JPH06218597A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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Publication number
JPH06218597A
JPH06218597A JP2840093A JP2840093A JPH06218597A JP H06218597 A JPH06218597 A JP H06218597A JP 2840093 A JP2840093 A JP 2840093A JP 2840093 A JP2840093 A JP 2840093A JP H06218597 A JPH06218597 A JP H06218597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
press
pressurizing
stop
ram
Prior art date
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Pending
Application number
JP2840093A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagatomo Kodama
長大 小玉
Toshiaki Yamaguchi
俊明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP2840093A priority Critical patent/JPH06218597A/ja
Publication of JPH06218597A publication Critical patent/JPH06218597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機(安全プレス)における安全距離確
認のための最大停止時間を測定すること。 【構成】 加圧力を発生させる加圧力発生手段3と、該
加圧力発生手段3にてプレス用のラム1の直線運動に変
換する変換機構手段Aと、加圧部が停止したことを判定
する加圧部停止判定手段11と、プレス条件の設定又は
プレス動作を開始するプレス動作開始手段12と、加圧
力発生部の制御を行う加圧力発生制御手段9と、これら
を制御する中央演算処理装置13とを備えてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機(安全プレ
ス)における安全距離確認のための最大停止時間を測定
することができるプレス機械に関する。
【0002】なお、安全プレスとは、スライドによる危
険を防止するための機構を有する動力プレス機械をい
う。安全距離とは、操作スイッチ等から危険限界までの
距離をいう。最大停止時間とは、急停止機構が作動を始
めた時から実際に加圧部が停止するまでの時間(急停止
時間)を合わせた時間をいう。
【0003】
【従来技術】従来の安全プレスにおいて安全距離を確認
する場合、急停止を判定するのに必要な判定手段(エン
コーダや磁気式移動量測定装置等)をその都度プレス機
に取り付け、停止時間を測定するカウンタ等の測定器を
用意していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのように停止時間を
測定するカウンタ等の測定器を用意していたが、該測定
を行うたびに準備や取付等に時間や労力を費やしていた
欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、加圧力を発生させる加圧力発生手段と、該加圧力発
生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換する変換機
構手段と、加圧部が停止したことを判定する加圧部停止
判定手段と、プレス条件の設定又はプレス動作を開始す
るプレス動作開始手段と、加圧力発生部の制御を行う加
圧力発生制御手段と、これらを制御する中央演算処理装
置とを備えてなるプレス機械としたことにより、プレス
機(安全プレス)における安全距離確認のための最大停
止時間の測定することができ、前記課題を解決し、その
目的を達成したものである。また、プレス機構部のAC
サーボ・モータに設けているエンコーダの情報と中央演
算処理装置を利用することにより容易に急停止時間を測
定することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明のプレス機械は、図5及び図6に示すよ
うに、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力
を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与
えるボール螺子2と、加圧力発生手段3としての電動機
3aとからなり、これらがケーシング4の頭部枠体内に
設けられている。
【0007】まず、ラム1の構造については、図5及び
図6に示すように、筒状体に形成されたものであって、
具体的には円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸
方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の
内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となってお
り、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボ
ール螺子2のナット体2bが固着されている。
【0008】その筒状本体1aの最下部には押圧体1b
が装着自在となるように構成されており、実際には該押
圧体1bが被加工物Wに当接して、適宜の圧力を与える
ものであり、さらにその押圧体1bには、歪みゲージの
取付が可能に構成されることもあり、該歪みゲージによ
って、被加工物Wに与える圧力を検出することができる
ようになっている。
【0009】その筒状本体1aの外周側面を包むように
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図5及び図6に示すように、振れ止杆6a,案内
部6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラ
ム1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状と
なるようにして、連結板6cを介して設けられ、その振
れ止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する
構成となっている。
【0010】さらに、その振れ止杆6aが所定箇所を通
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
【0011】加圧力発生手段3による回転力をネジ機構
にてプレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構手
段Aとしては、前記ボール螺子2,螺子軸2a及びナッ
ト体2b,筒状ガイド5等で構成されている。
【0012】符号7はプレス条件を設定するためのプレ
ス条件設定手段であって、入力装置7aと表示装置7b
とで構成され、入力装置7aからの情報が中央演算処理
装置13に転送され、該中央演算処理装置13はこの情
報に従って表示装置7bに情報を転送しプレス条件等の
表示を行う。
【0013】符号8はプレス条件一時記憶手段であっ
て、前記プレス条件設定手段7により入力されたプレス
条件を一時的に記憶するメモリで、実際のプレス動作は
この記憶内容に従って行われる。
【0014】符号9は加圧力発生制御手段であって、中
央演算処理装置13からの情報により、加圧力発生手段
3の制御を行う。また、該加圧力発生手段3からの加圧
力,位置等の情報を中央演算処理装置13に転送する。
【0015】前記加圧力発生手段3は、中央演算処理装
置13からの情報により、プレス動作を行う。また、そ
のときの加圧力,位置等の情報を加圧力発生制御手段9
に転送する。具体的には、加圧力発生手段3としては電
動機3aが存在し、ラム1の基準位置を検出するものと
してのエンコーダ10が電動機3aに連結されている。
【0016】符号11は加圧部停止判定手段であって、
前記加圧力発生制御手段9より中央演算処理装置13に
転送された情報(ACサーボモータなる電動機3aのエ
ンコーダ10の情報)を読み出し、加圧部が停止したか
を判断し、その情報を中央演算処理装置13に転送す
る。該中央演算処理装置13はその停止情報とプレス動
作開始手段12の情報から最大停止時間を算出し、最大
停止時間をプレス条件設定手段7において表示される。
【0017】そのプレス動作開始手段12は、プレス動
作を開始させるためのスイッチで構成され、スイッチの
状態を中央演算処理装置13で読み込むものである。
【0018】また、中央演算処理装置13からの情報に
より、加圧力発生手段3の制御を行う。また加圧力発生
手段3からの加圧力、位置等の情報を中央演算処理装置
13に転送する。その加圧力発生制御手段9からの情報
により、プレス動作を行う。また、その時の加圧力、位
置などの情報を加圧力発生制御手段9に転送する。
【0019】その中央演算処理装置(CPU)13は、
ラム初期位置、ラム1の対応高さ設定点、高速から低速
への切替点、設定加圧力発生点、定位置停止点の各位置
を記憶し、これらの各位置へ前記ラム1が到達したこと
を検知し、電動機3aに回転速度及び電流値の設定変更
と断続及び反転を指示する機能を有する。
【0020】さらに、本発明での安全プレスとしての主
要なる作用としては、図2のフローチャート図に示すと
おりとなる。なお、この場合には、既にプレス条件が設
定されているものとする。まず、被加工物Wを加圧する
(S1参照)。その時から、急停止動作が行われたか確
認する(S2参照)。急停止動作が行われた場合はS5
へ進み、時間を測定するカウンタをクリアし(S5参
照)、カウンタに1をプラスし(S6参照)、加圧部な
るラム1が停止したか確認する(S7参照)。該ラム1
が停止した場合はS8へ進み、停止していない場合はS
6へ戻る。そのS8にてカウンタの値と遅動時間より最
大停止時間を算出し、最大停止時間を表示し(S9及び
図4参照)、測定を終了する。
【0021】また、被加工物Wを加圧した(S1参照)
後から、加圧部なるラム1の急停止動作が行われたか確
認する(S2参照)が、急停止動作が行われていない場
合はS3に進み、プレス条件を満足したか確認する。満
足した場合はS4へ進み、満足していない場合はS1へ
戻る。そのS4において、警告文1(図3参照)を表示
し測定を終了する。
【0022】安全距離Lは、操作スイッチ等のプレス動
作開始手段12から、ラム1の下側箇所の危険限界まで
の距離をいう(図5参照)。
【0023】なお、本発明の作業作用について説明す
る。スタートさせると、ラム1が対応高さ設定点から指
定速度(高速)で下降し、設定した加圧直前停止点か否
かを判別し、設定した加圧直前停止点に達するとラム1
は一旦停止し、その後すぐに、下降のみするのに必要な
だけの最少電流と回転速度により速度にて下降する。そ
して圧入作業開始点位置で、圧力センサーによって圧入
作業開始点か否かの判断をなし、圧入作業開始点が検出
された位置より、圧入条件としての大トルク,指定圧入
速度にて加圧下降する。このとき、検出圧力が正常か異
常かを判別し、検出圧力が正常の場合には、さらに加圧
下降し、ラム1の下降限度位置か否かを判別し、圧入停
止点を確認すると、停止位置か否かを判別し、停止位置
である場合には、停止し、ラム1は再び前記対応高さ設
定点位置に上昇して停止し、一連のプレス作業を終了す
る。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、加圧力を発生させる
加圧力発生手段3と、該加圧力発生手段3にてプレス用
のラム1の直線運動に変換する変換機構手段Aと、加圧
部が停止したことを判定する加圧部停止判定手段11
と、プレス条件の設定又はプレス動作を開始するプレス
動作開始手段12と、加圧力発生部の制御を行う加圧力
発生制御手段9と、これらを制御する中央演算処理装置
13とを備えてなるプレス機械としたことにより、第1
に簡単に急停止時間を測定することができ、これによっ
て安全プレスである点を確認でき、第2に加圧部停止判
定手段11にて停止から慣性にて回転した後に停止する
時間を確実に測定でき、第3に簡単なる構成にて安価に
提供できる等の効果を奏する。
【0025】これらの効果について詳述すると、まず、
プレス動作開始手段12を急停止させ、加圧力発生手段
3なる電動機3aを停止させても、回転力をネジ機構に
てプレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構の存
在にて、その機構部は慣性によって急には停止できず、
ある程度の時間(何十mm秒)回転して停止する。この時
間が所定時間であると、自ずと、被加工物Wとプレス動
作開始手段12との安全距離Lが安全プレスに該当する
か否かを確認することができる利点がある。
【0026】この最大停止時間と安全距離Lとの関係は
出願人が作成した適宜の測定表にて簡単に理解すること
ができる。
【0027】また、従来では、その判定手段としてプレ
ス機械を外付けしていたが、本願発明では、プレス機械
に内蔵させていることで、外付けの急停止を判定する手
段が必要なくなり、さらにプレス機本体の中央演算処理
装置13を利用して加圧部停止判定手段11としての時
間を測定するのに必要なカウンタ等の測定器も内蔵する
ことで充分なる対応ができる。これによって、測定に必
要な全ての測定器がいらなくなり場所の制約もなく容易
にいつでも試験を行うことができるし、本発明の構成は
比較的簡単であり、安価に提供できる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明の最大停止時間測定ルーチンを備えたフ
ローチャート図
【図3】警告文の表示例
【図4】測定結果の表示例
【図5】本発明の断面図
【図6】本発明の斜視図
【符号の説明】
1…ラム 3…加圧力発生手段 9…加圧力発生制御手段 11…加圧部停止判定手段 12…プレス動作開始手段 13…中央演算処理装置 A…変換機構手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧力を発生させる加圧力発生手段と、
    該加圧力発生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換
    する変換機構手段と、加圧部が停止したことを判定する
    加圧部停止判定手段と、プレス条件の設定又はプレス動
    作を開始するプレス動作開始手段と、加圧力発生部の制
    御を行う加圧力発生制御手段と、これらを制御する中央
    演算処理装置とを備えてなることを特徴としたプレス機
    械。
JP2840093A 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械 Pending JPH06218597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2840093A JPH06218597A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2840093A JPH06218597A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218597A true JPH06218597A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12247620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2840093A Pending JPH06218597A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06218597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus
JP2002103090A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Nhk Spring Co Ltd プレス装置用アクチュエータおよびその制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5829347A (en) * 1996-05-21 1998-11-03 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Electropressing apparatus
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