JPH0627864B2 - 物体検知装置 - Google Patents
物体検知装置Info
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- JPH0627864B2 JPH0627864B2 JP62081922A JP8192287A JPH0627864B2 JP H0627864 B2 JPH0627864 B2 JP H0627864B2 JP 62081922 A JP62081922 A JP 62081922A JP 8192287 A JP8192287 A JP 8192287A JP H0627864 B2 JPH0627864 B2 JP H0627864B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は電気カーペットや電気座蒲団等の電気暖房器，
玄関や入口等に物体が位置していることを検知する装置
などに使用する物体検知装置に関し、特に物体中の人，
犬，猫等の動物のみを検知して該物体中の動物の有無を
検知する物体検知装置に関するものである。
玄関や入口等に物体が位置していることを検知する装置
などに使用する物体検知装置に関し、特に物体中の人，
犬，猫等の動物のみを検知して該物体中の動物の有無を
検知する物体検知装置に関するものである。
＜従来の技術＞ 従来の物体検知装置の一例を電気カーペットに使用した
例を掲げて説明すると、電気カーペットの本体に発熱体
を内設し、該本体に荷重が印加されると閉成して該発熱
体への通電を行ない荷重の印加がなくなると開成して該
発熱体への通電を遮断する感圧スイッチを設けて構成し
ている。
例を掲げて説明すると、電気カーペットの本体に発熱体
を内設し、該本体に荷重が印加されると閉成して該発熱
体への通電を行ない荷重の印加がなくなると開成して該
発熱体への通電を遮断する感圧スイッチを設けて構成し
ている。
＜発明が解決しようとする問題点＞ 上記のような構成の物体検知装置を使用した電気カーペ
ットであれば、荷重が印加されると感圧スイッチは閉成
して発熱体への通電を行なうものであるから机，椅子，
本等の静物が本体上に位置していると、人，犬，猫等の
動物が本体上に位置していなくても該静物の荷重によっ
て上記感圧スイッチは閉成して該動物が本体上に位置し
ていないのに上記発熱体への通電を行なってしまい無駄
な電力が消費されるという欠点があった。
ットであれば、荷重が印加されると感圧スイッチは閉成
して発熱体への通電を行なうものであるから机，椅子，
本等の静物が本体上に位置していると、人，犬，猫等の
動物が本体上に位置していなくても該静物の荷重によっ
て上記感圧スイッチは閉成して該動物が本体上に位置し
ていないのに上記発熱体への通電を行なってしまい無駄
な電力が消費されるという欠点があった。
本発明は上記のような欠点を除去した物体検知装置を提
供することを目的とするものである。
供することを目的とするものである。
＜問題点を解決するための手段＞ 本発明の物体検知装置は上記のような欠点を解決するた
めのものであり、その内容を本発明の物体検知装置の一
実施例を示す第１図とともに説明する。
めのものであり、その内容を本発明の物体検知装置の一
実施例を示す第１図とともに説明する。
本発明の物体検知装置は第１図に示すように、人，犬，
猫等の動物や机，椅子，本等の静物の物体により荷重が
印加されると電圧を発生する圧電体を設け、該圧電体の
発生電圧が設定値以上になったことを検知する検知手段
を設け、該検知手段の上記圧電体の発生電圧が設定値以
上時の一方の出力が入力されると所定時間を計時する計
時手段を設け、上記検知手段の一方の出力が入力されて
該計時手段が計時する所定時間内に上記検知手段の上記
圧電体１の発生電圧が設定値以上時の他方の出力が入力
されると上記動物が位置していると判断する判断手段を
設けて構成している。
猫等の動物や机，椅子，本等の静物の物体により荷重が
印加されると電圧を発生する圧電体を設け、該圧電体の
発生電圧が設定値以上になったことを検知する検知手段
を設け、該検知手段の上記圧電体の発生電圧が設定値以
上時の一方の出力が入力されると所定時間を計時する計
時手段を設け、上記検知手段の一方の出力が入力されて
該計時手段が計時する所定時間内に上記検知手段の上記
圧電体１の発生電圧が設定値以上時の他方の出力が入力
されると上記動物が位置していると判断する判断手段を
設けて構成している。
＜作用＞ 上記のような構成の物体検知装置であれば、圧電体１に
物体により荷重が印加されると該圧電体１は電圧を発生
し、該圧電体の発生電体が設定値以上になったことを検
知手段で検知してその旨を出力し、該検知手段の上記圧
電体１の発生電圧が設定値以上時の一方の出力が入力さ
れると所定時間を計時手段で計時し、上記検知手段の一
方の出力が入力されて該計時手段が計時する所定時間内
に上記検知手段の上記圧電体１の発生電圧が設定以上時
の他方の出力が入力されると判断手段が上記動物が位置
していると判断して該動物のみを検知する。
物体により荷重が印加されると該圧電体１は電圧を発生
し、該圧電体の発生電体が設定値以上になったことを検
知手段で検知してその旨を出力し、該検知手段の上記圧
電体１の発生電圧が設定値以上時の一方の出力が入力さ
れると所定時間を計時手段で計時し、上記検知手段の一
方の出力が入力されて該計時手段が計時する所定時間内
に上記検知手段の上記圧電体１の発生電圧が設定以上時
の他方の出力が入力されると判断手段が上記動物が位置
していると判断して該動物のみを検知する。
＜実施例＞ 本発明の物体検知装置の一実施例を電気カーペットにお
いて使用した例を挙げて第１図乃至第１１図とともに説
明する。
いて使用した例を挙げて第１図乃至第１１図とともに説
明する。
本発明の物体検知装置は第１図に示すように、荷重が印
加されると電圧を発生する圧電体１の一方の出力端子２
に抵抗３・４・５，コンデンサ６からなる電源周波数の
影響により発生する雑音を除去するローパスフィルタを
介して上記圧電体１の発生電圧を増幅する第１のオペア
ンプ７の正の入力端子を接続し、上記圧電体１の他方の
出力端子２を接地するとともに上記コンデンサ６を介し
て該第１のオペアンプ７の正の入力端子に接続し、該第
１のオペアンプ７の正の電源端子に電源の正の端子を接
続し、該第１のオペアンプ７の負の電源端子に電源の負
の端子を接続し、該第１のオペアンプ７の負の入力端子
を該第１のオペアンプ７の出力端子に接続し、該第１の
オペアンプ７の出力端子にコンデンサ８を介して上記抵
抗４と上記抵抗５との接続点を接続し、該第１のオペア
ンプ７の出力端子にコンデンサ９，抵抗１０を介して該
第１のオペアンプ７の出力を逆位相（上記圧電体１の正
の発生電圧を負の位相に負の発生電圧を正の位相に）に
反転させて増幅する第２のオペアンプ１１の負の入力端
子を接続し、該第２のオペアンプ１１の正の入力端子を
上記圧電体１の他の出力端子に接続し、該第２のオペア
ンプ１１の正の入力端子と該第２のオペアンプ１１の出
力端子との間に負帰還抵抗１２を接続し、該第２のオペ
アンプ１１の出力端子に該第２のオペアンプ１１からの
入力が正の設定値以上になるとローレベル（以下Ｌレベ
ルと称す）の出力をハイレベル（以下Ｈレベルと称す）
の出力にする第１のコンパレータ１３の正の入力端子を
接続し、上記第２のオペアンプ１１の出力端子に該第２
のオペアンプ１１からの入力が負の設定値以上になると
Ｌレベルの出力をＨレベルの出力にする第２のコンパレ
ータ１４の負の入力端子を接続し、該第２のコンパレー
タ１４の出力端子に該第２のコンパレータ１４若しくは
上記第１のコンパレータ１３のどちらか一方のＨレベル
の出力が入力されると計時を行ない所定時間（例えば３
秒）経過するまでに他方のＨレベルの出力が入力される
と人，犬，猫等の動物が位置しているものと判断してＬ
レベルの出力からＨレベルの出力にするマイクロコンピ
ュータ１５（以下マイコン１５と称す）の一方の入力端
子Ａを接続し、該マイコン１５の他方の入力端子Ｂに上
記第１のコンパレータ１３の出力端子を接続し、該マイ
コン１５の出力端子に該マイコン１５からＨレベルの出
力が入力されると電気カーペット本体（図示せず）に内
設された発熱体（図示せず）への通電を一定時間行なう
制御回路（図示せず）を接続し、上記マイコン１５の正
の電源端子に電源の正の端子を接続し、該マイコン１５
の負の電源端子に電源の負の端子を接続し、上記第１の
コンパレータ１３の負の入力端子に抵抗１６を介して電
源の正の端子を接続するとともに抵抗１７，１８を介し
て電源の負の端子を接続し、該第１のコンパレータ１３
の負の入力端子と正の入力端子との間に該負の入力端子
から該正の入力端子へ順方向にダイオード１９を接続
し、上記第２のコンパレータ１４の正の入力端子に抵抗
２０，２１を介して電源の正の入力端子を接続するとと
もに抵抗２２を介して電源の負の端子を接続し、該第２
のコンパレータ１４の正の入力端子と負の入力端子との
間に該負の入力端子から該正の入力端子へ順方向にダイ
オード２３を接続して構成しており、上記構成の物体検
知装置を上記制御回路とともに上記電気カーペット本体
の隅部に設けられた操作部（図示せず）に設け、該電気
カーペット本体の全面に渡って上記圧電体１を内設して
いる。
加されると電圧を発生する圧電体１の一方の出力端子２
に抵抗３・４・５，コンデンサ６からなる電源周波数の
影響により発生する雑音を除去するローパスフィルタを
介して上記圧電体１の発生電圧を増幅する第１のオペア
ンプ７の正の入力端子を接続し、上記圧電体１の他方の
出力端子２を接地するとともに上記コンデンサ６を介し
て該第１のオペアンプ７の正の入力端子に接続し、該第
１のオペアンプ７の正の電源端子に電源の正の端子を接
続し、該第１のオペアンプ７の負の電源端子に電源の負
の端子を接続し、該第１のオペアンプ７の負の入力端子
を該第１のオペアンプ７の出力端子に接続し、該第１の
オペアンプ７の出力端子にコンデンサ８を介して上記抵
抗４と上記抵抗５との接続点を接続し、該第１のオペア
ンプ７の出力端子にコンデンサ９，抵抗１０を介して該
第１のオペアンプ７の出力を逆位相（上記圧電体１の正
の発生電圧を負の位相に負の発生電圧を正の位相に）に
反転させて増幅する第２のオペアンプ１１の負の入力端
子を接続し、該第２のオペアンプ１１の正の入力端子を
上記圧電体１の他の出力端子に接続し、該第２のオペア
ンプ１１の正の入力端子と該第２のオペアンプ１１の出
力端子との間に負帰還抵抗１２を接続し、該第２のオペ
アンプ１１の出力端子に該第２のオペアンプ１１からの
入力が正の設定値以上になるとローレベル（以下Ｌレベ
ルと称す）の出力をハイレベル（以下Ｈレベルと称す）
の出力にする第１のコンパレータ１３の正の入力端子を
接続し、上記第２のオペアンプ１１の出力端子に該第２
のオペアンプ１１からの入力が負の設定値以上になると
Ｌレベルの出力をＨレベルの出力にする第２のコンパレ
ータ１４の負の入力端子を接続し、該第２のコンパレー
タ１４の出力端子に該第２のコンパレータ１４若しくは
上記第１のコンパレータ１３のどちらか一方のＨレベル
の出力が入力されると計時を行ない所定時間（例えば３
秒）経過するまでに他方のＨレベルの出力が入力される
と人，犬，猫等の動物が位置しているものと判断してＬ
レベルの出力からＨレベルの出力にするマイクロコンピ
ュータ１５（以下マイコン１５と称す）の一方の入力端
子Ａを接続し、該マイコン１５の他方の入力端子Ｂに上
記第１のコンパレータ１３の出力端子を接続し、該マイ
コン１５の出力端子に該マイコン１５からＨレベルの出
力が入力されると電気カーペット本体（図示せず）に内
設された発熱体（図示せず）への通電を一定時間行なう
制御回路（図示せず）を接続し、上記マイコン１５の正
の電源端子に電源の正の端子を接続し、該マイコン１５
の負の電源端子に電源の負の端子を接続し、上記第１の
コンパレータ１３の負の入力端子に抵抗１６を介して電
源の正の端子を接続するとともに抵抗１７，１８を介し
て電源の負の端子を接続し、該第１のコンパレータ１３
の負の入力端子と正の入力端子との間に該負の入力端子
から該正の入力端子へ順方向にダイオード１９を接続
し、上記第２のコンパレータ１４の正の入力端子に抵抗
２０，２１を介して電源の正の入力端子を接続するとと
もに抵抗２２を介して電源の負の端子を接続し、該第２
のコンパレータ１４の正の入力端子と負の入力端子との
間に該負の入力端子から該正の入力端子へ順方向にダイ
オード２３を接続して構成しており、上記構成の物体検
知装置を上記制御回路とともに上記電気カーペット本体
の隅部に設けられた操作部（図示せず）に設け、該電気
カーペット本体の全面に渡って上記圧電体１を内設して
いる。
上記構成の圧電体１は第２図及び第３図に示すように
人，犬，猫等の動物や机，椅子，本等の静物の物体によ
り荷重が印加されると電圧を発生するポリフッ化ビニリ
デン，ポリ四フッ化エチレン等をフィルム状に形成した
圧電素子２４を撓みのない状態に引っ張って容器に仮り
に貼り付けておき、該圧電素子２４の両端に出力端子２
を接続し、上記圧電素子２４を仮りに貼り付けた容器に
ウレタン，シリコン等を溶かした溶剤を注入し、これを
燃焼させ固体の弾性体２５を形成するとともに該弾性体
２５を上記圧電素子２４に添着して該圧電素子２４を該
弾性体２５で覆って形成している。
人，犬，猫等の動物や机，椅子，本等の静物の物体によ
り荷重が印加されると電圧を発生するポリフッ化ビニリ
デン，ポリ四フッ化エチレン等をフィルム状に形成した
圧電素子２４を撓みのない状態に引っ張って容器に仮り
に貼り付けておき、該圧電素子２４の両端に出力端子２
を接続し、上記圧電素子２４を仮りに貼り付けた容器に
ウレタン，シリコン等を溶かした溶剤を注入し、これを
燃焼させ固体の弾性体２５を形成するとともに該弾性体
２５を上記圧電素子２４に添着して該圧電素子２４を該
弾性体２５で覆って形成している。
上記のように形成した圧電体１は、第４図に示すように
机，椅子，本等の静物が該圧電体１上に位置している間
一定電圧を発生し、また、第５図に示すように人，犬，
猫等の動物が上記圧電体１上で動いたりすると該圧電体
１に印加される荷重の印加状態がかわり発生電圧が変化
し、そして第６図に示すように上記圧電体１は周囲温度
が上昇すると該圧電体１の圧電素子２４が伸びて電圧を
発生する。
机，椅子，本等の静物が該圧電体１上に位置している間
一定電圧を発生し、また、第５図に示すように人，犬，
猫等の動物が上記圧電体１上で動いたりすると該圧電体
１に印加される荷重の印加状態がかわり発生電圧が変化
し、そして第６図に示すように上記圧電体１は周囲温度
が上昇すると該圧電体１の圧電素子２４が伸びて電圧を
発生する。
上記のような構成の電気カーペットの動作を説明する。
まず、動物が電気カーペット本体上に乗り降りしたり該
電気カーペット本体上で該動物が動いたりするような動
作した時について説明すると、該動物が該電気カーペッ
ト本体上で動作すると圧電体１に印加される荷重の印加
状態がかわり発生電圧が変化し、該圧電体１の発生電圧
は電源周波数の影響による雑音を含んでいるので抵抗３
・４・５，コンデンサ６からなるローパスフィルタで該
雑音を除去し、該雑音を除去した上記圧電体１の発生電
圧を第１のオペアンプ７で増幅し、該第１のオペアンプ
７により増幅された該圧電体１の発生電圧を第２のオペ
アンプ１１で第７図に示すように逆位相に反転させて増
幅し、該第２のオペアンプ１１からの入力が第１のコン
パレータ１３の正の設定値以上になると該第１のコンパ
レータ１３は第８図に示すようにＬレベルの出力からＨ
レベルの出力になり、該第１のコンパレータ１３からマ
イコン１５の入力端子ＢにＨレベルの入力があると該マ
イコン１５は計時を開始し、該マイコン１５の入力端子
Ａに第２のコンパレータ１４からＨレベルの入力がない
と該マイコン１５は計時を引き続き行ない、上記第２の
オペアンプ１１の出力が正の出力から負の出力にかわ
り、該第２のオペアンプ１１からの入力が負の設定値以
上になると上記第２のコンパレータ１４はＬレベルの出
力からＨレベルの出力になり、該第２のコンパレータ１
４から上記マイコン１５の入力端子Ａに所定時間の３秒
が経過するまでにＨレベルの入力があると、該マイコン
１５は動物が電気カーペット本体上に位置していると判
断して該マイコン１５はＨレベルの出力を行ない、該マ
イコン１５からＨレベルの出力が入力されることにより
制御回路は発熱体への通電を一定時間行ない、該一定時
間経過して上記マイコン１５からＨレベルの出力が入力
されると上記発熱体に引き続いて通電を行ない、上記第
２のコンパレータ１４から上記マイコン１５の入力端子
ＡにＨレベルの入力があり、上記第１のコンパレータ１
３から該マイコン１５の入力端子ＢにＨレベルの入力が
なく３秒経過すると該マイコン１５は上記電気カーペッ
ト本体上に動物が位置していないと判断して該マイコン
１５はＬレベルの出力のままであり、上記制御回路は上
記発熱体への通電を遮断する。また上記マイコン１５の
入力端子Ａに初めに上記第２のコンパレータ１４からＨ
レベルの入力があると該マイコン１５は計時を行ない、
該マイコン１５の入力端子Ｂに上記コンパレータ１３か
らＨレベルの入力がないと引き続き計時を行ない、該マ
イコン１５の入力端子Ｂに３秒経過するまでに上記第１
のコンパレータ１３からＨレベルの入力があると該マイ
コン１５はＨレベルの出力を行ない、該マイコン１５の
入力端子Ａに上記第２のコンパレータ１４からＨレベル
の入力があり、該マイコン１５の入力端子Ｂに３秒経過
しても上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの入力
がないと該マイコン１５はＬレベルの出力のままでＨレ
ベルの出力は行なわない。
電気カーペット本体上で該動物が動いたりするような動
作した時について説明すると、該動物が該電気カーペッ
ト本体上で動作すると圧電体１に印加される荷重の印加
状態がかわり発生電圧が変化し、該圧電体１の発生電圧
は電源周波数の影響による雑音を含んでいるので抵抗３
・４・５，コンデンサ６からなるローパスフィルタで該
雑音を除去し、該雑音を除去した上記圧電体１の発生電
圧を第１のオペアンプ７で増幅し、該第１のオペアンプ
７により増幅された該圧電体１の発生電圧を第２のオペ
アンプ１１で第７図に示すように逆位相に反転させて増
幅し、該第２のオペアンプ１１からの入力が第１のコン
パレータ１３の正の設定値以上になると該第１のコンパ
レータ１３は第８図に示すようにＬレベルの出力からＨ
レベルの出力になり、該第１のコンパレータ１３からマ
イコン１５の入力端子ＢにＨレベルの入力があると該マ
イコン１５は計時を開始し、該マイコン１５の入力端子
Ａに第２のコンパレータ１４からＨレベルの入力がない
と該マイコン１５は計時を引き続き行ない、上記第２の
オペアンプ１１の出力が正の出力から負の出力にかわ
り、該第２のオペアンプ１１からの入力が負の設定値以
上になると上記第２のコンパレータ１４はＬレベルの出
力からＨレベルの出力になり、該第２のコンパレータ１
４から上記マイコン１５の入力端子Ａに所定時間の３秒
が経過するまでにＨレベルの入力があると、該マイコン
１５は動物が電気カーペット本体上に位置していると判
断して該マイコン１５はＨレベルの出力を行ない、該マ
イコン１５からＨレベルの出力が入力されることにより
制御回路は発熱体への通電を一定時間行ない、該一定時
間経過して上記マイコン１５からＨレベルの出力が入力
されると上記発熱体に引き続いて通電を行ない、上記第
２のコンパレータ１４から上記マイコン１５の入力端子
ＡにＨレベルの入力があり、上記第１のコンパレータ１
３から該マイコン１５の入力端子ＢにＨレベルの入力が
なく３秒経過すると該マイコン１５は上記電気カーペッ
ト本体上に動物が位置していないと判断して該マイコン
１５はＬレベルの出力のままであり、上記制御回路は上
記発熱体への通電を遮断する。また上記マイコン１５の
入力端子Ａに初めに上記第２のコンパレータ１４からＨ
レベルの入力があると該マイコン１５は計時を行ない、
該マイコン１５の入力端子Ｂに上記コンパレータ１３か
らＨレベルの入力がないと引き続き計時を行ない、該マ
イコン１５の入力端子Ｂに３秒経過するまでに上記第１
のコンパレータ１３からＨレベルの入力があると該マイ
コン１５はＨレベルの出力を行ない、該マイコン１５の
入力端子Ａに上記第２のコンパレータ１４からＨレベル
の入力があり、該マイコン１５の入力端子Ｂに３秒経過
しても上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの入力
がないと該マイコン１５はＬレベルの出力のままでＨレ
ベルの出力は行なわない。
次に温度変化による上記圧電体１の発生電圧による動作
を説明すると、発熱体の温度上昇により該圧電体１は正
の電圧を発生し、該発熱体の温度が上昇を続けると該圧
電体１の発生電圧は増加し、該圧電体１の発生電圧は電
源周波数の影響による雑音を含んでいるので上記ローパ
スフィルタで該雑音を除去し、該雑音を除去した圧電体
１の発生電圧を第１のオペアンプ７で増幅し、該第１の
オペアンプ７により増幅された該圧電体１の電圧を第２
のオペアンプ１１で逆位相（上記圧電体１は上記発熱体
の温度上昇により正の電圧を発生しているので負の電圧
に）に反転させて増幅し、該第２のオペアンプ１１から
の入力が第２のコンパレータ１４の負の設定値以上にな
ると該第２のコンパレータ１４はＬレベルの出力からＨ
レベルの出力になり、第２のコンパレータ１４からマイ
コン１５の入力端子ＡにＨレベルの入力が行なわれるか
ら該マイコン１５は計時を行ない、上記第２のオペアン
プ１１の出力は負の出力であるので第１のコンパレータ
１３はＬレベルのままの出力であり、上記圧電体１の発
生電圧は正の発生電圧のみであるから上記第２のオペア
ンプ１１は負の出力しか行なわず、上記第１のコンパレ
ータ１３はＬレベルの出力からＨレベルの出力にかわる
ことはなく上記マイコン１５の入力端子ＡにＨレベルの
入力がされて３秒経過しても該マイコン１５の入力端子
Ｂに上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの入力は
なく該マイコン１５はＬレベルの出力のままでＨレベル
の出力は行なわない。
を説明すると、発熱体の温度上昇により該圧電体１は正
の電圧を発生し、該発熱体の温度が上昇を続けると該圧
電体１の発生電圧は増加し、該圧電体１の発生電圧は電
源周波数の影響による雑音を含んでいるので上記ローパ
スフィルタで該雑音を除去し、該雑音を除去した圧電体
１の発生電圧を第１のオペアンプ７で増幅し、該第１の
オペアンプ７により増幅された該圧電体１の電圧を第２
のオペアンプ１１で逆位相（上記圧電体１は上記発熱体
の温度上昇により正の電圧を発生しているので負の電圧
に）に反転させて増幅し、該第２のオペアンプ１１から
の入力が第２のコンパレータ１４の負の設定値以上にな
ると該第２のコンパレータ１４はＬレベルの出力からＨ
レベルの出力になり、第２のコンパレータ１４からマイ
コン１５の入力端子ＡにＨレベルの入力が行なわれるか
ら該マイコン１５は計時を行ない、上記第２のオペアン
プ１１の出力は負の出力であるので第１のコンパレータ
１３はＬレベルのままの出力であり、上記圧電体１の発
生電圧は正の発生電圧のみであるから上記第２のオペア
ンプ１１は負の出力しか行なわず、上記第１のコンパレ
ータ１３はＬレベルの出力からＨレベルの出力にかわる
ことはなく上記マイコン１５の入力端子ＡにＨレベルの
入力がされて３秒経過しても該マイコン１５の入力端子
Ｂに上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの入力は
なく該マイコン１５はＬレベルの出力のままでＨレベル
の出力は行なわない。
そして、机，椅子，本等の静物を上記電気カーペット本
体上に載置すると載置された時は該電気カーペット本体
の発熱体への通電は行なわれるが該電気カーペット本体
に内設された圧電体１の発生電圧は一定の正の出力のみ
を発生し、該発生電圧は電源周波数による雑音を含んで
いるので上記のローパスフィルタで該雑音を除去し、該
雑音を除去した圧電体１の発生電圧を第１のオペアンプ
７で増幅し、該オペアンプ７により増幅された該圧電体
１の発生電圧をオペアンプ１１で逆位相（該圧電体１は
一定の正の発生電圧を出力しているので負の電圧に）に
反転して増幅し、該オペアンプからの入力が第２のコン
パレータ１４の負の設定値以上になると該第２のコンパ
レータ１４はＬレベルの出力からＨレベルの出力にな
り、該第２のコンパレータ１４からマイコン１５の入力
端子ＡにＨレベルの入力が行なわれ該マイコン１５は所
定時間の計時を行ない、上記オペアンプ１１の出力が負
の出力であるから第１のコンパレータ１３はＬレベルの
出力のままであり、上記圧電体１の発生電圧は正の発生
電圧のみであるから上記マイコン１５の計時時間が所定
時間の３秒を経過しても該マイコン１５の入力端子Ｂに
上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの出力が入力
されることはなく上記電気カーペット本体上に上記動物
が位置していないと判断して該マイコン１５はＬレベル
の出力のままでＨレベルの出力は行なわない。
体上に載置すると載置された時は該電気カーペット本体
の発熱体への通電は行なわれるが該電気カーペット本体
に内設された圧電体１の発生電圧は一定の正の出力のみ
を発生し、該発生電圧は電源周波数による雑音を含んで
いるので上記のローパスフィルタで該雑音を除去し、該
雑音を除去した圧電体１の発生電圧を第１のオペアンプ
７で増幅し、該オペアンプ７により増幅された該圧電体
１の発生電圧をオペアンプ１１で逆位相（該圧電体１は
一定の正の発生電圧を出力しているので負の電圧に）に
反転して増幅し、該オペアンプからの入力が第２のコン
パレータ１４の負の設定値以上になると該第２のコンパ
レータ１４はＬレベルの出力からＨレベルの出力にな
り、該第２のコンパレータ１４からマイコン１５の入力
端子ＡにＨレベルの入力が行なわれ該マイコン１５は所
定時間の計時を行ない、上記オペアンプ１１の出力が負
の出力であるから第１のコンパレータ１３はＬレベルの
出力のままであり、上記圧電体１の発生電圧は正の発生
電圧のみであるから上記マイコン１５の計時時間が所定
時間の３秒を経過しても該マイコン１５の入力端子Ｂに
上記第１のコンパレータ１３からＨレベルの出力が入力
されることはなく上記電気カーペット本体上に上記動物
が位置していないと判断して該マイコン１５はＬレベル
の出力のままでＨレベルの出力は行なわない。
尚、上記一実施例のマイコン１５の所定時間を５秒，１
０秒等の適切な時間に設定してもよい。
０秒等の適切な時間に設定してもよい。
＜発明の効果＞ 本発明の物体検知装置は上記のような構成であるから、
位置しているのが動物であるのか静物であるのかの区別
を極めて簡単な構成で確実に行うことができ、しかもそ
の区別を電圧の変化と時間の変化としてとらえるので、
マイコン化等による物体検知装置として回路化が極めて
容易に行え、マイコンの使用した電気カーペット等にお
いてはそのマイコンの一部の機能を使用して組み込むこ
とができ、物体検知装置の付加を簡単な構成の付加で極
めて容易に行うことができるという効果を奏する。
位置しているのが動物であるのか静物であるのかの区別
を極めて簡単な構成で確実に行うことができ、しかもそ
の区別を電圧の変化と時間の変化としてとらえるので、
マイコン化等による物体検知装置として回路化が極めて
容易に行え、マイコンの使用した電気カーペット等にお
いてはそのマイコンの一部の機能を使用して組み込むこ
とができ、物体検知装置の付加を簡単な構成の付加で極
めて容易に行うことができるという効果を奏する。
第１図は本発明の物体検知装置の一実施例を示す回路
図、第２図は第１図の圧電体を示す縦断面図、第３図は
第１図の圧電体を示す横断面図、第４図は第１図の圧電
体が静物の載置により発生する圧電を示す電圧波形図、
第５図は第１図の圧電体が動物の動作により発生する電
圧を示す電圧波形図、第６図は第１図の圧電体が温度変
化により発生する電圧を示す電圧波形図、第７図は第１
図の第２のオペアンプの出力を示す電圧波形図、第８図
は第１図の第１のコンパレータの出力を示す電圧波形
図、第９図は第１図の第２のコンパレータの出力を示す
電圧波形図、第１０図は第１図のマイクロコンピュータ
の出力を示す電圧波形図、第１１図は本発明の動体検知
装置の動作を示すフローチャートである。 図中、１：圧電体、１１：第２のオペアンプ、１３：第
１のコンパレータ、１４：第２のコンパレータ、１５：
マイクロコンピュータ。
図、第２図は第１図の圧電体を示す縦断面図、第３図は
第１図の圧電体を示す横断面図、第４図は第１図の圧電
体が静物の載置により発生する圧電を示す電圧波形図、
第５図は第１図の圧電体が動物の動作により発生する電
圧を示す電圧波形図、第６図は第１図の圧電体が温度変
化により発生する電圧を示す電圧波形図、第７図は第１
図の第２のオペアンプの出力を示す電圧波形図、第８図
は第１図の第１のコンパレータの出力を示す電圧波形
図、第９図は第１図の第２のコンパレータの出力を示す
電圧波形図、第１０図は第１図のマイクロコンピュータ
の出力を示す電圧波形図、第１１図は本発明の動体検知
装置の動作を示すフローチャートである。 図中、１：圧電体、１１：第２のオペアンプ、１３：第
１のコンパレータ、１４：第２のコンパレータ、１５：
マイクロコンピュータ。
Claims (1)
- 【請求項１】人，犬，猫の動物や机，椅子，本等の静物
の物体によって印加される荷重により該物体の有無を検
知する物体検知装置において、上記物体により荷重が印
加されると電圧を発生する圧電体と、該圧電体の発生電
圧が設定値以上になったことを検知する検知手段と、該
検知手段の設定値以上の出力が入力されると所定時間を
計時する計時手段と、該計時手段が計時する所定時間内
に上記検知手段より次の出力が入力されると上記動物が
位置していると判断する判断手段とを備えたことを特徴
とする物体検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62081922A JPH0627864B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 物体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62081922A JPH0627864B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 物体検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63247642A JPS63247642A (ja) | 1988-10-14 |
| JPH0627864B2 true JPH0627864B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13759950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62081922A Expired - Fee Related JPH0627864B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 物体検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627864B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI376624B (en) * | 2008-12-23 | 2012-11-11 | Integrated Digital Tech Inc | Force-sensing modules for light sensitive screens |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63232228A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | シャープ株式会社 | 物体検知装置 |
-
1987
- 1987-04-02 JP JP62081922A patent/JPH0627864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63247642A (ja) | 1988-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |