JP2000258587A - 原子炉内構造物の遠隔取扱装置 - Google Patents

原子炉内構造物の遠隔取扱装置

Info

Publication number
JP2000258587A
JP2000258587A JP11062068A JP6206899A JP2000258587A JP 2000258587 A JP2000258587 A JP 2000258587A JP 11062068 A JP11062068 A JP 11062068A JP 6206899 A JP6206899 A JP 6206899A JP 2000258587 A JP2000258587 A JP 2000258587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped structure
reactor
remote handling
core shroud
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11062068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3871464B2 (ja
Inventor
Tetsuo Yamamoto
哲夫 山本
Hiromi Kato
裕美 加藤
Yoshio Hamamoto
良男 濱本
Tatsuki Ogisu
達樹 荻須
Hiroaki Ikakura
尋明 猪鹿倉
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06206899A priority Critical patent/JP3871464B2/ja
Publication of JP2000258587A publication Critical patent/JP2000258587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3871464B2 publication Critical patent/JP3871464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】炉心シュラウドの外壁全周に亘って接近(アク
セス)可能とし、また検査、予防保全、補修などのいか
なる工事にも効率よく適用させる。 【解決手段】炉心シュラウド2の上部フランジ2aに設
置され、周方向の位置決めを行う走行台車11と、この
走行台車11に保持され、炉心シュラウド2の胴外壁と
原子炉圧力容器の内壁とバッフルプレートとで囲まれた
空間内に懸垂されるL型構造物20と、このL型構造物
20に取り付けられ各種検査および作業のいずれかを行
うツール13と、このツール13を上下方向に駆動する
昇降機構と、ツール13を旋回駆動する旋回機構30と
を備え、前記空間内における炉内構造物にツール13を
アクセスして検査、予防保全および補修を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原子炉発電
所プラントなどにおける原子炉圧力容器内および炉内構
造物を検査、予防保全および補修するための装置に係
り、特に原子炉圧力容器内の冷却水の水中環境下におい
て、炉内構造物であるシュラウド胴外壁とバッフルプレ
ートおよび原子炉圧力容器内壁で仕切られた空間内に存
在する溶接構造物表面を対象として検査、予防保全およ
び補修を行う原子炉内構造物の遠隔取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軽水炉、例えば沸騰水型原子炉の炉内構
造物は、高温高圧環境下において十分な耐食性と高温強
度を有する材料、例えばオーステナイトステンレス鋼ま
たはニッケル基合金によって構成されている。
【0003】しかしながら、炉内構造物のうち交換困難
な部材については、これらの部材がプラントの長期に及
ぶ運転により厳しい環境に曝され、また中性子照射の影
響も受け材料劣化の問題が懸念される。特に、炉内構造
物の溶接部近傍は、溶接入熱による材料の鋭敏化および
引張り残留応力の影響から潜在的な応力腐食割れの危険
性を有している。
【0004】最近、原子力発電プラントの安定運転のた
め、予防保全対策として遠隔取扱装置に各種検査装置を
取り付け、溶接部近傍の非破壊検査を行ったり、あるい
は種々の材料の表面改良予防保全工事、補修工事が行わ
れている。
【0005】その中でシュラウド検査装置としては、例
えば特開平8−240690号公報に開示されたものが
ある。このシュラウド検査装置1は、図8および図9に
示すように原子炉圧力容器内に設けられた炉心シュラウ
ド2の上部フランジ2aに設置され、周方向の位置決め
を行う走行台車3と、この走行台車3に保持され昇降レ
ール4を介して上下動する検査ヘッド5と、この検査ヘ
ッド5の上下方向の位置決めを行う手段とを備え、炉心
シュラウド2の溶接部およびその近傍の炉内構造物にア
クセスして非破壊検査による健全性確認を可能としてい
る。
【0006】すなわち、シュラウド検査装置1は、炉心
シュラウド2の胴外壁と原子炉圧力容器内壁とバッフル
プレートとで囲まれた空間内に2本のレールによる昇降
レール4が設けられた検査装置を懸垂し、その昇降レー
ル4の保持部6下端に4本のリンクアームからなるリン
ク機構7を設け、このリンク機構7の上部をエアシリン
ダ8によって押すことで、この部分が炉心シュラウド2
から離れる方向に移動する。この移動により、反対側に
取り付けられている昇降レール4が炉心シュラウド2の
壁面に押し付けられるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の遠隔取扱装置としてのシュラウド検査装置1は、図
8および図9に示すように全体形状がほぼ直線型であ
り、リンク機構7により炉心シュラウド2の外壁面へ装
置を押し付ける機構であるため、装置を上方から入れ込
んだ方位に対して同一の半径方向にしか炉心シュラウド
2の外壁面へは接近することができない。
【0008】したがって、従来のシュラウド検査装置1
では、リンク機構7により炉心シュラウド2の外壁面へ
装置を押し付ける機構であることから、炉心シュラウド
2の上部胴2bから原子炉圧力容器側に突き出し、上部
に立ち上がっているガイドロッドおよびコアスプレイ配
管の真下の炉心シュラウド2の外壁面へ検査ヘッド5を
接近させることはできず、この部分の検査、予防保全工
事、補修などは不可能であるという課題があった。よっ
て、炉心シュラウド2の全周へ検査ヘッド5を接近させ
ることができないという課題があった。
【0009】また、従来の遠隔取扱装置としてのシュラ
ウド検査装置1は、検査装置、予防保全工事用施工装
置、補修用ツールなど毎に炉心シュラウド2へ接近ある
いは押し付ける装置構成が必要となっており、様々な装
置を炉心シュラウド2の胴外壁と原子炉圧力容器内壁と
バッフルプレートとで囲まれた狭隘部(以下、アニュラ
ス部と称す。)に挿入したり取り出したりする必要があ
り、取扱作業を困難なものにしていた。加えて、アニュ
ラス部には、図9に示すようにジェットポンプ9が設置
され炉心シュラウド2との隙間が狭いため、各種ツール
の取り扱いを一層困難なものとしていた。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、炉心シュラウドの外壁全周に亘って接近(アク
セス)可能とし、また検査、予防保全、補修などのいか
なる工事にも効率よく適用可能な原子炉内構造物の遠隔
取扱装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、
請求項1記載の発明では、原子炉圧力容器内に設けられ
た炉心シュラウドの上部フランジに設置され、周方向の
位置決めを行う走行台車と、この走行台車に保持され、
前記炉心シュラウドの胴外壁と前記原子炉圧力容器の内
壁とバッフルプレートとで囲まれた空間内に懸垂される
L型構造物と、このL型構造物に取り付けられ各種検査
および作業のいずれかを行うツールと、このツールを上
下方向に駆動する昇降機構と、前記ツールを旋回駆動す
る旋回機構とを備え、前記空間内における炉内構造物に
前記ツールをアクセスして検査、予防保全および補修を
可能としたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1によれば、炉心シュラウ
ドの上部フランジに走行台車が設置されているので、上
部フランジに沿った周方向の位置決めを容易に行うこと
ができる。この走行台車にL型構造物が保持され、この
L型構造物は炉心シュラウドの胴外壁と原子炉圧力容器
の内壁とバッフルプレートとで囲まれた空間内に懸垂さ
れるとともに、各種検査および作業のいずれかを行うツ
ールが取り付けられており、ツールを上下方向に駆動す
る昇降機構と、ツールを旋回駆動する旋回機構とを備え
ているので、炉心シュラウドの胴外壁部にツールを接近
させることが可能となり、また走行台車により炉心シュ
ラウド全周の任意の位置に装置を配置することができ
る。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、走行台車は、
炉心シュラウドの上部フランジに直接設置されるととも
に、前記炉心シュラウド上部のフランジ形状に基づいて
位置決めおよび車輪による周方向移動を行うことで前記
炉心シュラウド全周の任意の位置に配置可能に構成した
ことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明によれば、走行台車は、炉
心シュラウドの上部フランジに直接設置され、そのフラ
ンジ形状に基づいた位置決めが可能であり、また車輪に
よる周方向移動を行うことで炉心シュラウド全周の任意
の位置に走行台車を配置することができる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、昇降機構は、
L型構造物および走行台車のいずれかに設置したことを
特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1または
3記載の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、昇降
機構は、L型構造物を上下に駆動し、かつツールが取り
付けられる前記L型構造物の水平部端面を炉心シュラウ
ド外壁面上で上下に位置決め可能としたことを特徴とす
る。
【0017】請求項3および4の発明によれば、L型構
造物および走行台車のいずれかに昇降機構を設置したこ
とより、L型構造物の水平側端面を炉心シュラウドの外
壁面上で上下に位置決めすることが可能になる。このた
め、L型構造物の水平側端面近傍およびツールの長さを
作業部位あるいは施工部位ごとに特化した装置を取り付
けることにより、炉心シュラウド上下方向の任意の位置
での検査,予防保全工事および補修工事が可能となる。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、旋回機構は、
L型構造物の垂直部に設置され、このL型構造物を旋回
して炉心シュラウドの上部胴と中間胴とのオーバハング
部直下の炉心シュラウド外周面に、ツールが取り付けら
れる前記L型構造物の水平部端面を押付け可能としたこ
とを特徴とする。
【0019】請求項5の発明によれば、炉心シュラウド
上部胴の外周面、および炉心シュラウドの上部胴と中間
胴とのオーバハング部真下の炉心シュラウド外周面にL
型構造物の水平側端面を押し付けることができるように
したので、炉心シュラウドの任意の位置にツールを配置
することができる。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項1または
5記載の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、旋回
機構は、L型構造物を旋回させる駆動モータが密閉容器
に収納され、この密閉容器は装置本体の水中での吊バラ
ンス、浮力を考慮した形状であることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明によれば、密閉容器は装置
本体の水中での吊バランス、浮力を考慮した形状である
ため、アニュラス部などの狭隘部での作業性を高め、作
業時間を短縮させることができる。
【0022】請求項7記載の発明では、請求項4または
5記載の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、L型
構造物の水平部の長さは、炉心シュラウドの上部胴から
原子炉圧力容器側に突き出し、上部に立ち上がっている
ガイドロッドおよびコアスプレイ配管の真下のシュラウ
ド外壁面まで、斜めに接近可能な長さに設定したことを
特徴とする。
【0023】請求項7の発明によれば、L型構造物の水
平部の長さは、炉心シュラウドの上部胴から原子炉圧力
容器側に突き出し、上部に立ち上がっているガイドロッ
ドおよびコアスプレイ配管の真下のシュラウド外壁面ま
で、斜めに接近可能な長さに設定したことから、従来は
接近不可能であったガイドロッドおよびコアスプレイ配
管の真下の炉心シュラウド外壁面に容易にアクセスする
ことが可能となり、当該部分の各種非破壊検査、溶接部
近傍への予防保全工事あるいは炉心シュラウド外壁面へ
の補修工事が可能となる。
【0024】請求項8記載の発明では、請求項1記載の
原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、L型構造物の
水平部端面を各種ツールが水中遠隔で取付可能な結合手
段を具備した取付ベースとし、超音波探傷試験センサ,
渦電流探傷試験センサ,水中TVカメラなどの検査ツー
ルの他、レーザピーニング,ショットピーニングなどの
予防保全で使用する作業ツールを前記取付ベースにユニ
ット的に取付けまたは交換可能としたことを特徴とす
る。
【0025】請求項8の発明によれば、各種ツールの長
さを作業部位あるいは施工部位ごとに特化した装置を提
供することができるので、作業の汎用性を向上させるこ
とができる。
【0026】請求項9記載の発明では、請求項8記載の
原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、各種ツールの
結合部近傍に近接距離センサを配置し、結合確認を可能
としたことを特徴とする。
【0027】請求項9の発明によれば、結合部近傍には
近接距離センサを配置し、結合確認を確実に行うことが
できるため、信頼性の高い遠隔取扱装置を提供すること
が可能となる一方、作業を容易に進行させることができ
る。
【0028】請求項10記載の発明では、請求項8記載
の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、L型構造物
の水平部端面に各種ツール結合後の脱落防止用のクラン
プ機構を配置したことを特徴とする。
【0029】請求項10の発明によれば、L型構造物の
水平部端面にクランプ機構を配置したことにより、各種
ツール結合後の脱落を未然に防止することができる。
【0030】請求項11記載の発明では、請求項1また
は8記載の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、レ
ーザピーニング用施工装置を結合する場合、走行台車は
炉心を中心として炉心シュラウドの上部フランジ上を旋
回可能とし、かつ前記走行台車とL型構造物を水中遠隔
で取付可能な結合手段を前記走行台車に設けたことを特
徴とする。
【0031】請求項11の発明によれば、走行台車とL
型構造物は水中遠隔で取付可能な結合手段を設けたこと
により、作業用途を拡大させることが可能となる。すな
わち、レーザピーニングを使用した予防保全工事のよう
にレーザ光を気中伝送させる必要がある場合は、炉心を
中心として炉心シュラウドの上部フランジ上を旋回する
走行台車とL型構造物との結合が可能となる。
【0032】請求項12記載の発明では、請求項11記
載の原子炉内構造物の遠隔取扱装置において、走行台車
とL型構造物との結合後の脱落防止用のクランプ機構を
配置し、その結合部近傍に近接距離センサを配置し、結
合確認を可能としたことを特徴とする。
【0033】請求項12の発明によれば、走行台車とL
型構造物との結合後の脱落防止用のクランプ機構を配置
したことにより、各種ツール結合後の脱落を未然に防止
することができる。また、結合部近傍に近接距離センサ
を配置し、結合確認を可能としたことにより、信頼性の
高い遠隔取扱装置を提供することが可能となる一方、作
業を容易に進行させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る原子炉内構造
物の遠隔取扱装置の実施形態を図面に基づいて説明す
る。
【0035】図1は本発明に係る原子炉内構造物の遠隔
取扱装置の第1実施形態を示し、原子炉圧力容器側から
炉心シュラウド側を見た縦断面図、図2は図1の原子炉
内構造物の遠隔取扱装置をアニュラス部側を見た断面図
である。なお、炉心シュラウドおよびジェットポンプ
は、図8および図9と同一の符号を付して説明する。
【0036】本実施形態の遠隔取扱装置(装置本体)1
0は、図1および図2に示すようにBWRの定期検査な
どに原子炉圧力容器内の炉心シュラウド2の外周側に位
置するジェットポンプ9との間の空間にツールが入るよ
うに、図示しない燃料交換機の補助ホイストなどにより
吊り下ろされ、炉心シュラウド2の上部フランジ2a上
に走行台車11部分が着座するように構成されている。
【0037】また、遠隔取扱装置10は、原子炉圧力容
器内に設けられた炉心シュラウド2の上部フランジ2a
に設置され、周方向の位置決めを行う上記走行台車11
と、この走行台車11に保持され、炉心シュラウド2の
胴外壁と前記原子炉圧力容器の内壁と図示しないバッフ
ルプレートとで囲まれたアニュラス部12内で、ジェッ
トポンプ9上部に懸垂されるL型構造物20と、このL
型構造物20に取り付けられ各種検査および作業のいず
れかを行うツール13と、このツール13を上下方向に
駆動する昇降機構25と、ツール13を旋回駆動する旋
回機構30とを備え、アニュラス部12内における炉内
構造物にツール13をアクセスして検査、予防保全およ
び補修を可能とするものである。
【0038】すなわち、L型構造物20は、炉心シュラ
ウド2の上部フランジ2aに設置された走行台車11か
らジェットポンプ9上方に懸垂されるように走行台車1
1に固定されている。そして、L型構造物20は、走行
台車11に設置された昇降機構25を駆動することによ
りツール13を上下方向に位置決めすることができる。
また、L型構造物20は走行台車11に固定される垂直
部としての垂直軸21と、この垂直軸21に対して水平
方向に連結された水平部としての水平軸22とを備え
る。
【0039】走行台車11に設置された走行機構14に
は、車輪15が2つ以上取り付けられ、これらの車輪1
5が炉心シュラウド2の上部フランジ3に回転可能に接
地している。また、走行台車11の下部には、図2に示
すように炉心シュラウド2のスカート2bを両側から挟
み込むためのガイド板16が2枚固定され、これらのガ
イド板16がスカート2bに倣いながら移動すること
で、走行台車11は上部フランジ2a上をこのフランジ
形状に基づいて旋回可能となる。
【0040】したがって、車輪15による周方向移動で
あるため、その車輪径と接地位置(シュラウド径)から
走行台車11の周方向位置を検出したり、制御したりす
ることが可能であり、遠隔取扱装置10を炉心シュラウ
ド2全周の任意の位置に配置することができる。
【0041】さらに、走行台車11には上記昇降機構2
5が設置され、この昇降機構25は、図2に示すように
駆動源であるACサーボモータ26と、このACサーボ
モータ26に取り付けられたボールねじ27と、このボ
ールねじ27に一端が固定されかつ他端がL型構造物2
0に固定される固定部28とを備えている。したがっ
て、ACサーボモータ26を駆動させ、その回転力をボ
ールネジ27を介して固定部28に伝達し、この固定部
28を上下動させることにより、L型構造物20が上下
動可能となる。
【0042】本実施形態の昇降機構25では、昇降スト
ロークが50〜150mm程度しかとれないため、作業
を実施したい炉心シュラウド2の上部胴2cの位置によ
ってはそれ以上のストロークが必要であり、この場合に
は垂直軸21にフランジ結合で設置したアダプタ23の
長さでストロークを調整するようにしている。
【0043】さらに、ツール13を旋回駆動する旋回機
構30は、L型構造物20の垂直軸21に取り付けら
れ、この垂直軸21を回転させることにより、水平軸2
2が旋回し、L型構造物20の水平軸22の先端面を炉
心シュラウド2の外壁面へ接近させることができる構成
となっている。
【0044】すなわち、旋回機構30は、垂直軸21に
固定板31を介して固定した密閉容器32と、この密閉
容器32内に収納したACサーボモータ33と、このA
Cサーボモータ33の回転力を伝達する作動連結部34
と、この作動連結部34に噛み合って垂直軸21の外周
面に固着されたギヤ35とを備える。
【0045】したがって、旋回機構30は、ACサーボ
モータ33を駆動させ、その回転力を作動連結部34を
介してギヤ35に伝達し、このギヤ35を回転させるこ
とにより、L型構造物20が旋回可能となる。この場
合、L型構造物20の旋回角度の制御は、ACサーボモ
ータ33の回転数を制御することにより行う。
【0046】ここで、密閉容器32は垂直軸21に固定
されているので、ツール13と水平軸22との結合時も
干渉することなく結合作業を行うことが可能である。ま
た、L型構造物20の水平軸22上部には、何等部品が
配置されていないので、炉心シュラウド2の上部胴2c
と中間胴2dとのオーバハング部直下にL型構造物20
の水平軸22を配置させることが可能になる。
【0047】さらに、密閉容器32は、装置本体として
の遠隔取扱装置10の水中での吊バランス、浮力を考慮
した形状であるため、アニュラス部12などの狭隘部で
の作業性が向上し、作業時間を短縮させることができ
る。ツール13の形状,重量によっては、オペレーショ
ンフロア上で予めツール13をL型構造物20に取り付
けておき、そのまま水中に設置することも可能である。
この場合、本遠隔取扱装置10の水中での吊バランスに
よっては、密閉容器32内に重りを入れてバランスをと
ることも可能である。
【0048】ところで、図3および図4(A),(B)
に示すように炉心シュラウド2の上部胴2cからは、原
子炉圧力容器17側に突き出し、上部に立ち上がってい
るガイドロッド18およびコアスプレイ配管19がそれ
ぞれ配置されている。
【0049】このため、L型構造物20の水平軸22の
長さは、ガイドロッド18およびコアスプレイ配管19
の真下の炉心シュラウド2外壁面まで斜めに接近可能な
長さに設定されている。
【0050】すなわち、L型構造物20の水平軸22の
長さは、コアスプレイ配管19横からガイドロッド18
真下までの長さが必要であり、本遠隔取扱装置10では
予め水平軸22の長さを約700〜850mm程度に調
整してL型構造物20を構成している。そして、本遠隔
取扱装置10を吊り降ろした位置と作業や検査を実施し
たい炉心シュラウド2の外壁面との位置調整は、旋回機
構30によりL型構造物20の旋回角度を調整して行
う。
【0051】L型構造物20の水平軸22の先端下部に
は、水中遠隔操作によりツール13(図1〜図3の場合
は検査ツール)が取り付けられている。この水平軸22
の先端下部がツール13の取付ベースとなり、この取付
ベースに対してツール13がユニット的に取付けまたは
交換可能とされる。ここで、図1〜図3で用いられる検
査ツールとしては、超音波探傷試験センサ,渦電流探傷
試験センサ,水中TVカメラなどが挙げられる。また、
水平軸22の先端下部に取り付けられるツール13は作
業ツールでもよく、この作業ツールとしては、例えば予
防保全で使用するレーザピーニング,ショットピーニン
グなどのツールが挙げられる。
【0052】また、水平軸22の先端下部には、水圧ま
たは空圧シリンダを使用したクランプ機構36が設置さ
れ、このクランプ機構36によりツール13の先端を固
定し、ツール13結合後の脱落防止を図っている。
【0053】その結合部近傍には、近接距離センサ37
が配置され、この近接距離センサ37でツール13の位
置を確認可能な構成となっている。これは、遠隔取扱装
置10を水中に入れる前に、オペレーションフロアなど
の気中で事前に結合時の水平軸22とツール13の距離
を測定しておき、水中において結合後、この近接距離セ
ンサ37の測定値と比較し、結合状態を確認しようとす
るものである。
【0054】上記のように図1〜図3はツール13とし
ては検査ツールを用いたものであり、この検査ツールに
は例えば水中TVカメラなどの検査ヘッド38が取り付
けられる。この検査ヘッド38は、その取付部39がラ
ック40a,ピニオン40b,ギヤ40cなどの作動連
結部40を介してACサーボモータ41の駆動軸と作動
連結されている。したがって、ACサーボモータ41を
駆動させると、その回転力がギヤ40cを介してピニオ
ン40bを回転させることで、このピニオン40bと噛
み合うラック40aが上方または下方に移動する。する
と、取付部39を介して検査ヘッド38を昇降ガイド4
2に沿って上下させることにより、炉心シュラウド2の
外壁面の任意の高さでの検査が可能となる。
【0055】なお、本実施形態における走行台車11,
昇降機構25および旋回機構30などの駆動機構は、例
えばオペレーションフロアに設置された制御盤によって
遠隔にて駆動制御される。
【0056】図5は本発明に係る原子炉内構造物の遠隔
取扱装置の第1実施形態における昇降機構の第1変形例
を示す構成図である。なお、前記第1実施形態と同一ま
たは対応する部分には同一の符号を付して説明する。以
下の変形例および実施形態も同様である。
【0057】この第1変形例の昇降機構25aでは、走
行台車11にACサーボモータ43を直接固定し、この
ACサーボモータ43の駆動軸にギヤ44を取り付け、
このギヤ44と噛み合うギヤ45をピニオン46と同一
軸に取り付け、この軸も走行台車11側に固定されてい
る。そして、ピニオン46は垂直軸21の周面に固定し
たラック47と噛み合うように設けられている。
【0058】したがって、ACサーボモータ43を駆動
させると、その回転力がギヤ44およびギヤ45を介し
てピニオン46を回転させることで、このピニオン46
と噛み合うラック47が上方または下方に移動する。す
ると、L型構造物20が上下して炉心シュラウド2の外
壁面の任意の高さでの検査が可能となる。
【0059】図6は本発明に係る原子炉内構造物の遠隔
取扱装置の第1実施形態における昇降機構の第2変形例
を示す構成図である。
【0060】この第2変形例の昇降機構25bでは、垂
直軸21の上部21aに対してその下部21bが分離構
成され、垂直軸21の上部21aにACサーボモータ4
8を直接固定し、このACサーボモータ48の駆動軸に
ギヤ49を取り付け、このギヤ49と噛み合うギヤ50
をピニオン51と同一軸に取り付け、この軸も垂直軸2
1の上部21a側に固定されている。そして、ピニオン
51は垂直軸21の下部21bに固定したラック52と
噛み合うように設けられている。
【0061】したがって、ACサーボモータ48を駆動
させると、その回転力がギヤ49およびギヤ50を介し
てピニオン51を回転させることで、このピニオン51
と噛み合うラック52が上方または下方に移動する。す
ると、L型構造物20の下部21bが上下して炉心シュ
ラウド2の外壁面の任意の高さでの検査が可能となる。
【0062】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0063】通常の定期検査で取り外す機器を取り外し
た後、炉水を保持した状態で遠隔取扱装置10を原子炉
圧力容器17内の炉心シュラウド2の外周側に位置する
ジェットポンプ9との間にツール13が入るように吊り
下げる。そして、炉心シュラウド2の上部フランジ2a
に走行台車11を着座させた後、走行台車11を上部フ
ランジ2a上を旋回させることで、遠隔取扱装置10を
炉心シュラウド2全周の所望の位置に配置する。
【0064】次いで、図2に示す昇降機構25を作動さ
せて各種検査および作業のいずれかを行うツール13を
炉心シュラウド2の外壁面に対して上下方向の位置決め
を行った後、図1に示す旋回機構30を作動させてツー
ル13を炉心シュラウド2の外壁面へ接近させることに
より、ツール13に設けられた検査ヘッド38で検査を
行うことが可能となる。
【0065】このように本実施形態によれば、炉心シュ
ラウド2の上部フランジ2aに走行台車11が設置され
ているので、上部フランジ2aに沿った周方向の位置決
めを容易に行うことができる。この走行台車11にL型
構造物20が保持され、このL型構造物20は炉心シュ
ラウド2の胴外壁と原子炉圧力容器17の内壁とバッフ
ルプレートとで囲まれたアニュラス部12内に懸垂され
るとともに、各種検査および作業のいずれかを行うツー
ル13が取り付けられており、このツール13を上下方
向に駆動する昇降機構25と、ツール13を旋回駆動す
る旋回機構30とを備えているので、炉心シュラウド2
の胴外壁部にツール13を接近させることが可能とな
る。
【0066】また、走行台車11は、炉心シュラウド2
の上部フランジ2aに直接設置され、そのフランジ形状
に基づいた位置決めが可能であり、また車輪15による
周方向移動を行うことで、炉心シュラウド2全周の任意
の位置に走行台車11を配置することができる。したが
って、走行台車11により炉心シュラウド2全周の任意
の位置に遠隔取扱装置10を配置することができる。
【0067】さらに、走行台車11にL型構造物20が
一体で保持されており、またアニュラス部12内のジェ
ットポンプ9上部に懸垂されたL型構造物20は、上下
方向に位置決めする昇降機構25(25a,25b)を
走行台車11またはL型構造物20自体に設け、また旋
回を行う旋回機構30を備えているので、炉心シュラウ
ド2の任意の胴外壁部に接近させることが可能となる。
ここで、昇降機構25では十分なストロークが得られな
い場合は、垂直軸21にフランジ結合で設置したアダプ
タ23の長さで高さ方向を調整することができる。
【0068】したがって、L型構造物20および走行台
車11のいずれかに昇降機構25(25a,25b)を
設置したことより、L型構造物20の水平軸22端面を
炉心シュラウド2の外壁面上で上下に位置決めすること
が可能になる。このため、L型構造物20の水平軸22
端面に取り付けたツール13の長さを作業部位あるいは
施工部位ごとに特化したものを取り付けることにより、
炉心シュラウド2の上下方向の任意の位置での検査、予
防保全工事および補修工事が可能となる。
【0069】また、炉心シュラウド2の上部胴2cの外
周面、および炉心シュラウド2の上部胴2cと中間胴2
dとのオーバハング部真下の炉心シュラウド2外周面に
L型構造物20の水平側端面を押し付けることができる
ようにしたので、炉心シュラウド2の任意の位置にツー
ル13を配置することができる。
【0070】さらに、L型構造物20の水平軸22端面
には、水中遠隔で取付可能なクランプ機構36を具備し
ているので、超音波探傷試験センサ,渦電流探傷試験セ
ンサ,水中TVカメラなどの検査ツール,レーザピーニ
ング,ショットピーニングなどの予防保全で使用する作
業ツール、補修作業ツールの取付け,交換が可能とな
る。これにより、作業ツールの長さを作業部位あるいは
施工部位ごとに特化した装置を提供することができるの
で、作業の汎用性を向上させることができる。
【0071】そして、その結合部近傍には、近接距離セ
ンサ37を配置し、結合確認を確実に行うことができる
ため、信頼性の高い遠隔取扱装置10を提供することが
可能となる一方、作業を容易に進行させることができ
る。また、L型構造物20の水平部22端面にクランプ
機構36を配置したことにより、各種ツール結合後の脱
落を未然に防止することができる。
【0072】L型構造物20の水平部22の長さは、炉
心シュラウド2の上部胴2cから原子炉圧力容器17側
に突き出し、上部に立ち上がっているガイドロッド18
およびコアスプレイ配管19の真下のシュラウド外壁面
まで、斜めに接近可能な長さに設定したことから、従来
は接近不可能であったガイドロッド18およびコアスプ
レイ配管19の真下の炉心シュラウド2の外壁面に容易
にアクセスすることが可能となり、当該部分の各種非破
壊検査、溶接部近傍への予防保全工事あるいは炉心シュ
ラウド外壁面への補修工事が可能となる。
【0073】L型構造物20を旋回させるACサーボモ
ータ33を収納する密閉容器32をL型構造物20の垂
直軸21に配置したことにより、アニュラス部12での
遠隔取扱装置10の着脱作業が容易になり、またL型構
造物20の水平軸22の形状を簡素化したため、炉心シ
ュラウド2の上部胴2cと中間胴2dとのオーバハング
部直下にL型構造物20の水平軸22を配置することが
可能になる。
【0074】また、この密閉容器32は遠隔取扱装置1
0の水中での吊バランス、浮力を考慮した形状であるた
め、アニュラス部12などの狭隘部での作業性を高め、
作業時間を短縮させることができる。
【0075】図7は本発明に係る原子炉内構造物の遠隔
取扱装置の第2実施形態を示す斜視図である。本実施形
態は、作業ツールとしてシュラウド予防保全工事の一つ
であるレーザピーニング装置を使用した例である。そし
て、図7はレーザピーニング施工工事におけるオペレー
ションフロアから炉心シュラウドの上部フランジまでの
装置構成を示したものである。
【0076】図7に示すように、レーザピニング施工工
事では、オペレーションフロア55にレーザ発振器56
を設置し、このレーザ発振器56から出射されたレーザ
光は遮光管57を通り、ミラーボックス58内で90度
下向きに反射された後、上部導光管59を経て炉内に入
る。
【0077】炉内では、炉中心における上部格子板54
に設置した走行台車である旋回台車60上に設けたミラ
ーボックス61内で90度横向きに反射させ、遠隔取扱
装置10内を通り、レーザ施工装置に導かれる。なお、
レーザピーニング工事は施工が複雑で、旋回台車60も
大型化するため、L型構造物20と旋回台車60を一体
でアニュラス部12へ取り付けるのは困難である。
【0078】このため、本実施形態では、旋回台車60
とL型構造物20を水中遠隔で取付可能な結合手段を旋
回台車60に設け、その結合後にクランプ機構62によ
りL型構造物20を固定し、結合後の脱落防止を図って
いる。
【0079】旋回台車60の走行・固定方式は、L型構
造物と一体型でも可能であるものの、本実施形態のよう
にL型構造物20と旋回台車60は、水中遠隔で取付可
能なクランプ機構62を具備することにより、作業用途
を拡大させることが可能となる。すなわち、レーザピー
ニングを使用した予防保全工事のように炉心を中心とし
て炉心シュラウド2の上部フランジ2a上を旋回する大
型の旋回台車60とL型構造物20との結合が可能とな
る。
【0080】旋回台車60とL型構造物20との水中遠
隔結合部には、結合後の脱落防止を図るクランプ機構6
2、およびその結合部近傍には図示しない近接距離セン
サを配置し、結合時の健全性を確認することができるの
で、信頼性の高い遠隔取扱装置を提供することが可能と
なる一方、作業を容易に進行させることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来では接近が困難であった炉心シュラウのド上部胴か
ら原子炉圧力容器側に突き出し、上部に立ち上がってい
るガイドロッドおよびコアスプレイ配管の真下の炉心シ
ュラウドの外壁面まで、容易にアクセスすることが可能
となり、また炉心シュラウド全周の高さ方向をも含めた
任意の位置にツールを配置することが可能となる。
【0082】また、本発明の遠隔取扱装置は、先端に取
付けるツールを自由に選択できるため、検査,予防保
全,補修作業に応用でき、ツールの長さを作業部位ある
いは施工部位ごとに特化した装置を提供することができ
ることから、作業の汎用性を高めることが可能となる。
【0083】さらに、本発明によれば、結合部にクラン
プ機構を配置したことにより、ツール結合後の脱落を防
止する一方、結合部近傍に近接距離センサを配置したこ
とにより、結合の確認を確実に行えるため、信頼性の高
い遠隔取扱装置を提供することができる。
【0084】さらにまた、本発明の遠隔取扱装置は、水
中での吊バランス、浮力を考慮した形状であるため、ア
ニュラス部などの狭隘部での作業性が高まり、作業時間
を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉内構造物の遠隔取扱装置の
第1実施形態を示し、原子炉圧力容器側から炉心シュラ
ウド側を見た縦断面図。
【図2】図1の原子炉内構造物の遠隔取扱装置をアニュ
ラス部側を見た断面図。
【図3】図1の原子炉内構造物の遠隔取扱装置をガイド
ロッドおよびコアスプレイ配管近傍に設置した状態を示
す斜視図。
【図4】(A),(B)はガイドロッドおよびコアスプ
レイ配管の設置状態を示す概略正面図,概略平面図。
【図5】本発明に係る原子炉内構造物の遠隔取扱装置の
第1実施形態における昇降機構の第1変形例を示す構成
図。
【図6】本発明に係る原子炉内構造物の遠隔取扱装置の
第1実施形態における昇降機構の第2変形例を示す構成
図。
【図7】本発明に係る原子炉内構造物の遠隔取扱装置の
第2実施形態を示す斜視図。
【図8】遠隔取扱装置の従来例としてシュラウド検査装
置を原子炉圧力容器側からシュラウド側を見た縦断面
図。
【図9】図8のシュラウド検査装置をアニュラス部側を
見た断面図。
【符号の説明】
2 炉心シュラウド 2a 上部フランジ 9 ジェットポンプ 10 遠隔取扱装置(装置本体) 11 走行台車 12 アニュラス部 13 ツール 14 走行機構 17 原子炉圧力容器 18 ガイドロッド 19 コアスプレイ配管 20 L型構造物 21 垂直軸(垂直部) 22 水平軸(水平部) 25 昇降機構 26 ACサーボモータ 27 ボールねじ 28 固定部 30 旋回機構 31 固定板 32 密閉容器 33 ACサーボモータ 34 作動連結部 36 クランプ機構 37 近接距離センサ 38 検査ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱本 良男 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 荻須 達樹 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 猪鹿倉 尋明 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 佐藤 勝彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器内に設けられた炉心シュ
    ラウドの上部フランジに設置され、周方向の位置決めを
    行う走行台車と、この走行台車に保持され、前記炉心シ
    ュラウドの胴外壁と前記原子炉圧力容器の内壁とバッフ
    ルプレートとで囲まれた空間内に懸垂されるL型構造物
    と、このL型構造物に取り付けられ各種検査および作業
    のいずれかを行うツールと、このツールを上下方向に駆
    動する昇降機構と、前記ツールを旋回駆動する旋回機構
    とを備え、前記空間内における炉内構造物に前記ツール
    をアクセスして検査、予防保全および補修を可能とした
    ことを特徴とする原子炉内構造物の遠隔取扱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置において、走行台車は、炉心シュラウドの上部フ
    ランジに直接設置されるとともに、前記炉心シュラウド
    上部のフランジ形状に基づいて位置決めおよび車輪によ
    る周方向移動を行うことで前記炉心シュラウド全周の任
    意の位置に配置可能に構成したことを特徴とする原子炉
    内構造物の遠隔取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置において、昇降機構は、L型構造物および走行台
    車のいずれかに設置したことを特徴とする原子炉内構造
    物の遠隔取扱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載の原子炉内構造物
    の遠隔取扱装置において、昇降機構は、L型構造物を上
    下に駆動し、かつツールが取り付けられる前記L型構造
    物の水平部端面を炉心シュラウド外壁面上で上下に位置
    決め可能としたことを特徴とする原子炉内構造物の遠隔
    取扱装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置において、旋回機構は、L型構造物の垂直部に設
    置され、このL型構造物を旋回して炉心シュラウドの上
    部胴と中間胴とのオーバハング部直下の炉心シュラウド
    外周面に、ツールが取り付けられる前記L型構造物の水
    平部端面を押付け可能としたことを特徴とする原子炉内
    構造物の遠隔取扱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または5記載の原子炉内構造物
    の遠隔取扱装置において、旋回機構は、L型構造物を旋
    回させる駆動モータが密閉容器に収納され、この密閉容
    器は装置本体の水中での吊バランス、浮力を考慮した形
    状であることを特徴とする原子炉内構造物の遠隔取扱装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5記載の原子炉内構造物
    の遠隔取扱装置において、L型構造物の水平部の長さ
    は、炉心シュラウドの上部胴から原子炉圧力容器側に突
    き出し、上部に立ち上がっているガイドロッドおよびコ
    アスプレイ配管の真下のシュラウド外壁面まで、斜めに
    接近可能な長さに設定したことを特徴とする原子炉内構
    造物の遠隔取扱装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置において、L型構造物の水平部端面を各種ツール
    が水中遠隔で取付可能な結合手段を具備した取付ベース
    とし、超音波探傷試験センサ,渦電流探傷試験センサ,
    水中TVカメラなどの検査ツールの他、レーザピーニン
    グ,ショットピーニングなどの予防保全で使用する作業
    ツールを前記取付ベースにユニット的に取付けまたは交
    換可能としたことを特徴とする原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の原子炉内構造物の遠隔取
    扱装置において、各種ツールの結合部近傍に近接距離セ
    ンサを配置し、結合確認を可能としたことを特徴とする
    原子炉内構造物の遠隔取扱装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の原子炉内構造物の遠隔
    取扱装置において、L型構造物の水平部端面に各種ツー
    ル結合後の脱落防止用のクランプ機構を配置したことを
    特徴とする原子炉内構造物の遠隔取扱装置。
  11. 【請求項11】 請求項1または8記載の原子炉内構造
    物の遠隔取扱装置において、レーザピーニング用施工装
    置を結合する場合、走行台車は炉心を中心として炉心シ
    ュラウドの上部フランジ上を旋回可能とし、かつ前記走
    行台車とL型構造物を水中遠隔で取付可能な結合手段を
    前記走行台車に設けたことを特徴とする原子炉内構造物
    の遠隔取扱装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の原子炉内構造物の遠
    隔取扱装置において、走行台車とL型構造物との結合後
    の脱落防止用のクランプ機構を配置し、その結合部近傍
    に近接距離センサを配置し、結合確認を可能としたこと
    を特徴とする原子炉内構造物の遠隔取扱装置。
JP06206899A 1999-03-09 1999-03-09 原子炉内構造物の遠隔取扱装置 Expired - Fee Related JP3871464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06206899A JP3871464B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 原子炉内構造物の遠隔取扱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06206899A JP3871464B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 原子炉内構造物の遠隔取扱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000258587A true JP2000258587A (ja) 2000-09-22
JP3871464B2 JP3871464B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=13189422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06206899A Expired - Fee Related JP3871464B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 原子炉内構造物の遠隔取扱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3871464B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636579B2 (en) 2000-11-30 2003-10-21 Hitachi, Ltd. Device and method for repairing inside of reactor pressure vessel
JP2007163285A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toshiba Corp 圧力容器の遠隔取扱装置
KR101408466B1 (ko) 2012-11-20 2014-06-17 한국수력원자력 주식회사 원자로 스터드 자동 초음파검사 장치 및 방법
KR101776106B1 (ko) * 2016-10-31 2017-09-07 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장비의 낙하방지장치
KR101776104B1 (ko) * 2016-10-28 2017-09-07 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사기기용 승강장치
KR101776102B1 (ko) 2016-10-28 2017-09-19 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장치
KR101787409B1 (ko) * 2016-10-31 2017-10-18 한국수력원자력 주식회사 비커넥트형 칼란드리아 내부 구조물 검사장비
KR101787411B1 (ko) * 2016-10-31 2017-10-18 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장비
KR101857106B1 (ko) 2016-10-28 2018-05-14 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장치
KR101886574B1 (ko) * 2017-06-13 2018-08-07 한전케이피에스 주식회사 격납벽의 보수 시스템

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06109887A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Toshiba Corp インターナルポンプ用インペラの検査装置
JPH07218474A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Hitachi Ltd 水中渦電流試験装置
JPH08114694A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Hitachi Ltd 炉内検査装置
JPH08240690A (ja) * 1995-03-01 1996-09-17 Toshiba Corp シュラウド検査装置
JPH0915377A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Toshiba Corp 遠隔炉内作業装置および方法
JPH10216983A (ja) * 1996-09-27 1998-08-18 Toshiba Corp レーザ保全・補修装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06109887A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Toshiba Corp インターナルポンプ用インペラの検査装置
JPH07218474A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Hitachi Ltd 水中渦電流試験装置
JPH08114694A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Hitachi Ltd 炉内検査装置
JPH08240690A (ja) * 1995-03-01 1996-09-17 Toshiba Corp シュラウド検査装置
JPH0915377A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Toshiba Corp 遠隔炉内作業装置および方法
JPH10216983A (ja) * 1996-09-27 1998-08-18 Toshiba Corp レーザ保全・補修装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636579B2 (en) 2000-11-30 2003-10-21 Hitachi, Ltd. Device and method for repairing inside of reactor pressure vessel
JP2007163285A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toshiba Corp 圧力容器の遠隔取扱装置
KR101408466B1 (ko) 2012-11-20 2014-06-17 한국수력원자력 주식회사 원자로 스터드 자동 초음파검사 장치 및 방법
KR101776104B1 (ko) * 2016-10-28 2017-09-07 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사기기용 승강장치
KR101776102B1 (ko) 2016-10-28 2017-09-19 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장치
KR101857106B1 (ko) 2016-10-28 2018-05-14 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장치
KR101776106B1 (ko) * 2016-10-31 2017-09-07 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장비의 낙하방지장치
KR101787409B1 (ko) * 2016-10-31 2017-10-18 한국수력원자력 주식회사 비커넥트형 칼란드리아 내부 구조물 검사장비
KR101787411B1 (ko) * 2016-10-31 2017-10-18 한국수력원자력 주식회사 칼란드리아 내부 구조물 검사장비
KR101886574B1 (ko) * 2017-06-13 2018-08-07 한전케이피에스 주식회사 격납벽의 보수 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3871464B2 (ja) 2007-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002168992A (ja) 原子炉圧力容器内補修方法及び補修装置
CN115673426B (zh) 一种多功能远程切割装置
JP3514875B2 (ja) 遠隔炉内作業装置および方法
JP2000258587A (ja) 原子炉内構造物の遠隔取扱装置
EP2907139B1 (en) Apparatus and method to control sensor position in limited access areas within a nuclear reactor
JP2011052966A (ja) 原子炉圧力容器の炉内機器管理方法及びその装置
JP2003337192A (ja) 原子炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置および点検方法
JP2651382B2 (ja) 構造物の検査装置
US9318226B2 (en) Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds
JP2011089929A (ja) 原子炉内配管作業装置および原子炉内配管作業方法
JP7389196B2 (ja) 往復移動装置
JPWO2008143320A1 (ja) 円筒形状構造物の予防保全・補修装置および予防保全・補修方法
JP2000046987A (ja) 原子炉の炉心内配管部保全装置
JPH10142376A (ja) 炉心シュラウドの交換方法
JP2007003442A (ja) 原子炉容器の管台溶接部のut検査方法および装置
JPH09211182A (ja) 遠隔炉内作業装置およびその作業方法
JPH0763884A (ja) 原子炉内遠隔作業装置
JPWO2002011151A1 (ja) 原子炉炉内構造物の保全方法
JP2003185784A (ja) 原子炉内構造物の保全・補修装置
JP2004004001A (ja) 少なくとも2つの対面する面を有するような壁によって区画されているようなプラントの領域中において保守作業を実行するための装置及び方法
JP4043668B2 (ja) 原子炉内据付機器の表面加工装置
JP7489542B2 (ja) 使用済燃料プールのライニングを修理するための設備及びシステム
JP3882265B2 (ja) 原子炉内検査装置
JP2009098105A (ja) 原子炉内点検補修装置およびその制御方法
EP2907140B1 (en) Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees