JPH0617913B2 - 結合試験用器具及びそれを用いる診断分析方法 - Google Patents

結合試験用器具及びそれを用いる診断分析方法

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JPH0617913B2
JPH0617913B2 JP59050781A JP5078184A JPH0617913B2 JP H0617913 B2 JPH0617913 B2 JP H0617913B2 JP 59050781 A JP59050781 A JP 59050781A JP 5078184 A JP5078184 A JP 5078184A JP H0617913 B2 JPH0617913 B2 JP H0617913B2
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    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
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    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
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    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に結合試験による試料液の診断分析に使用
されるための器具に関し、更に詳細には多数の試料液の
同時試験に用いられる診断分析用具に関する。
診断分析用の特別な型の一器具はマリンコビッチの“ア
レルギースクリーニング系及びその製法並びに用法”
(Vincent A.Marinkovich,“Allergy Screening System
and Method of Making and Using Same”)と題する係
属中の米国特許出願第308935号明細書(1981年10
月5日出願)に開示されている。この出願明細書は支持
体及び液体被検試料と同時的に接触する多数の木綿フィ
ラメントであって該支持体に間隔を置いて固着されてい
る該木綿フィラメントを有する診断用具を開示してい
る。各フィラメントは“ハロゲン化シアノゲンから誘導
される結合鎖により共有原子価にもとづいて結合してい
る成分例えばアレルゲン”によって被覆されているもの
であってこれは独自の結合成分試験法である。
使用に当り支持体とフィラメント(複数)とを試料液と
共に恒温保持し、フィラメント上に被覆された結合試験
成分と多数の生物学的試薬との反応を量的に測定する。
試料液中の複数の“アレルゲンに対して特異性あるlgE
クラスの抗体”の存在をスクリーニングする場合に該診
断試験用具を試料と共に恒温保持し、洗浄してから“フ
ィラメントに結合しているlgEクラス抗体に対する標識
抗体を含有する溶液”と共に恒温保持する。次に標識抗
体の存在の有無についてフィラメントを分析測定する。
もし標識抗体が放射性追跡元素例えば125Iによって標識
されていたならばガンマ線計測器の使用により分析を達
成し得る。或は別法としてフィラメントに写真用フィル
ムを隣接させ露出して置くことにより、及び露出程度を
測定することにより分析を達成し得る。
上記の用具はアレルギーのスクリーニングについて良好
であるけれども完全に満足なものとは思われない。その
ひとつの理由はアレルゲン−被覆フィラメントが操作中
に露出されるのでこれは試験結果に影響を及ぼすと思わ
れることである。更にもうひとつの理由は試料液の特定
量を用いて各用具を使用するという保証はないのでこの
ことは試験の反覆施工能に影響するかもしれないことで
ある。更に放射性元素例えば125Iで標識された抗体を使
用する場合にフィラメント自体が放射性となり、従って
続いて用具を取扱うと幾分有害である。上記の用具のそ
の他の欠点はフィラメント(複数)のひとつに対する強
度の反応は隣接フィラメント(複数)に対する反応度測
定を不可能とするか又は妨害することである。
上述の説明から結合試験を用いる液体試料の診断分析用
具として試料の同時的多数試験に使用され得る用具であ
ること、及び製造費が比較的安くて安全に使用される用
具であることが依然として要求されている。本発明はこ
の要求を満たすものである。
本発明は結合試験による試料液の診断分析に使用される
器具、及びそれを用いる診断分析方法に関する。本器具
は堅固な(剛性)器体と複数の長形の薄片(ストリッ
プ)とを包含し、夫々は結合試験成分で被覆され、試料
液と同時接触するように間隔を置いて並べられて該器体
上に保持されている。本発明に従うと複数の長形ストリ
ップは剛性器体内に形成された長形凹所を横切って位置
する。即ち一般に凹所の長軸を横断して位置する。この
器具は更に剛性器体に固着されて長形凹所を蔽う蓋板を
有する。従ってストリップは本器具の取扱の際に保護さ
れていて試料液の特定容量を単離して凹所の中へ入れて
置くことができ、この凹所の中でストリップを恒温保持
する。本器具はその製造費が比較的低廉で使用便利であ
り、特に放射性溶液を用いる場合に安全に使用される。
更に詳細には本発明の器具はその各長形ストリップが特
異的アレルゲンによって被覆された木綿糸であり、アレ
ルギーのスクリーニングのために特に適切である。剛性
器体はプラスチック製であって長形凹所を取巻く平面体
を有することが好ましい。糸(複数)は凹所を横切っ
て、凹所の相対する両側上で平面体から引張られてお
り、蓋板は糸(複数)を蔽い、平面体に固着されてい
る。
被検液、適宜の洗浄用溶液及び標識抗体溶液を含む凹所
の中への各種液体の導入を容易にするために剛性器体は
長形凹所の各端部に開口を有する。本発明の器具は更に
凹所の一端に有る開口に対して一直線上にあるピペット
突出部を有する。
好ましくは蓋板は剛性器体の平面体と直線接触するプラ
スチック製薄板を有すると共に金属製の薄い載置板を有
し、この載置板は木綿糸(複数)の別々の1本と夫々対
応して直線的に結ぶ一群の平行する幅の狭い開口を有す
る。金属載置板は隣接する糸(複数)の妨害的影響を減
ずることによって各木綿糸の反応程度の測定を確実にさ
せる。上記のプラスチック製薄板は超音波溶接により剛
性器体の平面体に固着されることが好ましく、該プラス
チック製薄板と金属載置板とは接着剤により相互に固着
されることが好ましい。
本発明の好ましい態様について、図面を参照しながら、
さらに詳細に説明する。なお、以下の態様については、
血清における複数の抗原、即ち、アレルゲンに対する免
疫反応を同時に測定する場合について説明するが、本発
明の範囲がこのような測定方法にのみ限定されるもので
ないことは当業者には自明である。
図面は複数の抗原即ちアレルゲンに対する免疫反応を同
時測定するための液体試料例えば血清の免疫定量法にお
ける特別使用のための器具を示す。本発明の該器具は剛
性器体13上に間隔を置いて位置する複数の糸11を有
し、各糸は異るアレルゲン又はアレルゲン群によって被
覆されている。糸はハロゲン化シアノゲンから誘導され
た結合鎖によってアレルゲンと結合し得るように木綿又
は高分子量の多糖体から成り相互に約0.150インチ
(約0.38cm)の間隔を保つことが好適である。使用に
当り被覆された糸(複数)を被検液体試料の特定量と共
に恒温保持すると試料中に存在する特異的lgE抗体は糸
上に被覆されている対応アレルゲンと反応する。次いで
好適には標識され、好ましくは放射性追跡元素例えば
125Iで標識された抗−lgE抗体を使用して夫々のアレル
ゲン/lgE抗体の接合体を検出する。
本発明に従えば剛性器体13は長形凹所15及び被覆糸
(複数)11を有し、被覆糸は凹所を横切って位置する
が通常に凹所に長軸に対し直角に位置する。更に本発明
の器具は蓋板17を有し、この蓋板17は器体に固着し
凹所を蔽っている。凹所は蓋板で蔽われ取囲まれている
ので被覆糸は特定容積の血清と共に恒温保持され得る。
蓋板は大量操作中にも被覆糸を保護する。もし保護され
ないと被覆糸は免疫定量操作に不定の影響を与えるかも
知れない。更に放射性溶液と共に恒温保持された後に放
射性糸は操作時に離隔されているので放射性元素標識抗
−lgE抗体の使用において本器具は比較的安全である。
剛性器体13上に載置される以前に木綿糸(複数)11
は臭化シアノゲンを用いて活性化され、次いで前記のア
レルゲン(複数)と共有原子価にもとづいて結合する。
該活性化の遂行と被覆とのために適当な技法は前記の係
属中の米国特許出願第308935号明細書に開示されてい
る。
剛性器体13はプラスチック材例えばポリスチレンの射
出成形により成形されることが好ましい。この器体はそ
の夫々の端部に第1開口19と第2開口21とを有し、
凹所15へ流体を供給するようになっており、これらは
凹所へ各種液体を送入するために使用される。器体は第
2開口19と一直線上にある第2突出部23及び第1開
口21と一直線上にある第1突出部25を有することが
好ましい。第2突出部23は円形フランジ27を有し、
この円形フランジ27は常用シリンジ(図示されない)
のリュエル ロック(luer lock)と組合わされて固く
締まるようになっており、第1突出部は常用の取外し可
能のピペット先端部(図示されない)に適合するように
先端となっている。
液体はピペット突出部25及び第1開口21を経て凹所
15の中へ導入され得るか又は第2開口19から第1開
口21へ凹所を通って洗去され得る。第4図に示す通り
底部口に隣接する凹所の該隣接個所は先細部分29を有
するがこれは各種液体の完全排出を容易にするためであ
る。剛性器体は更に複数の小さな突起(図示されない)
を有することが可能であってこの突起は凹所へ内方へ向
って突出しており、これは洗去されるいかなる流体の流
れをも分裂させ、それによって攪流を起させ、攪流が被
覆糸11の洗浄を増大するようにする。
蓋板17は薄いプラスチック製の下層31及び薄い金属
製の上層33を有することが好ましい。プラスチック下
層は平面体35(剛性器体13に設けられている)に直
接固着して長形凹所15を蔽って取囲み、金属上層はプ
ラスチック下層を蔽い、複数の幅の狭い開口37を有
し、各開口は各別の木綿糸11に対して一直線上に存在
する。各開口は約0.150インチ(約0.38cm)の均一
の間隔を保ち夫々約0.03インチ(約0.07cm)の幅を
有する。好適態様においてプラスチック下層は透明であ
ってポリスチレンの如きプラスチック材で造られ、厚味
約5ミル(約0.12mm)をもち、金属の上層は例えば銅
材で造られ、厚味約6ミル(約0.15mm)をもつ。銅材
はスズ引きされているがこれは使用前に凹所15の中で
常用のリン酸塩緩衝化食塩水中で銅とアジドとの反応が
起ることを防止するためである。
プラスチック上層31は接着剤例えば紫外線により活性
化される接着剤〔入手先:Loctit Co.,San Jose,Califo
rnia〕を用いて金属の上層に固着される。接着剤を金属
層の下面に対して噴霧し得る。一方、プラスチック層は
超音波溶接により剛性器体13の平面体35に固着され
る。剛性器体13は更に平面体35に隆起部39を有
し、これは平面体35の内方部と外方部とのおよそ中間
において凹所15を取囲む。第5図に示す通り隆起部3
9は三角の断面をもち超音波溶接のエネルギーを方向づ
ける作用をする。
超音波処理は木綿糸11を規定の間隔を置くように支持
するためにも役立つ。溶接処理前に各糸を引張り下に置
き凹所15を横切ってぴんと張るように引伸ばすことを
確実にする。溶接後に剛性器体13の端部(複数)から
はみ出して突出するいかなる糸端部分をも除去する。
金属製上層33は比較的に近接した間隔をもつ木綿糸1
1(複数)が各糸上の反応の正確な測定を妨害しないこ
とを保証する。上層に存在する各開口37は対応する糸
によって発せられる輻射線を比較的狭い線幅でのみ伝達
し、かようにして隣接する糸による輻射線が測定を妨害
しないことを保証する。かように保護することはガンマ
線計測器又は写真フィルム使用技法を含む各種測定技法
にとって有効である。金属層の厚味は6ミル(0.15m
m)であることが好ましいがこれは隣接する糸に関する
測定を妨げる望ましからぬ量を防ぐに要する最少の厚味
であると信ぜられるからである。
第5図に示す通り剛性器体13は更にその下面に即ち凹
所15の存在する側の反対側に長形のくぼみ41を有
し、このくぼみは器体13に改良された剛性を与える。
使用に際し剛性器体13を、ピペット突出部25が向う
下方向に対し一般に直角の位置に置く。試料被検液は第
2突出部23に結合された適宜のシリンジ(図示されな
い)を用い第1開口21及びピペット突出部を介して凹
所15の中へ注入され得る。この場合に好適態様として
試料液量約1.2〜1.3mを要するが木綿糸11(複
数)の全部が浸漬されるように凹所15の中へ試料液を
注入し、次いで規定時間をかけて糸を恒温保持する。規
定され特定される時間は被覆糸のアレルゲン濃度に依存
する。適当な濃度及び恒温保持時間の組合せは前記の米
国特許出願第308935号明細書に開示されている。恒温保
持に際し液の攪乱を避けるよう注意せねばならない。恒
温保持後に試料中に存在するいかなるlgE抗体も各種糸
(複数)上に被覆されている対応アレルゲン(複数)と
反応する。
試料液と被覆糸11とが既述の時間をかけて恒温保持さ
れた後に第1開口2を介して凹所15から試料液を排出
させて糸をリン酸塩緩衝食塩水で洗う。この洗浄処理に
より被覆糸に結合した非特異的抗体は減少する。次に適
宜の放射性元素標識の抗−lgE抗体溶液を第1開口21
経由で凹所15中へ導入する。規定時間をかけて恒温保
持した後に糸上に存在するアレルゲン/lgE抗体接合物
の実質量と抗−lgE抗体とを反応させる。次いで標識さ
れた抗体溶液を第1開口経由で凹所15から排出させ
る。
リン酸塩緩衝食塩溶液により凹所15を再洗浄した後
に、起ったかもしれない各種諸反応を測定する条件下に
本器具を置く。各木綿糸11に結合した標識抗−lgE抗
体の数は対応するアレルゲンに対するアレルギー反応の
程度を表す。
放射性標識例えば125Iの使用の場合に各被覆糸11に対
する反応の程度はガンマ線計測器を用いるか又は適宜の
写真フィルムを露出させることにより測定され得る。後
者の場合に放射能発生を写真フィルムに適する波長へ変
換するための適当なリンの使用によって測定感度を増大
させ得る。リンはフィルムに隣接して位置するスクター
ンの形でもよく又は糸と並置された他の形状でもよい。
もちろん露出時間は測定されるべき放射能範囲、フィル
ム感度及びフィルム温度に依存する。
上述の諸点から本発明は被検試料の複数抗体又は複数ア
レルゲンに対する免疫反応の同時測定による試料液の免
疫定量法に特に使用されるための改良された器具を提供
するものであることが認識されるべきである。本器具は
本発明の長形薄片、好ましくは木綿糸の形状のストリッ
プを具備し、各糸は各種アレルゲン又はアレルゲン群に
より被覆されている。糸は蓋板で蔽われた規定容積の凹
所に設けられ、かようにして免疫定量の正確度を高める
と共に放射性元素標識免疫定量の一部として放射性元素
標識抗体を用いた際の器具の安全操作可能を保証する。
本発明は現時点での好適態様にもとづいて詳述されたけ
れども本発明の本旨を逸脱することなく多くの変改を施
し得るものであることを当業界の熟練技術者は理解すべ
きである。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は結合試験による試料液の診断分析に
使用されるための本発明の器具の透視図であり、該図の
一部を切り取って内蔵された凹所を横切って設けられた
数本のアレルゲン−被覆糸を示しており;第2図は本器
具の第1図の矢印2−2の方向における側部の断面図で
あり;第3図は第2図の環3で示された部分における本
器具の詳細な断面図であり;第4図は本器具の分解部品
配列透視図であり;第5図は第4図の矢印5−5の方向
における本器具の分解部品配列断面図である。 11……被覆糸、13……剛性器体、15……長形凹
所、17……蓋板、19……第2開口、21……第1開
口、23……第2突出部、25……第1突出部、29…
…先細部分、31……下層、33……上層、35……平
面体、37……幅の狭い開口、39……隆起部、41…
…長形くぼみ。
フロントページの続き (72)発明者 デイヴイツド エイチ リツジ アメリカ合衆国 カリフオルニア州 ニユ ーアーク ジヨアキン ミユアリエタ ア ベニユー 6163エイ (72)発明者 ヴインセント エイ マリンコヴイツチ アメリカ合衆国 カリフオルニア州 パロ アルト ユニヴアーシテイ アベニユー 1650 (56)参考文献 特開 昭49−76583(JP,A) 特開 昭56−125663(JP,A) 特開 昭58−179357(JP,A) 実開 昭54−106089(JP,U) 特表 昭58−501637(JP,A)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結合試験によって被検液を診断分析するた
    めの器具であって、 内部に長形凹所を有する剛性器体と、 前記長形凹所の長軸を横切り、相互に離隔して設けられ
    た複数の長形ストリップであって、 結合試験用成分で被覆された長形ストリップと、 前記剛性器体に結合されかつ前記長形凹所を覆う蓋板
    と、 を含み、前記長形凹所は、前記被検液を導入するための
    第1開口と、該被検液を取り出すための第2開口とを有
    し、かつ前記複数の長形ストリップと接触するための前
    記被検液を収容するとともに、前記長形ストリップ間
    で、前記被検液が自由流動できる大きさを有する、器
    具。
  2. 【請求項2】前記複数の長形ストリップが、木綿糸であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の器具。
  3. 【請求項3】前記剛性器体が、前記長形凹所を囲む、実
    質的に平らな平面を含み、前記蓋板が、実質的に平面で
    あり、前記剛性器体の前記平面に固定されて、前記長形
    凹所を囲む、特許請求の範囲第2項記載の器具。
  4. 【請求項4】前記蓋板が、金属製薄板を含み、該金属製
    薄板が、前記複数の長形ストリップの各々と整合する別
    個の長形開口を有する、特許請求の範囲第3項記載の器
    具。
  5. 【請求項5】前記蓋板が、前記剛性器体と、前記金属製
    薄板との間に設けられた、プラスチック製薄板を更に含
    む、特許請求の範囲第4項記載の器具。
  6. 【請求項6】前記剛性器体が、プラスチック材料から形
    成され、前記プラスチック製薄板と、前記金属製薄板と
    が、接着剤により相互に固着され、かつ前記プラスチッ
    ク薄板が超音波溶接により前記剛性器体の前記平面に固
    着されている、特許請求の範囲第5項記載の器具。
  7. 【請求項7】前記プラスチック製薄板が、透明である、
    特許請求の範囲第5項記載の器具。
  8. 【請求項8】前記各長形ストリップが、前記長形凹所の
    両側の前記平面から、該長形凹所を横切って存在する、
    特許請求の範囲第3項記載の器具。
  9. 【請求項9】前記複数の長形ストリップが、前記長形凹
    所を横切って、引っ張られた状態で支持され、かつ前記
    各長形ストリップが、相互に実質的に直線でかつ平行で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の器具。
  10. 【請求項10】前記第1及び第2開口が、前記長形凹所
    の両端に設けられている、特許請求の範囲第1項記載の
    器具。
  11. 【請求項11】前記剛性器体が、前記第1開口と一直線
    上に存在するピペット突出部を有する、特許請求の範囲
    第10項記載の器具。
  12. 【請求項12】前記長形ストリップが、木綿糸であり、
    該各木綿糸が、異なるアレルゲン又はアレルゲン群によ
    り被覆されている、特許請求の範囲第10項記載の器
    具。
  13. 【請求項13】結合試験により、被検液の診断分析を行
    う方法であって、 複数の長形ストリップの各々を、結合試験用成分で被覆
    し、 長形凹所を内部に有する剛性器体であって、被検液を導
    入するための第1開口と、該被検液を取り出すための第
    2開口とを含み、かつ前記長形ストリップ間で、前記被
    検液が自由流動できる大きさを有する該剛性器体の前記
    長形凹所に、所定の間隔で、前記複数の長形ストリップ
    を配列し、 前記長形凹所に、前記第1開口を通して、前記長形スト
    リップと接触する量の被検液を導入し、前記長形ストリ
    ップとともに温置し、 前記長形凹所から、前記第2開口を通して前記被検液を
    取り出し、 前記被検液と、前記長形ストリップとの間での反応を測
    定する、 ことを含む方法。
  14. 【請求項14】前記複数の長形ストリップを配列する工
    程が、該長形ストリップを引っ張って、前記長形凹所の
    長軸を横切るように配置する工程を含み、更に前記剛性
    器体に、前記長形凹所を覆う蓋板を固着する工程を含
    む、特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 【請求項15】前記蓋板が、超音波溶接によって前記剛
    性器体に固着される、特許請求の範囲第14項記載の方
    法。
  16. 【請求項16】前記複数の長形ストリップの各々に整合
    する長形開口を有する金属製薄板で、前記長形凹所を覆
    う工程を更に含む、特許請求の範囲第14項記載の方
    法。
  17. 【請求項17】前記長形ストリップが、木綿糸である、
    特許請求の範囲第13項記載の方法。
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