JPH061745Y2 - パチンコ機用枠旋錠装置 - Google Patents

パチンコ機用枠旋錠装置

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JPH061745Y2
JPH061745Y2 JP9164188U JP9164188U JPH061745Y2 JP H061745 Y2 JPH061745 Y2 JP H061745Y2 JP 9164188 U JP9164188 U JP 9164188U JP 9164188 U JP9164188 U JP 9164188U JP H061745 Y2 JPH061745 Y2 JP H061745Y2
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JP
Japan
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rack
rod
frame locking
glass frame
front frame
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JP9164188U
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JPH0213581U (ja
Inventor
宏 榎本
Original Assignee
京楽産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機の前面枠とガラス枠を一つのキー
で解錠操作し得るパチンコ機用枠施錠装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種のパチンコ機用枠施錠装置においては、錠
の錠軸にカムを固定し、該カムに形成した係合用突起を
前面枠施錠杆とガラス枠解錠操作杆にそれぞれ係合さ
せ、キーによる錠軸の正逆回転により前面枠施錠杆とガ
ラス枠解錠操作杆を上下方向へ摺動させて前面枠および
ガラス枠を開放するようにしている(例えば実公昭57
−5020号公報、実公昭57−16628号公報、実
公昭58−4538号公報参照)。[考案が解決しよう
とする課題] この従来のパチンコ機用枠施錠装置にあっては、錠軸の
回転運動を特殊形状のカムによって前面枠施錠杆及びガ
ラス枠解錠操作杆の直線運動に変えているため、どうし
てもカムに無理な力が加わって前面枠及びガラス枠の円
滑な開放操作が望めず、かつ摩擦によるカムの損傷が激
しいため長期間の使用が無理であった。
また、カムと前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操作杆の相
互の係合構造が複雑で組立作業に手間が掛かる上、錠の
交換作業も非常に困難を伴なうという問題点があった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは構造が簡単で
耐久性に優れ、かつ前面枠及びガラス枠の開放操作を無
理なく円滑に行い得るようなパチンコ機用枠施錠装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のパチンコ機用枠施
錠装置においては、断面L字形の支持プレートに前面枠
施錠杆とガラス枠解錠操作杆とを上下方向へ摺動可能に
装着すると共に、ほぼ中央部に錠を固着する。前記前面
枠施錠杆は、錠に対応する上下中間部分をガラス枠解錠
操作杆と同一平面となるように曲げ加工を施こした凹段
部としてその凹段部の一側縁に縦長切欠を形成し、前記
ガラス枠解錠操作杆は、一側縁を前記前面枠施錠杆の縦
長切欠の縦方向辺と接触状に位置させると共に、該縦長
切欠と対向する縦長切欠を形成する、そして、前記両縦
長切欠によって形成される縦長開口部にラックを装着す
ると共に、該ラックの両側縁にフランジ部を形成し、該
フランジ部を前記縦長開口部に対向するよう支持プレー
トに形成した対向片と前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操
作杆との間の隙間に位置させると共に、一方の縦長切欠
の上辺と他方の縦長切欠の下辺にラックの上端と下端を
当接させ、さらに該ラックには前記錠の正逆回動操作で
回動するピニオンを噛合させて構成したものである。
[作用] 上記のように構成されたパチンコ機用枠施錠装置は、キ
ーを錠に差し込んで正逆回転するとその錠軸に固定され
たピニオンを介してラックが上下方向へ摺動する。この
際にラックはこれの両側に形成したフランジ部が支持プ
レートの対向片と前面枠施錠杆およびガラス枠解錠操作
杆との間の隙間に支持されて滑らかな動きが保証され
る。そして、ラックの上端が前面枠施錠杆の縦長切欠の
上辺と当接しているためラックの上昇により前面枠施錠
杆が上昇して前面枠を開放可能とする。また、ラックの
下端がガラス枠解錠操作杆の縦長切欠の下辺と当接して
いるためラツクの下降によりガラス枠解錠操作杆は下降
してガラス枠を開放する。
[実施例] 以下本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図において、1はパチンコ機の機枠で、その前
面に前面枠2が開閉自在に装着される。前面枠2の前面
にはガラス枠3が開閉自在に装着される。前面枠2の裏
面には取付枠4が固着され、その取付枠4に遊技盤5が
着脱自在に装着される。また、前面枠2の開放側裏面に
本考案の一実施例のパチンコ機用枠施錠装置6が装着さ
れる。
パチンコ機用枠施錠装置6は、第2〜4図に示すように
縦方向に長くした断面L字形の支持プレート7を有し、
その一方の固定片部8が前面枠2の裏面にビス等で固着
される。この固定片部8のほぼ上下中間位置には錠取付
孔9が穿設され、この錠取付孔9に錠10が取外しできる
ようにねじ11,11で螺着される。また、固定片部8の一
側から垂直状に立上がる支持片部12の前記錠10に対応す
る中間部は、切欠きにより開口されると共に、上下部12
a,12aより離間した位置に対向片12bが形成され、該対
向片12bと上下部12a,12bとの間に後述のガラス枠解錠
操作杆19の挿入間隔が形成される。
13は適宜幅の金属帯板からなる前面枠施錠杆で、支持片
部12の縦方向長さとほぼ等しい長さに形成される。そし
て、その上下端に鉤片14,14がピン15,15で回動自在に
連結されており、該鉤片14,14が軸16,16を介して支持
片部12に枢着されている。また前面枠施錠杆13の下方部
には縦長状の案内孔17が穿設され、該案内孔17にガイド
ピン18を挿入して支持片部12の外側面に上下摺動可能に
取付けられる。19は前記支持片部12の上下部12a,12aと
対向片12bとの間の挿入間隔内に位置したガラス枠解錠
操作杆で、これの上下部に穿設された縦長状の案内孔2
0,20にガイドピン21,21を挿入して支持片部12の内側
面に上下摺動可能に取付けられる。また、このガラス枠
解錠操作杆19の上部後縁には内側方向へ折曲がってガラ
ス枠解錠用レバー片22に上方から係合する係合片23が形
成される。
前記前面枠施錠杆13は、コイルばね24によって常に第2
図実線で示す下方位置に付勢され、これによって上下の
鉤片14,14が機枠1に固定された係止金具25,25と係合
されて前面枠2を施錠する。一方、前記ガラス枠解錠操
作杆19は、コイルばね26によって常に上方へ付勢され、
ガラス枠解錠用レバー片22を下方に押圧可能なようにそ
の上方に位置されている。
また、前記前面枠施錠杆13は、錠10に対応する中間部分
がガラス枠解錠操作杆19と同一平面上に位置するように
曲げ加工されて凹段部27が形成され、その凹段部27の前
縁に縦長切欠28が形成される。また、ガラス枠解錠操作
杆19は、これの後縁が第7図に示すように前面枠施錠杆
13の縦長切欠28の縦方向辺28aと接触状をなして並列位
置するようにその横幅が選ばれ、かつその後縁に前記縦
長切欠28に対向する縦長切欠29が形成される。そして、
両縦長切欠28,29によって形成される四角形状の縦長開
口部30にラック31が装着される。
このラック31は、両側縁にフランジ部32,32が形成され
ており、第6図に示すように該フランジ部32,32を支持
片部12の対向片12bと前面枠施錠杆13及びガラス枠解錠
操作杆19との間の隙間に位置させることによって上下摺
動可能に保持される。そして、第8,9図に示すように
ラック31の上端は前面枠施錠杆13に形成された縦長切欠
28の上辺に当接され、ラック31の下端はガラス枠解錠操
作杆19に形成された縦長切欠29の下辺に当接されてい
る。33は前記ラツク31に噛合するピニオンで、該ピニオ
ン33は錠10の錠軸34端部にねじ35で固着される。従っ
て、錠10の錠軸34をキーで正逆回動させることによって
ピニオン33が回動しラック31が上下動される。
上記のような構成のパチンコ機用枠施錠装置6は、第9
図において錠軸34をキーで回してピニオン33を反時計方
向に回転させるとこれに噛合するラック31が第10,11図
のように上昇する。この際にラック31の上端が前面枠施
錠杆13に形成した縦長切欠28の上辺に当接されているた
め、前面枠施錠杆13は該ラック31の上端で上方へ押上げ
られる。これによって、鉤片14,14は軸16,16を支点と
して第2図鎖線のように下向回動し、該鉤片14,14と係
止金具25,25との係合を解除して前面枠2を開放可能と
する。
一方、第9図において錠軸34をキーで回してピニオン33
を時計方向に回転させるとこれに噛合するラック31が第
12,13図に示すように下降する。この際にラック31の下
端がガラス枠解錠操作杆19に形成した縦長切欠29の下辺
に当接されてるため、ガラス枠解錠操作杆19は該ラック
31の下端で下方へ押下げられる。これによって、ガラス
枠解錠操作杆19の係合片23がガラス枠解錠用レバー片22
を第3図鎖線のように押下げることになるためガラス枠
3を開放することができる。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されるので、以下に
記載されるような効果を奏する。
前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操作杆の上下動をピニオ
ンとラックによる歯車伝達機構により行わせる構成を採
用することによって、前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操
作杆の上下動を無理なく円滑にできる。
そして、前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操作杆に縦長切
欠を形成すると共に、一方の縦長切欠の上辺と他方の縦
長切欠の下辺にラックの上端と下端を直接に当接させ、
該ラックの上下端で前面枠施錠杆及びガラス枠解錠操作
杆を上下動させる構成を採用することによって、構造が
簡単で伝動が確実となり、かつ係合離脱に無理を伴わな
いから破損が少なく耐久性に優れたものとすることがで
きる。
また、ラックの両側縁にフランジ部を形成し、該フラン
ジ部を固定プレートの支持片部に形成した対向片と前面
枠施錠杆及びガラス枠解錠操作杆との間の隙間に位置さ
せて保持する構成を採用することによって錠を取外して
もラックが脱落しないので錠の交換作業が容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は前面枠を開いた状態のパチンコ機の斜視図、第
2図は本考案の一実施例のパチンコ機用枠施錠装置の側
面図、第3図は背面図、第4図は分解斜視図、第5図は
要部の斜視図、第6図は要部の横断平面図、第7図はラ
ックを取外して前面枠施錠杆とガラス枠解錠操作杆の関
連構成を示す部分背面図、第8図は要部の背面図、第9
図は一部断面にして示す要部の側面図、第10図ないし第
13図は作用説明図である。 6…パチンコ機用枠施錠装置、7…支持プレート、10…
錠、12b…対向片、13…前面枠施錠杆、19…ガラス枠解
錠操作杆、27…凹段部、28,29…縦長切欠、28a…縦方
向辺、30…縦長開口部、31…ラック、32,32…フランジ
部、33…ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面L字形の支持プレートを備え、該支持
    プレートに前面枠施錠杆とガラス枠解錠操作杆とを上下
    方向へ摺動可能に装着すると共に、ほぼ中央部に錠を固
    着し、前記前面枠施錠杆は、錠に対応する上下中間部分
    をガラス枠解錠操作杆と同一平面となるように曲げ加工
    を施こした凹段部としてその凹段部の一側縁に縦長切欠
    を形成し、前記ガラス枠解錠操作杆は、一側縁を前記前
    面枠施錠杆の縦長切欠の縦方向辺と接触状に位置させる
    と共に、該縦長切欠と対向する縦長切欠を形成し、前記
    両縦長切欠によって形成される縦長開口部にラックを装
    着すると共に、該ラックの両側縁にフランジ部を形成
    し、該フランジ部を前記縦長開口部に対向するよう支持
    プレートに形成した対向片と前面枠施錠杆及びガラス枠
    解錠操作杆との間の隙間に位置させると共に、前記一方
    の縦長切欠の上辺と他方の縦長切欠の下辺にラックの上
    端と下端を当接させ、さらに該ラックには前記錠の正逆
    回動操作で回動するピニオンを噛合させて成るパチンコ
    機用枠施錠装置。
JP9164188U 1988-07-11 1988-07-11 パチンコ機用枠旋錠装置 Expired - Lifetime JPH061745Y2 (ja)

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JPH0213581U JPH0213581U (ja) 1990-01-29
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