JP2002078886A - パチンコ機及びパチンコ機の画像表示方法 - Google Patents

パチンコ機及びパチンコ機の画像表示方法

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JP2002078886A
JP2002078886A JP2000214894A JP2000214894A JP2002078886A JP 2002078886 A JP2002078886 A JP 2002078886A JP 2000214894 A JP2000214894 A JP 2000214894A JP 2000214894 A JP2000214894 A JP 2000214894A JP 2002078886 A JP2002078886 A JP 2002078886A
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Ippei Katabe
一平 形部
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SNK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、表示画面における表示態様の
変化に富んだ遊戯性の高いパチンコ機及びパチンコ機の
画像表示方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数の図柄が列状又は行状に並んだ状態
で表示される一つの表示画面を有し、パチンコ球が入賞
口に入るのに応じて前記複数の図柄が変動し該複数の図
柄の変動が停止したときの当該複数の図柄の組合せに応
じて当たり画面を前記一つの表示画面に表示させるパチ
ンコ機であって、当たり画面の表示の可能性を示唆する
リーチ画面を表示させる予告として、前記複数の図柄が
複数回変動表示するのに対して、当該複数の図柄とは別
の位置で図柄を1回変動表示させる表示態様を有する前
記一つの表示画面を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停止した図柄の組
合わせの結果に応じて遊技者に遊技上の利益を提供する
パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機は、数字や文字あるい
はキャラクタなどでデザインされた、複数個の図柄を横
方向に3列配置させ、各列の図柄を経時的に種類が異な
るように変動するように表示させる表示画面を備えてい
る。
【0003】パチンコ機は、パチンコ球の図柄作動口へ
の通過が検知された際に図柄が各列毎に高速で変動し、
所定時間が経過したときに各列の図柄順次停止し、各列
毎に図柄が1個乃至3個表示されるように表示部を制御
している。
【0004】また、パチンコ機は、上記停止した図柄に
おいて列方向、斜め方向あるいは行方向に同じ図柄が揃
っているような図柄の組合せとなっているときには、
「当たり」の状態となり、遊戯盤の中央下方に配置され
た比較的大きなシャッタを開放し、遊戯者にとって利益
が得られる処理を行う。
【0005】このような「当たり」の処理を行うパチン
コ機は、例えば、図柄が横方向に3列に配置され、各列
の図柄が行方向に沿ってスクロール移動を行うことによ
り、各列において異なる種類の図柄が順次表示され、表
示画面の中央付近において横方法に同じ種類の図柄が揃
った際に「当たり」となる場合について説明すると、停
止した左列及び中列の図柄が上記所定の態様で同一とな
った後に、右列の図柄を種々の変動を行わせる、「当た
り」の予兆を表示させる制御を行う。この「当たり」の
予兆が表示された画面はリーチ画面と称される。リーチ
画面には、例えば、右列の図柄を点滅表示させながら変
動させたり、右列の図柄を遅い速度で変動させたり、あ
るいは左列、中列の図柄が停止する前に各列の図柄を同
期させて変動し、同時に停止させたりするなど様々な表
示態様がある。
【0006】そして、各列の図柄の変動が全て停止した
ときに右列の図柄が左列及び中列の図柄と異なる場合は
「当たり」とならず、右列の図柄が左列及び中列と同一
の場合「当たり」となり、上記シャッタが開放されパチ
ンコ球が入賞しやすくなる。この「当たり」の状態の際
には、表示画面では遊戯者に対して「当たり」の状態で
あることを、キャラクタなどの画像を表示しスピーカか
ら音楽などを再生することにより告知する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成を有するパチンコ機では、「当たり」の予兆を
示すリーチ画面について、近年、多種多様な表示態様を
なすものが提供されているが、通常画面からリーチ画面
へと移行する段階での表示態様は極めて単調化してお
り、遊戯者は通常画面からリーチ画面への移行段階にお
いても、さらに変化に富んだ表示態様をなすことが可能
な遊戯性の高いパチンコ機が提供されることを要望して
いる。
【0008】この要望に応えるべく、特開平7−185
090号公報に記載されているように、4列の可変表示
部を備え、表示画面において各列で3つの図柄を停止さ
せ、通常1列目及び2列目の停止図柄が直線上に揃った
場合にリーチとなり、3列目の停止図柄が揃わない場合
でも、2列目及び3列目において他の停止図柄が揃った
ときに新たなリーチ状態とするような遊技機が提案され
ている。
【0009】しかるに、このような構成の遊技機では変
動表示される図柄の配置状態が従来のものとほぼ同じで
あり単に列の数が増えたに過ぎず、また、各列の図柄の
変動態様についても遊技者がある程度予想できるので、
遊戯性の高い表示態様を提供しているとは言い難い。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するこ
とにより、表示画面における表示態様の変化に富んだ遊
戯性の高いパチンコ機及びパチンコ機の画像表示方法を
提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明では以下のような手段を採用している。
【0012】すなわち、請求項1の発明は、複数の図柄
が列状又は行状に並んだ状態で表示される一つの表示画
面を有し、パチンコ球が入賞口に入るのに応じて前記複
数の図柄が変動し該複数の図柄の変動が停止したときの
当該複数の図柄の組合せに応じて当たり画面を前記一つ
の表示画面に表示させるパチンコ機であって、当たり画
面の表示の可能性を示唆するリーチ画面を表示させる予
告として、前記複数の図柄が複数回変動表示するのに対
して、当該複数の図柄とは別の位置で図柄を1回変動表
示させる表示態様を有する前記一つの表示画面を備えた
ことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載のパチ
ンコ機であって、前記複数の図柄とは別の位置で変動表
示させる図柄として複数種類の図柄を用い、変動を停止
したときの当該図柄の種類に応じた異なる内容のリーチ
画面を表示させる前記一つの表示画面を備えたことを特
徴とする。
【0014】請求項3の発明は、一つの表示画面に複数
の図柄が列状又は行状に並んだ状態で表示させ、パチン
コ球が入賞口に入るのに応じて前記複数の図柄が変動
し、該複数の図柄の変動が停止したときの当該複数の図
柄の組合せに応じて当たり画面を表示させるパチンコ機
の画像表示方法であって、前記一つの表示画面におい
て、当たり画面の表示の可能性を示唆するリーチ画面を
表示させる予告として、前記複数の図柄が複数回変動表
示するのに対して、当該複数の図柄とは別の位置で図柄
を1回変動表示させることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項3に記載のパチ
ンコ機の画像表示方法であって、前記複数の図柄とは別
の位置で変動表示させる図柄として複数種類の図柄を用
い、変動を停止したときの当該図柄の種類に応じた異な
る内容のリーチ画面を前記一つの表示画面に表示させる
ことを特徴とする。
【0016】本発明の別の手段としては、複数の図柄が
列状又は行状に並んだ状態で表示される一つの表示画面
を有し、パチンコ球が入賞口に入るのに応じて前記複数
の図柄が変動し該複数の図柄の変動が停止したときの当
該複数の図柄の組合せに応じて当たり画面を前記一つの
表示画面に表示させるパチンコ機であって、当たり画面
の表示の可能性を示唆するリーチ画面を表示させる予告
として、前記複数の図柄が複数回変動表示するのに対し
て、当該複数の図柄とは別の位置で図柄を1回変動表示
させる表示態様を有し、前記複数の図柄とは別の位置で
変動表示させる図柄として複数種類の図柄を用い、変動
を停止したときの当該図柄の種類に応じた異なる内容の
リーチ画面を表示させる前記一つの表示画面を備え、前
記リーチ画面は当たり画面を表示させる確率の大きさに
応じてその内容が異なるように設定されていることを特
徴とするパチンコ機を提供することが可能である。
【0017】また、本発明の別の手段として、一つの表
示画面に複数の図柄が列状又は行状に並んだ状態で表示
させ、パチンコ球が入賞口に入るのに応じて前記複数の
図柄が変動し、該複数の図柄の変動が停止したときの当
該複数の図柄の組合せに応じて当たり画面を表示させる
パチンコ機の画像表示方法であって、前記一つの表示画
面において、当たり画面の表示の可能性を示唆するリー
チ画面を表示させる予告として、前記複数の図柄が複数
回変動表示するのに対して、当該複数の図柄とは別の位
置で図柄を1回変動表示させ、前記複数の図柄とは別の
位置で変動表示させる図柄として複数種類の図柄を用
い、変動を停止したときの当該図柄の種類に応じた異な
る内容のリーチ画面を前記一つの表示画面に表示させる
ことを特徴とするパチンコ機の画像表示方法を提供する
ことが可能である。
【0018】このような構成とすることにより、遊技者
に対してリーチ画面を表示させる予告としての画面から
リーチ画面を介して当たり画面に至るまで、非常に変化
に富んだ面白みのある表示態様を楽しませながら遊戯を
行わせることが可能となり、また、一つの表示画面とい
う共通の画面内において、別の位置で遊戯者の予知しき
れないタイミングで変動表示がランダムにしかもそれぞ
れ独自に行われるので、その変動表示の意表さが一つの
表示画面に凝縮された状態で表示され、遊戯者に対して
一目でその表示態様の面白さを認識させることが可能と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のパチンコの表示表現は、
パチンコ機や家庭用ゲーム機或いは業務用ゲーム機に適
用可能であるが、この発明では、パチンコホールに設け
られるパチンコ機に適用した場合について説明する。
【0020】まず、本実施形態におけるパチンコ機の外
観について説明する。図1に示すのは、本発明を適用し
たパチンコ機の外観図である。
【0021】パチンコ機は、本体枠40と、当該本体枠
40に組み込まれた遊戯盤41と、前記遊戯盤41の前
面側であって前記本体枠40の窓枠42と、この窓枠4
2に開閉自在に設けられたガラス窓43と、前記ガラス
窓43の下側であって、前記本体枠40の前面には、順
次上皿44及び下皿45が設けられ、前記下皿45の右
側には、発射ハンドル46が配置してある。
【0022】前記遊戯盤41には図示しないが、その前
面に複数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。
【0023】また、前記発射ハンドル46は、遊技者が
その発射ハンドル46を把持し、前記本体枠40に対し
て回動操作可能に設けられており、前記発射ハンドル4
6の裏側には、発射モータ47が装着されている。そし
て、前記発射ハンドル46が遊技者によって時計回り方
向へ回動操作されると、前記発射モータ47に電力が供
給され、前記上皿44に貯留されたパチンコ球が繰り返
し打ち出される。打ち出されたパチンコ球は、前記遊戯
盤41上に設けられたレール41Aに案内されて前記遊
戯盤41の上部に移動し、その後は、前記複数の障害釘
に当たりながら遊戯盤41の下部に向かって落下する。
【0024】また、前記遊戯盤41の前面には、後述す
る表示画面54、7セグメント表示部56、保留ランプ
58、装飾ランプ59、パチンコ玉の入賞口48である
シャッタとが設けられている。
【0025】次に、本実施形態におけるパチンコ機の機
能について、図2に示す機能ブロック図を参照しつつ説
明する。
【0026】このパチンコ機には、パチンコ機の制御プ
ログラムが記憶された記憶部51としてのROMと、一
時記憶部52としてのRAMと、制御プログラムを実行
させる制御部53としてのCPUとが備えられている。
【0027】記憶部51には、制御プログラムのほか、
液晶を用いた表示画面54において表示される遊技に登
場するキャラクタ画像、背景画像及び図柄に関する画像
データ、遊技に用いる音データ、あるいは制御プログラ
ムを実行するための初期データなどが記憶されている。
【0028】一時記憶部52は、新たな入力データや制
御部53による演算結果を一旦記憶する。
【0029】制御部53は、表示画面54における各種
画像データの表示制御手段としても機能し、特に、図柄
表示、図柄回転停止及び図柄組合せの制御手段として機
能する。また、制御部53は、音再生部55としてのス
ピーカを用いて記憶部51の音データを音楽または音声
として適宜再生するよう制御を行う。
【0030】パチンコ機は、上記機能のほか、LEDを
用いた7セグメント表示部56、弾球を入賞させる開閉
自在のシャッタ(後述する)を駆動させるソレノイド5
7、図柄回転の有効回数を示す保留ランプ58、及び大
当たり時やリーチ時に点滅あるいは点灯する装飾ランプ
59が備えられており、これらは制御部53により制御
される。
【0031】このような構成を有するパチンコ機を用い
て、遊戯を行う際のフローについて図3乃至図22に示
す表示画面を用いたフロー図などを用いて説明する。こ
こで用いるパチンコ機は、表示画面54に複数の図柄が
横方向に列状に3列並び、各列の図柄が行方向に縦スク
ロール移動を行うことにより変動し、該図柄の変動が停
止したときの当該図柄の横方向の組合せが同じ絵柄であ
ることに応じて「当たり」となるように制御部53によ
り制御されている。
【0032】図3は本実施形態で用いられる図柄を説明
するための説明図である。各列において、一〜九までの
9つの数字と5種類のキャラクタとの合計14種類の図
柄Zを有する。図4に示すように、「2、4、6、8」
の数字及び3種類のキャラクタのうち1つの数字又は1
つのキャラクタを含む図柄Z1が3列横方向に並んだ組
合せで「当たり」となった場合には、「当たり」による
遊戯者への利益提供が終了した後には通常のモード、す
なわち次回「当たり」となる確率が低いモードに移るよ
うに設定されている。また、図5に示すように、「1、
3、5、7、9」の数字及び2種類のキャラクタのうち
1つの数字又は1つのキャラクタを含む図柄Z2が3列
横方向に並んだ組合せで「当たり」となった場合には、
「当たり」による遊戯者への利益提供が終了した後に確
率変動モード、すなわち次回「当たり」となる確率が高
いモードに移るように設定されている。
【0033】表示画面54においては、上記5種類のキ
ャラクタが画像として図柄の変動表示とともに表示され
る。図6乃至図10には表示画面54に表示される各キ
ャラクタを示す。表示画面54においては、これらキャ
ラクタ画像が登場し、様々な態様で動画的に表示され
る。図6は主人公キャラクタ画像Sとしての主人公「ミ
カンちゃん」を示し、図7乃至図9は敵キャラクタ画像
Tとしてのロボット−「カリントオ」T1、宇宙人「グ
ミ星人」T2、怪獣「ジャムラ」T3を示し、図10は
第3のキャラクタ画像Dとしてのライバル「ブドウちゃ
ん」を示す。表示画面54においては、主人公である
「ミカンちゃん」とライバルである「ブドウちゃん」の
二人の強烈なキャラクタ性が絡み合うことによって、ス
トーリー性に深みを持たせたり、当たり発生確率の信頼
度に変化を加え、例えば、隕石の落下や怪獣などのキャ
ラクタ画像を用いたリーチ画面において、リーチの阻害
を「ミカンちゃん」が打ち負かし、また、ピンチを助け
る「ブドウちゃん」との合体攻撃によるリーチ画面が表
示され、このリーチから当たり獲得演出時の緊張感と開
放感が遊戯者に提供される。リーチ画面は、上記内容の
ほか様々な表示態様(詳しくは後述する)で遊戯者に対
して表示される。
【0034】遊戯者が発射ハンドル46の操作によりパ
チンコ球を遊戯盤41に打ち込み、表示画面54の下方
に位置するシャッタ(小)48Aにパチンコ球が入る
と、表示画面54における図柄が変動表示する。この図
柄が変動表示する前には、地球のある風景を背景画像と
ともに、主人公キャラクタ画像である「ミカンちゃん」
が表示される。また、図柄が変動表示されている際に
は、予め決められた背景画像及びキャラクタ画像が動画
的に表示される。
【0035】そして、図柄が列方向又は行方向に同じ種
類揃い「当たり」となると、音再生部55から「当た
り」を知らせる音楽や音声が再生されるとともに装飾ラ
ンプ59が点滅及び点灯し、始動口48が所定タイミン
グで十数回開放し、遊戯者の発射ハンドル46の操作に
よりパチンコ球を始動口48に入賞させ、その結果とし
て多くのパチンコ球が上皿44に排出される。
【0036】本実施形態のパチンコ機を用いた表示画面
の表示態様の変化を簡単に説明すると、通常画面におい
て同じ図柄が少なくとも2つ列方向又は行方向に揃う
と、リーチ画面に切り替えられる。リーチ画面は多種類
用意されており、「当たり」となる確率の低いノーマル
リーチ画面、「当たり」となる確率の高いスーパーリー
チ画面及び図柄が3つ揃った状態となった後に揃った図
柄の種類を変更する再抽選リーチ画面などが存在する。
また、スーパーリーチ画面及び再抽選リーチ画面はノー
マルリーチ画面の表示中に切り替えるように表示される
場合がある。通常画面においては、例えば、上述した第
3のキャラクタ画像や敵キャラクタ画像が図柄変動中な
どに登場する場合には、遊戯者に対して通常画面からリ
ーチ画面へ切り替えられ当たりとなる可能性が高いこと
を知らせる予告リーチ画面として表示される。
【0037】次に、本実施形態のパチンコ機における表
示画面54に表示される様々な表示態様について順次説
明する。
【0038】まず、通常画面における予告リーチ画面に
ついて図11を参照しつつ説明する。表示画面54にお
いて、通常画面では地球のある風景を背景画像とし主人
公キャラクタ画像Sが下方に図柄Zが変動表示されるの
にともない歩き地球をパトロールしている姿が表示され
る。そして、図柄Zの変動中に背景画像として虹を表示
したり気球が飛んだりして予告リーチ画面を表示させ
る。すると、二つの図柄の種類が揃い、背景画像として
燃え盛る街を表示し、主人公キャラクタ画像Sが現場へ
向かうといったリーチ画面へ表示が切り替えられる。ま
た、通常画面が全体的に暗くなるような予告リーチ画面
が表示された場合にはスーパーリーチ画面の表示に切り
替えられる。
【0039】次に、リーチ画面の一例について図12を
参照しつつ説明する。
【0040】通常画面から切り替えられたこのリーチ画
面においては、上述したように燃え盛る街の中を主人公
キャラクタ画像Sが現場へ向かうというもののほか、主
人公キャラクタ画像Sがバイクに乗って現場へ向かう表
示態様や、主人公キャラクタ画像Sが飛行機に乗って現
場へ向かう表示態様などがあり、これらの表示態様の種
類に応じて後述する様々なスーパーリーチ画面へと切り
かえられる確率を変えている。また、上記のようなリー
チ画面においては、変動する一つの図柄Zが高速に回転
しているように変動表示される場合があり、この場合に
はスーパーリーチ画面やスーパーリーチ予告画面に切り
替えられる。スーパーリーチ予告画面としては、図13
に示すように、燃え上がる街の中主人公キャラクタ画像
Sが現場へ向かうリーチ画面において流れ星が落下する
といった表示態様がなされる。このように流れ星が落下
する表示態様がなされた際にはスーパーリーチ画面へ切
り替えられる可能性が極めて高くなる。そして、スーパ
ーリーチ画面の一例としての「隕石リーチ」について図
14を参照しつつ説明する。表示画面54において、変
動する中列の図柄Zが落下する隕石として表示される。
主人公キャラクタ画像Sはこの隕石、すなわち変動する
中列の図柄Zを受け止めると、図柄Zが停止し、この停
止した状態で順次別の種類の図柄へ変化し、そのまま左
列及び右列の図柄と同じ図柄で停止した際には通常の当
たりとなる一方、第3のキャラクタ画像Dが出現し主人
公キャラクタ画像Sとともに隕石を受け止める表示態様
がなされた後に左列及び右列の図柄と同じ図柄で停止し
た際には、次の当たりの確率が非常に高くなる確率変動
の当たりとなる。
【0041】次に、別のスーパーリーチ画面について、
図15を参照しつつ説明する。このスーパーリーチ画面
は、図12における「宇宙人リーチ画面」である。ま
ず、背景画像として地球のある風景の中主人公キャラク
タ画像Sがパトロールしている際にUFOが出現した後
に敵キャラクタ画像T2が登場し、主人公キャラクタ画
像Sと敵キャラクタ画像T2とが射撃により戦いが繰り
広げら、主人公キャラクタ画像Sが変動する図柄を射撃
し射撃すると順回転し、敵キャラクタ画像T2が図柄を
射撃すると逆回転し、図柄がプラスマイナス3種類のあ
いだで変動した後に、左列及び右列の図柄と同じ種類の
図柄で変動を停止した際には「当たり」となる。一方、
主人公キャラクタ画像Sと敵キャラクタ画像T2とが戦
っている際に、第3のキャラクタ画像Dが登場すると、
図16に示すように、主人公キャラクタ画像Sが第3の
キャラクタ画像Dの頭をつかみ、第3のキャラクタ画像
Dを光線の中へ投げ飛ばすと第3のキャラクタ画像Dは
しびれホネが透けて見えるように表示され、黒こげとな
った第3のキャラクタ画像Dは表示画面54外へと落ち
ていき、この第3のキャラクタ画像Dにより隠れていた
中列の図柄が表示され、左列及び右列の図柄と同じ種類
の図柄で停止した際には「当たり」となり、異なる種類
の図柄で停止した際にははずれとなり通常画面に切り替
えられる。
【0042】このように、本実施形態におけるパチンコ
機では、遊戯者に対して表示画面に表示されるリーチ画
面を通して、敵キャラクタ画像と主人公キャラクタ画像
との戦いの中で、第3のキャラクタ画像がどのように動
くかに応じて当たりとなるかが決まるように制御される
ので、遊戯者は表示画面54で展開される各キャラクタ
画像の動きを楽しみながら遊戯を行うことが可能とな
り、非常に遊戯性の高いパチンコ機を提供することが可
能となる。
【0043】このほか、スーパーリーチ画面の例とし
て、図12における「ロボリーチ」について説明する
と、まず、図17に示すように、敵キャラクタ画像T1
が出現した後に、中列の図柄を一つづつ種類がことなる
ように変化させ、その変化の都度敵キャラクタがこの図
柄を壊し、主人公キャラクタ画像Sは敵キャラクタT1
に向けて射撃し、そのまま、左列及び右列の図柄と同じ
種類の図柄で停止した際には「当たり」となり、異なる
種類の図柄で停止した際には「はずれ」となる。一方、
この「はずれ」となった画面において第3のキャラクタ
画像Dが登場するとほぼ確実に「当たり」となる。
【0044】また、別のスーパーリーチ画面として、図
12における「対決リーチ」について説明すると、図1
8に示すように、主人公キャラクタ画像Sと第3のキャ
ラクタ画像Dが殴り合いなどを行い、1度互いに離れた
後に巨大化し主人公キャラクタSが第3のキャラクタD
を殴るなど攻撃を加えると、中列の図柄が順次変動し、
第3のキャラクタ画像Dが主人公キャラクタSにキック
をするなど攻撃を加えると、左列及び右列の図柄が変動
し、これを適宜繰り返し主人公キャラクタ画像Sが勝利
して左列、右列及び中列の図柄が同じ種類で停止すると
「当たり」となり、主人公キャラクタSが負けて、中列
の図柄の種類が左列及び右列の図柄と異なる種類の図柄
で停止すると「はずれ」となる。
【0045】さらに、スーパーリーチ画面の一例とし
て、図12における「怪獣リーチ」を説明すると、図1
9に示すように、まず、敵キャラクタ画像T3が空から
降ってきて主人公キャラクタ画像Sを踏みつけようと
し、主人公キャラクタ画像Sが敵キャラクタ画像T3を
持ち上げる都度に中列の図柄が変動し、主人公キャラク
タSが敵キャラクタ画像に踏みつけられると、ペラペラ
の状態となり「はずれ」となる。また、主人公キャラク
タ画像Sが敵キャラクタ画像T3に踏みつけられ、地面
に埋まってしまうと、後述する再抽選リーチ画面に切り
替えられるか、もしくは「当たり」または「はずれ」と
なる。一方、主人公キャラクタ画像Sが敵キャラクタ画
像T3に踏みつけられているといったように戦っている
際に第3のキャラクタ画像が表示されると、図20に示
すように、第3のキャラクタ画像が主人公キャラクタ画
像の脇の下をこそばして邪魔をし、主人公キャラクタ画
像とともに第3キャラクタ画像が敵キャラクタT3に踏
みつけられ、両者ともにペラペラとなって「はずれ」と
なる。一方、主人公キャラクタ画像が第3のキャラクタ
画像の動きに耐えた際には「当たり」となる。
【0046】次に、再抽選リーチ画面について説明す
る。この再抽選リーチ画面は各種リーチ画面においてす
べての図柄が揃った際に、同じに全ての図柄が変動しど
の種類の図柄で停止するかを決定する画面である。
【0047】図21に示すように、リーチ画面が「ロボ
リーチ」である場合には、主人公キャラクタ画像がさら
に中列の図柄をビームで射撃し、撃たれた図柄及び左
列、右列の図柄とともに一瞬消去され、再び異なる種類
の図柄Zが表示され、これを繰り返し図柄の変動が停止
し「当たり」となる。このように、表示画面54に当た
りとなる確率が高いことを表示するリーチ画面におい
て、列状又は行状に揃った複数の図柄Zのすべてを、各
々ほぼ同一位置でほぼ同じタイミングで消去した後、当
該ほぼ同じ位置で消去された種類の図柄とは別の種類の
図柄をほぼ同じタイミングで表示するといった展開が遊
戯者に対して表示されるので、例えば、列状又は行状に
揃った図柄Zがスクロール移動するといった単純な変動
ではなく、今までにない遊戯者の意表をつく動きを行わ
せるという新しい表示態様を提供し得、非常に遊戯性の
高いパチンコ機を提供することが可能となる。
【0048】また、通常画面「宇宙人リーチ画面」から
切り替えられて再抽選リーチ画面となた場合には、敵キ
ャラクタT2が母船に乗って登場し、この母船に3つの
図柄が吸い込まれるようにして縮小表示されやがては消
去され、さらに、吸い取った図柄を母船から吐き出すこ
とにより異なる種類の図柄が表示され。これを繰り返
し、最終的に停止した図柄の種類で「当たり」となる。
【0049】このような項せいにより、表示画面54に
おいて列状又は行状に揃った複数の図柄Zのすべてを徐
々に縮小しつつ移動させる表示が展開されるので、例え
ば、列状又は行状に揃った図柄Zがスクロール移動する
といった単純な変動ではなく、今までにない遊戯者の意
表をつく動きを行わせるという新しい表示態様を提供し
得、遊戯性の高いパチンコ機を提供することが可能とな
る。
【0050】その他、再抽選リーチ画面では、図示はし
ないが、主人公キャラクタ画像の目がり、敵キャラクタ
を振り回すことにより3つの図柄が同期して高速変動
し、敵キャラクタを放り投げた瞬間に図柄が停止する場
合や、主人公キャラクタ画像が図柄にパンチを連打し図
柄が高速変動を行う場合や、背景画像として花火があが
るのと同期して一種類づつ変動する場合、あるいは爆弾
が爆発することにより図柄が一種類づつ変動する場合な
どがある。
【0051】本発明において、主人公キャラクタ画像と
敵キャラクタ画像との戦いは、上述したように様々な表
示態様によって表現され、また、第3のキャラクタ画像
の様々な動きに応じて「当たり」の制御が行われる。上
記した表示画面54での画面の切り替えは制御部53の
制御により予め決められ、この決められた内容に応じて
行われる。
【0052】本発明は、複数の図柄が列状又は行状に並
んだ状態で表示される一つの表示画面を有し、パチンコ
球が入賞口に入るのに応じて前記複数の図柄が変動し該
複数の図柄の変動が停止したときの当該複数の図柄の組
合せに応じて当たり画面を前記一つの表示画面に表示さ
せるパチンコ機であって、当たり画面の表示の可能性を
示唆するリーチ画面を表示させる予告として、前記複数
の図柄が複数回変動表示するのに対して、当該複数の図
柄とは別の位置で図柄を1回変動表示させる表示態様を
有する前記一つの表示画面を備えたことを特徴とするパ
チンコ機を提供することが可能である。
【0053】すなわち、図23に示すように、一つの表
示画面60において、列状に並び変動表示される複数の
図柄61とは別の位置に別の図柄62を変動表示させ、
停止した図柄62の種類に応じて当たりとなる確率が変
化するように制御部53が制御することも可能である。
このように構成することにより、表示内容の変化が多岐
に亘り、遊戯者に対してより多くの表示の変化を楽しま
せることが可能となる。そして、このパチンコ機は、表
示画面60において、別の図柄62を列状又は行状に並
び変動表示される図柄61とは別の種類として表示さ
せ、当該列状又は行状に並び変動表示される図柄61と
常に連動して変動表示させず、不定期的に変動表示させ
ることも可能である。すなわち、複数の図柄61が複数
回変動表示するのに対して、複数の図柄61とは別の位
置で図柄62をランダムなタイミングで1回変動表示さ
せるのである。このように構成することにより、遊戯者
に対して更により多くの表示の変化を楽しませることが
可能となる。
【0054】具体的な表示方法の一例としては、別の図
柄62を第4番目の図柄として、様々なフルーツが描か
れた別の図柄62を表示画面60の右上部分に表示させ
る。この別の図柄62は、3つの図柄61とは常に連動
して変動表示されるのではなく、不定期的に時折変動表
示される。この別の図柄62の変動タイミングは図柄6
1と同期して変動表示される場合や、全く同期せずに図
柄61の変動のタイミングとずらして変動表示される場
合もある。そして、図柄61の変動表示中に別の図柄6
2が変動表示され停止したフルーツの種類に応じて、
「当たり」となる確率が高くなることを示すリーチ画面
に切り替えられる可能性が高くなったり、あるいはその
まま「当たり」となる確率が高くなるように制御部53
が制御プログラムに基づいて制御することも可能であ
る。別の図柄62は、図24に示すように、6種類のフ
ルーツからなり、各種類に応じて「当たり」となる確率
が高いものから低いものまで各々設定されている。この
別の図柄62は、フルーツといった種類のものに限定さ
れず、その他の種類、例えば種々のキャラクタ画像であ
っても数字であってもよく、例えば、図柄61と同じ種
類の図柄としてもよい。また、別の図柄が表示される位
置については、これを限定するものでなく、背景画像及
びキャラクタ画像とともに、その一部として変動表示さ
せたり、四角形など矩形状に囲まれた領域において別の
図柄を変動表示させることも可能である。さらに、別の
図柄62の種類に応じて、一つの表示画面60に表示さ
せるリーチ画面の内容を異なるものとすることが可能で
あり、遊技者はこのリーチ画面の内容を見て当たりとな
る確率が高いのか低いのかを認識することが可能である
ので、遊技者はリーチの予告からリーチ画面を介して当
たり画面につながるまでの間に亘ってその表示態様を充
分に楽しみながら遊技を行うことが可能となる。
【0055】本発明では、上述したように、複数の図柄
61と別の位置に別の図柄62を変動表示させている
が、これに限定されるものでなく、複数の図柄61と同
じ種類の図柄を別の位置に変動表示させることも可能で
あり、図柄の種類に限定されるものでない。上記の場合
は、複数の図柄が横方向に3列並んだ状態となっている
が、例えば、9つの領域に区分し各領域で図柄を変動表
示させるようにしてもよく、これら複数の図柄とは別の
位置においてこれら図柄とは独自のタイミングで図柄を
変動表示させることが可能となる。
【0056】本発明では、例えば、同一の表示画面にお
いて、列状又は行状に並ぶように図柄を変動表示させ、
当該図柄とは別の位置に別の図柄を変動表示させ、図柄
がスクルール移動するようにして変動表示される場合、
このスクロール移動の方向と同じ方向に別の図柄をスク
ロール移動させることにより変動表示を行わせることも
可能である。これにより、各図柄の変動態様が同一化さ
れ、遊戯者にとって目にやさしい変動態様を提供するこ
とが可能となる。また、上記図柄と別の図柄とをそれぞ
れ異なる方向へスクロール移動することにより変動表示
させることも可能であり、この場合には今までにない斬
新な表示態様を遊戯者に対して提供しこれを楽しませる
ことが可能となる。表示画面においてこのような表示態
様がなされるように制御部53が制御する機能について
は、上述したような機能及びフローとほぼ同様のものを
用いることにより可能となる。
【0057】本実施形態における制御部は、少なくとも
1つ以上の半導体装置からなり、表示画面54における
表示制御を行うための表示制御部を個別に設け、その他
の遊戯に関する制御プログラムなどの実行を行わせるシ
ステム制御部を別途設けることも可能である。また、記
憶部53について、遊戯に用いられ表示画面に登場する
キャラクタ画像や背景画像あるいは図柄に関する画像デ
ータや表示制御に関するプログラム及び/または遊戯に
用いられる音に関する音データを記憶したROMなどの
半導体装置からなる表示記憶部を個別に設け、その他、
同一種類の図柄が横方向へ並んだ当たりの確立を制御す
るなどの制御プログラム等を記憶する制御記憶部を別途
設けることも可能である。このように構成することによ
り、システム制御部や制御記憶部をベースとして、表示
制御部や表示機億部のみをパチンコ機の遊戯内容に応じ
て変更することにより別の種類のパチンコ機を構成すれ
ば、パチンコ機の製造上非常に効率的であり且つ安価な
構成とすることが可能となる。もちろん、上記表示機億
部及び/または表示制御部はカセットやCD−ROM、
DVD−ROM、CD−RAM、DVD−RAMなどの
外部記憶媒体に内蔵させ、パチンコ機に対して着脱自在
に設けることも可能である。このような構成とすること
により、シリーズものの遊戯内容などの場合、構造につ
いて共通化し表示態様のみを変えるといったことも可能
となり、パチンコ機を所有し遊技場を経営するものにと
っても、新機種の入れ替え作業を行わずして新しいパチ
ンコ機を遊戯者に提供することが可能となる。
【0058】次に、本実施形態において表示画面に背景
画像、キャラクタ画像及び図柄を表示させる際の各デー
タの流れを簡単に説明すると、これら画像データは制御
プログラム(特に表示に関する表示制御プログラム)の
制御部の命令による実行に伴って適宜必要な各画像及び
図柄に関する画像データがそれぞれ選択され、選択され
た各画像データのうち表示画面の各位置においてどれを
優先させて表示するかを判別することにより一枚分の表
示画面を形成し、これを例えば1秒間に60回繰り返し
続けることにより、表示画面上で各画像や図柄を動画的
に表示させる。このようにして、表示画面において様々
な表示態様を表示させるのである。
【0059】また、表示画面における各列の図柄の組合
せは、制御部が制御プログラムに基づき演算処理を行う
ことにより決められ、各図柄はそれぞれ個別のデータを
有し、図柄の変動や停止などに応じた入力データを一旦
一時記憶部に記憶させ、これを一つのパラメータとして
制御部が演算処理を行うことにより、図柄の停止タイミ
ング、組合せをどのようにするか、あるいは図柄の組合
せ状態に応じてリーチ画面を移行させるタイミング、移
行するリーチ画面の種類、あるいは当たり画面を表示さ
せるのかなどを決定するように制御される。
【0060】本発明における図柄の変動は、行方向すな
わち表示画面における縦方向へのスクロール移動や横方
向、斜め方向へのスクロール移動を含むとともに、拡大
縮小あるいは消滅、変形、回転などを含み、図柄が順次
異なる種類の図柄へと移行するものであればよい。
【0061】また、本発明はパチンコ機について説明し
たが、例えば、上記したような表示画面を備え、別途遊
戯者の停止ボタンの操作に応じて回転が停止する複数の
回転リールを備えたスロットマシンに適用することも可
能である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、従来のような列状又は
行状に並び変動表示される図柄以外に、一つの表示画面
において別の位置に図柄を変動表示させ、複数の図柄が
複数回変動表示するのに対して、当該複数の図柄とは別
の位置で図柄を1回変動表示させるので、表示内容の変
化が多岐に亘り、遊戯者に対してより多くの表示の変化
を楽しませることが可能となる。
【0063】また、本発明において、複数の図柄とは別
の位置で変動表示させる図柄として複数種類の図柄を用
い、変動を停止したときの当該図柄の種類に応じた異な
る内容のリーチ画面を表示させるときには、遊戯者に対
して更により多くの表示の変化を楽しませることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるパチンコ機を示す概略外
観図である。
【図2】 本実施形態におけるパチンコ機の機能を示す
機能ブロック図である。
【図3】 本実施形態で用いられる図柄を説明するため
の説明図である。
【図4】 本実施形態で用いられる図柄であって、次回
の「当たり」の確率が低い図柄を説明するための説明図
である。
【図5】 本実施形態で用いられる図柄であって、次回
の「当たり」の確率が高い確変モードに入るための図柄
を説明するための説明図である。
【図6】 本実施形態における主人公キャラクタを示す
概略図である。
【図7】 本実施形態における敵キャラクタの一つを示
す概略図である。
【図8】 本実施形態における敵キャラクタの一つを示
す概略図である。
【図9】 本実施形態における敵キャラクタの一つを示
す概略図である。
【図10】 本実施形態における第3のキャラクタを示
す概略図である。
【図11】 本実施形態における予告リーチ画面のフロ
ーを説明するフロー説明図である。
【図12】 本実施形態におけるリーチ画面のフローを
説明するフロー説明図である。
【図13】 本実施形態におけるリーチ画面(ノーマル
リーチ)のフローを説明するフロー説明図である。
【図14】 本実施形態におけるリーチ画面(隕石リー
チ)のフローを説明するフロー説明図である。
【図15】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(宇宙人リーチ)のフローを説明するフロー説明図であ
る。
【図16】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(第3のキャラクタ画像が登場する宇宙人リーチ)のフ
ローを説明するフロー説明図である。
【図17】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(ロボットリーチ)のフローを説明するフロー説明図で
ある。
【図18】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(対決リーチ)のフローを説明するフロー説明図であ
る。
【図19】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(怪獣リーチ)のフローを説明するフロー説明図であ
る。
【図20】 本実施形態におけるスーパーリーチ画面
(第3のキャラクタ画像が登場する怪獣リーチ)のフロ
ーを説明するフロー説明図である。
【図21】 本実施形態における再抽選リーチ画面のフ
ローを説明するフロー説明図である。
【図22】 本実施形態における再抽選リーチ画面のフ
ローを説明するフロ
【図23】 本実施形態において、列状に変動表示され
る図柄とは別の図柄を別の位置において変動表示させて
いる表示画面を説明するための概略説明図である。
【図24】 本実施形態における別の図柄の種類を説明
するための説明図である。
【符号の説明】
41 遊戯盤 48 シャッ
タ 51 記憶部 53 制御部 54 表示画面 55 音再生
部 56 7セグメント表示部 58 保留ラ
ンプ 59 装飾ランプ Z 図柄 S 主人公キャラクタ画像 T 敵キャ
ラクタ画像 60 表示画面 61 図柄 62 別の図柄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄が列状又は行状に並んだ状態
    で表示される一つの表示画面を有し、パチンコ球が入賞
    口に入るのに応じて前記複数の図柄が変動し該複数の図
    柄の変動が停止したときの当該複数の図柄の組合せに応
    じて当たり画面を前記一つの表示画面に表示させるパチ
    ンコ機であって、 当たり画面の表示の可能性を示唆するリーチ画面を表示
    させる予告として、前記複数の図柄が複数回変動表示す
    るのに対して、当該複数の図柄とは別の位置で図柄を1
    回変動表示させる表示態様を有する前記一つの表示画面
    を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記複数の図柄とは別の位置で変動表示
    させる図柄として複数種類の図柄を用い、変動を停止し
    たときの当該図柄の種類に応じた異なる内容のリーチ画
    面を表示させる前記一つの表示画面を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 一つの表示画面に複数の図柄が列状又は
    行状に並んだ状態で表示させ、パチンコ球が入賞口に入
    るのに応じて前記複数の図柄が変動し、該複数の図柄の
    変動が停止したときの当該複数の図柄の組合せに応じて
    当たり画面を表示させるパチンコ機の画像表示方法であ
    って、 前記一つの表示画面において、当たり画面の表示の可能
    性を示唆するリーチ画面を表示させる予告として、前記
    複数の図柄が複数回変動表示するのに対して、当該複数
    の図柄とは別の位置で図柄を1回変動表示させることを
    特徴とするパチンコ機の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の図柄とは別の位置で変動表示
    させる図柄として複数種類の図柄を用い、変動を停止し
    たときの当該図柄の種類に応じた異なる内容のリーチ画
    面を前記一つの表示画面に表示させることを特徴とする
    請求項3に記載のパチンコ機の画像表示方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004113450A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
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JP7503847B2 (ja) 2021-12-27 2024-06-21 株式会社ニューギン 遊技機
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