JPH0617899B2 - 管検査用の無軌道式走査装置 - Google Patents

管検査用の無軌道式走査装置

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JPH0617899B2
JPH0617899B2 JP60090869A JP9086985A JPH0617899B2 JP H0617899 B2 JPH0617899 B2 JP H0617899B2 JP 60090869 A JP60090869 A JP 60090869A JP 9086985 A JP9086985 A JP 9086985A JP H0617899 B2 JPH0617899 B2 JP H0617899B2
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    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子力発電プラント等の配管の超音波検査等
のための走査装置に係り、特に軌道を設けず、直管部や
曲管部を配管の周方向に偏って回ることなく安定して走
査し得る無軌道式走査装置に関する。
〔発明の背景〕
直管部,曲管部を配管の周方向に偏つて回ることなく安
定して走査し得る無軌道式走査装置の従来例として、第
2図に示す特許第166942号(特公平3-32022号)や特開
昭57-73671号及び特開昭59-221655号がある。第2図に
示す従来例は、配管Eの周方向(矢印Y方向)に複数個
の駆動輪Aの前後に曲率検出器Bを設け、これ等曲率検
出器により配管Eの曲率を検出し、直管部,曲管部を走
行できるように走査装置の姿勢を制御している。また、
走査装置の配管Eの周方向の旋回を検出する直進センサ
Cと、上記センサの検出信号に基づいて前記駆動輪の軸
心方向を制御する操舵機構Dを設けて、走査装置が配管
の周方向に偏つて回ることなく直進するように制御して
いる。このように、上記従来例は、検査対象の配管が3
次元空間を立体的に配置されている場合、走査装置の配
管への取り付け位置を正確にしないと、曲管部において
走査装置が配管に対して斜めになつてしまい、超音波探
傷に用いた場合、その探傷精度が劣化する。従つて、正
確な位置に走査装置を装着しようとするため、走査装置
の配管への装着時間が掛かる欠点がある。
また、特開昭57-73671号及び特開昭59-221655号に記載
されたものは、各々曲管部、直管部のみしか適用でき
ず、曲管部,直管部を連続して検査できない。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、直管部、
曲管部を連続して走査できると共に、複雑な制御をする
ことなしに、直管部や曲管部を配管の周方向に偏つて回
ることなく安定して走査でき、更に、複数の領域を同時
に探傷できる管検査用の無軌道式走査装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明は、被検体物である管
に対して着脱可能な輪状のベースと、該ベースと係合さ
れた前記管に対し同心状に回動可能な周方向回転体と、
該周方向回転体に搭載された管検査用のセンサと、該ベ
ースに支承されて前記管と接する走行用の駆動輪とから
構成された軸方向走行体を複数個備え、前記複数個の軸
方向走行体間は連節体により連結され、該連結部の一方
側は、前記連節体に係合されたウオーム歯車がシヤフト
を介して前記軸方向走行体のベースに連結され、モータ
の駆動により該ウオーム歯車を回転させて前記軸方向走
行体を旋回可能に構成され、該連結部の他方は、ベアリ
ングを介して前記軸方向走行体のベースに旋回自在に連
結され、前記軸方向走行体のベースには、センサ板と距
離センサの間隔の変化に基づき前記軸方向走行体と前記
管の軸方向となす角を検出する姿勢センサが設けられ、
更に、該姿勢センサの出力値に基いて前記軸方向走行体
と管との距離が一定となるように前記モータを駆動させ
て該軸方向走行体の姿勢を制御する制御装置とが設けら
た管検査用の無軌道式走査装置としたものである。
つまり、上記のように構成された軸方向走行体を複数個
設けたことにより複数の領域を同時に探傷可能とするこ
とができる。
また、複数個の軸方向走行体間を連節体で連結すること
で軸方向走行体間の長さを取ることができ管検査用の無
軌道式走査装置の直進性を確保することができる。
更に、複数個の軸方向走行体間は連節体により連結さ
れ、連結部の一方側は連節体に係合されたウオーム歯車
がシヤフトを介して軸方向走行体のベースに連結され、
モータの駆動により該ウオーム歯車を回転させて軸方向
走行体を旋回可能に構成され、連結部の他方はベアリン
グを介して軸方向走行体のベースに旋回自在に連結され
ており、軸方向走行体のベースには、センサ板と距離セ
ンサの間隔の変化に基づき軸方向走行体と管の軸方向と
なす角を検出する姿勢センサが設けられ、姿勢センサの
出力値に基いて軸方向走行体と管との距離が一定となる
ようにモータを駆動させて軸方向走行体の姿勢を制御す
るようにしているので、管の曲管部においても安定して
走行することができると共に軸方向走行体と管とのなす
角を常に一定に保つことができ、探傷に必要な位置精度
を確保することができる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の一実施例を第1図、並びに、第3図乃至
第9図を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例における軸方向走行機能に関
する構成部分を示す斜視図である。本例の走査装置は被
検査物である配管1を囲んで着脱可能なように(例えば
二つ割り形)に構成したドーナツ状のベース21と、該
ベース21に固定されて配管1の外周に接触して回転す
る駆動輪を有する1組の軸方向駆動機構3と、該ベース
21に固定されて配管1の外周に接触して回転する従動
輪を有する2組の軸方向従動機構4とベース21と配管
1となす角を検出する姿勢センサ機構6とから構成され
る1対の軸方向走行体2を有し、前記の1対の軸方向走
行体2を連結し、ベース21との連結部5で旋回可能な
連節体50を互いにベース21の円周上に互いに180
°の位置にある構成を有している。上記の1組の軸方向
駆動機構3と2組の軸方向従動機構4とは、配管1を取
り囲んで対称位置(互いに120°の位置)に設けてあ
り、第1図では、2組の軸方向従動機構4のうち1組を
描いてあり、また図面後方のベース21にある軸方向従
動機構4は省略してある。
第3図は、軸方向駆動機構3の一実施例を示す図であ
る。軸方向駆動機構3は、ベース21に取り付けられた
駆動機構ベース37に軸方向駆動用モータ32とウオー
ム元歯車33とウオーム受歯車34,減速用歯車35
1,352、駆動輪31および速度用エンコーダ40が
第3図に示す如く配置にされた構成をしている。駆動機
構ベース37は、駆動機構ベース回転軸38を中心に矢
印381の方向に回転できるようになつており、駆動機
構ベース押付バネ39によつて配管1の径方向に押し付
けられている。このため駆動輪31は、常に配管1に適
度な押付圧を有しながら接触している。なお、ガイド板
36は、駆動機構ベース37が駆動機構押付バネ39に
押付けられて回転する時に前後に振れるいようにする案
内板である。
一方、軸方向従動機構4は、上記軸方向駆動機構3のう
ち、駆動輪31に対応する従動輪,駆動輪シヤフト31
1に対応する従動輪シヤフトおよび駆動輪支持部312
に対応する従動輪支持部で構成され、該従動輪支持部が
直接ベース21に固定された構造を有している。
上記の構造により、駆動輪31および2つの従動輪は、
駆動機構ベース押付バネ39によつて配管1の径方向に
押し付けられて、適度な押付圧を有しながら配管1と接
触している。この押付圧を調整することにより、本走査
装置は垂直管でも登坂する能力を持つ。また、前後にあ
る二つの駆動輪の速度を各々の速度エンコーダ40を監
視して協調制御することにより安定した走行を確保でき
る。
第4図は、ベース21側の連結部の各構造を示し、第5
図は、連節体50と連節体50側の連結部5の構造を示
す。ウオーム受歯車51がシヤフト55によりベース2
1に固定されている。連節体50の駆動側の構造は50
2に示すように、シヤフト55をベアリング100aで
受けた状態の軸受部構造であり、他端は501に示すよ
うに、ベアリング100b、100cで受けた軸受部の
構造をしており、ベース21に対してフリーになつてい
る。そこで、連節体50に支持構造物53により固定さ
れている走行体姿勢制御用モータ54に電圧を印加する
とウオーム元歯車52が回転し、ウオーム受歯車51と
一体となつているベース21すなわち軸方向走行体2が
第6図(a)のごとく旋回する。その結果、第6図
(b)のように連節体50と軸方向走行体2のなす角γ
を制御すれば、連節体50によって直進性を確保されな
がら、曲管部で安定して走行可能となる。なお、57は
ポテンシヨメータ56のカツプリングである。
一般に、超音波探傷では、超音波探触子(後述)を配管
1に対して垂直に押当てる必要があるから、超音波探触
子を搭載する軸方向走行体2を配管1に常に垂直に保つ
必要がある。そのためには、軸方向走行体2に配管1と
軸方向走行体2のなす角を検出する姿勢センサを搭載す
る。第7図は、姿勢センサ機構6の本発明における一実
施例を示す図である。姿勢センサ機構6は、同センサ全
体を支持する支持部68,支持部68に固定された案内
棒69a,69b、案内棒69a,69bを上下移動す
るセンサ支柱64、距離センサ63、距離センサ63を
保持しセンサ支柱64に固定されたセンサ保持具67
2,距離センサ63の上下移動を案内するセンサ案内板
671、センサ支柱に装着された車輪61b,車輪61
bを中心に回動可能なセンサ板62、センサ板62の距
離センサ63と反対側に取りつけられた車輪61a,セ
ンサ保持具672を常に押しつけることによつて姿勢セ
ンサ機構6全体を配管1に押し付けるバネ66およびセ
ンサ板62とセンサ保持具672につけられ、センサ板
62をセンサ保持具側に引張つているバネ65から構成
している。
第7図(a)は、第7図で示した姿勢センサ機構6の模
式図、同図(b),(c)は、姿勢センサ機構6の典型
的な動作例を示したもので、(b)図が直管部において
軸方向走行体2が配管に対して傾斜した時の、(c)図
は、走査装置が直管部から曲管部に差し掛かつた時の姿
勢センサ機構6の状態を示したものである。まず、
(a)図を用いて姿勢センサ機構6の動作を説明する。
バネ66は、車輪61bを配管1に押し付けている。一
方、バネ65は、車輪61bを支点として車輪61aを
配管1に押し付けている。すなわち、バネ65,バネ6
6によつて、車輪61a,車輪61bは常に配管1と接
触するように押し付けられている。従つて、(b)図の
ように直管部において走査装置が配管に対して傾くと、
距離センサ63が傾き、車輪61a,車輪61bに固定
されているセンサ板62と距離センサ63との距離dが
小さくなり、それにともない距離センサ63の出力電圧
Vも小さくなり、走査装置が配管に対して前傾姿勢にな
つていることを検出できる。また、(c)図のように曲
管部に差し掛かると、車輪61bが、バネ66に押され
て配管1の表面に追随するので(c)図に示すようにな
り、距離センサ63とセンサ板62との距離が大きくな
り、それにともない距離センサ63の出力電圧Vも大き
くなり、走査装置が配管1に対して後傾姿勢になつてい
ることを検出する。以上のことから距離センサの63の
出力電圧Vを監視することにより、直管部,曲管部のい
かんにかかわらず、走査装置の配管に対する姿勢を検出
できる。走査装置は連節体50とベース21との連結部
5を中心に前傾姿勢になつたり、後傾姿勢になつたりす
るので、姿勢センサ機構6のベース21上の最適な設置
位置は、連結部5に対して90°づれた位置である。
次に姿勢センサ機構6によつてどのように走査装置2を
制御するかを説明する。走査装置2を配管に装着する時
は、各々のベース21は連節体50に対して90°にな
るように配管に装着された時は、各々のベース21は連
節体50に対して90°になるようにセツトされてい
る。従つて、走査装置2が配管に装着された時は、各々
のベース21は配管1に対して垂直になり、すなわち走
査装置2は、配管1に対して走査装置2は垂直に装着さ
れる。直管走行時にはこの姿勢に、走行体姿勢制御用モ
ータ54によつてサーボロツクされている。その後、走
査装置2が第7図(c)のように曲管部に差し掛かつた
時には、2つのベース21のうち、前側のベース21の
姿勢センサ機構6の出力電圧Vが変化し、前側のベース
21が曲管部に差し掛かつたことを検出する。あらかじ
め曲管部の配管の曲率が分かつていれば、出力電圧Vが
ある一定以上変化した時は曲管部に差し掛かつたと判定
し、曲率に見合つた分だけ走行体姿勢制御用モータによ
つてベース21を傾斜させ曲管部においても配管に垂直
になるように制御する。更に走査装置2が曲管部を走行
すると、後側のベース21も曲管部に差し掛かると、前
側のベースの時と同じように制御され、配管に対して垂
直に保たれる。曲管部から直管部に抜け出る時も同じよ
うに制御される。
上記では、直管部から曲管部に、逆に曲管部から直管部
に変わる時のみ、姿勢センサ機構6によつて走査装置2
の姿勢を制御したが、走査装置2が走行中、各々の姿勢
センサ機構6の出力によつて常時、対応するベース21
の姿勢を制御してもかまわない。
第8図は、検査用センサとして超音波探触子を用いた場
合の同センサを配管の周方向に移動させる周方向回転駆
動機構8に関する構成部分を示す斜視図である。周方向
回転駆動機構8は、ベース21に固定され、周方向回転
体駆動用モータ81,駆動用歯車83および周方向に複
数個配置されたガイドローラ84から構成される。周方
向回転体駆動用モータ81を制御することによつて、内
歯歯車82となつている周方向回転体7を旋回させる。
周方向回転体7に固定された超音波探触子機構9には、
超音波探触子91がある。超音波探触子91は、ジンバ
ル機構92と超音波探触子押付け機構93とによつて常
に配管に垂直に押し付けられている。
該周方向回転駆動機構8と該超音波探触子機構9を2つ
ある軸方向走行体2に外側に向けて互いに背を向けるよ
うに取りつけ、検査の能率をあげることも出来る。ま
た、第9図のような曲管部において、連節体50の長さ
Lを式(1)のように定める。
ここで、R:第9図に示す曲管部の曲率半径 θ:第9図に示す曲管部の屈曲角 連節体50の長さをこのようにすることによつて、溶接
影響部すなわち4つの探傷領域S,S,Sおよび
のうち、SとSおよびSとSが同時に探傷
でき探触時間の短縮を計ることが可能である。
第10図は、連節体50と走行体との連結部の他の実施
例の模式図、第11図は走行体側すなわち軸方向走行体
2側の連結部の構造を示す図である。本実施例では、連
節体50が曲管部の曲率と同一の曲率をなし、曲率部の
長さLは式(2)で求められ、その両端に直線部を持つ
形状を有している。
L=R×θ ここで、R:第10図に示す曲管部の曲率半径 θ:第10図に示す曲管部の屈曲角 (rad) また、連節体50は、第11図に示すように片側に歯が
切られ、反対側は鋭角的な三角形の形状をなしている。
そこで、連節体は、軸方向走行体2に固定されたプーリ
531と同様に軸方向走行体2に固定されている歯車5
41と挟まれて支持されている。そこで、軸方向走行体
2に固定された走行体姿勢制御用モータ54を駆動する
とウオーム元歯車521と歯車541と一体となつてい
るウオーム受歯車により連節体50は、プーリ531上
を移動できる。これと同一機構が軸方向走行体2の円周
上に180°ずれた位置にもある。そこで、第10図に
示す2つある軸方向走行体2の右側の軸方向走行体2の
駆動輪31と歯車541を同一方向に回転させると、同軸
方向走行体2のみが連節体50に沿つて移動する。ま
た、両軸方向走行体2の駆動輪31を停止し、両軸方向
走行体の歯車541を駆動すれば、両軸方向走行体は停
止したままで、連節体50のみが移動する。そこで、第
12図(a)に示すように直管部では、両軸方向走行体
2を連節体50の両端に移動されて、両軸方向走行体の
スパンをとり、走向体が周方向回転しずらくして直進性
を確保している。また、第12図(b)のように、曲管
部にきた時は、片方の軸方向走行体を固定し、他方の軸
方向走行体を連節体50と同期して曲管部を走行させ
る。この軸方向走行体が曲管部の他端に着いたら、停止
させて固定し、今まで停止させて軸方向走行体を連節体
50と同期して駆動し、たぐり寄せるように曲管部を走
行させる。このように、曲管部でも安定して走行でき
る。
軸方向駆動機構3などを設置したベース21や、超音波
探触子などが固定されている周方向回転体7は、半割に
出来るような着脱自在機構を有している。第13図は、
ベース21に関するその一実施例を示したものである。
ベース21には、ヒンジ11とフツク12があり、フツ
ク12をはずすと、ヒンジ11を中心に開き、簡単に着
脱できるようになつている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、軸方向走行体を
複数個設けたことにより複数の領域を同時に探傷可能と
することができる。
また、この複数個の軸方向走行体間を連節体で連結する
ことで軸方向走行体間の長さを取ることで管検査用の無
軌道式走査装置の直進性を確保することができ、かつ、
各軸方向走行体には管に対し同心状に回動可能な周方向
回転体を備え、かつ、該軸方向走行体間を連節体により
その連結部の一方を回転可能に連結することで、管の曲
管部においても安定して走行することができる。
更に、軸方向走行体に、該軸方向走行体と前記管の軸方
向となす角と検出する姿勢センサと、該姿勢センサに基
いて前記軸方向走行体と管とのなす角を制御する制御装
置を搭載したことにより、各軸方向走行体と管とのなす
角を検出し、軸方向走行体と管とのなす角を常に一定に
保つことができ、探傷に必要な位置精度を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走査装置の一実施例の軸方向走行部の
斜視図、第2図は従来例の説明図、第3図は軸方向駆動
機構の一実施例を示す図、第4図はベースの連結部の構
造を示す図、第5図は連節体と連節体側の連結部の構造
を示す図、第6図は連節体の動作を示す図、第7図は姿
勢センサ機構の一実施例を示す図、第7図(a)は第7
図の姿勢センナ機構の模式図、第7図(b),(c)は
第7図(a)の機構の各動作状態図、第8図は周方向回
転駆動機構の一実施例を示す図、第9図は連節体の長さ
と曲管部の形状との関係を示す図、第10図は連節体と
走行体との連結部の他の実施例の模式図、第11図は軸
方向走行体側の連結部の構造を示す図、第12図は第2
の実施例の動作を示す図、第13図は、ベースの着脱機
構の正面図である。 1……配管、2……軸方向走行体、3……軸方向駆動機
構、4……軸方向従動機構、5……連結部、6……姿勢
センサ機構、7……周方向回転体、8……周方向回転駆
動機構、9……超音波探触子機構、31……駆動輪、4
1……従動輪、50……連節体、91……超音波探触
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体物である管に対して着脱可能な輪状
    のベースと、該ベースと係合された前記管に対し同心状
    に回動可能な周方向回転体と、該周方向回転体に搭載さ
    れた管検査用のセンサと、該ベースに支承されて前記管
    と接する走行用の駆動輪とから構成された軸方向走行体
    を複数個備え、 前記複数個の軸方向走行体間は連節体により連結され、 該連結部の一方側は、前記連節体に係合されたウオーム
    歯車がシヤフトを介して前記軸方向走行体のベースに連
    結され、モータの駆動により該ウオーム歯車を回転させ
    て前記軸方向走行体を旋回可能に構成され、 該連結部の他方は、ベアリングを介して前記軸方向走行
    体のベースに旋回自在に連結され、 前記軸方向走行体のベースには、センサ板と距離センサ
    の間隔の変化に基づき前記軸方向走行体と前記管の軸方
    向となす角を検出する姿勢センサが設けられ、 更に、該姿勢センサの出力値に基いて前記軸方向走行体
    と管との距離が一定となるように前記モータを駆動させ
    て該軸方向走行体の姿勢を制御する制御装置とが設けら
    れたことを特徴とする管検査用の無軌道式走査装置。
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KR100668800B1 (ko) * 2006-09-29 2007-01-12 한밭대학교 산학협력단 파이프의 균열 위치 검출장치

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JPS61250553A (ja) 1986-11-07

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