ら電波３として送信される。この電波３は音声帯域の高
域成分が低域に変換されているので、その占有周波数帯
域は従来のコードレス電話機から送信される電波と差は
ない。
後、無線送信回路８で高周波に変換されて空中線１３か
ら電波３として送信される。この電波３は音声帯域の高
域成分が低域に変換されているので、その占有周波数帯
域は従来のコードレス電話機から送信される電波と差は
ない。
【００１８】電波３は移動局２の空中線１４、無線受信
回路７を通じて復調回路２０で音声帯域に復調され、フ
ィルター回路２５に入力される。基地局１にて予め低域
変換されていた成分を分離し、合成回路２６で高域変換
した後、残りの成分と合成して原音を生成する。そし
て、レシーバ駆動回路１１を通じてレシーバ１６から出
力される。同様に移動局２のマイクロホン１７から入力
された送話音声も高域成分をフィルター回路３０にて分
離し、合成回路２９で低域変換された後、残りの成分と
合成されてから、変調回路２２、無線送信回路９、空中
線１４を通じて電波３として送信する。電波３は空中線
１３を通じて基地局１の無線受信回路６に入力され、さ
らに復調回路１９で復調された後、フィルター回路２３
で予めフィルター回路３０、２９にて低域変換されてい
る高域成分を分離して、合成回路２４で高域変換した
後、合成して元の周波数成分に再生して電話回路網１０
を通じて電話回線に出力する。
回路７を通じて復調回路２０で音声帯域に復調され、フ
ィルター回路２５に入力される。基地局１にて予め低域
変換されていた成分を分離し、合成回路２６で高域変換
した後、残りの成分と合成して原音を生成する。そし
て、レシーバ駆動回路１１を通じてレシーバ１６から出
力される。同様に移動局２のマイクロホン１７から入力
された送話音声も高域成分をフィルター回路３０にて分
離し、合成回路２９で低域変換された後、残りの成分と
合成されてから、変調回路２２、無線送信回路９、空中
線１４を通じて電波３として送信する。電波３は空中線
１３を通じて基地局１の無線受信回路６に入力され、さ
らに復調回路１９で復調された後、フィルター回路２３
で予めフィルター回路３０、２９にて低域変換されてい
る高域成分を分離して、合成回路２４で高域変換した
後、合成して元の周波数成分に再生して電話回路網１０
を通じて電話回線に出力する。
【００１９】このように上記実施例では、電話回線また
は移動局２のマイクロホン１７を通じて入力された音声
信号の周波数帯域の高域成分を予め分離して低域に変換
して合成し、無線帯域を広げることなく送信する。
は移動局２のマイクロホン１７を通じて入力された音声
信号の周波数帯域の高域成分を予め分離して低域に変換
して合成し、無線帯域を広げることなく送信する。
【００２０】この後、復調し、さらに元の高域成分を低
域からとりだし、高域変換して原音を再生するようにし
ているので、分離して低域変換した分、音声信号の高域
を伸ばすことができる。このため、通話品質、特にその
明瞭度と密接に関係のある音声の高域成分の改善を図る
ことができる。
域からとりだし、高域変換して原音を再生するようにし
ているので、分離して低域変換した分、音声信号の高域
を伸ばすことができる。このため、通話品質、特にその
明瞭度と密接に関係のある音声の高域成分の改善を図る
ことができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記説明から明らかなように、
定められた周波数帯幅により制限される音声帯域に不足
する高域成分を無線回線で伝送する前に予め分離し、無
線回線の周波数帯幅に制限されない低域成分に変換して
送信する。そして、受信された信号から、低域変換され
ている信号を取り出して、高域変換して残りの音声と合
成することにより、一般の有線電話機と同等の高域を有
する音声通話特性が得られて、通話品質が向上するとい
う効果を有する。
定められた周波数帯幅により制限される音声帯域に不足
する高域成分を無線回線で伝送する前に予め分離し、無
線回線の周波数帯幅に制限されない低域成分に変換して
送信する。そして、受信された信号から、低域変換され
ている信号を取り出して、高域変換して残りの音声と合
成することにより、一般の有線電話機と同等の高域を有
する音声通話特性が得られて、通話品質が向上するとい
う効果を有する。
【図１】本発明のコードレス電話装置の一実施例の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図２】従来のコードレス電話装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
１ 基地局 ２ 移動局 ３ 電波 ４、５ 制御回路 ６、７ 無線受信回路 ８、９ 無線送信回路 １９、２０ 復調回路 ２１、２２ 変調回路 ２３、２５、３０ フィルター回路 ２４、２６、２７、２９ 合成回路
Claims (1)
- 【請求項１】 電話回線で接続される基地局と移動局と
を有し、上記基地局と移動局には、基地局と移動局間と
の接続およびダイヤル送出制御を行う制御回路と、制御
データおよび通話音声を変調し、且つ、周波数変換回路
が設けられた変調回路と、制御データおよび通話音声を
復調し、且つ、周波数変換回路が設けられた復調回路
と、変調電波を送信する無線送信回路と、変調電波を受
信する無線受信回路とを備え、上記変調回路の周波数変
換回路で音声信号の高域成分を分離し、低域変換して残
りの音声帯域に加えた後、変調して送信し、上記復調回
路の周波数変換回路で低域変換した高域成分を変換前の
周波数に戻して残りの音声帯域に加えることを特徴とす
るコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137651A JP2584148B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137651A JP2584148B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | コードレス電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361451A JPH04361451A (ja) | 1992-12-15 |
| JP2584148B2 true JP2584148B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=15203627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3137651A Expired - Fee Related JP2584148B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | コードレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584148B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3137651A patent/JP2584148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04361451A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |