JPH1032881A - セルラーコードレス電話機 - Google Patents
セルラーコードレス電話機Info
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- JPH1032881A JPH1032881A JP8206402A JP20640296A JPH1032881A JP H1032881 A JPH1032881 A JP H1032881A JP 8206402 A JP8206402 A JP 8206402A JP 20640296 A JP20640296 A JP 20640296A JP H1032881 A JPH1032881 A JP H1032881A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各部の共用化を図ることにより、機器の小
型、軽量化及び低価格化を実現し、消費電力を減らして
電池の長寿命化を可能にするセルラーコードレス電話機
を提供する。 【解決手段】 セルラー電話とコードレス電話との機能
を兼ね備えたセルラーコードレス電話機において、コー
ドレス電話の送受信周波数帯域として、セルラー電話の
送受信周波数帯域に近接した帯域を使用し、セルラー電
話及びコードレス電話における共用のアンテナ４と、セ
ルラー電話及びコードレス電話における共用の無線機５
とを設ける。機器の小型化、軽量化及び低価格化が可能
となり、且つ、消費電力を低減することができる。
型、軽量化及び低価格化を実現し、消費電力を減らして
電池の長寿命化を可能にするセルラーコードレス電話機
を提供する。 【解決手段】 セルラー電話とコードレス電話との機能
を兼ね備えたセルラーコードレス電話機において、コー
ドレス電話の送受信周波数帯域として、セルラー電話の
送受信周波数帯域に近接した帯域を使用し、セルラー電
話及びコードレス電話における共用のアンテナ４と、セ
ルラー電話及びコードレス電話における共用の無線機５
とを設ける。機器の小型化、軽量化及び低価格化が可能
となり、且つ、消費電力を低減することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として屋外で使
用するセルラー電話機と主として屋内で使用するコード
レス電話機との２つの機能を備えたセルラーコードレス
電話機に関し、特に、機器の小型化、軽量化と低消費電
力化を図るものである。
用するセルラー電話機と主として屋内で使用するコード
レス電話機との２つの機能を備えたセルラーコードレス
電話機に関し、特に、機器の小型化、軽量化と低消費電
力化を図るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、セルラーコードレス電話機として
ＵＳＰ４，９８９，２３０（Ｊａｎ．２９．１９９１）
に記載されたものが知られている。このセルラーコード
レス電話機は、図６に示すように、セルラー周波数帯域
（送信周波数８２４．０４ＭＨｚ〜８４８．９７ＭＨ
ｚ、受信周波数８６９．０４ＭＨｚ〜８９３．９７ＭＨ
ｚ）の電波を送受信するセルラー専用のアンテナ11と、
送信信号をセルラー送信周波数帯域の信号に変調し、ま
た、セルラー受信周波数帯域の信号を復調するセルラー
専用無線機13と、コードレス周波数帯域（２５０／４０
０ＭＨｚ）の電波を送受信するコードレス専用アンテナ
12と、送信信号をコードレス送信周波数帯域の信号に変
調し、また、コードレス受信周波数帯域の信号を復調す
るコードレス専用無線機14と、セルラー及びコードレス
の各方式に応じてセルラー専用無線機13及びコードレス
専用無線機14の動作を制御する制御部６と、電話機の状
態を表示する表示部７と、入力操作が行なわれる操作部
８と、音声を放声するスピーカ９と、音声を入力するマ
イク10とを備えている。
ＵＳＰ４，９８９，２３０（Ｊａｎ．２９．１９９１）
に記載されたものが知られている。このセルラーコード
レス電話機は、図６に示すように、セルラー周波数帯域
（送信周波数８２４．０４ＭＨｚ〜８４８．９７ＭＨ
ｚ、受信周波数８６９．０４ＭＨｚ〜８９３．９７ＭＨ
ｚ）の電波を送受信するセルラー専用のアンテナ11と、
送信信号をセルラー送信周波数帯域の信号に変調し、ま
た、セルラー受信周波数帯域の信号を復調するセルラー
専用無線機13と、コードレス周波数帯域（２５０／４０
０ＭＨｚ）の電波を送受信するコードレス専用アンテナ
12と、送信信号をコードレス送信周波数帯域の信号に変
調し、また、コードレス受信周波数帯域の信号を復調す
るコードレス専用無線機14と、セルラー及びコードレス
の各方式に応じてセルラー専用無線機13及びコードレス
専用無線機14の動作を制御する制御部６と、電話機の状
態を表示する表示部７と、入力操作が行なわれる操作部
８と、音声を放声するスピーカ９と、音声を入力するマ
イク10とを備えている。
【０００３】この電話機では、セルラー通話が、セルラ
ー専用アンテナ11とセルラー専用無線機13とを使用して
行なわれ、コードレス通話が、コードレス専用アンテナ
12とコードレス専用無線機14とを用いて行なわれる。
ー専用アンテナ11とセルラー専用無線機13とを使用して
行なわれ、コードレス通話が、コードレス専用アンテナ
12とコードレス専用無線機14とを用いて行なわれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のセルラ
ーコードレス電話機は、セルラー専用及びコードレス専
用の２つのアンテナと、セルラー専用及びコードレス専
用の２つの無線機とを具備しているため、機器を小型、
軽量化することが難しく、また、低価格化することが困
難である。
ーコードレス電話機は、セルラー専用及びコードレス専
用の２つのアンテナと、セルラー専用及びコードレス専
用の２つの無線機とを具備しているため、機器を小型、
軽量化することが難しく、また、低価格化することが困
難である。
【０００５】また、この電話機では、セルラー専用及び
コードレス専用の２つの無線機を動作させるため、消費
電力が多くなり、携帯機としての基本性能である電池使
用時間が短くなるという問題点を有している。
コードレス専用の２つの無線機を動作させるため、消費
電力が多くなり、携帯機としての基本性能である電池使
用時間が短くなるという問題点を有している。
【０００６】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、各部の共用化を図ることにより、機器の
小型、軽量化及び低価格化を実現し、消費電力を減らし
て電池の長寿命化を可能にするセルラーコードレス電話
機を提供することを目的としている。
るものであり、各部の共用化を図ることにより、機器の
小型、軽量化及び低価格化を実現し、消費電力を減らし
て電池の長寿命化を可能にするセルラーコードレス電話
機を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のセルラ
ーコードレス電話機では、コードレス電話の送受信周波
数帯域をセルラー電話の送受信周波数帯域に近づけるこ
とにより、セルラー電話とコードレス電話とにおいて、
同一のアンテナ及び無線機が使用できるようにしてい
る。
ーコードレス電話機では、コードレス電話の送受信周波
数帯域をセルラー電話の送受信周波数帯域に近づけるこ
とにより、セルラー電話とコードレス電話とにおいて、
同一のアンテナ及び無線機が使用できるようにしてい
る。
【０００８】そのため、機器の小型化、軽量化及び低価
格化が可能となり、また、消費電力を減らして電池使用
時間を延ばすことができる。
格化が可能となり、また、消費電力を減らして電池使用
時間を延ばすことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、セルラー電話とコードレス電話との機能を兼ね備え
たセルラーコードレス電話機において、コードレス電話
の送受信周波数帯域として、セルラー電話の送受信周波
数帯域に近接した帯域を使用し、セルラー電話及びコー
ドレス電話において共用されるアンテナと、セルラー電
話及びコードレス電話において共用される無線機とを設
けたものであり、機器の小型化、軽量化及び低価格化が
可能となり、消費電力を減らすことができる。
は、セルラー電話とコードレス電話との機能を兼ね備え
たセルラーコードレス電話機において、コードレス電話
の送受信周波数帯域として、セルラー電話の送受信周波
数帯域に近接した帯域を使用し、セルラー電話及びコー
ドレス電話において共用されるアンテナと、セルラー電
話及びコードレス電話において共用される無線機とを設
けたものであり、機器の小型化、軽量化及び低価格化が
可能となり、消費電力を減らすことができる。
【００１０】請求項２に記載の発明は、請求項１のセル
ラコードレス電話機において、コードレス電話の受信帯
域としてＩＳＭ(industrial scientific and medical e
quipment：産業科学医療用）バンドの低減を使用し、コ
ードレス電話の送信帯域としてＩＳＭバンドの高域を使
用するように構成したものであり、従来のセルラー専用
の無線機の受信帯域を拡げる変更を加えるだけで、この
セルラコードレス電話機として使用することが可能とな
る。
ラコードレス電話機において、コードレス電話の受信帯
域としてＩＳＭ(industrial scientific and medical e
quipment：産業科学医療用）バンドの低減を使用し、コ
ードレス電話の送信帯域としてＩＳＭバンドの高域を使
用するように構成したものであり、従来のセルラー専用
の無線機の受信帯域を拡げる変更を加えるだけで、この
セルラコードレス電話機として使用することが可能とな
る。
【００１１】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１２】（実施の形態）図２は、この実施形態のセ
ルラーコードレス電話機１が使用されるシステムのイメ
ージを示している。このセルラーコードレス電話機１
は、セルラー専用の電話番号を持ち、主に屋外では、こ
の電話番号により、ＡＭＰＳ(Advanced MobilePhone Se
rvice）セルラーシステムの基地局２を介して相手先と
の通話路が確保され、通話が行なわれる。また、主に屋
内では、室内に設置された、有線回線に接続しているＩ
ＳＭバンドコードレスシステムの親機３の電話番号によ
り、親機３を介して相手先との通話路が設定され、通話
が行なわれる。
ルラーコードレス電話機１が使用されるシステムのイメ
ージを示している。このセルラーコードレス電話機１
は、セルラー専用の電話番号を持ち、主に屋外では、こ
の電話番号により、ＡＭＰＳ(Advanced MobilePhone Se
rvice）セルラーシステムの基地局２を介して相手先と
の通話路が確保され、通話が行なわれる。また、主に屋
内では、室内に設置された、有線回線に接続しているＩ
ＳＭバンドコードレスシステムの親機３の電話番号によ
り、親機３を介して相手先との通話路が設定され、通話
が行なわれる。
【００１３】このセルラーコードレス電話機１は、図１
に示すように、アンテナ４、無線機５、制御部６、表示
部７、操作部８、スピーカ９及びマイク10を備え、これ
らブロックの全てを、セルラー及びコードレスの両電話
において共通に使用する。
に示すように、アンテナ４、無線機５、制御部６、表示
部７、操作部８、スピーカ９及びマイク10を備え、これ
らブロックの全てを、セルラー及びコードレスの両電話
において共通に使用する。
【００１４】無線機５は、セルラー及びコードレスに共
通使用する送信機53と、送信機53の送信出力を通し、受
信信号の送信機53への流入を阻む受信帯域阻止フィルタ
51と、セルラー及びコードレスに共通使用する受信機54
と、受信信号が受信機54に流入することを許し、送信信
号が受信機54に流入することを阻む受信帯域通過フィル
タ52とを具備している。
通使用する送信機53と、送信機53の送信出力を通し、受
信信号の送信機53への流入を阻む受信帯域阻止フィルタ
51と、セルラー及びコードレスに共通使用する受信機54
と、受信信号が受信機54に流入することを許し、送信信
号が受信機54に流入することを阻む受信帯域通過フィル
タ52とを具備している。
【００１５】図３は、図１に示す無線機５の構成を更に
詳細に示したものであり、送信機53は、送信周波数の発
生と変調とを同時に行なうＰＬＬシンセサイザ531と、
電力増幅器の駆動レベルまで送信信号を増幅するドライ
バアンプ（ＥＸＴ）532と、送信信号を増幅する電力増
幅器（ＰＡ）533と、電力増幅器533の出力の進行波成分
の一部を取り出す方向性結合器534と、方向性結合器534
により取り出した信号の大きさにより電力増幅器533の
出力レベルを自動制御する自動電力制御装置（ＡＰＣ）
535とを備えている。制御部６は、セルラー電話または
コードレス電話に応じてシンセサイザ531の発生する送
信周波数を制御し、また、電力増幅器533の出力レベル
が適切なレベルを保つように自動電力制御装置535を制
御する。
詳細に示したものであり、送信機53は、送信周波数の発
生と変調とを同時に行なうＰＬＬシンセサイザ531と、
電力増幅器の駆動レベルまで送信信号を増幅するドライ
バアンプ（ＥＸＴ）532と、送信信号を増幅する電力増
幅器（ＰＡ）533と、電力増幅器533の出力の進行波成分
の一部を取り出す方向性結合器534と、方向性結合器534
により取り出した信号の大きさにより電力増幅器533の
出力レベルを自動制御する自動電力制御装置（ＡＰＣ）
535とを備えている。制御部６は、セルラー電話または
コードレス電話に応じてシンセサイザ531の発生する送
信周波数を制御し、また、電力増幅器533の出力レベル
が適切なレベルを保つように自動電力制御装置535を制
御する。
【００１６】一方、受信機54は、セルラー電話受信信号
とコードレス電話受信信号とを増幅する低雑音増幅器
（ＬＮＡ）541と、受信信号以外の周波数の不要信号を
濾波する帯域フィルタ542と、第一ローカル信号を発生
するＰＬＬシンセサイザ543と、受信信号とローカル信
号とを混合し、第一中間周波数を発生するミキサ544
と、第一中間周波信号のみを通過させ、スプリアス等の
不要信号を除去する帯域フィルタ545と、第二ローカル
信号を発生する発振器546と、第一中間周波信号と第二
ローカル信号とを混合し、第二中間周波信号を発生すミ
キサ547と、第二中間周波信号のみを通過させ、スプリ
アス等の不要信号を除去する帯域フィルタ548と、第二
中間周波信号から復調を行なう復調器（ＤＥＴ）549と
を備えている。制御部６は、セルラー電話またはコード
レス電話に応じてシンセサイザ543の発生するローカル
信号を制御する。
とコードレス電話受信信号とを増幅する低雑音増幅器
（ＬＮＡ）541と、受信信号以外の周波数の不要信号を
濾波する帯域フィルタ542と、第一ローカル信号を発生
するＰＬＬシンセサイザ543と、受信信号とローカル信
号とを混合し、第一中間周波数を発生するミキサ544
と、第一中間周波信号のみを通過させ、スプリアス等の
不要信号を除去する帯域フィルタ545と、第二ローカル
信号を発生する発振器546と、第一中間周波信号と第二
ローカル信号とを混合し、第二中間周波信号を発生すミ
キサ547と、第二中間周波信号のみを通過させ、スプリ
アス等の不要信号を除去する帯域フィルタ548と、第二
中間周波信号から復調を行なう復調器（ＤＥＴ）549と
を備えている。制御部６は、セルラー電話またはコード
レス電話に応じてシンセサイザ543の発生するローカル
信号を制御する。
【００１７】このセルラーコードレス電話機が使用され
るシステムの周波数構成について説明する。セルラー電
話には、米国におけるＡＭＰＳセルラー電話の周波数帯
域を使用し、送信周波数として８２４．０４ＭＨｚ〜８
４８．９７ＭＨｚ、受信周波数として８６９．０４ＭＨ
ｚ〜８９３．９７ＭＨｚを使用する。また、米国では無
免許で使用できる周波数としてＩＳＭバンド（９０２Ｍ
Ｈｚ〜９２８ＭＨｚ）があり、このＩＳＭバンドをコー
ドレス電話の送受信周波数として使用し、コードレス電
話の送信周波数には、ＩＳＭバンドの高域である９２
６．１ＭＨｚから９２７．８７ＭＨｚまでを使用し、受
信周波数には、ＩＳＭバンドの低域である９０２．１Ｍ
Ｈｚから９０３．８７ＭＨｚまでを使用する。図５に
は、このセルラーコードレス電話機の周波数構成を示し
ている。
るシステムの周波数構成について説明する。セルラー電
話には、米国におけるＡＭＰＳセルラー電話の周波数帯
域を使用し、送信周波数として８２４．０４ＭＨｚ〜８
４８．９７ＭＨｚ、受信周波数として８６９．０４ＭＨ
ｚ〜８９３．９７ＭＨｚを使用する。また、米国では無
免許で使用できる周波数としてＩＳＭバンド（９０２Ｍ
Ｈｚ〜９２８ＭＨｚ）があり、このＩＳＭバンドをコー
ドレス電話の送受信周波数として使用し、コードレス電
話の送信周波数には、ＩＳＭバンドの高域である９２
６．１ＭＨｚから９２７．８７ＭＨｚまでを使用し、受
信周波数には、ＩＳＭバンドの低域である９０２．１Ｍ
Ｈｚから９０３．８７ＭＨｚまでを使用する。図５に
は、このセルラーコードレス電話機の周波数構成を示し
ている。
【００１８】このようにコードレス電話の送受信周波数
としてＩＳＭバンドを使用することにより、セルラー電
話の送受信周波数とコードレス電話の送受信周波数とが
近接するため、実施形態の電話機では、アンテナ４と無
線機５とをセルラー電話及びコードレス電話の双方で共
用することができる。
としてＩＳＭバンドを使用することにより、セルラー電
話の送受信周波数とコードレス電話の送受信周波数とが
近接するため、実施形態の電話機では、アンテナ４と無
線機５とをセルラー電話及びコードレス電話の双方で共
用することができる。
【００１９】このセルラーコードレス電話機の受信帯域
通過フィルタ52は、図４に示すように、セルラー受信帯
域とコードレス受信帯域とを含む８６９．０４ＭＨｚ〜
９０３．８７ＭＨｚの帯域を通過させる特性を有する。
この特性は、従来のセルラー専用受信機における受信帯
域を上方側に拡げることによって実現できる。
通過フィルタ52は、図４に示すように、セルラー受信帯
域とコードレス受信帯域とを含む８６９．０４ＭＨｚ〜
９０３．８７ＭＨｚの帯域を通過させる特性を有する。
この特性は、従来のセルラー専用受信機における受信帯
域を上方側に拡げることによって実現できる。
【００２０】また、受信帯域阻止フィルタ51は、図４に
示すように、受信帯域通過フィルタ52の通過帯域を阻止
する特性を有している。
示すように、受信帯域通過フィルタ52の通過帯域を阻止
する特性を有している。
【００２１】このセルラーコードレス電話機では、セル
ラー電話によって送受信を行なう場合に、制御部６は、
送信機53のＰＬＬシンセサイザ531の発振周波数をＡＭ
ＰＳセルラー電話の送信周波数に設定し、また、受信機
54のＰＬＬシンセサイザ543の発振する第一ローカル信
号の周波数をＡＭＰＳセルラー電話の受信周波数に設定
する。
ラー電話によって送受信を行なう場合に、制御部６は、
送信機53のＰＬＬシンセサイザ531の発振周波数をＡＭ
ＰＳセルラー電話の送信周波数に設定し、また、受信機
54のＰＬＬシンセサイザ543の発振する第一ローカル信
号の周波数をＡＭＰＳセルラー電話の受信周波数に設定
する。
【００２２】このとき、送信信号は送信機53のＰＬＬシ
ンセサイザ531で変調され、ドライバアンプ532及び電力
増幅器533で増幅された後、受信帯域阻止フィルタ51及
びアンテナ４を通して送信される。電力増幅器533の出
力における進行波成分の一部は、方向性結合器534で取
り出され、自動電力制御装置535による電力増幅器533の
増幅率制御のために用いられる。
ンセサイザ531で変調され、ドライバアンプ532及び電力
増幅器533で増幅された後、受信帯域阻止フィルタ51及
びアンテナ４を通して送信される。電力増幅器533の出
力における進行波成分の一部は、方向性結合器534で取
り出され、自動電力制御装置535による電力増幅器533の
増幅率制御のために用いられる。
【００２３】アンテナ４から送信された信号は、セルラ
ー基地局２で受信され、有線回線を通じて相手方に送信
される。
ー基地局２で受信され、有線回線を通じて相手方に送信
される。
【００２４】また、アンテナ４で受信された信号は、低
雑音増幅器541で増幅され、帯域フィルタ542で不要成分
が除去された後、ミキサ544によりＰＬＬシンセサイザ5
43の発生する第一ローカル信号と乗算され、第一中間周
波数の信号となる。次いで、帯域フィルタ545で不要成
分が除去された後、ミキサ547で発振器546の発振する第
二ローカル信号と乗算されて第二中間周波数信号とな
り、帯域フィルタ548で不要成分が除去された後、復調
器549で復調される。
雑音増幅器541で増幅され、帯域フィルタ542で不要成分
が除去された後、ミキサ544によりＰＬＬシンセサイザ5
43の発生する第一ローカル信号と乗算され、第一中間周
波数の信号となる。次いで、帯域フィルタ545で不要成
分が除去された後、ミキサ547で発振器546の発振する第
二ローカル信号と乗算されて第二中間周波数信号とな
り、帯域フィルタ548で不要成分が除去された後、復調
器549で復調される。
【００２５】一方、コードレス電話によって送受信を行
なう場合、制御部６は、送信機53のＰＬＬシンセサイザ
531の発振周波数をＩＳＭバンドコードレス電話の送信
周波数に設定し、また、受信機54のＰＬＬシンセサイザ
543の発振する第一ローカル信号の周波数をＩＳＭバン
ドコードレス電話の受信周波数に設定する。
なう場合、制御部６は、送信機53のＰＬＬシンセサイザ
531の発振周波数をＩＳＭバンドコードレス電話の送信
周波数に設定し、また、受信機54のＰＬＬシンセサイザ
543の発振する第一ローカル信号の周波数をＩＳＭバン
ドコードレス電話の受信周波数に設定する。
【００２６】このとき、送信機53のＰＬＬシンセサイザ
531で変調された送信信号は、セルラー電話の場合と同
様に増幅され、アンテナ４から送信される。この信号
は、コードレス親機３で受信され、有線回線を通じて相
手方に送信される。
531で変調された送信信号は、セルラー電話の場合と同
様に増幅され、アンテナ４から送信される。この信号
は、コードレス親機３で受信され、有線回線を通じて相
手方に送信される。
【００２７】また、アンテナ４で受信された信号は、セ
ルラー電話の場合と同様に、ミキサ544でＰＬＬシンセ
サイザ543の発生する第一ローカル信号と乗算されて第
一中間周波数の信号になり、さらに、ミキサ547で第二
中間周波数信号に変換された後、復調器549で復調され
る。
ルラー電話の場合と同様に、ミキサ544でＰＬＬシンセ
サイザ543の発生する第一ローカル信号と乗算されて第
一中間周波数の信号になり、さらに、ミキサ547で第二
中間周波数信号に変換された後、復調器549で復調され
る。
【００２８】このように、実施形態のセルラーコードレ
ス電話機は、コードレスの受信帯域としてＩＳＭバンド
の低域を使用し、コードレスの送信帯域としてＩＳＭバ
ンドの高域を使用することにより、アンテナ及び無線機
を共通に利用してセルラー電話及びコードレス電話を実
行することができる。また、この電話機の無線機には、
従来のセルラー専用の無線機の受信帯域を拡げるだけ
で、従来のセルラー専用の無線機の構成をそのまま使用
することができる。
ス電話機は、コードレスの受信帯域としてＩＳＭバンド
の低域を使用し、コードレスの送信帯域としてＩＳＭバ
ンドの高域を使用することにより、アンテナ及び無線機
を共通に利用してセルラー電話及びコードレス電話を実
行することができる。また、この電話機の無線機には、
従来のセルラー専用の無線機の受信帯域を拡げるだけ
で、従来のセルラー専用の無線機の構成をそのまま使用
することができる。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のセルラーコードレス電話機は、一つのアンテナをセル
ラーとコードレスとで共用し、一つの無線機をセルラー
とコードレスとで共用することができるため、機器の小
型、軽量化と低価格化とを容易に実現することができ
る。また、二つの無線機を動作させる従来のセルラーコ
ードレス電話機に比べて、消費電力が少なくて済むた
め、電池使用時間を延ばすことができる。
のセルラーコードレス電話機は、一つのアンテナをセル
ラーとコードレスとで共用し、一つの無線機をセルラー
とコードレスとで共用することができるため、機器の小
型、軽量化と低価格化とを容易に実現することができ
る。また、二つの無線機を動作させる従来のセルラーコ
ードレス電話機に比べて、消費電力が少なくて済むた
め、電池使用時間を延ばすことができる。
【図１】本発明の実施形態のセルラーコードレス電話機
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図２】実施形態のセルラーコードレス電話機が使用さ
れるシステムの説明図、
れるシステムの説明図、
【図３】実施形態のセルラーコードレス電話機の詳細な
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図４】実施形態のセルラーコードレス電話機の受信帯
域阻止フィルタと受信帯域通過フィルタの周波数特性
図、
域阻止フィルタと受信帯域通過フィルタの周波数特性
図、
【図５】実施形態のセルラーコードレス電話機の周波数
構成図、
構成図、
【図６】従来のセルラーコードレス電話機の構成図であ
る。
る。
１ セルラーコードレス電話機 ２ ＡＭＰＳセルラーシステムの基地局 ３ ＩＳＭバンドコードレスシステムの親機 ４ アンテナ ５ 無線機 ６ 制御部 ７ 表示部 ８ 操作部 ９ スピーカ 10 マイク 11 セルラー専用アンテナ 12 コードレス専用アンテナ 13 セルラー専用無線機 14 コードレス専用無線機 51 受信帯域阻止フィルタ 52 受信帯域通過フィルタ 53 送信機 54 受信機 531、543 ＰＬＬシンセサイザ 532 ドライバアンプ 533 電力増幅器 534 方向性結合器 535 自動電力制御装置 541 低雑音増幅器 542、545、548 帯域フィルタ 544、547 ミキサ 546 発振器 549 復調器
Claims (2)
- 【請求項１】 セルラー電話とコードレス電話との機能
を兼ね備えたセルラーコードレス電話機において、 前記コードレス電話の送受信周波数帯域として、前記セ
ルラー電話の送受信周波数帯域に近接した帯域が使用さ
れ、 前記セルラー電話及びコードレス電話において共用され
るアンテナと、 前記セルラー電話及びコードレス電話において共用され
る無線機とを備えることを特徴とするセルラーコードレ
ス電話機。 - 【請求項２】 前記コードレス電話の受信帯域としてＩ
ＳＭバンドの低減を使用し、前記コードレス電話の送信
帯域としてＩＳＭバンドの高域を使用することを特徴と
する請求項１に記載のセルラコードレス電話機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206402A JPH1032881A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | セルラーコードレス電話機 |
| US08/865,618 US5999823A (en) | 1996-07-18 | 1997-05-30 | Cellular cordless telephone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206402A JPH1032881A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | セルラーコードレス電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032881A true JPH1032881A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16522771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206402A Pending JPH1032881A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | セルラーコードレス電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032881A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100415113B1 (ko) * | 2001-07-27 | 2004-01-13 | 삼성전자주식회사 | 유선 전화망과 연결 가능한 휴대폰의 충전 장치 및 그구현 방법 |
| US7450543B2 (en) | 2001-08-14 | 2008-11-11 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for wireless network connectivity |
| US11865435B2 (en) | 2017-10-21 | 2024-01-09 | Angel Group Co., Ltd. | Method for shuffling playing cards |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8206402A patent/JPH1032881A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100415113B1 (ko) * | 2001-07-27 | 2004-01-13 | 삼성전자주식회사 | 유선 전화망과 연결 가능한 휴대폰의 충전 장치 및 그구현 방법 |
| US7450543B2 (en) | 2001-08-14 | 2008-11-11 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for wireless network connectivity |
| US9992756B2 (en) | 2001-08-14 | 2018-06-05 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for wireless network connectivity |
| US10015760B2 (en) | 2001-08-14 | 2018-07-03 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for wireless network connectivity |
| US10999806B2 (en) | 2001-08-14 | 2021-05-04 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for wireless network connectivity |
| US11865435B2 (en) | 2017-10-21 | 2024-01-09 | Angel Group Co., Ltd. | Method for shuffling playing cards |
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