JPH0660002A - 出力装置のモード設定システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データファイルの出力装置のモード設定の変
更を、現在実行しているプログラムで容易に変更可能と
し、操作者の負荷を軽減する。 【構成】 アプリケーションプログラムを用いて作成さ
れた文書データ等からなるデータファイルの出力時に、
このデータファイルの先頭に特定されたエリアを検出す
る先頭エリア検出部と、この先頭エリア検出部で検出し
たエリア内の文字コードを、データファイルを出力する
出力装置の動作モードの設定制御に用いる出力制御設定
パラメータに変換するパラメータ判読部と、このパラメ
ータ判読部で翻訳した出力制御設定パラメータに基づ
き、出力装置の動作モードの設定制御を行なうモード設
定部とを設けることを特徴とする出力装置のモード設定
システム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーションや
パソコンなどの出力装置の制御技術に係わり、特に、パ
ソコン通信などでの通信手順のモード設定や、ローカル
エリアネットワーク（ＬＡＮ：Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ
Ｎｅｔｗｏｒｋ）内のプリンタの縦横印刷や変倍等のモ
ード設定などを効率良く行なうのに好適な出力装置のモ
ード設定システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ワークステーションやパソコンな
どにおいては、表示画面を見ながら対話的に作成した文
書データ等からなるデータファイルを出力する際には、
出力装置に、様々な情報を通知して、出力装置の動作設
定を行なう。例えば、通信回線を介して他のコンピュー
タに送信する際には、通信方式（非同期方式、同期方
式）や、キャラクタ長、パリティチェックの有無、転送
速度などの設定を行なう。また、プリンタで印字出力す
る場合には、プリンタ種別や文字サイズ、および、用紙
サイズ、用紙方向などの設定を行なう。

【０００３】ＬＡＮなどでは、１台のプリンタを数台の
端末で共有し、資源の有効活用を図っているが、それぞ
れの端末のメーカが異なる場合には、例えば、戸根勤著
「ＭＳ−ＤＯＳユーザのためのパソコンＬＡＮ入門」
（１９９２年、オーム社発行）の第１３４頁から第１３
８頁に記載のように、各アプリケーションプログラム
に、プリンタ対応の制御コードや文字コード情報を付与
したり、レーザプリンタのような高機能なプリンタの場
合には、プリンタ側にエミュレータを設けて対処してい
る。

【０００４】このように、作成した文書データの出力時
には、出力先の装置などに対応した設定制御が行なわれ
ていなければならない。そして、設定内容を変更する場
合には、データファイルの作成に用いたアプリケーショ
ンプログラムを終了して、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ
Ｓｙｓｔｅｍ、オペレーティングシステム）のコマンド
に戻り、別のプログラムを起動させなければならない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、データファイルの出力時におい
て、出力装置のモード設定を変更する場合には、ＯＳコ
マンドに戻り、別のプログラムを起動させなければなら
ず、操作が複雑となり、出力装置の設定を効率良く行な
うことができない点である。本発明の目的は、これら従
来技術の課題を解決し、現在実行しているアプリケーシ
ョンプログラムで、出力装置のモード設定の変更がで
き、出力装置のモード設定を容易とし、操作者の負荷の
軽減を可能とする出力装置のモード設定システムを提供
することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の出力装置のモード設定システムは、（１）
アプリケーションプログラムを用いて作成された文書デ
ータ等からなるデータファイルの出力時に、このデータ
ファイルの先頭に特定されたエリアを検出する先頭エリ
ア検出部と、この先頭エリア検出部で検出したエリア内
の文字コードを、データファイルを出力する出力装置の
動作モードの設定制御に用いるパラメータに変換するパ
ラメータ判読部と、このパラメータ判読部で変換したパ
ラメータに基づき、出力装置の動作モードの設定制御を
行なうモード設定部とを設けることを特徴とする。ま
た、（２）上記（１）に記載の出力装置のモード設定シ
ステムにおいて、先頭エリア検出部は、データファイル
から予め定められた文字を検出する特定文字検出部を具
備し、この特定文字検出部による予め定められた文字の
検出に基づき、特定されたエリアを検出することを特徴
とする。また、（３）上記（１）に記載の出力装置のモ
ード設定システムにおいて、先頭エリア検出部は、デー
タファイルの予め定められた数の先頭行を検出する特定
行検出部を具備し、この特定行検出部による先頭行の検
出に基づき、特定されたエリアを検出することを特徴と
する。また、（４）上記（１）から（３）のいずれかに
記載の出力装置のモード設定システムにおいて、モード
設定部は、パラメータ判読部で変換したパラメータが、
データファイルの通信制御を行なう通信制御部の動作モ
ードの設定制御用のものであれば、このパラメータに基
づき、通信制御部の動作モードの設定制御を行なう通信
モード設定部を具備することを特徴とする。また、
（５）上記（１）から（４）のいずれかに記載の出力装
置のモード設定システムにおいて、モード設定部は、パ
ラメータ判読部で変換したパラメータが、データファイ
ルを印刷するプリンタの動作モードの設定制御用のもの
であれば、このパラメータに基づき、プリンタの動作モ
ードの設定制御を行なうプリンタモード設定部を具備す
ることを特徴とする。また、（６）上記（５）に記載の
出力装置のモード設定システムにおいて、先頭エリア検
出部とパラメータ判読部、および、プリンタモード設定
部を具備するモード設定部を、ローカルエリアネットワ
ークで接続されたプリンタサーバに設け、このプリンタ
サーバで、データファイルを印刷出力するプリンタの動
作モードの設定を行なうことを特徴とする。また、
（７）上記（５）に記載の出力装置のモード設定システ
ムにおいて、先頭エリア検出部とパラメータ判読部、お
よび、プリンタモード設定部を具備するモード設定部
を、ローカルエリアネットワークで接続されたプリンタ
に設け、このプリンタ自身で、データファイルの印刷動
作モードの設定を行なうことを特徴とする。また、
（８）上記（１）から（７）のいずれかに記載の出力装
置のモード設定システムにおいて、パラメータ判読部
は、文字コードのパラメータへの変換に用いるを対応付
け情報を格納するメモリカードを具備し、このメモリカ
ードに格納された対応付け情報に基づき、文字コード
を、パラメータに変換することを特徴とする。

【０００７】

【作用】本発明においては、アプリケーションプログラ
ム上で作成されるデータファイルには、例えば、一行目
がプリンタのモード設定制御の行として確保されてお
り、操作者は、そこに、印刷の縦横方向や、変倍等のプ
リンタのモード設定のためのパラメータに対応する文字
コードを入力する。そして、このデータファイルの出力
時に、先頭エリア検出部は、このデータファイルの一行
目を検出し、パラメータ判読部は、この一行目にある文
字コードを、プリンタの動作モードの設定制御に用いる
パラメータに変換し、モード設定部は、このパラメータ
に基づき、プリンタのモード設定を行なう。このように
して、操作者は、プリンタ等の出力装置のモード設定
を、現在実行中のアプリケーションプログラムで行なう
ことができる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明の出力装置のモード設定シス
テムを設けたＬＡＮの本発明に係わる構成の第１の実施
例を示すブロック図である。本図において、１はクライ
アントとしてのワークステーション、２はプリンタサー
バ、３はハードディスク装置（図中、ＨＤＤと記載）、
４はプリンタであり、ワークステーション１とプリンタ
サーバ２を同軸ケーブル等により接続し、ＬＡＮが構成
されている。

【０００９】ワークステーション１は、例えば、印刷対
象のデータファイルの作成処理を行なうアプリケーショ
ンプログラム５と、ハードウェアの格機能を効率良く稼
働させ、アプリケーションプログラム５で与えられる仕
事を効率良く処理するＯＳ６と、アプリケーションプロ
グラム５からシステムコールが実行されると、ネットワ
ーク上のサーバ２に対するものか、ワークステーション
１自体に対するものかを判断し、その振り分けを行なう
リディレクタ７と、通信時のプロトコル処理などを行な
うネットワークＢＩＯＳ（Ｂａｓｉｃ Ｉｎｐｕｔ Ｏ
ｕｔｐｕｔ Ｓｙｓｔｅｍ）８と、プリンタサーバ２を
接続するネットワークハードウェア９とにより構成され
ている。

【００１０】また、プリンタサーバ２は、ワークステー
ション１を接続するネットワークハードウェア１０と、
通信時のプロトコル処理などを行なうネットワークＢＩ
ＯＳ１１と、プリンタサーバ２の動作を制御するサーバ
ソフトウェア１２と、サーバソフトウェア１２による制
御を効率良く処理するためのＯＳ１３と、プリンタ４を
制御するプログラムであるプリンタドライバ１４とによ
り構成されている。

【００１１】このプリンタドライバ１４には、ワークス
テーション１においてアプリケーションプログラム５を
用いて作成された文書データ等からなるデータファイル
の出力時に、このデータファイルの先頭に特定されたエ
リアを検出する先頭エリア検出部１５と、この先頭エリ
ア検出部１５で検出したエリア内の文字コードを、プリ
ンタ４の動作モードの設定制御に用いるパラメータに変
換するパラメータ判読部１６と、このパラメータ判読部
１６で変換したパラメータに基づき、プリンタ４の動作
モードの設定制御を行なうモード設定部１７とが設け
ら、本発明に係わる出力装置のモード設定を行なう。

【００１２】また、先頭エリア検出部１５は、データフ
ァイルの予め定められた数の先頭行を検出する特定行検
出部１８を具備し、この特定行検出部による先頭行の検
出に基づき、特定されたエリアを検出する。また、モー
ド設定部１７は、パラメータ判読部１６で変換したパラ
メータが、データファイルを印刷するプリンタ４の動作
モードの設定制御用のものであれば、この出力制御設定
パラメータに基づき、プリンタ４の動作モードの設定制
御を行なうプリンタモード設定部１９を具備する。

【００１３】このように、本第１の実施例では、特定行
検出部１８を具備する先頭エリア検出部１５と、パラメ
ータ判読部１６、および、プリンタモード設定部１９を
具備するモード設定部１７を、ＬＡＮで接続されたプリ
ンタサーバ２のプリンタドライバ１４に設け、このプリ
ンタサーバ２で、データファイルを印刷出力するプリン
タ４の、縦方向や横方向の印字方向の設定や、縮小、拡
大などの変倍印字の設定など、動作モードの設定を行な
う。この時、プリンタサーバ２は、ワークステーション
１より送られてきたデータファイルを、ハードディスク
装置３を用いてそのままスプールし、スプール完了後
に、プリンタ４に送り出す。本発明に係わるパラメータ
の判断は、プリンタドライバ１４内で行ない、それ以降
のデータを、プリンタ４に出力する。尚、一つのスプー
ルデータファイルの出力が終了しても、プリンタ４のモ
ード設定はそのままで、プリンタドライバ１４が、新た
なパラメータを受け取るまで、その状態を維持する。

【００１４】図２は、図１における出力装置のモード設
定システムの本発明に係わる処理動作を示すフローチャ
ートである。図１のアプリケーションプログラム５から
印刷命令が出ると、ワークステーション１は、従来通
り、印刷対象となるデータファイルを、図１のプリンタ
サーバ２に送る（ステップ２０１）。図１のプリンタサ
ーバ２では、プリンタドライバ１４により、プリンタの
モード設定用のパラメータを判断し、送られてきたデー
タファイルに、それがあれば（ステップ２０２）、その
プリンタのモード設定用のパラメータを図１のプリンタ
４に出力し、プリンタ４のモードを設定する（ステップ
２０３）。そして、データファイルを図１のプリンタ４
へ出力する（ステップ２０４）。尚、ステップ２０２に
おいて、送られてきたデータファイルに、プリンタ設定
パラメータがなければ、データファイルを、そのまま図
１のプリンタ４へ出力する。

【００１５】図１、および、図２で示した実施例では、
プリンタのモード設定用のパラメータの判断は、プリン
タサーバ２のプリンタドライバ１４内で行なっている
が、例えば、プリンタ４内のパラメータ識別回路で、あ
るいは、次の図３で示すように、プリンタ４に差し込む
ＲＯＭカードなどで行ない、それ以降のデータを、プリ
ンタ４に出力するものでも良い。

【００１６】図３は、本発明の出力装置のモード設定シ
ステムを設けたＬＡＮの本発明に係わる構成の第２の実
施例を示すブロック図である。本図において、１は、図
１におけるワークステーションと同じであり、アプリケ
ーションプログラム５〜ネットワークハードウェア９に
より構成され、また、２ａは、図１におけるプリンタサ
ーバ２に対応するものであるが、従来技術のプリンタド
ライバ１４ａを具備するものであり、ワークステーショ
ン１からのデータファイルを、ハードディスク装置３に
スプールしてプリンタ４ａに転送する。

【００１７】プリンタ４ａには、ワークステーション１
のアプリケーションプログラム５で作成され、プリンタ
サーバ２ａから送られてきたデータファイルの出力時
に、このデータファイルの先頭に特定されたエリアを検
出する先頭エリア検出部１５ａと、この先頭エリア検出
部１５ａで検出したエリア内の文字コードを、メモリカ
ード２０に格納した変換情報に基づき、プリンタ４ａの
動作モードの設定制御に用いるパラメータに変換するパ
ラメータ判読部１６ａと、このパラメータ判読部１６ａ
で変換したパラメータに基づき、プリンタ４ａの動作モ
ードの設定制御を行なうモード設定部１７ａとが設けら
れている。

【００１８】先頭エリア検出部１５ａは、例えば、デー
タファイルの第１行目にある特定の文字コードを検出す
る特定文字検出部１８ａを具備し、この特定文字検出部
１８ａによる特定文字の検出に基づき、特定されたエリ
アを検出する。また、モード設定部１７ａは、パラメー
タ判読部１６ａで変換したパラメータが、データファイ
ルを印刷するプリンタ４ａの動作モードの設定制御用の
ものであれば、このパラメータに基づき、プリンタ４ａ
の動作モードの設定制御を行なうプリンタモード設定部
１９ａを具備する。

【００１９】このように、本第２の実施例では、特定文
字検出部１８ａを具備する先頭エリア検出部１５ａと、
メモリカード２０の記憶内容を参照するパラメータ判読
部１６ａ、および、プリンタモード設定部１９ａを具備
するモード設定部１７ａを、プリンタ４ａに設け、プリ
ンタ４ａ自体で、ワークステーション１からのデータフ
ァイルを印刷出力する時の動作モードの設定を行なう。
このように、プリンタの中でパラメータに基づくモード
設定を行なうことにより、図１における第１の実施例の
出力装置のモード設定システムよりも速く、プリンタに
データを送ることができる。また、メモリカードを変え
ることにより、多くのモード設定用パラメータのパター
ンを設定することができる。

【００２０】図４は、本発明の出力装置のモード設定シ
ステムの本発明に係わる構成の第３の実施例を示すブロ
ック図である。本図において、１ａは、自装置内で本発
明に係わる出力装置のモード設定を行なうパーソナルコ
ンピュータであり、モデム（変復調装置、Ｍｏｄｅｍ：
ＭＯｄｕｌａｔｏｒ ＤＥＭｏｄｕｌａｔｏｒ）２３を
介して電話網などの一般回線２４に接続されている。

【００２１】パーソナルコンピュータ１ａは、例えば、
印刷対象のデータファイルの作成処理を行なうアプリケ
ーションプログラム５ａと、ハードウェアの格機能を効
率良く稼働させ、アプリケーションプログラム５ａで与
えられる仕事を効率良く処理するＯＳ６ａと、アプリケ
ーションプログラム５ａからシステムコールが、図示し
ていないプリンタによる印刷出力か、モデム２３を介し
ての通信出力かを判断し、その振り分けを行なうリディ
レクタ７ａと、通信時のプロトコル処理などを行なう通
信制御部２２と、本発明に係わる出力モード設定を行な
うための先頭エリア検出部１５ｂと、この先頭エリア検
出部１５ｂで検出したエリア内の文字コードを、通信制
御部２２の通信動作モードの設定制御に用いるパラメー
タに変換するパラメータ判読部１６ｂと、このパラメー
タ判読部１６ｂで変換したパラメータに基づき、通信制
御部２２の通信動作モードの設定制御を行なう通信モー
ド設定部２１を具備したモード設定部１７ｂとにより構
成されている。

【００２２】このような構成のパーソナルコンピュータ
１ａを用いて、操作者は、アプリケーションプログラム
５ａを用いて作成した文書データ等からなるデータファ
イルを出力する時に、例えば、この文書の一行目に、通
信方式（非同期方式、同期方式）や、キャラクタ長、パ
リティチェックの有無、転送速度などの設定を指示する
文字コードを入力しておく。先頭エリア検出部１５ｂ
は、このデータファイルの通信出力時に、このデータフ
ァイルの一行目を特定のエリアとして検出し、パラメー
タ判読部１６ｂは、この一行目にある文字コードを、通
信制御部２２の動作モードの設定制御に用いるパラメー
タに変換する。そして、モード設定部１７ｂの通信モー
ド設定部２１は、このパラメータに基づき、通信制御部
２２の通信に係わるモード設定を行なう。

【００２３】このようにして、本第３の実施例では、本
発明に係わる出力モード設定を行なう先頭エリア検出部
１５ｂと、パラメータ判読部１６ｂ、および、通信モー
ド設定部２１を具備するモード設定部１７ｂを、パーソ
ナルコンピュータ１ａに設け、アプリケーションプログ
ラム５ａで作成される文書データ等のファイルの通信
を、効率良く行なうことができる。

【００２４】以上、図１〜図４を用いて説明したよう
に、本実施例の出力装置のモード設定システムでは、ア
プリケーションプログラムで作成するデータファイルの
先頭エリアを、特定の情報入力エリアに割り当て、この
先頭の情報入力エリアに入力された設定文字を基に、出
力装置の様々なモード設定制御を行なう。このように、
アプリケーションプログラム上でのモード設定の指定を
行なうことができ、操作者のプリンタや通信装置などの
モード設定が容易となる。

【００２５】また、例えば、プリンタのモード設定用デ
ータと文書データがリンクされて、一つのスプールデー
タファイルとなってプリンタに出力されるため、操作者
の指定通りのモードで、文書データを印刷することがで
きる。また、プリンタに出力装置のモード設定システム
を設けると、プリンタの中でパラメータが処理されるた
め、さらに速くプリンタにデータファイルを送ることが
できる。また、パラメータ変換に係わる情報をメモリカ
ードに格納しておくことにより、メモリカードの変更
で、より多くのモード設定用パラメータのパターンを設
定することができる。

【００２６】尚、本発明は、図１〜図４を用いて説明し
た実施例に限定されるものではない。例えば、図３にお
けるメモリカードは、図１、図４におけるパラメータ判
読部でも用いることが可能である。また、図３のプリン
タ４ａにおいて、メモリカード２０を用いない場合に
は、先頭エリア検出部、パラメータ判読部、モード設定
部を簡易な回路で構成することができる。

【００２７】

【発明の効果】本発明によれば、データファイルの出力
時において、出力装置のモード設定を変更する場合に
も、現在実行しているプログラムで変更することがで
き、出力装置のモード設定が容易となり、効率の良い出
力装置のモード設定が可能である。

【００２８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の出力装置のモード設定システムを設け
たＬＡＮの本発明に係わる構成の第１の実施例を示すブ
ロック図である。

【図２】図１における出力装置のモード設定システムの
本発明に係わる処理動作を示すフローチャートである。

【図３】本発明の出力装置のモード設定システムを設け
たＬＡＮの本発明に係わる構成の第２の実施例を示すブ
ロック図である。

【図４】本発明の出力装置のモード設定システムの本発
明に係わる構成の第３の実施例を示すブロック図であ
る。

【符号の説明】

１ ワークステーション １ａ パーソナルコンピュータ ２、２ａ プリンタサーバ ３ ハードディスク装置 ４、４ａ プリンタ ５、５ａ アプリケーションプログラム ６、６ａ ＯＳ ７、７ａ リディレクタ ８ ネットワークＢＩＯＳ ９ ネットワークハードウェア １０ ネットワークハードウェア １１ ネットワークＢＩＯＳ １２ サーバソフトウェア １３ ＯＳ １４、１４ａ プリンタドライバ １５、１５ａ、１５ｂ 先頭エリア検出部 １６、１６ａ、１６ｂ パラメータ判読部 １７、１７ａ、１７ｂ モード設定部 １８ 特定行検出部 １８ａ 特定文字検出部 １９、１９ａ プリンタモード設定部 ２０ メモリカード ２１ 通信モード設定部 ２２ 通信制御部 ２３ モデム ２４ 一般回線

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 アプリケーションプログラムを用いて作
   成された文書データ等からなるデータファイルの出力時
   に、該データファイルの先頭に特定されたエリアを検出
   する先頭エリア検出手段と、該先頭エリア検出手段で検
   出したエリア内の文字コードを、上記データファイルを
   出力する出力装置の動作モードの設定制御に用いるパラ
   メータに変換するパラメータ判読手段と、該パラメータ
   判読手段で変換したパラメータに基づき、上記出力装置
   の動作モードの設定制御を行なうモード設定手段とを設
   けることを特徴とする出力装置のモード設定システム。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の出力装置のモード設定
   システムにおいて、上記先頭エリア検出手段は、上記デ
   ータファイルから予め定められた文字を検出する特定文
   字検出手段を具備し、該特定文字検出手段による上記予
   め定められた文字の検出に基づき、上記特定されたエリ
   アを検出することを特徴とする出力装置のモード設定シ
   ステム。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の出力装置のモード設定
   システムにおいて、上記先頭エリア検出手段は、上記デ
   ータファイルの予め定められた数の先頭行を検出する特
   定行検出手段を具備し、該特定行検出手段による上記予
   め定められた先頭行の検出に基づき、上記特定されたエ
   リアを検出することを特徴とする出力装置のモード設定
   システム。
4. 【請求項４】 請求項１から請求項３のいずれかに記載
   の出力装置のモード設定システムにおいて、上記モード
   設定手段は、上記パラメータ判読手段で変換したパラメ
   ータが、上記データファイルの通信制御を行なう通信制
   御手段の動作モードの設定制御用であれば、該パラメー
   タに基づき、上記通信制御手段の動作モードの設定制御
   を行なう通信モード設定手段を具備することを特徴とす
   る出力装置のモード設定システム。
5. 【請求項５】 請求項１から請求項４のいずれかに記載
   の出力装置のモード設定システムにおいて、上記モード
   設定手段は、上記パラメータ判読手段で変換したパラメ
   ータが、上記データファイルを印刷するプリンタの動作
   モードの設定制御用であれば、該パラメータに基づき、
   プリンタの動作モードの設定制御を行なうプリンタモー
   ド設定手段を具備することを特徴とする出力装置のモー
   ド設定システム。
6. 【請求項６】 請求項５に記載の出力装置のモード設定
   システムにおいて、上記先頭エリア検出手段とパラメー
   タ判読手段、および、上記プリンタモード設定手段とを
   具備するモード設定手段を、ローカルエリアネットワー
   クで接続されたプリンタサーバに設け、該プリンタサー
   バ側で、上記データファイルを印刷出力するプリンタの
   動作モードの設定を行なうことを特徴とする出力装置の
   モード設定システム。
7. 【請求項７】 請求項５に記載の出力装置のモード設定
   システムにおいて、上記先頭エリア検出手段とパラメー
   タ判読手段、および、上記プリンタモード設定手段とを
   具備するモード設定手段を、ローカルエリアネットワー
   クで接続されたプリンタに設け、該プリンタ自身で、上
   記データファイルの印刷動作モードの設定を行なうこと
   を特徴とする出力装置のモード設定システム。
8. 【請求項８】 請求項１から請求項７のいずれかに記載
   の出力装置のモード設定システムにおいて、上記パラメ
   ータ判読手段は、上記文字コードの上記パラメータへの
   変換に用いるを対応付け情報を格納するメモリカードを
   具備し、該メモリカードに格納された対応付け情報に基
   づき、上記文字コードを、上記パラメータに変換するこ
   とを特徴とする出力装置のモード設定システム。