JP2014202631A - 自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 試料と試薬との混合液を格納する第1のセルと、第1のセルに比して深さが浅い第2のセルと、が配列された複数の反応容器と、複数の反応容器を搭載し、複数の反応容器を搬送する反応庫と、搬送される各反応容器に対し、被処理位置において所定の処理を実行する処理ユニットと、所定の処理が実行される際に、複数の反応容器のうち予め選択された反応容器を、第1のセルと第2のセルとの配列方向に沿って移動させる移動機構と、反応庫、処理ユニット、移動機構を制御する制御ユニットと、を具備する。
【選択図】 図3
Description
図4は、反応容器41の外観図であり、図5は、反応容器41を図4のAの方向から見た側面図である。図4、図5に示すように、反応容器41は、反応用セル41a、スキップ用セル41b、固定部41cを有している。
本自動分析装置1は、第1の移動機構と第2の移動機構とからなる反応容器移動機構を有している。第1の移動機構は、各反応容器41を測定ユニット11の光源部110の光軸方向に沿って個別に移動可能とするものである。第1の移動機構により、反応用セル41aと測光焦点との相対的な位置関係を測定項目毎に個別に調整することができる。
上記反応容器移動機構によって、本自動分析装置1は、各反応用セル41a毎に反応時間を設定し、分析処理を実行することが可能である。例えば、図17に示すように、各反応用セル41aに対し、試料の分注、各試薬の分注、撹拌、洗浄の各処理を合計約10分間で実行するシーケンスを例とする。なお、本実施形態では、測光処理は、任意に設定された周期(例えば、18秒等の時間間隔)で実行される。本自動分析装置1においては、反応容器移動機構によって反応用セル41aを移動させて所望の処理をスキップさせることで、図17に示した処理を1単位として反応時間を延長させることが可能である。なお、以下の説明においては、図17に示す処理を1単位として繰り返し実行する場合、1周目を第1フェーズ、2周目を第2フェーズ、・・・、n周目を第nフェーズと呼ぶことにする。
図19は、延長パターン2の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間を延長パターン1に比して長く設定し、試料と第2試薬との反応時間を延長パターン1に比して短く設定するものである。
図20は、延長パターン3の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、第2の試薬を第1の試薬として使用し、試料と第2の試薬との反応時間を延長パターン1と同程度確保しつつ、試料と第1試薬との反応時間を延長パターン1に比して短く設定するものである。
図21は、延長パターン4の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、延長パターン1に比して短く設定するものである。
図22は、延長パターン5の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、延長パターン1に比して長く設定するものである。
図23は、延長パターン6の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、図22に示した延長パターン5と同程度確保しつつ、第2フェーズにおいて第3の試薬についても分注を実行することができる。
図24は、延長パターン7の処理の流れを示したフローチャートである。図23に示した延長パターン6と比較すると、試料と第1及び第2の試薬との各反応時間を延長パターン6と同程度確保しつつ、試料と第3試薬との反応時間を延長パターン6に比して短く設定するものである。
図25は、延長パターン8の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、図22に示した延長パターン5と同程度確保しつつ、第2フェーズにおいて第3の試薬及び第4の試薬についても分注を実行することができる。
図26は、延長パターン9の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、延長パターン1〜8のいずれかを実行した後、さらに試料分注、各試薬分注、撹拌処理、を行わない第3フェーズを実行することで、反応時間をさらにさらに一フェーズ分延長させることができる。
図27は、延長パターン10の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターン10は、各フェーズを複数回繰り返すことで、反応時間を延長する例である。同図においては、第1フェーズ及び第2フェーズ共にn回繰り返す場合を例示したが、繰り返す回数は必要に応じて各フェーズ毎に設定することも可能である。
図28は、延長パターン11の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターン11は、m種類の異なる試薬を用いる形態として、延長パターン6、7、8を一般化したものである。すなわち、延長パターン6、7、8のいずれかの延長パターンに従ってフェーズ1、フェーズ2を実行する。続いて、第4試薬(或いは第5試薬)、第5試薬(或いは第6試薬)、・・・第m試薬(或いは第m+1試薬)についての分注等を行うフェーズmを実行する。これにより、複数の異なる試薬について、反応時間を延長させることができる。
Claims (11)
- 試料と試薬との混合液を格納する第1のセルと、第2のセルと、が配列された複数の反応容器と、
前記複数の反応容器を搭載し搬送する反応庫と、
前記搬送される各反応容器に対し、被処理位置において所定の処理を実行する処理ユニットと、
前記所定の処理が実行される際に、前記複数の反応容器のうち予め選択された反応容器を、前記第1のセルと前記第2のセルとの配列方向に沿って移動させる移動機構と、
前記反応庫、前記処理ユニット、前記移動機構を制御する制御ユニットと、
を具備することを特徴とする自動分析装置。 - 前記移動機構は、前記予め選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させることで、前記被処理位置に前記第1のセル又は前記第2のセルを選択的に配置し、
前記処理ユニットは、前記被処理位置に配置された前記第1のセル又は前記第2のセルに対して、前記所定の処理を実行すること、
を特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記処理ユニットは、前記第1のセルを洗浄する洗浄ユニット、前記第1のセルに前記試料を分注する試料分注ユニット、前記第1のセルに前記試薬を分注する試薬分注ユニット、前記第1のセルに格納された前記混合液を撹拌する撹拌ユニットのいずれかであることを特徴とする請求項2記載の自動分析装置。
- 前記第1のセルに格納された混合液に対して測光処理を実行する測光処理ユニットと、
前記測光処理に用いられる光源の焦点と前記第1のセルとの相対的位置関係を調整する調整ユニットと、
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記光源の光軸に沿った移動量及び移動方向を入力するための入力ユニットをさらに具備し、
前記制御ユニットは、前記入力ユニットによって入力される移動量及び移動方向に従って、前記反応容器を前記光軸に沿って移動させるように、前記調整ユニットを制御すること、
を特徴とする請求項4記載の自動分析装置。 - 前記複数の反応容器に格納された前記各混合液について成分分析を行うシーケンスにおいて、前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させる移動タイミングを決定する決定ユニットをさらに具備し、
前記制御ユニットは、前記決定された移動タイミングに従って前記選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させるように、前記移動ユニットを制御すること、
を特徴とする請求項5記載の自動分析装置。 - それぞれが異なるタイミングで前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させる複数のシーケンスの中から、所望のシーケンスを選択するための選択ユニットをさらに具備し、
前記制御ユニットは、前記選択ユニットによって選択されたシーケンスに従って前記選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させるように、前記移動ユニットを制御すること、
を特徴とする請求項5記載の自動分析装置。 - 前記処理ユニットは、前記第1のセルに格納された混合液に対して測光処理を行う測光ユニットであり、
前記移動機構は、前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させることで、前記測光処理に用いられる光源の焦点と前記第1のセルとの相対的位置関係を調整すること、
を具備することを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記配列方向に沿った移動量及び移動方向を入力するための入力ユニットをさらに具備し、
前記制御ユニットは、前記入力ユニットによって入力される移動量及び移動方向に従って、前記反応容器を前記光軸に沿って移動させるように、前記移動機構を制御すること、
を特徴とする請求項8記載の自動分析装置。 - 前記第2のセルは、前記第1のセルに比して深さが浅いことを特徴とする請求項1乃至9のううちいずれか一項記載の自動分析装置。
- 前記第2のセルは、前記第1のセルに比して深さが浅く、前記第1のセルの測光に影響市内一にあることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の自動分析装置。
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