JPH0414325A

JPH0414325A - アンテナ装置

Info

Publication number: JPH0414325A
Application number: JP2118937A
Authority: JP
Inventors: Sumio Endo; 純夫遠藤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-05-08
Filing date: 1990-05-08
Publication date: 1992-01-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、セルラ自動車電話システムの携帯電話機等に
利用するアンテナ装置に関する。

従来の技術一般に、セルラ自動車電話システムにおいては、無線通
信を行うサービスエリアを多数の小無線ゾーンに分割し
、各ゾーンの基地局により携帯電話機の送信チャネルと
受信チャネルを制御する。

第４図は、従来の携帯電話機の概略構成を示し、第５図
は、第４図の共用器の構成を示している。

第４図及び第５図において、１は、送受信兼用のアンテ
ナ、２は、アンテナ１を送受信に兼用するための共用器
、３は、シンセサイザ５からの局部発振周波数の信号に
より、共用器２からの信号を低周波に変換等する受信機
、４は、シンセサイザ５からの局部発振周波数の信号に
より、音声信号や制御信号を高周波に変換等する送信機
である。

シンセサイザ５は、制御部６の制御により、受信チャネ
ルと送信チャネルに応じた局部発振周波数を発生し、そ
れぞれ受信機３と送信機４に出力し、制御部６は、基地
局の指定により受信チャネルと送信チャネルを指定する
。

７は、受信機３を介して受信した音声信号を再生する受
話器、８は、送話音声を送信機４を介して送信するため
の送話器、９は、ダイヤルボタンや機能ボタン、１０は
、送信機３、受信機４、シンセサイザ５や制御部６等に
電源電圧を供給する電源である。

共用器２は第５図に示すように、受信用帯域通過フィ、
ルタ（ＢＰＦ　）２ａの入力端と送信用ＢＰＦ２ｂの出
力端がアンテナ１に共通に接続されるように構成され、
送信用ＢＰＦ２ａと受信用ＢＰＦ２ｂは、送信機４の出
力信号に含まれる不要雑音やスプリアスを受信機３に混
入しないように除去し、受信周波数のみを通過させて受
信機３に出力する。

ここで、送信用ＢＰＦ２ａ、受信用ＢＰＦ２ｂは共に、
一般に２０〜２５　ＭＨｚの周波数帯域幅と５０ｄＢ以
上の減衰量の特性を有する選択性の高いフィルタであり
、したがって、上記従来例によれば、送信機４の出力信
号がアンテナ１を介して送信されるとともに、受信機３
に対しては減衰されるので、アンテナ１を送受信に兼用
することができる。

発明が解決しようとする課題しかしながら、上記従来のアンテナ装置では、例えば送
信機４の出力がＩＷ（３０ｄｔ＋＋１　）、６Ｗ（３８
ｄｂｍ）である場合に、９００　Ｍｌ（ｚ帯で４５ＭＨ
ｚ又は３５ＭＨｚの離調点において受信機３の入力を一
１０ｄｂｉ程度に抑制するために４０〜５０ｄＢの減衰
が必要と仮定すると、５〜６段の送信用ＢＰＦ２ａと、
６〜７段の受信用ＢＰＦ２ｂが必要となり、また、この
要件を満足する送信用ＢＰＦ２ａと受信用ＢＰＦ２ｂを
小型に実現するためには、高価な誘電体フィルタが必要
となるという問題点がある。

また、アンテナ１は、９００ＭＨ２帯の送受信周波数間
隔と５５〜８ＱＭＨｚの帯域において利得変化を少な（
するためには高度の特性が必要となるという問題点があ
る。

本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、安価
で小型のアンテナ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段本発明は上記目的を達成するために、受信用アンテナと
送信用アンテナを別個に構成するとともに、受信用フィ
ルタと送信用フィルタを別個に構成したものである。

作用本発明は上記構成により、送信信号が受信機に侵入する
ことがな（なるので、受信用フィルタと送信用フィルタ
の段数を減少することができ、したがって、安価で小型
のアンテナ装置を実現することができる。

実施例以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明に係るアンテナ装置の一実施例を用いた携帯
用電話機を示すブロック図、第２図は、第１図のアンテ
ナを示す斜視図、第３図は、第１図の受信フィルタと送
信フィルタの詳細な構成を示す説明図である。

第１図において、１１は、受信用アンテナ、１２は、送
信用アンテナであり、受信用アンテナ１１と送信用アン
テナ１２は第２図に示すように、平行になるように絶縁
性バー２５を介して結合されるとともに、携帯用電話機
の筐体２６に引き出し自在に取り付けられている。尚、
受信用アンテナ１１と送信用アンテナ１２の長さはそれ
ぞれ、受信周波数、送信周波数のλ／４又は３λ／４で
ある。

１３は、フィルタ制御器２３の制御により後述するよう
に、受信アンテナ１１を介して受信した信号のうち受信
チャネルの周波数を通過させる受信フィルタ、１４は、
シンセサイザ２１からの局部発振周波数により、受信フ
ィルタ１３が出力する高周波信号を周波数変換し、音声
信号や制御信号等のベースバンド信号に復調等する受信
機、１５は、この携帯用電話機全体を制御する制御装置
、１６は、受信機１４により復調された受話用音声信号
を再生するスピーカ、１７は、ダイヤルボタンや機能ボ
タンである。

１８は、送話用音声を音声信号に変換するマイクロホン
、１９は、マイクロホン１８により変換された音声信号
や制御装置１５からの制御信号を変調し、シンセサイザ
２１からの局部発振周波数により周波数変換等する送信
機、２０は、フィルタ制御器２３の制御により後述する
ように、送信機１９が出力する周波数のうち送信チャネ
ルの周波数を通過させて送信アンテナ１２に出力する送
信フィルタである。

２２は、第２図に詳しく示すように、受信用アンテナ１
１と送信用アンテナ１２が共に筐体２６から引き出され
たときにオンになるマイクロスイッチ、２４は、受信機
１４、送信機１９、シンセサイザ２１や制御部１５等に
電源電圧を供給する電源であり、電源２４は、マイクロ
スイッチ２２がオンのときに、制御装置１５の制御によ
り電源を供給する。

第３図において、３１は、受信アンテナ１１が受信周波
数帯域に応じた位置のタップに接続され、一端が電圧可
変用ダイオード３２のアノードに接続され、他端が接地
された同調コイルであり、電圧可変用ダイオード３２の
カソードは結合コンデンサ３３の一端に接続され、結合
コンデンサ３３の他端は接地されている。

３４は、アノードが同調コイル３５の一端に接続され、
カソードが電圧可変用ダイオード３２のカソードと結合
コンデンサ３３の間に接続されるとともに、チョークコ
イル３７の一端に接続された電圧可変用ダイオードであ
り、同調コイル３５の受信周波数に応じた位置のタップ
が受信機１４に接続され、同調コイル３５の他端は接地
されている。

チョークコイル３７の他端はフィルタ制御器２３に接続
されるとともに、コンデンサ３８の一端に接続され、コ
ンデンサ３８の他端は接地され、これらの部材が受信フ
ィルタ１３を構成している。

尚、送信フィルタ２０は、受信フィルタ１３と同様であ
るので、詳細な回路構成を省略する。

次に、上記実施例の動作を説明する。

基地局（図示省略）からの指定により、制御装置１５が
受信チャネル、送信チャネルの周波数に応じたチャネル
制御信号を周波数シンセサイザ２１とフィルタ制御器２
３に出力すると、周波数シンセサイザ２１は、受信チャ
ネル、送信チャネルに応じた局部発振周波数をそれぞれ
発生して受信機１４、送信機１９に出力し、また、フィ
ルタ制御器２３は、受信チャネル、送信チャネルの周波
数に応じた制御電圧をそれぞれ発生して受信フィルタ１
３、送信フィルタ２０に印加する。

この制御電圧は、受信フィルタ１３、送信フィルタ２０
のチョークコイル３７を介して電圧可変ダイオード３２
．３４と結合コンデンサ３３に印加され、したがってこ
の印加電圧により、受信フィルタ１３、送信フィルタ２
ｏがそれぞれ受信周波数、送信周波数に同調する。

したがって、上記実施例によれば、受信フィルタ１３と
送信フィルタ２０が別個に構成されているので、安価で
小型のアンテナ装置を実現することができる。

発明の詳細な説明したように、本発明は、受信用アンテナと送信用
アンテナを別個に構成するとともに、受信用フィルタと
送信用フィルタを別個に構成したので、送信信号が受信
機に侵入することがなくなり、したがって、受信用フィ
ルタと送信用フィルタの段数を減少することができるの
で、安価で小型のアンテナ装置を実現することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るアンテナ装置の一実施例を用い
た携帯用電話機を示すブロック図、第２図は、第１図の
アンテナを示す斜視図、第３図は、第１図の受信フィル
タと送信フィルタの詳細な構成を示す説明図、第４図は
、従来の携帯電話機を示すブロック図、第５図は、第４
図の共用器を示すブロック図である。１１・・・受信用アンテナ、１２・・・送信用アンテナ
、１３・・・受信フィルタ、１４・・・受信機、１５・
・・制御装置、１９・・・送信機、２０・・・送信フィ
ルタ、２２・・・マイクロスイッチ、２３・・・フィル
タ制御器、２４・・・電源、。代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝はか１名筆図／２−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）受信用の第１のアンテナと、前記第１のアンテナ
を介して受信した信号の受信チャネルの周波数を通過さ
せる第１のフィルタと、送信チャネルの周波数を通過さ
せる第２のフィルタと、前記第２のフィルタを通過した
周波数の信号を電波として放射する送信用の第２のアン
テナを有するアンテナ装置。
（２）前記第１、第２のフィルタはそれぞれ、印加電圧
により同調周波数が制御可能なトラッキングフィルタで
あり、受信チャネルと送信チャネルに応じた電圧をそれ
ぞれ前記第１、第２のフィルタに印加することを特徴と
する請求項（１）記載のアンテナ装置。
（３）前記第１、第２のアンテナは、携帯電話機の筐体
に引き出し自在に取り付けられた請求項（１）又は（２
）記載のアンテナ装置。
（４）前記第１、第２のアンテナが携帯電話機の筐体か
ら引き出されたときに携帯無線機の電源がオンになるこ
とを特徴とする請求項（３）記載のアンテナ装置。