JPH0616178U - フロア補強構造 - Google Patents
フロア補強構造Info
- Publication number
- JPH0616178U JPH0616178U JP6097092U JP6097092U JPH0616178U JP H0616178 U JPH0616178 U JP H0616178U JP 6097092 U JP6097092 U JP 6097092U JP 6097092 U JP6097092 U JP 6097092U JP H0616178 U JPH0616178 U JP H0616178U
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- JP
- Japan
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- seat belt
- floor panel
- vehicle body
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は車体の側壁にシートベルト根端部を固
定した場合、シートベルトからの入力によってこの部分
の車体側壁およびフロアパネルが変形しないようにする
ことを目的とする。 【構成】車体1の側壁2のシートベルト6固定部分の直
下付近において、フロアパネル8の側縁からサイドメン
バー9にかけてビード11を形成し、該ビード11のリ
ブ効果によりシートベルト6の入力に対するフロアパネ
ル8の変形を防止する。
定した場合、シートベルトからの入力によってこの部分
の車体側壁およびフロアパネルが変形しないようにする
ことを目的とする。 【構成】車体1の側壁2のシートベルト6固定部分の直
下付近において、フロアパネル8の側縁からサイドメン
バー9にかけてビード11を形成し、該ビード11のリ
ブ効果によりシートベルト6の入力に対するフロアパネ
ル8の変形を防止する。
Description
【0001】
本考案は車体の側面にシートベルトを固定した場合のフロア補強構造に関する ものである。
【0002】
図3に示すように自動車の車体(1) のサイドシル(2) 部分はインナパネル(3) とアウタハルネル(4) とからなり、該インナパネル(3) には補強パネル(5) を裏 打ちした上でシートベルト(6) のアンカー(7) が固定される場合がある。
【0003】 このようなシートベルト(6) の固定方式ではシートベルト(6) からの矢印方向 の入力がアンカー(7) を介してサイドシル(2) のインナパネル(3) に及ぼされる と、該インナパネル(3) とそれに接続するフロアパネル(8) 部分が点線に示すよ うに変形するおそれがある。
【0004】 従来このようなサイドシル(2) とフロアパネル(8) との変形を防止するために は、上記シートベルト(6) 固定部分の直下付近において、フロアパネル(8) の下 側で側縁からサイドメンバー(9) にかけて別個に補強板(10)を取付けていた。
【0005】
しかしながら上記従来構成では、別個に補強板(10)を取付けるのでコストアッ プとなり、また車体(1) の重量も増加すると云う問題点がある。
【0006】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、車体(1) の側壁(2) に シートベルト(6) 根端部を固定し、該ベルト(6) 固定部分の直下付近においてフ ロアパネル(8) に側縁からサイドメンバー(9) 支持部分にかけてビード(11)を形 成したフロア補強構造を提供するものである。
【0007】
シートベルト(6) からの入力は車体(1) の側壁(2) からフロアパネル(8) に伝 達されるが、この部分のフロアパネル(8) には側縁からサイドメンバー(9) にか けてビート(11)が形成されることによって補強されており、該ビート(11)のリブ 効果によってフロアパネル(8) の変形が防止される。
【0008】
本考案を図1および図2に示す一実施例によって説明すれば、自動車の車体(1 ) のサイドシル(2) はインナパネル(3) とアウタハルネル(4) とからなり、ホイ ルカバー(12)の後側において該インナパネル(3) には補強パネル(5) が裏打され た上でシートベルト(6) のアンカー(7) が固定されている。 該アンカー(7) 固定部分の直下付近においては、フロアパネル(8) の側縁から サイドメンバー(9) 支持部分にかけて複数本のビード(11)が形成されている。
【0009】 上記構成においてシートベルト(6) からの図2矢印方向の入力はアンカー(7) を介してサイドシル(2) のインナパネル(3) からフロアパネル(8) に伝達される が、この部分のフロアパネル(8) のビート(11)のリブ効果によって該フロアパネ ル(8) は上記入力に対して変形することが防止されている。
【0010】
したがって、本考案においては、補強板等の別部材を必要とせずに、シートベ ルトからの入力によってフロアパネルの変形が防止出来るから、フロアパネルの 補強のためのコストアップは殆どなく、また重量増加も殆どない。
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】シートベルト固定部分斜視図
【図2】図1におけるA−A断面図
【図3】従来例のA−A相当断面図
1 車体 2 サイドシル 6 シートベルト 7 アンカー 8 フロアパネル 9 サイドメンバー 11 ビード
Claims (1)
- 【請求項1】車体の側壁にシートベルト根端部を固定
し、該ベルト固定部分の直下付近においてフロアパネル
に側縁からサイドメンバー支持部分にかけてビードを形
成したことを特徴とするフロア補強構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060970U JP2589751Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | フロア補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060970U JP2589751Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | フロア補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616178U true JPH0616178U (ja) | 1994-03-01 |
JP2589751Y2 JP2589751Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13157790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992060970U Expired - Lifetime JP2589751Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | フロア補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589751Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62138661U (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-01 | ||
JPS6343874A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 | Mazda Motor Corp | 自動車のフロア構造 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP1992060970U patent/JP2589751Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62138661U (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-01 | ||
JPS6343874A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 | Mazda Motor Corp | 自動車のフロア構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2589751Y2 (ja) | 1999-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981110 |