JP4892736B2 - 卵殻強度測定方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象卵の卵殻を押圧し、卵殻に破壊が生じる荷重を検出して当該測定対象卵の卵殻強度を測定する卵殻強度測定方法および装置に関するものである。
従来、測定対象卵の卵殻を押圧し、卵殻に破壊が生じる荷重を検出して当該測定対象卵の卵殻強度を測定する卵殻強度測定装置は公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−062325号公報(第2−4頁、第1図、第4図)
特許文献1に記載の卵殻強度測定装置は、測定対象卵を、その長軸が鉛直方向となるように載置台に載せ、先端部に円盤状の係合部材が取り付けられたフォースゲージを下降させるとともに、前記係合部材を測定対象卵の鋭端部に押し付けて、当該測定対象卵の卵殻が弾性限界を超えて亀裂が入る瞬間の荷重を測定するようにしたものである。
上述した従来の卵殻強度測定装置においては、測定対象卵を、その長軸が鉛直方向となるよう載置台に載せた状態で測定対象卵を押圧するので、前記フォースゲージの先端部に取り付けられた円盤状の係合部材が測定対象卵の鋭端部と当接するまで作業員が測定対象卵を手で支えておく必要があった。
このように、作業員が測定対象卵を手で支える必要があるということは、測定対象卵を載置台上にセットする位置が作業員によって異なってしまうことを意味する。さらに、測定対象卵のサイズも大、中、小様々であり、具体的には測定対象卵の直径が約35mm〜約50mm程度まで幅広いことから、従来の卵殻強度測定装置は、測定対象卵の載置台へのセット時にその位置決めが難しく、卵殻強度測定の準備段階で時間がかかってしまうという問題があった。
前記載置台上に例えば、スポンジ材等を敷いて測定対象卵の載置台へのセットを補助することも一方法ではあるが、測定対象卵を押圧した時に前記スポンジ材がクッションの役割を果たすことになるので、正確な卵殻強度を測定できないという新たな問題が生じてしまう。
したがって、本発明は、前記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その目的とするところは、測定対象卵のセットが容易で、卵殻強度測定の準備段階で時間を要することなく、精度の高い測定を行なうことができる卵殻強度測定方法および装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、測定対象卵の卵殻を押圧して卵殻強度を測定する卵殻強度測定装置であって、測定対象卵の底部2カ所で押圧方向に沿って支持する載置台と、前記載置台に支持された測定対象卵の長軸方向または短軸方向から水平方向の押圧力を作用させる一対の荷重作用部材が対向配置された荷重作用手段と、前記荷重作用手段により測定対象卵に作用する押圧荷重を検出する荷重検出手段と、前記荷重検出手段が測定対象卵の卵殻に破壊が生じた時に検出した押圧荷重の値を卵殻強度測定値として判定する判定手段と、を備える卵殻強度測定装置の発明である。
請求項2に記載の発明は、前記荷重作用手段が、固定された荷重ヘッドと、前記荷重ヘッドに接近・離反可能な押圧ヘッドとを含み、前記載置台は、前記荷重ヘッド側へ下り勾配を形成している請求項1に記載の卵殻強度測定装置である。
請求項3に記載の発明は、測定対象卵の卵殻を押圧して卵殻強度を測定する卵殻強度測定方法であって、測定対象卵の底部2カ所で押圧方向に沿って支持するステップと、前記測定対象卵の長軸方向または短軸方向から一対の対向配置された荷重作用部材によって水平方向の押圧力を作用させるステップと、前記測定対象卵の卵殻に破壊が生じた時点の押圧荷重を検出して卵殻強度を測定するステップと、を備える卵殻強度測定方法である。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる卵殻強度測定方法および装置によれば、測定対象卵を卵殻強度測定装置にセットする際に、作業員が測定対象卵を手で支える必要がなくなるばかりでなく、作業員によって測定対象卵のセット位置が異なってしまうという人的な要因や、測定対象卵の形状やサイズ的な要因に関わらず、測定対象卵を所望の位置にセットできるので、卵殻強度の準備に要する時間をゼロにすることができる。このことは、測定時間の短縮化、ひいては卵殻強度の測定効率の向上につながるものである。
また、載置台上に例えば、スポンジ材等を敷いて測定対象卵の載置台へのセットを補助する必要がないので、卵殻強度の測定データの信頼性が向上するという効果を奏する。
また、本発明にかかる卵殻強度測定方法および装置によれば、長軸方向、短軸方向のいずれの方向から押圧して卵殻強度を測定する場合でも、卵殻強度を測定するうえでの外乱を少なくすることができ、より精度の高い測定を行なうことができるという効果を奏する。
本発明にかかる卵殻強度測定装置によれば、卵に対して押圧力を作用させている間を、一の荷重作用部材の水平移動速度を所定速度、例えば、1mm/secとなるよう駆動手段の回転速度を制御する構成としている。そして、その前後の過程の一の荷重作用部材の水平移動速度を上記速度の例えば、25倍となるよう駆動手段の回転速度を制御する仕組みにすれば、卵殻強度測定の測定時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる卵殻強度測定装置によれば、載置台を、時計方向および半時計方向に少なくとも90度回転させる回転機構を備える構成としたので、所望の方向からの卵殻強度測定を自動的に行なうことができるという効果を奏する。
つぎに、本発明の実施の形態として、卵殻強度測定方法および装置について添付図面に従って説明する。図1は、本発明を採用した卵殻強度測定装置Tを説明する概略正面図である。図2(a)、(b)は、図1におけるA方向から見た載置台10および測定対象卵Eのセット状態を説明する概略平面図である。図3は、図2(a)における測定対象卵Eのセット状態を説明する概略側面図である。
図1に示すように、前記卵殻強度測定装置T(以下、単に測定装置Tと記す。)は、大略、測定対象卵E(以下、単に卵Eと記す。)を、その長軸が水平となるよう保持する載置台10と、前記載置台10に保持された卵Eに対し、当該卵Eの長軸方向あるいは短軸方向から水平方向の押圧力を作用させる荷重作用手段としての押圧ヘッド20および荷重ヘッド21と、卵Eに対して水平方向の押圧力を作用させるべく、前記荷重作用手段の押圧ヘッド20を荷重ヘッド21に対して接近・離反可能に構成された駆動手段としての駆動機構30と、前記荷重作用の押圧ヘッド20および荷重ヘッド21により卵Eに作用した荷重を検出する荷重検出手段としてのロードセル40と、測定装置Tの作動プログラム等からなるソフトウエア部分並びに主にCPU、記憶装置等からなるハードウエア部分とで構成された制御手段(判定手段としての機能も含む)としての制御部50とから構成されている。
前記載置台10は、図1および図2(a)に示すように、卵Eの長軸Eaを水平に保持させるため、卵Eの長軸Eaと互いに平行となるように、例えば、25mmピッチで互いに平行に配置された直径約9mmの2本の丸棒11を、凹状の受け皿12の上端部に取り付けた構成となっている。
また、卵Eに対して長軸方向から水平方向の押圧力を作用させて当該卵Eの卵殻強度を測定する場合は、図2(a)に示すように、卵Eの鋭端部を紙面に向かって右側にして、卵Eの鋭端部側を荷重ヘッド21の一方の側面に当接させて前記2本の丸棒11上に載置する。
図3に示すように、前記卵Eは、2本の丸棒11と、荷重ヘッド21の一方の側面との3点で支持される。その結果、どのようなサイズの卵Eであっても、矢印方向に傾くことなくその長軸Eaを水平な状態とすることができるとともに、後述する荷重作用手段の押圧ヘッド20および荷重ヘッド21の荷重軸心と当該卵Eの長軸Eaとが一致した状態で載置台10上に載置することができる。
さらに、卵Eに対して短軸方向から水平方向の押圧力を作用させて当該卵Eの卵殻強度を測定する場合は、図2(b)に示すように、卵Eの鋭端部を紙面に向かって上側にして、卵Eの側周部(赤道部分)側を荷重ヘッド21の一方の側面に当接させて前記2本の丸棒11上に載置する。
その結果、前記卵Eの短軸Ebを水平な状態とすることができるとともに、後述する荷重作用手段の押圧ヘッド20および荷重ヘッド21の荷重軸心と当該卵Eの短軸Ebとが一致した状態で卵Eを載置台10上に載置することができる。
このように、前記載置台10を上述のように構成することで、作業員によって卵Eのセット位置が異なってしまうという人的な要因や、卵Eの形状やサイズ的な要因を排除することができ、卵Eを長軸方向あるいは短軸方向から押圧する場合であっても、常に卵Eを定位置にセットすることが可能である。
なお、本実施例では、例えば、25mmピッチで互いに平行に配置された直径約9mmの2本の丸棒11を、凹状の受け皿12の上端部に取り付けた構成の載置台10の例を説明したが、本実施例に限定するものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、図4(a)に示すように、断面形状がM字状に形成された載置台10であってもよいし、また、図4(b)に示すように、断面形状が凹状に形成された載置台10であってもよい。さらに、図4(c)に示すように、板状の基台13と、基台13の四隅に約30mmピッチで立設された4本の丸棒14(例えば、直径約5mm×長さ約12mm)とからなる載置台10であってもよい。
また、本実施例では、前記2本の丸棒11を凹状の受け皿12の上端部に文字どおり「水平」に取り付けた構成の載置台10の例を説明したが、次のような変形も可能である。例えば、図7に示すように、前記2本の丸棒11を、側面視で所定角度α、すなわち、荷重ヘッド21側に約1度〜2度傾斜(荷重ヘッド21側に下り勾配を形成。)させて凹状の受け皿12の上端部に取り付けるようにしてもよい。
上述のように載置台10を形成することで、卵Eに対して短軸方向から水平方向の押圧力を作用させて当該卵Eの卵殻強度を測定する場合、卵Eを2本の丸棒11上に載せるだけで卵Eが荷重ヘッド21側に転がり、卵Eの側周部(赤道部分)を荷重ヘッド21の一方の側面に確実に当接させることができる。
また、卵Eに対して長軸方向、短軸方向のいずれの方向から押圧して卵殻強度を測定する場合であっても、精度の高い測定が可能となる。すなわち、押圧ヘッド20から荷重が印加されると、荷重ヘッド21は紙面に向かって右側に歪み、それに伴って卵Eも極僅かに右側へ移動してゆく。その結果、卵Eは押圧ヘッド20および荷重ヘッド21の2点を主体に支持されて、当該卵Eと丸棒11との接触点は限りなくゼロに近づくため、卵殻強度を測定するうえでの外乱が少なくなり、より精度の高い測定を行なうことができる。
次に、荷重作用手段としての押圧ヘッド20および荷重ヘッド21について説明する。図1に示すように、押圧ヘッド20および荷重ヘッド21のそれぞれは、例えば、ステンレス製の素材を側面視でL字状に形成した部材から構成されている。
前記押圧ヘッド20および荷重ヘッド21は、載置台10上の卵Eを挟んで対向に配置されているとともに、前記押圧ヘッド20および荷重ヘッド21の少なくとも卵Eと当接する面は、載置台10上に保持された卵Eの長軸あるいは短軸に対して鉛直となるよう形成されている。
前記押圧ヘッド20は、ガイド部材60によりその一端部が吊り下げられた状態で矢印X´−X方向に摺動自在に取り付けられている。また押圧ヘッド20の略中央部(側面視でL字状の押圧ヘッド20の鉛直部分における略中央部)には、ナット33が嵌合してあり、このナット33は、後述するステッピングモータ31によって回動駆動するボールネジ32と螺合している。
前記押圧ヘッド20は、上述のように構成されているので、対向に配置されている荷重ヘッド21に対して水平移動、すなわち、荷重ヘッド21に対して接近・離反可能に設けられている。
また、同図1に示すように、前記荷重ヘッド21は、その一端部がガイド部材60の他端部に固着されており、前記押圧ヘッド20と同様に吊り下げられた状態で設けられている。
本実施例では、荷重作用手段としての押圧ヘッド20および荷重ヘッド21を側面視でL字状に形成した部材で構成されている例を説明したが、卵Eに対して長軸方向あるいは短軸方向から水平方向の押圧力を作用させることができればどのような形状であってもよい。例えば、図6(a)に示すように、平面視でL字状に形成された押圧ヘッド20および荷重ヘッド21であってもよいし、図6(b)に示すように、円柱状に形成された押圧ヘッド20および荷重ヘッド21であってもよく、種々の変形が可能である。
前記駆動手段としての駆動機構30は、図1に示すように、ステッピングモータ31と、前記ステッピングモータ31により回動駆動されるボールネジ32とから構成されている。そして、前記ステッピングモータ31は、ガイド部材60の一端部に固着されているモータブラケット70に付設されている。さらに、前記ボールネジ32は、前記ガイド部材60に沿ってX´−X方向に摺動自在に取り付けられた押圧ヘッド20と螺合(押圧ヘッド20に嵌合されているナット33と螺合。)している。
前記ステッピングモータ31は、後述する制御部50と電気的に接続されており、制御部50からの制御信号に基づいてステッピングモータ31の回転方向、回転数並びに起動・停止が制御される。また、前記ステッピングモータ31は、ボールネジ32に螺合されている押圧ヘッド20の水平方向(図中のX´−X方向)の位置情報を制御部50に出力する機能を備えている。
上述の構成により、押圧ヘッド20を水平移動させること、すなわち、押圧ヘッド20を荷重ヘッド21に対して接近・離反させることができる。換言すれば、前述した押圧ヘッド20および荷重ヘッド21とからなる荷重作用手段と、前述の構成からなる駆動手段とにより、長軸方向あるいは短軸方向から押圧する場合でも、卵Eに対して水平方向の押圧力を確実に作用させることができる。
本発明にかかる測定装置Tに用いられる駆動機構としてのモータは、本実施例で説明したように、ステッピングモータが最も好適であるが、これに代えて例えば、サーボモータやDCブラシレスモータを用いることも可能である。この場合、ボールネジ32に螺合されている押圧ヘッド20の水平方向(図中のX´−X方向)の位置情報を検出するために、別途エンコーダを設ける必要がある。
前記荷重検出手段としてのロードセル40は、図1に示すように、側面視でL字状の荷重ヘッド21の鉛直部分における他方の側面に取り付けられている。
前記ロードセル40は、同図1に示すように、矢印Xa方向に荷重が印加されると、ロードセル40内の起歪体(図示せず)に歪みが生じ、それが電気信号に変換されて後述する制御部50に出力される仕組みになっている。本実施例の測定装置Tに用いられるロードセル40としては、例えば、0N〜98.0665N(0kgf〜10kgf)まで測定可能なものが好適である。
前記制御手段としての制御部50は、測定装置Tの作動プログラム等からなるソフトウエア部分と、主にCPU、記憶装置等からなるソフトウエア部分とから構成されている。図1に示すように、制御部50の操作面には、電源スイッチ51と、押圧ヘッド20の水平方向(図中のX´−X方向)の位置情報や卵Eに印加される荷重の検出値等を表示するモニタ52と、測定開始釦53と、測定結果を印字するプリンタ54が備えられている。
前記制御部50が測定装置Tの各構成機器をどのように制御するのかを図1を参照して説明する。先ず、卵Eの鋭端部を紙面に向かって右側にし、卵Eの鋭端部側を荷重ヘッド21の一方の側面に当接させて載置台10上にセットする。
そして、電源スイッチ51をONにし、測定開始釦53を押すと、制御部50がステッピングモータ31を起動させるとともに、ボールネジ32と螺合している押圧ヘッド20が例えば、25mm/secの速度でX方向へ水平移動するよう当該ステッピングモータ31の回転数を制御する。この時、25mm/secの速度でX方向へ水平移動する押圧ヘッド20の位置情報がモニタ52に表示される。
押圧ヘッド20が、載置台10上にセットされた卵Eの鈍端部に当接すると、卵Eに対して水平方向の押圧力が当該卵Eの長軸方向から作用することになる。これにより、L字状の荷重ヘッド21の鉛直部分における他方の側面に取り付けられているロードセル40が前記押圧力、すなわち、押圧荷重を検出する。そして、検出された押圧荷重に基づく電気信号が制御部50に出力される。
この時、制御部50は、ロードセル40から送られてきた前記押圧荷重に基づく電気信号を受信すると、ステッピングモータ31に制御信号を出力して25mm/secに制御していた押圧ヘッド20の水平方向の移動速度を例えば、1mm/secに減速させるようステッピングモータ31の回転数を制御する。それに従って、押圧ヘッド20は、1mm/secの水平移動速度で卵Eに対してその長軸方向から水平方向の押圧力を徐々に作用させてゆく。
時間経過に伴い、卵Eに対する水平方向の押圧荷重は徐々に増大してゆくのでロードセル40を介してモニタ52に表示される検出値も徐々に増大してゆくことになる。そして、卵Eの卵殻に亀裂(破壊)が生じると、その瞬間、押圧ヘッド20による長軸方向からの水平方向の押圧荷重に対して、卵Eの卵殻強度によって抗するように作用していた力が弱くなり、ロードセル40の検出値が減少する。
制御部50は、前述の瞬間的に減少した検出値に基づく検出信号を受信すると、ステッピングモータ31に制御信号を出力して当該ステッピングモータ31を即座に停止させるよう制御する。また、制御部50は、前述の瞬間的に減少した検出値に切り替わる直前のピークの検出値を卵Eの卵殻強度として判定し、その数値をモニタ52に表示させるとともに、プリンタ54に印字させる。
制御部50は、さらに、ステッピングモータ31を停止させてから例えば、30秒〜1分後にステッピングモータ31に制御信号を出力し、当該ステッピングモータ31を逆回転させるとともに、押圧ヘッド20が例えば、25mm/secの速度でX´方向に水平移動するようステッピングモータ31の回転数を制御する。
このように、本発明にかかる測定装置Tは、測定開始から押圧ヘッド20が卵Eに当接するまでの間の当該押圧ヘッド20の水平移動速度を例えば、25mm/secに制御し、卵Eに対して押圧力を作用させている間の押圧ヘッド20の水平移動速度を例えば、1mm/secに制御し、卵Eの卵殻に破壊が生じた後、押圧ヘッド20を測定開始位置に戻すまでの当該押圧ヘッド20の水平移動速度を例えば、25mm/secに制御する機能を備えているので、卵殻強度測定の測定時間の短縮化を図ることができる。
そして、押圧ヘッド20が水平移動により測定開始前の位置まで離反すると、前記制御部50は、ステッピングモータ31に再び制御信号を出力して当該ステッピングモータ31停止させるよう制御する。
なお、卵Eに対して短軸方向から水平方向の押圧力を作用させて当該卵Eの卵殻強度を測定する場合は、平面視で卵Eの鋭端部を上側にして、卵Eの側周部(赤道部分)側を荷重ヘッド21の一方の側面に当接させて載置台10上にセットすればよい。以降の測定装置Tの作動制御は、これまで説明した内容と同一であるので説明を省略する。
本実施例においては、押圧ヘッド20を荷重ヘッド21に対して接近・離反させる例を説明したが、本実施例に限定するものではなく、押圧ヘッド20および荷重ヘッド21を卵Eに対して互いに接近・離反させる構成とすることも可能である。
本実施例においては、ロードセル40により検出される押圧荷重の経時変化においてピークとなる時点を、前記卵Eの卵殻に破壊が生じた時点と特定し、前記押圧荷重のピーク値を当該卵Eの卵殻強度として判定する例を説明したが、本実施例に限定するものではなく、種々の変形が可能である。例えば、卵Eの卵殻に破壊が生じた時点を人為的に特定し、前記卵Eの卵殻に破壊が生じた時点のロードセル40の検出値を卵Eの卵殻強度として判定するようにしてもよい。この場合、前述の人為的な特定はばらつきが生じやすいので、測定精度が多少低下する欠点があることを考慮する必要がある。
また、例えば、ロードセル40が検出する荷重の変化率を測定し、その変化率が予め設定された値、例えば、ゼロ以下になった時点の荷重を、卵Eの卵殻強度として判定するようにしてもよい。また、例えば、卵Eに対してその長軸方向あるいは短軸方向から水平方向の押圧力を作用させる際の、押圧ヘッド20の水平方向の変移量を検出するセンサを設け、そのセンサの検出変移量が設定値以上になった時点の荷重を、卵Eの卵殻強度として判定するようにしてもよい。
本実施例では、固定された載置台10に対して卵Eを載置する方向を変えることで、卵Eに対して長軸方向あるいは短軸方向から水平方向の押圧力を作用させて当該卵Eの卵殻強度を測定する例を説明したが、本実施例に限定するものではなく、図5に示すように、例えば、制御部50からの制御信号に基づいて載置台10を水平状態で、時計方向および半時計方向に少なくとも90度回転させる回転機構15を設けるようにすれば、所望の方向からの卵殻強度測定を自動的に行なうことができる。
今回、開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は、上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明を採用した卵殻強度測定装置Tを説明する概略側面図である。 図1におけるA方向から見た載置台10および測定対象卵Eのセット状態を説明する概略平面図である。 図2(a)における測定対象卵Eのセット状態を説明する概略側面図である。 載置台10の変形例を説明する斜視図である。 載置台10に回転機構15を設けた例を説明する斜視図である。 荷重作用手段の変形例を説明する斜視図である。 載置台10の他の変形例を説明する概略側面図である。
符号の説明
10 載置台、20 押圧ヘッド、21 荷重ヘッド、30 駆動機構、31 ステッピングモータ、32 ボールネジ、40 ロードセル、50 制御部、60 ガイド部材、70 モータブラケット、E 卵

Claims (3)

  1. 測定対象卵の卵殻を押圧して卵殻強度を測定する卵殻強度測定装置であって、
    測定対象卵の底部2カ所で押圧方向に沿って支持する載置台と、
    前記載置台に支持された測定対象卵の長軸方向または短軸方向から水平方向の押圧力を作用させる一対の荷重作用部材が対向配置された荷重作用手段と、
    前記荷重作用手段により測定対象卵に作用する押圧荷重を検出する荷重検出手段と、
    前記荷重検出手段が測定対象卵の卵殻に破壊が生じた時に検出した押圧荷重の値を卵殻強度測定値として判定する判定手段と、
    を備える卵殻強度測定装置。
  2. 前記荷重作用手段は、固定された荷重ヘッドと、
    前記荷重ヘッドに接近・離反可能な押圧ヘッドとを含み、
    前記載置台は、前記荷重ヘッド側へ下り勾配を形成している請求項1に記載の卵殻強度測定装置。
  3. 測定対象卵の卵殻を押圧して卵殻強度を測定する卵殻強度測定方法であって、
    測定対象卵の底部2カ所で押圧方向に沿って支持するステップと、
    前記測定対象卵の長軸方向または短軸方向から一対の対向配置された荷重作用部材によって水平方向の押圧力を作用させるステップと、
    前記測定対象卵の卵殻に破壊が生じた時点の押圧荷重を検出して卵殻強度を測定するステップと、を備える卵殻強度測定方法。
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