JPH06161683A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH06161683A JPH06161683A JP4310666A JP31066692A JPH06161683A JP H06161683 A JPH06161683 A JP H06161683A JP 4310666 A JP4310666 A JP 4310666A JP 31066692 A JP31066692 A JP 31066692A JP H06161683 A JPH06161683 A JP H06161683A
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- printer device
- printer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数のホストがアクセス可能なプリンタ装置
へのアクセスをホストのプリント要求の優先度情報に基
づいた優先度制御により行なう。 【構成】 CPU15による排他制御により共有メモリ14
に記憶されている優先度情報に対応するホストコンピュ
ータ2 のプリント出力を実行する。このように、優先度
情報に基づいてプリント出力することにより、ホストコ
ンピュータ2 間の通信を行なうことなく優先度制御が可
能なプリンタ装置1 を共有することができる。
へのアクセスをホストのプリント要求の優先度情報に基
づいた優先度制御により行なう。 【構成】 CPU15による排他制御により共有メモリ14
に記憶されている優先度情報に対応するホストコンピュ
ータ2 のプリント出力を実行する。このように、優先度
情報に基づいてプリント出力することにより、ホストコ
ンピュータ2 間の通信を行なうことなく優先度制御が可
能なプリンタ装置1 を共有することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ間
で通信を必要としない、優先度制御に基づいて印字要求
を実行するプリンタ装置に関する。
で通信を必要としない、優先度制御に基づいて印字要求
を実行するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、小型計算機における汎用インター
フェースとしてSCSI(Small Computer System Inte
rface )が多く使用されており、複数の計算機による入
出力装置の共有を可能としている。
フェースとしてSCSI(Small Computer System Inte
rface )が多く使用されており、複数の計算機による入
出力装置の共有を可能としている。
【0003】ところで、例えば、SCSIのようなバス
に接続され、複数のホストコンピュータ(以下、ホスト
と称す)とこの複数のホストからアクセス可能なプリン
タ装置とからなるシステムにおいては、リザーブ命令や
リリース命令などを用いることにより、プリンタ装置へ
のアクセスをプリンタ装置で受け付けられたコマンドの
順に行なう排他制御が行なわれている。つまり、ある1
台のホストがプリンタ装置を使用している場合、他のホ
ストはプリンタ装置が空くまでプリント出力を認められ
ない。
に接続され、複数のホストコンピュータ(以下、ホスト
と称す)とこの複数のホストからアクセス可能なプリン
タ装置とからなるシステムにおいては、リザーブ命令や
リリース命令などを用いることにより、プリンタ装置へ
のアクセスをプリンタ装置で受け付けられたコマンドの
順に行なう排他制御が行なわれている。つまり、ある1
台のホストがプリンタ装置を使用している場合、他のホ
ストはプリンタ装置が空くまでプリント出力を認められ
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにプリンタ装置へのアクセスがプリンタ装置で受
け付けられたコマンドの順に行なわれるので、優先度の
高いプリント要求が発生した場合であっても、優先度の
高いプリントを優先的にプリント出力することができな
いという欠点があった。
たようにプリンタ装置へのアクセスがプリンタ装置で受
け付けられたコマンドの順に行なわれるので、優先度の
高いプリント要求が発生した場合であっても、優先度の
高いプリントを優先的にプリント出力することができな
いという欠点があった。
【0005】また、このような状態を回避し優先度制御
を実現するためには、ホスト間の通信が必要となり、シ
ステムが複雑になるという欠点があった。
を実現するためには、ホスト間の通信が必要となり、シ
ステムが複雑になるという欠点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、複数のホストがアクセス可能なプリンタ装置へのア
クセスをホストコンピュータのプリント要求の優先度情
報に基づいた優先度制御によりプリント要求を実行する
プリンタ装置を提供することを目的とする。
で、複数のホストがアクセス可能なプリンタ装置へのア
クセスをホストコンピュータのプリント要求の優先度情
報に基づいた優先度制御によりプリント要求を実行する
プリンタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数のホストコンピュータがアクセス可
能でかつこのアクセスが装置リザーブ命令と装置リリー
ス命令により排他制御されるプリンタ装置において、上
記複数のホストコンピュータがアクセス可能でアクセス
時に上記各ホストコンピュータの有する固有の印字要求
の優先度情報を記憶するな記憶手段と、この記憶手段へ
のアクセスを上記優先度情報に基づいて排他制御するメ
モリ制御手段と、上記各ホストコンピュータから出力さ
れる印字要求を実行する印字手段と、この印字手段を起
動し上記メモリ制御手段による排他制御により上記記憶
手段に記憶されている優先度情報に対応するホストコン
ピュータの印字要求の実行を制御する印字制御手段とを
具備したことを特徴とするものである。
成するために、複数のホストコンピュータがアクセス可
能でかつこのアクセスが装置リザーブ命令と装置リリー
ス命令により排他制御されるプリンタ装置において、上
記複数のホストコンピュータがアクセス可能でアクセス
時に上記各ホストコンピュータの有する固有の印字要求
の優先度情報を記憶するな記憶手段と、この記憶手段へ
のアクセスを上記優先度情報に基づいて排他制御するメ
モリ制御手段と、上記各ホストコンピュータから出力さ
れる印字要求を実行する印字手段と、この印字手段を起
動し上記メモリ制御手段による排他制御により上記記憶
手段に記憶されている優先度情報に対応するホストコン
ピュータの印字要求の実行を制御する印字制御手段とを
具備したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記のように構成したので、記憶手段
に記憶されている優先度情報に基づいてホストコンピュ
ータの印字要求が実行され、複数のホストコンピュータ
はホストコンピュータ間の通信を行なうことなく優先度
制御が可能なプリンタ装置を共有することができる。
に記憶されている優先度情報に基づいてホストコンピュ
ータの印字要求が実行され、複数のホストコンピュータ
はホストコンピュータ間の通信を行なうことなく優先度
制御が可能なプリンタ装置を共有することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例のプリンタ装置の
概略構成を示す図であり、同図において、1 はプリンタ
装置で、このプリンタ装置1 には、例えばホストA2a、
ホストB2b、…からなる複数のホスト(以下、ホスト2
と総称する)が入出力バス3を介してアクセス可能であ
る。このプリンタ装置1 へのアクセスにおいてはホスト
2 から出力される装置リザーブ命令、装置リリース命令
を用いることにより排他制御が行なわれる。すなわち、
プリンタ装置1 を使用するホスト2 はプリンタ装置1 に
対して装置リザーブ命令を出力しする。このとき、プリ
ンタ装置1 が他のホスト2 により使用中であれば、リザ
ーブされているというリターン情報がプリンタ装置1 か
ら返却され、また、プリンタ装置1 が空いている場合に
は、正常終了情報が返却されてプリンタ装置1 の使用が
可となる。また、プリンタ装置1の使用が終了したら、
ホスト2 は装置リリース命令を出力してプリンタ装置1
を解放し、他のホスト2 による使用を可能な状態とす
る。
概略構成を示す図であり、同図において、1 はプリンタ
装置で、このプリンタ装置1 には、例えばホストA2a、
ホストB2b、…からなる複数のホスト(以下、ホスト2
と総称する)が入出力バス3を介してアクセス可能であ
る。このプリンタ装置1 へのアクセスにおいてはホスト
2 から出力される装置リザーブ命令、装置リリース命令
を用いることにより排他制御が行なわれる。すなわち、
プリンタ装置1 を使用するホスト2 はプリンタ装置1 に
対して装置リザーブ命令を出力しする。このとき、プリ
ンタ装置1 が他のホスト2 により使用中であれば、リザ
ーブされているというリターン情報がプリンタ装置1 か
ら返却され、また、プリンタ装置1 が空いている場合に
は、正常終了情報が返却されてプリンタ装置1 の使用が
可となる。また、プリンタ装置1の使用が終了したら、
ホスト2 は装置リリース命令を出力してプリンタ装置1
を解放し、他のホスト2 による使用を可能な状態とす
る。
【0011】また、プリンタ装置1 は以下から構成され
る。すなわち、11はホスト2 と印字データの受信や制御
信号の送受信を行なうSCSIで、インターフェースと
してこのSCSI11を採用することにより複数のホスト
2 がプリンタ装置1 を共有する構成となっている。この
SCSI11で受信された印字データはデータの送受信に
用いられるデータバス12を介してRAM13に格納され
る。このRAM13は印字データやプログラム実行用のフ
ラグなどを格納する記憶領域と各ホスト2 に予め設定さ
れているプリント出力の優先度情報を記憶する共有メモ
リ14の記憶領域を有している。本実施例においては、ホ
ストA2aのプリント要求の優先度がホストB2bより高く
設定されており、共有メモリ14には“優先度1”、ある
いは“優先度2”のデータで優先度情報としてそれぞれ
記憶される。
る。すなわち、11はホスト2 と印字データの受信や制御
信号の送受信を行なうSCSIで、インターフェースと
してこのSCSI11を採用することにより複数のホスト
2 がプリンタ装置1 を共有する構成となっている。この
SCSI11で受信された印字データはデータの送受信に
用いられるデータバス12を介してRAM13に格納され
る。このRAM13は印字データやプログラム実行用のフ
ラグなどを格納する記憶領域と各ホスト2 に予め設定さ
れているプリント出力の優先度情報を記憶する共有メモ
リ14の記憶領域を有している。本実施例においては、ホ
ストA2aのプリント要求の優先度がホストB2bより高く
設定されており、共有メモリ14には“優先度1”、ある
いは“優先度2”のデータで優先度情報としてそれぞれ
記憶される。
【0012】また、共有メモリ14へは複数のホスト2 が
アクセス可能であるが、この共有メモリ14へのアクセス
はホスト2 から出力されるメモリリザーブ命令、メモリ
リリース命令を用いて排他的に制御される。すなわち、
共有メモリ14を使用するホスト2 はプリンタ装置1 に対
してメモリリザーブ命令を出力する。このとき、共有メ
モリ14が他のホスト2 により使用中であれば、リザーブ
されているというリターン情報がプリンタ装置1 から返
却され、また、共有メモリ14が空いている場合には、正
常終了情報が返却されて共有メモリ14の使用が可とな
る。また、共有メモリ14の使用が終了したら、ホスト2
はメモリリリース命令を出力して共有メモリ14を解放
し、他のホスト2 による使用を可能な状態とする。
アクセス可能であるが、この共有メモリ14へのアクセス
はホスト2 から出力されるメモリリザーブ命令、メモリ
リリース命令を用いて排他的に制御される。すなわち、
共有メモリ14を使用するホスト2 はプリンタ装置1 に対
してメモリリザーブ命令を出力する。このとき、共有メ
モリ14が他のホスト2 により使用中であれば、リザーブ
されているというリターン情報がプリンタ装置1 から返
却され、また、共有メモリ14が空いている場合には、正
常終了情報が返却されて共有メモリ14の使用が可とな
る。また、共有メモリ14の使用が終了したら、ホスト2
はメモリリリース命令を出力して共有メモリ14を解放
し、他のホスト2 による使用を可能な状態とする。
【0013】また、15はSCSI11で受信されたコマン
ドに基づいてプリンタ装置1 全体の動作の制御を司るC
PUで、CPU15はROM16に格納されているコントロ
ールプログラムや割込みなどの制御・実行を行なう。R
OM16にはコントロールプログラムの他に文字フォント
などが格納される。また、17は、例えばワイヤドットプ
リンタやレーザープリンタなどからなる印字機構部で、
この印字機構部17は、共有メモリ14に記憶されている優
先度情報に基づいてCPU15に印字制御され、優先度情
報に対応するホスト2 の印字命令を実行しその印字出力
を行なう。
ドに基づいてプリンタ装置1 全体の動作の制御を司るC
PUで、CPU15はROM16に格納されているコントロ
ールプログラムや割込みなどの制御・実行を行なう。R
OM16にはコントロールプログラムの他に文字フォント
などが格納される。また、17は、例えばワイヤドットプ
リンタやレーザープリンタなどからなる印字機構部で、
この印字機構部17は、共有メモリ14に記憶されている優
先度情報に基づいてCPU15に印字制御され、優先度情
報に対応するホスト2 の印字命令を実行しその印字出力
を行なう。
【0014】次に、上記構成の本発明の一実施例のプリ
ンタ装置のプリンタ共有制御について、図2に示すフロ
ーチャートを参照し説明する。以下の説明においては、
プリント要求の優先度が低く設定されているホストB2b
にプリント要求が発生したと仮定して説明する。
ンタ装置のプリンタ共有制御について、図2に示すフロ
ーチャートを参照し説明する。以下の説明においては、
プリント要求の優先度が低く設定されているホストB2b
にプリント要求が発生したと仮定して説明する。
【0015】ホストB2bにプリント要求が発生すると、
ホストB2bからプリンタ装置1 に対しプリンタ装置1 を
使用するための装置リザーブ命令が出力される。このと
き、プリンタ装置1 が他のホスト2 により使用中であれ
ば、リザーブされているというリターン情報がプリンタ
装置1 全体を制御しているCPU15からホストB2bに返
却されるとともに動作は後述するステップS13 以降の動
作に移行する。また、プリンタ装置1 が空いている場合
には、正常終了情報が返却され、ホストB2bによるプリ
ンタ装置1 の使用が可となる。続いて、ホストB2bから
プリンタ装置1に対して共有メモリ14にアクセスするた
めのメモリリザーブ命令が出力される。このとき、共有
メモリ14が他のホスト2 によりアクセス中であれば、リ
ザーブされているというリターン情報がCPU15から返
却されて、ホストB2bは共有メモリ14にアクセスできる
状態になるまで待機し、また、共有メモリ14が空いてい
れば、ホストB2bに正常終了情報が返却されて、動作は
次のステップに移行する。(ステップS1、ステップS2、
ステップS3)。
ホストB2bからプリンタ装置1 に対しプリンタ装置1 を
使用するための装置リザーブ命令が出力される。このと
き、プリンタ装置1 が他のホスト2 により使用中であれ
ば、リザーブされているというリターン情報がプリンタ
装置1 全体を制御しているCPU15からホストB2bに返
却されるとともに動作は後述するステップS13 以降の動
作に移行する。また、プリンタ装置1 が空いている場合
には、正常終了情報が返却され、ホストB2bによるプリ
ンタ装置1 の使用が可となる。続いて、ホストB2bから
プリンタ装置1に対して共有メモリ14にアクセスするた
めのメモリリザーブ命令が出力される。このとき、共有
メモリ14が他のホスト2 によりアクセス中であれば、リ
ザーブされているというリターン情報がCPU15から返
却されて、ホストB2bは共有メモリ14にアクセスできる
状態になるまで待機し、また、共有メモリ14が空いてい
れば、ホストB2bに正常終了情報が返却されて、動作は
次のステップに移行する。(ステップS1、ステップS2、
ステップS3)。
【0016】共有メモリ14が空いてホストB2bに正常終
了情報が返却されると、ホストB2bは共有メモリ14の使
用が可となり、ホストB2bは自分に設定されている“優
先度2”の優先度情報を共有メモリ14に書込む。このよ
うにホストB2bの優先度情報が共有メモリ14に書込まれ
ることにより、ホストB2bはプリント装置1 を用いたプ
リント出力が可能となる。優先度情報の書込みが終了す
ると、ホストB2bからプリンタ装置1 に対して共有メモ
リ14を解放するためのメモリリリース命令が出力され、
共有メモリ14は他のホスト2 によるアクセスが使用可能
な状態となる。(ステップS4、ステップS5)。
了情報が返却されると、ホストB2bは共有メモリ14の使
用が可となり、ホストB2bは自分に設定されている“優
先度2”の優先度情報を共有メモリ14に書込む。このよ
うにホストB2bの優先度情報が共有メモリ14に書込まれ
ることにより、ホストB2bはプリント装置1 を用いたプ
リント出力が可能となる。優先度情報の書込みが終了す
ると、ホストB2bからプリンタ装置1 に対して共有メモ
リ14を解放するためのメモリリリース命令が出力され、
共有メモリ14は他のホスト2 によるアクセスが使用可能
な状態となる。(ステップS4、ステップS5)。
【0017】共有メモリ14の解放後、ホストB2bからプ
リンタ装置1 に印字命令と1ジョブ分の印字データが出
力され、印字データはRAM13に格納される。RAM13
に格納された印字データはROM16に格納されている文
字フォントに変換され、そして、CPU15に制御されて
プリント出力を実行する印字機構部17において、1ジョ
ブ分の印字データがプリント出力される。(ステップS
6)。
リンタ装置1 に印字命令と1ジョブ分の印字データが出
力され、印字データはRAM13に格納される。RAM13
に格納された印字データはROM16に格納されている文
字フォントに変換され、そして、CPU15に制御されて
プリント出力を実行する印字機構部17において、1ジョ
ブ分の印字データがプリント出力される。(ステップS
6)。
【0018】1ジョブ分のプリント出力が完了すると、
プリント出力中にホストB2bより優先度の高いホスト2
からプリント要求があったか否かを調べるため、ホスト
B2bは共有メモリ14に再度アクセスする。すなわち、ホ
ストB2bからプリンタ装置1にメモリリザーブ命令が出
力され、共有メモリ14が空いているとき、あるいは共有
メモリ14が空くまで待機した後、共有メモリ14の内容が
読み出され、メモリリリース命令が出力される。メモリ
リリース命令の出力後、読み出した共有メモリ14の内
容、つまり優先度がホストB2bの優先度より高いか、あ
るいはホストB2bの優先度であるか否かが判別される。
(ステップS7、ステップS8、ステップS9、ステップS10
)。
プリント出力中にホストB2bより優先度の高いホスト2
からプリント要求があったか否かを調べるため、ホスト
B2bは共有メモリ14に再度アクセスする。すなわち、ホ
ストB2bからプリンタ装置1にメモリリザーブ命令が出
力され、共有メモリ14が空いているとき、あるいは共有
メモリ14が空くまで待機した後、共有メモリ14の内容が
読み出され、メモリリリース命令が出力される。メモリ
リリース命令の出力後、読み出した共有メモリ14の内
容、つまり優先度がホストB2bの優先度より高いか、あ
るいはホストB2bの優先度であるか否かが判別される。
(ステップS7、ステップS8、ステップS9、ステップS10
)。
【0019】ステップS10 において、共有メモリ14から
読み出した優先度がホストB2bの優先度であると判別さ
れたときには、ホストB2bのプリント要求に他の出力ジ
ョブが有るか無いかが判別される。他の出力ジョブが存
在するときには、動作は上記ステップS6に戻り、ステッ
プS6からステップS10 の動作を繰り返し、また、他の出
力ジョブが存在しないときには、CPU15は上記ステッ
プS3からステップS5の動作と同様の動作で共有メモリ14
に最低の優先度情報を書込み、そして、ホストB2bはプ
リンタ装置1 に装置リリース命令を出力し、プリンタ装
置1 をリリースする。
読み出した優先度がホストB2bの優先度であると判別さ
れたときには、ホストB2bのプリント要求に他の出力ジ
ョブが有るか無いかが判別される。他の出力ジョブが存
在するときには、動作は上記ステップS6に戻り、ステッ
プS6からステップS10 の動作を繰り返し、また、他の出
力ジョブが存在しないときには、CPU15は上記ステッ
プS3からステップS5の動作と同様の動作で共有メモリ14
に最低の優先度情報を書込み、そして、ホストB2bはプ
リンタ装置1 に装置リリース命令を出力し、プリンタ装
置1 をリリースする。
【0020】また、共有メモリ14から読み出した優先度
がホストB2bの優先度より高いと判別されたときには、
後述するように、例えば、ホストA2aにプリント要求が
発生し、共有メモリ14にホストA2aの“優先度1”の優
先度情報が書込まれていることであるので、ホストB2b
は、上記と同様に、共有メモリ14に最低の優先度情報を
書込んで、プリンタ装置1 をリリースし、ホストA2aに
よるプリンタ装置1 の使用を可能とする。
がホストB2bの優先度より高いと判別されたときには、
後述するように、例えば、ホストA2aにプリント要求が
発生し、共有メモリ14にホストA2aの“優先度1”の優
先度情報が書込まれていることであるので、ホストB2b
は、上記と同様に、共有メモリ14に最低の優先度情報を
書込んで、プリンタ装置1 をリリースし、ホストA2aに
よるプリンタ装置1 の使用を可能とする。
【0021】したがって、優先度情報に基づいてプリン
ト出力が実行されるように、プリンタ装置1 は制御され
る。(ステップS11 、ステップS12 )。
ト出力が実行されるように、プリンタ装置1 は制御され
る。(ステップS11 、ステップS12 )。
【0022】ところで、ステップS2において、ホストB
2bからプリンタ装置1 に装置リザーブ命令が出力された
際に、プリンタ装置1 が他のホスト2 により使用中でプ
リンタ装置1 をリザーブできないときには、ステップS1
3 に移行し、ホストB2bは共有メモリ14にアクセスする
ため、プリンタ装置1 にメモリリザーブ命令を出力す
る。共有メモリ14が空いているとき、あるいは共有メモ
リ14が空くまで待機した後、共有メモリ14の内容が読み
出される。(ステップS13 、ステップS14 )。
2bからプリンタ装置1 に装置リザーブ命令が出力された
際に、プリンタ装置1 が他のホスト2 により使用中でプ
リンタ装置1 をリザーブできないときには、ステップS1
3 に移行し、ホストB2bは共有メモリ14にアクセスする
ため、プリンタ装置1 にメモリリザーブ命令を出力す
る。共有メモリ14が空いているとき、あるいは共有メモ
リ14が空くまで待機した後、共有メモリ14の内容が読み
出される。(ステップS13 、ステップS14 )。
【0023】共有メモリ14の読み出し後、共有メモリ14
から読み出した優先度とホストB2bの優先度のいずれが
高いかが比較される。ホストB2bの優先度が高いときに
は、つまりホストB2bより優先度の低い他のホスト2 が
プリンタ装置1 を使用しているときには、他のホスト2
の出力中のジョブのプリント出力終了後に優先的にプリ
ンタ装置1 を使用するため、ホストB2bは自ノードに設
定されている優先度情報を共有メモリ14に書込む。書込
み後、ホストB2bはメモリリリース命令を出力して共有
メモリ14をリリースする。共有メモリ14のリリース後、
ホストB2bは他のホスト2 の出力中のジョブのプリント
出力が終了してプリンタ装置1 をリザーブできるまで待
機する。
から読み出した優先度とホストB2bの優先度のいずれが
高いかが比較される。ホストB2bの優先度が高いときに
は、つまりホストB2bより優先度の低い他のホスト2 が
プリンタ装置1 を使用しているときには、他のホスト2
の出力中のジョブのプリント出力終了後に優先的にプリ
ンタ装置1 を使用するため、ホストB2bは自ノードに設
定されている優先度情報を共有メモリ14に書込む。書込
み後、ホストB2bはメモリリリース命令を出力して共有
メモリ14をリリースする。共有メモリ14のリリース後、
ホストB2bは他のホスト2 の出力中のジョブのプリント
出力が終了してプリンタ装置1 をリザーブできるまで待
機する。
【0024】また、ホストB2bの優先度が低いときに
は、つまりホストB2bより優先度の高いホストA2aがプ
リンタ装置1 を使用しているときは、ホストB2bは共有
メモリ14をリリースする。共有メモリ14のリリース後、
ホストB2bはホストA2aのプリンタ装置1 の使用が終了
してプリンタ装置1 をリザーブできるまで待機する。
は、つまりホストB2bより優先度の高いホストA2aがプ
リンタ装置1 を使用しているときは、ホストB2bは共有
メモリ14をリリースする。共有メモリ14のリリース後、
ホストB2bはホストA2aのプリンタ装置1 の使用が終了
してプリンタ装置1 をリザーブできるまで待機する。
【0025】したがって、各ホスト2 から共有メモリ14
へのアクセスは、各ホスト2 に設定されている優先度情
報に基づいて排他制御されることになる。(ステップS1
5 、ステップS16 、ステップS17 )。
へのアクセスは、各ホスト2 に設定されている優先度情
報に基づいて排他制御されることになる。(ステップS1
5 、ステップS16 、ステップS17 )。
【0026】また、プリント出力を中断されたホスト2
は上記ステップS13 〜ステップS17の動作を実行した
後、優先度の高いホスト2 によるプリンタ装置1 の使用
が終了するまで待機する。
は上記ステップS13 〜ステップS17の動作を実行した
後、優先度の高いホスト2 によるプリンタ装置1 の使用
が終了するまで待機する。
【0027】上記したように、共有メモリ14を排他制御
することにより、ホスト2 間の通信を行なうことなく、
優先度制御が可能なプリンタ装置1 を共有することが可
能となる。
することにより、ホスト2 間の通信を行なうことなく、
優先度制御が可能なプリンタ装置1 を共有することが可
能となる。
【0028】なお、上記実施例では、ホスト2 単位に優
先度情報を設定するようにしたが、これに限ることはな
く、出力ジョブ単位に優先度情報を設定してもよく、こ
の場合にはより精密な優先度制御を達成することができ
る。
先度情報を設定するようにしたが、これに限ることはな
く、出力ジョブ単位に優先度情報を設定してもよく、こ
の場合にはより精密な優先度制御を達成することができ
る。
【0029】また、上記実施例では、本発明を複数のコ
ンピュータからなるシステムに適用したが、これに限る
ことはなく、例えば、LAN接続されるプリンタ装置な
どに適用することができることは勿論である。
ンピュータからなるシステムに適用したが、これに限る
ことはなく、例えば、LAN接続されるプリンタ装置な
どに適用することができることは勿論である。
【0030】また、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形可能であることは勿論である。
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形可能であることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプリンタ
装置によれば、メモリ制御手段による排他制御により記
憶手段に記憶されている優先度情報に対応するホストコ
ンピュータの印字要求を実行することにより、ホストコ
ンピュータ間の通信を行なうことなく優先度制御が可能
なプリンタ装置を共有することができる。
装置によれば、メモリ制御手段による排他制御により記
憶手段に記憶されている優先度情報に対応するホストコ
ンピュータの印字要求を実行することにより、ホストコ
ンピュータ間の通信を行なうことなく優先度制御が可能
なプリンタ装置を共有することができる。
【図1】本発明の一実施例のプリンタ装置の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明の一実施例のプリンタ装置のプリンタ共
有制御を示すフローチャートである。
有制御を示すフローチャートである。
1 …プリンタ装置 2 …ホストコンピュータ 14…共有メモリ(記憶手段) 15…CPU(メモリ制御手段、印字制御手段) 17…印字機構部(印字手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のホストコンピュータがアクセス可
能でかつこのアクセスが装置リザーブ命令と装置リリー
ス命令により排他制御されるプリンタ装置において、上
記複数のホストコンピュータがアクセス可能でアクセス
時に上記各ホストコンピュータの有する固有の印字要求
の優先度情報を記憶するな記憶手段と、この記憶手段へ
のアクセスを上記優先度情報に基づいて排他制御するメ
モリ制御手段と、上記各ホストコンピュータから出力さ
れる印字要求を実行する印字手段と、この印字手段を起
動し上記メモリ制御手段による排他制御により上記記憶
手段に記憶されている優先度情報に対応するホストコン
ピュータの印字要求の実行を制御する印字制御手段とを
具備したことを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310666A JPH06161683A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310666A JPH06161683A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161683A true JPH06161683A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18008000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4310666A Pending JPH06161683A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161683A (ja) |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4310666A patent/JPH06161683A/ja active Pending
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