JPH06218596A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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Publication number
JPH06218596A
JPH06218596A JP5028398A JP2839893A JPH06218596A JP H06218596 A JPH06218596 A JP H06218596A JP 5028398 A JP5028398 A JP 5028398A JP 2839893 A JP2839893 A JP 2839893A JP H06218596 A JPH06218596 A JP H06218596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
condition
conditions
press condition
order
Prior art date
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Pending
Application number
JP5028398A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ogawa
康雄 小川
Keiko Sato
敬子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP5028398A priority Critical patent/JPH06218596A/ja
Publication of JPH06218596A publication Critical patent/JPH06218596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機におけるプレス条件の自動変更がで
きること。 【構成】 加圧力を発生させる加圧力発生手段3と、該
加圧力発生手段3にてプレス用のラム1の直線運動に変
換する変換機構手段Aと、プレス条件を設定するプレス
条件設定手段7と、プレス条件を一時的に記憶するプレ
ス条件一時記憶手段8と、複数のプレス条件を記憶する
複数プレス条件記憶手段9と、プレス条件の順番を記憶
するプレス条件順番記憶手段10と、これらを制御する
中央演算処理装置15とを備えてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機におけるプレ
ス条件の自動変更ができるプレス機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレスにおいて、異なるプレス条
件でカシメや圧力等を順次行う場合は、治具を付け換え
て行っている。また、プレス条件を変更できるプレス機
においてもその度にプレス条件の設定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、プレス機に
おいて、複数の異なるプレス条件でカシメや圧力等を順
次行う場合は極めて作業能率が低下する欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、加圧力を発生させる加圧力発生手段と、該加圧力発
生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換する変換機
構手段と、プレス条件を設定するプレス条件設定手段
と、プレス条件を一時的に記憶するプレス条件一時記憶
手段と、複数のプレス条件を記憶する複数プレス条件記
憶手段と、プレス条件の順番を記憶するプレス条件順番
記憶手段と、これらを制御する中央演算処理装置とから
なるプレス機械としたことにより、プレス機におけるプ
レス条件の自動変更が簡単にでき、前記の課題を解決し
たものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明のプレス機械は、図5及び図6に示すよ
うに、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力
を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与
えるボール螺子2と、加圧力発生手段3としての電動機
3aとからなり、これらがケーシング4の頭部枠体内に
設けられている。
【0006】まず、ラム1の構造については、図5及び
図6に示すように、筒状体に形成されたものであって、
具体的には円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸
方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の
内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となってお
り、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボ
ール螺子2のナット体2bが固着されている。
【0007】その筒状本体1aの最下部には押圧体1b
が装着自在となるように構成されており、実際には該押
圧体1bが被加工物Wに当接して、適宜の圧力を与える
ものであり、さらにその押圧体1bには、歪みゲージの
取付が可能に構成されることもあり、該歪みゲージによ
って、被加工物Wに与える圧力を検出することができる
ようになっている。
【0008】その筒状本体1aの外周側面を包むように
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図5及び図6に示すように、振れ止杆6a,案内
部6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラ
ム1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状と
なるようにして、連結板6cを介して設けられ、その振
れ止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する
構成となっている。
【0009】さらに、その振れ止杆6aが所定箇所を通
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
【0010】加圧力発生手段3による回転力をネジ機構
にてプレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構手
段Aとしては、前記ボール螺子2,螺子軸2a及びナッ
ト体2b,筒状ガイド5等で構成されている。
【0011】プレス条件設定手段7は、プレス条件を設
定するためのものであって、入力装置7aと表示装置7
bとで構成され、入力装置7aからの情報が中央演算処
理装置15に転送され、該中央演算処理装置15はこの
情報に従って表示装置7bに情報を転送しプレス条件等
の表示を行う。
【0012】プレス条件一時記憶手段8は、前記プレス
条件設定手段7により入力されたプレス条件を一時的に
記憶するメモリで、実際のプレス動作はこの記憶内容に
従って行われる。
【0013】複数プレス条件記憶手段9は、前記プレス
条件一時記憶手段8に設定されているプレス条件を恒久
的に記憶するメモリで、複数のプレス条件を記憶するこ
とができるものである。その複数プレス条件記憶手段9
に設定されているプレス条件でプレス動作を行うとき
は、中央演算処理装置15が記憶内容をプレス条件一時
記憶手段8に転送する。
【0014】プレス条件順番記憶手段10は、プレス動
作を行うときに、前記複数プレス条件記憶手段9に記憶
されているプレス条件をプレス条件一時記憶手段8に転
送する順番が記憶されている。中央演算処理装置15は
この順番に従ってプレス条件を順次読み出すことにより
プレス条件を変更しながらプレス動作を行うものであ
る。
【0015】動作モード切替え手段11は、プレス機を
プレス条件設定モードまたはプレス動作(実行)モード
に切替えるように構成されている。
【0016】プレス機操作手段12は、プレス動作を開
始させるためのスイッチで構成され、スイッチの状態を
中央演算処理装置15で読み込むものである。
【0017】加圧力発生制御手段13は、中央演算処理
装置15からの情報により、加圧力発生手段3の制御を
行う。また、該加圧力発生手段3からの加圧力、位置等
の情報を中央演算処理装置15に転送する。
【0018】前記加圧力発生手段3は、中央演算処理装
置15からの情報により、プレス動作を行う。また、そ
のときの加圧力、位置等の情報を加圧力発生制御手段1
3に転送する。具体的には、加圧力発生手段3としては
電動機3aが存在し、ラム1の基準位置を検出するもの
としてのエンコーダ14が電動機3aに連結されてい
る。
【0019】その中央演算処理装置(CPU)15は、
ラム初期位置、ラム1の対応高さ設定点、高速から低速
への切替点、設定加圧力発生点、定位置停止点の各位置
を記憶し、これらの各位置へ前記ラム1が到達したこと
を検知し、電動機3aに回転速度及び電流値の設定変更
と断続及び反転を指示する機能を有する。
【0020】以下に本発明の動作を説明すると、異なる
3つのプレス行程を行うことにより完成する被加工物W
のプレスを行う場合を例として説明すると、まず、動作
モード切替え手段11をプレス条件設定モードに切り替
える。このモードは、プレス機にプレス条件を登録する
ためのモードで、実際のプレス動作を行うことはできな
い。
【0021】1回目のプレス動作の対応位置A1 (被加
工物Wの作業台にセットするための位置)、加圧開始位
置(被加工物Wに圧力をかけ始める位置)、停止位置
(加圧を終了する位置)、加圧力B1 及び加速度等のプ
レス条件をプレス条件設定手段7を操作することによ
り、中央演算処理装置15は入力されたプレス条件をプ
レス条件一時記憶手段8に登録する。
【0022】プレス条件設定手段7を操作することによ
り、中央演算処理装置15は、プレス条件一時記憶手段
8に登録されているプレス条件を複数プレス条件記憶手
段9に転送する。同時に、プレス条件の番号も登録す
る。この番号は、プレス条件設定手段7を操作すること
により自由に設定することができる。ここでは、1回目
に登録したプレス条件の番号は1番とする。
【0023】同様に、2回目のプレス動作の対応位置A
2 ,加圧力B2 等としてプレス条件を2番として登録
し、3回目のプレス動作の対応位置A3 ,加圧力B3 等
としてプレス条件を3番として登録する。
【0024】以上の操作により、異なる3つのプレス条
件が複数プレス条件記憶手段9に登録される。ここで、
更に多くのプレス条件を設定したい場合は、この操作を
繰り返すことになる。
【0025】次に、プレス条件を呼び出す順番を入力す
る。プレス条件設定手段7を操作することにより、中央
演算処理装置15は、入力されたプレス条件の順番をプ
レス条件順番記憶手段10に登録する。ここでは、3
番、1番、2番の順とする。
【0026】次に、プレス動作について説明すると、ま
ず、動作モード切り替え手段11をプレス動作モードに
切り替える。このモードは、プレス機をプレス動作させ
るモードである。
【0027】動作モード切り替え手段11がプレス動作
モードに切り替えられると中央演算処理装置15は、前
記プレス条件順番記憶手段10の3番目に登録されてい
るプレス条件番号に対応したプレス条件を、複数プレス
条件記憶手段9からプレス条件一時記憶手段8に転送す
る。ここでは、3番のプレス条件が転送されることにな
る(S2参照)。
【0028】中央演算処理装置15は、プレス機操作手
段12の状態を読み込み、スイッチが押された状態にな
ったら、プレス条件一時記憶手段8に登録されているプ
レス条件に従って加圧力発生制御手段13に動作情報を
転送する。この動作情報により、加圧力発生制御手段1
3は加圧力発生手段3を動作させる(S3参照)。この
時、加圧力、位置等のプレス動作情報が加圧力発生制御
手段13を介して中央演算処理装置15に転送され、そ
の内容がプレス条件設定手段7の表示装置7bに表示さ
れる。
【0029】1回目の3番のプレス動作が終了すると、
中央演算処理装置15は、プレス条件順番記憶手段10
の2番目に登録されているプレス条件番号(1番)に対
応したプレス条件を複数プレス条件記憶手段9からプレ
ス条件一時記憶手段8に転送する。ここでは、1番のプ
レス条件が転送されることになる。
【0030】この時、プレス機操作手段12が動作され
ると、1番のプレス条件に従ってプレス動作が行われ
る。同様にして、3回目のプレスは、2番のプレス条件
に従ってプレス動作が行われる。
【0031】プレス条件順番記憶手段10に登録されて
いる最後の番号のプレス条件のプレス動作が終了すると
(S4参照)、再び1番目に登録されている番号のプレ
ス条件に戻る。
【0032】ここでは、3番→1番→2番→3番→1番
→2番……とプレス条件が変更されることになる。
【0033】なお、対応位置A1 ,A2 ,A3 となるよ
うにプレス位置を変更するには、X−Y方向に適宜移動
可能なX−Y制御装置の上に、被加工物Wを設けたり、
或いは、人力によってX−Y方向に被加工物Wを移動さ
せるように構成することもある。
【0034】
【発明の効果】本発明においては、加圧力を発生させる
加圧力発生手段3と、該加圧力発生手段3にてプレス用
のラム1の直線運動に変換する変換機構手段Aと、プレ
ス条件を設定するプレス条件設定手段7と、プレス条件
を一時的に記憶するプレス条件一時記憶手段8と、複数
のプレス条件を記憶する複数プレス条件記憶手段9と、
プレス条件の順番を記憶するプレス条件順番記憶手段1
0と、これらを制御する中央演算処理装置15とからな
るプレス機械としたことにより、作業条件を登録した順
番に自動的に変更するため、異なる条件でプレス作業を
順次行う場合の作業効率の向上ができ、ひいては安価に
プレス作業ができる大きな利点がある。
【0035】特に、異なるプレス条件を有したものを連
続的に変更しながらでき、従来のようにその都度初期位
置に戻るようにした作業に比較して、格段と作業能率を
向上させることができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明のフローチャート図
【図3】プレス順序を略示した要部斜視図
【図4】図3の場合の順序を示すグラフ
【図5】本発明の断面図
【図6】本発明の斜視図
【符号の説明】
1…ラム 3…加圧力発生手段 7…プレス条件設定手段 8…プレス条件一時記憶手段 9…複数プレス条件記憶手段 10…プレス条件順番記憶手段 15…中央演算処理装置 A…変換機構手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧力を発生させる加圧力発生手段と、
    該加圧力発生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換
    する変換機構手段と、プレス条件を設定するプレス条件
    設定手段と、プレス条件を一時的に記憶するプレス条件
    一時記憶手段と、複数のプレス条件を記憶する複数プレ
    ス条件記憶手段と、プレス条件の順番を記憶するプレス
    条件順番記憶手段と、これらを制御する中央演算処理装
    置とからなることを特徴としたプレス機械。
JP5028398A 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械 Pending JPH06218596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5028398A JPH06218596A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5028398A JPH06218596A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218596A true JPH06218596A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12247564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5028398A Pending JPH06218596A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Country Status (1)

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JP (1) JPH06218596A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus
KR20190095375A (ko) 2017-02-17 2019-08-14 자노메 미싱 고교가부시키가이샤 전동프레스, 전동프레스의 가압관련작업 실행방법 및 프로그램

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus
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