JP2014202631A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014202631A
JP2014202631A JP2013079724A JP2013079724A JP2014202631A JP 2014202631 A JP2014202631 A JP 2014202631A JP 2013079724 A JP2013079724 A JP 2013079724A JP 2013079724 A JP2013079724 A JP 2013079724A JP 2014202631 A JP2014202631 A JP 2014202631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
reaction
unit
automatic analyzer
reagent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013079724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6214902B2 (ja
Inventor
智司 松本
Tomoji Matsumoto
智司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013079724A priority Critical patent/JP6214902B2/ja
Publication of JP2014202631A publication Critical patent/JP2014202631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6214902B2 publication Critical patent/JP6214902B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 測光の集光点と反応用セルとの相対的位置を可変調整することができ、洗浄動作等をスキップさせ反応時間を延長させることができる自動分析装置を提供すること。
【解決手段】 試料と試薬との混合液を格納する第1のセルと、第1のセルに比して深さが浅い第2のセルと、が配列された複数の反応容器と、複数の反応容器を搭載し、複数の反応容器を搬送する反応庫と、搬送される各反応容器に対し、被処理位置において所定の処理を実行する処理ユニットと、所定の処理が実行される際に、複数の反応容器のうち予め選択された反応容器を、第1のセルと第2のセルとの配列方向に沿って移動させる移動機構と、反応庫、処理ユニット、移動機構を制御する制御ユニットと、を具備する。
【選択図】 図3

Description

血液、尿、髄液等の検体(試料)と試薬とを反応させて分析し、特定の物質の濃度を測定する自動分析装置に関する。
自動分析装置(「検体検査装置」とも呼ばれる)とは、血液や尿に含まれる成分の濃度、あるいは活性値などを、検査試薬との化学反応を利用して光学的、電気的に測定する手順を自動化した装置である。自動分析装置は、通常生化学検査を主に分析するものとして設計され、同時に大量の分析、調査が可能であり、病院、検査機関等において広く利用され作業性の向上に大きく貢献している。
特開平6−102282号公報 特開平9−72919号公報
従来の自動分析装置は、測光に用いる光の焦点が反応液の中心に配置され、光軸が細くなるように設計され、生化学項目ではより少ないサンプル量(試料量)、試薬量で測光可能となり、ランニングコスト及び患者負担を軽減することができる。その一方で、近年、自動分析装置は、免疫検査への対応も求められている。
しかしながら、従来の自動分析装置では、免疫検査において主に利用される比濁法(免疫比濁法・ラテックス凝集比濁法)を行う場合、反応容器内の混合液中に存在する散乱体の多重散乱の影響を大きく受ける可能性があり、測定精度が低下する問題がある。
また、免疫検査では、10分以上の反応時間(試料と試薬とを十分反応させるために必要な時間)が必要な項目、三種類以上の試薬を必要とする項目も存在する。しかしながら、従来の自動分析装置は、一般的には、生化学検査を主に検査するものとして、約10分間の反応を測定するように設計されている。このため、特定の反応容器について反応時間を延長させるために、反応時間を延ばす必要のない反応容器を含む全体の測定操作を延長させる必要がある。その結果、測定時間の長期化を招き、全体測定能力(スループット)を下げることになる。
一方、例えば反応容器毎の反応時間の延長を可能にするために、例えば個別の反応容器に対して洗浄動作を行うことができる洗浄機構、所定の反応容器周辺をスキップする様なスキップ機構を新たに採用することも可能である。しかしながら、この様な新たな機構の採用は、動作の複雑化・構成部品の増加によるコストアップを招き、現実的ではない。
上記事情を鑑みてなされたもので、反応容器を個別に移動可能とすることで、測光の集光点を可変調整することができ、また、洗浄動作等をスキップさせ反応時間を延長させることができる自動分析装置を提供することを目的としている。
一実施形態に係る自動分析装置は、試料と試薬との混合液を格納する第1のセルと、前記第1のセルに比して深さが浅い第2のセルと、が配列された複数の反応容器と、前記複数の反応容器を搭載し、前記複数の反応容器を搬送する反応庫と、前記搬送される各反応容器に対し、被処理位置において所定の処理を実行する処理ユニットと、前記所定の処理が実行される際に、前記複数の反応容器のうち予め選択された反応容器を、前記第1のセルと前記第2のセルとの配列方向に沿って移動させる移動機構と、前記反応庫、前記処理ユニット、前記移動機構を制御する制御ユニットと、を具備するものである。
図1は、本実施形態に係る自動分析装置1の外観図である。 図2は、測光ユニット11の構成の一例を示した図である。 図3は、本実施形態に係る自動分析装置1のブロック構成図である。 図4は、反応容器41の斜視図である。 図5は、反応容器41を図4の方向Aから見た正面図である。 図6は、本自動分析装置1が有する反応容器移動機構を説明するための図である。 図7は、第1の移動機構を説明するための図である。 図8は、第1の移動機構を説明するための図である。 図9(a)、(b)、(c)は、第1の移動機構を用いた焦点と反応用セル41aとの相対的位置の調整を説明するための図である。 図10(a)〜(e)は、第1の移動機構を用いた焦点と反応用セル41aとの相対的位置の調整を説明するための図である。 図11は、第1の移動機構による反応用セル41aの移動量を入力するための入力画面の一例である。 図12は、第2の移動機構を説明するための図である。 図13は、本自動分析装置1の洗浄ユニット90及び洗浄位置近傍の上面図である。 図14は、図13のD方向に沿った断面図である。 図15は、本自動分析装置1の洗浄ユニット90のプローブ900の機構の一例を説明するための図である。 図16は、本自動分析装置1の洗浄ユニット90のプローブ900の機構の一例を説明するための図である。 図17は、各反応用セル41aに対し、試料の分注、各試薬の分注、撹拌、洗浄の各処理を有する一単位の処理の流れの例を示した図である。 図18は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン1)を示した図である。 図19は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン2)を示した図である。 図20は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン3)を示した図である。 図21は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン4)を示した図である。 図22は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン5)を示した図である。 図23は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン6)を示した図である。 図24は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン7)を示した図である。 図25は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン8)を示した図である。 図26は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン9)を示した図である。 図27は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン10)を示した図である。 図28は、反応時間を延長させる場合の処理の流れの一例(延長パターン11)を示した図である。 図29は、延長パターン1〜11に従う反応時間の設定(延長)に用いる画面の一例を説明するための図である。 図30は、延長パターン1〜11に従う反応時間の設定(延長)に用いる画面の一例を説明するための図である。
以下、実施形態を図面に従って説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本実施形態に係る自動分析装置1の構成を説明するための図である。同図に示す様に、自動分析装置1は、サンプルディスク20、サンプル分注ユニット30、反応容器41を配置するための反応庫40、第1試薬庫50、第2試薬庫60、第1試薬分注ユニット70、第2試薬分注ユニット80、洗浄ユニット90、撹拌ユニット91、電解質測定ユニット92、測光ユニット11を備える。サンプル分注ユニット30、第1試薬分注ユニット70、第2試薬分注ユニット80は、単に「分注ユニット」と呼ばれることもある。この様な分注ユニット、或いはサンプルディスク20等といった移動ユニットは、移動機構からの移動制御、位置決め制御に従って可動範囲内に原点となる位置(原点位置)と処理位置との間を移動しながら、所定の処理を実行する。また、本自動分析装置1は、個々の反応容器41を個別に移動させるための移動機構(後述)を具備している。以下、各構成要素について詳しく説明する。
サンプルディスク20は、反応庫40の近傍に配置されている。サンプルディスク20は、サンプルが収容されたサンプル容器21を保持する。サンプルディスク20は、特定のサンプル容器21が所定のサンプル吸入位置に位置決めされるように回動する。
サンプル分注ユニット30は、プローブ31とアーム32とを有し、反応庫40とサンプルディスク20との間に配置される。サンプル分注ユニット30は、サンプルプローブ31を、サンプルディスク20上のサンプル吸入位置に移動させる。そして、サンプルプローブ31は、サンプル吸入位置に配置されたサンプル容器21内へ下降し、液面を検知すると、さらに所定量だけ下降してサンプル容器21内のサンプルを所定量だけ吸入する。サンプルプローブ31は、サンプルを吸入し終わると上昇する。サンプルプローブ31が上昇し終わると、サンプルアーム32は回動して、サンプルプローブ31を、反応庫40のサンプル吐出位置へ移動させる。その後、サンプルプローブ31は、サンプル吐出位置に配置された反応容器41に、吸入したサンプルを所定量だけ吐出する。サンプルは、測定対象項目毎に反応容器41へ分注される。
反応庫40は、複数の反応容器41をセルホルダ23(図5等参照)に保持したまま所定の方向に沿って配列し、分析処理のシーケンスに従って、当該所定の方向に沿って複数の反応容器41を搬送する。本実施形態においては、説明を具体的にするため、複数の反応容器41が配列される方向(すなわち、複数の反応容器41が搬送される方向)を、「配列方向」或いは「搬送方向」と呼ぶ。また、反応庫40は、複数の反応容器41を保持しながら円周上に配列し搬送するディスク状の反応庫である場合を例としている。係る反応庫40は、ある一定のサイクル(例えば90度)で回動と停止とを繰り返すことで、各反応容器41を各処理に対応するユニットの処置位置に搬送する。なお、反応庫40に配列される反応容器41の構成については、後で詳しく説明する。
第1試薬庫50は、反応庫40の近傍に配置される。第1試薬庫50は、各測定項目に対応する試薬が収容された複数の第1試薬容器51を保持する。第1試薬庫50は、特定の第1試薬容器51が所定の第1試薬吸入位置に位置決めされるように回動する。
第2試薬庫60は、反応庫40の内側に配置される。第2試薬庫60は、各測定項目に対応する試薬が収容された複数の第2試薬容器61を保持する。第2試薬庫60は、特定の第2試薬容器6が所定の第2試薬吸入位置に位置決めされるように回動する。
第1試薬分注ユニット70は、プローブ71とアーム72とを有し、反応庫40の外周近傍に配置される。第1試薬分注ユニット70の先端にはプローブ71が取り付けられている。第1試薬分注ユニット70は、プローブ71を上下動及び回動可能に保持し、第1試薬庫50上の試薬庫51から試薬を吸入すると共に、反応容器41に吸引した試薬を吐出する。
第2試薬分注ユニット80は、プローブ81とアーム82とを有し、反応庫40と第2試薬庫60との間に配置される。第2試薬分注ユニット80の先端にはプローブ81が取り付けられている。第2試薬分注ユニット80は、プローブ81を上下動及び回動可能に保持し、第2試薬庫60上の試薬庫61から試薬を吸入すると共に、反応容器41に吸引した試薬を吐出する。
洗浄ユニット90は、反応庫40の外周近傍に配置される。洗浄ユニット90には、複数本の洗浄ノズルと、乾燥ノズルが取り付けられている。洗浄ユニット90は、反応庫40の洗浄位置にある反応容器41を洗浄ノズルにより洗浄し、乾燥ノズルにより乾燥する。なお、反応庫40に設けられる少なくとも一つの反応容器41は、必要に応じて、分注プローブ30、70、80を洗浄するための洗浄ブールとして用いられる。しかしながら、当該構成に限定する趣旨ではなく、専用の洗浄プールを別途設けるようにしてもよい。
撹拌ユニット91は、反応庫40の外周近傍に配置される。撹拌ユニット91の先端には撹拌子が取り付けられている。撹拌子は、反応庫40上の撹拌位置に配置された反応容器41内のサンプルと試薬とを撹拌する。サンプルと試薬とが撹拌されることにより、サンプルと試薬との化学反応が促進する。
電解質測定ユニット92は、反応容器41内の試料と試薬の混合液中に存在する特定電解質の測定を行なう。
測光ユニット11は、反応庫40の下側に設けられ、反応容器41内の試料と試薬との混合液の吸光度を測定し、試料の特定成分を分析する。図2は、測光ユニット11の構成を説明するための図である。同図に示す様に、測光ユニット11は、光源部110、照射光学部111、検出光学部112、分光分析部113、光検出部114を有している。光源部110から照射される測定用の光は、照射光学部112によって測光焦点Fにおいて集光される。反応容器41は、測光焦点F或いはその近傍を横切るように反応庫40により回動される。反応容器41内の試料を透過した光は、検出光学部112を通過した後、分光分析部113において分光され、光検出部114において光から電気信号に変換され後段の処理系統に送り出される。
図3は、上記構成を具備する自動分析装置1の機能ブロック図である。図3を参照しながら、自動分析装置1の動作制御について説明する。
自動分析装置1は、制御ユニット2、記憶ユニット3、操作ユニット4、表示ユニット5、分析ユニット6、移動機構駆動部7、測光ユニット11、サンプルディスク駆動部20D、サンプル分注ユニット駆動部30D、反応庫駆動部40D、第1試薬庫駆動部50D、第2試薬庫駆動部60D、第1試薬分注ユニット駆動部70D、第2試薬分注ユニット駆動部80D、洗浄ユニット90、撹拌ユニット91、電解質測定ユニット92を具備する。
制御ユニット2は、本自動分析装置1の動作に関する総括的な制御を行う。記憶ユニット3は、本自動分析装置1の動作プログラム、分析処理のための各種情報、後述する種々のパターンに対応する分析処理シーケンスを実行するためのプログラム、分析結果、設定された測定項目、測定に用いる試薬、試薬残量等を記憶する。また、記憶ユニット3は、特定の位置に設定された反応容器41の測光位置(或いは、反応容器41毎の測光位置)、特定の位置に設定された反応容器41の反応時間(或いは、反応容器41毎の反応時間)を記憶する。操作ユニット4は、キーボード、マウス等の入力手段を備える。表示ユニット5は、検体情報、測定項目の選択画面、分析結果、後述する焦点位置選択画面等を表示する。分析ユニット6は、測光ユニット11から受け取る測光結果等に基づいて、各検体に関する各試料の成分を分析する。各駆動部は、制御ユニット2からの制御に従って、所定のタイミングで対応するユニットを駆動させる。特に、移動機構駆動部7は、制御ユニット2からの制御に従って、所定のタイミングで後述する移動機構を駆動させ、測光焦点Fと反応容器41との相対的位置の調整、反応時間確保のための反応用セル41aの退避等を実行する。
(反応容器)
図4は、反応容器41の外観図であり、図5は、反応容器41を図4のAの方向から見た側面図である。図4、図5に示すように、反応容器41は、反応用セル41a、スキップ用セル41b、固定部41cを有している。
反応用セル41aは、サンプルプローブ31によって分注される試料、第1の試薬プローブ71、第2の試薬プローブ81によって分注される各試薬を格納し、所定時間反応させる。また、反応用セル41aは、試料と試薬との反応時間を通常に比して長く設定する場合に、後述する移動機構によって所定のタイミングで退避位置に配置される。
スキップ用セル41bは、反応用セル41aに比して深さが浅い容器であり、固定部41cによって反応用セル41aと一体に固定される。従って、スキップ用セル41bの下の領域は、図4に示したように、反応用セル41aに測定用の光を直接照射することができる。このスキップ用セル41bは、反応用セル41a内の試料と試薬との反応時間を通常に比して長く設定する場合に、後述する移動機構によって所定のタイミングで分注位置、洗浄位置、撹拌位置、測光位置等に配置される。
固定部41cによって一体形成された反応容器41は、図5に示したように、反応庫40のセルホルダ43によって保持される。なお、セルホルダ43によって保持された反応容器41は、後述する移動機構によって、各分注位置、洗浄位置等との相対的位置を個別に調整することが可能である。
(反応容器移動機構)
本自動分析装置1は、第1の移動機構と第2の移動機構とからなる反応容器移動機構を有している。第1の移動機構は、各反応容器41を測定ユニット11の光源部110の光軸方向に沿って個別に移動可能とするものである。第1の移動機構により、反応用セル41aと測光焦点との相対的な位置関係を測定項目毎に個別に調整することができる。
第2の移動機構は、各反応容器41を反応用セル41aとスキップ用セル41bとの配列方向に沿って個別に移動可能とし、反応用セル41aを洗浄処理、分注処理、測光処理、撹拌処理等の各種処理を受ける位置(被処理位置)から退避させることで、所望の処理をスキップ可能にするものである。第2の移動機構により、他の反応容器41の分析処理サイクル(分析開始から分析終了までの期間)への影響を抑えつつ、特定の測定項目に対応する反応用セル41b内の試料と試薬との反応期間を十分に確保することができる。
なお、本実施形態では、反応庫4として円周に沿って反応容器41を搬送する反応ディスクを用いている。このため、第1の移動機構による反応容器41の移動方向は、図6に示す様に反応ディスクの動径方向Dとも一致する。また、本実施形態においては、装置の構成を簡略化する観点から、第2の移動機構による移動方向と第1の移動機構による移動方向とを同じ動径方向Dとする場合を例とする。しかしながら、当該例に拘泥されず、反応庫4は、直線軌道によって搬送する形態のものであってもよい。このような反応庫4を採用する場合であっても、第1の移動機構による反応容器41の移動方向は光源の光軸に沿った方向であり、第2の移動機構による反応容器41の移動方向は、反応庫4に反応容器41を設定した場合の反応用セル41aとスキップ用セル41bとの配列方向となる。
図7〜図12は、第1の移動機構或いは第2の移動機構を説明するための図である。以下、第1の移動機構と第2の移動機構とのそれぞれについて詳しく説明する。
図7に示すように、第1の移動機構は、弾性部材44a、44bとフレーム44cとからなる支持ユニット44と、アクチュエータ45a、45b、アクチュエータ45a、45bを駆動するためのモータ(図示せず)によって構成されるものである。支持ユニット44は、フレーム44c内において反応容器41を弾性部材44a、44bによって、弾性部材44a、44bの伸縮方向(弾性部材44a、44bが伸びたり縮んだりする方向)に移動可能な状態で支持する。なお、アクチュエータ45a、45bは、反応容器41を設置する個々の開口部430毎に設けられる。しかしながら、当該構成に拘泥されず、例えば測光焦点Fとの位置調整を必要とする反応容器41が設置される領域にのみ、第1の移動機構を設ける構成であってもよい。
反応容器41を支持した支持ユニット44は、図7、図8に示すように、伸縮方向が光源部110の光軸方向と一致した状態でセルホルダ43の開口部430にはめ込まれる。セルホルダ43にはめ込まれた反応容器41の伸縮方向(すなわち、光軸方向、動径方向)に関する位置は、図7、図8に示すアクチュエータ45a、45bによって、所定のタイミングで調整される。すなわち、内側のアクチュエータ45aによってフレーム44c(すなわち反応容器41)を押し出し図7に示すD1方向(すなわち、反応庫40の円周に向かう向き)に移動させることで、図9(a)に示すような位置(測光焦点が光軸方向に対して反応用セル41aの中心に位置する場合)に対して、図9(b)に示すように反応用セル41aを測光用の光源から遠ざけることができる。また、外側のアクチュエータ45bによってフレーム44c(すなわち反応容器41)を押し出し図8に示すD2方向(すなわち、反応庫40の中心に向かう方向)に移動させることで、図9(a)に示すような位置に対して、図9(c)に示すように反応用セル41aを測光用の光源に近づけることができる。
なお、図7〜図9の例では、反応用セル41aが内側に、スキップ用セル41bが外側に配置されるように、反応容器41をセルホルダ43に設置する構成を例示した。これに対し、例えば反応用セル41aが外側に、スキップ用セル41bが内側に配置されるように、反応容器41をセルホルダ43に設置する構成としてもよい。
また、測光焦点Fと反応用セル41aとの相対的位置の調整は、アクチュエータ45a、45bの可動範囲内で連続的に行うことができる。しかしながら、当該例に拘泥されず、反応用セル41aの位置をアクチュエータ45a、45bの可動範囲内で図10(a)〜(e)に示すように段階的(同図の例では−2,−1,0,+1,+2の5段階)にプリセットしておき、例えば図11に示す入力画面により、「測光位置」として所望の位置(段階)を選択可能とする構成であってもよい。
第2の移動機構は、図12に示す様に、弾性部材44a、44bとフレーム44cとからなる支持ユニット44と、反応庫4の円周に沿って形成されたガイド47によって構成されるものである。ガイド47は、弾性部材44a、44bの伸縮方向(D2方向)に沿って反応用セル41a、スキップ用セル41bを押し出すための凸部470を有する。この凸部470は、所定のタイミングでD2方向に突出可能である。反応庫41の回動により、凸部470を突出させた位置に反応容器41が送り出されると、反応容器41は、標準状態(弾性部材44a、44bの弾性力が釣り合って反応容器41が止まっている状態)から、凸部470の突出長だけ(図12の例では、スキップ用セル41bの幅Sだけ)D2方向に押し出される。また、反応庫41の回動により、凸部470を突出させた位置から他の位置に反応容器41が送り出されると、弾性部材44a、44bの復元力により、反応容器41は再び標準状態に自動的に配置される。
図13〜図16を参照しながら、第2の移動機構によって洗浄処理をスキップさせる場合について説明する。なお、第2の移動機構による洗浄処理のスキップ処理は、あくまでも例示であり、当該例に拘泥されない。例えば、撹拌処理、試料分注処理、試薬分注処理、測光処理等の所望の処理をスキップの対象とすることができる。
図13は、本自動分析装置1の洗浄ユニット90及び洗浄位置近傍の上面図である。同図では、番号32、34、37に対応する凸部470が突出させた場合を例示している。また、図14は、図13のD方向に沿った断面図である。
図13に示す様に、反応庫41の回動により、例えば反応庫4の番号31〜37の位置に配置された7つの反応容器41が洗浄ユニット90による洗浄位置に送り出されると、番号32、34、37に対応する各反応用セル41aは、ガイド47の凸部470によって円周軌道C上から内側に押し出される。これにより、番号32、34、37においては、反応用セル41aが図14(a)に示す円周軌道C上から図14(b)に示す退避位置に移動すると共に、スキップ用セル41bが退避位置に配置されることになる。
洗浄ユニット90は、番号32、34、37の位置においてはスキップ用セル41bに、番号31、33、35、36の位置においては反応用セル41aに、例えば図15に示す様な7本の洗浄部ローブ900をそれぞれ挿入し、洗浄処理を実行する。なお、洗浄ユニット90の洗浄部ローブ900は、反応用セル41aに比して浅いスキップ用セル41bに挿入された場合には、スキップ用セル41bの底面と接触によって破損しないように、図16に示す様に上に持ち上がるようになっている。
以上述べた第2の移動機構により、番号32、34、37に配置された反応容器41については、被処理位置に配置されたスキップ用セル41bに対して洗浄処理を実行することになるため、番号31〜37の位置に配置された各反応用セル41aについての洗浄処理はスキップされることになる。その結果、番号32、34、37に配置された反応用セル41aは、例えば番号31、33、35、36等に配置された各反応用セル41aに比して、反応時間を長く確保することが可能となる。
また、洗浄処理後には、さらに反応庫41が回動することにより、番号32、34、37に配置された各反応容器41は、ガイド47の凸部470による押し出しから、解除されることになる。その結果、弾性部材44bの復元力により、各反応用セル41aを円周軌道C上に自動的に戻すことができる。その結果、番号32、34、37に配置された反応用セル41aは、退避位置から円周軌道C上に戻されることになる。
第1の移動機構による測光位置の調整については、例えば反応用セル41aが測光位置に配置された直後、測光処理の直前、測光処理前の反応庫4の回動中或いは停止中等の所定のタイミングで実行される。一方、第2の移動機構による反応用セル41aの退避については、例えばスキップの対象となる洗浄処理、分注処理、撹拌処理等の直前、スキップ対象処理前の反応庫4の回動中或いは停止中等の所定のタイミングで実行される。
(分析処理)
上記反応容器移動機構によって、本自動分析装置1は、各反応用セル41a毎に反応時間を設定し、分析処理を実行することが可能である。例えば、図17に示すように、各反応用セル41aに対し、試料の分注、各試薬の分注、撹拌、洗浄の各処理を合計約10分間で実行するシーケンスを例とする。なお、本実施形態では、測光処理は、任意に設定された周期(例えば、18秒等の時間間隔)で実行される。本自動分析装置1においては、反応容器移動機構によって反応用セル41aを移動させて所望の処理をスキップさせることで、図17に示した処理を1単位として反応時間を延長させることが可能である。なお、以下の説明においては、図17に示す処理を1単位として繰り返し実行する場合、1周目を第1フェーズ、2周目を第2フェーズ、・・・、n周目を第nフェーズと呼ぶことにする。
図18は、反応時間を延長させるシーケンスの一例(延長パターン1)を示した図である。同延長パターン1は、試料及び第1の試薬を第1フェーズにおいて分注し、第2試薬を第2フェーズにおいて行うことで、試料と第1の試薬との反応時間を通常の2倍程度(合計20分程度)を確保するものである。なお、第2の移動機構による反応用セル41aの退避及び円周軌道C上への復元は、例えば、第1フェーズの第2試薬分注の直前及び直後といった具合に、スキップすべき処理(図18において(休み)と記された処理)の直前、直後において実行され、第1の移動機構による測光位置の調整については、第2フェーズの測定開始時において実行されることになる。
なお、反応時間を延長させる場合のパターンは、図18の例に拘泥されない。測定項目や試薬特性に応じて、例えば次のような種々の延長パターンを設定することも可能である。
(延長パターン2)
図19は、延長パターン2の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間を延長パターン1に比して長く設定し、試料と第2試薬との反応時間を延長パターン1に比して短く設定するものである。
(延長パターン3)
図20は、延長パターン3の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、第2の試薬を第1の試薬として使用し、試料と第2の試薬との反応時間を延長パターン1と同程度確保しつつ、試料と第1試薬との反応時間を延長パターン1に比して短く設定するものである。
(延長パターン4)
図21は、延長パターン4の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、延長パターン1に比して短く設定するものである。
(延長パターン5)
図22は、延長パターン5の処理の流れを示したフローチャートである。図18に示した延長パターン1と比較すると、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、延長パターン1に比して長く設定するものである。
(延長パターン6)
図23は、延長パターン6の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、図22に示した延長パターン5と同程度確保しつつ、第2フェーズにおいて第3の試薬についても分注を実行することができる。
(延長パターン7)
図24は、延長パターン7の処理の流れを示したフローチャートである。図23に示した延長パターン6と比較すると、試料と第1及び第2の試薬との各反応時間を延長パターン6と同程度確保しつつ、試料と第3試薬との反応時間を延長パターン6に比して短く設定するものである。
(延長パターン8)
図25は、延長パターン8の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、試料と第1の試薬との反応時間、試料と第2の試薬との反応時間の双方について、図22に示した延長パターン5と同程度確保しつつ、第2フェーズにおいて第3の試薬及び第4の試薬についても分注を実行することができる。
(延長パターン9)
図26は、延長パターン9の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターンに従えば、延長パターン1〜8のいずれかを実行した後、さらに試料分注、各試薬分注、撹拌処理、を行わない第3フェーズを実行することで、反応時間をさらにさらに一フェーズ分延長させることができる。
(延長パターン10)
図27は、延長パターン10の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターン10は、各フェーズを複数回繰り返すことで、反応時間を延長する例である。同図においては、第1フェーズ及び第2フェーズ共にn回繰り返す場合を例示したが、繰り返す回数は必要に応じて各フェーズ毎に設定することも可能である。
(延長パターン11)
図28は、延長パターン11の処理の流れを示したフローチャートである。本延長パターン11は、m種類の異なる試薬を用いる形態として、延長パターン6、7、8を一般化したものである。すなわち、延長パターン6、7、8のいずれかの延長パターンに従ってフェーズ1、フェーズ2を実行する。続いて、第4試薬(或いは第5試薬)、第5試薬(或いは第6試薬)、・・・第m試薬(或いは第m+1試薬)についての分注等を行うフェーズmを実行する。これにより、複数の異なる試薬について、反応時間を延長させることができる。
以上述べた各延長パターンに従う反応時間の設定(延長)は、例えば図29、図30に示すような測定する項目の反応用セル41a毎の設定画面を利用して実行することができる。すなわち、所望の測定する項目の反応用セル41aについて反応時間の延長を行わない場合には、図29に示すように、設定画面の項目「反応時間」について、操作ユニット4を介して「標準」を選択し設定する。一方、所望の測定する項目の反応用セル41aについて反応時間を延長する場合には、図30に示すように、設定画面の項目「反応時間」について、操作ユニット4を介して「延長パターン1」等の所望の延長パターンを選択し設定することができる。
以上述べた本自動分析装置によれば、反応容器移動機構により、測光に用いる光の焦点と反応容器との相対的な位置関係を光軸に沿って個別に(反応容器毎に)調整することができる。従って、生化学項目、免疫検査項目といった各種測定項目に応じて、焦点位置を適切に設定することができる。その結果、多重散乱等の影響を最小限に抑制することができ、免疫検査等を含む種々の検査においても、高い測定精度を確保することができる。
また、反応容器移動機構により、所定のタイミングで所望の反応用セルを退避位置に退避させ、分注処理、洗浄処理等の各所望の処理をスキップさせることができる。これにより、反応時間を個別に(反応用セル毎に)設定することができ、分析処理サイクル(分析開始から分析終了までの期間)への影響を抑えつつ、特定の測定項目に対応する反応用セル内の試料と試薬との反応期間を十分に確保することができる。さらに、いずれの処理をどのタイミングでスキップさせるかについて、任意に設定することができる。これにより、種々の反応時間を設定することができ、測定項目に応じた適切な反応時間を確保することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、上記実施形態においては、第1の移動機構と第2の移動機構とは、個別の機構として説明した。しかしながら、当該例に拘泥されず、例えば第1の移動機構に係るアクチュエータ等を用いて、所定のタイミングで所望の反応用セルを退避位置に退避させ、分注処理、洗浄処理等の各所望の処理をスキップさせることも可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…自動分析装置、11…測光ユニット、20…サンプルディスク、30…サンプル分注ユニット、40…反応庫、41…反応容器、50…第1試薬庫、60…第2試薬庫、70…第1試薬分注ユニット、80…第2試薬分注ユニット、90…洗浄ユニット、91…撹拌ユニット、92…電解質測定ユニット

Claims (11)

  1. 試料と試薬との混合液を格納する第1のセルと、第2のセルと、が配列された複数の反応容器と、
    前記複数の反応容器を搭載し搬送する反応庫と、
    前記搬送される各反応容器に対し、被処理位置において所定の処理を実行する処理ユニットと、
    前記所定の処理が実行される際に、前記複数の反応容器のうち予め選択された反応容器を、前記第1のセルと前記第2のセルとの配列方向に沿って移動させる移動機構と、
    前記反応庫、前記処理ユニット、前記移動機構を制御する制御ユニットと、
    を具備することを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記移動機構は、前記予め選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させることで、前記被処理位置に前記第1のセル又は前記第2のセルを選択的に配置し、
    前記処理ユニットは、前記被処理位置に配置された前記第1のセル又は前記第2のセルに対して、前記所定の処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  3. 前記処理ユニットは、前記第1のセルを洗浄する洗浄ユニット、前記第1のセルに前記試料を分注する試料分注ユニット、前記第1のセルに前記試薬を分注する試薬分注ユニット、前記第1のセルに格納された前記混合液を撹拌する撹拌ユニットのいずれかであることを特徴とする請求項2記載の自動分析装置。
  4. 前記第1のセルに格納された混合液に対して測光処理を実行する測光処理ユニットと、
    前記測光処理に用いられる光源の焦点と前記第1のセルとの相対的位置関係を調整する調整ユニットと、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  5. 前記光源の光軸に沿った移動量及び移動方向を入力するための入力ユニットをさらに具備し、
    前記制御ユニットは、前記入力ユニットによって入力される移動量及び移動方向に従って、前記反応容器を前記光軸に沿って移動させるように、前記調整ユニットを制御すること、
    を特徴とする請求項4記載の自動分析装置。
  6. 前記複数の反応容器に格納された前記各混合液について成分分析を行うシーケンスにおいて、前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させる移動タイミングを決定する決定ユニットをさらに具備し、
    前記制御ユニットは、前記決定された移動タイミングに従って前記選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させるように、前記移動ユニットを制御すること、
    を特徴とする請求項5記載の自動分析装置。
  7. それぞれが異なるタイミングで前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させる複数のシーケンスの中から、所望のシーケンスを選択するための選択ユニットをさらに具備し、
    前記制御ユニットは、前記選択ユニットによって選択されたシーケンスに従って前記選択された反応容器を前記配列方向に沿って移動させるように、前記移動ユニットを制御すること、
    を特徴とする請求項5記載の自動分析装置。
  8. 前記処理ユニットは、前記第1のセルに格納された混合液に対して測光処理を行う測光ユニットであり、
    前記移動機構は、前記反応容器を前記配列方向に沿って移動させることで、前記測光処理に用いられる光源の焦点と前記第1のセルとの相対的位置関係を調整すること、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  9. 前記配列方向に沿った移動量及び移動方向を入力するための入力ユニットをさらに具備し、
    前記制御ユニットは、前記入力ユニットによって入力される移動量及び移動方向に従って、前記反応容器を前記光軸に沿って移動させるように、前記移動機構を制御すること、
    を特徴とする請求項8記載の自動分析装置。
  10. 前記第2のセルは、前記第1のセルに比して深さが浅いことを特徴とする請求項1乃至9のううちいずれか一項記載の自動分析装置。
  11. 前記第2のセルは、前記第1のセルに比して深さが浅く、前記第1のセルの測光に影響市内一にあることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の自動分析装置。
JP2013079724A 2013-04-05 2013-04-05 自動分析装置 Active JP6214902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013079724A JP6214902B2 (ja) 2013-04-05 2013-04-05 自動分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013079724A JP6214902B2 (ja) 2013-04-05 2013-04-05 自動分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014202631A true JP2014202631A (ja) 2014-10-27
JP6214902B2 JP6214902B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=52353181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013079724A Active JP6214902B2 (ja) 2013-04-05 2013-04-05 自動分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6214902B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3168599A1 (en) 2015-11-13 2017-05-17 Furuno Electric Co., Ltd. Reaction measuring unit and analyzer
JP2019163942A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社島津製作所 粒子径分布測定装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012786U (ja) * 1973-05-30 1975-02-10
JPH045569A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Anariiteikaru Instr:Kk 試薬収納型反応容器及びその測定装置
JPH0526883A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Nittec Co Ltd 自動分析装置
JPH06160398A (ja) * 1992-11-16 1994-06-07 Toshiba Corp 自動分析装置
JPH06308133A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Precision Syst Sci Kk 検体検査装置
JP2000065744A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Hitachi Ltd 自動分析装置
US20110243791A1 (en) * 2010-04-01 2011-10-06 Shoichi Kanayama Automatic analyzer

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012786U (ja) * 1973-05-30 1975-02-10
JPH045569A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Anariiteikaru Instr:Kk 試薬収納型反応容器及びその測定装置
JPH0526883A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Nittec Co Ltd 自動分析装置
JPH06160398A (ja) * 1992-11-16 1994-06-07 Toshiba Corp 自動分析装置
JPH06308133A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Precision Syst Sci Kk 検体検査装置
JP2000065744A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Hitachi Ltd 自動分析装置
US20110243791A1 (en) * 2010-04-01 2011-10-06 Shoichi Kanayama Automatic analyzer
JP2011227065A (ja) * 2010-04-01 2011-11-10 Toshiba Corp 自動分析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3168599A1 (en) 2015-11-13 2017-05-17 Furuno Electric Co., Ltd. Reaction measuring unit and analyzer
JP2019163942A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社島津製作所 粒子径分布測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6214902B2 (ja) 2017-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10775398B2 (en) Automated diagnostic analyzers having vertically arranged carousels and related methods
JP2004522979A (ja) タイプに従って分析を仕分けることによって臨床検査用自動分析装置の処理能力を向上させること
JP2004045112A (ja) 自動分析装置
JP6214902B2 (ja) 自動分析装置
JP6312313B2 (ja) 自動分析装置及び自動分析方法
JP6419641B2 (ja) 自動分析装置及び多重測定方法
JP2011227092A (ja) 自動分析装置
JP4408404B2 (ja) 自動分析装置
JP6411098B2 (ja) 自動分析装置
JP6012367B2 (ja) 自動分析装置
JP5017421B2 (ja) 自動分析装置
JP2016170075A (ja) 自動分析装置及び自動分析方法
JP4146873B2 (ja) 自動分析装置
JP2005201771A (ja) 自動分析装置
JP5330122B2 (ja) 自動分析装置
JP7304969B2 (ja) 自動分析装置及び自動分析装置用の制御プログラム
JP4410644B2 (ja) 生化学自動分析装置
JP5215164B2 (ja) 自動分析装置及び自動分析装置における手分注測定方法
JP4538487B2 (ja) 自動分析装置
JP2021143904A (ja) 回転テーブルを用いる検出方法および検出装置
JP2011117755A (ja) 自動分析装置
JP2017083296A (ja) 自動分析装置
JP2009243995A (ja) 自動分析装置
JPS6053851A (ja) 自動分析装置
JP2013015332A (ja) 自動分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6214902

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350