JP2001050878A - 可搬式の載荷試験装置及び測定方法 - Google Patents

可搬式の載荷試験装置及び測定方法

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JP2001050878A
JP2001050878A JP11224320A JP22432099A JP2001050878A JP 2001050878 A JP2001050878 A JP 2001050878A JP 11224320 A JP11224320 A JP 11224320A JP 22432099 A JP22432099 A JP 22432099A JP 2001050878 A JP2001050878 A JP 2001050878A
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Tomio Fujikawa
藤川富夫
Hiroshi Ito
浩 伊藤
Shozo Suzuki
鈴木祥三
Toshiaki Aoki
青木俊朗
Takao Hirokawa
広川隆男
Yoshitaka Yanagihara
柳原好孝
Mikishige Yokoo
横尾幹茂
Yoshiaki Kawase
川瀬吉彰
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Tokyu Construction Co Ltd
Toto Electric Industry Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
Toto Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】点載荷強度の測定精度を高め、測定を簡単にす
る。 【解決手段】供試体2を一対のポインタ34、35で挟
み、供試体2の径を測定し、供試体2への載荷速度を一
定にするようにポインタ34、35を移動し、供試体2
が破壊する際の点載荷荷重を測定し、供試体2の径と点
載荷荷重から点載荷強度を算出する載荷試験装置、又は
測定する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の強度評価に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧手動式載荷試験装置は、トン
ネルなどの雑然とした作業現場で岩石などの強度評価に
使用されており、その点載荷強度を短時間に測定するも
のである。しかし、従来の油圧手動式載荷試験装置は、
オペレータが手動で油圧装置を操作するため、供試体に
かける載荷速度を一定に制御することが難しく、測定結
果に大きなばらつきが生ずることがある。特に、オペレ
ータによる個人差で操作が異なったり、また、同一のオ
ペレータでも操作毎に操作が異なり、データの信頼性に
問題が生じることがある。
【0003】また、従来の油圧手動式載荷試験装置は、
供試体の大きさを測定する装置の目盛や、供試体にかけ
た最大載荷荷重装置の目盛で直読するため、操作が不便
である上に、読取り誤差やミスが生じる可能性がある。
更に、複数個の供試体を複数回測定して、それらの測定
値を手動で計算処理するため、操作が不便である上に、
入力ミスが生じることもある。
【0004】また、その他の載荷試験装置は、大型なも
のとなり、作業現場では使用できず、現場で採った供試
体を、その都度、載荷試験装置の設置場所まで持って行
って測定しなくてはならず、作業効率が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】<イ>本発明は、可搬
性に優れた載荷試験装置を提供することにある。 <ロ>また、本発明は、点載荷強度を簡単に求めること
にある。 <ハ>また、本発明は、点載荷強度の測定精度を高める
ことにある。 <ニ>また、本発明は、自動化した点載荷試験装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、物体を一対の
押材で載荷して載荷強度を測定する可搬式の載荷試験装
置において、物体を一対の押材で載荷した際の一対の押
材の間隔を測定する距離測定装置と、物体への載荷速度
を一定にするように押材を移動する押材駆動装置と、物
体への載荷中の又は物体が破壊する際の載荷荷重を測定
する荷重測定装置とを備えることを特徴とする、可搬式
の載荷試験装置、又は、物体を一対のポインタで載荷し
て点載荷強度を測定する可搬式の載荷試験装置におい
て、物体を一対のポインタで載荷した際の一対のポイン
タの間隔を測定する距離測定装置と、物体への載荷速度
を一定にするようにポインタを移動するポインタ駆動装
置と、物体への載荷中の又は物体が破壊する際の点載荷
荷重を測定する荷重測定装置とを備えることを特徴とす
る、可搬式の載荷試験装置、又は、前記可搬式の載荷試
験装置において、ポインタ駆動装置は、高圧の油圧を吐
出する高圧用油圧ポンプと低圧の油圧を吐出する低圧用
油圧ポンプを使用し、高圧用油圧ポンプの油圧吐出量
は、低圧用油圧ポンプより少なくし、低圧用油圧ポンプ
のリリーフ圧は、ポインタが物体に作用する載荷荷重の
油圧より低くすることを特徴とする、可搬式の載荷試験
装置、又は、前記の載荷試験装置において、高圧用油圧
ポンプと低圧用油圧ポンプを駆動するモータに印加する
電圧は、一対のポインタが物体を載荷した際に低電圧に
切り替えられることを特徴とする、可搬式の載荷試験装
置、又は、前記可搬式の載荷試験装置において、距離測
定装置と荷重測定装置の出力値から点載荷強度を算出
し、統計処理を行う演算処理装置を備えることを特徴と
する、可搬式の載荷試験装置、又は、物体を一対のポイ
ンタで挟んで点載荷強度を測定する方法において、一対
のポインタで物体を挟んで一定の載荷速度で載荷し、一
対のポインタ間の距離を測定し、物体が破壊する際の点
載荷荷重を測定し、測定して求めたポインタ間の距離と
点載荷荷重から点載荷強度を算出することを特徴とす
る、点載荷強度を測定する方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0008】<イ>載荷試験装置 載荷試験装置は、一対の押材間に種々の被試験物、例え
ば岩石、安全靴などを配置し、押材で被試験物を載荷し
て応力歪み曲線を測定したり、破壊強度を測定するな
ど、被試験物の強度特性を求めるものである。なお、載
荷とは、押材などで物体に荷重を付与することである。
【0009】一対の押材として一対のポインタを使用し
た点載荷試験装置の例を図1〜5に示す。この載荷試験
装置は、載荷部1と制御部6を備え、図1は載荷部1の
正面図であり、図2は図1の載荷部1の扉13を開けて
供試体2を配置した図であり、図3は載荷部1の平面図
であり、図4は載荷部1の側面図であり、図5は制御部
6である。この載荷試験装置は、載荷部1と制御部6を
別体で構成してあるが、一体型として構成しても良い。
また、載荷軸方向は、鉛直だけでなく、水平方向など任
意の方向でも構わない。
【0010】この載荷試験装置は、岩石などの供試体2
をポインタ34、35で挟み、一定の載荷速度で荷重を
付与し、供試体2を破壊して供試体2の点載荷強度を求
めることもできる。載荷試験装置は、例えば、現場で試
験が可能なように、可搬式にして、一人で持ち運びが容
易にできるように小型軽量に構成される。また、載荷試
験装置は、例えば、自動的に一定の載荷速度で荷重を付
与する自動式載荷試験装置として構成される。
【0011】一定の載荷速度とは、ひずみ速度が一定の
場合と、応力速度が一定の場合があり、測定条件により
適宜選択される。
【0012】<ロ>載荷部 載荷試験装置の載荷部1は、載荷室12を有する筐体1
1、窓14を有する扉13を備え、筐体11内に供試体
2を挟む一対の上ポインタ34と下ポインタ35、上ポ
インタ34を駆動するポインタ駆動装置、上ポインタ3
4と下ポインタ35間の距離を測定する距離測定装置
5、供試体に載荷した荷重を測定する荷重測定装置4を
備えている。
【0013】<ハ>供試体 供試体2は、測定される対象物であり、対象物の種類、
試験仕様に応じて種々の供試体に使用され、例えば建設
工事の現場では、切羽の岩片、盛土材料として使用する
岩石、コンクリート自体などに適用される。供試体2
は、球状に限らず、塊状の形状で使用でき、試験方法の
仕様により大きさは変化し、例えば、径が15mm〜8
5mm程度の大きさで、載荷試験装置の載荷室11に配
置され、上ポインタ34と下ポインタ35で載荷され
る。
【0014】<ニ>載荷室 載荷室11は、供試体2を内部に配置して一対のポイン
タ34、35で挟んで載荷して破壊する部屋である。載
荷室11は、供試体2を出し入れするための開閉自在の
扉13を有し、扉13には載荷状態を観察でき、しかも
供試体が破壊する際、外部に飛散しないように金網が設
けられた窓14を有している。なお、載荷室11には、
必要に応じて、供試体2を一対のポインタ34、35で
載荷するための所定の位置に固定する固定具を備えるこ
とができる。
【0015】<ホ>ポインタ ポインタ34、35は、対によって供試体を挟んで、点
載荷するものである。下ポインタ35は、筐体1の床面
に交換可能に取り付けられ、上ポインタ34は、載荷軸
33の先端に交換可能に取り付ける。ポインタの形状
は、対象となる試験方法の使用に応じて決められ、一般
的に用いられている岩石点載荷試験では、例えば、コー
ン型で先端が、5R、60度の円錐形である。
【0016】一対のポインタ34、35は、上下移動す
るように配置するだけでなく、水平方向など任意の方向
に配置しても良い。また、一対のポインタの何れが、ま
たは何れもが可動する構造であってもよい。
【0017】<ヘ>ポインタ駆動装置 ポインタ駆動装置は、供試体2への載荷速度を一定にす
るように上ポインタ34を移動する装置であり、例え
ば、ポインタ駆動装置として油圧ポンプ32に油圧ホー
ス36を介して油圧シリンダ31に油圧を与え、上ポイ
ンタ34の載荷軸33を駆動する。油圧ポンプ32の油
圧回路は、例えば図6のように構成することができる。
【0018】図6では、高圧の油圧を吐出する高圧用油
圧ポンプ322と低圧の油圧を吐出する低圧用油圧ポン
プ321を備える。高圧用油圧ポンプ322は、供試体
2を容易に破壊できる油圧を発生する。低圧用油圧ポン
プ321は、低圧でリリーフするように構成され、例え
ばリリーフ圧は、ポインタ34、35が供試体に載荷す
る圧力より小さくする。高圧用油圧ポンプ322と低圧
用油圧ポンプ321の吐出油量は、高圧用油圧ポンプ3
22の方を少なくし、例えば、1対10の割合にする。
図6の油圧回路において、各ポンプをモータ323で駆
動すると、油圧がリザーバ324から油圧シリンダ31
に供給される。低圧用油圧ポンプ321により多くの油
量が油圧シリンダ31に供給され、上ポインタ34、下
ポインタ35が供試体を挟み込み、反力が与えられて油
圧シリンダ31の油圧が所定圧力になると、低圧用リリ
ーフバルブ325が開いて、低圧用油圧ポンプ321か
らの油圧の供給は停止する。それに代わって、高圧用油
圧ポンプ322から高圧の油圧が徐々に油圧シリンダ3
1に供給される。なお、逆止弁327は、高圧の油圧を
ポンプに逆流することを防止し、高圧用リリーフバルブ
326は、高圧用油圧ポンプ322のリリーフ圧を規定
し、解放バルブ328は、油圧シリンダ31の油量をリ
ザーバ324に戻すものである。
【0019】ポンプ駆動モータとして直流モータを使用
し、モータ323に供給する電圧を例えばDC12Vと
6Vで切り替えると、油圧ポンプ321、322の供給
油量を更に調整することができる。この切り替え時期
は、例えば、上ポインタ34が供試体2に載荷した時点
でDC12Vから6Vに切り替えると、上ポインタ34
の載荷速度をより遅くすることができる。
【0020】交流モータを使用してインバータ制御する
ことにより、同様な効果を得ることができる。
【0021】なお、ポインタ駆動装置の駆動方式は、電
動、油圧、又は空気圧など、何れの駆動方式でも良い。
また、載荷速度は、対象となる試験方法の仕様に応じて
決められ、ある仕様では、破壊までの時間の目安を10
秒〜60秒としており、標準的なサンプルをこの時間で
破壊する。また、装着時間、即ち載荷までの時間は、操
作性や載荷試験装置の性能によって決められる。また、
モータ323は、ポンプケーブル37で制御部6から電
力が供給される。
【0022】上ポインタ34の移動速度は、試験方法の
仕様に応じて決まり、例えば、載荷時では0.1mm/
s〜0.2mm/sの定速とする。また、装着時や載荷
軸33の戻し時は操作性や載荷試験装置の能力により、
例えば、1mm/s〜10mm/sとし、作業性の向上
を図る。
【0023】<ト>荷重測定装置 荷重測定装置4は、供試体2にかかる点荷重を測定する
ものであり、例えば、ロードセルや圧力計が使用でき
る。ロードセルは、下ポインタ35の下部に取り付け、
上ポインタ34が供試体2を押した際の反力を測定し、
正確な点載荷荷重を求めることができる。荷重測定装置
4の測定信号は、ロードセルケーブルを介して制御部6
に送られる。なお、荷重測定装置4は、上ポインタ34
側に取り付けても良い。
【0024】<チ>距離測定装置 距離測定装置5は、供試体2の径や、供試体2が破壊し
た時点の大きさなどを測定するものであり、ポテンショ
メータなどのが使用でき、例えば、上ポインタ34の載
荷軸33の移動位置を測定してもよい。即ち、一対のポ
インタで供試体2を挟んだ時、上ポインタ34の位置を
測定して、一対のポインタ間の距離を求めて供試体2の
径を測定する。距離測定装置5の測定信号は、センサケ
ーブル51を介して制御部6に送られる。
【0025】<リ>制御部 制御部6は、装置全体の制御と、データの演算処理を行
うものであり、例えば図5のように、電源スイッチ6
3、動作スイッチ64、非常停止スイッチ65などのス
イッチ、タッチ操作機能付きディスプレイ62などの表
示装置及び演算処理装置61、各種ケーブルを接続する
コネクタ66などを備えている。演算処理装置61は、
装置全体の動作制御と、距離測定装置5の出力値Dと荷
重測定装置4の出力値Pから供試体2の点載荷強度を求
めるものであり、演算処理装置61は、距離測定装置5
と荷重測定装置4と電気的に接続され、これらの出力値
を自動的に取り込み、演算処理することができる。例え
ば、点載荷強度St=0.9×P/D2の式より、点載
荷強度Stを算出する。また、演算処理装置61は、複
数個の供試体2、例えば10個の供試体2の点載荷強度
の最大値、最小値や平均値を算出し、それたの値をタッ
チ操作機能付きディスプレイ62に表示することができ
る。更に、演算処理装置61のデータを外部のパソコン
に取り込むことができる。取り込み手段は、例えば、R
S232Cなどの伝送規格やPCカードなどで行なうこ
とができる。また、制御部6をシーケンサやパソコンで
構成することができる。
【0026】タッチ操作機能付きディスプレイ62は、
例えば図7のような画面を表示する。図7(A)はサン
プル符号を設定する画面であり、図7(B)は測定した
測定値を表示する画面であり、図7(C)は複数の測定
値の平均値を表示する画面である。
【0027】以下に、載荷試験装置の操作例を説明す
る。
【0028】<イ>操作の流れの概要 載荷試験装置の操作において、供試体2のサンプルをそ
の採取場所などにより複数のグループ(1、2、・・・
i・)に分け、同一グループ内の供試体(1、2、・・
・j・)の測定を繰り返し、載荷強度を算出し、データ
を保存し、次に他のグループについて測定を繰り返す。
その流れ図を図8に示し、ステップS3〜S5は同一グ
ループの各供試体を選択するための手順であり、ステッ
プS21〜S29は1つの供試体について測定する手順
であり、ステップS6〜S11は同一グループの演算処
理、データの妥当性、表示、及び保存の手順であり、ス
テップS2、S12はグループを選択する手順である。
【0029】<ロ>供試体の測定操作 載荷試験装置の電源スイッチ63をオンにして、装置を
リセットする(S1)。ステップS2〜S3でグループ
と供試体の順序を選択した後、扉13を開けたまま供試
体をポインタ間に操作者の手で保持したまま(S2
1)、動作スイッチ64を押すと、可動ポインタである
上ポインタ34が高速で前進移動して供試体2を載荷し
保持して停止する(S22)。この一時停止した時に載
荷点間の距離(Di)を測定する(S23)。
【0030】次に、供試体2を保持した状態で扉13を
閉め、再度動作スイッチ64を押すと、上ポインタ34
は低速で前進移動し、供試体2を載荷し(S24)、供
試体を破壊する(S25)。この際、上ポインタ34が
供試体2を保持した以降、扉13を閉めないと上ポイン
タ34は動かない。また、上ポインタ34に掛かる荷重
が規定以上になると、供試体2の破壊如何に関わらず、
上ポインタ34は前進できない。また、上ポインタ34
が前進端まで移動しても供試体2を保持できないときは
反転復帰する。
【0031】供試体2が破断した時の載荷重(F0i)
と破断時載荷点間の距離(D’i)を計測し(S2
6)、次に、ポイントロード指数(Sti)の計算を行
う(S27)。
【0032】1個の供試体の計測が終了すると、上ポイ
ンタ34を上げて載荷軸33を戻し(S28)、供試体
2の破片を載荷室11から取り出す(S29)。
【0033】<ハ>測定値の演算処理 同一グループの全ての供試体2の測定が終了すると、ス
テップS27で求めた各供試体の点載荷強度(ポイント
ロード指数)を演算処理装置で統計処理して、表示する
(S6)。必要に応じてデータが妥当かどうか調べる
(S7)。この妥当性の判断は、オペレータ又は、演算
処理装置61が行う。検定の結果、データが妥当でない
場合(S7)、オペレータは、不適なデータを削除する
か、供試体2を追加するか判断する(S8)。不適デー
タは削除し(S9)、必要な場合、供試体2を追加する
(S10)。データが妥当な場合、データをメモリに保
存し(S11)、次のグループを測定し、全てのグルー
プの測定が終了すると、測定を終了する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>載荷試験装置を小型化して可搬式とすることがで
きる。 <ロ>また、簡便にして容易に、物の載荷強度を測定す
ることができる。 <ハ>また、建設工事などの施工中の供試体採取現場に
おいて、容易に、短時間で試験することができ、試験結
果を遅滞なく直ちに当該工事に反映することができるの
で、工事能率の向上に大いに寄与することができる。 <ニ>また、供試体の寸法、及び破壊荷重を自動計測す
ることにより、測定精度を向上でき、更に、載荷速度を
一定に保ち、得られる載荷強度のばらつきを少なくし
て、信頼性の高い試験結果を得ることができる。 <ホ>また、ポインタなどの押材を交換して、形状の異
なる押材を採用して、小型容器類の強度試験、安全靴の
強度試験などの荷重試験に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】載荷試験装置の載荷部の正面図
【図2】載荷試験装置の載荷部に供試体を配置した説明
【図3】載荷試験装置の載荷部の平面図
【図4】載荷試験装置の載荷部の側面図
【図5】載荷試験装置の制御部の正面図
【図6】油圧ポンプの油圧回路図
【図7】タッチ操作パネル付きディスプレイの説明図
【図8】載荷試験装置の操作の流れ図
【符号の説明】
1・・・載荷部 11・・筐体 12・・載荷室 13・・扉 14・・窓 15・・キャッチグリップ 2・・・供試体 31・・油圧シリンダ 32・・油圧ポンプ 321・低圧用油圧ポンプ 322・高圧用油圧ポンプ 323・モータ 324・リザーバ 325・低圧用リリーフバルブ 326・高圧用リリーブバルブ 327・逆止弁 328・解放バルブ 33・・載荷軸 34・・上ポインタ 35・・下ポインタ 36・・油圧ホース 37・・ポンプケーブル 4・・・荷重測定装置 41・・ロードセルケーブル 5・・・距離測定装置 51・・センサケーブル 6・・・制御部 61・・演算処理装置 62・・タッチ操作機能付きディスプレイ 63・・電源スイッチ 64・・動作スイッチ 65・・非常停止スイッチ 66・・コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 浩 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 鈴木祥三 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 青木俊朗 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 広川隆男 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 柳原好孝 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 横尾幹茂 東京都大田区池上5−25−4 東都電機工 業株式会社内 (72)発明者 川瀬吉彰 東京都大田区池上5−25−4 東都電機工 業株式会社内 Fターム(参考) 2G061 AA02 AB03 BA01 CA06 CA20 DA01 DA08 EA01 EA10 EB05 EC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体を一対の押材で載荷して載荷強度を測
    定する可搬式の載荷試験装置において、 物体を一対の押材で載荷した際の一対の押材の間隔を測
    定する距離測定装置と、 物体への載荷速度を一定にするように押材を移動する押
    材駆動装置と、 物体への載荷中の又は物体が破壊する際の載荷荷重を測
    定する荷重測定装置とを備えることを特徴とする、 可搬式の載荷試験装置。
  2. 【請求項2】物体を一対のポインタで載荷して点載荷強
    度を測定する可搬式の載荷試験装置において、 物体を一対のポインタで載荷した際の一対のポインタの
    間隔を測定する距離測定装置と、 物体への載荷速度を一定にするようにポインタを移動す
    るポインタ駆動装置と、 物体への載荷中の又は物体が破壊する際の点載荷荷重を
    測定する荷重測定装置とを備えることを特徴とする、 可搬式の載荷試験装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の可搬式の載荷試験装置に
    おいて、 ポインタ駆動装置は、高圧の油圧を吐出する高圧用油圧
    ポンプと低圧の油圧を吐出する低圧用油圧ポンプを使用
    し、 高圧用油圧ポンプの油圧吐出量は、低圧用油圧ポンプよ
    り少なくし、 低圧用油圧ポンプのリリーフ圧は、ポインタが物体に作
    用する載荷荷重の油圧より低くすることを特徴とする、 可搬式の載荷試験装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の可搬式の載荷試験装置に
    おいて、 高圧用油圧ポンプと低圧用油圧ポンプを駆動するモータ
    に印加する電圧は、一対のポインタが物体を載荷した際
    に低電圧に切り替えられることを特徴とする、 可搬式の載荷試験装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の可搬式の載荷試験装置に
    おいて、 距離測定装置と荷重測定装置の出力値から点載荷強度を
    算出し、統計処理を行う演算処理装置を備えることを特
    徴とする、 可搬式の載荷試験装置。
  6. 【請求項6】物体を一対のポインタで挟んで点載荷強度
    を測定する方法において、 一対のポインタで物体を挟んで一定の載荷速度で載荷
    し、一対のポインタ間の距離を測定し、物体が破壊する
    際の点載荷荷重を測定し、測定して求めたポインタ間の
    距離と点載荷荷重から点載荷強度を算出することを特徴
    とする、 点載荷強度を測定する方法。
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