JPH06179274A - テープ切断装置 - Google Patents

テープ切断装置

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JPH06179274A
JPH06179274A JP33315492A JP33315492A JPH06179274A JP H06179274 A JPH06179274 A JP H06179274A JP 33315492 A JP33315492 A JP 33315492A JP 33315492 A JP33315492 A JP 33315492A JP H06179274 A JPH06179274 A JP H06179274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cutter
cutter blade
blade
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33315492A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Mizuno
直之 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33315492A priority Critical patent/JPH06179274A/ja
Publication of JPH06179274A publication Critical patent/JPH06179274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より小さなカッターレバーの操作力で、幅広
テープの切断を可能にし、構成部品の強度を小さくする
ことにより、より安価なテープ切断装置を得ること。ま
た、カッター刃の露出を少なくすることにより、安全な
テープ切断装置を提供すること。 【構成】 テープ切断装置は、カッターホルダー2内に
軸7を中心にして回転可能に支持されたカッター刃1を
設け、そのカッター刃1のテープカセット11底部側に
位置する一端をバネ8により付勢する。このことによ
り、そのカッター刃1のテープカセット11底部側一端
がテープ4に向かって飛び出し、カッター刃1のテープ
カセット11取り出し側一端は、カッターホルダー2内
に隠れるように収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ切断装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ状の印刷対象物に印刷を行
う印刷装置は図9に示すように、テープ状の印刷対象物
を内部に収納したテープカセット27が、裏面側から着
脱交換可能になっており、そのテープカセット27を印
刷装置40に装着することにより、印刷対象物に文字や
記号が印刷可能となる。印刷されたテープは、印刷装置
40に設けられているテープ切断装置により切断され
る。
【0003】従来のテープ切断装置は図6に示すよう
に、カッター刃21を有するカッターホルダ22ーとカ
ッターホルダー22を回転させるためのカッターレバー
28とにより構成されている。カッター刃21は、横長
の長方形状に形成されており、その刃先がカッターホル
ダー22の端面よりテープ24側に少しはみ出した状態
でカッターホルダー22に固定されている。テープカセ
ット27から引き出されたテープ24は、カッター刃2
1を有したカッターホルダー22とテープカセット27
の外壁との間に位置し、カッター刃21の刃先はテープ
カセット27から引き出されたテープ24の表面に対し
て平行に且つ、テープ24の送り方向に対して直交する
方向に配置されている。
【0004】カッター刃21は前記カッターレバー28
を矢印a方向に回転させると、そのカッターレバー28
に設けられたギヤ29と前記カッターホルダー22に設
けられたギヤ31の連結によって、前記カッターホルダ
ー22が矢印b方向に回転する。この回転に伴って、カ
ッター刃21の刃先はテープ24の表面と平行状態が保
たれたまま、テープ24に接近し、図7に示すように、
前記テープ24の移動方向に対して直角にテープ24に
押し付けられる。さらに前記カッターレバー28をa方
向に回転させることによって、カッター刃21がテープ
24を切断するものである。
【0005】また、図8に示すように、カッター刃21
は、一番幅の広いテープを切断するのに充分な幅に形成
されているので、幅の狭いテープカセット27を装着し
た時、テープカセット27取り出し側に露出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、幅の広
いテープを切断する場合、図7に示すようにカッター刃
21の刃先とテープ24との接触面積が大きいので、カ
ッター刃21のテープ24への押え力を大きくしない
と、テープ24を切断することができない。従って、幅
の広いテープを切断するためには、カッターレバー28
の操作力が大きくなる。そのため、切断装置の構成部品
にはその操作力に耐えるだけの強度が必要になり、構成
部品が高くなる。
【0007】また、図9中のテープカセットホルダー4
1に幅の狭いテープカセット27を装着した時、図8に
示すように前記カッター刃21が露出しているので、テ
ープカセット27の交換時に指26がそのカッター刃2
1に触れ易く危険である。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、より小さなカッターレバー28
の操作力で、幅広テープの切断を可能にし、構成部品の
強度を低くして、より安価なテープ切断装置を提供する
ことを目的とし、またテープカセットホルダー41に幅
の狭いテープカセット27を装着する時、カッター刃2
1が指26に触りにくくするテープ切断装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープ切断装置は、カッター刃を収容するカ
ッターホルダーとカッター刃をテープに押し付けて、テ
ープを切断するカッター刃作動部材とを備え、前記カッ
ターホルダー内に設けられた軸と、前記軸を中心に回転
可能に支持されたカッター刃と、そのカッター刃の一端
をテープ側に向かって付勢する弾性部材とからなる。
【0010】尚、前記弾性部材は、前記カッター刃のテ
ープカセット取り出し側が、前記カッターホルダー内に
収容されるように付勢することが望ましい。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明のテープ切断装置に
おいて、カッターホルダーはカッターを収容する部分
で、カッター刃作動部材は、カッター刃をテープに押し
付けて、テープを切断する部分である。前記カッターホ
ルダー内には、軸と弾性部材が設けられており、前記カ
ッター刃は、軸を中心に回転することができ、前記弾性
部材は前記カッター刃の一端をテープ側に向かって付勢
する。
【0012】また、前記弾性部材は、前記カッター刃の
テープカセット取り出し側が、前記カッターホルダー内
に収容されるように付勢する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】実施例のテープ切断装置が設けられたテー
プ印字装置は、従来の装置と同様の構成であり、図9に
示すようにテープ状の印刷対象物を内部に収納したテー
プカセット11が、裏面側から着脱交換可能になってお
り、そのテープカセット11を印刷装置40に装着する
ことにより、印刷対象物に文字や記号を印刷可能とな
る。そして、図2から図5の右側をテープカセット11
の取り出し側、左側をテープカセット11の底部側とす
る。
【0015】本実施例のテープ切断装置の構成を以下に
示す。図1、図2に示すように、テープ切断装置は、カ
ッター刃1を有するカッターホルダー2とカッターホル
ダー2を回転させるためのカッターレバー12により構
成されている。前記カッターレバー12は軸14に回転
可能に支持されており、手で持って回転させるレバー部
12aとギヤ13を備えている。
【0016】前記カッターホルダー2は、軸3に回転可
能に支持されており、カッター刃収納部10とカッター
レバー12のギヤ13と噛み合うギヤ15を備えてい
る。カッター刃収納部10は、断面が長方形状の溝であ
り、その側面の中央部には、カッター刃1を支持する軸
7が突出形成されている。カッター刃収納部10の内部
において、左端にはバネ8が配設され、右端にはストッ
パー9が突出形成されている。前記カッター刃1は横長
の長方形状に形成されており、そのほぼ中央部において
軸7に支持されており、前記軸7を中心に回転可能とな
っている。このカッター刃1をテープ4に対して平行に
位置させると、カッター刃1の刃先がカッターホルダー
2の端から突出する。
【0017】前記カッター刃1は、その左端が前記バネ
8により付勢され、且つ軸7を中心にして回転可能に支
持されているので、カッター刃1の右上端がカッター刃
収納部10の右上端に設けられたストッパー9に当接す
るまで反時計方向へ回転する。この回転によって、カッ
ター刃1の右端側、即ちテープカセット11取り出し側
がカッターホルダー2に収容される状態になり、カッタ
ー刃1はテープカセット11から引き出されたテープ4
の表面に対して斜めに位置することになる。
【0018】これによって、図5に示すように、幅の狭
いテープカセット11を装着する場合にカッター刃1に
指6が触れることなく安全に作業を行うことができる。
【0019】以下に本発明のテープ切断装置の作用を説
明する。図1、図2に示すように、前記カッターレバー
12を軸14を中心にして矢印c方向に回転させると、
前記ギヤ13に噛み合ったギヤ15が回転し、カッター
ホルダー2が矢印d方向に回転する。この時、前記カッ
ター刃1は前記バネ8で付勢されているので、カッター
刃1の左側がテープ4に向かって飛び出したままの状態
でテープ4に近づく。前記カッターレバー12をさらに
矢印c方向に回転させれば、テープ切断の初期段階とし
て、図3に示すように、テープ4側に飛び出したカッタ
ー刃1の刃先が、テープカセット11のカッター刃受け
面5上にある前記テープ4に左端に点接触して、テープ
4左端から切断し始める。
【0020】さらにカッターレバー12を矢印c方向に
回転させると、前記テープ4及び前記テープカセット1
1の前記カッター刃受け面5の反力により、前記カッタ
ー刃1はバネ8を押し上げつつ、時計方向に回転する。
これにより、カッター刃1の刃先とテープ4との接触点
が徐々に右方向に移動して、前記テープ4を切断し続け
る。さらに前記カッターレバー12を回転させれば、図
4に示すようにカッター刃1は、テープ切断の後期段階
において線接触で前記テープ4を押し付けて切断するよ
うに動いて、テープ切断を終了する。
【0021】実施例のテープ切断装置においては、テー
プ4を切断する際にテープ4を端からカッター刃1の点
接触で切りはじめ、徐々にカッター刃1の刃先とテープ
4との接触部分を増やしながら切断していくので、小さ
いカッターレバー12の操作力でテープ4を切断するこ
とができる。これによって切断装置の構成部品は強度が
低いものでも対応できるので、より安価なテープ切断装
置を提供することができる。
【0022】また、カッター刃収納部10内に、逆三角
形のストッパー9を設けているので、カッター刃1の右
上端とストッパー9の斜辺とが線で接触することにな
り、カッター刃1の右上端とカッター刃収納部10の右
上端のすり減りを少なくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープ切断装置はテープを切断する際、テープの
端から徐々に切断することができるので、小さな操作力
で幅の広いテープを容易に切断することができる。これ
によって、テープ切断装置の構成部品に強度の低いもの
が使用できるので、テープ切断装置がより安価となる。
【0024】また、テープカセットホルダーに幅の狭い
テープカセットを装着する場合でも、カッター刃に指が
触れにくいため、安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のテープ切断装置の構成図である。
【図2】図1のテープ切断装置におけるテープ切断部分
の拡大図である。
【図3】本実施例のテープ切断装置のテープ切断初期の
拡大図である。
【図4】本実施例のテープ切断装置のテープ切断後期の
拡大図である。
【図5】幅の狭いテープカセットを装着した時の本実施
例のテープ切断装置の拡大図である。
【図6】従来技術のテープ切断装置の構成図である。
【図7】図6のテープ切断装置におけるテープ切断部分
の拡大図である。
【図8】幅の狭いテープカセットを装着した時の従来技
術のテープ切断装置の拡大図である。
【図9】テープ状の印刷対象物に印刷を行う印刷装置の
裏面図である。
【符号の説明】
1 カッター刃 2 カッターホルダー 6 軸(カッター回転中心) 7 バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッター刃を収容するカッターホルダー
    とカッター刃をテープに押し付けて、テープを切断する
    カッター刃作動部材とを備えたテープ切断装置におい
    て、前記カッターホルダーに設けられた軸と、前記軸を
    中心に回転可能に支持されたカッター刃と、前記カッタ
    ー刃の一端をテープ側に向かって付勢する弾性部材とか
    らなることを特徴とするテープ切断装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、前記カッター刃のテー
    プカセット取り出し側が、前記カッターホルダに収容さ
    れるように付勢することを特徴とする請求項1記載のテ
    ープ切断装置。
JP33315492A 1992-12-14 1992-12-14 テープ切断装置 Pending JPH06179274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33315492A JPH06179274A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 テープ切断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33315492A JPH06179274A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 テープ切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06179274A true JPH06179274A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18262898

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33315492A Pending JPH06179274A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 テープ切断装置

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JP (1) JPH06179274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052128A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 切断装置
JP2015189147A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 カシオ計算機株式会社 テープ印刷装置
US11420452B2 (en) 2019-05-22 2022-08-23 Seiko Epson Corporation Half cutter and tape printing apparatus

Cited By (4)

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TWI381922B (zh) * 2008-08-29 2013-01-11 Samsung Electro Mech 切割裝置
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