JPH0796642A - プリンタの制御装置 - Google Patents

プリンタの制御装置

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JPH0796642A
JPH0796642A JP5244529A JP24452993A JPH0796642A JP H0796642 A JPH0796642 A JP H0796642A JP 5244529 A JP5244529 A JP 5244529A JP 24452993 A JP24452993 A JP 24452993A JP H0796642 A JPH0796642 A JP H0796642A
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JP
Japan
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data
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job
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JP5244529A
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Inventor
Hiroo Kazama
風間宏夫
Takanobu Suzuki
鈴木孝信
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のホストコンピュータからの入力を効率
的に印字可能にする。 【構成】 複数のホストコンピュータからのデータを複
数のデータ入力手段により受信して、各データ入力手段
に対応する生データ格納手段に格納し、生データ格納手
段に格納した入力データを入力データ受付処理手段によ
って論理ジョブ単位に分割して入力I/O設定情報格納
手段の内容に応じた優先順位で、格納された入力データ
を受付データ格納手段に転送し、受付データ格納手段に
転送されたデータに対して印字処理を施すことにより、
長いジョブによりプリンタが専有されるのを回避し、入
力I/O設定情報格納手段の内容に応じた優先順位で、
複数のホストコンピュータからの入力を効率的に印字す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの制御装置に
関し、特にデータ入力部の制御方式を改善することによ
り複数のホストコンピュータからの入力を効率的に印字
できるようにしたプリンタの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知の複数のホストコンピュータか
らの入力が可能なプリンタとしては、特開平1−140
328号に記載されているように、複数のインターフェ
ース受信部(セントロニクスとRS232C)を設け、
両方の受信部からのデータを受信可能にしたものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つ以
上のデータ入力口を持つ従来公知のプリンタでは、複数
のホストコンピュータから送られてくるデータの混雑を
避けるために、一方のデータが受け付けられている間は
他の入力口からのデータは受け付けないようにしてい
る。そのため、複数のデータ入力口に複数のホストコン
ピュータが接続されているプリンタにおいては、一つの
ホストコンピュータからの入力データが受け付けられる
と、その量や優先度にかかわらず、先に受け付けられた
ホストコンピュータの指示した印字処理が終了するまで
他のホストコンピュータからのデータは受け付けられな
いという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、複数のホストコンピュータからの入力を効率的に印
字できるようにしたプリンタの制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、図
4に示すように、複数のデータ入力手段(135)と、
データ入力手段に入力されたデータを一時的に保持する
データ入力手段と同数の生データ格納手段(132)
と、生データ格納手段に保持されたデータを論理ジョブ
単位に分割して出力装置に登録する入力データ受付処理
手段(134)と、データ受付処理手段によって受け付
けられたデータを保持する受付データ格納手段(13
6)と、各データ入力手段に入力されるデータ形式を受
付データ格納手段へのデータ転送時に変更する必要があ
るか否か、どの生データ格納手段にあるデータの処理を
優先するかの設定情報を保持する入力I/O設定情報格
納手段(133)とを設け、入力I/O設定情報格納手
段の内容に応じた優先順位で、生データ格納手段に格納
されたデータを受付データ格納手段へ転送して、印字処
理を施すようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】複数のホストコンピュータからのデータは、複
数のデータ入力手段(135)により受信され、それぞ
れのデータ入力手段に対応する生データ格納手段(13
2)に転送される。生データ格納手段に格納された入力
データ(物理ジョブ)は、入力データ受付処理手段(1
34)によって論理ジョブ単位に分割され、受付データ
格納手段(136)に転送される。印字処理は、受付デ
ータ格納手段に格納されたデータに対して行われ、入力
データ受付処理手段は、入力I/O設定情報格納手段の
内容に応じた優先順位で、生データ格納手段に格納され
た入力データを受付データ格納手段に転送する。論理ジ
ョブ単位に分割することにより、長いジョブによりプリ
ンタが専有されるのを回避でき、入力I/O設定情報格
納手段の内容に応じた優先順位で、複数のホストコンピ
ュータからの入力を効率的に印字することができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明に好適な一実
施例を詳細に説明する。図1は、印刷制御装置の基本ハ
ードウエア構成図である。図において、100はホスト
コンピュータ108(以下、HOSTと称す)から送ら
れてくるプリントデータを予め選択されたフォーマッタ
で文字情報の解析を行う中央処理装置(以下、CPUと
称す)である。101は、CPUが利用する主記憶装置
である。102は、HOSTからのデータ受信を行う入
出力インターフェースである。103は印字出力装置へ
フォーマット変換されたプリントデータを出力すると同
時に印字出力装置からのステータス(印字出力装置の状
態を示す情報)を受信するための入出力インターフェー
スである。104はディスプレイ、ディスク装置、キー
ボードなどの外部機器とのやりとりを行う入出力回路で
ある。105はCRTディスプレイで、操作に必要なガ
イダンスやジョブのステータスを画面上に表示するため
のものである。106はディスク装置で、プリントジョ
ブをスプールしたり、フォント、フォーム、イメージな
どを格納するものである。107はキーボードで、シス
テムの起動やシステムのメニューを選択したり、必要な
文字情報を入力する手段である。108は、本印刷制御
システムに送るべきプリントデータを持つHOSTであ
る。109は、印刷制御装置からの指示により実際に用
紙に印字する印字出力装置(以下、IOTと称す)であ
る。このIOTには、110(ICカード)や111
(ROMカートリッジ)が装着可能で、フォントなどの
リソースをこれらからロードできるようになっている。
【0008】図2は、印刷制御装置の基本ソフトウエア
構成図である。120はハードウエアを示し、121は
デバイスコントロール(制御)と呼ばれ、ハードウエア
を効率的に動作させるプログラムで構成されている。1
22はディスクオペレーティングシステム(以下、DO
Sと称す)で、ハードディスクやフロッピーディスクな
どの資源を制御するものである。120〜122はシン
グルタスク用に作られたものであり、これらのものが、
マルチタスク用に動作できるようにしたものが、123
のリアルタイムマルチタスクオペレーティングシステム
(以下、RTMTOSと称す)である。以上が基本ソフ
トウエアと呼ばれ、その上に接合ソフトウエア124〜
127(以下、トランスレーションソフトウエアと称
す)が存在する。
【0009】トランスレーションソフトウエア124〜
127は、印刷制御ソフトウエアがコールするファンク
ションをトラップし、これに最適な処理を基本ソフトウ
エアの中から選択実行するものである。ファンクション
内でのパラメータの不一致もこのトランスレーション内
で処理される。基本ソフトウエアで必要なパラメータは
新しく生成され、不必要なものは削除されることにな
る。124は、DOSやRTMTOS用のOSコール変
換でタスク関連の制御コマンド、メモリ管理関連、割り
込み制御関連のコマンド(Create TaskやA
llocateMemoryなどが代表的)を変換する
ソフトウエアである。125は、ファイル管理コール変
換で、マルチタスク環境下でのファイルの取扱いに関す
るコマンド(Open FileやRead File
などが代表的)を変換するソフトウエアである。126
は、I/O(入出力)制御コール変換でIO制御のコマ
ンドを変換するソフトウエアである。127は、ユーザ
インターフェースコントロール変換で、キーボード入力
やCRT出力に関する制御コマンドを変換するソフトウ
エアである。
【0010】129は、入力データ制御部(入力データ
制御タスク)で、データをHOSTから入力し、プリン
ト・ジョブの登録を行う。130は、フォーマッタで後
述の131(印字出力制御部)が容易に印字出来るよう
にデータをフォーマットし直し、中間プリント言語(以
下、プリントスペックと称す)を作成する。131は、
印字出力制御部(印字出力制御タスク)で、フォーマッ
タで作られたプリントスペックを解釈し、実際にビット
マップに展開して印字する。128はジョブ制御部(ジ
ョブ制御タスク)であり、入力データ制御部129、フ
ォーマッタ130、印字出力制御部131とメールで通
信を行いプリント全体の流れを制御している。
【0011】次に、ジョブ制御部の内容については、以
下に詳細に説明する。図3は、印刷制御装置のモジュー
ル間の相関図で通常のプリント・ジョブにおけるジョブ
制御部の制御の流れを説明すると、以下の〜のよう
になる。 入力データ制御タスク129はディスク中(受付デー
タ格納部136)に記憶されている受信したプリント・
ジョブをジョブ制御部128のジョブ・キューに登録す
る。すなわち、入力データ制御タスクはジョブ・キュー
管理関数(登録)を呼出し、プリント・ジョブをジョブ
・キューに登録する。 次に、プリント・ジョブのデータを印字出力制御部1
31が容易に印字できるようフォーマットし、プリント
スペックを作成する。すなわち、ジョブ制御部128の
フォーマッタ起動タスクは、ジョブ・キュー管理関数
(フォーマット可能なジョブの有無)を呼出し、フォー
マットすべきジョブの存在を確認する。もし、存在すれ
ば、そのジョブ情報を入手し、フォーマッタタスク13
0にフォーマット開始命令をメールにて発令する。フォ
ーマッタタスクは、フォーマット開始命令メールを受信
したら、そのジョブのフォーマットを開始し、1ページ
の終了毎にページ終了メールを、また1ジョブの終了毎
にジョブ終了メールを発信する。ジョブ制御部128の
フォーマッタからのメール受信タスクは、フォーマッタ
130からのメールを受信し、その内容がジョブの最初
の通知(最初の1ページの終了)の場合は、ジョブ・キ
ュー管理関数(フォーマッタ開始)を呼出してフォーマ
ッタの開始を通知し、ジョブ終了メールを受信したらフ
ォーマッタの終了を通知する。 次に、印字出力制御部131にプリントスペックを転
送し、印字を行う。すなわち、ジョブ制御部128のア
ウトプット起動タスクは、ジョブ・キュー管理関数(ア
ウトプット可能ジョブの有無)を呼出し、アウトプット
すべきジョブの存在を確認する。もし、存在すれば、そ
のジョブ情報を入手し、アウトプットすべきジョブの存
在を確認する。もし、存在すれば、そのジョブ情報を入
手し、印字出力制御部131のアウトプット・タスクに
印字開始命令をメールにて発令する。アウトプットタス
クは、印字開始命令メールを受信したら、そのジョブを
印字制御部(図示せず)に転送し印字する。ジョブ制御
部128のアウトプットからのメール受信タスクは、印
字出力制御部131のアウトプット・タスクからの印字
終了メールを受信し、ジョブ・キュー管理関数(アウト
プット終了)を呼出してジョブ終了を通知する。
【0012】図4は、入力データ制御ソフト周辺の詳細
な構造図である。プリンタは、4つのHOST108に
接続されており、各HOSTからはモデムを通して形式
の異なるSNA、ASYNC、Centro、Data
Productの4種類のデータがシリアルI/Oー
1、I/Oー2、パラレルI/Oー1、I/Oー2の4
つの入力ポートからなる入出力インターフェース102
を通して受信され、データ入力タスク135は入力デー
タに加工を加えずに磁気ディスク106の生データ格納
手段132に物理ジョブ毎に転送する。データ入力タス
ク135は入力データに加工を加えずに生データ格納手
段に転送し、4つのI/Oに対して1つずつのデータ入
力タスクが合計4つ存在し、1つずつの生データ格納手
段(計4)が存在する。例えば、シリアルI/O−1に
接続されたHOSTからのデータは、シリアル入力タス
ク1により物理ジョブ毎にシリアル1の生データ格納手
段に転送される。物理ジョブとは、データ中にジョブ終
了コードが発見されるまで、又は、一定時間データが送
られてこなかった時までのことであり、データ形式によ
り異なる。
【0013】生データ格納手段にデータが転送される
と、入力データ受付処理タスク134は、物理ジョブを
論理ジョブに分割し、別ファイルとして磁気ディスクの
受付データ格納手段に格納し、ジョブ制御ソフト128
に通知する。論理ジョブごとの分割は、売上明細のよう
な場合には、例えば営業所別などで行なう。なお、入力
データ受付処理タスクは、4つのデータ格納手段内のジ
ョブ・ファイルの有無をポーリングしていて、ジョブ・
ファイルが発見されたとき、そのデータを先頭よりスキ
ャンし、論理ジョブ毎に分割し、受付データ格納手段に
転送する。
【0014】ジョブ制御ソフトは、フォーマッタ130
の準備ができ次第、最もプライオリティーの高いジョブ
中の最も古い論理ジョブをフォーマッタに引き渡す。プ
ライオリティーについては、後述する入力I/O設定情
報としてユーザーインタフェースから設定し、論理ジョ
ブの受信の時間的前後は論理ジョブに受信順の連続番号
を付すことにより行う。フォーマッタは、受付データを
読み、画像を形成する作業を開始する。
【0015】なお、入力データ受付処理タスクが受付デ
ータ格納手段にデータ転送する時には、単に転送する場
合とデータを変換しながら転送する場合とがある。デー
タ変換を必要とする理由は、データの解釈を行っている
フォーマッタ内部がASCIIデータを扱うように作成
されているため、EBCDICデータはASCIIに変
換する必要があることと、入力I/Oによってキャリッ
ジ・リターン等の制御コードが異なるため、フォーマッ
タで使用している制御コードに変換する必要が有るため
である。入力データ受付処理タスクが、受付データ・フ
ァイルを作成するためのデータ変換の必要性は、設定情
報格納手段133に納められたI/Oごとの情報により
判断する。設定情報格納手段133への情報設定は、後
述する図5に示すユーザ・インターフェースのシステム
・コンフィグレーション・メニューにより行う。
【0016】I/O毎の設定情報データは、入力データ
受付処理タスク134が、ジョブ制御ソフト128に論
理ジョブごとの登録を行う際に、各論理ジョブの設定情
報として一緒に引き渡される。この設定情報は、フォー
マッタの画像形成時に使用され、受付データ・ファイル
の先頭部にヘッダ情報として付加することで、ジョブの
引き渡し時に必要なファイル数を減らすことが可能であ
る。また、設定情報の中に、論理ジョブ作成中に決定さ
れるものが存在する場合は、別ファイルとして作成す
る。この設定情報には入力ポートに関する情報以外に、
出力制御に必要な情報や、ポートごとの印字優先度や、
生データ・ファイル名が存在する。
【0017】入力データ受付処理タスク134は生デー
タ格納手段132内の1つのファイルの内容を全て受付
データ格納手段136に転送し終えた時点でその生デー
タ格納手段のファイルを削除する。ジョブの処理中に突
然電源が落ちた場合、受信されていたデータは、生デー
タ・ファイルとして磁気ディスク内に存在するため、次
回の電源投入時にも残っているので印字部の準備が出来
しだい印字される。
【0018】1つの物理ジョブとしての生データ・ファ
イル内に複数の論理ジョブが存在するようなジョブで、
そのジョブの生データ格納手段から受付データ格納手段
への転送中に突然電源が落ちた場合、次回の電源投入後
に再び生データ格納手段から受付データ格納手段への転
送を行うと、電源の落ちる前までのジョブ内容が2つの
論理ジョブとして登録されてしまい、同じジョブを2度
打ち出す可能性がある。このため、電源投入時には、生
データ格納手段のファイルと受付データの元ファイルと
を比較する。もし、同じファイルから作成された受付デ
ータが存在したときは、その受付データを削除する。こ
の時、既にその受付データが印字開始されていた場合
は、その情報は残しておく。システムが立ち上がったあ
とで生データから受付データへのデータ転送は通常通り
に行われる。その後のジョブ制御ソフトからのフォーマ
ッタへのスケジュールの時に、すでに印字されたページ
数が前記ジョブ情報内に存在するため、二重印刷を避け
ることができる。
【0019】複数ある入力I/Oの中の1つにしかHO
STが接続されていないシステムの場合、生データ格納
手段にデータを格納してから、生データ格納手段から受
付データ格納手段へのデータ転送を行うことは、磁気デ
ィスクへの書き込みが2度行われるため、時間的な無駄
が発生する。そのような場合は、入力タスク135は生
データ格納手段132に書き込まずに入力データ受付処
理タスク134に引き渡す。HOSTからのデータは、
直接入力データ受付処理タスクにより適切なデータ変換
が行われ、受付データ格納手段に転送され印字される。
入力データ受付処理タスクは、データのスキャンニング
を行いながらデータの転送を行っているため、このタス
クが動作を開始すると、フォーマッタに割当てられるC
PUの時間が減少する。そのため少々複雑なジョブの場
合は、印字速度に間に合わないことが発生し得る。その
ような場合には入力データ受付処理タスクを停止するこ
とで対応する。このタスクを止めても、各HOSTから
の入力データは各入力タスクにより受信され、生データ
格納手段に書き込まれるためHOSTへの影響は表面化
しない。入力タスク135は、データの加工を行わない
ため、DMA等の高速データ転送が可能で印字速度に悪
影響を与えない。また、データ入力タスクとフォーマッ
タとのCPUを複数用意することで、より高速な印字速
度に対応することが可能である。
【0020】図5は、データ入力ポート設定の一例であ
る。図5(a)は、設定メニューのメインメニューであ
り、インタフェース・コンフィギュレーションとして各
ポートに対するデータ形式が、インタフェース・セット
アップとしては各データ形式ごとにデータ構造が、ま
た、自動印刷可能か否か、ユーザーアクセスについての
レベルがそれぞれ設定できるようになっている。メニュ
ーの設定は、キーボードの矢印キーにより項目を選択
し、エンター・キーにより詳細設定メニューへ移行す
る。図では、2番目のポートを選択している。
【0021】図5(b)、図5(c)は、ポート別設定
メニューであり、シリアル、パラレル通信による入力の
設定、データ形式の設定、ラインプリンタモード可否の
設定、「High」、「Normal」、「Low」、
「Hold」の4段階のプライオリティの設定が可能で
あり、矢印キーにより項目を選択し、各ポートごとに設
定する。
【0022】図5(d)、図5(e)は、データ形式別
設定メニューである。矢印キーにより項目を選択し、各
データ形式を設定する。
【0023】これらのメニューにより、ユーザに設定さ
れた入力ポートの情報は、入力I/O設定情報に格納さ
れる。入力I/O設定情報内の情報は、入力データソフ
トウエアにより参照され、ジョブのシステムへの登録時
に使われる。ここでは矢印キーとエンターキーでの選択
方法の例を記したマウスによる操作で、より簡単なユー
ザインターフェースが可能となる。
【0024】図6は優先順位に応じた生データ格納部か
ら受付データ格納部へのデータ転送処理の1例について
説明する図である。先ず、入力I/O設定情報を調べ、
その結果により入力データ格納部の優先順位を認識し、
最優先の入力データ格納部にデータが入っているか否か
調べる。データが入っていれば入力データ格納部のデー
タを受付データ格納部へ転送し、終了コードが見つかる
まで転送処理を継続する。最優先の入力データ格納部に
もともとデータがないか、転送し終わって削除された場
合には、2番目の優先順位のデータ格納部にデータが入
っているか否か調べて同様の転送処理を行い、これを終
了コードが見つかるまで行う。以後、同様にして優先順
位に応じて順次全てのデータ格納部のデータを受付デー
タ格納部へ転送していく。この処理フローでは、同一デ
ータ格納部内での優先順位について特に説明していない
が、同一データ格納部内での優先順位も設定し、この優
先順位も考慮して転送処理することも勿論可能である。
【0025】なお、上記実施例においては、生データ格
納手段と受付データ格納手段とに、それぞれ磁気ディス
クを使用した例について説明したが、磁気ディスクを使
用する代わりに、主メモリを使用することによって、よ
り高速な印字装置に対応することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力デー
タを一時的に保持する手段として生データ格納手段と受
付データ格納手段との二段階設け、ホストコンピュータ
からの入力データは生データ格納手段に転送され、入力
データ受付処理手段が優先順位に応じて受信した物理ジ
ョブを論理ジョブに分割しながら受付データ格納手段に
転送し、印字は受付データ格納手段に格納された論理ジ
ョブ単位のデータに対して行われるようにしたので、長
いジョブによりプリンタが専有されるのを回避でき、入
力I/O設定情報格納手段の内容に応じた優先順位で、
複数のホストコンピュータからの入力を効率的に印字す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷制御装置の基本ハードウエア構成図であ
る。
【図2】 印刷制御装置の基本ソフトウエア構成図であ
る。
【図3】 印刷制御装置のモジュール間の相関図であ
る。
【図4】 入力データ制御ソフト周辺の詳細な構造図で
ある。
【図5】 データ入力ポート設定のメニューの一例を示
す図である。
【図6】 生データ格納部から受付データ格納部へのデ
ータ転送処理フローの1例を示す図である。
【符号の説明】
100…中央処理装置(CPU)、101…主記憶装
置、102,103…入出力インターフェース、104
…外部機器インターフェース、105…CRTディスプ
レイ、106…磁気ディスク装置、107…キーボー
ド、120…ハードウエア、121…デバイス制御、1
22…ディスクオペレーティングシステム、123…リ
アルタイムマルティタスクシステム、124…OSコー
ル変換、125…ファイル管理コール変換、126…I
O制御コール変換、127…ユーザインターフェースコ
ール変換、128…ジョブ制御部、129…入力データ
制御部、130…フォーマッタ、131…印字出力制御
部、132…生データ格納手段、133…入力I/O設
定情報格納手段、134…入力データ受付処理タスク、
135…入力タスク、136…受付データ格納手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上のデータ入力手段
    と、 データ入力手段に入力されたデータを一時的に保持する
    入力手段と同数の生データ格納手段と、 生データ格納手段に保持されたデータから分割されて生
    成される論理ジョブを格納する受付データ格納手段と、 生データ格納手段に保持されたデータを論理ジョブ単位
    に分割して前記受付データ格納手段に転送し、論理ジョ
    ブを出力装置に登録する機能を有する入力データ受付処
    理手段と、 前記各データ入力手段に入力されるデータ形式が入力デ
    ータ受付処理手段が行う生データ格納手段から受付デー
    タ格納手段へのデータ転送時にデータ変更が必要か否
    か、どの生データ格納手段にあるデータの処理を優先す
    るかどうかの設定情報を保持する入力I/O設定情報格
    納手段と、 入力I/O設定情報格納手段に格納されたデータに基づ
    いて入力データ受付処理手段から渡される受付データ格
    納手段に格納されたデータに対して出力処理を施す出力
    処理手段と、を備えたプリンタの制御装置。
JP5244529A 1993-09-30 1993-09-30 プリンタの制御装置 Pending JPH0796642A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018088159A1 (ja) * 2016-11-14 2018-05-17 株式会社プラザクリエイト オーダ管理装置、オーダ管理方法、及びオーダ管理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018088159A1 (ja) * 2016-11-14 2018-05-17 株式会社プラザクリエイト オーダ管理装置、オーダ管理方法、及びオーダ管理プログラム

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