JP2004030087A - 情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリカードを有する情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、簡単な操作によりメモリカードのデータに対する様々な情報処理を行なえるようにする。
【解決手段】メモリカード50を有する画像処理装置10に、メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキー150を設け、カードキー150が操作された際、メモリカード50中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを情報処理端末20側で起動させる。カードキー150が操作された際、メモリカード50中のデータに対する複数の情報処理のうち情報処理端末20側で設定された特定の情報処理を実行し、情報処理端末20側で特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースを情報処理端末20で起動させる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカードを用いる情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の形式のメモリカード(コンパクトフラッシュ(商標名)、スマートメディア(商標名)、メモリ・スティック(商標名)PCカード、ICカードなど)が情報処理端末とともに用いられている。
【0003】
メモリカードに対する読み書きはメモリカードの方式に適合したメモリカードインターフェースを介して行なう。メモリカードインターフェースは情報処理端末に内蔵または外付けされ、直接メモリカードを装着する構成の他、PCMCIAのような汎用的なインターフェースを用いる場合もある。
【0004】
メモリカードは、画像や音声などの種々のデジタルデータの記録、再生に用いられ、また、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、プリンタ、スキャナなどの装置の間でデータを交換するのに用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
メモリカードはパーソナルコンピュータのような情報処理端末のみならず、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、プリンタ、スキャナなどの情報処理装置に内蔵あるいは接続できるようになっている。
【0006】
特にメモリカードに格納されたデータを取り扱う情報処理装置、特に、プリンタのような情報処理装置においては、専用ボタンを設け、この専用ボタンの押下に基づきメモリカードに格納されたデータに対して特定の情報処理、たとえば画像データの印刷出力などを行なう構成が知られている(特開2001−096868号など)。
【0007】
このようにメモリカードに格納されたデータに対して特定の情報処理を指定する専用ボタンを設ける構成は、その機器で即座に特定の情報処理を実行させることができ便利である反面、実行可能な情報処理がその専用ボタンにより指定できるものに限られる、という問題がある。
【0008】
本発明の課題は、上記の問題を解決し、メモリカードを有する情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、簡単な操作によりメモリカードに格納されたデータに対する様々な情報処理を行なえるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、メモリカードを用いる情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムにおいて、前記情報処理装置に、前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが設けられており、前記カードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させる構成を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下では、メモリカードインターフェースを有する画像処理装置と、たとえばパーソナルコンピュータのような他の情報処理端末から成るシステムを例示する。このうち、メモリカードインターフェースを有する画像処理装置は、画像データの印刷、ネットワークインターフェースを介した他の機器に対する入出力(たとえばファクシミリやメールなどの送受信)などを行なえるいわゆるデジタル複合機であるものとする。
【0011】
図1は、本発明を採用した画像処理装置10の基本構成を示している。
【0012】
図1において、システム制御部101は、システムバス120を介して装置全体の動作を制御する。システム制御部101は、マイクロプロセッサなどから構成される。
【0013】
ROM102は、本発明を実施するためのシステム制御部101の制御プログラム(後述)、定数データなどを格納している。
【0014】
登録メモリ103は、バッテリーバックアップされたSRAMもしくはフラッシュメモリなどで構成され、オペレータが登録した設定値や装置の管理データなどを格納するためのものである。
【0015】
画像メモリ104は、DRAMなどにより構成され、画像データを蓄積するためのものである。
【0016】
ワークメモリ105は、DRAMなどで構成され、プログラム制御変数などを格納するためのものである。
【0017】
操作部106は、各種のキースイッチにより構成され、オペレータが画像処理装置10に対して各種入力を行なうためのものである。本実施形態においては、操作部106にカードキー150が設けられている。
【0018】
本実施形態においては、このカードキー150には、主に次のような2つの意味がある。
【0019】
(1)後述の情報処理端末20側で、カードキー150の押下に応じて後述のメモリカード50に格納されたデータ(ファイル)に対して実行すべき特定の情報処理(ファイルのコピー、FAX送信、メール送信など。)が定義されている場合はその情報処理を即座に実行させる。この特定の情報処理は、複数の情報処理のうちから1つを定義可能とする。
【0020】
(2)後述の情報処理端末20側で、カードキー150の押下に応じて実行すべき特定の情報処理が定義されていない場合は、メモリカード50に格納されたデータ(ファイル)に対して実行すべき情報処理を複数の選択肢から選択できるようなユーザーインターフェース(後述のカード・ツールバー400)を起動する。
【0021】
表示部107は、LCDやLEDなどにより構成され、各種表示、表音(音声出力)を行なうものである。
【0022】
読取制御部108は、CCDやCSなどのイメージセンサ、画像処理制御部などにより構成され、原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、さらに色処理、2値化処理、中間調処理などの各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するものである。
【0023】
記録制御部109は、感熱、レーザ、インクジェットなどのプリンタや画像処理制御部などにより構成され、記録する画像データなどをスムージング処理や記録濃度補正処理などの各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、記録紙上に出力するものである。
【0024】
符号化/復号化部110は、生の画像データを符号化(MH、MR、MMR、JBIG、JPEGなどの符号化方式による)し、また、符号化された画像データを生の画像データに復号化するものである。
【0025】
メモリカードI/F111は、メモリカード50を装着するためのスロットなどから構成され、装着されたメモリカード50内のファイルのリード/ライトを行なうものである。メモリカードとしては、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリ・スティック(いずれも商標名)などがあり、メモリカードI/F111はこれらのいずれかの専用のスロットであってもよいし、また、PCMCIAカードスロットなどにより構成して全てのカードに対応できるようにしてもよい。
【0026】
通信制御部112は、モデムやNCU(網制御装置)などにより構成され、通信回線11を介して相手通信装置との間でファクシミリプロトコル(あるいはSMTPのような電子メールプロトコルなど)を用いて画情報などのやり取りを行なうものである。
【0027】
外部I/F制御部113は、シリアル入出力インタフェース用LSI、パラレル入出力インタフェース用LSI、LANインタフェース用LSIなどから構成され、外部I/F30を介して情報処理端末20と各種制御命令やデータの送受信を行なうものである。なお、これらの各種制御命令やデータの送受信に関しては、公知の方法を使用するものとし、詳述しない。
【0028】
図2は、画像処理装置10と接続される情報処理端末20の基本構成を示している。
【0029】
図2においてCPU201は、ROM202、メインメモリ203、または、ハードディスク220に記憶されたプログラム、もしくは、FD(フレキシブルディスク)ドライブ221、CD−ROMドライブ222から読み出されたプログラムに従って、システムバスを介して情報処理端末全体の動作を制御する。
【0030】
ROM202は、本発明を実施するためのCPU201の制御プログラム(後述)、定数データなどを格納している。
【0031】
メインメモリ203は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、情報処理端末の処理を高速に動作させるためのものである。
【0032】
ハードディスク制御部204は、オペレーティング・システム、各種アプリケーションプログラムや画像データなどが格納されるハードディスク220を制御するものである。ハードディスク220には、本実施形態における文字データ処理工程を含む、画像処理装置10に対する各種制御命令やデータの送受信を行うためのアプリケーションソフトおよびドライバソフトがインストールされているものとする。通常、これらのアプリケーションソフトおよびドライバソフトは、これらが記憶された他のコンピュータ可読媒体からFDドライブ221、CD−ROMドライブ222などを介してハードディスク220にインストールされる。また、ネットワーク制御部207やモデム208を介してアプリケーションソフトおよびドライバソフトをダウンロードして、ハードディスク220にインストールすることもできる。
【0033】
キーボード/マウス制御部205は、オペレータからの指示入力手段としてのキーボード/マウス230を制御する。
【0034】
ディスプレイ制御部206は、オペレータに各種表示を行なうディスプレイ240を制御する。
【0035】
ネットワーク制御部207は、ネットワークI/F40を介して図示しないネットワークに接続するための制御を行なう。ここではネットワークへの接続や通信プロトコルなどに関しては公知の方法を使用するものとし、詳細な説明は省略する。
【0036】
モデム208は、通信回線21を介してインターネットサービスプロバイダへの接続(PPPプロトコルによるダイアルアップ)や、相手通信装置との間でデータや画情報などの通信(ファクシミリプロトコルやSMTPなどの電子メールプロトコルその他の通信プロトコルが用いられる)を行なうために用いられる。モデム208は、通常のアナログモデムの他、ISDN用のTAやADSLモデムなどでもよい。
【0037】
外部I/F制御部209は、シリアル入出力インタフェース用LSI、パラレル入出力インタフェース用LSIなどから構成され、外部I/F30を介して画像処理装置10と各種制御命令やデータの送受信を行なう。
【0038】
FDドライブ制御部210は、FDドライブ221に対するデータの入出力を制御する。また、CD−ROMドライブ制御部211は、CD−ROMドライブ222に対するデータの入出力を制御するものである。
【0039】
画像処理装置10と情報処理端末20の接続方式は任意であるが、本実施形態においては、画像処理装置10と情報処理端末20がUSBインタフェースで接続されるものとする。
【0040】
図3は、画像処理装置10と情報処理端末20の外部I/F制御部113、209がUSBインタフェースである場合において、USBデバイスとしての画像処理装置10の論理的な構成を示したものである。
【0041】
情報処理端末20側からは、図3に示すようなUSBデバイスとして画像処理装置10の各資源にアクセスすることができる。すなわち、画像処理装置10は前述のように、記録制御部109、読取制御部108、通信制御部112などを有し、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとしての機能を有する他、さらに画像処理装置10のメモリカードI/F111に接続されたメモリカード50は外部記憶デバイスとしての機能を有する。
【0042】
これらの画像処理装置10の複数の機能は、USBを介して、それぞれ独立した機器(論理デバイス)としてアクセスすることができる。このようなUSB機器の論理構成は、いわゆるUSBコンポジットと呼ばれる。
【0043】
図3中のConfiguration、Interface、Endpoint、といった用語はいずれもUSB通信規格において用いられる論理的なデバイスや機能を取り扱うため単位である。これらの用語の意味の詳細については公知のUSB通信規格で定められている。
【0044】
図3において、最も大きい枠で示されるDevice(301)は、USB通信規格において1つだけ定義することができ、装置全体の属性を示している。Device(301)の属性は、DeviceDescriptorで表現され、DeviceDescriptorには、装置の製造者ID、製品ID、リリース番号、Configuration数などが含まれている。本実施形態においては、Configuration数は「1」である。
【0045】
Device(301)の中には、Configurationが1つ(Configuration1(302))だけ定義されている。Configuration1(302)の属性は、ConfigurationDescriptorで表現され、ConfigurationDescriptorには、そのConfigurationの中のInterface数などが含まれている。本実施形態においては、Interface数は「4」である。
【0046】
Configuration1(302)の中には、Interfaceが4つ(Interface0〜3(304、307、311、315))定義されている。Interface0〜3(304、307、311、315)の属性は、InterfaceDescriptorで表現され、InterfaceDescriptorには、そのInterfaceの中のEndpoint数、クラスコードなどが含まれている。
【0047】
図3のInterface0〜3は、画像処理装置10のプリンタ、スキャナ、FAX、メモリカードの各機能にそれぞれ相当する。
【0048】
本実施形態においては、プリンタ用に使用するInterface0(304)の中のEndpoint数は「2」である。また、スキャナ用に使用するInterface1(307)の中のEndpoint数は「3」である。また、FAX送受信用に使用するInterface2(311)の中のEndpoint数は「3」である。また、メモリカード用に使用するInterface3(315)の中のEndpoint数は「2」である。
【0049】
プリンタ用に使用するInterface0(304)の中には、Endpointが2つ(Endpoint1、2(305、306))だけ定義されている。Endpoint1、2(305、306)の属性は、EndpointDescriptorで表現され、EndpointDescriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint1(305)は、主に制御データ受信や印刷データ受信のために使用される。Endpoint2(306)は、主に受信した印刷データの印刷状況を送信するために使用される。
【0050】
スキャナ用に使用するInterface1(307)の中には、Endpointが3つ(Endpoint3、4、5(308、309、310))だけ定義されている。Endpoint3、4、5(308、309、310)の属性は、EndpointDescriptorで表現され、EndpointDescriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint3(308)は、主に制御データや読み取りデータを送信するために使用される。Endpoint4(309)は、主に制御データを受信するために使用される。Endpoint5(310)は、主に図示しないカードキーが押下されたことを通知するために使用される。
【0051】
FAX送受信用に使用するInterface2(311)の中には、Endpointが3つ(Endpoint6、7、8(312、313、314))だけ定義されている。Endpoint6、7、8(312、313、314)の属性は、EndpointDescriptorで表現され、EndpointDescriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint6(312)は、主に制御データ受信やFAX送信データ受信のために使用される。Endpoint7(313)は、主にFAX受信データ送信やFAX送受信の通信状況を送信するために使用される。Endpoint8(314)は、主にFAX受信が終了したことを通知するために使用される。
【0052】
メモリカード用に使用するInterface3(315)の中には、Endpointが2つ(Endpoint9、10(316、317))だけ定義されている。Endpoint9、10(316、317)の属性は、EndpointDescriptorで表現され、EndpointDescriptorには、そのEndpointのEndpoint番号、通信方向、転送タイプ、パケットサイズなどが含まれている。Endpoint9(316)は、主に制御データ受信やカードデータ受信のために使用される。
【0053】
メモリカード用に使用するInterface3(315)のEndpoint10(317)は、主に制御データ送信やカードデータ送信するために使用される。このような構成にすることにより、画像処理装置10内のメモリカードI/F111(+メモリカード50)は、情報処理端末20からは着脱可能メディアドライブ(たとえば、Windows(商標名)のようなOSにおいてはEドライブやFドライブ)として認識され、また、情報処理端末20からメモリカード50内のファイルのリード/ライトが可能になる。
【0054】
なお、通常、WindowsのようなOSにおいては、外部記憶メディアの有無は常時監視することが可能であり、上記のようなインターフェースにより画像処理装置10のメモリカード50(ないしそのインターフェース111)を情報処理端末20に認識させる場合は、メモリカード50の装着の有無に応じてファイル閲覧アプリケーション上にメモリカード50の装着状態を示すため、アイコン表示などが行なわれるとともに、後述するカード・ツールバー(400)なども自動的に表示させることができる。
【0055】
また、情報処理端末20上のハードディスク220、FDドライブ221、CD−ROMドライブ222などの構成によっては、タイミングによって他のドライブとして認識される可能性がある。たとえば、WindowsのようなOSにおいてはEドライブからFドライブに変更される。このため、ドライブ情報に関しては、必要に応じて、適宜、取得したドライブ情報を使用する構成となっている。
【0056】
本実施形態では、画像処理装置10の操作部106にカードキー150を設け、カードキー150を操作することによりメモリカードに対するアクセスの準備が行なわれ、さらに情報処理端末20側でメモリカードに格納されたデータに対する種々の情報処理の1つを直接実行したり、あるいはメモリカードに格納されたデータに対する種々の情報処理を選択、実行させるためのツールバー(あるいはメニュー)を使用できるようにする。これによりユーザは、画像処理装置10のメモリカードI/F111にメモリカード50を装着し、カードキー150を操作した後、情報処理端末20に移動すれば、即座に情報処理端末20のメモリカードに格納されたデータに対する種々の情報処理を開始することができる。
【0057】
このような構成は、従来のメモリカードインターフェースを有する画像処理装置10においては、(画像処理装置10側の)専用ボタンの操作によりメモリカードに格納されたデータの印刷のような単機能の情報処理しか行なえなかったのとは異なり、非常に便利である。
【0058】
以下では、メモリカード50に格納されたデータに対する情報処理(印刷、コピー、ファクシミリ送信など)は、情報処理端末20側のアプリケーションにより実行されるものとして説明するが、以下の情報処理(印刷、ファクシミリ送信など)は、情報処理端末20の制御の下に画像処理装置10側で実行されるものであってもよい。
【0059】
図4は、情報処理端末20上で画像処理装置10のメモリカードのファイルを取り扱うためのカード・ツールバー400を示している。
【0060】
図4のカード・ツールバー400は情報処理端末20のディスプレイ240に表示し、キーボード/マウス230により操作するものである。カード・ツールバー400はカード読み込み開始用ボタン401〜406と設定ボタン407で構成され、オペレータの操作により起動されるアプリケーションソフトウェアにより動作する。
【0061】
カード・ツールバー400を表示する方法としては次のようなものがある。
【0062】
(1)情報処理端末20のユーザ操作に応じてカード・ツールバー400を表示する。あるいは、情報処理端末20の特定のセットアップ(たとえば情報処理端末20が起動する時に自動的に起動させるアプリケーションとしてカード・ツールバー400を指定しておく)などに応じて、常時表示させておく。下記に例示するカード・ツールバー400のボタンは常時全てを表示する必要はなく、コンテクスト(動作状態やユーザ操作の状態)に応じて必要なものだけを表示する。たとえば、情報処理端末20にメールを送付する機能が存在しない場合には、メールボタン404は表示しない、など。
【0063】
(2)画像処理装置10のメモリカードI/F111にメモリカード50を装着した時、カード・ツールバー400を表示する。通常、WindowsのようなOSにおいては、外部記憶媒体の装着状態を検出し、それに応じて特定のアプリケーションやドライバソフトを起動させることができるので、メモリカード50の装着に応じてカード・ツールバー400を表示するには、このような機構を利用することができる。
【0064】
(3)画像処理装置10のカードキー150が押下された時、カード・ツールバー400を表示する。ただし、カードキー150が押下された時に実行すべき特定の情報処理(コピー、FAX、メールなど)が後述の設定ボタン407により起動されるダイアログで定義されている時は、カード・ツールバー400を表示することなく、その定義された情報処理を実行する。
【0065】
次に図4のカード・ツールバー400の各ボタンの機能につき説明する。
【0066】
情報処理端末20において、カード・ツールバー400の各カード読み込み開始用ボタン401〜406を押下することにより、ファイルの読み込み動作が実行され、読み込み後、それぞれのボタンに設定された情報処理を実行する。各ボタン401〜406に対応付けられた情報処理に必要な設定は、後述のボタン407で起動されるダイアログ、あるいは別途設けられたダイアログによりその情報処理に必要なアプリケーション、保存先のフォルダ名、情報処理に必要なプリンタ/ファクスドライバなどの設定項目を設定できるようにしておく。
【0067】
保存ボタン401が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10のメモリカード50上からファイル情報/データを読み込み、情報処理端末20のファイルシステムにおいてあらかじめ設定されたフォルダ下に保存する(ファイルのコピー動作)。保存するフォルダ名に日付を入れて、どこに保存されたかがユーザにとって分かりやすい構成にしてもよい。また、読み込み後、保存したフォルダを自動的に開き、ディスプレイ240上に表示するようにしてもよい。
【0068】
ファイル起動ボタン402が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10のメモリカード50上からファイル情報/データを読み込み、情報処理端末20上でそのデータを取り扱うのに適切なアプリケーションが起動される。たとえば、デジタルカメラの撮影画像データを格納したメモリカードの場合は、JPEGその他の記録フォーマットで画像データファイルが格納されているので、このような画像データを取り扱える適切なアプリケーション(画像編集ソフトウェアなど)を起動する。WindowsのようなOSでは、一般的にファイルの拡張子により起動されるアプリケーションが決定されるが、あらかじめ起動するアプリケーションを設定できるようにしてもよい。また、起動できないファイルがある場合には、その旨をディスプレイ240上に表示するようにしてもよい。
【0069】
ファクスボタン403が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10のメモリカード50上からファイル情報/データを読み込んだ後、ファイルは設定されたファクスドライバに渡され、ファクス送信画像となる。この時、ファクスドライバは相手先の指定を行なうための設定ダイアログを表示するように構成してもよい。実際のファクシミリ送信動作をどのハードウェア資源により実行するかは情報処理端末20側のファクスドライバの実装次第であり、情報処理端末20側のモデムを用いて行なってもよいし、また、画像処理装置10側の通信制御部112により行なってもよい。
【0070】
メールボタン404が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10のメモリカード50上からファイル情報/データを読み込んだ後、ファイルは設定された電子メールアプリケーションに添付ファイルとして渡され、該電子メールアプリケーションが起動される。
【0071】
印刷ボタン405が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10のメモリカード50上からファイル情報/データを読み込んだ後、ファイルは設定されたプリンタドライバに渡され、プリント画像となる。この時、プリンタドライバはプリントのための詳細設定を行なうための設定ダイアログを表示するように構成してもよい。実際の印刷動作をどのハードウェア資源により実行するかは情報処理端末20側のプリンタドライバの実装次第であり、情報処理端末20側に別途接続された他のプリンタを用いて行なってもよいし、また、画像処理装置10側の記録制御部109により行なってもよい。
【0072】
ファイル表示ボタン406が押下されると、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介してメモリカード50内のファイル情報を読み込んだ後、ファイル一覧が表示される。この時、通常は情報処理端末20側でファイル閲覧用のブラウザアプリケーションやダイアログを起動し、このブラウザアプリケーション/ダイアログを介してより一般的なファイル操作(ファイルコピー、ファイル削除、そのファイルに対するアプリケーションの起動など)をメモリカード50内のファイルに対して行なうことができる。
【0073】
なお、上記のボタン401〜405により起動すべき情報処理は、メモリカード50内の1ないし複数のファイルに対してファイル単位で実行すべきものである(メモリカード50には複数のファイルを格納可能とするのが普通である)。したがって、ボタン401〜405の操作後、ボタン406で起動されるものと同様のファイル閲覧用のブラウザアプリケーションやダイアログを起動し、処理対象とするファイル(1ないし複数)を指定できるようにしておく(メモリカード50に常に単一のデータしか格納されない場合はこの限りではない)。
【0074】
設定ボタン407が押下されると、情報処理端末20で各ボタンに対応するアプリケーション、保存フォルダ名、プリンタ/ファクスドライバを設定するための設定ダイアログを表示し、オペレータは各種設定の変更、保存を行なうことができる。
【0075】
さらに、設定ボタン407押下により起動する設定ダイアログでは、画像処理装置10の操作部106上のカードキー150が押下された場合に情報処理端末20で行なう制御(以降、カードキー押下時制御)の設定も行なうものとする。すなわち、カードキー150の押下時制御には、カード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれかが押下された場合と同一の動作を行なう制御、および、カード・ツールバー400を起動するという制御のいずれか一つを選択し、保存可能である。
【0076】
図5は、本実施形態において画像処理装置10上のカードキー150を押下した時、画像処理装置10のシステム制御部101が実行する処理を示している。通常、この種のプログラムは画像処理装置10のワークメモリ105ないしROM102上で実行されるが、それまでのプログラム入手経路は任意である。
【0077】
画像処理装置10において、操作部106のカードキー150が押下された場合、メモリカード50からの読み込み開始が可能か否かを判断する(ステップS501)。カードの使用中である場合や、カードが無い場合などで読み込み開始が不可能と判断した場合には、読み込みができない旨をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行ない(ステップS507)、処理を終了する。
【0078】
ステップS501で読み込み開始が可能と判断された場合には、カードキー150が押下されたことを外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して情報処理端末20に通知する。そして通知が完了したか否かを判断し(ステップS502)、所定の時間が経っても通知できない場合(ステップS503)には、カード読み込みができない旨をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行ない(ステップS507)、処理を終了する。
【0079】
ステップS502において情報処理端末20への通知が完了した場合には、情報処理端末20から外部I/F制御部122のEndpoint9(316)を介してカード読み込み開始指示を待ち(ステップS504)、所定の時間が経ってもカード読み込み開始指示が無い場合(ステップS505)には、カード読み込みができない旨をオペレータに通知するため表示部107において表示、表音を行ない(ステップS507)、処理を終了する。
【0080】
ステップS504において情報処理端末20からのカード読み込み開始指示があった場合には、メモリカードI/F111を介して読み取られたメモリカード50の内容を、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して情報処理端末20に転送し(ステップS506)、処理を終了する。
【0081】
一方、図6および図7は情報処理端末20のCPU201が実行する処理を示している。通常、この種のプログラムは情報処理端末20のメインメモリ203ないしROM202上で実行されるが、それまでのプログラム入手経路は任意である。また、図6および図7の処理は、単一のドライバソフトウェアやアプリケーションにより実行されるものではなく、その任意の部分をドライバソフトウェアやアプリケーションの一部として実装することができる。
【0082】
まず、カード・ツールバー400上のカード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれかのボタンが押下されたか否かを判断し(ステップS601)、いずれかのボタンが押下された場合には、カード読み込み処理を行なう(ステップS604)。カード読み込み処理の詳細は後述する。なお、図6ではステップS601が先頭に置かれているが、必ずしもこの時カード・ツールバー400が起動済みであることを要求するものではないのはいうまでもない。
【0083】
ステップS601において、カード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれのボタンも押下されていないと判断された場合には、画像処理装置10上のカードキー150が押下されたか否かを判断する(ステップS602)。これは、外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して画像処理装置10からカードキー150が押下されたことの通知があるか否かで判断され、押下されていないと判断された場合には、ステップS601にもどる。
【0084】
また、ステップS602において、カードキー150が押下されたことの通知があったと判断された場合には、カードキー押下時制御として特定の情報処理(コピー、FAX、メールなど)が設定されているかを判断する(ステップS603)。ここで、カードキー押下時制御としてカード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれかの制御(コピー、FAX、メールなど)が設定されていない場合はカードキー押下時制御としてカード・ツールバー400の起動が選択されていると判断し、カード・ツールバー400を起動し(ステップS605)、処理を終了する。
【0085】
一方、カード・ツールバー400の設定ボタン407により起動されるダイアログにおいて、カードキー押下時の制御としてカード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれかの制御が設定されている場合には、直接、ダイアログで定義されているカード読み込み処理を行なう(ステップS604)。カード読み込み処理の詳細は後述する。
【0086】
図7は、図6のステップS604において情報処理端末20が行なうカード読み込み処理を示している。
【0087】
カード・ツールバー400上のカード読み込み開始用ボタン401〜406のいずれかのボタンが押下された場合、もしくは、画像処理装置10上のカードキー150が押下されたことの通知があった場合には、カード読み込み開始が可能か否かを判断する(ステップS701)。これは、画像処理装置10上にメモリカード50が装着されており、他の動作でビジー状態では無いことなどを確認することにより判断される。ステップS701でカード読み込み開始が不可能と判断された場合には、オペレータに処理を続行できない旨のエラーダイアログをディスプレイ240に表示し(ステップS706)、処理を終了する。また、カード読み込み動作を開始できない旨を画像処理装置10に通知するように構成し、画像処理装置10の表示部107でエラー表示を行なうようにしてもよい。
【0088】
一方、ステップS701でカード読み込み開始が可能と判断された場合には、外部I/F制御部122のEndpoint9(316)にカード読み込み開始指示を送出した後、画像処理装置10から転送されるファイル情報/データを外部I/F制御部122のEndpoint10(317)を介して随時受信する(ステップS702)。ステップS703において、カード読み込み中にエラーが無いかどうかを判断し、エラーが無ければ、ステップS704に移行し、エラーがあればエラーダイアログ表示などのエラー処理を行ない(ステップS706)処理を終了する。
【0089】
ステップS704において、メモリカード50の読み込みが終了したか否かを判断し、終了していなければステップS702に移行し、終了していればステップS705に移行する。
【0090】
ステップS705において、前述したように、カード・ツールバー400の各ボタンの処理に対応した情報処理(後処理)を実行する。すなわち、画像処理装置10から転送されるファイルを保存、設定されているアプリケーションやドライバに画像を渡すなどといった情報処理、あるいは画像処理装置10から転送されるファイルをファクシミリ送信する、メールで送信する、印刷するなどの情報処理を実行し、処理を終了する。前述のように、これらの画像処理装置10から転送されるファイルに対する情報処理の任意の部分は、画像処理装置10および情報処理端末20のいずれにおいても実行することができる。
【0091】
以上のように、本実施形態によれば、メモリカードを有する情報処理装置としての画像処理装置10にカードキー150を設けることにより、メモリカードに格納されたデータに対する情報処理を実行させる場合のユーザの利便性を大きく向上させることができる。
【0092】
すなわち、情報処理端末20側でのセットアップに応じて、カードキー150押下時の動作が定義されていれば、その機能(ファイルのコピー、FAX送信、メール送信など)を即座に実行させることができる。従来の単機能の専用ボタン(たとえば単にプリントだけが可能)などに比して、カードキー150の機能として種々の情報処理のいずれかを定義することができ、ユーザのセットアップの自由度が大きくなる。
【0093】
また、情報処理端末20側でのセットアップに応じて、カードキー150押下時に、図4のようなカード・ツールバー400を表示させ、ユーザにその時点での所望の情報処理を選択させることができる。このような構成では、画像処理装置10のメモリカードインターフェースにメモリカード50を装着し、カードキー150を操作した後、情報処理端末側に移動すれば、その時点でカード・ツールバー400が表示されており、ユーザは直ちに所望の情報処理の選択に移ることができる。しかも、カード・ツールバー400を用いる構成は、押下後に情報処理の選択の幅がある、という点で従来の単機能の専用ボタンよりも利点が大きい。
【0094】
以上のように、本実施形態によれば、従来の単機能の専用ボタンを用いる構成に比して、設定および情報処理指定の自由度が大きく、メモリカードのデータに対して容易な操作により多種の情報処理を実行できる優れた情報処理システムを提供することが可能となる。
【0095】
以上では、メモリカードを有する情報処理装置としてファクシミリやプリンタ機能を含む複合機としての画像処理装置10を例に説明したが、本発明はこれに限ることなく、メモリカードを有する情報処理装置を含む情報処理システムに適用できる。
【0096】
また、以上ではメモリカードを有する情報処理装置と情報処理端末のインターフェースがUSBである場合を例示したが、両者の間のインターフェースはUSBに限定されるものではなく、任意のインターフェースハードウェア/ソフトウェアを用いることができる。
【0097】
なお、以上ではUSBコンポジットを利用してメモリカードを有する情報処理装置内の複数の機能のそれぞれを、独立した機器として情報処理端末側からアクセスできるようにする構成を示したが、本発明のカードキーをメモリカードを有する情報処理装置に設ける構成はこのようなUSBコンポジットを用いない構成においてさらに有用となる。
【0098】
たとえば、USBコンポジットを用いる場合は、メモリカードは独立した外部記憶機器として取り扱われ、装着しただけで情報処理端末のファイルシステム中に現れ、たとえカードキーのようなユーザーインターフェースを用いなくても標準のツール(ファイルシステムブラウザなど)を用いてアクセスすることができるのに対して、USBコンポジットを用いずに情報処理装置側のメモリカードを利用させる構成では、カードキーのようなユーザーインターフェースの操作を介してメモリカードにアクセスしなければならない。そして、本発明のカードキーは、従来の単機能の専用ボタンなどに比してユーザが行なえるセットアップの自由度が大きく、また、メモリカード中のデータに対して複数の機能のいずれかを実行させることができる、という大きな利点が得られる。
【0099】
また、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又は、CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0100】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0101】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって、上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、メモリカードを用いる情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムにおいて、前記情報処理装置に、前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが設けられており、前記カードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させる構成を採用しているので、従来の単機能の専用ボタンを用いる構成に比して、設定および情報処理指定の自由度が大きく、メモリカードのデータに対して容易な操作により多種の情報処理を実行できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した画像処理装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明を採用した情報処理端末の構成を示したブロック図である。
【図3】USBデバイスの論理構成を示した説明図である。
【図4】本発明において情報処理端末で起動されるカード・ツールバーの構成を示した説明図である。
【図5】本発明の画像処理装置が実行する制御手順を示したフローチャート図である。
【図6】本発明の情報処理端末が実行する制御手順を示したフローチャート図である。
【図7】本発明の情報処理端末が実行する制御手順を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
10 画像処理装置
101 システム制御部
102 ROM
103 登録メモリ
104 画像メモリ
105 ワークメモリ
106 操作部
107 表示部
108 読取制御部
109 記録制御部
110 符号化/復号化部
111 メモリカードI/F
112 通信制御部
113 外部I/F制御部
150 カードキー
20 情報処理端末
201 CPU
202 ROM
203 メインメモリ
204 ハードディスク制御部
205 キーボード/マウス制御部
206 ディスプレイ制御部
207 ネットワーク制御部
208 モデム
209 外部I/F制御部
21 通信回線
211 CD−ROMドライブ制御部
220 ハードディスク
221 FDドライブ
222 CD−ROMドライブ
230 キーボード/マウス
240 ディスプレイ
400 カード・ツールバー
401〜406 カード読み込み開始用ボタン
401 保存ボタン
402 ファイル起動ボタン
403 ファクスボタン
404 メールボタン
405 印刷ボタン
406 ファイル表示ボタン
407 設定ボタン
50 メモリカード

Claims (12)

  1. メモリカードを有する情報処理装置と、情報処理端末を含む情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置に、前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーを設け、
    前記カードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち前記情報処理端末側で設定された特定の情報処理を実行し、前記情報処理端末側で特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 情報処理システム中でメモリカードを有する情報処理装置とともに用いられる情報処理端末において、
    前記情報処理装置に設けられた前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを起動することを特徴とする情報処理端末。
  4. 前記情報処理装置で前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち特定の情報処理を実行し、特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースの起動を行なうことを特徴とする請求項3に記載の情報処理端末。
  5. 情報処理システム中で情報処理端末とともに用いられるメモリカードを有する情報処理装置において、
    前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーを設け、
    前記カードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち特定の情報処理を情報処理システム中で実行し、特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. メモリカードを有する情報処理装置と、情報処理端末を含む情報処理システムにおける情報処理方法において、
    前記情報処理装置に設けられた前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち前記情報処理端末側で設定された特定の情報処理を実行し、前記情報処理端末側で特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 情報処理システム中でメモリカードを有する情報処理装置とともに用いられる情報処理端末の情報処理プログラムにおいて、
    前記情報処理装置に設けられた前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを起動することを特徴とする情報処理端末の情報処理プログラム。
  10. 前記情報処理装置で前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち特定の情報処理を実行し、特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースの起動を行なうことを特徴とする請求項9に記載の情報処理端末の情報処理プログラム。
  11. 情報処理システム中で情報処理端末とともに用いられるメモリカードを有する情報処理装置の情報処理プログラムにおいて、
    前記メモリカード中のデータに対する情報処理の実行を指示するカードキーが操作された際、メモリカード中のデータに対する複数の情報処理から所望の1つを選択し、実行させるためのユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする情報処理装置の情報処理プログラム。
  12. 前記カードキーが操作された際、前記メモリカード中のデータに対する複数の情報処理のうち特定の情報処理を情報処理システム中で実行し、特定の情報処理が設定されていない場合、前記ユーザーインターフェースを前記情報処理端末側で起動させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の情報処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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