JP2558954B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2558954B2 JP2404853A JP40485390A JP2558954B2 JP 2558954 B2 JP2558954 B2 JP 2558954B2 JP 2404853 A JP2404853 A JP 2404853A JP 40485390 A JP40485390 A JP 40485390A JP 2558954 B2 JP2558954 B2 JP 2558954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話、自動車電話
をはじめとする移動体通信を目的とした、時分割多重伝
送方式の無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話、ページャーをはじめとする
移動体通信分野の急速な発展に伴い、最近では携帯電
話、携帯用ファクシミリなど幅広い応用分野への展開が
要望されている。また携帯電話は、自動車に設置された
パワーブースタと接続することによりRF出力を増幅
し、自動車電話としても使用できるようになってきてい
る。更にディジタル化により、移動無線機の収容能力を
向上させると共に、ISDN等のディジタル通信網に直
接接続することが実現されようとしている。
【0003】図2に従来の時分割多重伝送方式のディジ
タル携帯電話機の簡単なブロック図の例を示す。携帯電
話機の送信周波数は890〜915MHz、受信周波数
は935〜960MHzであり、その周波数帯域内をそ
れぞれ200KHzの間隔でRFチャネルが割り当てら
れている。最大送信出力は2Wであり、受信系の1st
IFは約70MHz、2ndIFは約1MHzを使用し
ている。
【0004】次に、図2の構成の動作について説明す
る。アンテナ3で受信した受信信号はアンテナ共用器4
を介して受信部22に供給される。受信部22ではシン
セサイザ17で発生した局部発振信号をもとに受信信号
を中間周波数に変換し、復調器24で復調する。復調さ
れた信号は秘話部27を通り、チャネルコーデック2
8、スピーチコーデック29でそれぞれディジタル符号
化される。ディジタル符号はD/Aコンバータ31でア
ナログ信号に変換され、音声信号制御部32でレシーバ
35、スピーカ36を制御して音声信号として受信す
る。33は音声信号量を調節するボリュームである。
【0005】一方送信時は、マイクロホン34で採取し
た音声は音声信号制御部32を経てA/Dコンバータ3
0でディジタル信号に変換され、スピーチコーデック2
9、チャネルコーデック28で復号化された後秘話部2
7を通ってバースト発生器25でバースト信号が混合さ
れ変調器23で変調する。変調信号は送信部21でシン
セサイザ17からの局部発振信号により周波数変換さ
れ、アンテナ共用器4を介してアンテナ3より送信され
る。
【0006】時分割多重伝送方式では、200KHz間
隔のRFチャネルを図3に示すように時分割し、更に8
つの通話チャンネルが得られるようにしてある。送信と
受信はバースト信号により交互に行われるため、携帯電
話機において送信と受信は交互に行われ、ディジタル処
理される。
【0007】更に携帯用電話機を8W、あるいは20W
にパワーアップし、自動車電話機として使用する場合
は、パワーブースタが用いられる。
【0008】図4に従来のパワーブースタのブロック図
例を示す。なお、携帯電話機とパワーブースタの接続は
通常、送信信号と受信信号共用のRF同軸ケーブル19
と、送信パワーやタイミング等を制御する数本の信号線
20および電源ケーブル41で行われる。
【0009】携帯電話機1のアンテナ共用器4から送ら
れた送信信号はRF同軸ケーブル19を介して送信/受
信分離フィルタ40に加えられ、送信信号が分離されて
送信フィルタ11、パワーアンプ10、パワーセンサ9
を経てアンテナ共用器2よりアンテナ8に供給される。
パワーアンプ10の増幅度はパワーセンサ9の出力によ
り制御される。
【0010】一方、アンテナ8で受信した受信信号はア
ンテナ共用器2を介してローノイズアンプ5に供給され
て増幅後受信フィルタ6、送信/受信分離フィルタ40
を通って携帯電話機1のアンテナ共用器4に加えられ
る。以降の動作は図2と同一である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記手
段によって携帯電話機とパワーブースタを接続しようと
する場合、パワーブースタ側にアンテナ共用器と同等の
性能を有する送信信号と受信信号を分離する送信/受信
分離フィルタ40が必要になる。送信周波数帯の上限で
ある915MHzと受信周波数帯の下限である935M
Hzでは20MHzしか離れていないため、これを分離
するためには急峻な減衰特性が要求される。このような
フィルタは高価であり、部品形状も大きくなりがちであ
る。また、携帯電話機とパワーブースタ間のケーブル長
は、パワーブースタを取り付ける位置や車の種類等によ
って一定ではないため、結果としてこの部分のRF信号
減衰量は一定ではない。このことは、特に受信系の雑音
指数に大きく影響し、その製品設計を困難にする原因と
なっている。
【0012】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、小型で安価な、そして携帯電話機とパワーブース
タ間のケーブル長に性能が左右されない無線通信装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、送信信号については無線通信機からパワー
ブースタへRF信号で受け渡しを行い、受信信号につい
ては、パワーブースタ内でIF信号に変換した後に無線
通信機に受け渡す構成にしたものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明によれば、RF帯の送信信
号と、IF帯の受信信号を同一のケーブルを使用して伝
送しても、その周波数差が大きいために送信信号と受信
信号を分離するための急峻な減衰特性を持つフィルタは
不要となる。この場合のフィルタは小型で安価なもので
構成できる。また、ケーブル長の変化に対しても、受信
系のIF信号の損失が増減することになり、これによる
受信機の雑音指数の変化は少ない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明
する。図1は本発明の一実施例であり、携帯電話機51
と、パワーブースタ52の接続を示したものである。パ
ワーブースタ52において、8はアンテナ、2はアンテ
ナ共用器、5はローノイズアンプ、6は受信フィルタ、
9はパワーセンサ、10はパワーアンプ、11は送信フ
ィルタであり、これらは図4の各部と同一である。7は
ミキサ、14はIF(中間周波)アンプ、13はコンバ
イナ、15、16はバッファアンプである。
【0016】携帯電話機51において、3はアンテナ、
4はアンテナ共用器である。53はローノイズアンプ、
54は受信フィルタ、55はミキサ、56はスイッチ、
57はIFフィルタ、58はAGCアンプで、これらは
図2の受信部22に相当する。59はシンセサイザで、
シンセサイザ59は、送信と受信のタイミングに応じて
周波数を切りかえるものであり、送信のタイミングで
は、従来のベースバンド部67からの送信データによっ
てディジタル変調がかかっている。受信時には、シンセ
サイザ59は第1ローカル信号を発生する。60,61
はバッファアンプ、62はスイッチ、63はコンバイ
ナ、64は送信フィルタ、65はパワーアンプ、66は
パワーセンサである。バッファアンプ60、送信フィル
タ64、パワーアンプ65、パワーセンサ66で図2の
送信部21を構成する。ベースバンド部67は図2の変
調器23〜スピーカ36の各部から成っている。
【0017】携帯電話機51をパワーブースタ52に接
続すると、携帯電話器51内のスイッチ56、62がパ
ワーコンバイナ63側に切りかわる。シンセサイザ59
からの900MHz帯の信号はバッファアンプ61、ス
イッチ62、コンバイナ63、パワーブースタ52側に
伝送され、その信号はパワーブースタ52内で送信時は
送信信号として、受信時は第1ローカル信号として使用
される。すなわち、送信時は図2と同様にして得られた
変調器23の出力がスイッチ62、コンバイナ63、1
3を経て送信部としてのバッファアンプ12、送信フィ
ルタ11、パワーアンプ10、パワーセンサ9を通り、
アンテナ共用器2を介してアンテナ8により送信され
る。
【0018】一方受信時は、シンセサイザ59の出力は
スイッチ62、コンバイナ63、13およびバッファア
ンプ16を通って第1ローカル信号としてミキサ7に加
えられる。ミキサ7ではアンテナ8で受信しアンテナ共
用器2、ローノイズアンプ5、受信フィルタ6を通って
加えられた受信信号と混合され、中間周波数に変換され
てIFアンプ14を通り、コンバイナ13、63、スイ
ッチ56を経てIFフィルタ57、AGCアンプ58を
経てベースバンド部67に受信される。ベースバンド部
67での動作は図2の場合と同様である。
【0019】パワーブースタ52を接続しないときは、
携帯電話機51の動作は次のようになる。スイッチ5
6、62のコンバイナ63への経路はしゃ断され、スイ
ッチ56はミキサ55とIFフィルタ57を、スイッチ
62はバッファアンプ12とミキサ55とを各々接続す
る。
【0020】送信時は送信出力はバッファアンプ60、
送信フィルタ64、パワーアンプ65、パワーセンサ6
6よりなる送信部を介してアンテナ共用器4に供給さ
れ、アンテナより送信される。
【0021】一方受信時は、アンテナ共用器4、ローノ
イズアンプ53、受信フィルタ54を通ってミキサ55
に加えられた受信信号は、バッファアンプ61で増幅さ
れスイッチ62を通ってきたシンセサイザ59の出力と
混合されて中間周波数に変換され、スイッチ56、IF
フィルタ57、AGCアンプ58を通ってベースバンド
部67に加えられる。
【0022】上記実施例によれば、RF帯の送信信号
と、IF帯の受信信号をコンバイナを使って混合し、同
軸ケーブル19を使用して2種類の信号を伝送し、再び
コンバイナで分離する方式を使用しているため、コンバ
イナ13、63は簡単なフィルタ回路を用い、小型で安
価に実現できる。また受信系の雑音指数は、パワーブー
スタ52のアンテナ3からIFアンプ14までの回路構
成によって大きく変化するが、その後のコンバイナ13
や同軸ケーブル19による影響は少ないため、同軸ケー
ブル19の長さによって、受信性能が大きく影響を受け
ることがなくなる。
【0023】なお上記実施例では携帯電話機を例にとっ
ているが、本発明が他の無線通信機に応用できることは
言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記実施例に示したように、パ
ワーブースタ内のフィルタを小型で安価に実現し、更に
無線機とパワーブースタ間の同軸ケーブルの長さによっ
て受信性能を変化させないという効果を有するものであ
り、小型高性能で安価な無線通信装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における無線津信装置のブロッ
ク図
【図2】従来の時分割多重伝送方式ディジタル自動車電
話移動機の一例を示すブロック図
【図3】時分割多重方式の概念の一例を示す概念図
【図4】従来のパワーブースタの一例を示すブロック図
【符号の説明】
2、4 アンテナ共用器 6 受信フィルタ 7 ミキサ 11 送信フィルタ 13 コンバイナ 54 受信フィルタ 55 ミキサ 56 スイッチ 59 シンセサイザ 62 スイッチ 63 コンバイナ 64 送信フィルタ 67 ベースバンド部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機とパワーブースタとを備え、
    前記無線通信機は変調信号送信する送信手段と、受信
    信号を受信して中間周波信号に変換する受信手段と、送
    信時は被変調信号として、受信時はローカル信号として
    動作する信号を発生するシンセサイザと、前記無線通信
    機を前記パワーブースタに接続するか否かにより前記受
    信手段または前記シンセサイザに選択的に接続された第
    1のコンバイナとを有しており、前記パワーブースタは
    前記無線通信機からの送信信号を増幅する増幅手段と、
    受信した無線信号を中間周波信号に変換する変換手段
    と、前記増幅手段と変換手段とに接続された第2のコン
    バイナとを有しており、前記第1のコンバイナと第2の
    コンバイナは高周波ケーブルで接続されている無線通信
    装置。
  2. 【請求項2】 パワーブースタの変換手段のローカル信
    号として無線通信機のシンセサイザ出力を使用し、前記
    交換手段の出力を前記無線通信機の受信手段の中間周波
    段に入力する請求項1に記載無線通信装置。
  3. 【請求項3】 無線通信機はアンテナに接続されたアン
    テナ共用器と、受信信号の周波数を中間周波数に変換す
    る周波数変換手段と、アンテナから送信するための送信
    信号を処理する送信手段と、中間周波信号を復調し、か
    つ送信変調信号を作成するベースバンド部とを有してい
    る請求項1に記載の無線通信装置。
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