JPH0616870Y2 - リヤスポイラ装置 - Google Patents

リヤスポイラ装置

Info

Publication number
JPH0616870Y2
JPH0616870Y2 JP1474589U JP1474589U JPH0616870Y2 JP H0616870 Y2 JPH0616870 Y2 JP H0616870Y2 JP 1474589 U JP1474589 U JP 1474589U JP 1474589 U JP1474589 U JP 1474589U JP H0616870 Y2 JPH0616870 Y2 JP H0616870Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoiler
movable
fixed
movable spoiler
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1474589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02106986U (ja
Inventor
克正 佐藤
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキョー・ベバスト株式会社 filed Critical ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority to JP1474589U priority Critical patent/JPH0616870Y2/ja
Publication of JPH02106986U publication Critical patent/JPH02106986U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616870Y2 publication Critical patent/JPH0616870Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は乗用自動車等の車輌に装着されるリヤスポイラ
装置に関する。
(従来の技術) 例えば、車輌後部に装着されるリヤスポイラ装置として
は、第7図に示すように、支持脚等を介してトランクリ
ッド上に取付け固定される固定スポイラ31と、この固定
スポイラ31の上面に形成した凹部32内に嵌合状に収容さ
れる可動スポイラ33とを備えたものがある。そして、固
定スポイラ31に設けた案内レールに前後支持部34a,34b
を介して前後移動自在に案内される支持部材34に可動ス
ポイラ33を取付けると共に、前記凹部32が後方に向けて
開放状とされていて、支持部材34を前後移動させること
により、可動スポイラ33が前後方向に水平移動するよう
になっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあっては、可動スポイラ33が前後方向
に水平移動するだけであるので、車輌後部の揚力を減少
させる効果を期待できるものではなかった。そこで、可
動スポイラ33を凹部32内に位置する収容姿勢と後上りの
傾斜姿勢とに姿勢変更自在とすることが考えられるが、
ただ単に、可動スポイラ33を支持部材34の前支持部34a
廻りに回動自在としたのでは、可動スポイラ33の前面33
aが凹部32の前壁面32aに干渉するという問題がある。
本考案は、可動スポイラを後方移動させながら後部を上
昇させることにより前記問題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術的目的
は、車輌ボディ1の後上部に固定された固定スポイラ6
と、この固定スポイラ6の上面に形成した凹部8内に嵌
合状に収容され且つ固定スポイラ6側に設けた案内レー
ル10に前後移動自在に案内される可動スポイラ7とを備
えたリヤスポイラ装置において、 前記可動スポイラ7の前部を前記案内レール10に回動自
在に支持すると共に、可動スポイラ7をその前後移動に
伴って固定スポイラ6の凹部8内に位置する収容姿勢と
後上りの傾斜姿勢とに姿勢変更自在に昇降させる昇降手
段25を設けた点にある。
(作用) 可動スポイラ7が固定スポイラ6の凹部8内に嵌合状と
される収容姿勢にある状態から、可動スポイラ7を後方
移動させると、それに伴って昇降手段25により可動スポ
イラ7後部が前部廻りに上方に回動して上昇し、後上り
の傾斜姿勢とされる。なお、前記状態から可動スポイラ
7を前方移動させることにより、可動スポイラ7が前記
と逆の動作で収容姿勢とされる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に示す図面に
基いて説明する。
第2図において、乗用自動車のボディ1の後上部を構成
するトランクリッド2(RR車ではボンネット)上にリ
ヤスポイラ装置3が設けられている。このリヤスポイラ
装置3は、第1図にも示すように、流線形状とされて左
右方向細長状に形成されたスポイラ本体4と、その下面
側の左右両側及び中央部に設けられてトランクリッド2
上に固定される支持脚部5とを備えている。
スポイラ本体4は固定スポイラ6と可動スポイラ7とか
ら構成されている。固定スポイラ6は支持脚部5と一体
形成されてトランクリッド2に対し固定状とされ、これ
ら固定スポイラ6及び支持脚部5の内部は中空状とされ
ている。また、固定スポイラ6の上面には中間部から後
部にかけて後方に向けて開放状とされた凹部8が形成さ
れ、この凹部8内に可動スポイラ7が嵌合状とされて収
容される。可動スポイラ7の前面7a及びこれに対向する
凹部8の前壁面8aは後方に向けて下方に傾斜状とされて
いる。また、可動スポイラ7の後部は凹部8から後方に
突出すると共に、その突出部分8bの下部は下方に延設さ
れていて、可動スポイラ7の下面と固定スポイラ6の凹
部8の底面との間の隙間が後方から見えないように閉塞
状とされている。
固定スポイラ6内の左右両側には一対の案内レール10が
そのレール長手方向を前後方向として配置されている。
各案内レール10には第4図、第5図に示す如く、左右方
向内外一対の案内溝11a,11bと、内案内溝11aに連通する
ケーブル挿通溝12とが形成されている。ケーブル挿通溝
12には駆動ケーブル13が摺動自在に挿通され、左右の駆
動ケーブル13はチューブ14によって左右方向の中央部に
案内されて、固定スポイラ6の中央部内に配置されたモ
ータ15に連動連結され、これによって軸心方向に押引さ
れて駆動される。
可動スポイラ7の左右両端部下面には一対のリフタ16が
設けられている。リフタ16は可動スポイラ7の下面にネ
ジ止めされる上壁17と、この上壁17の左右両側から下方
に延設され且つ固定スポイラ6の案内レール10上方に形
成した開口部18から出没自在とされた側壁19とから成
る。前記左右側壁19の前部には支軸20が左右方向に貫通
され、この支軸20にはリフタ16前部の左右両側に配置さ
れて案内レール10の内外案内溝11a,11bに前後移動自在
に嵌合するローラ21が回転自在に外嵌されている。ま
た、支軸20の内端部は駆動ケーブル13の先端部に固定さ
れている。
一対のリフタ16の側壁19間後部にはそれぞれ昇降用のリ
ンク22が配置されている。リンク22の一端部は案内レー
ル10の後部に支点軸23を介して回動自在に枢支連結さ
れ、他端部はピン24を介してリフタ16の後部に回動自在
に枢支連結されている。前記リフタ16及びリンク22等で
昇降手段25を構成している。
前記構成において、第1図実線で示すように、可動スポ
イラ7が固定スポイラ6の凹部8内に嵌合状とされた収
容姿勢に在る状態から、駆動ケーブル13を介してリフタ
16を後方移動させると、リンク22が支点軸23廻りに上方
に回動して昇降手段25の一部であるリフタ16を支軸20廻
りに上方に回動する。これにより、可動スポイラ7は後
方に移動しながら後部が上昇して、第1図仮想線で示す
ように、後上りの傾斜姿勢とされる。この状態で、走行
時ボディ1後部に揚力を減少させる力が作用し、可動ス
ポイラ7の傾斜量を変えることによって、車速に応じた
揚力減少作用の調整を図ることができる。また、可動ス
ポイラ7の後上りの傾斜姿勢からリフタ16を前方移動さ
せると、可動スポイラ7は前記と逆の動作で凹部8内に
収容される。
なお、前記リンク22は一端部を固定スポイラ6に、他端
部を可動スポイラ7に夫々直接枢支連結するようにして
も良い。また、リンク22の長さを変えることにより、可
動スポイラ7の最大傾斜量を変えることができ、車種に
対応して適宜設定できる。更に、案内レール10は固定ス
ポイラ6に一体形成されても良く、形は前記実施例に限
定されるものではなく、溝の代わりに突条を形成してそ
れに可動スポイラ7を案内するようにしてもよい。さら
に、また、可動スポイラ7の最大傾斜姿勢時において、
可動スポイラ7が受ける前方からの風圧に対して突っ張
るように、リンク22を前方に向けて上方傾斜状に設定す
るのが良い。
第6図は、従来例における可動スポイラの前面と固定ス
ポイラ6の凹部の前壁面との間の隙間が上方から見えな
いようにしたもので、固定スポイラ6の下面に形成した
凹部8内に可動スポイラ7が収容されるようになってい
る。
(考案の効果) 本考案によれば、可動スポイラ7を固定スポイラ6の凹
部8内に位置する収容姿勢から後上りの傾斜姿勢にする
際、可動スポイラ7を後方に移動させながら昇降手段25
によって後部を上昇させるようにしたので、可動スポイ
ラ7が固定スポイラ6の凹部8内に収容させるものであ
って、可動スポイラ7を、その前部が凹部8の前壁面に
干渉されることなく円滑に後上りに傾斜させて、車輌ボ
ディ1後部の揚力減少効果向上を図るリヤスポイラ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第1図は第
2図I−I線矢視拡大断面図、第2図は全体斜視図、第
3図は第2図III−III線矢視断面図、第4図は第1図IV
−IV線矢視断面図、第5図は要部の分解斜視図、第6図
は従来例における可動スポイラの前面と固定スポイラの
凹部と間の隙間の上方から見えないように改良した改良
例、第7図は従来係を示す側面図である。 1……ボディ、6……固定スポイラ、7……可動スポイ
ラ、8……凹部、10……案内レール、22……リンク、25
……昇降手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌ボディ(1)の後上部に固定された固定
    スポイラ(6)と、この固定スポイラ(6)の上面に形成した
    凹部(8)内に嵌合状に収容され且つ固定スポイラ(6)側に
    設けた案内レール(10)に前後移動自在に案内される可動
    スポイラ(7)とを備えたリヤスポイラ装置において、 前記可動スポイラ(7)の前部を前記案内レール(10)に回
    動自在に支持すると共に、可動スポイラ(7)をその前後
    移動に伴って固定スポイラ(6)の凹部(8)内に位置する収
    容姿勢と後上りの傾斜姿勢とに姿勢変更自在に昇降させ
    る昇降手段(25)を設けたことを特徴とするリヤスポイラ
    装置。
JP1474589U 1989-02-09 1989-02-09 リヤスポイラ装置 Expired - Lifetime JPH0616870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1474589U JPH0616870Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リヤスポイラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1474589U JPH0616870Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リヤスポイラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106986U JPH02106986U (ja) 1990-08-24
JPH0616870Y2 true JPH0616870Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31226221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1474589U Expired - Lifetime JPH0616870Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 リヤスポイラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616870Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2529151B (en) * 2014-08-05 2018-11-07 Jaguar Land Rover Ltd Modifying aerodynamic performance of a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106986U (ja) 1990-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6709038B2 (en) Loading system for the cargo space of a motor vehicle
JPH07108958A (ja) 自動車のロッカカバー
JPH0620672Y2 (ja) サンルーフ装置
JPH0616870Y2 (ja) リヤスポイラ装置
JP2000190771A (ja) 車両用昇降装置
JP3137172U (ja) 昇降装置
JPH0621837Y2 (ja) リヤスポイラ装置
JPH061847Y2 (ja) サンルーフのチルトアップ機構
JPH11113964A (ja) 車椅子用プラットホーム移動装置
JPH0635727Y2 (ja) サンルーフ装置
JP3199453B2 (ja) ポップアップルーフ装置
JP4247677B2 (ja) 車両用昇降装置
JPH0434090Y2 (ja)
JPH01317878A (ja) 可動エアダム装置
JPS63185724U (ja)
JPH0341938Y2 (ja)
JPH03121926A (ja) 自動車用サンルーフ装置
JPH0425375Y2 (ja)
JPH0635726Y2 (ja) スライドドアのスライドチェック機構
JPH02135324U (ja)
JPH02106921U (ja)
JPH0343354Y2 (ja)
JPH02208122A (ja) チルトスライド式サンルーフ装置
JP2973008B2 (ja) スライディングルーフ装置
JPS6232927Y2 (ja)