JPH06178847A

JPH06178847A - パチンコ機

Info

Publication number: JPH06178847A
Application number: JP35260592A
Authority: JP
Inventors: Mitsuru Sugiyama; 満杉山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1992-12-10
Filing date: 1992-12-10
Publication date: 1994-06-28

Abstract

(57)【要約】［目的］パチンコ機に遊技者の参加する状況を作り、
かつ、パチンコとリアルタイムで別途のゲームも楽しむ
ことができることとし、より一層ゲーム性と興奮度を高
くし、稼動率も向上するパチンコ機とする。［構成］パチンコ機の前面の任意の個所にゲームソフ
トによる画像を表示する表示部を設け、その表示部は所
定のチャッカーを玉が通過することで切り替わって進行
することとし、最終ステージに到達した場合にフィーバ
ー状態となることと、数字や図柄の特定の組み合わせで
フィーバー状態となるパチンコ機にあって、前記数字や
図柄の組み合わせを遊技者が予め設定することとする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はパチンコ機、それも従来
になく、マシンに遊技者が参加する状態となり、より一
層のゲーム性、興奮度を得ることができ、時として単調
となってしまう虞を排除することができる新規なパチン
コ機に関する。

【０００２】

【発明の背景】従来より、パチンコは極めて人気の高い
ゲームであり、常に安定して客を呼んでいる。そして、
パチンコ機は単にチャッカーに玉が入れば入賞となるも
のから、現在の主流はいわゆるコンピュータで制御され
るフィーバー機に移行している。このフィーバー機の多
くは盤面の略中央に液晶セグメントによる数字表示部や
図柄等を描出した回転ドラム等が配置され、特定の組み
合わせで停止した時に規定時間内もしくは入賞玉数を限
度として玉の入り易い特別な入賞口がオープンされるも
のとなっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たフィーバー機にあっても電動ハンドルで玉を弾き、チ
ャッカーへ入れる動作は変化がなく、結果を期待する興
奮度はあるにしても時として飽きがきてしまうこともあ
った。

【０００４】

【発明の目的】そこで、本発明はパチンコ機をさらに一
歩進めて、遊技者がマシンに参加する状況を作り出し、
現在一方で人気の高いテレビゲーム、ビデオゲーム等を
パチンコの偶然性と兼ね併せて楽しむことができる、よ
り一層ゲーム性と興奮度の高いパチンコ機を提供するこ
とを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るパチンコ機はパチンコ機の前面の任意
の個所にゲームソフトによる画像を表示する表示部を設
け、その表示部は所定のチャッカーを玉が通過すること
で切り替わって進行することとし、最終ステージに到達
した場合にフィーバー状態となることと、数字や図柄の
特定の組み合わせでフィーバー状態となるパチンコ機に
あって、前記数字や図柄の組み合わせを遊技者が予め設
定することを特徴としている。

【０００６】

【作用】上記した構成とすることで、表示部に表出する
画像によりパチンコの基本となる玉を弾く動作をしなが
ら同時にテレビゲームも楽しむことができ、また、数字
や図柄を予め選択できることとも併せ、マシンに遊技者
が参加していく状態となり、以前にも増してゲーム性、
興奮度が大きくなるのである。

【０００７】

【実施例】次に、本発明の実施の一例を図面を参照して
説明する。図１は本発明を実施したパチンコ機の正面図
である。

【０００８】この図１にあって１はパチンコ機本体を示
し、このパチンコ機本体１には従前と同様に電動ハンド
ル２、上皿３、下皿４等の構成要素が設けられ、盤面５
には所定数のチャッカー６・６…と玉のガイドレール７
等が備えられている。

【０００９】また、パチンコ機本体１の盤面５の略中央
にはＬＣＤ、ＥＣＤ等を使用したキャラクター表示部８
が設けられており、このキャラクター表示部８にはソフ
トを入力済のＣＤーＲＯＭ等により画像、それもゲーム
画像が表示される。この表示はスタンバイされる以前に
は静止、あるいは特定繰り返し画面が表出することとな
っている。

【００１０】前記したキャラクター表示部８に表出され
る画像はテレビゲーム等と同様に一定の主人公が種々の
ステージで敵と対決するタイプのものが望ましく、特定
のチャッカー、例えばキャラクター表示部８の直下にあ
る６ａ等を玉が通過することでスイッチングされ、スト
ーリーが進むようにするとよい。この際この特定チャッ
カー６ａは玉の通過のみで入賞玉は出ないようにするこ
ととしてもよい。また、その他のチャッカー６・６…に
は画像におけるキャラクターのパワーの増減、武器の入
手や主人公の数のプラスあるいは初期化を図ることも可
能である。なお、キャラクター表示部８に表出されるゲ
ーム自体はオートチェンジャーを組み入れ、遊技者が選
択することができるようにすることも可能である。な
お、フィーバー状態は最終ステージで最終的な敵を倒し
た場合等に与えられることとする。

【００１１】また、従来のフィーバー機にあって、特に
図示しないがパチンコ機の前面の一部に０〜９の数字及
びクリアとロックから成るパネルスイッチ等を配置し、
ゲーム開始に先立って、フィーバーする組み合わせ数字
を遊技者に自ら選択させることとする。このことによっ
て、数字合せの楽しみが大きくなり、遊技者が付きがあ
ると自認する数字で遊ぶことができ、確率的には従来と
変動はない。

【００１２】本実施例に係るパチンコ機は上記のように
構成され、作動する。そのため、遊技者はパチンコをし
ながらいわゆるテレビゲーム等の画像ゲームもリアルタ
イムで楽しむことができ、フィーバー機の数字組み合わ
せを自ら選択できることとも合せ、マシンに参加してい
る状態を作り出すことができる。また、店側からする
と、途中でゲームをあきらめる場合は少ないと考えら
れ、パチンコ機の稼動率や売上げの上昇にもおのずと結
び付くこととなる。

【００１３】

【発明の効果】本発明に係るパチンコ機によれば、従来
のパチンコ機におけるフィーバーの楽しみに加え、同時
に別のゲームも楽しむことができ、より一層ゲーム性が
上がり、興奮度も増大することとなり、マシンへの参加
性を持たせることで機械の稼動率のアップも併せて図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を実施したパチンコ機の正面図である。

【符号の説明】

１パチンコ機本体２電動ハンドル５盤面６チャッカー６ａ特定チャッカー８キャラクター表示部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】パチンコ機の前面の任意の個所にゲーム
ソフトによる画像を表示する表示部を設け、その表示部
は所定のチャッカーを玉が通過することで切り替わって
進行することとし、最終ステージに到達した場合にフィ
ーバー状態となることを特徴とするパチンコ機。
【請求項２】前記ゲームソフトは予め複数用意し、遊
技者の選択によりオートチェンジされることを特徴とす
る請求項１に記載のパチンコ機。
【請求項３】数字や図柄の特定の組み合わせでフィー
バー状態となるパチンコ機にあって、前記数字や図柄の
組み合わせを遊技者が予め設定することを特徴とするパ
チンコ機。
【請求項４】画像における攻撃、防御のキャラクター
のパワーの増減を特定チャッカー、投入玉数等で図るこ
とを特徴とする請求項１または請求項２に記載のパチン
コ機。
【請求項５】特定のチャッカーを通過することで振り
出しに画像を戻すことを特徴とする請求項１、請求項２
または請求項４に記載のパチンコ機。