JP2602316B2 - 横形引張試験機の荷重検定装置 - Google Patents

横形引張試験機の荷重検定装置

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JP2602316B2 JP1043439A JP4343989A JP2602316B2 JP 2602316 B2 JP2602316 B2 JP 2602316B2 JP 1043439 A JP1043439 A JP 1043439A JP 4343989 A JP4343989 A JP 4343989A JP 2602316 B2 JP2602316 B2 JP 2602316B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、例えばロープやチェーンなどから成る長尺
試験片を引張試験する横形引張試験機に関する。
B.従来の技術 従来の横形引張試験機として、例えば第3図に示すよ
うなものが知られている。
第3図(a),(b)はこの横形引張試験機の上面図
および正面図である。床面FLには、水平方向に延在する
負荷枠1が固着され、この負荷枠1の一端部に取付けら
れたシリンダ台3の外壁には、油圧シリンダ4が取付け
られている。また、負荷枠1の他端部側は、固定つかみ
具2が負荷枠1を横断して固着される。水平方向に伸縮
するシリンダ4のピストンロッド4a先端には、ヨーク5
が取付けられ、このヨーク5には、支柱6の一端が接続
されている。支柱6の他端には、コロ7aが設けられた可
動つかみ具7が上述の固定つかみ具2と同軸で対向して
取付けられている。両つかみ具2,7にロープなどの試験
片(不図示)の両端をそれぞれ把持させてシリンダ4の
ピストンロッド4aを伸長させると、可動つかみ具7が支
柱6を介して図示A方向に引張られ、コロ7aが負荷枠1
上を転動して可動つかみ具7がA方向に駆動される。こ
れにより試験片に引張荷重が働く。ここで、ヨーク5,支
柱6が移動フレームを構成する。
ところで、このような横形試験機の校正のため検力を
行なう際、我国では圧縮形の検力器を使用することが義
務付けられている。そこで検力時には例えば第3図
(c)に示すように、上述の可動つかみ具7とシリンダ
台3との間に継手8を介して圧縮形の検力器9を挟持さ
せて検力を行なっている。すなわち、ピストンロッド4a
の伸長により可動つかみ具7がA方向に引張られると、
検力器9がつかみ具7によりシリンダ台3に押圧され、
そのときの押圧力を計力機(図示せず)で測定して荷重
検定が行なわれる。
しかしながら、上述の構成では、シリンダ4のピスト
ンロッド4aと可動つまみ具7とを連結するための支柱6
が必要であり、部品点数が増加した組立調整に手間がか
かる。また試験片が破断したときその反動で試験機全体
にA方向の衝撃荷重が作用するため、負荷枠1を床面に
頑丈に固定しなければならない。
また、負荷枠の長手方向の一端部内壁にシリンダを連
結し、ピストンロッドを収縮させることにより試験片に
引張荷重を与えるようにした材料試験機も知られてい
る。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のように負荷枠の内壁にシリンダ
を固着すると、可動つかみ具と負荷枠一端部との間の空
間のシリンダが位置するため、ここに検力器を配置する
ことができず、検力が行えない。
本発明の目的は、負荷枠の内壁にシリンダを固着する
試験機であっても、簡単な構成で容易に検力が行えるよ
うな横形引張試験機の荷重検定装置を提供することにあ
る。
D.課題を解決するための手段 すなわち本発明は、水平方向に延設される負荷枠と、
この負荷枠の長手方向の一端部内壁に基部が固着させる
シリンダと、前記負荷枠長手方向の他端部側に負荷枠を
横断して固着される固定つかみ具と、前記シリンダに前
記固定つかみ具と対向して接続される可動つかみ具とを
備え、両つかみ具に試験片の両端を把持して引張試験を
行う横形引張試験機の荷重検定装置であって、前記可動
つかみ具に連結される基部およびこの基部から負荷枠長
手方向に延在し内部に空間を有するフレーム部とから成
りこのフレーム部の端部内壁に押圧部が設けられた検力
用フレームを備え、このフレーム部内を横断して前記固
定つかみ具を負荷枠に固着し、この固定つかみ具と前記
検力用フレームの押圧部との間に圧縮形の検力器を挟持
できるようにしたことを特徴とする横形引張試験機の荷
重検定装置である。
E.作用 シリンダの基部が負荷枠の内壁に固着され、また試験
片破断時の反動は負荷枠内で吸収される。
さらに、シリンダを収縮させて可動つかみ具を固定つ
かみ具から離れる方向に駆動すると、検力用フルームが
ともに駆動され、その押圧部が挟持された検力器を固定
つかみ具に押圧し、その押圧力が例えばロードセル等に
より検出される。
F.実施例 第1図は本発明を実施した横形引張試験機の構成を示
し、(a)が上面図、(b)が正面図である。図におい
て床面FLには水平方向に延在する負荷枠21が固着され、
この負荷枠21には、長手方向の一端部21aの内壁に油圧
シリンダ22の基部が固着されるとともに、長手方向の他
端部側には固定つかみ具2が負荷枠21を横断して固着さ
れている。油圧シリンダ22のピストンロッド22aには、
継手23を介してロードセル24および上述したコロ付きの
可動つかみ具7が固定つかみ具2と対向して取付けられ
ている。ここで、固定つかみ具2の負荷枠21への取付位
置は、第1図(a)にXで示す範囲内で変更可能とされ
る。
試験時、両つかみ具2,7に試験片(不図示)の両端を
それぞれ把持させてシリンダ22のピストンロッド22aを
収縮させると、可動つかみ具7が図示A方向に引張ら
れ、コロ7aが負荷枠1上を転動しつつ可動つかみ具7が
駆動される。これにより試験片に引張荷重が働き、その
荷重がロードセル24により検出される。
そして、検力を行なう際には、試験機に第1図(c)
に示すように検力器9が装着される。第1図(c)は第
1図(a),(b)に示した試験機の部分正面図であ
り、負荷枠21の前側部分を取外した状態を示している。
可動つかみ具7には、検力用フレーム32の基部32aが継
手31を介して取付けられる。検力用フレーム32は、この
基部32aから負荷枠長手方向に延在する略コ字状のフレ
ーム部32bを有し、このフレーム部32bの端部壁が押圧部
32cとされている。また、この検力用フレーム32にはコ
ロ32dが設けられ、可動つかみ具7の移動に伴って負荷
枠21上を移動可能とされる。上述の固定つかみ具2はフ
レーム部32b内を横断するように負荷枠21の所定位置に
取付けられ、この固定つかみ具2と押圧部32cとの間に
検力器9が挟持される。
検力器9の装着後、シリンダ22のピストンロッド22a
を収縮させると、可動つかみ具7とともに検力用フレー
ム32が図示A方向に引張られ、押圧部32cにより検力器
9が固定つかみ具2に押圧され、その押圧力をロードセ
ル24で測定して荷重検定を行う。
なお以上では、ロードセル24を介して可動つかみ具7
をピストンロッド22aに連結する構成を示したが、第2
図に示すように、固定つかみ具2を貫通するプルロッド
51を設け、プルロッド51の一端に試験連結部52を連結
し、他端はさらにロードセル24を貫通してナット53で固
定するようにしてもよい。
G.発明の効果 本発明は以上のように構成したから、固定つかみ具が
本来の試験片把持機能とともに、検力器の保持機能をも
果すことになり、負荷用のシリンダが負荷枠の内壁に固
定された試験機であっても簡単な構成でかつ容易に圧縮
型の検力器による検力が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示し、(a)が横形引張試
験機の上面図、(b)がその正面図、(c)が検力器を
取付けた場合を示す正面図、第2図は変形例を示す正面
部分断面図である。 第3図は従来例を示し、(a)が横形引張試験機の上面
図、(b)がその正面図、(c)が検力器を取付けた状
態を示す正面図である。 2:固定つかみ具、7:可動つかみ具 9:検力器、21:負荷枠 22:シリンダ、32:検力用フレーム 32a:基部、32b:フレーム部 32c:押圧部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に延設される負荷枠と、この負荷
    枠の長手方向の一端部内壁に基部が固着させるシリンダ
    と、前記負荷枠長手方向の他端部側に負荷枠を横断して
    固着される固定つかみ具と、前記シリンダに前記固定つ
    かみ具と対向して接続される可動つかみ具とを備え、両
    つかみ具に試験片の両端を把持して引張試験を行う横形
    引張試験機の荷重検定装置であって、前記可動つかみ具
    に連結される基部およびこの基部から負荷枠長手方向に
    延在し内部に空間を有するフレーム部とから成りこのフ
    レーム部の端部内壁に押圧部が設けられた検力用フレー
    ムを備え、このフレーム部内を横断して前記固定つかみ
    具を負荷枠に固着し、この固定つかみ具と前記検力用フ
    レームの押圧部との間に圧縮形の検力器を挟持できるよ
    うにしたことを特徴とする横形引張試験機の荷重検定装
    置。
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