JPH07116899A - ゼロ点補正装置を備えたプレス機 - Google Patents
ゼロ点補正装置を備えたプレス機Info
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- JPH07116899A JPH07116899A JP5286166A JP28616693A JPH07116899A JP H07116899 A JPH07116899 A JP H07116899A JP 5286166 A JP5286166 A JP 5286166A JP 28616693 A JP28616693 A JP 28616693A JP H07116899 A JPH07116899 A JP H07116899A
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- press
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0094—Press load monitoring means
Abstract
と。 【構成】 加圧力を発生させる加圧力発生手段3と、該
加圧力発生手段3にてプレス用のラム1の直線運動に変
換する変換機構手段Aと、ラム1の直線運動に関連する
位置データを検出する位置検出手段7と、プレス条件設
定するプレス条件設定手段8と、プレス条件を一時的に
記憶するプレス条件記憶手段9と、加圧力を検出する加
圧力検出手段10と、プレス条件での加工原点における
ゼロ点補正を指令するゼロ点補正手段11と、その指令
信号に対応して加工原点におけるプレス加圧力時の位置
データをプレス条件の基準値として記憶する基準値記憶
手段12と、その基準値と前記プレス条件とにより停止
位置などの補正制御データを前記プレス条件に代えて記
憶する補正制御データ記憶手段13とをそれぞれ備えて
なること。
Description
を格段と向上させることができるゼロ点補正装置を備え
たプレス機に関する。
レス加工するとき、その加圧力によりプレス本体に歪が
生じる。具体的には、図4に示すように、加圧部の後方
に1本の支柱が設けられ、該支柱より手前側にベースが
設けられている,所謂オープンタイプで、片持ちの場合
には、その加圧力にて大きな歪みが発生している。
ものでは、加圧力を加えても、歪みは殆ど生じない利点
はあるが、今度は、加工作業をする場合に、その門型枠
部が邪魔となる欠点があった。従来、これらに対応する
ために、補正することが提案されている。これら補正値
の対象は機構のうち、片持ちによる構造に起因する
「歪」を重要部分として捉えて補正しようとすることで
ある。その外、ガタの量等機械毎に異なる補正は含まれ
ていない。
するために、当該出願人も、特願平5−28404号に
て出願している。この出願は、「補正装置を含むプレス
機」としたものであるが、これ以上の精度が必要とされ
ることも多い。その先願では、プレス条件に対応した補
正値を予め記憶しておき、加圧力発生時に補正データを
有効として補正しようとするものが提案されているが、
完璧なものではなかった。また、プレス機では、加工条
件或いは被加工物に起因する加圧力発生等による相違ま
で考慮されたものは存在しないため、これを補正する装
置が要望されている。
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、加圧力を発生させる加圧力発生手段と、該加圧力発
生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換する変換機
構手段と、ラムの直線運動に関連する位置データを検出
する位置検出手段と、プレス条件を設定するプレス条件
設定手段と、プレス条件を一時的に記憶するプレス条件
記憶手段と、加圧力を検出する加圧力検出手段と、プレ
ス条件での加工原点におけるゼロ点補正を指令するゼロ
点補正手段と、その指令信号に対応して加工原点におけ
るプレス加圧力時の位置データをプレス条件の基準値と
して記憶する基準値記憶手段と、その基準値と前記プレ
ス条件とにより停止位置などの補正制御データを前記プ
レス条件に代えて記憶する補正制御データ記憶手段とを
備えてなるゼロ点補正装置を備えたプレス機としたこと
により、ゼロ点補正を図り、被加工物のプレス精度を格
段と向上させることができるものである。このようにな
るのは、プレス条件は比較的一定期間設定された条件で
運転されることが多いことから、さらに対象について精
度を高めるために、本願は汎用性を犠牲にすることによ
ってでも精度を高めることに傾注したものである。それ
ぞれ異なるプレス条件に対して、ゼロ点補正を指示する
ことで、基準値を得て、停止位置等の条件を補正しよう
とするものである。
すると、本発明のプレス機は、図3及び図4に示すよう
に、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力を
与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与え
るボール螺子2と、加圧力発生手段3としての電動機3
aとからなり、これらがケーシング4の頭部枠体内に設
けられている。
図4に示すように、筒状体に形成されたものであって、
具体的には円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸
方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の
内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となってお
り、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボ
ール螺子2のナット体2bが固着されている。その筒状
本体1aの最下部には押圧体1bが装着自在となるよう
に構成されており、実際には該押圧体1bが被加工物W
に当接して、適宜の圧力を与えるものである。
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図3及び図4に示すように、振れ止杆6a,案内
部6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラ
ム1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状と
なるようにして、連結板6cを介して設けられ、その振
れ止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する
構成となっている。
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
にてプレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構手
段Aとしては、前記ボール螺子2,螺子軸2a及びナッ
ト体2b,筒状ガイド5等で構成されている。位置検出
手段7は、ラム1の直線運動に関連する位置データをエ
ンコーダ7aの値として検出できるように構成されてい
る。すなわち、エンコーダ7aを位置検出手段7として
構成したものである。
表示装置8bとで構成されている。具体的には、プレス
条件を設定するための入力装置8aと、該入力装置8a
からの情報が中央処理装置(CPU)17に転送され、
該中央処理装置17はこの情報に従って表示装置8bに
情報を転送しプレス条件等の表示を行う。その入力装置
8aには、ゼロ点補正指令スイッチ8a1 が設けられて
いる。プレス条件記憶手段(RAM1)9は、前記プレ
ス条件設定手段8により入力されたプレス条件を一時的
に記憶するメモリで、実際のプレス動作はこの記憶され
たプログラムに従って行われる。
ように設けられている。また、ゼロ点補正手段11は、
プレス条件での加工原点におけるゼロ点補正を指令する
ものであり、前記ゼロ点補正指令スイッチ8a1 をON
することにより行われる。基準値記憶手段(RAM2)
12は、ゼロ点補正の指令信号に対応して加工原点にお
けるプレス加圧力時の位置データをプレス条件の基準値
として記憶するものである。
記基準値と前記プレス条件とにより停止位置などの補正
制御データを前記プレス条件に代えて記憶する。停止位
置記憶手段(RAM3)14は、停止位置に関して、前
記位置検出手段7にて位置データを検出し、これが停止
位置データとして記憶される。プレス機操作手段15
は、プレス動作を開始させるためのスイッチで構成さ
れ、スイッチの状態を中央処理装置17で読み込むもの
である。
17からの情報により、加圧力発生手段3の制御を行
う。また、該加圧力発生手段3からの加圧力、位置等の
情報を中央処理装置17に転送する。具体的には、加圧
力発生手段3としては電動機3aが存在し、ラム1の基
準位置を検出するものとしてのエンコーダ7aが電動機
3aに連結されている。
初期位置、ラム1の対応高さ設定点、高速から低速への
切替点、設定加圧力発生点、定位置停止点の各位置を記
憶し、これらの各位置へ前記ラム1が到達したことを検
知し、電動機3aに回転速度及び電流値の設定変更と断
続及び反転を指示する機能を有する。
と、図2のフローチャートに示すように、まず、ラム1
の動作位置条件、すなわちプレス条件を入力する(S1
参照)。ラム1の動作位置条件には原点位置(ラム1の
初期セット位置)、ラム1の対応高さ設定点(被加工物
Wの取付、取外しを行うためのラム1の位置)、加圧位
置(ラム1が被加工物Wに当たる直前の位置)、停止位
置(プレス動作を終了するラム1の位置)があり、これ
らの設定は、実際の被加工物Wをプレスしながら行うよ
うになっている。そして、ゼロ点補正をするか否かを判
断する(S2参照)。ゼロ点補正をする場合には、ベー
ス基準(図3参照)か否かを判断する(S3参照)。
の直前位置まで下降させる(S4及参照)。この場合に
は、手動にて下降させる。そして、この所定位置となっ
たか否かを判断する(S5参照)。所定位置となった場
合には、低速・低荷重による接触位置検出するための下
降をさせる(S6参照)。そして、ベースBに接触させ
たか否かを判断し(S7参照)、接触した場合には、設
定加圧力にて加圧する(S8参照)。そして、そのとき
の設定加圧力時において位置検出手段7(エンコーダ7
aの値として)にて検出する(S9参照)。このエンコ
ーダ7aの値をベース基準値として記憶する(S10参
照)。その基準値により各設定値を補正する(S11参
照)。上記の補正が終了した後に、加工を開始するか否
かを判断する(S12参照)。加工を開始させる場合に
は、プレス機操作手段15をONとしてプレス動作を開
始して加工する(S13参照)。そして加工が終了した
か否かを判断して(S14参照)、加工が終了した場合
には、その加工の一連の作業は終了し、加工が終了しな
い場合には、さらに加工は続けられる。
のNOとなり、ゲージ基準(図3参照)となる(S15
参照)。そして、ラム1をゲージ直前位置まで下降させ
る。この場合には、手動にて下降させる(S16参
照)。この所定位置となったか否かを判断する(S17
参照)。所定位置となった場合には、低速・低荷重によ
る接触位置検出するための下降をさせる(S18参
照)。そして、ゲージに接触させたか否かを判断し(S
19参照)、接触した場合には、設定加圧力にて加圧す
る(S20参照)。そのときの設定加圧力時において位
置検出手段7(エンコーダ7aの値として)にて検出す
る(S21参照)。このエンコーダ7aの値をベース基
準値として記憶する(S22参照)。その基準値により
各設定値を補正する(S11参照)。上記の補正が終了
した後は、前述したベース基準と同様にして加工作業を
行うものである。
生させる加圧力発生手段3と、該加圧力発生手段3にて
プレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構手段A
と、ラム1の直線運動に関連する位置データを検出する
位置検出手段7と、プレス条件を設定するプレス条件設
定手段8と、プレス条件を一時的に記憶するプレス条件
記憶手段9と、加圧力を検出する加圧力検出手段10
と、プレス条件での加工原点におけるゼロ点補正を指令
するゼロ点補正手段11と、該指令信号に対応して加工
原点におけるプレス加圧力時の位置データをプレス条件
の基準値として記憶する基準値記憶手段12と、該基準
値と前記プレス条件とにより停止位置などの補正制御デ
ータを前記プレス条件に代えて記憶する補正制御データ
記憶手段13とを備えてなることを特徴とするゼロ点補
正装置を備えたプレス機としたことにより、まず、プレ
ス作業の停止位置がプレス機の歪み等の影響を受けなく
なるため、加工精度を格段と向上させることができる大
きな利点がある。
件での加工原点におけるゼロ点補正を指令するゼロ点補
正手段11と、該指令信号に対応して加工原点における
プレス加圧力時の位置データをプレス条件として基準値
として記憶する基準値記憶手段12と、該基準値と前記
プレス条件とにより停止位置などの補正制御データを前
記プレス条件に代えて記憶する補正制御データ記憶手段
13とを備えているため、実際に加圧した時の歪量を基
にして、これを加工原点とするように補正することで、
歪量のゼロ補正ができるものであり、極めて正確なる制
御ができる。
都度求めることになるが、その適宜の加圧力に応じた位
置データが得られ、加圧力に応じた歪補正もできる。す
なわち、如何なる加圧力であっても正確なる補正ができ
る利点がある。
り、歪量の補正は略完璧にできる。具体的には、加圧力
によっても相違するが、平均でも、百数十マイクロの歪
量が被加工物Wに生じていたが、本発明にて、単に1マ
イクロ以内の誤差になるような加工精度を提供できる。
他の構成は請求項1と同様であり、これと同等の効果を
奏する。
るゲージを基準としており、そのゲージ基準位置におい
ては、歪量の補正を略完璧にできる効果がある。他の構
成は請求項1と同様であり、これと同等の効果を奏す
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 加圧力を発生させる加圧力発生手段と、
該加圧力発生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換
する変換機構手段と、ラムの直線運動に関連する位置デ
ータを検出する位置検出手段と、プレス条件を設定する
プレス条件設定手段と、プレス条件を一時的に記憶する
プレス条件記憶手段と、加圧力を検出する加圧力検出手
段と、プレス条件での加工原点におけるゼロ点補正を指
令するゼロ点補正手段と、その指令信号に対応して加工
原点におけるプレス加圧力時の位置データをプレス条件
の基準値として記憶する基準値記憶手段と、その基準値
と前記プレス条件とにより停止位置などの補正制御デー
タを前記プレス条件に代えて記憶する補正制御データ記
憶手段とを備えてなることを特徴とするゼロ点補正装置
を備えたプレス機。 - 【請求項2】 請求項1において、ベース基準値を加工
原点としてゼロ点補正をしてなることを特徴とするゼロ
点補正装置を備えたプレス機。 - 【請求項3】 請求項1において、ゲージ基準値を加工
原点としてゼロ点補正をしてなることを特徴とするゼロ
点補正装置を備えたプレス機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286166A JPH07116899A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ゼロ点補正装置を備えたプレス機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286166A JPH07116899A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ゼロ点補正装置を備えたプレス機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010453A Division JP4758918B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | ゼロ点補正装置を備えたプレス機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116899A true JPH07116899A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17700802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286166A Pending JPH07116899A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ゼロ点補正装置を備えたプレス機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116899A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5829347A (en) * | 1996-05-21 | 1998-11-03 | Janome Sewing Machine Co., Ltd. | Electropressing apparatus |
CN103056211A (zh) * | 2013-01-29 | 2013-04-24 | 广州市康尼斯自动化有限公司 | 连续送料高速冲压机构的控制系统和控制方法 |
CN104084685A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-10-08 | 昆山华焊科技有限公司 | 一种螺母焊接位置的检测仪 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129573A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-08 | Amada Co Ltd | Stroke controller in bending machine |
JPH0376697U (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-31 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5286166A patent/JPH07116899A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129573A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-08 | Amada Co Ltd | Stroke controller in bending machine |
JPH0376697U (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040827 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040901 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20041001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070119 |