JPH06160398A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH06160398A
JPH06160398A JP30523692A JP30523692A JPH06160398A JP H06160398 A JPH06160398 A JP H06160398A JP 30523692 A JP30523692 A JP 30523692A JP 30523692 A JP30523692 A JP 30523692A JP H06160398 A JPH06160398 A JP H06160398A
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cleaning
reaction
liquid
cleaning liquid
automatic analyzer
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JP30523692A
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English (en)
Inventor
Itsuro Sasao
逸郎 笹尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄機構の各ノズルが、各反応容器に対する
洗浄液の吐出、吸引及び乾燥動作を独立的に行ない、洗
浄対象となる反応容器毎に洗浄及び乾燥の実行を選択し
得る洗浄機構を有する自動分析装置の提供。 【構成】 試薬・試料反応系3及び測定系4と、測定の
終了した反応容器を洗浄して更新する洗浄機構5から構
成されている。そして、洗浄機構5が、洗浄部駆動部1
2、液体排出部11、洗浄液供給部13、反応容器19
内の反応液又は洗浄液を吸引して排出するための液体排
出部材15及び反応容器19に洗浄液を注入するための
洗浄液供給部材16或いは液体排出部材15のみを含む
複数の洗浄部14を有し、洗浄部駆動部12が、洗浄器
駆動部指示手段21により複数の洗浄部14をそれぞれ
独立に駆動し、液体排出部11が、液体排出部指示手段
22により液体排出部材15を介して反応容器19内の
反応液又は洗浄液を廃液17として排出し、洗浄液供給
部12が、洗浄液供給部指示手段23により洗浄液供給
部材16を介して洗浄液18を反応容器19に供給する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置に関し、特
に、反応容器列を順送りして、試料や試薬を混合して反
応液を測定し反応後の反応容器内の反応液を吸引後、洗
浄液の吐出/吸引を行ない洗浄後に再び次の反応・測定
を繰返すランダムアクセスタイプの自動分析装置の洗浄
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】反応容器列を順送りして、試料や試薬を
混合して反応液を測定し反応後の反応容器内の反応液を
吸引後、洗浄液の吐出/吸引を行ない洗浄後に再び次の
反応・測定を繰返すランダムアクセスタイプの自動分析
装置において、従来技術として、図6のプロセスチャー
トに示すように試料及び試薬の混合−反応−測定にいた
る基本サイクルが終了し、複数の反応容器を取り付けた
移送機構(図示せず)が停止中に、図7に示すような複
数の洗浄用ノズルを取り付けたプレート75が降下して
反応容器内を洗浄し、1工程の洗浄が終了するとプレー
ト75が上昇して、上記移送機構により反応容器の移送
が行なわれて反応容器がピッチ送りされて次の洗浄工程
を繰返すものがある。
【0003】図7に示す洗浄機構70には反応容器内の
反応液の吸引を行なう吸引ノズル71−1〜71−5
と、反応容器内に洗浄液の吐出を行なう吐出ノズル72
−1〜72−5と、反応容器内の洗浄液の吸引を行なう
洗浄液吸引ノズル71−6と、洗浄した反応容器内の乾
燥を行なう乾燥用ノズル71−7が示されている。ま
た、吸引ノズル71−1と吐出ノズル72−1,吸引ノ
ズル71−2と吐出ノズルと72−2,・・,吸引ノズ
ル71−5と吐出ノズル72−5はそれぞれ組をなし、
それぞれのノズルの組が1つの工程を行なう。従って、
図7の洗浄機構70は(洗浄液吸引ノズル71−6及び
乾燥用ノズル71−7も含めて)最大七段階の工程を有
することになり、この場合、一つの反応容器に着目する
と洗浄工程が1から7の順に進み洗浄が完了することに
なり、他の反応容器も同様に平行して洗浄される。
【0004】洗浄液としては、通常、イオン交換水(純
水)が用いられるが洗浄効果を増すためにアルカリ性洗
剤液や酸性洗剤液を用いることもあり、その場合には反
応容器には、例えば、ノズル71−2/72−2、71
−3/72−3などからそれら洗剤液が吐出/吸引され
た後、71−4/72−4で純水が吐出/吸引されて洗
浄された後、ノズル71−5で洗浄液が吸引され、ノズ
ル71−6で乾燥される。また、反応液には多くの種類
があり、中には純水だけで容易に洗浄できる反応液もあ
り、また、純水の洗浄段階が上記の例のような多くの段
階を必要としない反応液もある。そして、洗剤に関して
も反応液の項目によりアルカリ性洗剤が有効なものや酸
性洗剤が有効なもの、逆に、洗剤液が微量でも残ると次
の反応項目に悪影響を及ぼすものある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では各洗浄ノズル(71−1/72−1、・・
71−5/72−5、ノズル71−6及びノズル71−
7)がそれらノズルを取り付けたプレート75と一緒に
一斉に降下し、洗浄液の吸引/吐出が画一的に行なわれ
るので、純水や各種洗剤液が無駄に消費されるという欠
点があり、また、反応液の項目によっては純水による洗
浄が不十分となり、洗剤液が残留する可能性もあった。
この場合の悪影響の例として、例えば、洗剤の中には金
属イオン関係の洗浄効果を増すために有機化合物である
キレート剤が配合されているものがあり、このような洗
剤を用いて洗浄した場合、反応容器内にこのような洗剤
が残留していると反応容器内に分注された試料中のCa
イオンがキレート剤と結合してしまい、Ca の測定にお
いて試料中の実際のCa 濃度を正しく測定できないとい
う不都合が生じていた。他の例として、アルカリ性や酸
性の洗剤を用いた場合、反応容器内にこのような洗剤が
残留しているとトランスアミナーゼ(GOT)やラクテ
ートデヒドロゲナーゼ(LDH)などの酵素系の測定項
目ではPHが変ることによりGOTやLDHの活性が変
化するので反応に影響を受けてしまい、正しい活性値を
測定できないという不都合があった。また、従来技術で
は洗浄中に次の反応項目への悪影響を避けるために洗剤
液の使用を中断することもできないという欠点があり、
更に、現在の反応容器が上記従来技術の洗浄機構に達す
ると、そこで全ての反応サイクルが終了することにな
り、次の反応サイクルに継続して移行することができな
いという欠点があった。
【0006】本発明は上記欠点及び不都合に鑑みてなさ
れたものであり、洗浄機構の各ノズルが、各反応容器に
対する洗浄液の吐出、吸引及び乾燥動作を独立的に行な
い、洗浄対象となる反応容器毎に洗浄及び乾燥の実行を
選択し得る洗浄機構を有する自動分析装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、複数の反応容器を有する反応容器列を順
次移送しながら各反応容器内で試料及び試薬を混合し、
その結果生ずる反応液の色調の変化を測定し、その測定
終了後に反応液を吸引して洗浄液で洗浄し次の反応及び
測定に備える、洗浄機構及び制御部を有する自動分析装
置において、洗浄機構が、液体排出部材及び洗浄液供給
部材、或いは液体排出部材のみ、を含む複数の洗浄部と
複数の洗浄部にそれぞれ対応する複数の洗浄部駆動部
と、液体排出部材を介して反応容器内の液体を排出する
液体排出部と、洗浄液供給部材を介して洗浄液を反応容
器に供給する洗浄液供給部を有し、制御部が、各洗浄部
の動作を制御するため各洗浄器駆動部に指示を行なう洗
浄器駆動部指示手段と、液体を排出するため液体排出部
に指示を行う液体排出部指示手段と、洗浄液を供給する
ため洗浄液供給部に指示を行う洗浄液供給部指示手段
と、現に測定が終了した反応項目或いは次に測定する反
応項目に対応して各洗浄部の動作を選択する動作選択手
段と、を有し、各洗浄部の動作を他の洗浄部とは独立に
制御することを特徴とする。なお、上記液体排出手段
は、反応液吸引手段、洗浄液吸引手段または反応容器内
の乾燥手段の何れかであることが望ましい。
【0008】また、実施例は、反応項目或いは次に測定
する反応項目に対応して、洗浄液供給手段から洗浄液を
供給するか否かを選択すると共に洗浄液を供給する場合
は洗浄液の種類を選択する洗浄選択手段を含むことを特
徴とする。
【0009】更に、他の実施例は、上記の自動分析装置
において、制御部が、次の反応サイクルまで反応液を保
持し、次の反応項目に対応する試料及び/又は試薬の添
加を禁止する反応時間遅延手段を含むことができる。
【0010】
【作用】上記構成により、洗浄部駆動部は、制御部の指
示により、複数の洗浄部をそれぞれ独立に駆動し、液体
排出部は、制御部の指示により液体排出部材を介して反
応容器内の反応液又は洗浄液を廃液として排出し、洗浄
液供給部は、制御部の指示により洗浄液供給部材を介し
て洗浄液を反応容器に供給する。そして、洗浄選択手段
により、反応項目或いは次に測定する反応項目に対応し
て、洗浄液供給手段から洗浄液を供給するか否かを選択
し、洗浄液を供給する場合は洗浄液の種類を選択する。
【0011】また、反応時間遅延手段により、次の反応
サイクルまで反応液を保持し、次の反応項目に対応する
試料及び/又は試薬の添加を禁止することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の自動分析装置の概略構成を示
すブロック図である。図1において、自動分析装置1
は、装置1全体の動作を制御する制御部2、複数の反応
容器19からなる反応容器列19iを順次移送しながら
各反応容器内で試料及び試薬を混合する試薬・試料反応
系3、反応系3を経た反応液の測定を行う測定系4、測
定の終了した反応容器を洗浄して更新する洗浄機構5を
備えている。そして、洗浄機構5は、洗浄部駆動部1
2、液体排出部11、洗浄液供給部13、反応容器19
内の反応液又は洗浄液を吸引して排出するための液体排
出部材15及び反応容器19に洗浄液を注入するための
洗浄液供給部材16或いは液体排出部材15のみを含む
複数の洗浄部(図1では図示の便宜上、一つだけ示して
ある)14を有している。洗浄部駆動部12は、制御部
2の指示により洗浄部14をそれぞれ独立に駆動するた
め、それぞれの洗浄部14に対応してそれぞれ設けられ
ている。液体排出部11は、制御部2の指示により液体
排出部材15を介して反応容器19内の反応液又は洗浄
液を廃液17として排出する。洗浄液供給部12は、制
御部2の指示により洗浄液供給部材16を介して洗浄液
18を反応容器19に供給する。
【0013】制御部2は、各洗浄部14の動作を制御す
るためそれぞれの洗浄器駆動部12に指示を行なう洗浄
器駆動部指示手段21、液体を排出するため液体排出部
11に指示を行う液体排出部指示手段22、洗浄液を供
給するため洗浄液供給部13に指示を行う洗浄液供給部
指示手段23、現に測定が終了した反応項目或いは次に
測定する反応項目に対応して前記各洗浄部の動作を選択
する動作選択手段24を有している。また、制御部2
は、現に測定が終了した反応項目或いは次に測定する反
応項目に対応して、洗浄液供給手段から洗浄液を供給す
るか否かを選択し、洗浄液を供給する場合は洗浄液の種
類を選択する洗浄選択手段25を含み、次の反応サイク
ルまで反応液を保持し、次の反応項目に対応する試料及
び/又は試薬の添加を禁止する遅延指示手段26を含む
ことができる。
【0014】上記洗浄器駆動部指示手段21、液体排出
部指示手段22、洗浄液供給部指示手段23、動作選択
手段24、洗浄選択手段25、遅延指示手段26は制御
部2に設けたROM,RAM,固定ディスク等にプログ
ラム手段として格納されており、自動分析装置1の起動
時に制御部2を構成するCPU(図示せず)によって実
行される。
【0015】以下、本発明の自動分析装置1の洗浄機構
5の実施例について図2及び図3をもとに説明する。図
2は、洗浄機構5の一実施例であり、説明上、試料・試
薬測定系3の一部を含んでいる。図2において、図1の
ブロックで示した各構成と対応する装置(部材、器具)
は説明上、図1と同じ番号を付し、同じ装置(部材、器
具)が複数ある場合は分割番号(或いは記号)を付して
示した。
【0016】図2において、洗浄機構5は、洗浄部駆動
部12−1〜12−5と、液体排出部を構成する、洗浄
液吸引ポンプ駆動装置11A−1、洗浄液吸引/乾燥ポ
ンプ駆動装置11A−2、洗浄液吸引ポンプ11B−
1、洗浄液吸引/乾燥ポンプ11B−2と、洗浄液供給
部を構成する、洗浄液供給ポンプ駆動装置13A−1〜
13A−4、洗浄液供給ポンプ13B−1〜13B−4
と、洗浄部14−1〜14−5(図示せず)を構成す
る、液体排出部材としての吸引ノズル15−1〜15−
4、洗浄液供給部材としての吐出ノズル16−1〜16
−4と、から構成されている。洗浄ノズル15−1と吸
引ノズル16−1、・・、洗浄ノズル15−4と吸引ノ
ズル16−4は組として、図4に示すように洗浄部14
のアーム46に取り付けられている。また、吸引ノズル
16−5は、後述する洗浄工程の最後として、洗浄液の
吸引と反応容器19の吸引乾燥を行うため単独で洗浄ノ
ズル駆動部12のアーム46に取り付けられている。な
お、図2において、反応容器の下に記してある片仮名イ
〜リは反応容器列の自動分析工程を示す図3の(イ)〜
(リ)を参照するための記号である。
【0017】洗浄部駆動部12−1〜12−5は、洗浄
ノズル15−1と吸引ノズル16−1からなる洗浄部1
4−1、・・、洗浄ノズル15−4と吸引ノズル16−
4からなる洗浄部14−4、吸引ノズル16−5を含む
洗浄部14−5を、動作選択手段24及び洗浄器駆動部
指示手段21の指示により上下動させる(洗浄駆動部1
2は、図4の洗浄部14の正逆転モータ41の回転方向
を制御し、それによって主動プーリ42からベルト43
を経て従動プーリ44に回転を伝達し、ネジ付シャフト
45を駆動して上下方向に移動させ、アーム46を上下
動させて、反応容器19の開口部にノズル15及び/又
は16を差し入れたり、遠ざけたりする)。
【0018】洗浄液吸引ポンプ駆動装置11A−1及び
洗浄液吸引/乾燥ポンプ駆動装置11A−2は、洗浄選
択手段25及び液体排出部指示手段22の指示により洗
浄液吸引ポンプ11B−1及び洗浄液吸引/乾燥ポンプ
11B−2を駆動して、図3に示す洗浄工程において、
吸引ノズル15−1ないし15−5の何れかを介して反
応液を吸引し廃液17(図1参照)として排出する。
【0019】洗浄液供給ポンプ駆動装置13A−1〜1
3A−4は、洗浄液供給部指示手段23の指示により洗
浄液供給ポンプ13B−1〜13B−4を駆動して、図
3に示す洗浄工程において、洗浄選択手段の指示により
吐出ノズル16−1ないし16−4を介して洗浄液18
−1ないし18−4のいずれかを選択して洗浄対象の反
応容器19に供給する。この場合、洗浄液供給部13
は、図5に示すような吐出洗浄液選択機構50を含んで
おり、吐出洗浄液選択機構50は洗浄選択手段25の指
示により三方向切換え弁駆動装置52により、三方向切
換え弁駆動装置51を駆動して、例えば、同一の洗浄手
段において洗浄液18−1a、18−1bのうち一方の
洗浄液が流通するようにしたり、両方の洗浄液が流通す
るようにしたり、両方とも流通しないようにしたりでき
る。このように、吐出洗浄液選択機構に三方向切換え弁
駆動装置52を所定の段数設けることにより複数の洗浄
液の中から特定の洗浄液を選択したり、洗浄液を組合せ
て洗浄液供給ポンプ13Bにより、洗浄工程中の洗浄ノ
ズルを介して反応容器に洗浄液を供給できる。なお、洗
浄液はイオン交換水(純水)、アルカリ性洗浄液、酸性
洗浄液等、他、項目に適したものを用意すればよい。
【0020】図3は、本発明の自動分析装置の分析・洗
浄工程の一実施例と分析モードの例との対応図であり、
工程(ロ)〜(ヘ)が洗浄工程であり、動作選択手段2
4によって洗浄工程の実施/不実施が選択される。そし
て、図3の丸印は洗浄工程の実施を、ばつ印は洗浄工程
を行わないことを示す。
【0021】以下、図3のモード(1)〜(2)を例と
して各工程を述べる。なお、工程は反応容器列19
i(i=1 〜n)に対し連続的に行われるが、説明上1つの反
応容器19のみに注目して述べる。また、反応容器19
は1工程が終了する毎に1ピッチずつ進められる。
【0022】モード(1)で反応を継続させると、工程
(イ)だけが実行され所定の反応時間反応容器内で反応
が進行する。この時、工程(ロ)〜(チ)は行われな
い。
【0023】モード(2)で反応を終了し、洗浄液18
−1〜18−4による洗浄を行う。
【0024】この場合の各工程の動作は次の通りであ
る。
【0025】・工程(イ);測定系3により測定を終了
する。
【0026】・工程(ロ);洗浄部14−1が洗浄部駆
動部12−1により駆動され、ノズル15−1/16−
1が反応容器19に差し込まれ、吸引ノズル15−1を
介してポンプ11B−1によって反応液が吸引され廃液
17として排出される。次に、吐出ノズル16−1を介
してポンプ13B−1によって洗浄液18−1aが供給
される。
【0027】・工程(ハ);洗浄部14−2が洗浄部駆
動部12−2により駆動され、ノズル15−2/16−
2が反応容器19に差し込まれ、吸引ノズル15−2を
介してポンプ11B−1によって洗浄液18−1が吸引
され廃液17として排出される。次に、吐出ノズル16
−2を介してポンプ13B−2によって洗浄液18−2
が供給される。
【0028】・工程(ニ);洗浄部14−3が洗浄部駆
動部12−3により駆動され、吸引ノズル15−3、吐
出ノズル16−3が反応容器19に差し込まれ、吸引ノ
ズル15−3を介してポンプ11B−1によって洗浄液
18−2が吸引され廃液17として排出される。次に、
吐出ノズル16−3を介してポンプ13B−3によって
洗浄液18−3が供給される。
【0029】・工程(ホ);洗浄部14−4が洗浄部駆
動部12−4により駆動され、吸引ノズル15−4、吐
出ノズル16−4が反応容器19に差し込まれ、吸引ノ
ズル15−4を介してポンプ11B−2によって洗浄液
18−3が吸引され廃液17として排出される。次に、
吐出ノズル16−4を介してポンプ13B−4によって
洗浄液18−4が供給される。
【0030】・工程(ヘ);洗浄部14−5が洗浄部駆
動部12−5により駆動され、吸引ノズル15−5が反
応容器19に差し込まれ、吸引ノズル15−5を介して
ポンプ11B−2によって反応液が吸引され廃液17と
して排出され反応容器19内が乾燥状態になるように吸
引される。
【0031】・工程(ト);上記洗浄工程(ロ)〜
(ヘ)を経た反応容器19は更新され、新たな自動分析
工程のサイクルに乗ることとなる。そして、制御部2の
制御により図2に示すように試薬分注ノズル駆動装置3
1−1によって試薬分注ノズル32−1が駆動され、反
応容器19の中にノズル32−1が差込まれ、試薬分注
ポンプ駆動装置36−1により試薬分注ポンプ37−1
が駆動され、試薬分注ノズル32−1を介して試薬を反
応容器19に分注する。
【0032】・工程(チ);次に、制御部2の制御によ
り図2に示すように試料分注ノズル駆動装置31−2に
よって試料分注ノズル32−2が駆動され、反応容器1
9の中にノズル32−2が差込まれ、試料分注ポンプ駆
動装置36−2により試料分注ポンプ37−2が駆動さ
れ、試料分注ノズル32−2を介して試薬を反応容器1
9に分注する。上記工程(イ)〜(チ)のサイクルを繰
返してモード1及び2を続行する。
【0033】以下、モード(3)乃至(7)について
も、上記工程のうち洗浄工程(ロ)〜(ハ)のどれかを
選択して実行したり、選択しなかったりすることができ
る。なお、これら選択は制御部2の動作選択手段24ま
たは洗浄選択手段25による選択によって行われる。
【0034】また、上記実施例の説明において洗浄工程
を5段階としたがこれに限られることなく、吸引(排
出)、吐出(供給)の段階を増減して洗浄機構を構成す
ることができる。また、反応容器の乾燥を吸引による乾
燥としたが、これに限られることなく、例えば、空気
(気体)を吐出し吸引して乾燥してもよい。
【0035】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、洗
浄機構の各ノズルの各反応容器に対する洗浄液の吐出、
吸引及び乾燥動作を独立的に行なうよう洗浄機構を制御
するので、反応の終了した項目は次の反応項目に応じた
最適な洗浄液を選択することができ、洗剤の残留による
次の分析への影響をなくすことが可能となる。また、洗
浄液や純水の無駄な消費を防ぐことができる。
【0037】更に、洗浄対象となる反応容器毎に洗浄及
び乾燥の実行を選択し、反応を継続させることができる
ので免疫項目など感度が必要とされる項目等で反応時間
の延長が可能となり、反応時間の異なる項目を一度に測
定することができる。そして、異なる反応時間の項目を
一度に測定することができることからオペレータの負担
を軽減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動分析装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の自動分析装置の洗浄機構の一実施例で
ある。
【図3】本発明の自動分析装置の分析・洗浄工程の一実
施例と分析モードの例との対応図である。
【図4】洗浄部の一実施例の斜視図である。
【図5】洗浄液供給部の吐出ノズル選択機構の一実施例
を示す図である。
【図6】自動分析装置による一般的な分析・洗浄工程を
示すプロセスチャートである。
【図7】従来の洗浄機構の例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 自動分析装置 2 制御部 5 洗浄機構 11 液体排出部 12 洗浄部駆動部 13 洗浄液供給部 14 洗浄部 15 液体排出部材(吸引ノズル) 16 洗浄液供給部材(吐出ノズル) 19 反応容器 21 洗浄部駆動部指示手段 22 液体排出部指示手段 23 洗浄液供給部指示手段 24 動作選択手段 25 洗浄選択手段 26 遅延指示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の反応容器を有する反応容器列を順
    次移送しながら各反応容器内で試料及び試薬を混合し、
    その結果生ずる反応液の色調の変化を測定し、その測定
    終了後に反応液を吸引して洗浄液で洗浄し次の反応及び
    測定に備える、洗浄機構及び制御部を有する自動分析装
    置において、前記洗浄機構が、液体排出部材及び洗浄液
    供給部材、或いは液体排出部材のみ、を含む複数の洗浄
    部と、前記複数の洗浄部にそれぞれ対応する複数の洗浄
    部駆動部と、前記液体排出部材を介して反応容器内の液
    体を排出する液体排出部と、前記洗浄液供給部材を介し
    て洗浄液を反応容器に供給する洗浄液供給部を有し、前
    記制御部が、前記各洗浄部の動作を制御するため前記各
    洗浄器駆動部に指示を行なう洗浄器駆動部指示手段と、
    液体を排出するため前記液体排出部に指示を行う液体排
    出部指示手段と、洗浄液を供給するため前記洗浄液供給
    部に指示を行う洗浄液供給部指示手段と、現に測定が終
    了した反応項目或いは次に測定する反応項目に対応して
    前記各洗浄部の動作を選択する動作選択手段と、を有
    し、前記各洗浄部の動作を他の洗浄部とは独立に制御す
    ることを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動分析装置において、
    液体排出手段が反応液吸引手段、洗浄液吸引手段または
    反応容器内の乾燥手段の何れかであることを特徴とする
    自動分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動分析装置において、
    制御部が、現に測定が終了した反応項目或いは次に測定
    する反応項目に対応して、洗浄液供給手段から洗浄液を
    供給するか否かを選択すると共に洗浄液を供給する場合
    は洗浄液の種類を選択する洗浄選択手段を含むことを特
    徴とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れか1項に記載の
    自動分析装置において、制御部が、次の反応サイクルま
    で反応液を保持し、次の反応項目に対応する試料及び/
    又は試薬の添加を禁止する手段を含むことを特徴とする
    自動分析装置。
JP30523692A 1992-11-16 1992-11-16 自動分析装置 Pending JPH06160398A (ja)

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