JPH0616458Y2 - 電気暖房器 - Google Patents

電気暖房器

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JPH0616458Y2
JPH0616458Y2 JP1988116541U JP11654188U JPH0616458Y2 JP H0616458 Y2 JPH0616458 Y2 JP H0616458Y2 JP 1988116541 U JP1988116541 U JP 1988116541U JP 11654188 U JP11654188 U JP 11654188U JP H0616458 Y2 JPH0616458 Y2 JP H0616458Y2
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JP
Japan
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voltage
microcomputer
person
electric heater
electric
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JP1988116541U
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JPH0237488U (ja
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小泉  秀世
光雄 安田
春光 宮川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電気カーペットや電気座布団等の電気暖房器に
関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の電気暖房器、例えば圧電フィルムを配設
した電気カーペットにおいて、圧電フィルムの出力をイ
ンピーダンス変換回路及びフィルタ回路を介して、その
出力電圧の変化をマイコンで定期的に検出することによ
り、電気カーペット上に人が居るか居ないかを判定し、
人が居ると判定した時点から一定時間のみ電源からヒー
タへの通電をオンにしていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように構成してなる電気カーペットであれば、電
源電圧の大きな変動や、その他の強力な雑音が外部で発
生すれば、圧電フィルムに、その影響による電圧が発生
する場合が有る。その雑音レベルが一定値以上ならば電
気カーペット上に人が居なくても居ると判定するという
問題があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の電気暖房器は上記のような問題を解決したもの
で、電源電圧の変動やその他の雑音を電圧の変化として
検出する検出回路と、その検出回路の出力電圧がある一
定電圧の上限値あるいは下限値の範囲を越えれば、その
時点からある一定時間のみ上記マイコンの検知入力をマ
スキングするマスキング回路とを設けてなるものであ
る。
〈作用〉 本考案は上記構成にて、電源電圧の変動や他の雑音によ
り、人体センサの検知回路に出力電圧の変化が現れるよ
うな状態になっても誤動作すること無く、電気カーペッ
ト等の電気暖房器上の人物等の動きによってのみヒータ
のオンが可能となる。
〈実施例〉 以下本考案の電気暖房器の一実施例を電気カーペットに
実施した場合について、第1図乃至第8図と共に説明す
る。
第1図は電気カーペットに配設する圧電フィルムの断面
図を示す。圧電フィルムの厚さおよび幅はそれぞれ約0.
1mm,10mmであり、圧力により電圧が発生する圧電樹
脂1(ポリフッカビニリデン0.03mm)の両面にアルミ蒸
着で電極2を形成し、その外面を接着剤3を使用し、ポ
リエステルフィルム4でラミネートしている。
第2図は圧電センサ5の正面図であり、圧電フィルムの
各電極2は各リード線6と端子部7で電気的に接続して
いる。
第3図は本考案の回路構成図である。人が動くことによ
り圧電センサ5に発生する電圧はインピーダンス変換回
路8およびフィルタ回路9で、波形整形し、人の動きに
よる発生電圧(数Hz成分)を良く検知出来るようにして
いる。フィルタ回路9の出力は抵抗10、11、を介し
てマイコン12に入力している。マイコン12の検知入
力は通常、人の動きのないときは約2.5vであるが、
人が動けば、圧電フィルムの伸びと戻りにより第4図の
ような電圧波形が現れる。この電圧波形において約3.
3v以上になることと約1.6v以下になることの両状
態が約2秒以内に発生すれば、マイコン12は電気カー
ペット上に人が居ると判定して、その時点から20分間
のみ、電源からヒータへの通電をオンするためのヒータ
制御回路13に通電するものである。
第5図はマイコン12のフローチャートでありマイコン
12は検知入力を約0.1秒間毎に検出し、検出電圧が
約3.3v以上か約1.6v以下であることを検知すれ
ば、その時点から今度は逆の電圧(前回に約3.3v以
上を検知したならば1.6v以下、前回に1.6v以下
を検知したならば3.3v以上)になるかどうかを約
0.1秒間ごとに最高で15回まで検出し、その間に逆
の電圧を検知したならば、電気カーペット上に人が居る
と判定し、その時点から20分間、ヒータ制御回路13
を作動させると同時に約0.1秒間ごとにマイコン12
の検知入力を検知する動作を行う。もし、上記逆の電圧
を検出中(最高15回)に逆の電圧を検知できなけれ
ば、電気カーペット上に人が居ないと判定して、約0.
1秒間ごとにマイコン12の検知入力を検知する動作に
戻るシステムになっている。
従って、人の動きにより圧電フィルムの伸び戻りが起こ
るが、それによりマイコン12の検知入力が第4図に示
すように3.3v以上と1.6v以下になることが約2
秒間内に起これば電気カーペット上に人が居ると判定す
るものである。ところが、人や動物の動きによるものだ
けでなく、電源電圧の大きな変動や、放射電波等の雑音
によっても圧電フィルムには電圧が誘起する場合があ
る。従って、本考案では、電気カーペット制御回路の活
電部および非活電部からコンデンサ14、15を介して
雑音検知回路16で雑音検知し、その出力電圧をウイン
ドウコンパレータで上限値(8v)以上あるいは下限値
(4v)以下になれば、その時点からある一定時間トラ
ンジスタ18をオンして、フィルタ回路9の出力電圧を
抵抗10.11で分圧した電圧が印加するマイコン12
の検知入力を強制的にL0(3.3vを越えない)にし
てマスキングするというマスキング回路17を使用して
いる。
従って、雑音により、フィルタ回路9の出力電圧が第6
図のように人体検知レベル(8v以上や4v以下)に達
するような場合は雑音検知回路16の出力電圧が第7図
に示すように上限値(8v)以上あるいは下限値(4
v)以下になるため必ずマスキング回路17が作動し、
トランジスタ18がオンするのでマイコン12の検知入
力は第8図のごとくL0となり、3.3v以上になるこ
とは無いのでマイコン12は雑音により電気カーペット
上に人が居ないのに居ると判定するような誤動作が無く
なるものである。
〈考案の効果〉 本考案の電気暖房器は上記のような構成であるから、電
源電圧の大きな変動や雑音等による誤動作が発生せず、
電気カーペット上等の電気暖房器に人が居る時のみヒー
タへの通電を可能にするので、人が居なくなれば一定時
間後に電源からヒータへの通電が停止し、切り忘れ等に
よる無駄な電力消費を防止することができ、しかも電源
電圧の大きな変動や雑音等が生じると、電気暖房器のヒ
ータへの通電を制御するマイコンの検知入力をマスキン
グ回路にてマスキングして防止するので、電源電圧の大
きな変動や雑音等によるマイコンの誤動作による影響を
確実に防止することができ、誤動作防止回路の信頼性を
簡単な構成で確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図及び第5図は本考案の電気暖房器を電
気カーペットに実施した場合の1実施例を示すものであ
り、第1図は圧電フィルムの断面図、第2図は圧電セン
サの正面図、第3図は回路構成図、第4図は電気カーペ
ット上で人が動いた場合に現れるマイコン12の検知入
力の電圧波形図、第5図はマイコン12のフローチャー
トである。第6図、第7図、第8図はそれぞれ、雑音に
より出現する、フィルタ回路9の出力,雑音検知回路1
6の出力およびマイコン12の検知入力の電圧波形図で
ある。 1……圧電樹脂、2……電極、3……接着剤、 4……ポリエステルフィルム、 5……圧電センサ、6……リード線 7……端子部、8……インピーダンス変換回路 9……フィルタ回路、10,11……抵抗 12……マイコン、13……ヒータ制御回路 14,15……コンデンサ、 16……雑音検知回路、 17……マスキング回路、 18……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリフッカビニリデン等の圧電フィルムを
    電気カーペット等の電気暖房器に配設し、電気暖房器上
    で人体等の動物が動くことにより上記圧電フィルムから
    発生する電圧をマイコンの検知入力に入力して電気暖房
    器上に人が居るか居ないかを判定し、人が居ると判定す
    ればその時点から一定時間のみ、電源からヒータへの通
    電をオンにすることが可能な電気暖房器において、 電源電圧の変動やその他の雑音を電圧の変化として検出
    する検出回路と、その検出回路の出力電圧がある一定電
    圧の上限値あるいは下限値の範囲を越えれば、その時点
    からある一定時間のみ上記マイコンの検知入力をマスキ
    ングするマスキング回路とを設けたことを特徴とする電
    気暖房器。
JP1988116541U 1988-09-05 1988-09-05 電気暖房器 Expired - Lifetime JPH0616458Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0237488U JPH0237488U (ja) 1990-03-12
JPH0616458Y2 true JPH0616458Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31359170

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421063Y2 (ja) * 1985-03-06 1992-05-14
JPS62232884A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 松下電器産業株式会社 電気毛布

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Publication number Publication date
JPH0237488U (ja) 1990-03-12

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