JP6271803B1 - フォトマスク及びフォトマスクブランクス並びにフォトマスクの製造方法 - Google Patents

フォトマスク及びフォトマスクブランクス並びにフォトマスクの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パターンの微細化と多階調とを両立できる多階調フォトマスクを提供する。【解決手段】透明基板上に、位相シフト膜及び半透過膜の積層領域と、上記積層領域より露光光の光透過率が高い半透過膜からなる半透過領域とを備え、上記積層領域は、上記半透過領域及び/又は透明基板が露出する透明領域と接する境界部を有し、上記位相シフト膜は露光光の位相をシフトさせ、また、上記積層領域の露光光に対する光透過率は、1〜8%である。上記境界部において、露光光の強度分布が急峻に変化し、露光されたフォトレジストパターンの断面形状を改善することができる。【選択図】 図3

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ等に使用される多階調のハーフトーンマスクの機能を有するフォトマスク及びフォトマスクブランクス並びにフォトマスクの製造方法に関する。
フラットパネルディスプレイ等の技術分野においては、半透過膜の光透過率で露光量を制限するという機能を備えた、ハーフトーンマスクと呼ばれる多階調のフォトマスクが使用されている。
ハーフトーンマスクは、透明基板と遮光膜と、それらの中間の光透過率を有する半透過膜とにより、3階調又はそれ以上の多階調のフォトマスクを実現することができる。
特許文献1には、透明基板に遮光膜を形成したフォトマスクブランクスを加工し、遮光膜のパターンを形成後、半透過膜を形成し、遮光膜と半透過膜とをパターニングすることにより、ハーフトーンマスクを形成する方法が開示されている。
このようなハーフトーンマスクは、例えばフラットパネルディスプレイの製造工程において、TFT(薄膜トランジスタ)のチャネル領域及びソース/ドレイン電極形成領域で、それぞれ膜厚の異なるフォトレジストパターンを1回の露光工程で形成することによりリソグラフィー工程を削減するために用いられることがある。
その一方で、フラットパネルディスプレイの高画質化のため、配線パターンの微細化の要望が、ますます強くなってきている。プロジェクション露光機で、解像限界に近いパターンを露光しようとする場合、露光マージンを確保するため、遮光領域のエッジ部に位相を反転させる位相シフタを設けた位相シフトマスクが特許文献2に開示されている。
特開2005−257712 特開2011−13283
ハーフトーンマスクにおいては、半透過膜と遮光膜との境界部分での露光光強度の変化が比較的緩やかであり、ハーフトーンマスクを用いて露光したフォトレジストは、このような境界部分での断面形状が緩やかな傾斜を示し、プロセスマージンが低下し、その結果、微細なパターンを形成することが困難である。
位相シフトマスクを使用することにより解像度を向上させ、パターンの更なる微細化は可能となるが、ハーフトーンマスクの様なリソグラフィー工程の削減は不可能である。そのため、フラットパネルディスプレイの製造に使用した場合、製造コストの低減に寄与することができない。
ハーフトーンマスクと異なる方式である微細パターンタイプのグレートーンマスクは、遮光部と半透過部との間で比較的急峻な露光光強度分布を得ることができるものの、焦点深度が浅くなるという問題がある。
このように従来の多階調フォトマスクでは、フラットパネルディスプレイ等の製造コストの低減と解像度の問題を両立させることは不可能であった。
上記課題を鑑み、本発明は、リソグラフィー工程の削減とパターンの更なる微細化を両立することができる多階調フォトマスク及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法は、
透明基板上に露光光の位相を反転する位相シフト膜を形成する工程と、
前記位相シフト膜上に第1のフォトレジストを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第1のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストを除去する工程と、
前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
前記半透過膜上に第2のフォトレジストを形成する工程と、
前記第2のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第2のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第2のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜及び前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
前記第2のフォトレジストを除去する工程とを含み、
前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
前記第2のフォトレジストパターンの端部は、前記積層領域となる部分と前記透明領域となる部分が隣接する領域において、前記第2のエッチング工程前における前記位相シフト膜のパターンの端部から前記積層領域となる側に所定の距離だけ後退している
ことを特徴とする。
このような多階調フォトマスクの製造方法により、
半透過膜からなる半透過領域と半透過膜及び位相シフト膜が積層した領域(積層領域)との境界部、及び透明基板が露出した透明領域と積層領域との境界部において、ともに露光光の位相差が略180度となり、急峻に変化する露光光の強度分布を実現することができる多階調フォトマスクを提供することができる。その結果、製造された多階調フォトマスクを用いた1回の露光により得られたフォトレジストは、光透過率の異なるそれぞれの領域に対応して、膜厚が異なるフォトレジストを同時に形成できるとともに、異なる膜厚のフォトレジストの境界部において、膜厚変化が急峻になり、断面形状の矩形性を向上させることができる。
本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法は、
透明基板上に露光光の位相を反転させる位相シフト膜を形成する工程と、
前記位相シフト膜上に第3のフォトレジストを形成する工程と、
前記第3のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
第3のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第3のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
前記第3のフォトレジストを除去する工程と、
前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
前記半透過膜上に第4のフォトレジストを形成する工程と、
前記第4のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第4のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第4のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜及び前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
前記第4のフォトレジストを除去する工程とを含み、
前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
前記第3のフォトレジストパターンは、前記半透過領域となる部分に開口部を有することを特徴とする。
このような多階調フォトマスクの製造方法により、積層パターンと半透過膜のパターンとが境界部で接するパターンを形成するための、第3のフォトレジストパターンの設計上の制約が緩和され、フォトマスクの製造が容易になる。
また、本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法は、
透明基板上に露光光の位相を反転させる位相シフト膜を形成する工程と、
前記位相シフト膜上に第1のフォトレジストを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
第1のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前
記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
前記第1のフォトレジストを除去する工程と、
前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
前記半透過膜上に第2のフォトレジストを形成する工程と、
前記第2のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
第2のフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記第2のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜をエッチング除去し、前記
透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
前記第2のフォトレジストを除去する工程とを含み、
前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
前記第2のフォトレジストパターンの端部は、前記積層領域となる部分と前記透明領域となる部分が隣接する領域において、前記第2のエッチング工程前における前記位相シフト膜のパターンの端部から前記透明領域となる部分側に所定の距離だけ突出している
ことを特徴とする。
このような多階調フォトマスクの製造方法により、
ウェットエッチングのような等方エッチングを用いてパターニングを行った場合でも、半透過膜のサイドエッチング量を制御し、微細なパターンを形成することができる。
また、本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法は、
前記所定の距離は、前記第2のフォトレジストを露光する描画装置の重ね合わせ誤差以上であることを特徴とする。
このような多階調フォトマスクの製造方法により、
積層パターンの透明領域側の端部において、半透過膜の端部が位相シフト膜の端部に対して突出又は後退することを防止することができ、位相シフト膜の端部と半透過膜の端部の位置を一致させることができる。
そのため、積層パターンは、透明領域と接する端部においても、位相シフト膜と半透過膜とが積層された構造を維持し、積層された膜としての光学特性を有する。
本発明によれば、ハーフトーン効果と位相シフト効果を両立し得る多階調フォトマスクを実現することができ、パターンの微細化とリソグラフィーの工数削減に寄与することができる。(以下簡単のため、多階調フォトマスクをフォトマスクと略することがある。)
本発明の実施形態1によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態1によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態1によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態2によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態2によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態3によるフォトマスクの主要製造工程を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は、いずれも本発明の要旨の認定において限定的な解釈を与えるものではない。また、同一又は同種の部材については同じ参照符号を付して、説明を省略することがある。
(実施形態1)
以下、本発明に係るフォトマスクの実施形態1の主要な製造工程を説明する。
図1(a)に示すように、合成石英ガラス等の透明基板11上に位相シフト膜12、例えば、膜厚が120nmのクロム(Cr)酸化膜を、蒸着法、スパッタ法、CVD法等により形成したフォトマスクブランクス10を準備する。
なお、予め上記フォトマスクブランクス10を準備しておくことで、フォトマスクの製造工期を短縮することもできる。
位相シフト膜12は、露光光の位相をシフトする機能を有し、単独膜により露光光の位相が反転する(すなわち位相シフト角が略180度)である性質を有する。位相シフト膜12の光透過率は、後述する半透過膜14との積層領域の露光光に対する光透過率が1〜8%、より好ましくは4〜7%となるような光学的特性を有するものがよい。
他方、半透過膜の光透過率は、このフォトマスクを用いて投影露光装置によりFPDパネル上のフォトレジスト膜等に転写露光したときに、半透過領域パターンが転写された部分における現像後の残膜厚が所望の値となるように設定される。具体的には、半透過膜の光透過率は20〜60%の範囲内で設定されることが多い。このため、例えば、半透過膜の光透過率が約50%である場合には、位相シフト膜単独膜としての光透過率は例えば7〜15%程度に設定する。こうすることによって、積層領域の光透過率を1〜8%の範囲(好ましくは4〜7%)にすることができる。
積層領域の光透過率を上記のような範囲に設定する主な理由は、位相シフト部を通過した露光光と、位相シフト部に隣接するその他の部分(すなわち半透過領域又は透明領域)を透過した露光光との相互作用である位相シフト効果を十分に発揮させることにより、境界部のレジスト形状の矩形性を向上させるという目的と、位相シフト部の隣接部でない部分(すなわち図3におけるNやLやKの中央部)を透過する露光光の光量を抑えて、現像後のレジスト膜等の膜厚を確保してエッチング工程に耐える目的とを、両立させるためである。光透過率が低すぎると位相シフト効果が十分に発揮されず、逆に光透過率が高すぎると露光光の光量を抑えることができず現像後のレジスト膜等の膜厚を確保できない。
例えば、クロム酸化膜を使用し、その組成及び膜厚を調整することで所定の光学特性を有する位相シフト膜12を得ることができる。なお、位相シフト膜にクロム酸化膜を用いた場合、露光光の位相が反転する条件のもとで光透過率を調整できる範囲には限りがある。上述のとおり半透過膜の光透過率が約20%である場合、位相シフト膜の光透過率を約20〜40%に設定する必要があるが、クロム酸化膜でこれを実現することは非現実的である。
このような場合、クロム酸化膜よりも高い光透過率を有する膜を位相シフト膜として使用することもできる。例えば、二酸化ケイ素、フッ化マグネシウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、チタニア(酸化チタン)、ジルコニア(酸化ジルコニア)、酸化タンタルなどが一例として挙げられる。これらは高い光透過率であることに加えて耐久性にも優れており、反射防止膜などにしばしば用いられる。また、代表的な透明導電膜の材料として、スズドープ酸化インジウム(ITO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATI)、ニオブドープ酸化チタン(NTO)などが挙げられる。
位相シフト膜のその他の可能性としては、クロム酸窒化膜、膜厚方向に対して組成が変化する膜、組成が異なる膜を積層した膜を使用することができるが、これらに限定するものではない。
なお、光透過率、位相シフト角の値を決定する露光光とは、製品を製造するリソグラフィー工程で、フォトマスクを用いてフォトレジストを露光するための露光光を意味する。
その後、図1(b)に示すように、位相シフト膜12上に第1のフォトレジスト13を塗布法等により形成する。
その後、図1(c)に示すように、第1のフォトレジスト13を、例えばフォトマスク描画装置により露光し、その後現像することによりパターニングし、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cを形成する。
その後、図1(d)に示すように、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cをマスクに、位相シフト膜12をエッチング除去することで、位相シフト膜のパターン12a、12b、12cを形成し、その後、アッシング等により第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cを除去する。
位相シフト膜12のエッチング法は、ウェットエッチング法でもドライエッチング法でもよいが、製造コストの観点においてウェットエッチング法が好適に使用できる。
位相シフト膜12としてクロム酸化膜等のクロム系膜を用いた場合、セリウム系のエッチング液、例えば硝酸第二セリウムアンモニウム水溶液を好適に使用することができるが、これに限定するものではない。
その後、図2(a)に示すように、半透過膜14を、蒸着法、スパッタ法、CVD法等により形成し、さらに半透過膜14上に第2のフォトレジスト15を塗布法等により形成する。
半透過膜14の光透過率は、露光光に対して10〜70%になるよう設定する。また、半透過膜14の位相シフト角は、例えば0.1度から80度であるが、好適には180度と比較して十分に小さい値、例えば0.1度から20度に設定する。
半透過膜14として、例えば膜厚4nmのCr(クロム)膜とすることで、光透過率が50%で、位相シフト角が1.5度と小さい値を得ることができる。この場合、光透過率の露光光に対する変化を、g線、h線、i線の露光光に対して2%以内に収めることができる。すなわち、露光光の波長依存性を小さくすることができるため、本実施形態で得られるフォトマスクを使用し、露光光としてg線、h線、i線の混合波長を採用した場合においても、安定した広範囲の露光条件を得ることができる。
さらに位相シフト角が、180度に比較して非常に小さいため、後述する位相シフト膜12及び半透過膜14が積層する領域の位相シフト角は、実質的に位相シフト膜12のみの位相シフト角で決定される。その結果、半透過膜14の位相シフト角を考慮することなく、位相シフト膜12の材料及び膜厚を容易に設定することができる。
このように、半透過膜14として、Cr薄膜(膜厚0.5〜50nm)を採用することで、光透過率の露光光に対する変化を、g線、h線、i線の露光光に対して2%以内に収めることができ、さらに位相シフト角を0.1〜20度と、非常に小さい値に収めることができるため、特に半透過膜14として好適に採用できる。
また、半透過膜14の位相シフト角の影響が小さいため、透明基板11上に位相シフト膜12が成膜されているフォトマスクブランクスを予め準備しておき、様々な顧客の要望に合わせて半透過膜14の光透過率を設定することができる。何故なら、上記のとおりg線、h線、i線の露光光の波長の範囲において、光透過率の露光光の波長に対する変化が2%以内と小さく、さらに位相シフト角も小さいため、半透過膜14の膜厚を調整することで、フォトレジストを露光する露光光の波長分布の異なる様々な顧客に対して、要求仕様を満足することができるためである。
そのため、フォトマスクの納期の短縮、製造コストの低減に寄与することも可能である。
また、半透過膜14としてCr酸化膜(膜厚1〜15nm)を採用することもできる。このとき、g、h、i線に対し光透過率の差が4〜8%程度生じるが位相シフト角は1〜20度の範囲に収めることができる。半透過膜14としてCr酸化膜を用いた場合、位相シフト膜12と組成が近いため、半透過膜14と位相シフト膜12とを同一工程でエッチングする場合、両方のエッチングレートを合わせ易いという利点がある。
なお、光透過率は、半透過膜14の膜厚により調整することができ、所望の光透過率になる膜厚を選択すればよい。
また、半透過膜14の材料はクロム膜が好適に採用できるが、これに限定するものではなく、上記光学的特性が得られれば、他の材料を用いてもよい。
その後、図2(b)に示すように、第2のフォトレジスト15を、例えばフォトマスク描画装置により露光し、その後現像することによりパターニングし、第2のフォトレジストパターン15a、15bを形成する。
このとき、図2(b)中に示すように、第2のフォトレジストパターン15aの端部位置が、位相シフト膜のパターン12b、12cの端部位置に対して、所定の距離dだけ位相シフト膜のパターン12b、12c側、すなわち透明基板を露出させる領域(以下、透明領域と称す)の反対側方向に移動している。同様に第2のフォトレジストパターン15bの端部位置が、位相シフト膜のパターン12aの端部位置に対して、距離dだけ位相シフト膜のパターン12a側、すなわち透明領域の反対側方向に移動している。
このような第1、第2のフォトレジストパターンの配置は、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cが形成される領域と第2のフォトレジストパターン15a、15bが形成される領域とが重なる領域(後述する位相シフト膜及び半透過膜の積層領域)において、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cの端部が、第2のフォトレジストパターン15a、15bの端部より、透明領域側に突出するよう、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cのパターン幅を調整することにより可能となる。
ここで、上記距離dの値は、第2のフォトレジストパターン15a、15bを形成するためのフォトマスク描画装置の重ね合わせ誤差以上の値に設定する。
その結果、第2のフォトレジスト15を露光する場合に、フォトマスク描画装置による位相シフト膜のパターン12a、12b、12cに対する重ね合わせズレが発生しても、第2のフォトレジストパターン15a、15bの端部が位相シフト膜のパターン12a、12b、12cより透明領域側に突出することはない。
なお、位相シフト膜12を、特にウェットエッチング法のような等方エッチングによりエッチングする場合、位相シフト膜12のサイドエッチング量が重ね合わせ誤差に対し無視できない大きさであれば、距離dの値は、フォトマスク描画装置の重ね合わせ誤差に位相シフト膜12のサイドエッチング量を加えた値に設定することができる。ただし、位相シフト膜12と半透過膜14のエッチングレートを合わせることで、サイドエッチ量の補正は不要となる。例えば、エッチングレートの合わせ方として、膜厚方向において、表層のエッチング速度を遅く、下層に行くに従ってエッチング速度を早くするように成膜条件を調整する方法などが挙げられる。
次に図3に示すように、第2のフォトレジストパターン15a、15bをマスクにドライエッチング法又はウェットエッチング法により、半透過膜14及び位相シフト膜のパターン12a、12b、12cをエッチング除去することで、半透過膜のパターン14a、14b及び位相シフト膜のパターン12d、12e、12fを形成する。
半透過膜14及び位相シフト膜のパターン12a、12b、12cのエッチングは同一工程で行ってもよく、異なる工程で行ってもよい。
その後、アッシング法等により第2のフォトレジストパターン15a、15bを除去する。
このように、同一の第2のフォトレジストパターン15a、15bにより、半透過膜14及び位相シフト膜のパターン12a、12b、12cをエッチングする。そのため、位相シフト膜12及び半透過膜14が積層した領域(積層領域)が透明領域と接する境界部において、位相シフト膜12の端部の位置と半透過膜14の端部の位置とが一致する。
そのため、このような端部においても、位相シフト膜及び半透過膜が積層された構造を維持し、積層された膜としての光学特性を有する。
なお、半透過膜14のエッチング法は、ウェットエッチング法でもドライエッチング法でもよいが、製造コストの観点においてウェットエッチング法が好適に使用できる。
半透過膜14としてクロム膜を用いた場合、セリウム系のエッチング液である、例えば硝酸第二セリウムアンモニウム水溶液を好適に使用することができるが、これに限定するものではない。
ただし、ウェットエッチング法を用いた場合、積層領域において、上層部ほどウェットエッチング量が多くなる。そのため、積層領域のパターンの断面は、厳密には上層が狭いテーパー形状となり、位相シフト膜12の端部に対して半透過膜14の端部が、積層領域となる側に後退する傾向となる。従って、ドライエッチング法は、製造コストは増大するが、一層微細なパターンを形成できるという利点がある。
また、半透過膜14のエッチングと位相シフト膜のパターン12a、12b、12cのエッチングとを同じエッチング液又はエッチングガスによりエッチング処理する場合、同一工程でエッチング処理が可能となり、製造コストの低減、工期の短縮が可能になる。例えば、半透過膜14と位相シフト膜とをクロム系の膜を採用し、硝酸第二セリウムアンモニウム水溶液等をエッチング液として使用し、同一のエッチング工程でエッチング処理が可能になる。
なお、添加剤、エッチング温度等の調整により半透過膜14と位相シフト膜のエッチング速度を合わせることが可能であり、市販のエッチング液を使用することができる。
上述した位相シフト膜12の光学特性により、半透過膜14及び位相シフト膜12が積層された膜と半透過膜14の単独膜との位相差は、位相シフト膜12の光学特性により略180度となる。
さらに、半透過膜14の位相シフト角が、例えば20度以下(0.1〜20度)の(180度に対して)十分小さい値である場合、半透過膜14及び位相シフト膜12の積層された膜の位相シフト角は、実質的に位相シフト膜12の位相シフト角によりほぼ決定される。そのため半透過膜14及び位相シフト膜12の積層領域と透明領域との位相差も略180度とすることができる。すなわち、半透過膜14及び位相シフト膜12の積層領域と半透過膜14単独膜の領域との位相差と、半透過膜14及び位相シフト膜12の積層領域と透明領域との位相差とを、共に略180度と両立させることが可能になる。このとき、前述の2つの位相差を略180度にするため、必要に応じて位相シフト膜12の位相シフト角を膜厚等により微調整してもよい。
なお、本明細書において略180度とは、180±20度を意味し、露光光の干渉効果が十分に得られる露光光の位相差をいう。
図3において、半透過膜14及び位相シフト膜12の積層領域は、位相シフト膜のパターン12d及び半透過膜のパターン14bの積層領域(領域K)、位相シフト膜のパターン12e及び半透過膜のパターン14aの積層領域(領域L)並びに位相シフト膜のパターン12f及び半透過膜のパターン14aの積層領域(領域N)により示される。
透明基板が露出した部分における露光光の光透過率を100%とした場合に、上記各積層領域の露光光の光透過率は1〜8%であり、半透過膜14からなる領域の露光光の光透過率は10〜70%であり、透明基板11の露光光の光透過率は100%であるため、3階調のフォトマスクを得ることができる。
本実施形態のフォトマスクを用いてフォトレジストを露光する場合、1回の露光プロセスにより、上記積層領域、半透過膜からなる領域及び透明領域に対応して、それぞれフォトレジストの膜厚が相対的に厚い領域、薄い領域及びフォトレジストが無い領域を形成することができる。
本実施形態により製造されたフォトマスクを用いて、フォトレジストを露光すると、領域Lと半透過膜14aの領域(領域Mで示され、半透過領域と称する)とが接する境界部、及び領域Nと領域Mとが接する境界部において、露光光の位相差が略180度となる。
上記領域L及び領域Nは、ゼロより大きい光透過率を有するため、露光光の一部は領域L及び領域Nを透過する。領域L及び領域Nを透過した露光光と領域Mを透過した露光光との位相差は略180度であり、光の干渉効果により、上記境界部分で露光光強度が急峻に変化する。
また、半透過膜14の位相シフト角が十分に小さければ、例えば位相シフト膜のパターン12d及び半透過膜のパターン14bの積層領域(領域K)と透明領域(領域P、領域Q)とが接する境界部、領域Nと透明領域(領域R)とが接する境界部及び領域Lと透明領域(領域Q)とが接する境界部においても、露光光の位相差が略180度となる。そのため、この境界部での露光光の強度が急峻に変化し、この境界部に対応する箇所のフォトレジストの膜厚が急峻に変化し、矩形性が向上する。さらに、領域Kの光透過率は1〜8%に設定されているため、位相シフト効果が得られないN、L、K領域の中央部(透明領域若しくは半透過膜の領域との境界部以外の部分)において、フォトレジストの感光が抑制され、現像後のフォトレジストの膜厚が十分確保できる。
上記のように、半透過膜14の位相シフト角を0.1〜20度とすることで、領域Mと領域N(領域L)とが接する境界部において露光光の位相差が略180度とするとともに、さらに領域N(領域L)と領域R(領域Q)とが接する境界部において露光光の位相差が略180度とすることができることは、両方の境界を有する回路パターン(TFT等)において特に好適な微細化の効果を実現できることを意味する。
本実施形態によるフォトマスクを用いて、例えば、フラットパネルディスプレイのTFTを加工するためのフォトレジストの露光工程に適用する場合、1回の露光により、領域Mによりチャネル領域のフォトレジストパターンを形成し、領域L及び領域Nによりソース/ドレイン電極形成領域のフォトレジストパターンを形成することができる。この場合、チャネル領域のフォトレジストパターンと比較しソース/ドレイン電極形成領域のフォトレジストパターンの膜厚を厚くすることができる。
さらに、チャネル領域とソース/ドレイン電極形成領域の境界部におけるフォトレジストの断面形状が急峻なため、精確にチャネル長を制御でき、更にソース/ドレイン電極形成領域を精確に制御できるため、従来の遮光膜と半透過膜を用いたフォトマスクと比較し、微細なTFTを製造することができる。
(実施形態2)
以下、図4、5を参照し、他の実施形態によるフォトマスクの製造方法について説明する。
本実施形態においては、位相シフト膜のパターンにおいて、フォトマスクの描画装置の重ね合わせ誤差を考慮したパターンの拡大が不要になる。その結果、パターン設計の制約が緩和され、設計の労力が低減される効果がある。
図4(a)に示すように、透明基板11上に位相シフト膜12を蒸着法、スパッタ法、CVD法等により成膜することで、フォトマスクブランクス10を準備する。
その後、位相シフト膜12上に第3のフォトレジスト16を塗布法等により形成する。
なお、本実施形態2の位相シフト膜12は、実施形態1と同じ位相シフト膜を使用することができる。
その後、図4(b)に示すように、半透過膜の単独膜からなるパターンを形成する領域(領域M)に開口部を有するように、第3のフォトレジスト17を、例えばフォトマスク描画装置により露光し、その後現像することによりパターニングし、第3のフォトレジストパターン16a、16bを形成する。
実施形態1の図1(c)により示される工程においては、隣接する位相シフト膜12及び半透過膜14の積層領域(図3中領域Lと領域K)に挟まれた透明領域(図3中領域Q)を形成する領域において、第1のフォトレジスト13に開口部を設けた。しかし、図4(b)の第3のフォトレジスト17においては、領域Qに相当する領域Q’(図5(c)参照)を開口する必要はない。
なお、第3のフォトレジスト17の開口部には、図5(c)の領域M’で示すような半透過領域のみを形成する場合だけでなく、例えば、複数の半透過領域が隣接し、それらの領域間に透明領域が存在する場合(半透過膜の単独膜からなるラインアンドスペース(L/S)パターン等)や半透過領域と積層領域の間に透明領域が存在する場合のように、半透過領域と透明領域とが存在するパターンを形成してもよい。
また、例えば、エッチング後の膜厚検査用のモニター部の形成や、ドライエッチングのエッチングレートを制御するために開口面積を調整する等の特別な目的において、第3のフォトレジスト17に対して、透明領域となる領域に開口部を設けることを妨げるものではない。
その後、図4(c)に示すように、第3のフォトレジストパターン17a、17bをマスクにして、ドライエッチング法又はウェットエッチング法により位相シフト膜12をエッチング除去することで、位相シフト膜のパターン12g、12hを形成する。
その後、アッシング法等により、第3のフォトレジストパターン16a、16bを除去する。
その後、図5(a)に示すように、半透過膜14を、蒸着法、スパッタ法、CVD法等により形成し、さらに半透過膜14上に第4のフォトレジスト17を塗布法等により形成する。
なお、本実施形態2の半透過膜14は、実施形態1と同じ半透過膜を使用することができる。
その後、図5(b)に示すように、第4のフォトレジスト17を、例えばフォトマスク描画装置により露光し、その後現像することによりパターニングし、第4のフォトレジストパターン17a、17bを形成する。
この場合、第4のフォトレジストパターン17a、17bは、第2のフォトレジストパターン15a、15bと同様のパターンを使用することが可能である。
その後、図5(c)に示すように、第4のフォトレジストパターン17a、17bをマスクにドライエッチング法又はウェットエッチング法により、半透過膜14及び位相シフト膜のパターン12g、12hをエッチング除去することで、半透過膜のパターン14a、14b及び位相シフト膜のパターン12i、12j、12kを形成する。
半透過膜14及び位相シフト膜のパターン12g、12hのエッチング処理は、同一工程で行ってもよく、異なる工程で行ってもよい。
その後、アッシング法等により第4のフォトレジストパターン17a、17bを除去する。
図5(c)において、半透過膜14及び位相シフト膜12が同じウェットエッチング液又はエッチングガスによりエッチングが可能な場合、同一工程でエッチングが可能であり、製造工程の削減が可能になる。
本実施形態2のフォトマスクを用いてフォトレジストを露光した場合、実施形態1と同様に、急峻な断面形状を有するフォトレジストパターンを得ることができる。
本実施形態2においては、位相シフト膜12上に形成する第3のフォトレジストパターン16a、16bは、フォトマスク描画装置の重ね合わせ誤差を考慮して拡大させる必要がなく、第3のフォトレジストパターン設計の制約が緩和され、第3のフォトレジストパターン設計が容易になる。
さらに、実施形態1においては、第1のフォトレジストパターン13a及び第1のフォトレジストパターン13b間のスペースが、所定の距離dの2倍(2d)だけ、第2のフォトレジストパターン15a及び第2のフォトレジストパターン15bより狭くなる。
そのため、電子回路が高集積化され位相シフト膜12上に形成する第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cが密に配置されると、第1のフォトレジストパターン13a及び第1のフォトレジストパターン13b間のスペースが、フォトマスク描画装置の解像限界により律速される。
本実施形態2においては、上記解像限界によるパターン設計の制約が解除されるため、パターンの微細化が可能になる。特に位相シフト膜12及び半透過膜14の積層パターンが隣接し、高集積化等のために、例えばラインアンドスペースのパターンが峡ピッチで並ぶ場合や位相シフト膜12及び半透過膜14の積層パターン間のスペースが狭い場合、これらの積層パターンにより挟まれた透明領域(スペース部)となる箇所に開口部を設ける必要がなく、微細化に寄与する効果は大きい。
(実施形態3)
以下、図6を参照し、他の実施形態によるフォトマスクの製造方法について説明する。
本実施形態では、位相シフト膜12及び半透過膜14をウェットエッチングのように等方エッチングする場合のサイドエッチングによる半透過膜14の後退を防止することができる。
例えば、半透過膜14としてCr薄膜を用い、位相シフト膜12としてCr酸化膜を用いる場合、半透過膜14は、位相シフト膜12の上層にあるため、位相シフト膜12を例えばウェットエッチングのように等方にエッチングする際に、Cr薄膜のサイドエッチング量が大きくなる。特に半透過膜14の膜厚が位相シフト膜12の膜厚より薄い場合には、このサイドエッチング量が顕著になる。
このようなサイドエッチングはパターンの微細化を妨げるという問題がある。
この問題は、ドライエッチング法により解決するものの、製造コストの観点からはウェットエッチング法の使用が有利である。以下ではウェットエッチングを用いても、上記のようなサイドエッチングの問題を防止する方法について説明する。
図2(b)の工程では、第2のフォトレジストパターン15a、15bの端部の位置は、位相シフト膜のパターン12b、12c、12aの端部位置に対して、透明領域の反対側方向に移動している。
これに対して、本実施形態においては、図2(a)の工程後に、例えばフォトマスク描画装置により露光し、その後現像することによりパターニングし、図6(a)で示すように第2のフォトレジストパターン15c、15dを形成する。
図6(a)で示す第2のフォトレジストパターン15c、15dの端部の位置は、位相シフト膜のパターン12b、12c、12aの端部位置に対して、透明領域側方向に距離eだけ移動している。
このeの値は、サイドエッチング量及び第2のフォトレジストを露光する描画装置の重ね合わせ誤差のいずれよりも大きい距離に設定する。eの値は、ウェットエッチング処理時間や描画装置に依存するが、具体的には、例えば0.1〜0.9[μm]の値になる。
なお、実施形態1においては、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cの端部が、第2のフォトレジストパターン15a、15bの端部より、透明領域側に突出するよう、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cのパターン幅を調整した。しかし、本実施形態においては、第1のフォトレジストパターン13a、13b、13cのパターン幅を広げるというような調整をする必要はない。
次に図6(b)に示すように、第2のフォトレジストパターン15c、15dをマスクにウェットエッチング法により、半透過膜14をエッチング除去することで、半透過膜のパターン14c、14dを形成し、その後アッシング等により、第2のフォトレジストパターン15c、15dを除去する。
エッチング処理時間は半透過膜14の膜厚ばらつきを考慮し、最大の膜厚がエッチングできる時間に設定する。エッチング処理時間は、半透過膜14のみをエッチングする時間に設定されているため、位相シフト膜12及び半透過膜14をエッチングする場合と比較し、ウェットエッチング時間は短縮される。その結果、半透過膜14に対するオーバーエッチング量は低減する。
このとき、好適には、半透過膜14のエッチング速度に対して位相シフト膜12b、12c、12aのエッチング速度が十分低い(例えば10分の1以下)エッチング液を使用する。このようなエッチング液は、硝酸第二セリウムアンモニウム水溶液を使用し、添加剤、エッチング温度等の調整により可能であり、市販のエッチング液を使用することができる。
図6(b)は、位相シフト膜のパターン12b、12c、12aの側壁面は、半透過膜14との境界部近傍においては半透過膜14に覆われ、透明基板11側では位相シフト膜のパターン12b、12c、12aの側壁面が露出する状態を示している。
この場合でも、位相シフト膜12b、12c、12aのエッチング速度が十分低いため、露出した位相シフト膜のパターン12b、12c、12aの側壁部分は、サイドエッチングを抑制することができる。
以上のように、位相シフト膜のパターン12b、12c、12a上において、半透過膜のパターン14c、14dのサイドエッチングの進行を防止することができる。
なお、図6(b)において、半透過膜のパターン14c、14dは、位相シフト膜のパターン12b、12c、12aから一部が突出する形状となるが、半透過膜14は、薄いクロム膜であり、透明領域側に突出する量は、その膜厚以下程度である。さらに一般的に蒸着やスパッタ膜のサイドカバレッジは低いため、突出量は形成する半透過膜14よりも小さくなる。そのため半透過膜のパターン14c、14dの突出した部分が、本マスクを用いてフォトレジストを露光する場合において悪影響を与えることは無い。
本発明によれば、製品製造時のフォトリソグラフィー工程の削減と、パターンの微細化を実現することができるフォトマスクを提供することができ、産業上の利用可能性は極めて大きい。
10 フォトマスクブランクス
11 透明基板
12 位相シフト膜
12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12i、12j、12k 位相シフト膜のパターン
13 第1のフォトレジスト
13a、13b、13c 第1のフォトレジストパターン
14 半透過膜
14a、14b、14c、14d 半透過膜のパターン
15 第2のフォトレジスト
15a、15b、15c、15d 第2のフォトレジストパターン
16 第3のフォトレジスト
16a、16b 第3のフォトレジストパターン
17 第4のフォトレジスト
17a、17b 第4のフォトレジストパターン

Claims (4)

  1. 透明基板上に露光光の位相を反転する位相シフト膜を形成する工程と、
    前記位相シフト膜上に第1のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第1のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストを除去する工程と、
    前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
    前記半透過膜上に第2のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第2のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜及び前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストを除去する工程とを含み、
    前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
    前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
    前記第2のフォトレジストパターンの端部は、前記積層領域となる部分と前記透明領域となる部分が隣接する領域において、前記第2のエッチング工程前における前記位相シフト膜のパターンの端部から前記積層領域となる側に所定の距離だけ後退している
    ことを特徴とする多階調フォトマスクの製造方法。
  2. 透明基板上に露光光の位相を反転させる位相シフト膜を形成する工程と、
    前記位相シフト膜上に第3のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第3のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
    第3のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第3のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
    前記第3のフォトレジストを除去する工程と、
    前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
    前記半透過膜上に第4のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第4のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、第4のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第4のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜及び前記位相シフト膜をエッチング除去し、前記透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
    前記第4のフォトレジストを除去する工程とを含み、
    前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
    前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
    前記第3のフォトレジストパターンは、前記半透過領域となる部分に開口部を有することを特徴とする多階調フォトマスクの製造方法。
  3. 透明基板上に露光光の位相を反転させる位相シフト膜を形成する工程と、
    前記位相シフト膜上に第1のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
    第1のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストパターンをマスクに前記位相シフト膜をエッチング除去し、前
    記透明基板を露出させ前記位相シフト膜のパターンを形成する工程と、
    前記第1のフォトレジストを除去する工程と、
    前記位相シフト膜のパターンを覆うように半透過膜を形成する工程と、
    前記半透過膜上に第2のフォトレジストを形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストを描画装置により露光し、パターニングすることにより、
    第2のフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストパターンをマスクに前記半透過膜をエッチング除去し、前記
    透明基板を露出させた透明領域、前記透明基板上に直接前記半透過膜が形成された半透過領域、及び前記位相シフト膜と前記半透過膜とが積層された積層領域を形成する工程と、
    前記第2のフォトレジストを除去する工程とを含み、
    前記半透過膜の位相シフト角は、0.1度以上20度以下であり、
    前記半透過膜の光透過率の、g線、h線及びi線の露光光に対する変化が2%以内であり、
    前記第2のフォトレジストパターンの端部は、前記積層領域となる部分と前記透明領域となる部分が隣接する領域において、前記第2のエッチング工程前における前記位相シフト膜のパターンの端部から前記透明領域となる部分側に所定の距離だけ突出している
    ことを特徴とする多階調フォトマスクの製造方法。
  4. 前記所定の距離は、前記第2のフォトレジストを露光する描画装置の重ね合わせ誤差以上であることを特徴とする請求項1又は3記載の多階調フォトマスクの製造方法。
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