JPH0615497A - 電動プレス - Google Patents
電動プレスInfo
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- JPH0615497A JPH0615497A JP19751792A JP19751792A JPH0615497A JP H0615497 A JPH0615497 A JP H0615497A JP 19751792 A JP19751792 A JP 19751792A JP 19751792 A JP19751792 A JP 19751792A JP H0615497 A JPH0615497 A JP H0615497A
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- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
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Abstract
レス加工すること。 【構成】 電動機3と、該電動機3を駆動するモータド
ライバ12と、回転力をネジ機構にてプレス用のラム1
の直線運動に変換する変換機構と、被加工物に対応して
ラム上限位置を設定,記憶,検出,変更する対応高さ設
定点制御手段Bと、被加工物に対して圧力を加える圧入
作業開始位置設定,記憶,検出,変更する圧入作業開始
点制御手段Cとを備えてなること。
Description
物Wを精密かつ正確に加工する電動プレスに関する。
レス、液圧プレス、足踏みプレス、空気プレス等のもの
があった。
用途で多少異なるものの、一般に大型、大容量のものが
多く、精密なプレス作業をすることができなかった。
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、電動機をプレスの主駆動源として用い、プレス用の
ラムの各高さ位置において、速度及び加圧力を制御し、
小型、小容量の被加工物Wを精密かつ正確に加工するこ
とができ、前記の課題を解決したものである。また、そ
の特性を生かしフレキシブルな対応を可能とさせ、さら
に、電動機による回転力を直線運動に変換する機構を備
えた電動プレスに中央演算装置とその関連装置とにより
ラムへの各種機能を指令するように構成したものであ
る。
すると、本発明の電動プレスは、図5及び図6に示すよ
うに、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力
を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与
えるボール螺子2と、電動機3とからなり、これらがケ
ーシング4の頭部枠体内に設けられている。
すように、筒状体に形成されたものであって、具体的に
は円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸方向に沿
って中空状部が形成されており、該中空状部の内部にボ
ール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となっており、ラム
1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボール螺子
2のナット体2bが固着されている。
が装着自在となるように構成されており、実際には該押
圧体1bが被加工物Wに当接して、適宜の圧力を与える
ものであり、さらにその押圧体1bには、歪みゲージの
取付が可能に構成されることもあり、該歪みゲージによ
って、被加工物Wに与える圧力を検出することができる
ようになっている。
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図5,図6に示すように、振れ止杆6a,案内部
6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラム
1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状とな
るようにして、連結板6cを介して設けられ、その振れ
止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する構
成となっている。
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
イッチ作動部Sが形成され、ケーシング4内に設けたラ
ム1のストローク範囲を設定するリミットスイッチとし
ての上限スイッチUs及び下限スイッチDsを作動させ
るように構成されている。
の上昇限度点を規制するためのもので、ラム1に連動さ
れた振れ止杆6aのスイッチ作動部Sの上端側に当たっ
て動作すると、中央処理装置(CPU)11がモータド
ライバ12に信号を送り、前記ラム1が上昇を停止す
る。上昇しすぎてラム1と連動するボール螺子2のナッ
ト体2bが上端軸受部に衝突するのを防止する。一方、
下限スイッチDsは、ラム1の下降限度点を規制するた
めのもので、ラム1に固着された振れ止杆6aのスイッ
チ作動部Sの下端側に当たって動作すると、中央処理装
置(CPU)11がモータドライバ12に信号を送り、
前記ラム1が下降を停止する。下降しすぎてボール螺子
2のナット体2bが外れることを防止する。
リミットスイッチなる上限スイッチUsにて、ラム1の
上昇限度点が設定されると、上昇による破損等を防止
できる。ラム上限制御手段Aは、ラム1の上昇限度位置
を設定する設定手段A1 と、ラム1の基準位置を検出す
るラム1の位相検出手段A2 から構成されている。
スイッチなる下限スイッチDsにて、ラム1の下降限度
点が設定されると、下降によるナット等の外れ防止や
ラム1の損傷を防止できる。ラム下限制御手段Fは、ラ
ム1の下降限度位置を設定する設定手段にて構成されて
いる。
ラム7を介して手前側で、且つラム1の直下にベース8
が設けられ、該ベース8の手前には、操作ボタン9a及
び9bが設けられ、ラム1の降下、一旦停止、上昇の機
能を有する。具体的には、ラム1を下降させる場合には
操作ボタン9a及び9bを同時に押し、一時停止の場合
は操作ボタン9aを押し、操作ボタン9bのみを離す。
さらに、操作ボタン9a及び9bを同時に離すとラム1
は上昇するように構成されている。
部10には、10a乃至10iまで種々のスイッチ、ボ
タン等を有している。
10bは、各種の記憶点の設定及び変更を行なう場合に
使用される。10cは、被加工物Wの高さに対応して上
昇位置を設定する対応高さ設定ボタン、10dは圧入作
業開始設定ボタン、10eは圧入停止設定ボタンであ
る。10fはコード発生器としてのデジタルスイッチで
あって、定位置停止点の補正に使用される。例えば、そ
の使用方法は、該デジタルスイッチ10fに補正値をセ
ットし、符号切替スイッチ10gにより加算あるいは減
算を指示すると、中央処理装置(CPU)11が演算を
行い圧入作業開始設定ボタン10dによる設定点が変更
される。10hは上限加圧力設定ボタンで、10iは下
限加圧力設定ボタンである。
1の対応高さ設定点、高速から低速への切替点、設定
加圧力発生点、定位置停止点の各位置を記憶し、これら
の各位置へ前記ラム1が到達したことを検知し、電動機
3に回転速度及び電流値の設定変更と断続及び反転を指
示する機能を有する。
装置11の指令により電動機3を駆動させる。ラム1の
基準位置を検出するものとしてのエンコーダ13が電動
機3に連結されており、これによってラム1の移動量及
び速度を検出する。
からの信号をデジタルからアナログへ変換して、モータ
ドライバ12へ送る機能を有する。
明すると、制御部10上の電源スイッチ10aをONに
すると、中央処理装置11から原点設定のための上昇信
号がモータドライバ12に送られ電動機3が駆動してラ
ム1が上昇を開始し、前記ラム1に連結されたスイッチ
作動部Sがリミットスイッチなる上限スイッチUsを押
圧することにより、ラム1の上昇限度点を検知する
と、前記中央処理装置11が電動機3を停止させた後、
反転・駆動する。
処理装置11を各種記憶の取り込み状態にさせた後、操
作ボタン9a及び操作ボタン9bを同時に押してラム1
を下降させてゆき、前記操作ボタン9aを押し、且つ操
作ボタン9bを離してラム1を一時停止させ、対応高さ
設定ボタン10cを押すと対応高さ設定点が前記中央
処理装置11に記憶される。これによって、ラム1は対
応高さ設定点以上に上昇せず、ラムストーロクを被加
工物Wの大きさに応じた最小ストロークにできる。該対
応高さ設定点を設定する設定手段B1 と、設定された
対応高さ設定点を記憶する記憶手段B2 と、設定され
た対応高さ設定点を検出する検出手段B3 と、設定さ
れた対応高さ設定点を変更する変更手段B4 とを総称
して対応高さ設定点制御手段Bという。
て各種を機能させる。次に、圧入作業開始点の設定
は、前記操作ボタン9a及び操作ボタン9bを押してラ
ム1を下降させてゆき、被加工物Wに当接する位置で、
圧入作業開始設定ボタン10dを押して中央処理装置1
1に圧入に必要な加圧力を加えるべき位置として圧入作
業開始点が記憶される。該圧入作業開始点を設定す
る設定手段C1 と、設定された圧入作業開始点を記憶
する記憶手段C2 と、設定された圧入作業開始点を検
出する検出手段C3 と、設定された圧入作業開始点を
変更する変更手段C4 とを総称して圧入作業開始点制御
手段Cという。
ボタン9bを押してラム1を下降させてゆき、この被加
工物Wに加圧を完了する任意の位置として圧入停止点
でラム1を一時停止させ、圧入停止設定ボタン10eを
押すとこの圧入停止点が中央処理装置11に記憶され
る。このような設定圧力終了位置として圧入停止点を
設定する設定手段D1 と、設定された圧入停止点を記
憶する記憶手段D2 と、設定された圧入停止点を検出
する検出手段D3 と、設定された圧入停止点を変更す
る変更手段D4 とを総称して圧入停止点制御手段Dとい
う。
度は前記ラム1は自動的に対応高さ設定点まで上昇し
て停止するように構成されている。
ークの速度としては、対応高さ設定点乃至圧入作業開
始点までは高速下降するように中央処理装置11に記
憶され、圧入作業開始点位置で一旦停止するように中
央処理装置11に記憶され、さらに圧入作業開始点よ
り圧入停止点までは、低速で且つ加圧に必要な充分の
出力が可能な状態にて下降するように中央処理装置11
に記憶される。
は、被加工物Wに圧入するための加圧力を制御する加圧
力制御手段Eが必要とされることが多い。該加圧力制御
手段Eは、加圧力を設定する設定手段E1 と、設定され
た加圧力を記憶する記憶手段E2 と、設定された加圧力
を検出する検出手段E3 と、設定された加圧力を変更す
る変更手段E4 とを総称したものである。
さ制御手段を介して行なうこともある。さらに、圧入停
止点については、設定位置が不都合な場合には、前記
制御部10のデジタルスイッチ10fに補正値をセット
し、前記定位置停止点を必要な寸法だけ変更することが
できる。これにより、加圧作業に必要な動作の記憶設定
がされたことになる。
理装置11からの信号をデジタルより電流設定回路14
にてアナログに変換して、モータドライバ12へ送り、
電流制御がなされ、該電流制御にてラム1の所望の速度
及び圧力調整が行なわれる。
て説明する。スタートさせると、ラム1が対応高さ設定
点からS1にて指定速度(高速)で下降し、圧入作業
開始点位置を確認するまで下降し、S2にて圧力セン
サーによって圧入作業開始点か否かの判断をなし、圧
入作業開始点が検出された位置より、S3にて圧入条
件としての大トルク,指定圧入速度にて加圧下降する。
このとき、S4にて検出圧力が正常か異常かを判別し、
検出圧力が正常の場合には、さらに加圧下降し、S5に
てラム1の下降限度位置か否かを判別し、圧入停止点
を確認すると、S6にて停止位置か否かを判別し、停止
位置である場合には、停止し、ラム1は再び前記対応高
さ設定点位置に上昇して停止し、一連のプレス作業を
終了する。
判別し、検出圧力が異常の場合には、すなわち、所定範
囲の外の場合(固すぎる場合、緩すぎる場合)には、S
7にてランプ又は警報さらには両方にて異常表示をして
停止する。また、ラム1の下降限度位置が所定位置でな
い場合にも異常表示をして(S7参照)停止する。さら
に、S6にて停止位置か否かを判別し、停止位置が所定
位置でない場合、すなわち、圧入する深さが所定位置で
ない場合には、再度、S3位置の圧入条件としての大ト
ルク,指定圧入速度にて加圧下降するように戻る。
作業開始点か否かの判断をなし、圧入作業開始点で
ないとして検出された場合には、再度、S1位置の指定
速度で下降条件に入れる手前に戻る。
物Wに対応してラム上限位置を設定,記憶,検出,変更
する対応高さ設定点制御手段Bを設けたので、連続的な
使用をする場合いつも、前記上昇限度点にラム1が移
動することなく、被加工物Wの大きさに応じてその高さ
を任意に選択でき、その後の作業において、無駄なスト
ロークが発生せず、効率的な作業ができる。
めに、加圧直前で一旦停止させ、そして、本発明では、
被加工物Wに対して圧力を加える圧入作業開始位置設
定,記憶,検出,変更する圧入作業開始点制御手段Cを
設けたので、圧力を0に近いものから立上り圧力を設定
でき、被加工物Wに接触した点を圧入作業開始位置とし
たものである。これにより、被加工物Wの破壊や損傷が
防止される利点がある。
求項1と同等な効果を奏する外に、設定圧力終了位置と
しての圧入停止位置を設定,記憶,検出,変更する圧入
停止点制御手段Dとを設けたので、圧入開始後、その圧
力を設定し設定された圧力より大きな荷重を与えないも
のとした。すなわち、圧入停止点で設定された位置でラ
ム1の下降、圧入は停止でき、高精度にできる。
求項2と同等な効果を奏する外に、被加工物Wに圧入す
るための加圧力を設定,記憶,検出,変更する加圧力制
御手段Eを設けたので、所望圧力より大きな荷重を与え
ないものとすることができる。すなわち、プレス時の圧
力を適正以上の大きさにならないようにし、被加工物W
に対して衝撃荷重を与えずにプレス作業をなし、極めて
高精度に加工できる利点がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 電動機と、該電動機を駆動するモータド
ライバと、回転力をネジ機構にてプレス用のラムの直線
運動に変換する変換機構と、被加工物に対応してラム上
限位置を設定,記憶,検出,変更する対応高さ設定点制
御手段と、被加工物に対して圧力を加える圧入作業開始
位置設定,記憶,検出,変更する圧入作業開始点制御手
段とを備えてなることを特徴とする電動プレス。 - 【請求項2】 電動機と、該電動機を駆動するモータド
ライバと、回転力をネジ機構にてプレス用のラムの直線
運動に変換する変換機構と、被加工物に対応してラム上
限位置を設定,記憶,検出,変更する対応高さ設定点制
御手段と、被加工物に対して圧力を加える圧入作業開始
位置設定,記憶,検出,変更する圧入作業開始点制御手
段と、設定圧力終了位置として圧入停止位置を設定,記
憶,検出,変更する圧入停止点制御手段とを備えてなる
ことを特徴とする電動プレス。 - 【請求項3】 電動機と、該電動機を駆動するモータド
ライバと、回転力をネジ機構にてプレス用のラムの直線
運動に変換する変換機構と、被加工物に対応してラム上
限位置を設定,記憶,検出,変更する対応高さ設定点制
御手段と、被加工物に対して圧力を加える圧入作業開始
位置設定,記憶,検出,変更する圧入作業開始点制御手
段と、被加工物に圧入するための加圧力を設定,記憶,
検出,変更する加圧力制御手段と、設定圧力終了位置と
して圧入停止位置を設定,記憶,検出,変更する圧入停
止点制御手段とを備えてなることを特徴とする電動プレ
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19751792A JP3325922B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動プレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19751792A JP3325922B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動プレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615497A true JPH0615497A (ja) | 1994-01-25 |
JP3325922B2 JP3325922B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=16375785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19751792A Expired - Fee Related JP3325922B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325922B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5829347A (en) * | 1996-05-21 | 1998-11-03 | Janome Sewing Machine Co., Ltd. | Electropressing apparatus |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP19751792A patent/JP3325922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5829347A (en) * | 1996-05-21 | 1998-11-03 | Janome Sewing Machine Co., Ltd. | Electropressing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3325922B2 (ja) | 2002-09-17 |
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