JPS6134459A - 管の検査用の無軌道式走査装置 - Google Patents

管の検査用の無軌道式走査装置

Info

Publication number
JPS6134459A
JPS6134459A JP15519684A JP15519684A JPS6134459A JP S6134459 A JPS6134459 A JP S6134459A JP 15519684 A JP15519684 A JP 15519684A JP 15519684 A JP15519684 A JP 15519684A JP S6134459 A JPS6134459 A JP S6134459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
circumferential
scanning device
sensor
trackless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15519684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0332022B2 (ja
Inventor
Fumio Tomizawa
富沢 文雄
Kenji Tsuchida
健二 土田
Sakae Sugiyama
栄 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15519684A priority Critical patent/JPS6134459A/ja
Priority to US06/759,288 priority patent/US4655085A/en
Publication of JPS6134459A publication Critical patent/JPS6134459A/ja
Publication of JPH0332022B2 publication Critical patent/JPH0332022B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/02854Length, thickness

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子力発電プラント等の配管の超音波検査の
ための走査装置に係り、特に軌道を設けず、直管部や曲
管部を配管の周方向に偏って回ることなく安定して走査
し得る無軌道式走査装置に関する。
〔発明の背景〕
直管部1曲管部の走査装置の従来例として、第2図に示
すような特開昭58−129253号がある。上記従来
例は、配管Eの軸方向(矢印X方向)に走行する駆動輪
Aの前後に曲率検出器Bが設けられている。これ等曲率
検出器の伸縮量により配管Eの曲率を検出し、直管部、
曲管部を走行できるように走査装置の姿勢を制御してい
る。しかし、この従来例においては被検査管の軸心方向
に走行することはできるが、軸心回りに偏って回ること
を検知する機能や偏って回ることを防止する手段を備え
ていないため、管の表面に対して例えば螺旋状に、若し
くは右回り旋回と左曲り旋回との混じった蛇行状1°走
行す6虞れ”゛有6・1°述4たよ      1うに
走査装置が周方向に旋回する原因は、駆動輪の車輪によ
るガタ、駆動輪の取付精度、駆動輪の接地圧の不均一な
どが複雑に関連した相互作用であると考える。検査対象
の配管が水平配管のみの場合は、走査装置の重心が配管
の下側にくるように装着すれば、ある程度防ぐことがで
きるが、3次元空間を立体的に配管されている場合、上
記旋回を防止する適iな構成が未だ開発されていない。
〔発明の目高〕
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、被検査物
である管が立体的に配管されている場合、管の中心線と
平行に(管の中心線の回りに旋回することなく)走行し
得る無軌道式の走査装置を提供しようとするものである
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、本発明の走査装置は、被検
査物である管に対して着脱可能な輪状のベースと、この
ベースに対して支承されて前記の管に接触する走行用の
駆動輪と、前記のベースの管に対する周方向の旋回を検
出するセンサと、上記センサの検出信号に基づいて前記
駆動輪あ軸心方向を制御する周方向姿勢制御機構と、前
記の管の曲率を検出するセンサとを設けたことを特徴と
する。
ただし、上記の輪状のベースとは、必ずしも幾何学的な
輪状に限るものではなく、被検査物である管の周囲を取
り巻く形状を意味し、切欠を有していてもよい。
【発明の実施例〕
次に、本発明の1実施例を第1図、並びに、第3図乃至
第6図について説明する。
第1図は本発明の1実施例における軸方向走行機能に関
する構成部分を示す斜視図、第3図は同じく周方向回転
機構に関する構成部分を示す斜視図である。
本例の走査装置は被検査物である配管1を囲んで着脱可
能なように(例えば二つ割り形に)に構成したドーナツ
状のベース2と、該ベース2に固定されて配管1の外周
に接触して回転する駆動輪31を有する軸方向駆動機構
3とを有している。
上記の軸方向駆動機構3は、配管1を取り囲んで対称位
置に3組設けてあり、本第1図はその内の1組を描いで
ある。
本例の走査装置はベース2に固定されて走査装置の周方
向の旋回を検出する蛇行防止センサ4と、該蛇行防止セ
ンサ4により軸方向駆動機構3の方向を変える周方向姿
勢制御機構5と駆動輪31を挟むようにして軸方向駆動
機構3に取りつけられた曲率センサ6と、第3図に示す
ベース2の周りを回転する周方向回転体7(第3図)と
、該周方向回転体7を駆動する周方向回転体駆動機構8
および周方向回転体7に固定され超音波探触子91を有
する超音波探触子機構9とから構成される。
本実施例では軸方向駆動機構3を互いに120゜の位置
関係となるように3個配置している。
第1図に示すように軸方向駆動機構3は、軸方向駆動用
モータ32とウオーム元歯車33とウオーム受歯車34
、減速用歯車35.36、駆動輪31および速度エンコ
ーダ37などから構成されており、軸方向駆動用モータ
32の制御によって走査装置を軸方向に走行させること
が可能となる。
周方向回転体駆動機構8(第3図)は、ベース2に固定
され、周方向回転体駆動用モータ81、駆動用歯車83
および周方向に複数個配置されたガイドローラ84から
構成される。周方向回転体駆動用モータ81を制御する
ことによって、内歯歯車82となっている周方向回転体
7を旋回させる。
周方向回転体7に固定された超音波探触子機構9には、
超音波探触子91がある。超音波探触子91は、ジンバ
ル機構92と超音波探触子押付は機構93とによって常
に配管に垂直に押し付けられている。
第4図は、前記蛇行防止センサ4の一実施例を示したも
のである。ボール41は配管1の外面と接触している。
このボール41が回転すると互いに90°の位置に配置
されているローラ42゜43がそれぞれ周方向成分であ
るX方向、軸方向成分であるY方向の成分を検出する。
この検出量をエンコーダ47.48により電気量に変換
される。そこでもし周方自己走査装置が旋回すれば、そ
の旋回量は、蛇行防止センサ4のY方向成分により検出
できる。この場合、X方向成分は、走査装置の移動量と
なるからその値を積分すれば、出発点からの走査位置を
検出することも可能である。
第5図は、蛇行防止センサ′4の他の実施例を示す。蛇
行防止用の検出車輪45を、その車輪を矢印X方向(配
管1の軸心方向)に、支承して走査装置のベース2の周
方向回転量を検出し、エンコーダ46によって電気信号
に変換して出力する。
第6図は、蛇行防止センサの第3の実施例を示したもの
で、第7図は第6図におけるF−F矢視図を、第8図は
第6図におけるJ−J矢視図を示したものである。本実
施例における蛇行防止センサ4は、配管1に接触してい
る蛇行検出車輪434と車輪442を介して蛇行検出車
輪434を支承しているボックス436と該ボックス4
36をシャフト441を介して支承しているチャンネル
435と、該チャンネル485をベースにネジ442を
介して固定して取付板431等からなっている。該ボッ
クス436は、ベース2に固定されたチャンネル435
にシャフト441を中心として矢印440に示す方向に
自由に旋回するように取りつけられている。従って、走
査装置が矢印443に示すように配管1の周方向に蛇行
した場合、蛇行検出車輪434は破線で示すように傾斜
する。この傾斜量をチャンネル435に固定されたエン
コーダ433で歯車437を介して走査i置の周方向の
旋回量を検出する。また、蛇行検出車輪434の回転量
を歯車438を介してチャンネル435に固定されたエ
ンコーダ432で検出しているので、第1の実施例同様
にその検出量を積分すれば出発点又はある基準点からの
走査装置の位置も検出できる。以上3つの実施例の蛇行
防止センサ4の出力を示すエンコーダ48,46゜43
3の出力をTとすれば、このψが零となるように制御す
ることによって当該走査装置が配管1の回りの偏った旋
回を防止できることになる。その具体的な構成を次に述
べる。
第9図は、周方向姿勢制御機構5の一実施例を示したも
のである。周方向姿勢制御機構5は、軸方向駆動機構3
を矢印55に示すように左右旋回可能とするボールジヨ
イント51とソレノイド部52から構成されている。ソ
レノイド部52に可動部53は軸方向駆動機構の先端に
嵌合され、ベース2に固定された固定部54の中をソレ
ノイドに流す電流の向きによって出たり入ったりする。
そこで、可動部53が出た時と入った時で、軸方向駆動
機構3を真直な状態から互いに左右に反対方向に向く様
にソレノイド部52を設ければ、駆動輪31も軸方向駆
動機構3に追随して動作するため駆動輪31の向きすな
わち走査装置の周方向の姿勢を制御できる。この場合、
複数個の駆動輪31を同時に制御する場合は、駆動輪3
1の制御方向は同一とする。
第10図は曲率センサ6の1実施例を示す斜視図、第1
1図は同じく正面図である。本例は左右対称に構成して
おり、その内の1組の図面参照番号に、はサフィックス
aを、他の1組の図面参照番号にはサフィックスbを、
それぞれ付しである。
本例の曲率センサbは、アーム66の一端に車輪62が
自由に回転するように取りつけられ、その他端に歯車6
3が固定されている。アーム66は、軸方向駆動機構3
に固定された固定棒67にバネ65によって常に引張ら
れている。第11図に示すように例えば、走査装置が直
管部から曲管部に走行したとすると、破線に示すように
アーム66aがバネ65aによって引張られて歯車63
aが回転し、増速歯車68aによって、その回転量が拡
大されてアブソリュートエンコーダ64aで検出される
。このような機構が、駆動輪31の前後に設けられてい
る。添字す側も、添字a側と同様にかつ互いに独立に作
動する。アーム66が固定棒67に引きつけられた時を
基準にし、互いに矢印69の方向に作動した時のアブソ
リートエンコーダ64の出力を正とすれば、式(1)の
ε6が零になるように駆動輪31の回転速度を制御して
、走査装置を配管1に対し常に垂直な姿勢に制御する。
ε。=θ、−01             ・・・(
1)ただし θ、:アブソリュートエンコーダ64aの出力量   
  2θ、:            64bの 〃ま
た。エンコーダ64a、64bの一方またはその平均値
により曲管部における曲率をも検出できる。
第12図は、制御装置100の構成を示したものである
。各駆動輪31に取りつけられた曲率センサ6の6つの
アブソリュートエンコーダ64の出力はラッチ回路10
1を介して、蛇行防止センサ4のエンコーダ48の出力
はU P /DOWNカウンタ102を介して、軸方向
走行距離検出用エンコーダ47の出力はUP / DO
WNカウンタ103を介して、周方向回転体位置検出用
エンコーダ85の出力はUP/DOWN104を介して
、そして、軸方向駆動用モータ速度検出用エンコーダ3
7の出力はU P /DOWNカウンタ105を介して
、それぞれディジタルインプットポート128によりマ
イクロプロセッサユニット(μPU)120に取り込ま
れ、RAM122に保持される。これ等の検出されたデ
ータによりROM121に書き込まれたプログラムによ
り蛇行防止制御と、曲管でも安定して走行できる姿勢制
御が行なわれる。各プログラムにより決定された操作量
は、デイジタルアウトプツ、トボート124を通してD
/Aコンバータ109〜111によりアナログ量に変換
され、パワアンプ106〜108により電力、増幅され
てアクチュエータであや軸、方向駆動用モータ32、周
方向駆動用モータ、81およびソレノイド52に印加さ
れる。信号115,116はU P /DOlilNカ
ウンタ102〜105のリセット信号である。リセット
信号115は、後述する溶接端部や検査開始点などの基
準位!で出やされる。一方、リセット信号116は、制
御周即であるサンプリング周期毎に、データを読み込ん
だ直後に出力される。
ROM121に書込まれているプログラムの実施例をフ
ローチャートで示すと第13図と第14図になる。第1
3図は、蛇行防止制御のフローチャートで、第14図は
、姿勢制御のフローチャートである。
まず蛇行防止制御から説明する。プログラムがスタート
すると、μPU120はまず蛇行防止センサの出力r、
を読み込み(ステップ1)、その絶対値が許容値r、よ
り大きいか小さいか判定する(ステップ2)。許容値ψ
、より小さければ、そのままの状態で制御しつづける。
許容値tP、より大きければ、走査装置の進行方向と出
力値Ttが正か負により、周方向姿勢制御機構5のソレ
ノイドを制御する(ステップ■〜■)、第15図は、ソ
レノイドを制御する場合の4つの状態を示したものであ
る。第15図(a)は、走査装置が前進中でかつ周方向
に右にずれた場合(ψ1は右へずれた時を正とする)を
示す。この場合は、走査装置を左へ走行させる必要があ
るから、ソレノイド部52の可動部53を伸ばした状態
にして左へ駆動輪31を操蛇する。同図(b)は、走査
装置が前進中でかつ周方向に左へずれた場合で、この場
合は可動部53を縮め駆動輪31を右へ操蛇する。
以上が走査装置が前進中の場合であるが、後進中の場合
は第15図(c)、(d)に示すように蛇行防止センサ
出力ψ、の正負により前進中と反対方向にソレノイドの
可動部53を制御すればよいことがわかる。
次に第13図のフローチャートを用いて姿勢制御につい
て説明する。姿勢制御をするための曲率センサ6は、互
いに120@離れた位置に配置された3つの駆動輪3′
1に各々1つずつ取りつけられている。この駆動輪31
を駆動する軸方向駆動用モータ32を許容負荷範囲内で
速度制御すれば、各軸独立に制御が可能となるから以下
の説明では、1軸を対象とする。プログラムがスタート
すると曲率センサ6の出力である姿勢制御角θ1.θ。
を読み込み(ステップ@l)、その差分ε、を計算する
(ステップ0)。このC9が許容値ε、より大きいか小
さいかを判定する(ステップ◎)。
許容値ε、より小さければ、そのままの速度で駆動輪3
1を回転させる。許容値ξ、より大きければ、走査装置
の進行方向とε、の正負により駆動輪31の回転速度を
増速するか減速するかを決定する(ステップ0〜0)。
第16図は、前進中における配管1と走査装置の姿勢の
3つの関係を示したものである。第16図(a)は、走
査装置が配管1に対して垂直な状態であり、駆動輪31
の走行速度に調和がとれている場合である。
同図(b)は、走査装置が配管1に対して後傾姿勢にな
っている状態で、駆動輪31aの回転速度が他の駆動輪
よりも遅いことを示している。同図(Q)は、(b)図
とは逆に走査装置が配管1に対して前傾姿勢になってい
る状態で駆動輪31aの回転速度が他の駆動輪よりも速
いことを示している。従って、第16図(b)、(c)
の状態を同図(a)の姿勢にするためには、(b)図の
状態では駆動輪31aの回転速度を上げる(ステップ0
)、(Q)図の状態では、逆に回転速度を下げる(ステ
ップ0)となる。走査装置が後進中の場合は、θ、とθ
、の前後関係が逆になる:から、ε。の正負に対する回
転速度の増減速の関係が前進中とは全く逆になる (ステップ0.[相])。従って、第16図の制御フロ
ーに従い、走査装置の姿勢を制御すれば、常に配管1に
対して垂直に保つことができる。
軸方向駆動機構4などを設置したベース2や、超音波探
触子などが固定されている周方向回転体7は、半割に出
来るような着脱自在機構を有している。第17図は、ベ
ースの2の一実施例を示したものである。ベース2には
、ヒンジ11とフック12があり、フック12をはずす
と、ヒンジ11を中心に開き、簡単に着脱できるように
なっている。
前記実施例の構成、並びに各構成部分の作用は以上に説
明したごとくである。次に、その使用方法の1例を具体
的に述べる。
まず、軸方向駆動機構3などが設けられたベース2を被
検査物である配管1に取りつけ、次に超音波探触子91
などを具備した周方向回転体7をベース2に固定する。
そのマイクロコンピュータなどから成る制御装置(第1
2図)は次のように走査装置を制御する。” (1)走査装置を前後させ、各駆動輪31の速度を式(
1)従い、走査装置が配管1に対して垂直になるように
制御する。
(2)溶接部の方向に走査装置を走行させ、超音波探触
子91により溶接部端を検出し、その位置を基準点とす
る。
(3)溶接部前後にある探傷領域端まで戻り探傷を開始
し、他端まで探傷する。
(4)必要なら次の溶接部まで移動させ、(2)と(3
)の動作を繰り返す。
次に他の実施例に関して説明する。第18図は、周方向
姿勢制御機構5の他の一実施例を示す。本実施例では、
駆動輪31と配管1との接地点を中心に軸方向駆動機構
3全体を周方向姿勢制御用モータ58によりウオーム元
歯車56、ウオーム受歯車57を介して、旋回できるよ
うにしたものである。本実施例では、3つの駆動輪31
を軸方向から周方向に制御できるので、周方向回転体7
と周方向回転体駆動機構8が不必要で超音波探触子機構
9を直接ベース2に装着しても周方向の探傷が可能とな
る。
次に、走査装置の装着位置を水平配管に限定すれば、第
19図に示すようにベース2に水準器21のような重力
センサを設けることにより前述の周方向姿勢制御機構5
を使って、周方向にも走査装置を任意の姿勢に制御でき
る。その結果、次の2つの効果が得られる。
(a)第19図に示すように走査装置を装着時に、左右
対称に姿勢制御できるため、その後、蛇行防止センサ4
と曲率センサ6を使って姿勢制御を含む走行制御、特に
曲管部の走行制御が簡単になる。
その理由は、駆動輪3a、3bの速度指令値をほぼ同一
にできること、水平配管走行時は、例えば駆動輪3a、
3bが走査装置の重力を支持するように走査装置の姿勢
を制御すれば、軸方向駆動モータ32のトルク変動が少
なくなることからである。トルク変動が少ないことから
適切なモータを選択でき、走査装置の小型、軽量化を図
ることもできる。
(b)周方向の絶対的な位置検出ができ、探傷位置を適
確に把握でき、る。
第20図は、走査装置をエルボ近くの垂直配管に装着す
る場合の周方向姿勢センサの例である。
ベース2から伸縮可能な、先端がボール状の2っ   
  1の接触センサ22a、22bが軸方向に設けられ
ている。そこで、2つの接触センサ22a、22bが等
距離になるように周方向姿勢制御機構5を使って、走査
装置の周方向の姿勢を制御すれば、第19図のような左
右対称な姿勢に走査装置を制御できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の装置によれば、検査対象
物である管が屈曲部を有していて立体的に配管されてい
る場合、安定して走行することができ、特に管の軸心回
りに偏って旋回することなく走行することができるとい
う優れた実用的効果を奏し、配管の遠隔探傷の精度向上
及び能率向上に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走査装置の1実施例の軸方向走行部の
斜視図、第2図は従来例の説明図、第3図は上記実施例
の周方向走行部の斜視図、第4図は蛇行防止センサの一
例を示す斜視図、第5図は蛇行防止センサの他の一例を
示す斜視図、第6図は蛇行防止センサの更に異なる一例
を示す部分断面図、第7図は第6図のF−F矢視図、第
8図は同J−J矢視図、第9図は周方向姿勢制御機構の
一例を示す斜視図、第10図は曲率センサの1例を示す
斜視図、第11図は回正面図、第12図は制御装置の構
成の説明図、第13図は蛇行防止制御のフローチャート
、第14図は姿勢制御のフローチャート、第15図はソ
レノイドを制御する場合の4つの状態の説明図、第16
図は走査装置の3つの姿勢の説明図、第17図はベース
の着脱・機構の正面図、第18図は周方向姿勢制御装置
の他の実施例の正面図、第19図は走査装置を左右対称
に姿勢制御をした状態の説明図、第20図は走査装置を
エルボ近くの垂直配管に装着する場合の周方向姿勢セン
サの・例を示す斜視図である。 1・・・配管、2・・・走査装置のベース、3・・・軸
方向駆動機構、4・・・蛇行防止センサ、5・・・周方
向姿勢制御機構、6・・・曲率センサ、7・・・周方向
回転体、8・・・周方向回転体駆動機端、9・・・超音
波探触子機構、31・・・駆動輪、91・・・超音波探
触子、100・・・制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検査物である管に対して着脱可能な輪状のベース
    と、このベースに対して支承されて前記の管に接触する
    走行用の駆動輪と、前記のベースの管に対する周方向の
    旋回を検出するセンサと、上記センサの検出信号に基づ
    いて前記駆動輪の軸心方向を制御する周方向姿勢制御機
    構と、前記の管の曲率を検出するセンサとを設けたこと
    を特徴とする、管検査用の無軌道式走査装置。 2、前記の輪状のベースは、輪状の周方向回転体を備え
    たものとし、この周方向回転体を輪状のベースに対して
    同心状に回動可能に支承するとともに回動駆動手段を設
    け、かつ、該周方向回転体に管検査用のセンサを搭載し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の管検
    査用の無軌道式走査装置。 3、前記の周方向制御機構は、駆動輪の軸受部材をベー
    スに対して回動自在に支承する手段と、上記の軸受部材
    をベースに対して回動駆動する手段とを備えたものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の管検
    査用の無軌道式走査装置。 4、前記の周方向の旋回を検出するセンサは、被検査管
    に摺触せしめて回転自在に支承したボールと、該ボール
    の回転量を直交2軸まわりの成分に分解して検出する手
    段とによつて構成されたものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項の内の何れか一つに記載
    の管検査用の無軌道式走査装置。 5、前記の周方向の旋回を検出するセンサは、前記輪状
    のベースの中心軸と平行な軸の回りに回転自在に支承さ
    れて被検査管に摺触する車輪と、該車輪の回転量を検出
    する手段とを備えたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至同第3項の内の何れか一つに記載の
    管検査用の無軌道式走査装置。 6、前記の曲率を検出するセンサは、回動可能に支承し
    たアームの先端に軸支した車輪を、前記駆動輪の周辺に
    おいて被検査管に摺触せしめるとともに、前記のアーム
    の回動角を検出する手段を設けたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至同第3項の内の何れか
    一つに記載の管検査用の無軌道式走査装置。 7、前記の周方向姿勢制御機構は、地球の引力の方向を
    検出する重力センサを用いたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は同第3項に記載の管検査用
    の無軌道式走査装置。 8、前記の周方向姿勢制御装置は、ベースから垂直方向
    に被検査管に向けて支承した伸縮可能な1対のアームと
    、上記1対のアームの長さを等しからしめるように駆動
    輪の軸心方向を制御する手段とを備えたものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項の内の何
    れか一つに記載の管検査用の無軌道式走査装置。
JP15519684A 1984-07-27 1984-07-27 管の検査用の無軌道式走査装置 Granted JPS6134459A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519684A JPS6134459A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 管の検査用の無軌道式走査装置
US06/759,288 US4655085A (en) 1984-07-27 1985-07-26 Trackless scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519684A JPS6134459A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 管の検査用の無軌道式走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6134459A true JPS6134459A (ja) 1986-02-18
JPH0332022B2 JPH0332022B2 (ja) 1991-05-09

Family

ID=15600593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15519684A Granted JPS6134459A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 管の検査用の無軌道式走査装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4655085A (ja)
JP (1) JPS6134459A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212406A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Tokyo Electric Power Co Inc:The 非破壊検査治具及び超音波非破壊検査装置
JP2009236613A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Asahi Kasei Chemicals Corp 配管の検査装置及びその検査方法
JP2012103153A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Tokuyama Corp 歪測定装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1327403C (en) * 1988-12-30 1994-03-01 John R. Adams Inertial based pipeline monitoring system
DE3916122C1 (ja) * 1989-05-18 1990-09-27 Hoesch Ag, 4600 Dortmund, De
US5343750A (en) * 1991-11-25 1994-09-06 General Electric Company Manual ultrasonic scanner for complex surfaces
US6243657B1 (en) 1997-12-23 2001-06-05 Pii North America, Inc. Method and apparatus for determining location of characteristics of a pipeline
CA2554906C (en) * 2006-05-10 2008-09-02 Robert Allan Simmons Method and apparatus for conveying an ultrasonic sensor about an outer peripheral surface of a tube
EP1912040A3 (de) * 2006-10-12 2009-06-17 TeZet Technik AG Verfahren und Vorrichtung zum Messen von Rohren
RU2589521C1 (ru) * 2015-02-16 2016-07-10 Акционерное общество "Государственный ракетный центр имени академика В.П. Макеева" Способ автоматизированного ультразвукового контроля крупногабаритных, толстостенных изделий, имеющих форму тел вращения
KR102109250B1 (ko) * 2018-04-27 2020-05-11 주식회사 포스코 직진도 측정장치 및 이를 사용한 선재 제조방법
US11199525B2 (en) * 2019-02-15 2021-12-14 Olympus America Inc. Ultrasonic bar inspection system with improved centering assembly
CN114113339A (zh) * 2021-11-30 2022-03-01 汕头市超声检测科技有限公司 一种利用电机平稳驱动检测扫查架的方法
CN117803824B (zh) * 2024-02-29 2024-05-03 成都纵横通达信息工程有限公司 基于z3d架站扫描仪器的样本分析处理装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129253A (ja) * 1982-01-28 1983-08-02 Toshiba Corp 配管の超音波探傷装置
JPS5960257A (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 Hitachi Ltd 配管検査用の無軌道式配管走査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212406A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Tokyo Electric Power Co Inc:The 非破壊検査治具及び超音波非破壊検査装置
JP2009236613A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Asahi Kasei Chemicals Corp 配管の検査装置及びその検査方法
JP2012103153A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Tokuyama Corp 歪測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
US4655085A (en) 1987-04-07
JPH0332022B2 (ja) 1991-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6134459A (ja) 管の検査用の無軌道式走査装置
US7472622B2 (en) Linkage system
US5271290A (en) Actuator assembly
JPS5920102B2 (ja) 超音波探傷装置
WO1996013395A1 (en) Ball joint
JPH10318478A (ja) 管内走行装置
JP7022008B2 (ja) リンク作動装置
CN110165838B (zh) 一种弹性力矩控制装置
JP2005299828A (ja) リンク作動装置
Li et al. Design of a mobile mechanism possessing driving ability and detecting function for in-pipe inspection
JP2005226777A (ja) リンク作動装置
JPH0617899B2 (ja) 管検査用の無軌道式走査装置
JPH07117665A (ja) 移動装置
JPH0247318B2 (ja)
JPS61228158A (ja) 3軸駆動ユニツト
JP2557944Y2 (ja) 水中移動型検査装置
JPH05220678A (ja) アクチュエータ組立体
JPS58217005A (ja) ロボツトの原点検出装置
JPH0453913Y2 (ja)
JPS61113555A (ja) 管路内走行装置
JPH04201093A (ja) 産業用ロボット
JPH063581U (ja) 位置表示装置
JPH0584687A (ja) 電動ロボツト
JPH038310B2 (ja)
JPH074144Y2 (ja) 工業用ロボットのストッパ機構