JPH06163361A - 光リソグラフィー縮小投影露光方法 - Google Patents

光リソグラフィー縮小投影露光方法

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JPH06163361A
JPH06163361A JP4313893A JP31389392A JPH06163361A JP H06163361 A JPH06163361 A JP H06163361A JP 4313893 A JP4313893 A JP 4313893A JP 31389392 A JP31389392 A JP 31389392A JP H06163361 A JPH06163361 A JP H06163361A
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JP
Japan
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wafer
reticle
projection exposure
mask pattern
reduction projection
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Pending
Application number
JP4313893A
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English (en)
Inventor
Koichi Mitamura
紘一 三田村
Nobuo Takeda
宣生 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHODENRYOKU KOSOKU TSUSHIN
SHODENRYOKU KOSOKU TSUSHIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
SHODENRYOKU KOSOKU TSUSHIN
SHODENRYOKU KOSOKU TSUSHIN KENKYUSHO KK
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ウエハ表面に段差がある場合でも、
1回の露光でウエハの各段差に高解像度の一括露光を可
能とし得る光リソグラフィー縮小投影露光方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】本発明は、段差601を持つウエハ2に対する
光リソグラフィー縮小投影露光方法において、ウエハ2
の凸面へ縮小投影露光するマスクパターン21をレチク
ル1の上面に形成し、ウエハ2の凹面へ縮小投影露光す
るマスクパターン22をレチクル1の下面に形成し、縮
小投影露光したレチクル1の板厚の寸法がウエハ2の段
差601に対応しウエハ2の凸面及び凹面でそれぞれ焦
点が合うことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のパタ
ーンをウエハ上に形成する手段として、マスクを用いた
パターン一括転写技術であるデバイス製造工程での光リ
ソグラフィー縮小投影露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路などのパターンの微細な
デバイス製造工程での光リソグラフィーの縮小投影露光
方法では、高解像度を得るためウエハに段差がないよう
に平坦化に向けて設計されてきたが、デバイスの回路設
計上はどうしてもウエハ表面に光リソグラフィーの焦点
深度以上の段差が必要となる場合が数多く存在してい
る。この光リソグラフィーの解像度と焦点深度の関係
は、 光リソグラフィーの解像度Rは R=k1 ・λ/
NA 焦点深度DOFは DOF=k2 ・λ/(NA)2 で与えられる。 ここで、λは露光波長 NAは光学開口数 k1 はプロセス、材料により決まるプロセス係数 k2 はλ/4の波面収差相当の±0.5 光リソグラフィーの露光波長λを決め、光学開口数NA
を上げて行くと、解像度Rは高まるが焦点深度DOFは
より小さくなる関係にある。
【0003】すなわち、パターンの微細化に向けて高解
像度光学系の採用が進んできたが、光学系が高解像度に
なるほど焦点深度は浅くなり、ウエハの表面に段差のあ
る描画は不可能となる。
【0004】デバイスにパターンの微細化が要求される
製造工程(高解像度が要求)において、ウエハ表面に光
リソグラフィーの焦点深度以上の段差がある場合、一括
露光する方法では段差の凸面、凹面双方に対して焦点を
合わせることはできない。
【0005】したがって、ウエハ表面に光リソグラフィ
ーの焦点深度以上の段差がないようにウエハの平坦化が
図られるとともに、高解像度に向けて光源の波長の短波
長化が図られているが、光源の短波長化は焦点深度が浅
く(少なく)なる方向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の事情
に鑑みてなされたもので、パターンの微細化が要求され
るデバイスの製造工程で、ウエハ表面に光リソグラフィ
ーの焦点深度以上の段差がある場合でも、1回の露光で
ウエハの各段差に高解像度の一括露光を可能とし、露光
工程数の低減ならびにそれに関連する工程管理の軽減か
ら、量産工程での製造工程の低減を実現し得る光リソグ
ラフィー縮小投影露光方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決するために、段差を持つウエハに対する光リソ
グラフィー縮小投影露光方法において、ウエハの凸面へ
縮小投影露光するマスクパターンをレチクルの上面に形
成し、ウエハの凹面へ縮小投影露光するマスクパターン
をレチクルの下面に形成し、縮小投影露光したレチクル
の板厚の寸法がウエハの段差に対応しウエハの凸面及び
凹面でそれぞれ焦点が合うことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、段差を持つウエハに対する光リソグ
ラフィー縮小投影露光方法において、2枚のレチクルを
用い、ウエハの凸面へ縮小投影露光する第1のマスクパ
ターンを第1のレチクルの下面に形成し、ウエハの凹面
への縮小投影露光する第2のマスクパターンを第2のレ
チクルの上面に形成し、前記第1のマスクパターンと第
2のマスクパターン間隔が縮小投影露光した時のウエハ
の段差に対応し、ウエハの凸面及び凹面でそれぞれ焦点
が合うことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を説明するための
構成説明図であり、図2は本発明に係る光学系の一例を
説明するための説明図である。即ち、図1に示すよう
に、光リソグラフィーは、水銀ランプ7の露光波長λの
光源をミラー9とインテグレーター8を介し、コンデン
サーレンズ10で平行投影光源を得ている。
【0011】レチクルステージ12に乗る厚さ1mm程
度のレチクル(石英ガラス感板)1は、段差601の持
つウエハ2の凸面に対応するマスクパターン21をレチ
クル1の上面に作り、段差601の持つウエハ2の凹面
に対応するマスクパターン22を石英ガラス感板1の下
面に作る。
【0012】レチクル1の板厚の寸法である約1mm程
度上下に離れた間隔610のマスクパターン21と22
は、前記平行投影光源で縮小凸レンズ群13により、1
0μm程度の段差610を持つウエハ2の凹凸それぞれ
の面に結像210,220を結び露光される。ウエハ2
はXYステージ15上に設置される。
【0013】マスクパターン21と結像210、マスク
パターン22と結像220は、それぞれ個別に解像度R
と焦点深度DOFを持って、ウエハ2の10μmの段差
に合焦点する。
【0014】すなわち、光リソグラフィーに用いられる
光学系レンズは、焦点距離50mmのものが用いられて
おり、図2のレンズ6で、段差を持つウエハ面での合焦
点を式を用いて説明する。被写体と結像点との焦点との
関係は、凸レンズの公式で次の式で表される。 1/a+1/b=1/f ここで aはレンズ中心から被写体までの距離 bはレンズ中心から結像点までの距離 fはレンズの焦点距離 である。
【0015】しかして、上記実施例に対応させると、縮
小凸レンズ群13の焦点距離fは50mm、被写体であ
るレチクル1上面のマスクパターン21までの距離をa
とし、結像210点であるウエハ2の凸面までの距離を
bとすると、縮小率10:1から、a/b=10、f=
50を凸レンズの上記式に代入すると a=550mm、b=55mm となる。いま、ウエハ
2の段差601を10μmとすると、縮小凸レンズ群1
3の中心からウエハ2の凹面までの距離b′は、 55mm+10μm=55.01mmとなり、ウエハ2
の凹面に対応する被写体であるレチクル1の下面のマス
クパターン22までの距離a′は、 1/a′+1/55.01=1/50から a′=549.002mm となる。
【0016】段差601のあるウエハ2の凸面、凹面に
それぞれ合焦点させるためには、ウエハ2の段差601
に対応するこのレチクル1の所要厚さすなわち、マスク
パターン21と22の間隔610は、a−a′から、
0.998mm,約1mm厚さとなる。
【0017】ここで、ウエハ2の凸面と凹面での結像2
10,220の寸法を同じにするには、ウエハ2の凸
面、凹面の結像寸法をそれぞれWとすると、ウエハ2の
凹面に対応するレチクル1の下面のパターン寸法は、ウ
エハ2の凸面に対応するレチクル1の上面のパターン寸
法10Wに対し、a′/b′Wから9.98004Wと
なる。
【0018】図3は本発明の他の実施例を説明するため
の構成説明図である。即ち、ウエハ3の段差Aが5μm
程度または10μm以上の場合、段差Aを持つウエハ3
の凸面に対応するマスクパターン41を厚さ1mm程度
の第1のレチクル4の下面に作り、段差Aの持つウエハ
3の凹面に対応するマスクパターン51を厚さ1mm程
度の第2のレチクル5の上面に作る。第1のレチクル4
と第2のレチクル5とは、ウエハ3の段差Aで計算され
た寸法のスペーサ45で間隙Bを取ってレチクルステー
ジに乗る。
【0019】スペーサ45で上下に離れたマスクパター
ン41と51は、平行投影光源で縮小レンズ群13によ
り、スペーサ45の間隙Bに対応する段差Aを持つウエ
ハ3の凹凸それぞれの面に結像410と510を結び露
光される。マスクパターン41と結像410、マスクパ
ターン51と結像510は、それぞれ個別に解像度Rと
焦点深度DOFを持って、ウエハ3の段差に合焦点す
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ます
ますパターンの微細化が要求されるデバイスの製造工程
で、ウエハ表面に光リソグラフィーの焦点深度以上の段
差がある場合でも、1回の露光でウエハの各段差に高解
像度の一括露光を可能とし、パワー素子であっても段差
を持つウエハにそれぞれ高解像度の微細化したパターン
を1回の露光で作ることができ、高耐圧、高速素子の実
現を可能とする等、デバイス製造の露光工程数の低減な
らびにそれに関連する工程管理の軽減から、量産工程で
の製造工程の低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための構成説明図
である。
【図2】本発明に係る光学系の一例を説明するための説
明図である。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための構成説明
図である。
【符号の説明】
1…レチクル(石英ガラス感板)、2…10μm程度の
段差を持つウエハ、3…5μm程度または10μm以上
の段差を持つウエハ、4…第1のレチクル(石英ガラス
感板)、5…第2のレチクル(石英ガラス感板)、6…
凸レンズ、601…ウエハの段差、610…ウエハの段
差に対応するマスクパターンの間隔、7…水銀ランプ、
8…インテグレーター、9…ミラー、10…コンデンサ
ーレンズ、12…レチクルステージ、13…縮小凸レン
ズ群、15…XYステージ、45…第1のレチクルと第
2のレチクルとのスペーサ、21…レチクル1の上面の
マスクパターン、22…レチクル1の下面のマスクパタ
ーン、210…ウエハの凸面でのマスクパターンの結
像、220…ウエハの凹面でのマスクパターンの結像、
41…第1のレチクル4の下面のマスクパターン、51
…第2のレチクル5の上面のマスクパターン、410…
ウエハ3の凸面でのマスクパターンの結像、510…ウ
エハ3の凹面でのマスクパターンの結像。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差を持つウエハに対する光リソグラフ
    ィー縮小投影露光方法において、ウエハの凸面へ縮小投
    影露光するマスクパターンをレチクルの上面に形成し、
    ウエハの凹面へ縮小投影露光するマスクパターンをレチ
    クルの下面に形成し、縮小投影露光したレチクルの板厚
    の寸法がウエハの段差に対応しウエハの凸面及び凹面で
    それぞれ焦点が合うことを特徴とする光リソグラフィー
    縮小投影露光方法。
  2. 【請求項2】 段差を持つウエハに対する光リソグラフ
    ィー縮小投影露光方法において、2枚のレチクルを用
    い、ウエハの凸面へ縮小投影露光する第1のマスクパタ
    ーンを第1のレチクルの下面に形成し、ウエハの凹面へ
    の縮小投影露光する第2のマスクパターンを第2のレチ
    クルの上面に形成し、前記第1のマスクパターンと第2
    のマスクパターン間隔が縮小投影露光した時のウエハの
    段差に対応し、ウエハの凸面及び凹面でそれぞれ焦点が
    合うことを特徴とする光リソグラフィー縮小投影露光方
    法。
JP4313893A 1992-11-25 1992-11-25 光リソグラフィー縮小投影露光方法 Pending JPH06163361A (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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