JPH06218593A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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Publication number
JPH06218593A
JPH06218593A JP2840193A JP2840193A JPH06218593A JP H06218593 A JPH06218593 A JP H06218593A JP 2840193 A JP2840193 A JP 2840193A JP 2840193 A JP2840193 A JP 2840193A JP H06218593 A JPH06218593 A JP H06218593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
pressurizing
ram
condition
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2840193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ogawa
康雄 小川
Toshiaki Yamaguchi
俊明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP2840193A priority Critical patent/JPH06218593A/ja
Publication of JPH06218593A publication Critical patent/JPH06218593A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧速度の初期速度を被加工物の特性に合わ
せることができること。 【構成】 加圧力を発生させる加圧力発生手段3と、該
加圧力発生手段3にてプレス用のラム1を直線運動に変
換する変換機構手段Aと、プレス条件を設定するプレス
条件設定手段7と、プレス条件を記憶するプレス条件記
憶手段8と、加圧設定時の荷重を記憶する設定時加圧力
記憶手段9と、これらを制御する中央演算処理装置14
とを備えてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧速度の初期速度を
被加工物の特性に合わせて自動設定するプレス機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】プレス機において、カシメや圧入等を行
う場合、各々の作業内容に合わせて加圧速度を決めてい
るが、加圧速度が高速設定の時は、ラムが被加工物に当
たる前に加圧速度を設定されている速度にすると、ラム
が被加工物に当たる時にラム及び被加工物に当たるまで
最低速度でラムを動作させる技術は存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、被加工物に
よっては加圧速度を最低速度にする必要のないものもあ
り、その場合は、プレス作業の遅延をもたらす欠点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明、
加圧力を発生させる加圧力発生手段と、該加圧力発生手
段にてプレス用のラムを直線運動に変換する変換機構手
段と、プレス条件を設定するプレス条件設定手段と、プ
レス条件を記憶するプレス条件記憶手段と、加圧設定時
の荷重を記憶する設定時加圧力記憶手段と、これらを制
御する中央演算処理装置とからなるプレス機械としたこ
とにより、加圧設定時に加圧位置から停止位置までの加
圧力の変化を記憶し、その条件により加圧開始時の加圧
速度を自動的に変えることができ、前記課題を解決し、
その目的を達成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明のプレス機械は、図6及び図7に示すよ
うに、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力
を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与
えるボール螺子2と、加圧力発生手段3としての電動機
3aとからなり、これらがケーシング4の頭部枠体内に
設けられている。
【0006】まず、ラム1の構造については、図6及び
図7に示すように、筒状体に形成されたものであって、
具体的には円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸
方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の
内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となってお
り、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボ
ール螺子2のナット体2bが固着されている。
【0007】その筒状本体1aの最下部には押圧体1b
が装着自在となるように構成されており、実際には該押
圧体1bが被加工物Wに当接して、適宜の圧力を与える
ものであり、さらにその押圧体1bには、歪みゲージの
取付が可能に構成されることもあり、該歪みゲージによ
って、被加工物Wに与える圧力を検出することができる
ようになっている。
【0008】その筒状本体1aの外周側面を包むように
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図6及び図7に示すように、振れ止杆6a,案内
部6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラ
ム1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状と
なるようにして、連結板6cを介して設けられ、その振
れ止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する
構成となっている。
【0009】さらに、その振れ止杆6aが所定箇所を通
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
【0010】加圧力発生手段3にてプレス用のラム1を
直線運動に変換する変換機構手段Aとしては、回転力に
よる加圧力発生手段3からの前記ボール螺子2,螺子軸
2a及びナット体2b,筒状ガイド5等で構成されてい
る。
【0011】プレス条件設定手段7は、プレス条件を設
定するためのものであって、入力装置7aと表示装置7
bとで構成され、入力装置7aからの情報が中央演算処
理装置14に転送され、該中央演算処理装置14はこの
情報に従って表示装置7bに情報を転送しプレス条件等
の表示を行う。
【0012】プレス条件記憶手段8は、前記プレス条件
設定手段7により入力されたプレス条件を記憶するメモ
リで、実際のプレス動作はこの記憶内容に従って行われ
る。
【0013】設定時加圧力記憶手段9は、加圧設定時の
加圧力の変化を記憶するメモリで、加圧開始時の速度を
この内容により決められる。
【0014】動作モード切替え手段10は、プレス機を
プレス条件設定モードまたはプレス動作(実行)モード
に切替えるためのものである。
【0015】加圧力発生制御手段11は、中央演算処理
装置14からの情報により、加圧力発生手段3の制御を
行う。また、加圧力発生手段3からの加圧力、位置等の
情報を中央演算処理装置(CPU)14に転送する。
【0016】前記加圧力発生手段3は、中央演算処理装
置14からの情報により、ラム1を介してプレス動作を
行う。また、そのときの加圧力、位置等の情報を加圧力
発生制御手段11に転送する。具体的には、ラム1の基
準位置を検出するものとしてのエンコーダ12が加圧力
発生手段3としての電動機3aに連結されている。
【0017】プレス機操作手段13は、プレス動作を開
始させるためのスイッチで構成され、スイッチの状態を
中央演算処理装置14で読み込む。
【0018】前記中央演算処理装置14は、本装置全体
の制御を行うものであり、ラム初期位置、ラム1の対応
高さ設定点、高速から低速への切替点、設定加圧力発生
点、定位置停止点の各位置を記憶し、これらの各位置へ
前記ラム1が到達したことを検知し、電動機3aに回転
速度及び電流値の設定変更と断続及び反転を指示する機
能を有する。
【0019】次に本発明のラム1の動作条件設定につ
き、図2のフローチャート図に基づいて説明すると、ま
ず、動作モード切替え手段10をプレス条件設定モード
に切替える。このモードは、プレス機にプレス条件を登
録するためのモードで、実際のプレス動作を行うことは
できない。
【0020】最大加圧力、最大加圧速度を、プレス条件
設定手段7を操作することにより入力し、中央演算処理
装置14は入力されたプレス条件をプレス条件記憶手段
8に登録する。
【0021】次に、ラム1の動作位置条件を入力する。
ラム1の動作位置条件には原点位置(ラム1の初期セッ
ト位置)、対応高さ設定位置(被加工物Wの取付、取り
外しを行うためのラム位置)、加圧位置(ラム1が被加
工物Wに当たる直前の位置)、停止位置(プレス動作を
終了するラム位置)があり、これらの設定は、実際の被
加工物をプレスしながら行うようになっている。
【0022】まず、ラム1を対応高さに設定した位置を
原点位置としてプレス条件記憶手段8に登録する。被加
工物Wをセットし、プレス機操作手段13を押すと、中
央演算処理装置14は加圧力発生制御手段11にラム1
を下方に移動させる情報を転送する。加圧力発生制御手
段11はその情報により加圧力発生手段3を制御し、ラ
ム1を下方に移動する。
【0023】該ラム1が被加工物Wの交換に支障のない
高さに達したらプレス機操作手段13の操作によりラム
1を停止する。プレス条件設定手段7を操作することに
より、中央演算処理装置14は、プレス条件記憶手段8
にその位置を対応高さとして登録する(S1参照)。
【0024】さらに、プレス機操作手段13を押し、ラ
ム1を下方に移動する。ラム1が被加工物Wに当たる直
前に達したらプレス機操作手段13の操作によりラム1
を停止する。プレス条件設定手段7を操作することによ
り、中央演算処理装置14は、プレス条件記憶手段8に
その位置を加圧位置として登録する(S2参照)。さら
に、プレス機操作手段13を押し(両手ON)、ラム1
を下方に移動する。
【0025】該ラム1が加圧位置から下方に移動してい
るとき、中央演算処理装置14は、加圧力発生手段3か
ら加圧力発生制御手段11を介して転送されるラム位置
に対する加圧力の情報を設定時加圧力記憶手段9に登録
する。ラム1が被加工物Wの加圧終了位置に達したらプ
レス機操作手段13の操作(片手ON)によりラム1を
停止する。
【0026】プレス条件設定手段7を操作することによ
り、中央演算処理装置14は、プレス条件記憶手段8に
その位置を停止位置として登録する。
【0027】これらの操作により、プレス条件及びプレ
ス時の加圧力の加圧開始時の初期速度を算出して登録す
る(S7参照)。ここでは、プレス時の加圧力の変化が
図4又は図5の場合について説明する。動作モード切替
え手段10をプレス動作モードに切り替える。このモー
ドは、実際にプレス動作を行うモードである。
【0028】プレス機操作手段13を押すと、中央演算
処理装置14はプレス条件記憶手段8に登録されている
オープンハイトおよび加圧位置情報から移動距離を算出
し、加圧力発生制御手段11に移動情報を転送し、加圧
力発生手段3を動作させる。この時のラム移動速度は、
負荷がないので、最高速となる。
【0029】ラム1は、加圧位置に達すると一旦停止
し、中央演算処理装置14はプレス条件記憶手段8に登
録されている加圧位置および停止位置情報から移動距離
を算出し、加圧力発生制御手段11に移動情報を転送
し、加圧力発生手段3を動作させる。この時のラム移動
速度は、加圧力がある程度の値になるまでは設定されて
いる加圧速度より低速になっており、被加工物Wにラム
1が当たったときの衝撃を回避するようになっている。
【0030】ところが、この時の初期速度を一定にする
と、ラム位置に対する加圧力の変化が図4の場合は、図
5の場合に比べて加圧力が加圧速度を加速する値に達す
るまでの時間がかかることになり(T1>T2)図4の
場合はプレス効率を下げることになる。
【0031】そこで加圧設定時に登録したラム位置に対
する加圧力の変化情報により、中央演算処理装置14は
被加工物Wに与える衝撃が一定になるように加圧位置か
ら加速開始位置までの初期速度を決定し、加圧力発生制
御手段11に情報を転送し、加圧力発生手段3を動作さ
せる。
【0032】この動作により、図4の場合の加圧位置か
ら加速開始までの初期速度は、図5の場合に比べて速く
なり、図4のような場合でも効率を下げることなくプレ
ス動作を行うことができる。
【0033】なお、本発明の作業作用について説明す
る。スタートさせると、図3のフローチャート図のよう
に、ラム1が対応高さ対応点から指定速度(高速)で下
降し(S14参照)、設定した加圧直前停止点か否かを
判別し、設定した加圧直前停止点に達するとラム1は一
旦停止し、その後すぐに、下降のみするのに必要なだけ
の最少電流の回転速度にて下降する。そして圧入作業開
始点位置で、圧力センサによって圧入作業開始点か否か
の判断をなし(S16参照)、圧入作業開始点が検出さ
れた位置より、圧入条件としての大トルク,指定圧入速
度にて加圧下降する。このとき、検出圧力が正常か異常
かを判別し(S17参照)、検出圧力が正常の場合に
は、さらに加圧下降し(S18参照)、ラム1の下降限
度位置か否かを判別し、圧入停止点を確認すると、停止
位置か否かを判別し(S19参照)、停止位置である場
合には停止し、ラム1は再び前記対応高さ設定点位置に
上昇して停止し、一連のプレス作業を終了する。
【0034】
【発明の効果】本発明においては、加圧力を発生させる
加圧力発生手段3と、該加圧力発生手段3にてプレス用
のラム1を直線運動に変換する変換機構手段Aと、プレ
ス条件を設定するプレス条件設定手段7と、プレス条件
を記憶するプレス条件記憶手段8と、加圧設定時の荷重
を記憶する設定時加圧力記憶手段9と、これらを制御す
る中央演算処理装置14とからなるプレス機械としたこ
とにより、被加工物Wの特性に合わせて加圧速度の初期
速度を決めるため、ラム1及び被加工物Wに衝撃を与え
ることはなく、極めて効率の良いプレス作業を行うこと
ができる効果を奏する。
【0035】特に、被加工物Wの特性に合わせて加圧速
度の初期速度を決めることで、常に遅延した速度で作業
せず、最適な速度で行え、能率が格段と向上させること
ができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】プレス動作条件設定のフローチャート図
【図3】プレス動作のフローチャート図
【図4】本発明の条件設定時の加圧力変化を示す加圧力
とラム位置線図
【図5】本発明の条件設定時の加圧力変化を示す加圧力
とラム位置線図
【図6】本発明の断面図
【図7】本発明の斜視図
【符号の説明】
1…ラム 3…加圧力発生手段 7…プレス条件設定手段 8…プレス条件記憶手段 9…設定時加圧力記憶手段 14…中央演算処理装置 A…変換機構手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧力を発生させる加圧力発生手段と、
    該加圧力発生手段にてプレス用のラムを直線運動に変換
    する変換機構手段と、プレス条件を設定するプレス条件
    設定手段と、プレス条件を記憶するプレス条件記憶手段
    と、加圧設定時の荷重を記憶する設定時加圧力記憶手段
    と、これらを制御する中央演算処理装置とからなること
    を特徴としたプレス機械。
JP2840193A 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械 Pending JPH06218593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2840193A JPH06218593A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2840193A JPH06218593A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218593A true JPH06218593A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12247646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2840193A Pending JPH06218593A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06218593A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus

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