JPH06175346A - 位相シフトマスクの製造方法及び位相シフトマスクブランク - Google Patents

位相シフトマスクの製造方法及び位相シフトマスクブランク

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JPH06175346A
JPH06175346A JP32434792A JP32434792A JPH06175346A JP H06175346 A JPH06175346 A JP H06175346A JP 32434792 A JP32434792 A JP 32434792A JP 32434792 A JP32434792 A JP 32434792A JP H06175346 A JPH06175346 A JP H06175346A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相シフト部の輪郭を仕切る境界面をほぼ基
板表面に対して垂直に形成できるようにした位相シフト
マスクの製造方法及びその製造方法に用いる位相シフト
マスクブランクを提供する。 【構成】 透明基板1上に位相シフト部を形成するため
の位相シフト膜20を含む膜を形成する成膜工程に、位
相シフト膜20の上に他の膜を介して又は介さずに前記
パターン化処理におけるエッチング処理に対して耐性を
有する補助膜40を形成する補助膜形成工程を設けたこ
とにより、パターン形成工程後に形成された位相シフト
部の輪郭を仕切る境界面をほぼ透明基板1の表面に対し
て垂直に形成できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクを通過する露光
光間に位相差を与えることにより、転写パターンの解像
度を向上できるようにするした位相シフトマスクの製造
方法及びその方法を実施する際に用いる位相シフトマス
クブランクに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体LSI等を製造する際には、微細
パターン転写が行われるが、その転写を行うマスクの1
つとして位相シフトマスクがある。この位相シフトマス
クは、マスクを通過する露光光間に位相差を与えること
により転写パターンの解像度を向上できるようにしたも
のである。この位相シフトマスクとしては、例えば、通
称、エッジ強調型位相シフトマスク(特開平2ー140
743号公報参照)、クロムレス型位相シフトマスク
(特開平2ー78216号公報参照)及びハーフトーン
型位相シフトマスク(特開平2ー136854号公報参
照)と呼ばれるものが知られている。
【0003】図18はエッジ強調型位相シフトマスクの
構成を示す断面図である。図18に示されるように、こ
の位相シフトマスク70は、透明基板71上に遮光性膜
パターン73及び位相シフト膜パターン72を形成した
ものである。遮光性膜パターン73は、遮光性膜が除去
されていて露光光Lを通過できるようにした光通過部7
3aと、遮光性膜が設けられていて露光光Lを遮断する
ようにした遮光部73bとで構成され、一方、位相シフ
ト膜パターン72は、位相シフト膜が除去されていて通
過する露光光Lの位相を変化させない非シフト部72a
と、位相シフト膜が設けられていて通過する露光光Lに
所定の位相シフトを与える位相シフト部72bとで構成
されている。この場合、位相シフト部72bは、位相シ
フト膜を遮光部72bの全体を覆いかつその一部がその
両側の光通過部73aにはみだすように設けることによ
って形成している。換言すると、光通過部73aの中央
部を除く両側に位相シフト部72bが形成されるように
したものである。これにより、光通過部73aの中央部
を通過する露光光とその両側を通過する露光光とに位相
差が生ずるようにし、中央部を通過する露光光の振幅分
布の必要以上の拡がりを防止して解像度の高いパターン
転写を可能にしたものである。
【0004】また、図19はクロムレス型位相シフトマ
スクの構成を示す断面図である。図19に示されるよう
に、この位相シフトマスク80は、透明基板81上に位
相シフト膜パターン82のみを形成したものである。す
なわち、遮光性膜を用いることなく転写パターンを形成
できるようにしたもので、位相シフト膜パターン82の
非シフト部82aと位相シフト部82bとの境界部を通
過した光が回折によって互いに回り込み、直進通過した
光とその位相差によって相殺されて影を形成することを
利用して微細転写パターンを形成させるようにしたもの
である。
【0005】さらに、図20はハーフトーン型位相シフ
トマスクの構成を示す断面図である。図20に示される
ように、この位相シフトマスク90は、透明基板91上
に、光通過部93aと半透光部93bとで構成される半
透光膜パターン93が形成され、この半透光部93bの
上に位相シフト部92bが重ねて形成され、非シフト部
92aが上記光通過部93bと同一の領域に形成される
ようにした位相シフト膜パターン92を設けたものであ
る。半透光部93bは実質的に露光に寄与しない程度の
弱い光を透過させるものであるが、この半透光部93b
を透過する光に位相シフト部92aによって位相シフト
を加えることにより、この半透光部93bによる位相シ
フト量と位相シフト部92aによる位相シフト量との和
が180°になるようにして、光通過部93aと半透光
部93bとを通過した光の位相が互いに反転するように
し、これによりこれらの境界部を通過した光が互いに打
ち消しあって境界部のコントラストが向上されるように
したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の位相
シフトマスクは、いずれも位相シフト部と光通過部とを
隣接させたときに両者を通過する光の位相差によってそ
の境界部で光が互いに相殺されることを利用したもので
ある。ここで、この境界部における相殺効果を良好に得
るためには、位相シフト部の光通過部に対する境界面が
透明基板表面に対して垂直になっている必要がある。こ
れは、もし、この境界面が基板に対してある角度をなし
て断面がテーパ状になっていると、この境界部における
位相シフト量がテーパ状面に沿って徐々に変化し、所定
の相殺効果が得られなくなるからである。
【0007】ところが、従来の位相シフトマスクの製造
方法では、位相シフト部の光通過部に対する境界面を透
明基板表面に対して垂直に形成することが困難であると
いう問題があった。これは、特に位相シフトマスクの高
密度パターンを形成する際に一般的に用いられる高感度
レジスト自体が、そのパターンの輪郭を仕切る境界面を
基板表面に対して垂直に形成できず、その断面が基板表
面に対してある角度をなしたテーパ状に形成されてしま
うことに起因する。すなわち、このようにパターンの輪
郭を仕切る境界面がテーパ状になっているレジストパタ
ーンをマスクにしてエッチングを行なうと、例え、ウエ
ットエッチングに比較してアンダーカットやサイドエッ
チングが少ないドライエッチングを採用したとしても、
このエッチングによって形成されるパターンの境界面は
テーパ状に形成されてしまう。図21はこの様子を示す
ものであり、図21(a)はエッチング開始当初の様子
であり、図21(b)はエッチング終了時の様子を示す
ものである。図21(a)に示されるように、基板61
上に形成された位相シフト膜620の上にレジストパタ
ーン65を形成し、このレジストパターン65をマスク
にしてエッチングガスGによりエッチングを行なう。こ
の場合、レジストパターン65のパターンの輪郭を仕切
る境界面65cがテーパ状になっていると、エッチング
開始当初は問題ないが、図15(b)に示されるよう
に、エッチングが進行するするにつれてある程度レジス
トもエッチングされるので、エッチング終了時において
は、形成された位相シフト膜パターン62における位相
シフト部62bと非シフト部62aとを仕切る境界面6
2cがテーパ状に形成されてしまう。
【0008】なお、これを防止する方法として、高いコ
ントラストを有しかつドライエッチングに対して耐性を
有するレジストを用いる方法が考えられるが、このよう
なレジストは低感度のものしか存在しない。低感度のレ
ジストでは、これにパターン描画する際に高いドーズ量
及び長い描画時間を必要とするので、高精度かつ高密度
が必須の位相シフトマスクに用いることは事実上極めて
困難である。
【0009】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
ので、位相シフト部の輪郭を仕切る境界面をほぼ基板表
面に対して垂直に形成できるようにした位相シフトマス
クの製造方法及びその製造方法に用いる位相シフトマス
クブランクを提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明にかかる位相シフトマスクの製造法は、
(1) 透明基板上に、転写パターンが形成され、か
つ、該パターン中には該パターンを通過する光の一部の
位相をシフトさせる位相シフト部が設けられた位相シフ
トマスクを製造する位相シフトマスクの製造法におい
て、前記透明基板上に前記位相シフト部を形成するため
の位相シフト膜を含む膜を形成する成膜工程と、少なく
とも前記位相シフト膜にエッチング処理を含むパターン
化処理を行なうパターン形成工程とを有し、前記成膜工
程には、前記位相シフト膜の上に他の膜を介して又は介
さずに前記パターン形成工程における位相シフト膜のパ
ターン化処理におけるエッチング処理に対して耐性を有
する補助膜を形成する補助膜形成工程を備えたことを特
徴とする構成とした。
【0011】また、構成1の態様として、(2) 構成
1の位相シフトマスクの製造方法において、前記成膜工
程は、透明基板上に遮光性膜パターンを形成し、該遮光
性膜パターンの上に位相シフト膜を形成し、該位相シフ
ト膜の上に前記補助膜を形成する工程を含むものである
ことを特徴とした構成、又は、(3) 構成1の位相シ
フトマスクの製造方法において、前記成膜工程は、透明
基板上に位相シフト膜を形成し、該位相シフト膜の上に
遮光性膜パターンを形成し、該遮光性膜パターンの上に
前記補助膜を形成する工程を含むものであることを特徴
とした構成、又は、(4) 構成1の位相シフトマスク
の製造方法において、前記成膜工程は、透明基板上に実
質的に露光に寄与しない強度の光を透過させる半透光膜
を形成し、この半透光膜の上に位相シフト膜を形成し、
この位相シフト膜の上に前記補助膜を形成する工程を含
むものであることを特徴とした構成とし、また、この構
成4の態様として、(5) 構成4の位相シフトマスク
の製造方法において、前記半透光膜と前記補助膜とを同
じ材料で構成し、かつ、前記パターン形成工程におい
て、前記半透光膜にパターン化処理を行う際に同時に前
記補助膜を除去するようにしたことを特徴とする構成と
した。
【0012】さらに、本発明にかかる位相シフトマスク
ブランクは、(6) 構成1なしい5のいずれかの位相
シフトマスクの製造方法に用いる位相シフトマスクブラ
ンクであって、透明基板上に、位相シフト膜と、該位相
シフト膜の上に他の膜を介して又は介さずに設けられて
おり、前記位相シフト膜に施すパターン化処理における
エッチング処理に対して耐性を有する補助膜とを有する
構成、又は、(7) 構成4ないし5の位相シフトマス
クブランクの製造方法に用いる位相シフトマスクブラン
クであって、透明基板上に、実質的に露光に寄与しない
強度の光を透過させる半透光膜と、位相シフト膜と、該
位相シフト膜に施すパターン化処理におけるエッチング
処理に対して耐性を有する補助膜とを有する構成とし、
また、構成7の態様として、(8) 構成7の位相シフ
トマスクブランクにおいて、前記半透光膜と前記補助膜
とを同じ材料で構成したことを特徴とする構成としたも
のである。
【0013】
【作用】上述の構成1によれば、成膜工程に、位相シフ
ト膜の上に他の膜を介して又は介さずに前記パターン化
処理におけるエッチング処理に対して耐性を有する補助
膜を形成する補助膜形成工程を設けたことにより、パタ
ーン形成工程で、この補助膜もパターン化し、その上に
パターン形成用レジストパターンを設けてこれをマスク
にしてエッチングを行うことにより、このエッチングが
進行するにつれてある程度レジストもエッチングされる
が、この補助膜のエッチング耐性作用によってその影響
が位相シフト膜のパターンを仕切る境界面には及ばない
ようにすることができる。これにより、位相シフト膜パ
ターンの位相シフト部の光通過部に対する境界面が透明
基板表面に対して垂直になるように形成することが可能
になる。また、構成2ないし3によれば、遮光性膜パタ
ーンを備えた位相シフトマスクを得る際に構成1の方法
を適用することができる。さらに、構成4によれば、半
透光膜パターンを有するハーフトーン型位相シフトマス
クを得る場合に構成1の方法を適用することができ、構
成5によれば、構成4の方法を実施する際にその工程を
単純化できる。
【0014】さらに、構成6によれば、構成1ないし5
の方法に用いることができる位相シフトマスクブランク
を得ることができ、構成7及び8によれば構成4ないし
5の方法に用いることができる位相シフトマスクブラン
クを得ることができる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1ないし図6は本発明の実施例1にかか
る位相シフトマスクの製造方法の工程説明図である。以
下、これらの図面を参照にしながら実施例1の位相シフ
トマスクの製造方法を説明する。なお、この実施例はハ
ーフトーン型位相シフトマスクを製造する例である。ま
た、位相シフトマスクブランクは位相シフトマスクを製
造する途中の工程で得られるものであるので、この位相
シフトマスクの製造方法の説明とあわせて説明する。製
造工程の要旨は基板に位相シフト膜及び補助膜を含む膜
を形成する成膜工程によって位相シフトマスクブランク
を製造した後、これにパターン化処理を施すパターン形
成工程によって位相シフトマスクを得るものである。以
下、詳述する。
【0016】位相シフトマスクブランクの製造 主表面を鏡面研磨した石英ガラス基板(寸法;縦5×横
5×厚さ0.09インチ)1上に、スパッタリング法に
よりCr膜を膜厚17nmに成膜し、波長365nmの
露光光に対する光透過率が15%である半透光膜30を
形成する。
【0017】次に、この半透光膜30の上にSiO2
被覆膜形成用塗布液(例えば、アライドシグナル社製の
アキュグラス#311スピンオングラス(商品名)があ
る。)を滴下し、スピンコート法により全面に拡げ、そ
の後焼成してバインダーの有機化合物を揮発させて、厚
さ370nmのSOG(スピン・オン・グラス)からな
る位相シフト膜20を形成する。この位相シフト膜20
は、上記露光光が上記半透光膜30とこの位相シフト膜
20とを重ねた膜を通過したとき、その露光光の位相を
180°シフトさせるものである。
【0018】次いで、この位相シフト膜20上に、半透
光膜30と同じ材料であるCrをスパッタリング法で膜
厚20nmに成膜して補助膜40を形成して位相シフト
マスクブランク100を得る(図1参照)。
【0019】こうして得た位相シフトマスクブランク1
00は、透明基板1の上に半透光膜30、位相シフト膜
20及び補助膜40が順次形成されたものである。
【0020】パターン形成工程 次に、上記位相シフトマスクブランク100の補助膜4
0の上に、ポジ型電子線レジスト(例えば、東レ株式会
社製のEBRー9HSー31(商品名)がある。)を膜
厚550nmに塗布し、ベークした後、このレジストに
所定のパターンの電子線露光を施し、現像してレジスト
パターン5を形成する(図2参照)。
【0021】次に、このレジストパターン5をマスクに
して、所定のエッチング液により補助膜40をエッチン
グして補助膜パターン4を形成する(図3参照)。
【0022】次に、このレジストパターン5及び補助膜
パターン4をマスクにして、位相シフト膜20をドライ
エッチングして位相シフト膜パターン2を得る(図4参
照)。なお、このドライエッチングは、反応性ドライエ
ッチング方式(RIE)の平行平板型装置を用いる。そ
の場合の条件は、エッチングガスとしてCF4 とO2
の混合ガスを用い、ガス圧を0.1Torrとし、高周
波出力を200Wとする。
【0023】次いで、残存レジストパターンを熱濃硫酸
で除去し(図5参照)、しかる後、所定のエッチング液
を用い、位相シフト部2b上に残存する補助膜4をエッ
チングにより除去すると同時に、半透光膜30のうち非
シフト部2aの下方の領域の部分をエッチングして除去
して透光部3aと半透光部3bとからなる半透光膜パタ
ーン3を形成し、位相シフトマスク10を得る(図6参
照)。
【0024】上述の実施例によって製造した位相シフト
マスク10においては、半透光部3bの透過率が15%
である。すなわち、半透光部3bでは実質的に露光に寄
与しない強度の光を通過させる。また、この半透光部3
bの上には位相シフト部2bが形成されている。この位
相シフト部2bは、記露光光が上記半透光部3bとこの
位相シフト部2bとを重ねた膜を通過したときその露光
光の位相を180°シフトさせる位相シフト機能を担う
ものである。したがって、本実施例で得られた位相シフ
トマスク10を用いてパターン転写を行うと、光通過部
3a(非シフト部2a)と半透光部3b(位相シフト部
2b)とを通過する光の位相が互いに180°ずれてい
るので、これらの境界部近傍を通過した光が互いに打ち
消しあい、境界部のコントラストが良好に保持される。
【0025】また、本実施例の位相シフトマスクの製造
方法によれば、位相シフト膜20のエッチングの時、エ
ッチングと共にレジストパターンが後退しても補助膜パ
ターン4によって位相シフト膜パターン2のパターン境
界端部がエッチングされるのが防止され、位相シフト膜
パターン2のパターン境界面の断面形状がテーパ状にな
るのを防止できる。その場合、位相シフト膜20のエッ
チングの際に、後退したレジストパターンから露出した
補助膜パターン4の端部がエッチングにより多少のダメ
ージを受けるおそれがあるが、補助膜パターン4は最終
的に除去してしまうので、得られる位相シフトマスク1
0には何等影響を及ぼすことはない。
【0026】また、本実施例においては、補助膜パター
ン4は、半透光膜30と同一材料で構成してあるので、
半透光膜30にパターンを形成するエッチング処理の際
に同時に除去することができるので、工程が簡略化で
き、さらに両者の膜厚をほぼ同じエッチング時間でエッ
チングされるような膜厚に設定していることから、補助
膜パターン4の除去程度を目視することにより、半透光
膜30のエッチング時間をコントロールすることができ
る。
【0027】また、本実施例においては、半透光膜30
及び補助膜40を導電性を供えたクロムで構成し、しか
も、補助膜40はレジスト膜のすぐ上に形成されること
から、レジストパターンを電子線露光する際の帯電を極
めて効果的に防止でき、帯電に起因するパターン欠陥の
発生を抑えることもできる。
【0028】(実施例2)図7ないし図9は実施例2か
かる位相シフトマスクの製造方法の工程説明図である。
以下、これらの図を参照にしながら実施例2を説明す
る。なお、この実施例はクロムレス型位相シフトマスク
の製造に本発明の方法を適用した例である。
【0029】まず、透明基板21上に、例えば酸化スズ
−アンチモン(Snx Sby z )からなる膜厚150
オングストロームのエッチング停止膜6、SOG(スピ
ン・オン・グラス)からなる膜厚4070オングストロ
ームの位相シフト膜220、例えばクロムからなる補助
膜240を成膜して位相シフトマスクブランク200を
製造する(図7参照)。
【0030】次に、補助膜240上にレジストパターン
25を形成し、そのレジストパターン25に沿って、補
助膜240、位相シフト膜220を順次エッチングして
補助膜パターン24及び位相シフト膜パターン22形成
する(図8参照)。
【0031】次いで、残存レジストパターンを剥離し、
さらに残存補助膜を剥離してハーフトーン型位相シフト
マスク20を得る(図9参照)。この実施例も上述の実
施例1と同様の利点がある。
【0032】(実施例3)図10ないし図12は実施例
3かかる位相シフトマスクの製造方法の工程説明図であ
る。以下、これらの図を参照にしながら実施例3を説明
する。なお、この実施例はエッジ強調型位相シフトマス
クの製造に本発明の方法を適用した例である。
【0033】図10に示されるように、透明基板51上
にエッチング停止膜6、遮光性膜パターン33、位相シ
フト膜320、補助膜340を順次形成して位相シフト
マスクブランク300を得る。
【0034】次に、補助膜340上にレジストパターン
35を形成し、そのレジストパターン35に沿って、補
助膜340、位相シフト膜320を順次エッチングして
補助膜パターン34及び位相シフト膜パターン32を形
成する(図11参照)。
【0035】次いで、残存レジストパターン及び残存補
助膜を剥離して、位相シフト部32bと非シフト部32
aとの境界面が透明基板31に対して垂直なエッジ強調
型位相シフトマスク30を得る(図12参照)。
【0036】(実施例4)図13は実施例4かかる位相
シフトマスクの製造方法によって製造したエッジ強調型
位相シフトマスクの構成を示す断面図である。
【0037】この実施例のエッジ強調型位相シフトマス
ク40は実施例3の例に対して、いわば、位相差の関係
を逆にしたタイプのものであるが、実施例3とほぼと同
様の方法で製造することができ、同様の効果を得ること
ができる。但し、本実施例の場合は、例えば遮光性膜パ
ターン42をクロムで構成した場合には、補助膜(図示
せず)をA1で構成するというように、補助膜を除去す
るときに、遮光性膜パターンが除去されないような材料
の組み合わせを選択する必要がある。
【0038】(実施例5)図14ないし図16は実施例
5かかる位相シフトマスクの製造方法の工程説明図であ
る。この実施例もエッジ強調型位相シフトマスクにかか
るものである。
【0039】図14に示されるように、透明基板51上
にエッチング停止膜6、位相シフト膜520、遮光性膜
パターン53、補助膜540を順次形成して位相シフト
マスクブランク500を得る。
【0040】次に、補助膜540上にレジストパターン
55を形成し、そのレジストパターン55に沿って、補
助膜540、位相シフト膜530を順次エッチングして
補助膜パターン54及び位相シフト膜パターン52を形
成する(図15参照)。
【0041】次いで、残存レジストパターン及び残存補
助膜を剥離して、位相シフト部52bと非シフト部52
aとの境界面が透明基板51に対して垂直なエッジ強調
型位相シフトマスク50を得る(図16参照)。この実
施例においても、実施例4と同様に補助膜を除去すると
きに、遮光性膜パターンが除去されないような材料の組
み合わせを選択する必要がある。
【0042】(実施例6)図17は実施例6かかる位相
シフトマスクの製造方法によって製造した位相シフトマ
スクの構成を示す断面図である。
【0043】この実施例の位相シフトマスク60は、高
密度のラインアンドスペースパターンたる遮光性膜パタ
ーン63の隣り合う光通過部63a(スペース)に交互
に位相シフト部62bを配置することにより、遮光部6
3bの影の部分まで回り込んだ露光光が相殺されるよう
にしたタイプのものである。このタイプのものは、位相
シフト部62bと非シフト部62aとの境界部が遮光部
63bの上に位置しているので、境界面がテーパ状であ
っても直接の影響はないが、境界面のテーパ状部が位相
シフト部62aの部分まで延長されるおそれがあり、こ
れによって、この部分の厚さが場所によって異なるおそ
れがでてくる。それゆえ、結果的に、境界面を透明基板
61に対して垂直に形成する必要があることは先の各実
施例の場合と同様である。この実施例の位相シフトマス
クは、実施例2とほぼと同様の方法で製造することがで
きる。但し、本実施例も補助膜を除去するときに、遮光
性膜パターンが除去されないような材料の組み合わせを
選択する必要がある。
【0044】なお、本発明は、特に位相シフト部の少な
くともエッジ部分が露出しており、その断面形状の善し
悪しが直接転写パターンのコントラストに影響を及ぼす
ような位相シフトマスクの製造に特に適していることは
勿論である。
【0045】なお、本発明においては、半透光膜はクロ
ムのみからなるものに限らず、クロムに酸化クロム、窒
化クロム、炭化クロム等を含むものでもよい。さらに、
上記実施例では半透光膜と補助膜とが共にクロムからな
る場合についてのべたが、半透光膜と補助膜とは必ずし
も同材料でなくてもよい。例えば、半透光膜としてはモ
リブデンシリサイド、タンタルシリサイド、タングステ
ンシリサイドのうち1または2以上を含むもの、あるい
は、これらに窒素及び/または酸素を含有させたものを
用いることができ、前記半透光膜または上記クロムを主
成分とする半透光膜とCr,Al,Ti等の金属などの
位相シフト膜のエッチングの選択比が高い材料からなる
補助膜とを組み合わせたものであってもよい。その場合
は、まず半透光膜のエッチングを行い、次に残存補助膜
の除去を行うとよい。
【0046】また、上記実施例では、半透光膜のエッチ
ングと残存補助膜の除去を所望のエッチング液を用いた
ウェットエッチングで行ったが、ドライエッチングを用
いてもよい。
【0047】また、位相シフト膜形成の際のドライエッ
チングの用いるエッチングガスとしては、上記実施例の
他にCHF3 ,C2 6 ,SF6 のいずれか一種または
これらの混合ガス、あるいはこれらにO2 ガスを加えた
混合ガスを用いてもよい。
【0048】さらに、上記実施例ではレジストパターン
を形成する際に、電子線描画によりパターンを形成する
場合をあげたが、これは例えばフォトマスクを用いた露
光方法であってもよい。その場合には、その露光方法に
応じたレジストを用いることは勿論である。
【0049】また、上記実施例では、位相シフト層はS
OGによって形成したが、SiO2をスパッタリング法
等の薄膜形成法によって形成するようにしてもよい。
【0050】さらに、半透光膜の透過率は、被転写体の
露光感度によるが、通常1〜50%の範囲に設定され
る。このような透過率は、半透光膜を上記実施例の場合
のように、Crで構成した場合には、その膜厚を50〜
500nmにすればよい。
【0051】また、透明基板としては、石英ガラス以外
に、ソーダライムガラス、アルミノボロシリケートガラ
ス、ボロシリケートガラス等の他のガラスを用いてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の位相シフ
トマスクの製造方法は、透明基板上に位相シフト部を形
成するための位相シフト膜を含む膜を形成する成膜工程
に、位相シフト膜の上に他の膜を介して又は介さずに前
記パターン化処理におけるエッチング処理に対して耐性
を有する補助膜を形成する補助膜形成工程を設けたこと
により、位相シフト部の輪郭を仕切る境界面をほぼ透明
基板表面に対して垂直に形成できるようにしたものであ
り、本発明の位相シフトマスクブランクは、本発明の方
法に用いることができる位相シフトマスクブランクを得
ているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図2】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図3】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図4】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図5】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図6】実施例1の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図7】実施例2の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図8】実施例2の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図9】実施例2の位相シフトマスクの製造工程説明図
である。
【図10】実施例3の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図11】実施例3の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図12】実施例3の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図13】実施例4の位相シフトマスクの製造方法で製
造した位相シフトマスクの構成を示す断面図である。
【図14】実施例5の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図15】実施例5の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図16】実施例5の位相シフトマスクの製造工程説明
図である。
【図17】実施例6の位相シフトマスクの製造方法で製
造した位相シフトマスクの構成を示す断面図である。
【図18】エッジ強調型位相フトマスクの構成を示す断
面図である。
【図19】クロムレス型位相シフトマスクの構成を示す
断面図である。
【図20】ハーフトーン型位相シフトマスクの構成を示
す断面図である。
【図21】従来の位相シフトマスクの製造方法の説明図
である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61,71,81,91
…透明基板、2,22,52,62,72,82,92
…位相シフト膜パターン、3,93…半透光膜パター
ン、230……遮光性膜、4,24,34,54…補助
膜パターン、5,25,35,55…レジストパター
ン、6…エッチング停止膜、10,20,30,40,
50,60,70,80,90…位相シフトマスク、2
0,220,320,520…位相シフト膜、30…半
透光膜、40,240,340,540…補助膜、3
3,43,53,63,73……遮光性膜パターン、1
00,200,300,500…位相シフトマスクブラ
ンク。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明にかかる位相シフトマスクの製造方法は、
(1) 透明基板上に、転写パターンが形成され、か
つ、該パターン中には該パターンを通過する光の一部の
位相をシフトさせる位相シフト部が設けられた位相シフ
トマスクを製造する位相シフトマスクの製造方法におい
て、前記透明基板上に前記位相シフト部を形成するため
の位相シフト膜を含む膜を形成する成膜工程と、少なく
とも前記位相シフト膜にエッチング処理を含むパターン
化処理を行なうパターン形成工程とを有し、前記成膜工
程には、前記位相シフト膜の上に他の膜を介して又は介
さずに前記パターン形成工程における位相シフト膜のパ
ターン化処理におけるエッチング処理に対して耐性を有
する補助膜を形成する補助膜形成工程を備えたことを特
徴とする構成とした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、本発明にかかる位相シフトマスク
ブランクは、(6) 構成1ないし5のいずれかの位相
シフトマスクの製造方法に用いる位相シフトマスクブラ
ンクであって、透明基板上に、位相シフト膜と、該位相
シフト膜の上に他の膜を介して又は介さずに設けられて
おり、前記位相シフト膜に施すパターン化処理における
エッチング処理に対して耐性を有する補助膜とを有する
構成、又は、(7) 構成4ないし5の位相シフトマス
クブランクの製造方法に用いる位相シフトマスクブラン
クであって、透明基板上に、実質的に露光に寄与しない
強度の光を透過させる半透光膜と、位相シフト膜と、該
位相シフト膜に施すパターン化処理におけるエッチング
処理に対して耐性を有する補助膜とを有する構成とし、
また、構成7の態様として、(8) 構成7の位相シフ
トマスクブランクにおいて、前記半透光膜と前記補助膜
とを同じエッチング媒質によってエッチング可能な材料
で構成したことを特徴とする構成としたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】さらに、半透光膜の透過率は、被転写体の
露光感度によるが、通常1〜50%の範囲に設定され
る。このような透過率は、半透光膜を上記実施例の場合
のように、Crで構成した場合には、その膜厚を10〜
200nmにすればよい。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に、転写パターンが形成さ
    れ、かつ、該パターン中には該パターンを通過する光の
    一部の位相をシフトさせる位相シフト部が設けられた位
    相シフトマスクを製造する位相シフトマスクの製造法に
    おいて、 前記透明基板上に前記位相シフト部を形成するための位
    相シフト膜を含む膜を形成する成膜工程と、 少なくとも前記位相シフト膜にエッチング処理を含むパ
    ターン化処理を行なうパターン形成工程とを有し、 前記成膜工程には、前記位相シフト膜の上に他の膜を介
    して又は介さずに前記パターン形成工程における位相シ
    フト膜のパターン化処理におけるエッチング処理に対し
    て耐性を有する補助膜を形成する補助膜形成工程を備え
    たことを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位相シフトマスクの製
    造方法において、 前記成膜工程は、透明基板上に遮光性膜パターンを形成
    し、該遮光性膜パターンの上に位相シフト膜を形成し、
    該位相シフト膜の上に前記補助膜を形成する工程を含む
    ものであることを特徴とした位相シフトマスクの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の位相シフトマスクの製
    造方法において、 前記成膜工程は、透明基板上に位相シフト膜を形成し、
    該位相シフト膜の上に遮光性膜パターンを形成し、該遮
    光性膜パターンの上に前記補助膜を形成する工程を含む
    ものであることを特徴とした位相シフトマスクの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の位相シフトマスクの製
    造方法において、 前記成膜工程は、透明基板上に実質的に露光に寄与しな
    い強度の光を透過させる半透光膜を形成し、この半透光
    膜の上に位相シフト膜を形成し、この位相シフト膜の上
    に前記補助膜を形成する工程を含むものであることを特
    徴とした位相シフトマスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の位相シフトマスクの製
    造方法において、 前記半透光膜と前記補助膜とを同じ材料で構成し、か
    つ、前記パターン形成工程において、前記半透光膜にパ
    ターン化処理を行う際に同時に前記補助膜を除去するよ
    うにしたことを特徴とする位相シフトマスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1なしい5のいずれかに記載の位
    相シフトマスクの製造方法に用いる位相シフトマスクブ
    ランクであって、 透明基板上に、位相シフト膜と、該位相シフト膜の上に
    他の膜を介して又は介さずに設けられており、位相シフ
    ト膜に施すパターン化処理におけるエッチング処理に対
    して耐性を有する補助膜とを有する位相シフトマスクブ
    ランク。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし5に記載の位相シフトマ
    スクブランクの製造方法に用いる位相シフトマスクブラ
    ンクであって、 透明基板上に、実質的に露光に寄与しない強度の光を透
    過させる半透光膜と、位相シフト膜と、該位相シフト膜
    に施すパターン化処理におけるエッチング処理に対して
    耐性を有する補助膜とを有する位相シフトマスクブラン
    ク。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の位相シフトマスクブラ
    ンクにおいて、 前記半透光膜と前記補助膜とを同じ材料で構成したこと
    を特徴とする位相シフトマスクブランク。
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