JPH06181473A - ファクシミリ通信サービスシステムのデータ受付確認方式 - Google Patents

ファクシミリ通信サービスシステムのデータ受付確認方式

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JPH06181473A
JPH06181473A JP4334056A JP33405692A JPH06181473A JP H06181473 A JPH06181473 A JP H06181473A JP 4334056 A JP4334056 A JP 4334056A JP 33405692 A JP33405692 A JP 33405692A JP H06181473 A JPH06181473 A JP H06181473A
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JP4334056A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
洋 吉田
Kazuaki Ooya
万明 大家
Yoshihiro Nakajima
義弘 中嶋
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄積交換制御装置からサービス要求元ファク
シミリへの、サービス要求受付け通知のためのデータ量
を低減して通信時間の短縮を図る。 【構成】 ファクシミリ(FAX)10は、蓄積交換制
御装置(MHP)20を発呼し、回線接続後、通信サー
ビス要求を出して、相手FAX宛の原稿(ノーマル・ド
キュメント120,130等)をMHP20へ送信す
る。MHP20は、入力原稿を磁気ディスク21に蓄積
し、それが終了すると、セションを反転し、サービス要
求の受付確認応答(コントロール・ドキュメント14
0)をFAX10へ送信し、回線断とする。一方、FA
X10は、受付確認応答を受信すると、受付票を作成し
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のG4ファクシミ
リ装置などが蓄積交換制御装置を介して接続されたファ
クシミリ通信サービスシステムに係り、特にサービス要
求元のファクシミリ装置におけるデータ受付確認方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信システムの利用形態の
一つに、複数のG4ファクシミリ装置などを蓄積交換制
御装置を介して接続して、あるファクシミリ装置が蓄積
交換制御装置を発呼し、サービス要求をだして他のファ
クシミリ装置宛の原稿を蓄積交換制御装置へ送信し、蓄
積交換制御装置では、送られてきた原稿を一旦蓄積し、
その後、該蓄積された原稿を読み出して宛先のファクシ
ミリ装置へ送信する、いわゆるファクシミリ通信サービ
スがある。この場合、サービス要求をだしたファクシミ
リ装置のオペレータは、蓄積交換制御装置で該サービス
要求が受け付けられ、原稿が受理されたかどうか知る必
要がある。
【0003】従来、この種のデータ受付確認方式として
は、例えば特開平3−106246号公報に記載のよう
に、蓄積交換制御装置でサービス要求元ファクシミリ装
置からの入力原稿を蓄積後、サービス要求受付票を作成
して、ファクシミリ装置に返送するのが一般的であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、蓄
積交換制御装置からサービス要求元ファクシミリ装置に
対して、受付確認応答のコントロール・ドキュメント
(通常、これは数KByteである)の他に、受付票画デ
ータのノーマル・ドキュメント(これは数10KByte
になる)を送信するため、通信時間が増加し、通信コス
トの増大を招くという問題があった。
【0005】本発明の目的は、ファクシミリ通信サービ
スシステムにおいて、蓄積交換制御装置からサービス要
求元ファクシミリ装置へサービス要求受付票の画データ
を送信することなく、オペレータが蓄積交換制御装置で
のサービス要求の受付けを確認できるようにして、通信
時間を短縮し、通信コストの削減を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、蓄積交換制御装置に、サービス要求元
ファクシミリ装置からの入力原稿を蓄積した後、該サー
ビス要求元ファクシミリ装置との送受信関係を反転(セ
ッション反転)する手段と、サ−ビス要求を受理した旨
の受付確認応答をサービス要求元ファクシミリ装置に返
送する手段を設け、ファクシミリ装置には、受付確認応
答を受信すると、受付結果リストを作成して出力する手
段を設ける。
【0007】
【作用】サービス要求元ファクシミリ装置からの入力原
稿の蓄積終了後、蓄積交換制御装置は、セッションを反
転し、受付確認応答のみをコントロール・ドキュメント
(≒数KByte)としてサービス要求元ファクシミリ装
置へ返送する。この受付確認応答を受信して、サービス
要求元ファクシミリ装置において受付結果リストを作成
し、表示出力あるいはプリント出力する。この際、サー
ビス要求元ファクシミリ装置では、あらかじめ保持して
おいた入力原稿のヘッダーを合成して出力したり、通信
の記録リストを出力したりしてもよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。
【0009】図2は本発明で対象とするファクシミリ通
信サービスシステムの一実施例を示す全体構成図であ
る。図において、10と50はG4ファクシミリ装置
(G4FAX)、20と40は各々磁気ディスク装置
(DISK)21,41を具備する蓄積交換制御装置
(MHP)、30はISDN網やパケット交換網等のデ
ィジタル通信網である。
【0010】次に、図2により、本発明を適用した場合
の動作概要について説明する。いま、G4ファクシミリ
装置10が蓄積交換制御装置20に対して発呼を行い、
回線接続後、通信サービス要求をだしてG4ファクシミ
リ装置50宛の原稿を蓄積交換制御装置20へ送信した
とする。蓄積交換制御装置20では、ファクシミリ10
から送られてきた原稿を随時磁気ディスク装置21に蓄
積し、最後の原稿を蓄積終了した時点で、G4ファクシ
ミリ装置10との通信を例えばCCITT勧告X.43
0のプロトコルに準じた手順によってセッションを反転
し、サービスを受け付けた旨の受付確認応答(コントロ
ールドキュメント)をG4ファクシミリ装置10に対し
て同一通信内において送信し、通信を終了する。G4フ
ァクシミリ装置10は、受付確認応答を受信すると、通
信サービス要求が蓄積交換制御装置20で受理された旨
を示す受付結果リストを作成して出力する。
【0011】一方、蓄積交換制御装置20は、その後、
蓄積交換制御装置40に対する発呼を行った後、回線が
接続されると、磁気ディスク装置21に蓄積されている
G4ファクシミリ装置10からの入力原稿を読み出し、
これをディジタル通信網30を介して蓄積交換制御装置
40に送信する。蓄積交換制御装置40は、送られてき
た原稿を磁気ディスク装置41に蓄積し、同様にG4フ
ァクシミリ装置50を発呼して、原稿をG4ファクシミ
リ装置50へ送信する。
【0012】図3はG4ファクシミリ装置10,50の
構成例を示す図である。ファクシミリ装置10や50
は、各種の操作を行うキー操作部310、原稿を読み取
るリーダ部320、ガイダンスや受付結果リストを表示
する表示部330、受信原稿や同じく受付結果リストを
プリントアウトするプリンタ部340、読み取ったデー
タを符号化し、受信したデータを復号する符号/復号化
部350、符号化したデータや復号したデータを蓄積す
る蓄積部360、蓄積交換制御装置とのプロトコル手順
を制御する通信制御部370、受付結果リストを作成す
る受付結果リスト作成部380、及び装置全体を制御す
る制御部390よりなる。ここで、受付結果リスト作成
部380が本発明により追加された構成で、それ以外は
従来と同様である。受付結果リスト作成部380では、
通信制御部370が受付確認応答を受信すると、制御部
390より起動を受けて受付結果リストを作成し、表示
部330やプリンタ部340へ出力する。この場合、入
力原稿のヘッダーを蓄積部360に保持しておき、受付
結果リスト作成部380での受付結果リスト作成時に当
該入力原稿のヘッダーを合成して、表示部330やプリ
ンタ340から出力するようにしてもよい。同様に、通
信リストを蓄積しておき、それを出力するようにしても
よい。
【0013】図4は蓄積交換制御装置20,40の構成
例を示す図である。蓄積交換制御装置20や40は、フ
ァクシミリ側とのプロトコル手順を制御する通信制御部
410、相手蓄積交換制御装置とのプロトコル手順を制
御する通信制御部420、これら通信制御部410,4
20の制御や磁気ディスク装置44の書込み/読出しを
制御する主処理部(CPU)430、及び、入力原稿デ
ータを蓄積する磁気ディスク装置444よりなる。
【0014】図1に、図2のシステムにおけるG4ファ
クシミリ装置10と蓄積交換制御装置20間の本発明を
適用した場合の通信プロトコルシーケンス例を示す。こ
こで、G4ファクシミリ装置10から蓄積交換制御装置
20へのCDUI(ドキュメント・ユーザ情報コマン
ド)のうち、110はコントロール・ドキュメント(C
D)であり、120,130は画データのノーマル・ド
キュメント(ND)である。また、蓄積交換制御装置2
0からG4ファクシミリ装置10へのCDUI140は
コントロール・ドキュメント(CD)である。
【0015】以下、図1にしたがって、G4ファクシミ
リ装置10と蓄積交換制御装置20における本発明にか
かわる動作を説明する。
【0016】G4ファクシミリ装置10は蓄積交換制御
装置20へ発呼を行い、CCITT勧告X.430に基
づいてデータ通信を行う。つまり、G4ファクシミリ装
置10からTCR(トランスポート接続要求)を送信
し、蓄積交換制御装置20からTCA(トランスポート
接続受付)が返送され、G4ファクシミリ装置10から
CSS(セッション開始コマンド)を送信すると、蓄積
交換制御装置20からRSSP(セッション開始の確認
応答)を返送する。その後、G4ファクシミリ装置10
からCDS(ドキュメント開始コマンド)の送信を行っ
た後、続けてCDUI(コントロール・ドキュメント)
110、CDE(ドキュメント終了コマンド)を蓄積交
換装置装置20へ送信する。蓄積交換制御装置20から
はRDEP(ドキュメント終了肯定レスポンス)をG4
ファクシミリ装置10へ送信する。次に、CDCL(ド
キュメント機能リストコマンド)、RDCLP(ドキュ
メント機能リスト肯定レスポンス)の送受をはさんで、
再びG4ファクシミリ装置10からCDS(ドキュメン
ト開始コマンド)に続いてCDUI(ノーマル・ドキュ
メント)120を蓄積交換制御装置20へ送信する。そ
の後、CDPB(ドキュメント・ページ境界コマン
ド)、RDPBP(ドキュメント・ページ境界肯定レス
ポンス)の送受をはさんで、G4ファクシミリ装置10
は2つ目以降のCDUI(ノーマル・ドキュメント)1
30を送信し、こうして全ての原稿の送信が終了する
と、CDE(ドキュメント終了コマンド)、RDEP
(ドキュメント終了肯定レスポンス)の送受の後、G4
ファクシミリ装置10からCSCC(セッション変更制
御コマンド)を出して、セッション反転許可を蓄積交換
制御装置20に要求する。これを受けた蓄積交換制御装
置20はRSCCP(セッション変更制御肯定レスポン
ス)をG4ファクシミリ装置10側に出力して、今度は
蓄積交換制御装置20が送信側(ソース)となる。その
後、磁気ディスク21への入力原稿の蓄積が終了する
と、蓄積交換制御装置20はCDSに続けて受付確認応
答(コントロール・ドキュメント)140をG4ファク
シミリ装置10側に送信する。G4ファクシミリ装置1
0は、受付確認応答140を受信すると、受付結果リス
ト(受付票)を作成し出力する。最後に、両者間にてC
DE、RDEPの送受を行った後、蓄積交換制御装置2
0側からCSCCを出してセッション反転許可をG4フ
ァクシミリ装置10側に与える。これを受けたG4ファ
クシミリ装置10側からRSCCPを蓄積交換制御装置
20側へ送信して、G4ファクシミリ装置10が再び送
信側(ソース)になり、CSE(セッション終了コマン
ド)、RSEP(セッション終了肯定レスポンス)の送
受を行った後、G4ファクシミリ10側で回線を切断し
て通信を終了する。
【0017】本実施例によれば、サービス要求元のG4
ファクシミリ装置10が蓄積交換制御装置20へ原稿の
入力を終了すると、蓄積交換装置20は、この通信内
で、セッション反転手順によって送信側(ソース)とし
てから受付確認応答データ(コントロール・ドキュメン
ト)のみをG4ファクシミリ装置10に返送し、G4フ
ァクシミリ装置10で受付結果リストを作成して出力す
るため、即時に受付結果リストをサービス要求元のオペ
レータは入手できる。しかも、受付結果リストは受付確
認応答のデータ受信後、G4ファクシミリ装置10で作
成するため、通信コストを削減することができる。
【0018】図5は、G4ファクシミリ装置と蓄積交換
制御装置間のコントロール・ドキュメント(CD)、ノ
ーマル・ドキュメント(ND)の送受信の、従来技術に
よる場合と本発明による場合を比較したものである。即
ち、(A)の従来技術の場合、蓄積交換制御装置は、G
4ファクシミリ装置からコントロール・ドキュメント5
10、入力原稿のノーマル・ドキュメント520を受信
し、入力原稿を蓄積後、該蓄積交換制御装置で作成した
受付票をサービス要求元ファクシミリ装置へ送信するた
め、受付確認応答のコントロール・ドキュメント530
に続けて受付票(画データ)のノーマル・ドキュメント
540を送信する必要があるが、(B)の本発明による
場合は、受付票のノーマル・ドキュメント540の送信
は不要である。
【0019】以上、実施例ではG4ファクシミリ装置と
蓄積交換制御装置とで構成されるとしたが、ファクシミ
リ装置はG4タイプでなくてもよい。また、受付確認応
答は、受信ファクシミリ装置側の蓄積交換制御装置より
送信側へ返送することでよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、蓄積交換制御
装置からサービス要求元ファクシミリ装置へ受付結果リ
スト(受付票)の画データを送信することなく、サービ
ス要求元ファクシミリ装置のオペレータは受付結果リス
トを入手でき、通信時間の短縮、通信コストの削除が可
能になる。
【0021】請求項2および3の発明によれば、サービ
ス要求元ファクシミリ装置のオペレータは、受付結果リ
ストに加えて入力原稿のヘッダーや通信記録リストを入
手することができ、ファクシミリ通信サービスの一層の
向上が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ受付確認方式を説明するための
プロトコルシーケンス例を示す図である。
【図2】本発明で対象とするファクシミリ通信サービス
システムの一実施例の全体構成図である。
【図3】ファクシミリ装置の構成例を示す図である。
【図4】蓄積交換制御装置の構成例を示す図である。
【図5】従来と本発明のデータ受付確認方式の動作を比
較する図である。
【符号の説明】
10,50 ファクシミリ装置 20,40 蓄積交換制御装置 21,41 磁気ディスク装置 30 ディジタル通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 洋 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 大家 万明 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 中嶋 義弘 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファクシミリ装置を蓄積交換制御
    装置を介して接続し、あるファクシミリ装置が蓄積交換
    制御装置へサービス要求を出して他のファクシミリ装置
    宛の原稿を送信し、蓄積交換制御装置で前記原稿を蓄積
    後、他のファクシミリ装置へ送信するファクシミリ通信
    サービスシステムにおいて、 前記蓄積交換制御装置は、前記サービス要求元ファクシ
    ミリ装置からの原稿の蓄積終了後、前記サービス要求元
    ファクシミリ装置との送受信関係を反転する手段と、サ
    ービス要求の受付確認応答を前記サービス要求元ファク
    シミリ装置へ送信する手段とを具備し、 前記ファクシミリ装置は、前記蓄積交換制御装置から受
    付確認応答を受信すると、サービス要求が前記蓄積交換
    制御装置に受理された旨を示す受付結果リストを作成し
    出力する手段を具備する、ことを特徴とするファクシミ
    リ通信サービスシステムのデータ受付確認方式。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置は、前記受付結果
    リストの作成出力時、入力原稿のヘッダを合成して出力
    することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信
    サービスシステムのデータ受付確認方式。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリ装置は、前記受付結果
    リストの作成出力時、通信記録リストを出力することを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信サービスシ
    ステムのデータ受付確認方式。
JP4334056A 1992-12-15 1992-12-15 ファクシミリ通信サービスシステムのデータ受付確認方式 Pending JPH06181473A (ja)

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