JPH0615425Y2 - 銅バー結合形基板 - Google Patents

銅バー結合形基板

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JPH0615425Y2
JPH0615425Y2 JP1988047239U JP4723988U JPH0615425Y2 JP H0615425 Y2 JPH0615425 Y2 JP H0615425Y2 JP 1988047239 U JP1988047239 U JP 1988047239U JP 4723988 U JP4723988 U JP 4723988U JP H0615425 Y2 JPH0615425 Y2 JP H0615425Y2
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copper bar
wiring board
printed wiring
module
copper
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JP1988047239U
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Inventor
昌浩 永塚
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は組付け性及び収納性を改善した銅バー結合形基
板に関する。本発明はたとえば、銅バーとプリント配線
基板とモジュールとを接続してなる回路装置に適用する
ことができる。
[従来の技術] モジュールに組付けられた従来の銅バー接続の基板の平
面図を第3図に、その正面図を第4図に示す。
この銅バー接続の基板は、バッテリーフォークリフトの
モータ駆動回路用のモジュール111、112、113
に組付けられており、各モジュール111〜113の側
方でアルミブラケットを介して金属ケース(図示せず)
に固定されたプリント配線基板211、212と、プリ
ント配線基板211または212に各一端を固定され他
端に圧着端子を圧着された引き出し線311、312、
313、314と、一端部をモジュール111に他端部
をモジュール112に締め付けられた銅バー400と、
各引き出し線311〜314及び銅バー400をモジュ
ール111、112または113に締付けるネジ51
1、512、513、514とからなる。引き出し線3
11の圧着端子はネジ511によりモジュール111の
隠されている第1電極部に締付けられ、引き出し線31
2の圧着端子はネジ512により銅バー400の一端部
とともにモジュール111の隠されている第2電極部に
締付けられている。同様に、引き出し線313の圧着端
子もネジ513により銅バー400の他端部とともにモ
ジュール112の隠されている電極部に締付けられ、引
き出し線314の圧着端子もネジ514によりモジュー
ル113の隠されている電極部に締付けられている。
[考案が解決しようとする課題] ところが前記説明した従来の銅バー接続の基板は、以下
のような問題点を有していた。
(a)銅バー400と引き出し線312、313とをネ
ジ512、513で共締めしているので位置合わせが面
倒であり、作業性が劣っていた。たとえば、ネジ512
の螺合一つをとってみても銅バー400の取付孔(図面
ではネジ512により隠されている。)をモジュール1
11のネジ穴(図面ではネジ512により隠されてい
る)に整合させ、次に、銅バー400の前記取付孔に引
き出し線312の圧着端子を整合させ、その後それらを
静止させたままネジ512をモジュール111の前記ネ
ジ穴に螺合する必要があった。
(b)ネジ511〜514の直上にプリント配線基板を
配置することができず、全体として大きな収納容積が必
要であった。たとえば、ネジ511、512を螺合する
場合にドライバーの障害になるので、プリント配線基板
211をモジュール111の直上に配置することができ
ず、その側方またははるか上方に配置することを余儀な
くされていた。
本考案は前記した問題点に鑑みなされたものであって、
良好な組付け性をもち、かつ収納容積を縮小し得る銅バ
ー結合形基板を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の銅バー結合形基板は、ネジにてモジュールの電
極端子に固定されて前記モジュールの上側に配設される
複数の銅バーと、 前記ネジ旋回のためのドライバが挿入される遊孔を備
え、前記各銅バーの平坦な基板載置面上に載置されるプ
リント配線基板と、 前記プリント配線基板と前記銅バーとを固定するととも
に、前記プリント配線基板の実装面上の導体層と前記銅
バーとを電気的に接続するリベットとを備えることを特
徴としている。
モジュールは、たとえばトランジスタモジュールやコン
デンサモジュールのようなパッケージ内蔵の能動電子部
品または受動電子部品を意味する。
プリント配線基板は、配線パターンを形成する一乃至複
数層の導体層をもち更に一乃至複数個の遊孔をもつ硬質
配線基板である。遊孔は銅バーをモジュールに組付ける
際、ドライバーの介入を許す程度であれば、その形状は
自由である。
銅バーとプリント配線基板との機械的結合及び銅バーと
プラント配線基板の導体層との電気的結合は、たとえば
リベット、ハンダ、ネジ締めなどで実施することができ
る。
銅バーと当接する表面に導体層を形成されたプリント配
線基板を用いる場合には、銅バーと導体層とが直接に面
接触するので、銅バーとプリント配線基板との間の抵抗
を効果的に低減することができる。
[作用] 本考案の銅バー結合形基板では、プリント配線基板の遊
孔と銅バーの取付孔とが整合するように銅バーがプリン
ト配線基板に結合されているので、遊孔を介したドライ
バー操作により、銅バーを至極容易にモジュールに組付
けることができる。
即ち、本考案の銅バー結合形基板は、銅バーの取付孔の
位置に整合する遊孔をプリント配線基板に備えているの
で、プリント配線基板の配置の自由度を増すことができ
る。
[実施例] 本考案の銅バー結合形基板の一実施例を第1図及び第2
図に示す。第1図はモジュールに組付けられた本実施例
の銅バー結合形基板の平面図、第2図はその正面図であ
る。
この銅バー結合形基板は、その実装面40に電子部品を
実装するプリント配線基板4と、プリント配線基板の実
装面40の裏面41にリベット51でその一端部を固定
された銅バー31と、同裏面41にリベット52、53
でその中央部を固定された銅バー32と、同裏面41に
リベット54でその一端部を固定された銅バー33とか
らなる。
銅バー32はプリント配線基板4の裏面41に形成され
配線パターン層を構成する導体層(図示せず)と面接触
しており、他の銅バー31、33はプリント配線基板4
の実装面40に形成された他の導体層(図示せず)とリ
ベット51または54で電気的に接続されている。もち
ろん各銅バー31〜33は、プリント配線基板4の任意
の導体層と電気的接続可能である。
この銅バー結合形基板において、銅バー31の他端部、
銅バー32の両端部及び銅バー33の他端部には、それ
ぞれ取付孔(図面では隠れている)が開孔されており、
また、プリント配線基板4には、該プリント配線基板4
の実装面40もしくはその裏面41と垂直方向において
前記各取付孔と整合する遊孔45〜48が開孔されてい
る。
そして銅バー31〜33の前記取付孔(図示せず)に挿
通されたネジ21〜24によって、銅バー結合形基板は
モジュール11〜13に組付けられている。
ここで、モジュール11はコンデンサモジュールであ
り、モジュール12はトランジスタモジュールであり、
モジュール13はダイオードモジュールであり、モジュ
ール11〜13の底面111〜113は図示しないアル
ミケースに取付けられている。
なお、上述したプリント配線基板4と、各銅バー31〜
33との相対位置は、モジュール11〜13の配置との
適合性を含むトータル的なレイアウトを考慮して選択さ
れる。
このプリント基板4と銅バー31〜33とをリベット固
定するには、まず位置決め用の治具を用意して銅バー3
1〜33をこの治具に取り付け、次にプリント配線基板
4を治具に位置合せした後、それらをリベット固定すれ
ばよい。更にこの銅バー結合形基板をモジュール11〜
13に組付けるには、モジュール11〜13の前記ネジ
穴付きの電極部(図示せず)に銅バー31〜33の各取
付孔(図示せず)を位置合せし、同取付孔に挿通したネ
ジ21〜24のそれぞれを遊孔45〜48を介したドラ
イバ操作によって締着する。
以上説明したように本実施例の基板は、プリント配線基
板4と銅バー31〜33とが、予めリベット51〜54
で固定され、かつ遊孔45〜48を介したドライバー操
作によってモジュール11〜13に組付けられるので、
従来の銅バー接続の基板に比較して、位置合わせが格段
に簡単になる。
また前記遊孔45〜48の存在により、モジュール11
〜13はその直上において、銅バー31〜33及びプリ
ント配線基板4と三位一体に結合しうるなど、その配置
において高い自由度を享受することができる。
[考案の効果] 前記説明したように本考案の基板は、モジュールとの取
付孔をもつ適数個の銅バーと、導体層を介して前記銅バ
ーと電気的及び機械的に結合し、かつ取付孔と整合した
遊孔を有するプリント配線基板とからなるので、以下の
効果を奏することができる。
(1)組み付け作業を簡単化でき、プリント基板の組付
け時に銅バーの位置ズレが発生することもない。
(2)プリント基板支持用の支持部材やプリント基板と
銅バー乃至モジュールを接続する引き出し線を省略でき
る。
(3)銅バーとプリント基板とが一体に固定されている
ので、振動に対して両者が個別に振動せず、螺合部分の
ゆるみが少ない。
(4)銅バー一体のプリント配線基板をモジュールの直
上に配置でき、収納容積をコンパクトにできる。
(5)銅バーとプリント基板の導体層とを直接に接触さ
せれば、銅バーとプリント配線基板間の電気抵抗を低減
することができる。
更に説明すれば、本考案は、 (a)プリント配線基板支持手段を用いることなくプリ
ント配線基板を支持でき、しかもプリント配線基板はモ
ジュールの直上に支持されるので、水平所要面積及び所
要容積が従来より大幅に縮小できる効果、 (b)リベットをいわゆるスルーホール導体として利用
してプリント配線基板の実装面(銅バーと接触しない
面)上の導体層と銅バーとを非常に低抵抗かつ簡単確実
に接続することができる効果、 (c)銅バーとモジュールとを固定するネジを旋回する
ためのドライバをプリント配線基板の遊孔を通じて挿
入、操作でき、上記構造にもかかわらず作業が簡単とな
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の銅バー結合形基板の一実施例を示す平
面図、第2図は同基板の正面図である。第3図は従来の
銅バー接続の基板の平面図、第4図は同基板の正面図で
ある。 31、32、33……銅バー 45、46、47、48……遊孔 4……プリント配線基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジにてモジュールの電極端子に固定され
    て前記モジュールの上側に配設される複数の銅バーと、 前記ネジ旋回のためのドライバが挿入される遊孔を備
    え、前記各銅バーの平坦な基板載置面上に載置されるプ
    リント配線基板と、 前記プリント配線基板と前記銅バーとを固定するととも
    に、前記プリント配線基板の実装面上の導体層と前記銅
    バーとを電気的に接続するリベットとを備えることを特
    徴とする銅バー結合形基板。
JP1988047239U 1988-04-07 1988-04-07 銅バー結合形基板 Expired - Lifetime JPH0615425Y2 (ja)

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JPS58131674A (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 日本メクトロン株式会社 電源母線の接続構造

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