JPH08274679A - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置Info
- Publication number
- JPH08274679A JPH08274679A JP7077728A JP7772895A JPH08274679A JP H08274679 A JPH08274679 A JP H08274679A JP 7077728 A JP7077728 A JP 7077728A JP 7772895 A JP7772895 A JP 7772895A JP H08274679 A JPH08274679 A JP H08274679A
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- JP
- Japan
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- transmission
- reception
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信と受信で1つのアンテナを兼用する携帯
電話装置において、送信時および受信時の両方で最適な
整合を取る。 【構成】 TDMA(時分割多元接続)伝送方式にて通
信を行うとともに、送信受信兼用のアンテナ4を有する
携帯電話装置において、整合特性を切り換えることがで
きるよう構成された可変整合回路6と、送信時と受信時
でこの可変制御回路の整合特性を切り換えるための制御
信号を送出する制御回路13とを設ける。
電話装置において、送信時および受信時の両方で最適な
整合を取る。 【構成】 TDMA(時分割多元接続)伝送方式にて通
信を行うとともに、送信受信兼用のアンテナ4を有する
携帯電話装置において、整合特性を切り換えることがで
きるよう構成された可変整合回路6と、送信時と受信時
でこの可変制御回路の整合特性を切り換えるための制御
信号を送出する制御回路13とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA(時分割多元接
続)伝送方式にて通信を行う携帯電話装置に関するもの
であり、特に送信と受信で1つのアンテナを共用する構
成の携帯電話装置に関するものである。
続)伝送方式にて通信を行う携帯電話装置に関するもの
であり、特に送信と受信で1つのアンテナを共用する構
成の携帯電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムとして実用化されて
いるデジタル携帯電話装置は、単一の周波数に複数のチ
ャンネルを時分割で利用するTDMA(時分割多元接
続)方式が採用されている。
いるデジタル携帯電話装置は、単一の周波数に複数のチ
ャンネルを時分割で利用するTDMA(時分割多元接
続)方式が採用されている。
【0003】ところで、このような携帯電話装置では送
信と受信で1つのアンテナを共用するのが一般的であ
り、例えば図2に示すように構成される。すなわち図2
において、1は送信回路、2は受信回路、3は送信信号
と受信信号を周波数によって分離するデュプレクサ、4
は送信受信兼用のアンテナ、5はアンテナ4と送信回路
1もしくは受信回路2の整合を取るための整合回路であ
る。
信と受信で1つのアンテナを共用するのが一般的であ
り、例えば図2に示すように構成される。すなわち図2
において、1は送信回路、2は受信回路、3は送信信号
と受信信号を周波数によって分離するデュプレクサ、4
は送信受信兼用のアンテナ、5はアンテナ4と送信回路
1もしくは受信回路2の整合を取るための整合回路であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、整合回路5は送信回路1および受信回路2のいず
れかに、或いは送信周波数と受信周波数の中間に整合を
とるべく整合特性が調整される。ところが、送信周波数
と受信周波数の間隔が比較的小さい場合にはこのような
従来技術でも十分対応が可能であるが、例えばわが国の
800MHz帯のデジタル方式自動車電話システムで
は、送信周波数と受信周波数の間隔が130MHzもあ
り、このような従来技術によって送信と受信の両方の帯
域で良好な整合を取ることは極めて困難であり、この結
果、アンテナ4と送信回路1および受信回路2の不整合
により、送信および受信性能が損なわれるという問題点
があった。
ては、整合回路5は送信回路1および受信回路2のいず
れかに、或いは送信周波数と受信周波数の中間に整合を
とるべく整合特性が調整される。ところが、送信周波数
と受信周波数の間隔が比較的小さい場合にはこのような
従来技術でも十分対応が可能であるが、例えばわが国の
800MHz帯のデジタル方式自動車電話システムで
は、送信周波数と受信周波数の間隔が130MHzもあ
り、このような従来技術によって送信と受信の両方の帯
域で良好な整合を取ることは極めて困難であり、この結
果、アンテナ4と送信回路1および受信回路2の不整合
により、送信および受信性能が損なわれるという問題点
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
技術の問題点に鑑みなされたものであり、TDMA(時
分割多元接続)伝送方式にて通信を行うとともに、送信
受信兼用のアンテナを有する携帯電話装置において、整
合特性を切り換えることができるよう構成された可変整
合回路と、送信時と受信時で前記可変制御回路の整合特
性を切り換えるための制御信号を送出する制御回路とを
有することを特徴とするものである。
技術の問題点に鑑みなされたものであり、TDMA(時
分割多元接続)伝送方式にて通信を行うとともに、送信
受信兼用のアンテナを有する携帯電話装置において、整
合特性を切り換えることができるよう構成された可変整
合回路と、送信時と受信時で前記可変制御回路の整合特
性を切り換えるための制御信号を送出する制御回路とを
有することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】従って本発明による携帯電話装置によれば、T
DMAの切換えタイミングに従って、制御回路によって
可変整合回路の整合特性が切り換えられ、送信回路およ
び受信回路とアンテナとの整合が取られる。
DMAの切換えタイミングに従って、制御回路によって
可変整合回路の整合特性が切り換えられ、送信回路およ
び受信回路とアンテナとの整合が取られる。
【0007】
【実施例】以下図面に従って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明による携帯電話装置を示すブロック図
であり、図において、1は送信回路、2は受信回路、3
は送信信号と受信信号を周波数によって分離するデュプ
レクサ、4は送信受信兼用のアンテナ、6はアンテナ4
と送信回路1もしくは受信回路2の整合を取るための可
変整合回路である。この可変整合回路6は回路の構成や
各素子の定数を送信時と受信時で切り換えることにより
送信受信の各々の状態で最適な整合となるように構成さ
れる。7はベースバンド信号を処理するベースバンド回
路、8は装置全体を制御する主制御回路、9は音声信号
の符号化、復号化を行うコーデック回路、10はアナロ
グ音声信号を処理する音声回路、11は受話スピーカ、
12は送話マイクロホン、13は主制御回路8の制御に
基づいて可変整合回路6を制御する制御回路である。
る。図1は本発明による携帯電話装置を示すブロック図
であり、図において、1は送信回路、2は受信回路、3
は送信信号と受信信号を周波数によって分離するデュプ
レクサ、4は送信受信兼用のアンテナ、6はアンテナ4
と送信回路1もしくは受信回路2の整合を取るための可
変整合回路である。この可変整合回路6は回路の構成や
各素子の定数を送信時と受信時で切り換えることにより
送信受信の各々の状態で最適な整合となるように構成さ
れる。7はベースバンド信号を処理するベースバンド回
路、8は装置全体を制御する主制御回路、9は音声信号
の符号化、復号化を行うコーデック回路、10はアナロ
グ音声信号を処理する音声回路、11は受話スピーカ、
12は送話マイクロホン、13は主制御回路8の制御に
基づいて可変整合回路6を制御する制御回路である。
【0008】次に本発明による携帯電話装置の動作を説
明する。送話マイクロホン12から入力された音声は、
音声回路10でデジタル信号に変換された後、コーデッ
ク回路9にて、例えばVSELP等の符号化処理がなさ
れる。その後ベースバンド回路7を経て送信回路1へ送
られ、ここで例えばπ/4シフトQPSK変調が行われ
た後、デュプレクサ3、可変整合回路6を経てアンテナ
4から送信される。
明する。送話マイクロホン12から入力された音声は、
音声回路10でデジタル信号に変換された後、コーデッ
ク回路9にて、例えばVSELP等の符号化処理がなさ
れる。その後ベースバンド回路7を経て送信回路1へ送
られ、ここで例えばπ/4シフトQPSK変調が行われ
た後、デュプレクサ3、可変整合回路6を経てアンテナ
4から送信される。
【0009】一方、アンテナ4にて受信される基地局か
らの電波は可変整合回路6、デュプレクサ3を経て受信
回路2にて復調された後ベースバンド回路7を経て、コ
ーデック回路9で復号され、音声回路10でアナログ音
声信号に変換され、受話スピーカ11から送出される。
らの電波は可変整合回路6、デュプレクサ3を経て受信
回路2にて復調された後ベースバンド回路7を経て、コ
ーデック回路9で復号され、音声回路10でアナログ音
声信号に変換され、受話スピーカ11から送出される。
【0010】送信および受信は時分割で行われ、主制御
回路8の制御によって各回路ブロックが制御される。そ
して、制御回路13はこのような送信受信の切換タイミ
ングを主制御装置8から受け、これに基づいて可変整合
回路6に対し送信受信切換信号を与える。これによっ
て、可変整合回路6は、送信時には送信回路1に整合が
取られ、受信時には受信回路2に整合が取られることに
なる。
回路8の制御によって各回路ブロックが制御される。そ
して、制御回路13はこのような送信受信の切換タイミ
ングを主制御装置8から受け、これに基づいて可変整合
回路6に対し送信受信切換信号を与える。これによっ
て、可変整合回路6は、送信時には送信回路1に整合が
取られ、受信時には受信回路2に整合が取られることに
なる。
【0011】
【発明の効果】従来技術によれば、送信受信兼用のアン
テナと、送信回路および受信回路との整合を1つの整合
回路で行う場合、周波数の異なった送信および受信の両
帯域で最適の整合を取ることは困難であり、送信もしく
は受信の性能が損なわれるという問題点があったが、以
上説明したように、本発明による携帯電話装置によれ
ば、送信時および受信時各々の状態で最適な整合を取る
ことが可能となり、優れた特性の携帯電話装置を実現す
ることが可能となる。
テナと、送信回路および受信回路との整合を1つの整合
回路で行う場合、周波数の異なった送信および受信の両
帯域で最適の整合を取ることは困難であり、送信もしく
は受信の性能が損なわれるという問題点があったが、以
上説明したように、本発明による携帯電話装置によれ
ば、送信時および受信時各々の状態で最適な整合を取る
ことが可能となり、優れた特性の携帯電話装置を実現す
ることが可能となる。
【図1】本発明による携帯電話装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 送信回路 2 受信回路 3 デュプレクサ 4 アンテナ 6 可変整合回路 8 主制御回路 13 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 TDMA(時分割多元接続)伝送方式に
て通信を行うとともに、送信受信兼用のアンテナを有す
る携帯電話装置において、整合特性を切り換えることが
できるよう構成された可変整合回路と、送信時と受信時
で前記可変制御回路の整合特性を切り換えるための制御
信号を送出する制御回路とを有することを特徴とする携
帯電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077728A JPH08274679A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077728A JPH08274679A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 携帯電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08274679A true JPH08274679A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13641968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7077728A Pending JPH08274679A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 携帯電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08274679A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6526263B1 (en) | 1998-08-28 | 2003-02-25 | Nec Corporation | Antenna impedance adjuster |
JP2003309489A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Nec Saitama Ltd | 携帯無線機 |
JP2012175399A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Furuno Electric Co Ltd | アンテナチューナ、無線通信システム、整合回路の回路定数設定方法、および整合回路の回路定数設定プログラム |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7077728A patent/JPH08274679A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6526263B1 (en) | 1998-08-28 | 2003-02-25 | Nec Corporation | Antenna impedance adjuster |
JP2003309489A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Nec Saitama Ltd | 携帯無線機 |
JP2012175399A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Furuno Electric Co Ltd | アンテナチューナ、無線通信システム、整合回路の回路定数設定方法、および整合回路の回路定数設定プログラム |
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