JP2557944Y2 - 水中移動型検査装置 - Google Patents

水中移動型検査装置

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JP2557944Y2
JP2557944Y2 JP1991018042U JP1804291U JP2557944Y2 JP 2557944 Y2 JP2557944 Y2 JP 2557944Y2 JP 1991018042 U JP1991018042 U JP 1991018042U JP 1804291 U JP1804291 U JP 1804291U JP 2557944 Y2 JP2557944 Y2 JP 2557944Y2
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JP
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axis
undulating
shaft
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manipulator
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JP1991018042U
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武生 大道
幸夫 深川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば原子力発電所の
原子炉圧力容器の超音波検査、又は大型容器内の清掃、
水中内異物回収等の各種の作業に適用可能な水中移動型
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型容器内面の検査装置の一種と
して、例えば図8に示す超音波探傷装置が使用されてい
る。図8を参照して、原子炉圧力容器2の溶接部の検査
に使用される超音波探傷装置について説明する。
【0003】図8に於いて、超音波探傷装置1は、本体
部分から放射状に延びる旋回脚6の先端に設けられたリ
ング状の旋回レール4を有し、該旋回レール4から延び
る支持脚5とガイドスタッド11とを介して、蓋体(図
示せず)が取り外された原子炉圧力容器2の上部フラン
ジ3に据え付けられる。超音波探傷装置1の本体部から
は支柱7が垂下しており、接触子アセンブリ9を備えた
マニピュレータ10が、駆動装置8によりこの支柱7に
沿って移動自在である。
【0004】このような構成をなす超音波探傷装置1に
於いては、マニピュレータ10の位置決めが旋回レール
4の回転運動、及び駆動装置8の上下運動によって行な
われ、原子炉圧力容器2内の各溶接部の超音波探傷を可
能にしている。しかしながら、上記した、図8に示す従
来の装置に於いては、以下の問題点を有する。
【0005】即ち、上記図8の構成に於いては、探触子
を目的とする探傷位置へ案内するのに、大型容器本体2
へ固定取付けされる、大きくて重量のかさむ旋回レール
4、および支持脚5等の付帯設備を必要とするため、そ
れらの組立、取付、および調整に多くの時間と労力が費
やされるとともに、原子炉圧力容器の探傷に用いた場
合、作業員の被爆低減化、及び作業速度の向上等が図れ
ないという問題があり、極力、小型シンプルで軽量なも
のが要求されていた。そこで、かかる不具合を解消する
ために考案されたのが図6に示す水中移動型検査装置で
ある。
【0006】この水中移動型検査装置は、固定台34、
旋回台35、走行装置38、吸着装置(図示せず)、推
進器42および駆動装置51で回動自在に支持される標
定マーカ50を具備する移動装置21と、この移動装置
21に具備された6自由度の多関節マニピュレータ43
で構成されており、例えば図7に示すように多関節マニ
ピュレータの先端に探触子等の検査ツールを取付けて、
原子炉圧力容器2内の任意の位置への航行及び走行を可
能とし、吸着装置で内壁面2aに吸着固定し探傷を実施
するものである。この際、移動装置21の位置は、ガイ
ドスタッド11に設けられた位置検出駆動装置29によ
って回動自在に支持される測長器28で検出される。
【0007】移動装置21、測長器28及び探触子の探
傷信号等は、原子炉格納容器22外に設けられる超音波
探傷装置32、位置制御装置33、および位置測定装置
341によって、遠隔で制御され、高精度な探傷作業が
実施される。尚、図6に於いて、M1 ,M4 ,M6 はそ
れぞれ回転駆動装置の回転軸、M2,M3 ,M5 はそれ
ぞれ起伏駆動装置の起伏軸である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す装置に於いては、検査状況によって以下のような不
具合の生じる場合が考えられる。 (1)壁面を探傷する場合に於いて、マニピュレータに
特異点が生じる。 (2)ノズルを探傷する場合に於いて、更にノズル奥ま
での探傷の必要が生じた場合、アームが短いために上記
探傷が実施できないことがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上述した不都合
を解消すべく考案されたもので、多関節マニピュレータ
の位置決め用として、マニピュレータの基端に上下回動
自在に支持する起伏駆動装置を具備してなる構成とし
た。
【0010】
【作用】上記起伏駆動装置を具備してなる本考案に係る
構成の水中移動型検査装置に於いては、各探傷箇所に応
じて最も最適な位置へ多関節マニピュレータを位置決め
することができ、探傷が必要最低限の6軸の協調動作で
全探傷範囲をカバーすることができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。尚、図中、従来例で示した図6の水中移動型検査装
置と同一部分は同一符号を付しその説明を省略する。図
1は、本考案の実施例による水中移動型検査装置の正面
図であり、図2は、図1の水中移動型検査装置に設けら
れる起伏駆動装置の断面図である。図1及び図2に於い
て、起伏駆動装置60は、多関節マニピュレータ43の
基端に設けられ、多関節マニピュレータ43を上下回動
する機能を有している。図1に於いて、B1 は旋回台3
5の旋回軸、B2 は起伏駆動装置60の起伏軸である。
また、M1 ,M4 ,M6 はそれぞれ図6と同様の回転軸
であり、M2 ,M3 ,M5 はそれぞれ図6と同様の起伏
軸である。
【0012】起伏駆動装置60は、図2に示すように、
駆動源であるモータ61a、位置を検出するエンコーダ
61b、及びモータ61aの駆動力を増す減速機61c
等で同芯一軸上に構成され、減速機61c本体が軸受6
2を介して回動自在に支持される多関節マニピュレータ
43の根元軸(図中M1)に取り付けられ、減速機61
cの出力軸62aがシール材64aを介して旋回台35
に固定されている。また、減速機61c本体を支持する
軸受62の内側には、起伏駆動装置60内部をシールす
るOリング等のシール材64bが設けられている。
【0013】上記構成とすることにより、起伏駆動装置
60を軸として、多関節マニピュレータ43を各探傷位
置に応じた位置へ案内することができ、多関節マニピュ
レータ43の特異点を回避することや、ノズル内奥の探
傷を行なうことができる。
【0014】即ち、図3に示すように、起伏駆動装置6
0をα°傾けることにより特異点が回避される。また図
4に示すように、起伏駆動装置60により多関節マニピ
ュレータ43をノズル内へ位置決めすることによって、
さらにノズルの奥側を探傷することが可能となる。図3
に於いて、B1 は旋回台35の旋回軸、B2 は上記旋回
軸B1 に直交する長さL1 の等価リンクを介して設けら
れた起伏駆動装置60の起伏軸、M1 は上記起伏軸B2
に長さL2 のリンクを介して設けられた回転軸、M2 は
上記回転軸M1 に設けられた起伏軸、M3 は上記起伏軸
M2 に上記L2 より大きい長さL3のリンクを介して設
けられた起伏軸であり、図4に示すように、上記起伏軸
B2を支点に起伏軸M2 を回動させ、起伏軸M2 を支点
に起伏軸M3 を回動させることで、多関節マニピュレー
タ43の先端に設けた探触子を被検査壁面の任意の位置
に案内でき、任意の姿勢をとることができる。
【0015】図5は、内壁面2aからのM2軸の位置を
パラメータとして、壁面周方向に走査したときのM1お
よびM4軸の動作角度を示したものであるが、この図か
ら解るように、壁面からのM2軸位置を高くすることに
より、M1およびM4軸の軸動作角度の変化が少ない、
即ち、速度変動を少なくすることができる。
【0016】このように、起伏駆動装置60によって多
関節マニピュレータ43の位置を変えることにより、各
探傷箇所において、最適な探傷条件(例えば速度変動を
最少にする等)を得ることができる。
【0017】また、水中を航行する場合に於いて、移動
装置21の姿勢が垂直でないときには、起伏駆動装置6
0によって多関節マニピュレータ43の位置を変え、移
動装置21の重心位置を調節することにより、移動装置
21の姿勢を垂直にすることもできる。
【0018】
【考案の効果】以以上詳記したように本考案によれば、
多関節マニピュレータの位置決め用として、起伏駆動装
置を設けることにより、多関節マニピュレータの協調動
作を行なう場合と比べ加速度を必要としないため、パワ
ーの小さいアクチュエータ即ち最も軽量となる構成で、
特異点の回避、探傷可能な箇所の拡大、更には探傷条件
の最適化、航行姿勢の微調整等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る移動装置の正面図。
【図2】本考案の実施例に係る起伏駆動装置の断面図。
【図3】本考案の実施例に係る起伏駆動装置の作動説明
図。
【図4】本考案の実施例に係る起伏駆動装置の作動説明
図。
【図5】本考案の実施例に係るM2軸の高さによる軸動
作角度を示す図。
【図6】従来の水中移動型検査装置を示す正面図。
【図7】従来の水中移動型検査装置を原子炉圧力容器の
超音波探傷に適用した際の説明図。
【図8】従来の超音波探傷装置を示す断面図。
【符号の説明】
21…移動装置、34…固定台、35…旋回台、38…
走行装置、42…推進器、43…多関節マニピュレー
タ、50…標定マーカ、51…駆動装置、60…起伏駆
動装置、61a…モータ、61b…エンコーダ、61c
…減速機、62…軸受、62a…出力軸、64a,64
b…シール材、M1…根元軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 27/90 G01N 27/90 29/10 507 29/10 507 G21C 17/003 GDP G21C 17/00 GDPF

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に探触子をもつ多関節マニピュレー
    タと、同マニピュレータの基端を回動自在に支持すると
    ともに、スラスタをもつ装置本体と、同装置本体の底部
    に旋回駆動機構を介して取付けられた固定台と、同固定
    台の外周面に設けられた吸着装置及び走行装置とを備え
    た水中移動型検査装置であって、 上記多関節マニピュレータには、上記固定台に対して旋
    回する装置本体に、その旋回軸(B1)に直交する長さ
    L1の等価リンクを介して設けられた起伏軸(B2)
    と、この起伏軸(B2)に長さL2のリンクを介して設
    けられた回転軸(M1)と、この回転軸(M1)に設け
    られた起伏軸(M2)と、この起伏軸(M2)に上記L
    2より大きい長さL3のリンクを介して設けられた起伏
    軸(M3)とを備え、 上記起伏軸(B2)を支点に起伏軸(M2)を回動さ
    せ、起伏軸(M2)を支点に起伏軸(M3)を回動させ
    ることで多関節マニピュレータの先端に設けた探触子を
    被検査壁面の任意の位置に案内でき、任意の姿勢がとれ
    ることを 特徴とする水中移動型検査装置。
  2. 【請求項2】 起伏軸(M3)に、リンクと回転軸と起
    伏軸とを組み合わせた関節機構を設け、この関節機構を
    介在して探触子が設けられる請求項1記載の水中移動型
    検査装置。
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