JP2003154497A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JP2003154497A
JP2003154497A JP2001355423A JP2001355423A JP2003154497A JP 2003154497 A JP2003154497 A JP 2003154497A JP 2001355423 A JP2001355423 A JP 2001355423A JP 2001355423 A JP2001355423 A JP 2001355423A JP 2003154497 A JP2003154497 A JP 2003154497A
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Mineyuki Nakazawa
峰幸 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度のバラツキを抑えることができるプ
レス装置を提供する。 【解決手段】 プレス装置の下パンチ上にワークをセッ
トしてプレス機構を作動し、ラムを初期位置P1まで降
下する(S1)。上パンチがワークを所定量押圧する荷
重検出位置P2までラムを降下し(S2)、所定時間T
2保持した後(S3)、ロードセルからのデータよりワ
ークから受ける荷重Lを算出する(S4)。この荷重L
がデータベースの第1の比較荷重L1を越えているか否
かを判定し(S5)、第1の比較荷重L1以下の場合、
この荷重Lの大きさに適したラムの下死点位置P3−0
と、下死点位置P3−0までラムを移動する加工速度
と、下死点位置P3−0でのラムの保持時間をデータテ
ーブルから選択し、ラムを前記加工速度で下死点位置P
3−0まで降下し、この状態で前記保持時間保持する
(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークをプレスし
て例えばコイニングする際に用いられるプレス装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製のワークをコイニング(圧
印加工)する際には、図7に示すように、数値制御式の
プレス装置101が用いられていた。
【0003】該プレス装置101は、装置本体のベース
111と、該ベース111上に設けられた下金型112
と、該下金型112上に設けられた下パンチ113とを
備えており、該下パンチ113上に、コイニングされる
ワーク114を載置できるように構成されている。
【0004】前記プレス装置101は、図外のプレス機
構を備えており、プレス機構から延出した軸121に
は、ラム122が設けられている。該ラム122の下面
には、上金型123が固定されており、該上金型123
の下部には、上パンチ124が設けられている。この上
パンチ124は、前記下パンチ113の上部に配置され
ており、当該上パンチ124と前記下パンチ113とに
よって前記ワーク114を挟んだ状態で、該ワーク11
4を加圧できるように構成されている。そして、前記ラ
ム122には、マグネスケール等の位置検出装置125
が設けられており、前記ベース111からの前記ラム1
22の絶対位置を検出できるように構成されている。
【0005】このプレス装置101によりワーク114
をコイニングする際には、前記位置検出装置125から
の前記ラム122の絶対位置を読み込むとともに、この
絶対位置が予め定められた下死点位置に到達するまで前
記プレス機構を駆動制御することによって、前記ワーク
114を上パンチ124と下パンチ112間でプレスし
て加工できるように構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプレス装置101にあっては、装置本体のベース1
11に対するラム122の絶対位置によってワーク11
4を加圧していたため、ワーク114の機械的性質のバ
ラツキによって、同じ下死点位置を用いてプレス機構を
制御したにも関わらず、スプリングバック量のバラツキ
によってコイニング後に発生する加工精度のバラツキが
大きくなるという問題があった。
【0007】図8は、このプレス装置101で2.6m
m厚のステンレス材を加工した際の加工データを示す図
であり、プレス荷重に対するワーク114のプレス後厚
さが示されている。この図において、前記プレス装置1
01によってワーク114をコイニングした場合、サン
プル数N=45、プレス後のバラツキを示す厚さ標準偏
差σ=2.7μm、範囲R=10μmであり、加工精度
のバラツキが比較的大きいことが解る。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、加工精度のバラツキを抑えること
ができるプレス装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のプレス装置にあっては、移動され
る加圧部でワークを加圧するプレス装置において、前記
加圧部が前記ワークを押圧する荷重検出位置まで当該加
圧部を移動する検出位置移動手段と、該検出位置移動手
段にて前記荷重検出位置まで移動した状態で前記ワーク
から受ける荷重を検出する荷重検出手段と、該荷重検出
手段にて検出された前記荷重の大きさに応じて前記加圧
部による前記ワークへの加圧動作を決定する加圧動作決
定手段と、該加圧動作決定手段により決定された前記加
圧動作に従って前記加圧部を移動する加圧部移動手段
と、を備えている。
【0010】すなわち、移動される加圧部でワークを加
圧してコイニングする際には、前記加圧部が前記ワーク
を押圧する荷重検出位置まで検出位置移動手段によって
移動され、この状態において、前記ワークから受ける荷
重が荷重検出手段によって検出される。これにより、前
記ワークの機械的性質が把握される。
【0011】そして、前記荷重検出手段にて検出された
荷重の大きさに応じて前記加圧部による前記ワークへの
加圧動作が加圧動作決定手段により決定され、この決定
された加圧動作に従って前記加圧部が加圧部移動手段に
より移動される。これにより、前工程で把握された前記
ワークの機械的性質に応じたプレスが行われる。
【0012】また、請求項2のプレス装置においては、
前記加圧動作決定手段は、少なくとも前記荷重の大きさ
に応じて前記加圧部の最終移動位置を決定し、前記加圧
部移動手段は、前記荷重検出位置から前記最終移動位置
まで前記加圧部を更に移動する。
【0013】すなわち、前記荷重検出手段にて検出され
た荷重の大きさに応じて、少なくとも加圧動作としての
加圧部の最終移動位置が決定され、この決定された最終
移動位置に従って、前記加圧部は、前記加圧部移動手段
により前記荷重検出位置から前記最終移動位置まで更に
移動される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるプレ
ス装置1を示す図であり、該プレス装置1は、金属製の
ワーク2をプレスして、例えばコイニング(圧印加工)
する際に使用する数値制御式装置である。
【0015】このプレス装置1の装置本体11には、棚
を形成するベース12が設けられており、該ベース12
上には、下金型13が設けられている。該下金型13上
には、下パンチ14が設けられており、この下パンチ1
4上に、コイニングする前記ワーク2を載置できるよう
に構成されている。
【0016】前記ベース12上には、前記下金型13の
側方に支柱部21が立設されており、該支柱部21の上
端部には、前記下金型13上に延出した延出部22が設
けられている。この支柱部21及び延出部22内には、
図外のプレス機構が設けられており、該プレス機構は、
駆動制御装置23によって駆動されるように構成されて
いる。
【0017】前記延出部22からは、前記プレス機構に
よって上下駆動される駆動軸31が下方へ向けて延出さ
れており、該駆動軸31の下端には、圧力センサである
ロードセル32が設けられている。該ロードセル32か
らは、連結軸33が下方へ向けて延出されており、該連
結軸33の下端には、ラム34が固定されている。該ラ
ム34の下端には、上金型35が固定されており、該上
金型35の下端には、加圧部としての上パンチ36が固
定されている。
【0018】この上パンチ36は、前記下パンチ14の
真上に配置されており、前記プレス機構によって上下移
動されるように構成されている。これにより、この上パ
ンチ36を前記プレス機構で下方へ移動することによっ
て、当該上パンチ36と前記下パンチ14間に前記ワー
ク2を挟んだ状態で、該ワーク2を加圧できるように構
成されている。
【0019】そして、前記ラム34には、マグネスケー
ルやレーザー測長器などの位置検出装置41が設けられ
ており、前記ベース12からの前記ラム34の絶対位置
を検出できるように構成されている。この位置検出装置
41から出力される前記絶対位置の位置信号、及び前記
ロードセル32によって検出された前記ワーク2から受
ける荷重の荷重信号は、前記駆動制御装置23へ伝達さ
れるように構成されている。
【0020】この駆動制御装置23は、図2に示すよう
に、マイコンを中心に構成された制御部51と、該制御
部51に接続されたプレス機構駆動部52と、前記制御
部51に接続された圧力検出部53と、前記制御部51
に接続された位置検出部54とを備えている。
【0021】前記プレス機構駆動部52には、前記プレ
ス機構を作動させる為のサーボモータ61が接続されて
おり、前記制御部51からの命令の位置指定に位置検出
装置41の値が一致する様にサーボモータ61を回転さ
せるように構成されている。これにより、前記プレス機
構から延出した前記駆動軸31を上下動し、前記上パン
チ36をベース12に対して上下動できるように構成さ
れている。
【0022】前記圧力検出部53には、前記ロードセル
32が接続されており、該ロードセル32によって検出
された前記ワーク2から受ける荷重の荷重信号を入力で
きるように構成されている。また、この圧力検出部53
は、前記加重信号に応じた加重を、例えはデジタルの荷
重データに変換して、前記制御部51へ出力するように
構成されている。これにより、この荷重データによっ
て、前記ロードセル32が前記ワーク2から受ける荷重
を計測できるように構成されている。
【0023】前記位置検出部54には、前記位置検出装
置41が接続されており、該位置検出装置41からの位
置信号を入力できるように構成されている。また、この
位置検出部54は、前記位置信号に応じた前記絶対位置
を、例えはデジタルの位置データに変換して、前記制御
部51へ出力するように構成されている。これにより、
この位置データによって、前記ベース12からの前記ラ
ム34の絶対位置を計測するとともに、前記ベース12
からの前記上パンチ36の絶対位置を算出できるように
構成されている。
【0024】以上の構成にかかる本実施の形態の動作
を、図3及び図4に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0025】すなわち、ワーク2を加圧してコイニング
する際には、下パンチ14上にワーク2をセットした
後、駆動制御装置23のプレス機構駆動部52へ駆動信
号を出力してプレス機構を作動する。そして、位置検出
部54からの位置データを読み込んで、ベース12から
のラム34の絶対位置が、図5にも示すように、初期位
置P1に達するまでラム34を降下するとともに、マイ
コンのRAMに設定された前回NG信号をリセットする
(S1)。そして、このステップS1より、やや遅い速
度でプレス機構を作動しつつ前記位置データを読み込
み、上パンチ36がワーク2を所定量押圧する荷重検出
位置P2まで前記ラム34を降下する(S2)。
【0026】この状態において、前記プレス機構を予め
定められた所定時間T2、例えば1秒間停止して、この
状態を保持した後(S3)、ロードセル32からの加重
信号を圧力検出部53を介して読み込み、その加重デー
タから前記ロードセル32が前記ワーク2から受ける荷
重Lを算出する(S4)。これにより、前記ワーク2の
静荷重に対する変形・強度・硬度などの機械的性質を把
握することができる。
【0027】そして、前記荷重Lを、予めマイコンのR
AMにセットされたデータテーブルの第1〜第6の比較
荷重L1〜L6と比較する。なお、各比較荷重L1〜L
6は、第1の比較加重L1から第6の比較加重L6にな
るに従って、その大きさが大きくなるように設定されて
いる。
【0028】具体的には、前記荷重Lが第1の比較荷重
L1を越えているか否かを判定する(S5)。このと
き、第1の比較荷重L1以下の場合には、前記荷重Lが
前記第1の比較荷重L1以下である判定し、荷重マイナ
スNG信号をONするとともに、この荷重Lの大きさに
応じた加圧動作の条件を決定する。すなわち、前記荷重
Lの大きさに適した前記ラム34の最終移動位置である
下死点位置P3−0と、該下死点位置P3−0まで前記
ラム34を移動する速度である加工速度と、前記下死点
位置P3−0での前記ラム34の保持時間とを、前記デ
ータテーブルから検索して選択し、前記ラム34を、選
択された前記加工速度で前記下死点位置P3−0まで降
下するとともに、この状態を前記保持時間保持する(S
6)。これにより、前記ステップS4で把握された前記
ワーク2の機械的性質に応じて、予め用意された前記デ
ータテーブルに従った条件でプレスを行うことができ
る。そして、前記プレス機構を駆動して、前記ラム34
を上限位置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了
する。
【0029】前記ステップS5において、前記荷重Lが
第1の比較荷重L1を越えていた場合には、前記荷重L
が第2の比較荷重L2を越えているか否かを判定し(S
8)、第2の比較荷重L2以下の場合には、前記荷重L
が、前記第1の比較荷重L1を超え第2の比較荷重L2
以下の範囲内にあると判定し、前述と同様にして、この
荷重Lの大きさに応じた加圧動作の条件を決定し、前記
ラム34を、選択された加工速度で選択された下死点位
置P3−1まで降下するとともに、この状態を選択され
た保持時間保持した後(S9)、前記ラム34を上限位
置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了する。
【0030】前記ステップS8にて、前記荷重Lが第2
の比較荷重L2を越えていた場合には、前記荷重Lが第
3の比較荷重L3を越えているか否かを判定し(S1
0)、第3の比較荷重L3以下の場合には、前記荷重L
が、前記第2の比較荷重L2を超え第3の比較荷重L3
以下の範囲内にあると判定し、前述と同様にして、この
荷重Lの大きさに応じた加圧動作の条件を決定し、前記
ラム34を、選択された加工速度で選択された下死点位
置P3−2まで降下するとともに、この状態を選択され
た保持時間保持した後(S11)、前記ラム34を上限
位置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了する。
【0031】前記ステップS10にて、前記荷重Lが第
3の比較荷重L3を越えていた場合には、前記荷重Lが
第4の比較荷重L4を越えているか否かを判定し(S1
2)、第4の比較荷重L4以下の場合には、前記荷重L
が、前記第3の比較荷重L3を超え第4の比較荷重L4
以下の範囲内にあると判定し、前述と同様にして、この
荷重Lの大きさに応じた加圧動作の条件を決定し、前記
ラム34を、選択された加工速度で選択された下死点位
置P3−3まで降下するとともに、この状態を選択され
た保持時間保持した後(S13)、前記ラム34を上限
位置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了する。
【0032】前記ステップS12にて、前記荷重Lが第
4の比較荷重L4を越えていた場合には、前記荷重Lが
第5の比較荷重L5を越えているか否かを判定し(S1
4)、第5の比較荷重L5以下の場合には、前記荷重L
が、前記第4の比較荷重L4を超え第5の比較荷重L5
以下の範囲内にあると判定し、前述と同様にして、この
荷重Lの大きさに応じた加圧動作の条件を決定し、前記
ラム34を、選択された加工速度で選択された下死点位
置P3−4まで降下するとともに、この状態を選択され
た保持時間保持した後(S15)、前記ラム34を上限
位置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了する。
【0033】前記ステップS14にて、前記荷重Lが第
5の比較荷重L5を越えていた場合には、前記荷重Lが
第6の比較荷重L6を越えているか否かを判定し(S1
6)、第6の比較荷重L6以下の場合には、前記荷重L
が、前記第5の比較荷重L5を超え第6の比較荷重L6
以下の範囲内にあると判定し、前述と同様にして、この
荷重Lの大きさに応じた加圧動作の条件を決定し、前記
ラム34を、選択された加工速度で選択された下死点位
置P3−5まで降下するとともに、この状態を選択され
た保持時間保持した後(S17)、前記ラム34を上限
位置まで移動して(S7)、加工サイクルを終了する。
【0034】そして、前記ステップS16にて、前記荷
重Lが第6の比較荷重L6を越えていた場合には、前記
荷重Lが第6の比較荷重L6を超えていると判定し、前
述と同様にして、この荷重Lの大きさに応じた加圧動作
の条件を決定し、前記ラム34を、選択された加工速度
で選択された下死点位置P3−6まで降下するととも
に、この状態を選択された保持時間保持した後(S1
8)、前記ラム34を上限位置まで移動して(S7)、
加工サイクルを終了する。
【0035】このように、セットされるワーク2毎に微
妙に異なる機械的性質を把握した後、この機械的性質に
従って前記ワーク2をプレスすることができる。
【0036】したがって、ワーク2毎に異なる機械特性
に関わらず、上パンチ36を絶対位置のみに従って予め
定められた下死点位置まで移動してワーク2を加圧する
従来と比較して、ワーク2毎の機械特性に応じて発生す
るスプリングバック量のバラツキを吸収することができ
る。これにより、コイニング後に生じる加工精度のバラ
ツキを抑えることができる。
【0037】図6は、本実施の形態のプレス装置1で2
mm厚のステンレス材を加工した際の加工データを示す
図であり、プレス荷重に対するワーク2のプレス後の厚
みが示されている。この図において、当該プレス装置1
によってワーク2をコイニングした場合、サンプル数N
=30、プレス後のバラツキを示す厚さ標準偏差σ=
1.0μm、範囲R=4μmであり、加工精度のバラツ
キが従来と比較して、大幅に改善されたことが解る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
プレス装置にあっては、ワーク毎に微妙に異なる機械的
性質を把握した後、この機械的性質に従って当該ワーク
をプレスすることができる。
【0039】したがって、ワーク毎に異なる機械特性に
関わらず、加圧部を絶対位置のみに従って予め定められ
た下死点位置まで移動してワークを加圧する従来と比較
して、ワーク毎の機械特性に応じて発生するスプリング
バック量のバラツキを吸収することができる。これによ
り、コイニング後に生じる加工精度のバラツキを抑える
ことができる。
【0040】また、請求項2のプレス装置においては、
前工程で検出されたワークから受ける荷重の大きさに応
じて、少なくとも加圧動作としての加圧部の最終移動位
置を決定し、この決定された最終移動位置へ前記加圧部
を移動する動作を取り入れることによって、前記荷重の
大きさに応じた加圧動作を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の側面を示す模式図であ
る。
【図2】同実施の形態の駆動制御装置を示すブロック図
である。
【図3】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】図3に続く動作を示すフローチャートである。
【図5】同実施の形態のラムの時間に対する移動位置を
示す説明図である。
【図6】同実施の形態における加工データを示す図であ
る。
【図7】従来のプレス装置を示す模式図である。
【図8】同従来における加工データを示す図である・
【符号の説明】
1 プレス装置 2 ワーク 23 駆動制御装置 32 ロードセル 36 上パンチ(加圧部) 41 位置検出装置 51 制御部 52 プレス機構駆動部 53 圧力検出部 54 位置検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動される加圧部でワークを加圧するプ
    レス装置において、 前記加圧部が前記ワークを押圧する荷重検出位置まで当
    該加圧部を移動する検出位置移動手段と、 該検出位置移動手段にて前記荷重検出位置まで移動した
    状態で前記ワークから受ける荷重を検出する荷重検出手
    段と、 該荷重検出手段にて検出された前記荷重の大きさに応じ
    て前記加圧部による前記ワークへの加圧動作を決定する
    加圧動作決定手段と、 該加圧動作決定手段により決定された前記加圧動作に従
    って前記加圧部を移動する加圧部移動手段と、 を備えたことを特徴とするプレス装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧動作決定手段は、少なくとも前
    記荷重の大きさに応じて前記加圧部の最終移動位置を決
    定し、前記加圧部移動手段は、前記荷重検出位置から前
    記最終移動位置まで前記加圧部を更に移動することを特
    徴とした請求項1記載のプレス装置。
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