JPH0764643A - ローラねじ機構による駆動装置の位置決め方法 - Google Patents

ローラねじ機構による駆動装置の位置決め方法

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JPH0764643A
JPH0764643A JP21562993A JP21562993A JPH0764643A JP H0764643 A JPH0764643 A JP H0764643A JP 21562993 A JP21562993 A JP 21562993A JP 21562993 A JP21562993 A JP 21562993A JP H0764643 A JPH0764643 A JP H0764643A
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JP
Japan
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motor
roller
stop position
error
lead roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21562993A
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English (en)
Inventor
Tomotaka Ikematsu
知孝 池松
Yoshio Nishioka
嘉生 西岡
Katsuto Takada
勝人 高田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラねじ機構による駆動装置による位置決
めを正確に行う。 【構成】 駆動モータ6を回転すると、ねじ状部材は回
転し、螺合溝がローラ回転部に螺合回転することによ
り、軸方向に移動する。位置制御部14は、現在位置か
ら指令停止位置までの距離に相当するモータ回転量に、
ピッチ誤差12の距離に相当するモータ回転量を含めた
回転量だけ、駆動モータ6を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラねじ機構による
駆動装置の位置決め制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は「ローラねじ機構による駆
動装置」(特願平2−269439号)をすでに提案し
ている(その詳細構造は後述する)。図3はこの装置を
駆動制御する制御系を示している。同図に示すように、
従来では、指令停止位置13が位置制御部14に入力さ
れると、現在位置から指令停止位置13までの距離に相
当する回転量を、駆動モータ6で回転させる。駆動モー
タ6の回転量はエンコーダ11で検出され検出パルスは
位置制御部14にフィードバックされる。また正確な停
止位置は系外の測定機15で検出し、この測定機15で
指令停止位置を検出したところで駆動モータ6を停止さ
せていた。
【0003】つまり図3の従来の位置決めシステム構成
では、指令停止位置13を位置制御部14に入力し走行
距離に応じたモータ回転量を設定し、駆動モータ6を動
かし走行するが、系外の測定機15の計測値を位置制御
部14に入力し、指令停止位置13に停止する様に常時
測定機15の計測値を監視しながら、モータ6の回転量
を制御することによって指令停止位置13に停止するも
のとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方法は図3
に示す系外の測定機15を設け、駆動モータ走行中に測
定機15の計測値で現在位置を確認しながら、指令停止
位置までエンコーダパルス数を制御し、駆動モータを駆
動させるので、ソフトウェアが複雑である。また系外の
測定機15を設置することから、コストアップにつなが
る。本発明は簡易なソフトウェアにより前記問題点を解
決することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】簡易なソフトウェアにす
るには、ベースプレート上に一定間隔で配置されたリー
ドローラのピッチ誤差をあらかじめ測定しておき、指令
停止位置までのピッチ誤差を含んだ走行距離に見合った
回転量だけモータを駆動制御させ、指令停止位置で確実
に停止させるソフトウェアで高精度位置決めを実現する
ものである。
【0006】
【作用】本発明の制御方法は、あらかじめリートローラ
の配置ピッチを測定しリードローラのピッチ誤差を求
め、指令停止位置に対しピッチ誤差を含んだ走行距離
分、駆動モータの回転量を制御するソフトウェアであ
り、系外の測定機を設置せずに済む為装置の簡素化及び
コストダウンを図ることができる。
【0007】
【実施例】図1に本発明のローラねじ機構による駆動装
置の構成図を、図2に本発明のシステム構成図を示す。
【0008】図1に示すローラねじ機構による駆動装置
は、ベースプレート1上に複数のリードローラ2が、プ
レート1の長手方向に沿い一定間隔をとって配置されて
おり、各ローラ回転部3がベースプレート1と直角方向
の軸線を中心とした回転が可能になっている。ベースプ
レート1の上方にはリードローラ2の配置方向に一致さ
せてロッド4が配置され、このロッド4は軸受5を介し
て駆動モータ6に接続される。そしてロッド4上には、
各ローラ回転部3に螺合し得る螺旋溝7をその外周面に
所定ピッチで形成したねじ状部材8a,8bが、回転不
能でかつ軸線方向へ移動可能に嵌装されている。
【0009】前記ねじ状部材8a,8bはねじ軸線方向
中間部いおいて2分割されるとともに、これら分割した
ねじ状部材8a,8bの対向面相互に形成した凹部9
a,9b内には、これらねじ状部材8a,8bを互いに
離間する方向へねじ軸線に沿って付勢する圧縮コイルば
ね10がロッド4を取り巻いて収装される。
【0010】このように構成されるため、モータ6によ
りロッド4を回転させると、これと同時にねじ状部材8
a,8bがリードローラ2との間で螺合回転し、ベース
プレート1上を図1中左右方向へ往復動する。即ち、ね
じ状部材8a,8bを支持する図示しない被駆動部材が
直線運動を行うのである。
【0011】この際、ねじ状部材8a,8bは圧縮コイ
ルばね10のばね力により外側へ向う力を受けることか
ら、右側のねじ状部材8bは各ローラ回転部3の左側周
面に、かつ左側の分割ねじ状部材8aは各ローラ回転部
3の右側周面に押し付けられる。これにより、ねじ状部
材8a,8bとリードローラ2との間に遊び(バックラ
ッシュ)は生じない。図2のシステム構成は、駆動モー
タ6にエンコーダ11が付属されており、リードローラ
2のピッチ誤差12及び指令停止位置13が入力される
位置制御部14がある。位置制御部14により、指令停
止位置13までリードローラ2のピッチ誤差12を含め
て駆動モータ6の駆動を制御するものである。
【0012】つまり本発明では、リードローラのピッチ
誤差12を位置制御部14にあらかじめ設定している。
そして指令停止位置13が位置制御部14に入力される
と、ピッチ誤差を補償するため、現在位置から指令停止
位置までの距離に相当するモータ回転量にピッチ誤差分
の距離に相当するモータ回転量を含めた回転量となるよ
うに、駆動モータ6の回転量を決めて駆動モータ6を駆
動回転させる。このためエンコーダ12のパルス数は、
走行距離に相当する数にピッチ誤差を補償する数を加え
たり減じたりした数となるが、ねじ状部材8a,8bは
停止指令位置に高精度に停止することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明のリードローラのピッチ誤差をあ
らかじめ考慮した制御方法を用いれば、オープンループ
制御で高精度位置決めが実現し、ソフトウェアの簡易化
になり、また装置全体の簡素化が図れコスト低減につな
がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラねじ機構による駆動装置を示す構成図。
【図2】実施例のシステムを示すブロック図。
【図3】従来技術を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 リードローラ 3 ローラ回転部 4 ロッド 5 軸受 6 駆動モータ 7 螺旋溝 8a,8b ねじ状部材 9a,9b 凹部 10 圧縮コイルバネ 11 エンコーダ 12 ピッチ誤差 13 指令停止位置 14 位置制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ベース上に一定間隔で直線状に配置
    されたリードローラと、これらリードローラに螺合し得
    る螺旋溝を有して外力による螺合回転で前記固定ベース
    上を直線状に往復動し得るねじ状部材と、ねじ状部材を
    回転させる駆動モータとを備えたローラねじ機構による
    駆動装置の位置決め方法において、 前記リードローラのピッチ誤差をあらかじめ測定してお
    き、指令停止位置が入力されると、現在位置から指令停
    止位置までの距離に相当するモータ回転量にピッチ誤差
    分の距離に相当するモータ回転量を含めた回転量だけ、
    前記駆動モータを回転させることを特徴とするローラね
    じ機構による駆動装置の位置決め方法。
JP21562993A 1993-08-31 1993-08-31 ローラねじ機構による駆動装置の位置決め方法 Withdrawn JPH0764643A (ja)

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Effective date: 20001031