JPH06218600A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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JPH06218600A
JPH06218600A JP5028399A JP2839993A JPH06218600A JP H06218600 A JPH06218600 A JP H06218600A JP 5028399 A JP5028399 A JP 5028399A JP 2839993 A JP2839993 A JP 2839993A JP H06218600 A JPH06218600 A JP H06218600A
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JP
Japan
Prior art keywords
ram
measuring means
moving amount
side control
movement amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP5028399A
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English (en)
Inventor
Nagatomo Kodama
長大 小玉
Keiko Sato
敬子 佐藤
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP5028399A priority Critical patent/JPH06218600A/ja
Publication of JPH06218600A publication Critical patent/JPH06218600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機械において、被加工物の加工精度を
格段と向上させること。 【構成】 加圧力を発生させる加圧力発生手段3と、該
加圧力発生手段3にてプレス用のラム1の直線運動に変
換する変換機構手段Aと、ラム1の加圧部の移動量を測
定する磁気式移動量測定手段7と、ラム1の加圧部の移
動量を電動機3a側で測定する駆動側制御測定手段12
と、これらを制御する中央演算処理装置14とを備え、
磁気式移動量測定手段7と駆動側制御測定手段12との
差を補正量として駆動制御してなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機械において、
被加工物の加工精度を格段と向上させることができるプ
レス機械に関する。
【0002】
【従来技術】従来のプレス機械機において、モータの回
転量から移動距離を算出していたが、そのプレス機械機
のプレス機構部には動作をスムーズにするために多少の
アソビ(余裕)が設けてある。具体的には、そのモータ
駆動するときのベルトの緩みや、螺子回転する場合のボ
ール螺子の僅かな隙間又はガタツキ等を設けることでス
ムーズな動きを提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため被加工物を加
工(プレス)するとき、プレス機構のアソビにより誤差
が生じ、被加工物の加工精度が低下する欠点があった。
その実際の誤差は、数十ミクロンであるが、これでも高
精度としての加工はできない欠点があった。このため
に、如何に、その高精度に加工するかが課題となってい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、加圧力を発生させる加圧力発生手段と、該加圧力発
生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換する変換機
構手段と、ラムの加圧部の移動量を測定する磁気式移動
量測定手段と、ラムの加圧部の移動量を電動機側で測定
する駆動側制御測定手段と、これらを制御する中央演算
処理装置とを備え、磁気式移動量測定手段と駆動側制御
測定手段との差を補正量として駆動制御してなるプレス
機械としたことにより、前記課題を解決し、その目的を
達成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明のプレス機械は、図3及び図4に示すよ
うに、昇降動作により、被加工物Wに対して所望の圧力
を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作を与
えるボール螺子2と、加圧力発生手段3としての電動機
3aとからなり、これらがケーシング4の頭部枠体内に
設けられている。
【0006】まず、ラム1の構造については、図3及び
図4に示すように、筒状体に形成されたものであって、
具体的には円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸
方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の
内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となってお
り、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボ
ール螺子2のナット体2bが固着されている。
【0007】その筒状本体1aの最下部には押圧体1b
が装着自在となるように構成されており、実際には該押
圧体1bが被加工物Wに当接して、適宜の圧力を与える
ものであり、さらにその押圧体1bには、歪みゲージの
取付が可能に構成されることもあり、該歪みゲージによ
って、被加工物Wに与える圧力を検出することができる
ようになっている。
【0008】その筒状本体1aの外周側面を包むように
して筒状ガイド5が設けられている。該筒状ガイド5
は、ケーシング4内に固定され、その筒状ガイド5に沿
ってラム1が昇降移動可能に構成されている。該ラム1
は、軸方向直交面上において回転しないように振れ止ガ
イド6が設けられている。該振れ止ガイド6は、具体的
には、図3及び図4に示すように、振れ止杆6a,案内
部6b及び連結板6cからなり、その振れ止杆6aがラ
ム1の下端箇所より上方に向け、且つラム1に平行状と
なるようにして、連結板6cを介して設けられ、その振
れ止杆6aがラム1の昇降に伴って上下方向に移動する
構成となっている。
【0009】さらに、その振れ止杆6aが所定箇所を通
過するための案内部6bがケーシング4内に固定され、
その案内部6bに沿って、振れ止杆6aが上昇及び下降
するようになっており、ラム1が上下方向に移動する際
に筒状ガイド5内を空転することがないように構成され
ている。
【0010】加圧力発生手段3による回転力をネジ機構
にてプレス用のラム1の直線運動に変換する変換機構手
段Aとしては、前記ボール螺子2,螺子軸2a及びナッ
ト体2b,筒状ガイド5等で構成されている。
【0011】また、磁気式移動量測定手段7が、前記振
れ止ガイド6の箇所に設けられ、ラム1の加圧部の実際
の移動量を測定する装置とされている。その磁気式移動
量測定手段7にての測定結果は中央演算処理装置(CP
U)14に転送され、中央演算処理装置14にてその実
際の移動量を算出する。
【0012】符号8はプレス条件を設定するためのプレ
ス条件設定手段であって、入力装置8aと表示装置8b
とで構成され、入力装置8aからの情報が中央演算処理
装置14に転送され、中央演算処理装置14はこの情報
に従って表示装置8bに情報を転送しプレス条件等の表
示を行う。
【0013】符号9はプレス条件一時記憶手段であっ
て、前記プレス条件設定手段8により入力されたプレス
条件を一時的に記憶するメモリで、実際のプレス動作は
この記憶内容に従って行われる。
【0014】符号10はプレス機操作手段で、プレス動
作を開始させるためのスイッチで構成され、スイッチの
状態を中央演算処理装置14で読み込むものである。
【0015】符号11は加圧力発生制御手段であって、
中央演算処理装置14からの情報により、加圧力発生手
段3の制御を行う。また、該加圧力発生手段3からの加
圧力,位置等の情報を中央演算処理装置14に転送す
る。
【0016】前記加圧力発生手段3は、中央演算処理装
置14からの情報により、プレス動作を行う。また、そ
のときの加圧力,位置等の情報を加圧力発生制御手段1
1に転送する。具体的には、加圧力発生手段3としては
電動機3aが存在し、ラム1の基準位置を検出するもの
としての駆動側制御測定手段12としてのエンコーダが
電動機3aに連結されており、これによってラム1の移
動量及び速度を検出する。
【0017】前記磁気式移動量測定手段7によって測定
した実測の測定値と、駆動側制御測定手段12によって
測定した測定値とを比較する移動量比較手段13が設け
られ、これによって生じた移動量差を、中央演算処理装
置14に転送し、その差を中央演算処理装置14からの
補正移動量(情報)として前記駆動側制御測定手段12
に対して補正するよう構成されている。
【0018】その中央演算処理装置(CPU)14は、
ラム初期位置、ラム1の対応高さ設定点、高速から低速
への切替点、設定加圧力発生点、定位置停止点の各位置
を記憶し、これらの各位置へ前記ラム1が到達したこと
を検知し、電動機3aに回転速度及び電流値の設定変更
と断続及び反転を指示する機能を有する。
【0019】次に、本発明の作用について説明する。ス
タートさせると、ラム1が対応高さ設定点から指定速度
(高速)で下降し、設定した加圧直前停止点か否かを判
別し、設定した加圧直前停止点に達するとラム1は一旦
停止し、その後すぐに、下降のみするのに必要なだけの
最少電流と回転速度により下降する。そして圧入作業開
始点位置で、圧力センサーによって圧入作業開始点か否
かの判断をなし、圧入作業開始点が検出された位置よ
り、圧入条件としての大トルク,指定圧入速度にて加圧
下降する。このとき、検出圧力が正常か異常かを判別
し、検出圧力が正常の場合には、さらに加圧下降し、ラ
ム1の下降限度位置か否かを判別し、圧入停止点を確認
すると、停止位置か否かを判別し、停止位置である場合
には、停止し、ラム1は再び前記対応高さ設定点位置に
上昇して停止し、一連のプレス作業を終了する。
【0020】さらに、本発明での主要なる作用として
は、図2のフローチャート図に示すように、プレス処理
を開始した後、被加工物Wを加圧すると(S1参照)、
磁気式移動量測定手段7から移動量を読み出し(S2参
照)、この移動量となるように補正して、プレス条件を
満足したか確認する。満足した場合にはプレス動作を終
了する(S3参照)。満足していない場合はS1へ戻
る。
【0021】上記作用について具体的な数値にて説明す
ると、磁気式移動量測定手段7にて、例えば、51.1
25mmを実際の移動量とし、駆動側制御測定手段12に
よる仮想の移動量が49.286mmとすると、所望移動
量50mmとした場合には、50×補正量となる値を、駆
動側制御測定手段12に入力することとなる。具体的に
は、50×49.286/51.125となる値を駆動
側制御測定手段12に入力することとなる。これによっ
て、実際の移動量としてプレス条件を満足する値の50
mmを得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、加圧力を発生させる
加圧力発生手段3と、該加圧力発生手段3にてプレス用
のラム1の直線運動に変換する変換機構手段Aと、ラム
1の加圧部の移動量を測定する磁気式移動量測定手段7
と、ラム1の加圧部の移動量を電動機3a側で測定する
駆動側制御測定手段12と、これらを制御する中央演算
処理装置14とを備え、磁気式移動量測定手段7と駆動
側制御測定手段12との差を補正量として駆動制御して
なるプレス機械としたことにより、第1に加工精度を極
めて向上させることができ、第2に構成が簡単で比較的
安価に提供できる等の効果を奏する。
【0023】これらの効果について詳述すると、駆動側
制御測定手段12による仮想移動量を補正することによ
って実際の移動量を極めて正確に出すことができ、ひい
ては加工精度を格段と向上させることができる。
【0024】また、本発明においては、磁気式移動量測
定手段7と、駆動側制御測定手段12との差を補正量と
して駆動制御するような構成要素を付加したものであ
り、構成としては簡易且つ安価に提供することができる
利点がある。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明のフローチャート図
【図3】本発明の断面図
【図4】本発明の斜視図
【符号の説明】
1…ラム 3…加圧力発生手段 3a…電動機 7…磁気式移動量測定手段 12…駆動側制御測定手段 14…中央演算処理装置 A…変換機構手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧力を発生させる加圧力発生手段と、
    該加圧力発生手段にてプレス用のラムの直線運動に変換
    する変換機構手段と、ラムの加圧部の移動量を測定する
    磁気式移動量測定手段と、ラムの加圧部の移動量を電動
    機側で測定する駆動側制御測定手段と、これらを制御す
    る中央演算処理装置とを備え、磁気式移動量測定手段と
    駆動側制御測定手段との差を補正量として駆動制御して
    なることを特徴としたプレス機械。
JP5028399A 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械 Pending JPH06218600A (ja)

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JP5028399A JPH06218600A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5028399A JPH06218600A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

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JPH06218600A true JPH06218600A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12247591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5028399A Pending JPH06218600A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プレス機械

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JP (1) JPH06218600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263821A (ja) * 2006-05-17 2006-10-05 Janome Sewing Mach Co Ltd 携帯型電動プレス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263821A (ja) * 2006-05-17 2006-10-05 Janome Sewing Mach Co Ltd 携帯型電動プレス

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