JPH10290320A - 画像入力装置および画像入力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナからのコピーを短時間で簡単にプリ
ンタに出力することができるスキャナを提供する。 【解決手段】 画像データ生成部１１で得られた画像デ
ータをデータ変換部１５において出力先のプリンタに適
合したプリンタドライバ１６を用いて印刷データに変換
し、出力部２０を介してネットワークプリンタ６〜８あ
るいはローカルプリンタ９のいずれかに出力できるよう
にする。ネットワークスキャナ１０の側で画像データを
印刷データに変換することによってクライアントＰＣ１
を介さずにコピーをとることができ、操作が簡略化され
ると共にネットワーク上のトラフィックを増やさずにス
キャナ１０を用いてコピーを取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像を読み取って
コンピュータなどで処理可能なデータに変換する機能を
備えた画像入力装置および画像入力方法に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】近年、パソコンなどの能力が向上し、カ
ラー画像の処理も比較的簡単に行えるようになってい
る。これに伴ってカラー画像を読み込めるカラースキャ
ナも普及している。多くのスキャナ３は、図４に示すよ
うにユーザのパソコン（クライアントＰＣ）１にセント
ロケーブルやＳＣＳＩケーブルなどのケーブルによって
ローカル接続されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】近年、複数のクライア
ントＰＣでスキャナを共有できるネットワーク対応のス
キャナも検討されている。例えば、図５に示すように、
コンピュータネットワーク（ネットワーク）５に画像デ
ータを送信できるネットワーク対応のスキャナ４は、サ
ーバ２に読み取った画像データをいったん送信し、サー
バ２に蓄積された画像ファイルをクライアントＰＣ１の
側で読み出して画像データを受け取るようにしている。
従って、このようなネットワークスキャナ４を用いて原
稿のコピーを取る場合は、次のように行われる。

【０００４】１．原稿を持ってネットワークスキャナ４
のところに行く。 ２．原稿をセットして、ネットワークスキャナ４の操作
パネルで操作して原稿をスキャンする。 ３．スキャンした画像データは、ファイルサーバ２に送
信される。 ４．原稿をネットワークスキャナ４より取り出してクラ
イアントＰＣ１に行く。 ５．クライアントＰＣ１でアプリケーションプログラム
を立ち上げてファイルサーバ２よりスキャンした画像デ
ータのファイルを取得する。 ６．クライアントＰＣ１で画像データを処理するアプリ
ケーションプログラムを立ち上げてプリンタ出力用に画
像データを処理して印刷データを作成し、その印刷デー
タをネットワークプリンタに送信する。 ７．印刷結果（コピー）を取りに行く。

【０００５】従って、スキャナで読み取った画像のコピ
ーを取るために、サーバにいったん画像データを送信し
画像ファイルを作り、クライアントＰＣで画像ファイル
を受信して印刷データに変換し、さらに、これをネット
ワークプリンタに送信するといった処理が必要になる。
従って、単にコピーと取るためにクライアントＰＣの側
で操作を数多く行う必要があり、また、ネットワーク上
を画像データや印刷データが送受信されるのでネットワ
ークトラフィックも悪化し、サーバの負荷を増加する要
因にもなる。特に、カラー画像は通常のモノクロ画像の
数１０倍のデータ量になるためネットワークトラフィッ
クやサーバの容量に対する影響が大きい。

【０００６】そこで、本発明においては、ネットワーク
に接続された共有可能なスキャナの特徴を活かし、より
簡単な操作でネットワークプリンタでコピーができる画
像入力装置および画像入力方法を提供することを目的し
ている。さらに、サーバやネットワークの負荷にならず
にコピーが取れる、複数のユーザで共有可能な画像入力
装置および画像入力方法を提供することを目的としてい
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、原稿をスキャンして画像データを生成する機能に
加え、画像データを印刷可能なデータに変換して出力す
る機能を画像入力装置に持たせることによって画像入力
装置からプリンタなどの印刷装置に直に印刷データを出
力できるようにしている。すなわち、本発明の画像入力
装置は、原稿をスキャンして画像データを生成する画像
データ生成部と、この画像データを印刷データに変換す
るデータ変換部と、画像データおよび印刷データを出力
可能なデータ出力部と、画像データまたは印刷データの
いずれかを選択してデータ出力部から出力可能な制御部
とを有することを特徴としている。また、本発明の画像
入力方法においては、原稿をスキャンして画像データを
生成する画像データ生成工程と、この画像データを印刷
データに変換するデータ変換工程と、画像データおよび
印刷データのいずれかを選択して出力するデータ出力工
程とを有することを特徴としている。

【０００８】このような画像入力装置および画像入力方
法においては、画像データを印刷データに変換して印刷
装置に直に供給することが可能なので、クライアントＰ
Ｃなどのパソコンで画像データを印刷データに変換する
手間を省くことができ、簡単な操作でコピーを印刷する
ことができる。さらに、画像入力装置の側で画像データ
を印刷データに変換することにより、１または複数の走
査線単位で生成される画像データをその単位で印刷デー
タに変換することも可能となり、印刷データを高速で作
成することができる。

【０００９】また、データ出力部にコンピュータネット
ワーク（以降においてはネットワーク）経由で画像デー
タおよび印刷データを送信できるネットワーク接続部を
設け、制御部で出力先を選択できるようにすることによ
り、ネットワークプリンタを使用でき、クライアントＰ
Ｃやファイルサーバを経由せずに印刷データをネットワ
ークプリンタに直に送ってコピーができるので、ネット
ワークトラフィックを大幅に改善できる。さらに、プリ
ンタ接続部を設けることにより画像入力装置に直に印刷
装置をローカル接続することも可能となり、ネットワー
クやクライアンＰＣを介さずにコピーを行うことができ
る。

【００１０】また、本発明においては、ネットワークを
介して複数の印刷装置に対し印刷データを出力可能な環
境になっている場合は、データを変換する際に選択され
た出力先に合わせて変換形式を変更可能として出力先の
印刷装置で確実に印刷が行われるようにしている。さら
に、ネットワーク上の出力先にデータを送信できない場
合は、ネットワークに接続されたサーバを出力先として
印刷データを送れるようにすることによって画像を再入
力する手間を省き、効率良く画像入力装置を使用できる
ようにしている。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図１に、本発明の画像入力装
置として、ネットワークに接続可能なネットワークスキ
ャナ１０の例を示してある。本例のネットワークスキャ
ナ１０は、従来のカラースキャナの側方が延びた形状に
なっており、ハウジング１０ａの延びた部分に、操作パ
ネル３１および管理ユニット１９が設置されている。ネ
ットワークスキャナ１０は、さらにＬＡＮなどのコンピ
ュータネットワーク（ネットワーク）５に接続されてお
り、ネットワーク５を介してユーザのパソコン（クライ
アントＰＣ）１、サーバ２および複数のネットワークプ
リンタ（プリンタ）６、７および８などにデータを提供
できるようになっている。さらに、本例のスキャナ１０
には、ローカルプリンタ９がプリンターケーブル９ａに
よって接続されており、このローカルプリンタ９を用い
ても印刷ができるようになっている。

【００１２】図２に、ネットワークスキャナ１０の概略
構成をブロック図を用いて示してある。本例のネットワ
ークスキャナ１０は、カラーの原稿をスキャンして画像
データを生成する画像データ生成部１１と、この画像デ
ータを印刷データに変更可能なデータ変換部１５と、画
像データ生成部１１で生成された画像データおよび変換
された印刷データのいずれでも出力できる出力部２０
と、さらに、これらを制御する制御部３０を備えてい
る。出力部２０は、スキャナ１０のハウジング１０ａの
裏面側に設けられた、ネットワーク５と１０ＢＡＳＥ−
Ｔや１００ＢＡＳＥ−ＴＸなどのケーブルを用いて接続
するためのネットワークインタフェース（ネットワーク
Ｉ／Ｆ）２１と、このネットワークＩ／Ｆ２１を制御す
るネットワーク制御部２２を備えている。本例のネット
ワーク制御部２２は、ＴＣＰ／ＩＰをプロトコルとして
採用したネットワーク上でプリンタに直に印刷データを
送信できるＬＰＲをプロトコルの１つとして採用し、Ｌ
ＰＲクライアントとしてＬＰＤプリンタやＬＰＤサーバ
に印刷データを送信できるようになっている。また、出
力部２０は、パラレルインタフェースであるプリンタイ
ンタフェース（プリンタＩ／Ｆ）２３を備えており、プ
リンタ９をローカル接続できるようになっている。な
お、本例のネットワーク制御部２２は、マルチプロトコ
ル対応であり、ＬＰＤ以外のネットワークプリンタにも
印刷データを送信することができる。

【００１３】画像データ生成部１１は、原稿をスキャン
し、ＲＧＢ各８ビットなどのデジタイズされた画像デー
タとして読み取るデータ読取り部１２と、このデータ読
取り部１２を制御して１または複数の走査線単位で画像
データを出力することができるスキャン制御部１３を備
えている。この画像データ生成部１１から出力された画
像データはそのまま出力部２０に供給されると共にデー
タ変換部１５にも供給される。データ変換部１５は、画
像データをプリンタで印刷可能なデータ（印刷データ）
に変換するためのプリンタドライバ１６を備えている。
本例のデータ変換部１５は、ローカル接続されているロ
ーカルプリンタ９、およびネットワーク５を介して接続
されているネットワークプリンタ６〜８のそれぞれに対
応した４つのプリンタドライバＡ、Ｂ、ＣおよびＤを備
えている。これらの画像データ生成部１１、データ変換
部１５および出力部２０を制御する制御部３０は、操作
パネル３１とスケジューラ３２を備えており、操作パネ
ル３１によってスケジューラ３２にセットされた出力先
に読み取った画像データあるいは印刷データを送信でき
るようになっている。

【００１４】以下に、図３に示したフローチャートに基
づき、本例のネットワークスキャナ１０を用いて画像を
入力する方法を説明する。まず、読み取る原稿を持って
ネットワークスキャナ１０のところへ行き、原稿をデー
タ読取り部１２にセットする。そして、ステップ５１で
ネットワークスキャナの操作パネル３１を操作して、出
力先を選択する。出力先としては、ローカルプリンタ
９、ネットワークプリンタ６〜８の他にクライアントＰ
Ｃ１を選択することが可能であり、プリンタ６〜８が出
力先として選択された場合は印刷データが送られ、クラ
イアントＰＣ１が出力先として選択された場合は画像デ
ータ生成部１１で生成された画像データが送られる。も
ちろん、クライアントＰＣ１に送信する際に、クライア
ントＰＣ１の側で処理し易いファイル形式の画像データ
に変換して送信することも可能である。

【００１５】ステップ５１で出力先が選択されると、そ
の出力先がスケジューラ３２に記憶され、その出力先に
合わせた処理が以下で自動的に選択される。スケジュー
ラ３２は出力先が決まると、まず、画像データ生成部１
１で原稿のスキャンを開始する。ステップ５２におい
て、１スキャン（走査線）あるいは適当な数の走査線単
位で画像データが生成され画像データ生成部１１から出
力される。この画像データ生成工程につづいて、ステッ
プ５３で出力先がクライアントＰＣ１であるか否かを確
認する。クライアントＰＣ１が出力先の場合は、ステッ
プ５７に移行して画像データがそのまま出力される。

【００１６】一方、出力先がクライアントＰＣ１でない
場合は、ステップ５４でデータ変換部１５に画像データ
を送って印刷データに変換する。印刷データに変換する
ためのプリンタドライバ１６は、スケジューラ３２に設
定された出力先によって自動的に選択され、例えば、ロ
ーカルプリンタ９が出力先の場合はプリンタドライバＡ
が選択される。同様に、ネットワークプリンタ６が選択
されていればプリンタドライバＢが選択され、ネットワ
ークプリンタ７あるいは８が選択されている場合もその
プリンタに合致したプリンタドライバＣあるいはＤが選
択される。これらのプリンタドライバＡ〜Ｄにおいて
は、画像データ生成部１１から供給された、例えば、Ｒ
ＧＢ各８ビットの画像データを、エプソン社のＥＳＣ／
Ｐやアドビ社のＰＯＳＴＳＣＲＩＰＴなどの各プリンタ
に適合した形式の印刷データに変換して出力する。

【００１７】ステップ５４の画像データを印刷データに
変換する工程につづいて、ステップ５５で出力先がロー
カルプリンタであるか否かを確認する。ローカルプリン
タ９が出力先の場合は、ステップ５６で出力部２０のプ
リンタＩ／Ｆ２３から印刷データが出力される。一方、
ネットワークプリンタ６〜８のいずれかが選択されてい
る場合は、ステップ５７に移行し、ネットワーク制御部
２２の制御のもとにネットワークＩ／Ｆ２１からネット
ワーク５を介して出力先のネットワークプリンタに印刷
データが送信される。このステップ５７においては、ク
ライアントＰＣ１が出力先として選択されていると、画
像データがネットワーク５を介してクライアントＰＣ１
に宛て送信される。本例のネットワークスキャナ１０
は、ＬＰＲクライアントとしての機能を備えており、Ｔ
ＣＰ／ＩＰをプロトコルとして採用したネットワーク５
においてＬＰＤプリンタに対し直に印刷データを送るこ
とができるようになっている。

【００１８】ステップ５７のデータを出力する工程にお
いて、ステップ５８で出力先のネットワークプリンタが
印刷中あるいは停止中などの理由によって印刷データを
受け付けられないことが判ると、ステップ５９において
印刷データの送信先をネットワークに接続されたサーバ
２に変更する。サーバ２はＬＰＤプロトコルを備えたプ
リントサーバとしての機能を有しており、このプリント
サーバのプリントキューに印刷データが蓄積され、印刷
待ちのスプールファイルが形成される。出力先のネット
ワークプリンタが復帰したときは、このプリントキュー
に記憶された印刷データを取り出して印刷が行われる。
クライアントＰＣ１に画像データを送信している場合も
同様であり、クライアントＰＣ１に何らかの理由によっ
て画像データを送信できない場合は、ファイルサーバに
画像データが一時的に記憶される。

【００１９】このようにして走査単位毎に画像データあ
るいは印刷データがローカルプリンタ９、ネットワーク
プリンタ６〜８、クライアントＰＣ１、あるいはサーバ
２のいずれかに送られると、ステップ６０において、原
稿が終了したか否かを確認する。原稿が残っている場合
はステップ５２に戻り、データ読取り部１２の原稿台に
設置された原稿あるいはドキュメントフィーダにセット
された原稿の読み取りが終了するまで上述したステップ
を繰り返して実行する。

【００２０】本例のネットワークスキャナ１０は、ネッ
トワークスキャナ１０自体で画像データを印刷データに
変換してネットワークプリンタ６〜８に送信することが
できる。従って、ユーザが本例のネットワークスキャナ
１０を用いて原稿のコピーを取る場合は、次のように行
われる。

【００２１】１．原稿を持ってネットワークスキャナ１
０のところに行く。 ２．原稿をセットして、ネットワークスキャナ１０の操
作パネル３１で操作して原稿をスキャンする。 ３．印刷結果（コピー）を取りに行く。

【００２２】このように、本例のネットワークスキャナ
１０を用いてコピーをとる場合は、先に説明した従来の
ネットワークスキャナを用いると７段階もの操作が必要
であったのに対し、３段階の操作でコピーを取ることが
できる。また、クライアントＰＣ１における操作が必要
がないので、ユーザの動線も短縮され、非常に簡単にコ
ピーを取ることができる。さらに、ネットワークスキャ
ナからサーバ、サーバからクライアントＰＣ、クライア
ントＰＣからネットワークプリンタといったネットワー
ク上のデータの流れを、ネットワークスキャナからネッ
トワークプリンタという１つのデータの流れだけでコピ
ーをとることができる。従って、ネットワークトラフィ
ックを大幅に緩和することができ、サーバの負荷も低減
することができる。さらにネットワークスキャナ１０に
ローカル接続されたローカルプリンタ９でコピーを行え
ばネットワークに負荷を全くかけずにコピーをとること
も可能になる。

【００２３】さらに、本例のネットワークスキャナ１０
は、ネットワークプリンタおよびローカルプリンタの各
プリンタに対応したプリンタドライバ１６によって個々
のプリンタに適した印刷データに変換できるようにして
いる。このため、ネットワークに接続された多くのプリ
ンタの中から適当なプリンタを選択してコピーを行うこ
とが可能である。従って、複数のネットワークユーザで
共有されているプリンタの中から画質的に適したプリン
タや、ジョブの開いているプリンタなどを選択してコピ
ーをすることができ、ネットワークプリンタを有効に活
用することができる。

【００２４】さらに、ネットワークスキャナ１０の内部
で画像データを印刷データに変換しているので、走査線
単位で変換された印刷データをプリンタ側に送ってコピ
ーをとることができる。従って、クライアントＰＣなど
でファイル単位で画像データを印刷データに変換する処
理と異なり、非常に処理時間が短くて済む。従って、本
例のネットワークスキャナ１０を用いることにより、ク
ライアントＰＣの処理が不要で操作が非常に簡略化され
ると共に短時間で原稿のコピーを得ることができる。

【００２５】また、本例のネットワークスキャナ１０
は、出力先のネットワークプリンタに印刷データを送信
できない場合は、サーバに出力先を自動的に変更して印
刷データを保存できる機能を設けてある。これによっ
て、ネットワークプリンタ側に印刷データが受け付けら
れない状況でも、いったんネットワークスキャナ１０で
読み取って変換された印刷データはサーバ２に記憶され
無駄になることはなく、ネットワークプリンタの復帰を
待つ手間や２度３度と原稿を読み取る手間を省くことが
できる。また、ユーザにネットワークスキャナ１０が専
有されるのを防止できるので、ネットワークに接続され
たスキャナ１０を効率的に共有することができる。

【００２６】なお、上記では、ＴＣＰ／ＩＰ上のＬＰＤ
／ＬＰＲプロトコルを用いて印刷データを送信する例を
説明しているが、印刷データをネットワークを介して送
信するプロトコルが本例に限定されないことはもちろん
である。

【００２７】

【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、画像入力装置で画像データを印刷データに変換して
出力できるようにしており、クライアントＰＣなどで画
像データを印刷データに変換する操作および手間を省略
することができる。また、本発明の画像入力装置および
画像入力方法では、画像入力側で印刷データに変換する
ことによって印刷データを極めて短時間に出力できる。
従って、本発明においては、画像データも出力可能な画
像入力装置を用いて、非常に短時間で簡単に原稿のコピ
ーをプリントアウトすることができる。本発明の画像入
力装置および画像入力方法は、コンピュータネットワー
クによって接続されたネットワークプリンタを用いてコ
ピーを取る場合に特に有効であり、サーバやクライアン
トＰＣを介さずにネットワークプリンタに印刷データを
送信することができる。このため、ネットワーク上のト
ラフィックを増加させずにネットワークプリンタを用い
てコピーを取ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本例のネットワークスキャナを概要を示す図で
ある。

【図２】本例のネットワークスキャナの概略構成を示す
ブロック図である。

【図３】本例のネットワークスキャナの処理の概略を示
すフローチャートである。

【図４】従来のスキャナをローカル接続した様子を模式
的に示す図である。

【図５】ネットワークスキャナの一例を模式的に示す図
である。

【符号の説明】

１・・クライアントＰＣ ２・・サーバ ５・・コンピュータネットワーク ６〜８・・ネットワークプリンタ ９・・ローカルプリンタ ９ａ・・プリンターケーブル １０・・ネットワークスキャナ １１・・画像データ生成部 １２・・データ読取り部 １３・・スキャナ制御部 １５・・データ変換部 １６・・プリンタドライバ ２０・・出力部 ２１・・ネットワークＩ／Ｆ ２２・・ネットワーク制御部 ２３・・プリンタＩ／Ｆ ３０・・制御部 ３１・・操作パネル ３２・・スケジューラ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永春 潔 長野県諏訪市大和３丁目３番５号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 小林 研示 長野県諏訪市大和３丁目３番５号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 松枝 裕司 長野県諏訪市大和３丁目３番５号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 原稿をスキャンして画像データを生成す
   る画像データ生成部と、 この画像データを印刷データに変換するデータ変換部
   と、 前記画像データおよび印刷データを出力可能なデータ出
   力部と、 前記画像データまたは印刷データのいずれかを選択して
   前記データ出力部から出力可能な制御部とを有すること
   を特徴とする画像入力装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記データ変換部
   は、走査線単位で画像データを印刷データに変換可能で
   あることを特徴とする画像入力装置。
3. 【請求項３】 請求項１において、前記データ出力部
   は、コンピュータネットワーク経由で前記画像データま
   たは印刷データを送信可能なネットワーク接続部を備
   え、 前記制御部は、前記画像データまたは印刷データのコン
   ピュータネットワーク上の出力先を選択可能であり、 前記データ変換部は、選択された出力先によって変換形
   式を変更できることを特徴とする画像入力装置。
4. 【請求項４】 請求項３において、前記制御部は、選択
   された出力先に前記画像データまたは印刷データを送信
   できないときは前記コンピュータネットワークに接続さ
   れたサーバに前記画像データまたは印刷データを送る機
   能を備えていることを特徴とする画像入力装置。
5. 【請求項５】 請求項１または３において、前記データ
   出力部は印刷装置をローカル接続して前記印刷データを
   送信可能なプリンタ接続部を備えていることを特徴とす
   る画像入力装置。
6. 【請求項６】 原稿をスキャンして画像データを生成す
   る画像データ生成工程と、 この画像データを印刷データに変換するデータ変換工程
   と、 前記画像データおよび前記印刷データのいずれかを選択
   して出力するデータ出力工程とを有することを特徴とす
   る画像入力方法。
7. 【請求項７】 請求項６において、前記データ変換工程
   では、走査線単位で画像データを印刷データに変換する
   ことを特徴とする画像入力方法。
8. 【請求項８】 請求項６において、前記データ出力工程
   では、コンピュータネットワーク経由で前記画像データ
   または印刷データを送信可能であり、 前記画像データ生成工程に先立って、画像データまたは
   印刷データのコンピュータネットワーク上の出力先を選
   択する選択工程を有し、 前記データ変換工程では、選択された出力先に合致した
   形式で印刷データに変換することを特徴とする画像入力
   方法。
9. 【請求項９】 請求項８において、選択された出力先に
   前記画像データまたは印刷データを送信できないときは
   前記コンピュータネットワークに接続されたサーバに前
   記画像データまたは印刷データを送る工程を有すること
   を特徴とする画像入力方法。
10. 【請求項１０】 請求項６において、前記データ出力工
    程では、コンピュータネットワーク経由またはローカル
    接続された印刷装置に前記画像データまたは印刷データ
    を送信可能であり、 前記画像データ生成工程に先立って、画像データまたは
    印刷データの出力先を選択する選択工程を有することを
    特徴とする画像入力方法。