JP3230809B2 - 化学分析方法 - Google Patents

化学分析方法

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JP3230809B2
JP3230809B2 JP34000298A JP34000298A JP3230809B2 JP 3230809 B2 JP3230809 B2 JP 3230809B2 JP 34000298 A JP34000298 A JP 34000298A JP 34000298 A JP34000298 A JP 34000298A JP 3230809 B2 JP3230809 B2 JP 3230809B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、反応容器供給位
置からエンドレスの反応ラインにそれぞれ供給された複
数の反応容器の各々を、試料分注位置、試薬分注位置、
測定位置、洗浄位置および反応容器廃棄位置に順次搬送
しながら、試料分注位置で試料を分注し、その試料が分
注された反応容器に試薬分注位置で試薬を分注して反応
を開始させ、その反応生成物を測定位置で測定した後に
洗浄位置で反応容器を洗浄するようにして同一の反応容
器を継続使用するとともに、所定回数または洗浄効果が
現れなくなるまで洗浄して再使用した後に、測定を終了
した反応容器から順に反応容器廃棄位置で反応ラインか
ら廃棄するようにして、反応時間の異なる複数の分析項
目を分析する化学分析方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の化学分析方法を実施する自動分析
装置として、例えば図4に示すように多数の反応容器1
をターンテーブル2の同心円周上(反応ライン)に等間
隔に収納保持し、このターンテーブル2を反時計回りに
間欠的に回動させることにより、各停止位置に停止され
る各反応容器1に対して、位置Aでサンプルを分注し、
位置Bで試薬を分注してから所定測定位置で測定を行な
い、測定後の反応容器1を洗浄して再び位置Aへ回動す
るといった周期を繰り返すものがある。かかる自動分析
装置においては、さらに、所定回数または洗浄効果が現
れなくなるまで洗浄を行なった反応容器1を測定後に廃
棄して、新たな反応容器1と交換する場合もある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自動分析装置において、反応時間が項目によって異な
るような複数の分析項目の分析を実行しようとすると、
反応時間が短い項目においては反応容器1が反応ライン
を1回転する前の位置Cや位置Dで反応が終了するのに
対し、反応時間が長い項目においては反応ラインを1周
して位置Eや位置Fで反応が終了するものもある。 【0004】このように、1つの反応ラインに反応時間
が1周以上のものと、1周未満のものとが混在する場合
において、測定を2周かけて行った後に終了するよう
に、すなわち反応容器中の検体を2周で廃棄するように
設定すると、反応が1周目で終了しているにも拘らず反
応ラインを占有する検体が存在するため、装置の稼動効
率が悪くなる。これに対し、測定を1周で終了するよう
に設定すると、反応時間が1周よりも長い項目について
は、反応の途中までしか測定結果が得られないことにな
るため、分析精度が低下する。 【0005】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、装置を効率良く稼動できると共
に、精度の高い分析を行うことができる化学分析方法を
提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、反応容器供給位置からエンドレスの反
応ラインにそれぞれ供給された複数の反応容器の各々
を、試料分注位置、試薬分注位置、測定位置、洗浄位置
および反応容器廃棄位置に順次搬送しながら、前記試料
分注位置で試料を分注し、その試料が分注された反応容
器に前記試薬分注位置で試薬を分注して反応を開始さ
せ、その反応生成物を前記測定位置で測定した後に反応
容器洗浄位置で反応容器を洗浄するようにして同一の反
応容器を継続使用するとともに、所定の洗浄回数または
洗浄効果が現れなくなるまで洗浄が行われた反応容器に
ついては測定を終了した反応容器から順に前記反応容器
廃棄位置で反応容器を廃棄するようにして、複数の分析
に関する測定後の複数の反応容器に対する再使用のため
の洗浄と交換のための廃棄とを選択的に行なうにあた
り、前記反応容器洗浄位置および前記反応容器廃棄位置
の上流に位置する前記測定位置までの前記試薬分注位置
からの搬送時間を、一緒に分析される分析項目のうち反
応時間が長い分析項目よりは短く、反応時間が短い分析
項目よりは長い時間とすることで、反応ラインを1周で
反応時間が終わる分析項目と1周以上で反応時間が終わ
る分析項目とが混在するようにし、前記反応容器洗浄位
置および前記反応容器廃棄位置に搬送された反応容器の
うち、反応時間が終了している分析項目の反応容器に対
しては洗浄と廃棄とを選択的に行い、反応が終了してい
ない分析項目の反応容器に対しては洗浄も廃棄も行なわ
ずに反応を継続させることを特徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る化学分析
方法を実施する自動分析装置の一実施形態を示すもので
ある。この実施形態は、反応容器を洗浄して繰り返し再
使用してから廃棄するタイプの自動分析装置を示すもの
である。 【0008】ターンテーブル2の周縁部には、反応容器
1を着脱自在に保持するホルダ部15を等間隔に形成
し、これらホルダ部15に反応容器供給位置において反
応容器自動供給位置16により反応容器1を選択的に供
給して、ターンテーブル2に供給された複数の反応容器
1の各々を、駆動モータ3によるターンテーブル2の回
動により試料分注位置、試薬分注位置、測定位置、洗浄
位置および反応容器廃棄位置に順次搬送しながら、試料
分注位置で試料を分注し、その試料が分注された反応容
器に試薬分注位置で試薬を分注して反応を開始させ、そ
の反応生成物を測定位置で測定して、反応時間の異なる
複数の分析項目を分析するようにする。ここで、試薬分
注位置から反応容器廃棄位置までの反応容器1の搬送時
間は、一緒に分析される最長反応時間よりも短い時間と
する。 【0009】このようにして、反応容器廃棄位置に搬送
された反応容器1のうち、 反応時間が終了して測定位
置で測定された分析項目の反応容器1で再使用されない
ものは、反応容器自動廃棄装置17によりターンテーブ
ル2から自動的に廃棄し、その反応容器1が廃棄された
ホルダ部15が次に反応容器供給位置に搬送された状態
において反応容器自動供給装置16により新たな反応容
器1を供給するようにする。また、反応容器廃棄位置に
搬送された反応容器1のうち、反応時間が終了していな
い分析項目の反応容器1は、ターンテーブル2から廃棄
することなく反応を継続させるようにする。 【0010】反応容器自動供給装置16は、図2に示す
ようにカセット21内に多数整列収納された反応容器1
をモータ22により移送部材23を介して位置決め部材
24に位置決めし、その最前列の反応容器列をモータ2
5によりスライダ26を介して移送部材23による移送
方向と直交する方向に移送して、反応容器1をターンテ
ーブル2のホルダ部15に選択的に供給するようにす
る。 【0011】また、反応容器自動廃棄装置17は、図3
に示すようにかき出しレバー27を軸28を中心に揺動
自在に設け、このかき出しレバー27をカム29を介し
てモータで選択的に駆動することにより、測定および反
応時間が終了して設定条件に達した反応容器1をひっか
き出してターンテーブル2から廃棄筒へ自然落下させる
ようにする。 【0012】なお、この発明では、測定が終了した反応
容器1であっても、ある設定した条件、例えば所定回数
または洗浄効果が現れなくなるまで繰り返し再使用して
から廃棄することとし、これによって分析効率をさらに
向上させることが可能となる。この場合には、ターンテ
ーブル2の外周にマイクロスイッチ等より成る反応容器
有無検知センサ18を近接して設け、その出力に基づい
て駆動制御装置13により洗浄装置14を選択的に駆動
して、測定が終了し、かつ設定した条件に達した反応容
器1を洗浄する。 【0013】洗浄装置14には、昇降可能なホルダ7に
保持して検液吸引ノズル4、洗浄水供給ノズル5および
反応管乾燥用ノズル6を設け、これら3本のノズル4,
5および6を、駆動モータ8の駆動によりホルダ7を介
して一体に昇降させて各ノズル下に位置する反応容器1
内に選択的に侵入させるようにする。検液吸引ノズル4
および反応管乾燥用ノズル6は排液ポンプ9を介して排
液タンク10に連結し、洗浄水供給ノズル5は給水ポン
プ11を介して洗浄水タンク12に連結する。 【0014】このようにして、反応容器有無検知センサ
18の出力に基づいて、ノズル4,5および6の全ての
位置に洗浄すべき反応容器1があるときのみ、駆動制御
装置13により駆動モータ8およびポンプ9,11の駆
動を制御しながら、各ノズル4,5および6をそれぞれ
反応容器1内に侵入させて、検液吸引ノズル4により分
析の終了した検液を排出し、洗浄水供給ノズル5により
検液が排出された反応容器1に洗浄水を供給し、反応管
乾燥ノズル6により洗浄水が供給された反応容器1から
洗浄水を排出して乾燥するようにして、反応容器1の洗
浄動作を行うようにする。 【0015】このように構成することにより、反応容器
1が設定条件まで再使用してから廃棄されるディスポー
ザブルな場合において、ターンテーブル2上に洗浄すべ
き反応容器1が無いときは洗浄を行わないようにするこ
とができる。 【0016】なお、この発明では、上述した実施形態に
限定されず、例えば、反応時間が1回転および2回転の
分析項目を収容する各反応容器も、1つのターンテーブ
ル2上において、反応ラインを分割して配置させること
により、稼動効率を高めることができる。 【0017】 【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
例えば、1周で測定が終わる項目と2周で測定が終わる
項目とで同一反応ラインにおける反応容器の再使用と廃
棄を効率良く実行しながら無駄なく分析を続行できるの
で、装置の稼動効率を向上できると共に、精度の高い分
析を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る化学分析方法を実施する自動分
析装置の一実施形態を示す図である。 【図2】図1に示す反応容器自動供給装置の一例の構成
を示す図である。 【図3】同じく、反応容器自動廃棄装置の一例の構成を
示す図である。 【図4】従来の技術を説明するための図である。 【符号の説明】 1 反応容器 2 ターンテーブル 3 駆動モータ 4 検液吸引ノズル 5 洗浄水供給ノズル 6 反応管乾燥用ノズル 7 ホルダ 8 駆動モータ 9 排液ポンプ 10 排液タンク 11 給水ポンプ 12 洗浄水タンク 13 駆動制御装置 14 洗浄装置 15 ホルダ部 16 反応容器自動供給装置 17 反応容器自動廃棄装置 18 反応容器有無検知センサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.反応容器供給位置からエンドレスの反応ラインにそ
    れぞれ供給された複数の反応容器の各々を、試料分注位
    置、試薬分注位置、測定位置、洗浄位置および反応容器
    廃棄位置に順次搬送しながら、前記試料分注位置で試料
    を分注し、その試料が分注された反応容器に前記試薬分
    注位置で試薬を分注して反応を開始させ、その反応生成
    物を前記測定位置で測定した後に反応容器洗浄位置で反
    応容器を洗浄するようにして同一の反応容器を継続使用
    するとともに、所定の洗浄回数または洗浄効果が現れな
    くなるまで洗浄が行われた反応容器については測定を終
    了した反応容器から順に前記反応容器廃棄位置で反応容
    器を廃棄するようにして、複数の分析に関する測定後の
    複数の反応容器に対する再使用のための洗浄と交換のた
    めの廃棄とを選択的に行なうにあたり、 前記反応容器洗浄位置および前記反応容器廃棄位置の上
    流に位置する前記測定位置までの前記試薬分注位置から
    搬送時間を、一緒に分析される分析項目のうち反応時
    間が長い分析項目よりは短く、反応時間が短い分析項目
    よりは長い時間とすることで、反応ラインを1周で反応
    時間が終わる分析項目と1周以上で反応時間が終わる分
    析項目とが混在するようにし、前記反応容器洗浄位置お
    よび前記反応容器廃棄位置に搬送された反応容器のう
    ち、反応時間が終了している分析項目の反応容器に対し
    ては洗浄と廃棄とを選択的に行い、反応が終了していな
    い分析項目の反応容器に対しては洗浄も廃棄も行なわず
    に反応を継続させることを特徴とする化学分析方法。
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