JPH06179020A - プレスブレーキ用の追従装置 - Google Patents

プレスブレーキ用の追従装置

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JPH06179020A
JPH06179020A JP32973992A JP32973992A JPH06179020A JP H06179020 A JPH06179020 A JP H06179020A JP 32973992 A JP32973992 A JP 32973992A JP 32973992 A JP32973992 A JP 32973992A JP H06179020 A JPH06179020 A JP H06179020A
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Keiji Hashizume
啓二 橋爪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレスブレーキによって曲げられる材料を追
従しながら支持する追従装置をコンパクトで安価なもの
とする。 【構成】 モータを取り付けた追従装置本体7に、前記
モータによって上下に摺動するスライドバー17を主軸部
によって軸支し、このスライドバー17にその上下運動を
回動運動に変えるリンク32を連結し、スライドバー17に
プレスの材料34を支持する支持部28を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレーキによっ
て曲げられる材料を追従しながら支持するプレスブレー
キ用の追従装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺な板状の材料をプレスブレーキによ
って例えばL字形に曲げる場合に、板状の材料の一端側
が跳ね上がり、一端側をそのまま支持しなければ材料の
自重で材料自体が曲がってしまうことがある。そこで、
従来、プレス途中の材料が曲がることのないように小型
のプレスブレーキでは人間が側に付いてその材料を支持
していた。また、大型のプレスブレーキの場合はプレス
ブレーキに油圧シリンダ式の追従装置がオプションとし
て備え付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、小型のプレスブ
レーキの場合は人手によって材料を支持しているため、
作業効率があまりよくない。また、大型のプレスブレー
キに備え付けられた追従装置は、大きいために広い場所
を必要とし、しかも高価である。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、作業効率が向上し、しかも
コンパクトな追従装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプレスブレーキ
用の追従装置は、駆動装置を取り付けた追従装置本体に
前記駆動装置によって上下に摺動するスライドバーを設
け、このスライドバーに材料を支持する支持部を設けて
いる。
【0006】また、本発明のプレスブレーキ用の追従装
置は、駆動装置を取り付けた追従装置本体に前記駆動装
置によって上下に摺動するスライドバーを軸支し、この
スライドバーにその上下運動を回動運動に変えるリンク
を連結し、スライドバーに材料を支持する支持部を設け
ている。
【0007】さらに、本発明のプレスブレーキ用の追従
装置は、駆動装置を取り付けた追従装置本体にアームを
軸支し、前記駆動装置によってアームを屈げ伸ばしする
作動手段を備え、アームの先端部に材料を支持する支持
部を設けている。
【0008】
【作用】前記した請求項1記載の構成により、駆動装置
を駆動すると下端の位置にあったスライドバーが上昇す
る。スライドバーの上昇にともなってスライドバーの上
端に設けられた支持部が材料の曲がる角度に追従して材
料を支持する。
【0009】前記した請求項2記載の構成により、駆動
装置を駆動することによって下端の位置にあるスライド
バーが上昇する。このスライドバーにはスライドバーの
上下運動を回動運動に変えるリンクが連結しているた
め、スライドバーの上端は円弧を描いて上昇する。スラ
イドバーの上端に設けられた支持部も円弧を描きながら
材料の曲がる角度に追従して材料を支持する。
【0010】前記した請求項3記載の構成により、追従
装置本体に軸支したアームが、アームを曲げ伸ばしする
作動手段によってアームの先端が円弧を描いて上昇す
る。このため、アームの先端部に設けられた支持部が材
料の曲がる角度に追従して材料を支持する。
【0011】このように比較的コンパクトな機構によっ
てプレス作業時の材料を曲がる角度に追従させながら支
持することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はプレスブレーキの斜視図である。この図1
において、1はプレスブレーキであり、そのテーブル2
の正面中央上部に本発明の第1の実施例の追従装置3が
取り付けられている。プレスブレーキ1のテーブル2の
上部にはV字溝4が形成されたダイ5が設けられ、テー
ブル2の上方にはダイス5と対応する上下動可能なパン
チ6が備え付けられてる。
【0013】図2は追従装置の側面図であり、図3はそ
の正面図である。追従装置3の主要部を構成する長尺な
追従装置本体7は、鋼板で製作され、断面が伏コ字状で
内部は中空である。この追従装置本体7の後端には、逆
U字形の切れ込み8が形成された矩形の取付板9が取り
付けられている。この取付板9をプレスブレーキ1に当
接し、ボルト10によって追従装置を取り付ける。
【0014】図4は追従装置本体の先端部を破断した平
面図を示している。追従装置本体7の先端両側部に軸受
11,12 が取り付けられ、この軸受11,12 に軸13,14 を介
して箱形の主軸部15が軸支している。この主軸部15の後
端側(図4の左側)には駆動装置の一つであるモータ16
が取り付けられている。また、主軸部15の先端側(図4
の右側)には棒状のラック17A とガイド棒17B からなる
スライドバー17を挿通するための取付枠18が取り付けら
れている。取付枠18の上板18A と下板18B にはそれぞれ
2個の挿通孔が形成され、それぞれの挿通孔にボス19が
設けられ、一方のボス孔(図4の上方のボス孔)19A に
は棒状のラック17A が上下方向に摺動可能に挿通してい
る。また、他方のボス孔(図4の下方のボス孔)19B に
は棒状のガイド棒17B が同じく上下方向に摺動可能に挿
通している。さらに、取付枠18の先端と主軸部15の先端
に軸受20,21 がそれぞれ設けられ、この軸受20,21 の間
にピニオン22が軸支し、前記棒状のラック17A と噛合し
ている。
【0015】なお、ピニオン22の後端と前記のモータ16
の回転軸16A とがカップリング23によって連結してい
る。ラック17A とガイド棒17B の上端と下端は、前後方
向から締結片24を嵌めこんでネジ25で締めつけて固定し
ている。スライドバー17の上部に被さるように取付具26
がネジ27によって取り付けられ、この取付具26に材料を
支持する伏コ字状の支持部28が偏心して軸着している。
取付具26と支持部28の間にはバネ29が介在して常時は支
持部28が水平に維持されている。
【0016】追従装置本体7の上部後端側には長孔30が
形成された固定板31が設けられ、この固定板31にリンク
32の一端が連結し、リンク32の他端は取付具26の上部内
側に取り付けられた連結片33と連結している。リンク32
は2本の棒状のプレート32A,32B からなり、プレート32
A,32B に形成された長孔32a とネジ32C によってリンク
32の長さを変えることができる。また、固定板31の長孔
30によってリンク32の一端側の固定位置を変えることが
できる。
【0017】次に、前記構成の作用を説明する。図5は
作動開始前の追従装置の側面図で、スライドバー17は最
下端の位置にある。この状態でプレスブレーキ1のテー
ブル2上に例えば、板状の材料34を載せて折り曲げる。
材料34をL字形に折り曲げる場合に、図6の二点鎖線で
示すように材料の一端側がはね上がる。はね上がった材
料34が自重で曲がらないように材料34に追随して支持部
28で支持する必要がある。そこで、モータ16を駆動して
ピニオン22を回転すると、ピニオン22と噛合しているラ
ック17A が上方に摺動する。ラック17A の上昇にともな
ってラック17A と締結しているガイド棒17B も同時に上
昇する。ラック17A とガイド棒17B からなるスライドバ
ー17は、ボス孔19A,19B を上下方向に摺動するだけであ
るが、リンク32によってスライドバー17の上端は主軸部
15を中心として円弧を描いて上昇する。従って、スライ
ドバー17の上端の支持部28も材料34の曲がる角度に追従
して材料34を支持することができる。このように材料34
の曲がる角度に追従して材料34を支持する一連の運動は
マイクロコンピユータによって制御する。なお、取付具
26と支持部28の間に介在しているバネ29は、材料34の重
さによって縮み、支持部28が材料の傾斜にあうように傾
く。
【0018】このような追従装置3によって、従来人手
によって材料34を支持しなければならなかった折り曲げ
作業も支持の必要がなくなり作業能率が向上する。しか
も、非常にコンパクトに製作でき、大型の追従装置に比
べて安価に製作できる。
【0019】なお、上記第1の実施例では、スライドバ
ー17にスライドバー17の上下運動を回動運動に変えるリ
ンク32が連結し、スライドバー17の上端が円弧を描いて
上昇するが、この発明では、リンク32を無くし、駆動装
置を取り付けた追従装置本体に前記駆動装置によって上
下に摺動するスライドバーを第1の実施例のように軸支
するか、または固定して設け、このスライドバーに材料
を支持する支持部を設ける構成としてもよい。このよう
な構成によって第1の実施例より簡単な構造にすること
ができる。
【0020】次に第2の実施例について説明する。図7
は第2の実施例の追従装置の一部を破断した側面図であ
る。この第2の実施例の追従装置は、追従装置本体40の
先端にアーム41が主軸42によって軸支している。このア
ーム41の先端に支持杆43の下端が軸支し、この支持杆43
の上部に取付具44を介して材料を支持する支持部45が取
り付けられている。
【0021】追従装置本体40内には、アーム41を曲げ伸
ばしする作動手段46が納められている。この実施例の作
動手段46は、モータ47の回転軸48に取り付けられた歯車
49と噛合する歯車列50によって、主軸42を回動し、アー
ム41を曲げ伸ばしする。支持杆43は、チェーン(図示せ
ず)などによって絶えず上方に向くようにするか、プレ
スブレーキの方に傾斜するようにする。
【0022】次に第3の実施例について説明する。図8
は第3の実施例の追従装置の一部を破断した側面図であ
る。この第3の実施例の追従装置も追従装置本体60の先
端にアーム61が主軸62を介して軸支し、このアーム61の
先端に支持杆63の下端を軸支し、この支持杆63の上部に
取付具64を介して材料を支持する支持部65が取り付けら
れている。
【0023】この第3の実施例のアーム61を曲げ伸ばし
する作動手段66は、エアシリンダ67とスライダー枠68と
スライダー片69とリンク70から構成されている。即ち、
エアシリンダ67の連杆71の一端がスライダー枠68のスラ
イダー片69と連結し、スライダー片69にはさらにリンク
70の一端が連結し、このリンク70の他端は、支持杆63上
部の取付具64に取り付けられている。
【0024】この作動手段66は、エアシリンダ67が作動
することによってスライダー片69がスライダー枠68にそ
って前後方向(図8においては左右方向)に摺動する。
スライダー片69の摺動によってリンク70を介してアーム
61が材料の曲がる角度に追従して屈曲する。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
記構成によって、プレスブレーキにおいて従来人手によ
って材料を支持しなければならなかった折り曲げ作業も
支持の必要がなくなり作業能率が向上する。また、追従
装置を比較的コンパクトに製作でき、しかも大型の追従
装置に比べて非常に安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の追従装置を設けたプレ
スブレーキの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の追従装置の側面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の追従装置の正面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の追従装置本体の部分断
面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の追従装置の使用状態図
である。
【図6】本発明の第1の実施例の追従装置の使用状態図
である。
【図7】本発明の第2の実施例の追従装置の一部を破断
した側面図である。
【図8】本発明の第3の実施例の追従装置の一部を破断
した側面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 3 追従装置 7 追従装置本体 16 モータ 17 スライドバー 28 支持部 32 リンク 34 材料 40 追従装置本体 41 アーム 45 支持部 46 作動手段 47 モータ 60 追従装置本体 61 アーム 65 支持部 66 作動手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置を取り付けた追従装置本体に前
    記駆動装置によって上下に摺動するスライドバーを設
    け、このスライドバーに材料を支持する支持部を設けた
    ことを特徴とするプレスブレーキ用の追従装置。
  2. 【請求項2】 駆動装置を取り付けた追従装置本体に前
    記駆動装置によって上下に摺動するスライドバーを軸支
    し、このスライドバーにその上下運動を回動運動に変え
    るリンクを連結し、スライドバーに材料を支持する支持
    部を設けたことを特徴とするプレスブレーキ用の追従装
    置。
  3. 【請求項3】 駆動装置を取り付けた追従装置本体にア
    ームを軸支し、前記駆動装置によってアームを屈げ伸ば
    しする作動手段を備え、アームの先端部に材料を支持す
    る支持部を設けたことを特徴とするプレスブレーキ用の
    追従装置。
JP4329739A 1992-12-10 1992-12-10 プレスブレーキ用の追従装置 Expired - Lifetime JPH0813380B2 (ja)

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JPH01122619A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Amada Co Ltd プレスブレーキにおける板材支持装置
JPH01122621A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Amada Co Ltd プレスブレーキにおける板材支持装置

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