JPH06152948A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH06152948A JPH06152948A JP4316546A JP31654692A JPH06152948A JP H06152948 A JPH06152948 A JP H06152948A JP 4316546 A JP4316546 A JP 4316546A JP 31654692 A JP31654692 A JP 31654692A JP H06152948 A JPH06152948 A JP H06152948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- original
- data
- image
- spatial frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00838—Preventing unauthorised reproduction
- H04N1/0084—Determining the necessity for prevention
- H04N1/00843—Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
- H04N1/00846—Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote based on detection of a dedicated indication, e.g. marks or the like
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/04—Preventing copies being made of an original
- G03G21/046—Preventing copies being made of an original by discriminating a special original, e.g. a bank note
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00838—Preventing unauthorised reproduction
- H04N1/00856—Preventive measures
- H04N1/00875—Inhibiting reproduction, e.g. by disabling reading or reproduction apparatus
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙幣等の一部が隠されて原稿台上にセットさ
れたり、或いは、紙幣等が分割されて各分割部分が別々
に原稿台上にセットされたりした場合にも、その偽造
を、確実に防止できる画像処理装置を提供すること。 【構成】 原稿内の小領域の空間周波数を検出する検出
手段と、検出された空間周波数の分布パタ−ンを、予め
記憶されている参照用パタ−ン(紙幣等の空間周波数の
パタ−ン)と比較して、その類似度を算出する演算手段
501 と、算出された類似度に基づいて前記原稿が前記参
照用パタ−ンの基になる原稿(紙幣等)と等しいか否か
を判別する判別手段511 と、を有する画像処理装置。
れたり、或いは、紙幣等が分割されて各分割部分が別々
に原稿台上にセットされたりした場合にも、その偽造
を、確実に防止できる画像処理装置を提供すること。 【構成】 原稿内の小領域の空間周波数を検出する検出
手段と、検出された空間周波数の分布パタ−ンを、予め
記憶されている参照用パタ−ン(紙幣等の空間周波数の
パタ−ン)と比較して、その類似度を算出する演算手段
501 と、算出された類似度に基づいて前記原稿が前記参
照用パタ−ンの基になる原稿(紙幣等)と等しいか否か
を判別する判別手段511 と、を有する画像処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラ−複写機等の画像
処理装置に関し、詳しくは、紙幣・小切手・有価証券等
の偽造防止機能を備えた装置に関する。
処理装置に関し、詳しくは、紙幣・小切手・有価証券等
の偽造防止機能を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2-210591号公報には、紙幣等の偽
造防止機能を備えた画像処理装置が開示されている。こ
の装置は、原稿の位置を検出して特定部分の画像パタ−
ンを検出し、これを、予め登録されているパタ−ンと比
較して類似度を判別し、該類似度に基づき、原稿が紙幣
等であるか否かを判別する装置である。具体的には、紙
幣の印鑑とのパタ−ンマッチングを行っている。
造防止機能を備えた画像処理装置が開示されている。こ
の装置は、原稿の位置を検出して特定部分の画像パタ−
ンを検出し、これを、予め登録されているパタ−ンと比
較して類似度を判別し、該類似度に基づき、原稿が紙幣
等であるか否かを判別する装置である。具体的には、紙
幣の印鑑とのパタ−ンマッチングを行っている。
【0003】特開昭64-61777号公報には、紙幣等の複写
動作を禁止する機能を備えた複写装置が開示されてい
る。その記述中で、読み取られた画像デ−タの一部が所
定の濃度もしくはパタ−ンと一致する場合には、複写動
作が禁止される旨、言及されている。但し、具体的な識
別手法は与えられていない。
動作を禁止する機能を備えた複写装置が開示されてい
る。その記述中で、読み取られた画像デ−タの一部が所
定の濃度もしくはパタ−ンと一致する場合には、複写動
作が禁止される旨、言及されている。但し、具体的な識
別手法は与えられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平2-210591号公報
の装置は、紙幣等の全体が原稿台上にセットされた場合
には、これを識別して、偽造を防止できる。しかし、紙
幣の一部が隠されて原稿台上に置かれたり、或いは、紙
幣が分割されて各分割部分が原稿台上に置かれたりした
場合には、偽造を防止できない。特開昭64-61777号公報
の装置では、具体的な識別手法は与えられていない。即
ち、原稿の一部のみから誤判別無く識別する方法につい
ての記述は無く、紙幣等であるか否かを確実に識別する
ことは困難であると思われる。
の装置は、紙幣等の全体が原稿台上にセットされた場合
には、これを識別して、偽造を防止できる。しかし、紙
幣の一部が隠されて原稿台上に置かれたり、或いは、紙
幣が分割されて各分割部分が原稿台上に置かれたりした
場合には、偽造を防止できない。特開昭64-61777号公報
の装置では、具体的な識別手法は与えられていない。即
ち、原稿の一部のみから誤判別無く識別する方法につい
ての記述は無く、紙幣等であるか否かを確実に識別する
ことは困難であると思われる。
【0005】本発明は、紙幣等の一部が隠されて原稿台
上にセットされたり、或いは、紙幣が分割されて各分割
部分が別々に原稿台上にセットされたりした場合にも、
その偽造を、確実に防止できる画像処理装置の提供を目
的とする。
上にセットされたり、或いは、紙幣が分割されて各分割
部分が別々に原稿台上にセットされたりした場合にも、
その偽造を、確実に防止できる画像処理装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿内の小領
域の空間周波数を検出する検出手段と、検出された空間
周波数の分布パタ−ンを予め記憶されている参照用パタ
−ンと比較してその類似度を算出する演算手段と、算出
された類似度に基づいて前記原稿が前記参照用パタ−ン
の基になる原稿と等しいか否かを判別する判別手段と、
を有する画像処理装置である。
域の空間周波数を検出する検出手段と、検出された空間
周波数の分布パタ−ンを予め記憶されている参照用パタ
−ンと比較してその類似度を算出する演算手段と、算出
された類似度に基づいて前記原稿が前記参照用パタ−ン
の基になる原稿と等しいか否かを判別する判別手段と、
を有する画像処理装置である。
【0007】
【作用】検出手段により、原稿の一部の領域の空間周波
数が検出される。その分布パタ−ンが、演算手段により
参照用パタ−ンと比較されて、類似度が算出される。こ
の類似度に基づいて、判別手段は、原稿が紙幣等である
か否かを判別する。
数が検出される。その分布パタ−ンが、演算手段により
参照用パタ−ンと比較されて、類似度が算出される。こ
の類似度に基づいて、判別手段は、原稿が紙幣等である
か否かを判別する。
【0008】
【実施例】以下、実施例1の装置(図1〜図9)と、実
施例2の装置(図1,図10〜図12)とに即して、本
発明を説明する。
施例2の装置(図1,図10〜図12)とに即して、本
発明を説明する。
【0009】〔1〕実施例1 実施例1の装置では、まず、シアン(C)プリント用の
第1回目のスキャン時に、原稿のグリ−ン(G)成分の
空間周波数の分布パタ−ンが所定の参照用の空間周波数
の分布パタ−ンと比較されて、その類似度が算出され
る。同様に、マゼンタ(M)プリント用の第2回目のス
キャン時に、原稿のブル−(B)成分の空間周波数の分
布パタ−ンが所定の参照用の空間周波数の分布パタ−ン
と比較されて、その類似度が算出される。さらに、イエ
ロ−(Y)プリント用の第3回目のスキャン時には、第
1回目及び第2回目で類似度が高いと判定された場合
に、紙幣の印鑑と同じ曲率の朱色のパタ−ンが在るか否
か判定される。その結果、同じパタ−ンが在ると判定さ
れた場合は、ブラック(Bk)プリント用の第4回目の
スキャン時に、全面を黒く塗りつぶすベタ黒のプリント
が行われる。なお、図2は、上記の動作を示すタイミン
グチャ−トである。
第1回目のスキャン時に、原稿のグリ−ン(G)成分の
空間周波数の分布パタ−ンが所定の参照用の空間周波数
の分布パタ−ンと比較されて、その類似度が算出され
る。同様に、マゼンタ(M)プリント用の第2回目のス
キャン時に、原稿のブル−(B)成分の空間周波数の分
布パタ−ンが所定の参照用の空間周波数の分布パタ−ン
と比較されて、その類似度が算出される。さらに、イエ
ロ−(Y)プリント用の第3回目のスキャン時には、第
1回目及び第2回目で類似度が高いと判定された場合
に、紙幣の印鑑と同じ曲率の朱色のパタ−ンが在るか否
か判定される。その結果、同じパタ−ンが在ると判定さ
れた場合は、ブラック(Bk)プリント用の第4回目の
スキャン時に、全面を黒く塗りつぶすベタ黒のプリント
が行われる。なお、図2は、上記の動作を示すタイミン
グチャ−トである。
【0010】[1-1] 装置の機構 まず、図1に即して機構の概略を説明する。本装置は、
画像読取部(イメ−ジリ−ダ部)30と、画像記録部(プ
リンタ部)20とから成る。なお、図1は、実施例1,実
施例2について共通である。
画像読取部(イメ−ジリ−ダ部)30と、画像記録部(プ
リンタ部)20とから成る。なお、図1は、実施例1,実
施例2について共通である。
【0011】画像読取部30では、原稿画像が読み取られ
て電気信号が生成され、該電気信号に基づいてレ−ザダ
イオ−ド駆動用の画像デ−タが生成される。即ち、原稿
台ガラス31上に画像面を下向きに載置される原稿が、ま
ず、スキャナ32によって露光走査される。これにより、
画像反射光は、スキャナ32に搭載されたイメ−ジセンサ
(CCD)33(図3では341,342,343)で、原稿画像に対
応する電気信号に光電変換される。次に、この電気信号
は、画像信号処理部34に入力されて所定の処理を施さ
れ、レ−ザダイオ−ド駆動用の画像デ−タとされる。こ
の画像デ−タは、プリントヘッド制御部35へ送られる。
なお、スキャナ32は、走査時、パルスモ−タ36の駆動力
で移動される。
て電気信号が生成され、該電気信号に基づいてレ−ザダ
イオ−ド駆動用の画像デ−タが生成される。即ち、原稿
台ガラス31上に画像面を下向きに載置される原稿が、ま
ず、スキャナ32によって露光走査される。これにより、
画像反射光は、スキャナ32に搭載されたイメ−ジセンサ
(CCD)33(図3では341,342,343)で、原稿画像に対
応する電気信号に光電変換される。次に、この電気信号
は、画像信号処理部34に入力されて所定の処理を施さ
れ、レ−ザダイオ−ド駆動用の画像デ−タとされる。こ
の画像デ−タは、プリントヘッド制御部35へ送られる。
なお、スキャナ32は、走査時、パルスモ−タ36の駆動力
で移動される。
【0012】画像記録部20では、レ−ザ光L によって感
光体ドラム4 の表面に書き込まれる静電潜像が、対応す
る色のトナ−(シアンC、マゼンタM、イエロ−Y、ブ
ラックBk)で各々現像され、これが、転写ドラム10に
巻付けられている用紙上に順次重ねて転写された後、定
着装置48により熱圧着されて定着される。なお、画像記
録禁止対象の原稿(紙幣)であると判定された場合に
は、Bkトナ−用の静電潜像の形成時に於いて、原稿画
像ではなく、ベタ黒の画像が、レ−ザ光L によって感光
体ドラム4 に書き込まれる。
光体ドラム4 の表面に書き込まれる静電潜像が、対応す
る色のトナ−(シアンC、マゼンタM、イエロ−Y、ブ
ラックBk)で各々現像され、これが、転写ドラム10に
巻付けられている用紙上に順次重ねて転写された後、定
着装置48により熱圧着されて定着される。なお、画像記
録禁止対象の原稿(紙幣)であると判定された場合に
は、Bkトナ−用の静電潜像の形成時に於いて、原稿画
像ではなく、ベタ黒の画像が、レ−ザ光L によって感光
体ドラム4 に書き込まれる。
【0013】上記画像記録部20の詳細を説明する。ま
ず、前記プリントヘッド制御部35により制御されるレ−
ザ装置21からは、レ−ザ光L が出力される。このレ−ザ
光L は、定速回転されている感光体ドラム4の表面に入
射されるとともに、該感光体ドラム4 を軸方向に走査す
るように、レ−ザ装置21内の光学系により導かれてい
る。このため、感光体ドラム4 の表面には、画像デ−タ
に対応する静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム
4 は、レ−ザ光L の入射位置の上流側で、一様に帯電さ
れている。
ず、前記プリントヘッド制御部35により制御されるレ−
ザ装置21からは、レ−ザ光L が出力される。このレ−ザ
光L は、定速回転されている感光体ドラム4の表面に入
射されるとともに、該感光体ドラム4 を軸方向に走査す
るように、レ−ザ装置21内の光学系により導かれてい
る。このため、感光体ドラム4 の表面には、画像デ−タ
に対応する静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム
4 は、レ−ザ光L の入射位置の上流側で、一様に帯電さ
れている。
【0014】感光体ドラム4 に形成された静電潜像は、
次に、現像装置6 に設けられている何れかの現像器(シ
アントナ−用の現像器6C、マゼンタトナ−用の現像器6
M、イエロ−トナ−用の現像器6Y、ブラックトナ−用の
現像器6k)により現像されて可視化される。なお、選択
された現像器を現像位置に設定するための現像装置6 の
上下移動は、現像ユニットモ−タ61の駆動力で行われ
る。
次に、現像装置6 に設けられている何れかの現像器(シ
アントナ−用の現像器6C、マゼンタトナ−用の現像器6
M、イエロ−トナ−用の現像器6Y、ブラックトナ−用の
現像器6k)により現像されて可視化される。なお、選択
された現像器を現像位置に設定するための現像装置6 の
上下移動は、現像ユニットモ−タ61の駆動力で行われ
る。
【0015】現像されて可視化されたトナ−像は、次
に、転写ドラム10に巻付けられている用紙上に、転写チ
ャ−ジャ14の吸引力で転写される。用紙は、用紙トレイ
42〜44の何れかから、又は、中間トレイ50から引き出さ
れて、搬送ロ−ラ群によってタイミングロ−ラ対45まで
搬送された後、所定のタイミングで転写ドラム10に巻付
けられている。なお、11は用紙吸着用の吸着チャ−ジ
ャ、16,17 は用紙分離用の除電チャ−ジャ、18は用紙分
離用の分離爪である。また、感光体ドラム4 及び転写ド
ラム10は、ドラム駆動モ−タ22により同期して駆動され
る。
に、転写ドラム10に巻付けられている用紙上に、転写チ
ャ−ジャ14の吸引力で転写される。用紙は、用紙トレイ
42〜44の何れかから、又は、中間トレイ50から引き出さ
れて、搬送ロ−ラ群によってタイミングロ−ラ対45まで
搬送された後、所定のタイミングで転写ドラム10に巻付
けられている。なお、11は用紙吸着用の吸着チャ−ジ
ャ、16,17 は用紙分離用の除電チャ−ジャ、18は用紙分
離用の分離爪である。また、感光体ドラム4 及び転写ド
ラム10は、ドラム駆動モ−タ22により同期して駆動され
る。
【0016】こうして最大4色(フルカラ−時)のトナ
−像を転写された用紙は、次に、転写ドラム10から剥が
されて、搬送ベルト47によって定着装置48へ搬送され、
該定着装置48で熱圧着による画像定着処理を施された
後、機外の排紙トレイ49へ排出され、又は、中間トレイ
50へ収納される。なお、中間トレイ50への収納前に、反
転装置51でスイッチバックされた場合は、次回の画像は
裏面側に形成される。また、搬送ロ−ラ群、搬送ベルト
47等は、メインモ−タ41により駆動される。
−像を転写された用紙は、次に、転写ドラム10から剥が
されて、搬送ベルト47によって定着装置48へ搬送され、
該定着装置48で熱圧着による画像定着処理を施された
後、機外の排紙トレイ49へ排出され、又は、中間トレイ
50へ収納される。なお、中間トレイ50への収納前に、反
転装置51でスイッチバックされた場合は、次回の画像は
裏面側に形成される。また、搬送ロ−ラ群、搬送ベルト
47等は、メインモ−タ41により駆動される。
【0017】[1-2] 画像信号処理 次に、図3〜図9に即して、画像信号処理を説明する。
図3は画像信号処理部34の詳細を示すブロック図であ
り、図6は画像信号処理の手順を説明するフロ−チャ−
トである。
図3は画像信号処理部34の詳細を示すブロック図であ
り、図6は画像信号処理の手順を説明するフロ−チャ−
トである。
【0018】R,G,Bの分光感度特性を有するCCD
(R)341 、CCD(G)342 、CCD(B)343 から
は、各々、0〜255の8ビットに量子化された信号が
出力される。これらは、各々log 変換器344,345,346 に
よって濃度信号に変換された後、UCR回路347 により
マスキング及び下色除去を施されて、第1回目のスキャ
ン時にはシアン(C)の信号に、第2回目のスキャン時
にはマゼンタ(M)の信号に、第3回目のスキャン時に
はイエロ−(Y)の信号に、第4回目のスキャン時には
ブラック(Bk)の信号に、順次、変換されて、所定の
ビット長でデ−タセレクタ348 へ出力される。なお、各
回のスキャン動作は、各々設定1処理(S11) 、設定2処
理(S14) 、設定3処理(S17) により設定される。上記の
デ−タセレクタ348 は、通常は、上記の各画像デ−タ
を、プリントヘッド制御部35(図1)へ出力する。
(R)341 、CCD(G)342 、CCD(B)343 から
は、各々、0〜255の8ビットに量子化された信号が
出力される。これらは、各々log 変換器344,345,346 に
よって濃度信号に変換された後、UCR回路347 により
マスキング及び下色除去を施されて、第1回目のスキャ
ン時にはシアン(C)の信号に、第2回目のスキャン時
にはマゼンタ(M)の信号に、第3回目のスキャン時に
はイエロ−(Y)の信号に、第4回目のスキャン時には
ブラック(Bk)の信号に、順次、変換されて、所定の
ビット長でデ−タセレクタ348 へ出力される。なお、各
回のスキャン動作は、各々設定1処理(S11) 、設定2処
理(S14) 、設定3処理(S17) により設定される。上記の
デ−タセレクタ348 は、通常は、上記の各画像デ−タ
を、プリントヘッド制御部35(図1)へ出力する。
【0019】上記CCD(R)341 、CCD(G)342
、CCD(B)343 から出力される信号は、第1回目
及び第2回目のスキャン時(S12,S15) には、ウインドウ
コンパレ−タ360 へも入力される。このウインドウコン
パレ−タ360 は、CPU370 により指定される特定の色
(以下、特定色という)の画像デ−タを抽出して、周波
数検知機能ブロック(FDF)362 へ出力するものであ
る。なお、上記の特定色に関するデ−タは、予めROM
380 に格納されている。
、CCD(B)343 から出力される信号は、第1回目
及び第2回目のスキャン時(S12,S15) には、ウインドウ
コンパレ−タ360 へも入力される。このウインドウコン
パレ−タ360 は、CPU370 により指定される特定の色
(以下、特定色という)の画像デ−タを抽出して、周波
数検知機能ブロック(FDF)362 へ出力するものであ
る。なお、上記の特定色に関するデ−タは、予めROM
380 に格納されている。
【0020】図4は、ウインドウコンパレ−タ360 の詳
細を示す。まず、各レジスタ401 〜406 に、前記特定色
を規定するためのデ−タが、CPU370 によって書き込
まれる。例えば、レジスタ401 には、R成分の上限を規
定するデ−タRH が書き込まれる。このデ−タRH は、
コンパレ−タ411 によりCCD(R)341 からのRデ−
タと比較され、RH >R(A>B)であれば、コンパレ
−タ411 から『1』が出力される。また、レジスタ402
には、R成分の下限を規定するデ−タRL が書き込まれ
て、コンパレ−タ412 によりCCD(R)341 からのR
デ−タと比較される。その結果、R>RL (A>B)で
あれば、コンパレ−タ412 から『1』が出力される。し
たがって、コンパレ−タ411,412 の出力が、ともに
『1』になるのは、RH >R>RL の場合である。
細を示す。まず、各レジスタ401 〜406 に、前記特定色
を規定するためのデ−タが、CPU370 によって書き込
まれる。例えば、レジスタ401 には、R成分の上限を規
定するデ−タRH が書き込まれる。このデ−タRH は、
コンパレ−タ411 によりCCD(R)341 からのRデ−
タと比較され、RH >R(A>B)であれば、コンパレ
−タ411 から『1』が出力される。また、レジスタ402
には、R成分の下限を規定するデ−タRL が書き込まれ
て、コンパレ−タ412 によりCCD(R)341 からのR
デ−タと比較される。その結果、R>RL (A>B)で
あれば、コンパレ−タ412 から『1』が出力される。し
たがって、コンパレ−タ411,412 の出力が、ともに
『1』になるのは、RH >R>RL の場合である。
【0021】同様に、レジスタ403 にはG成分の上限を
規定するデ−タGH が、レジスタ404 には下限を規定す
るデ−タGL が、それぞれ書き込まれ、GH >G>GL
であれば、コンパレ−タ413,414 の出力が、ともに
『1』になる。レジスタ405,406 とコンパレ−タ415,41
6 についても上記と同様であり、コンパレ−タ415,416
の出力は、BH >B>BL の場合に、ともに『1』にな
る。
規定するデ−タGH が、レジスタ404 には下限を規定す
るデ−タGL が、それぞれ書き込まれ、GH >G>GL
であれば、コンパレ−タ413,414 の出力が、ともに
『1』になる。レジスタ405,406 とコンパレ−タ415,41
6 についても上記と同様であり、コンパレ−タ415,416
の出力は、BH >B>BL の場合に、ともに『1』にな
る。
【0022】したがって、コンパレ−タ411 〜416 の出
力が入力されるANDゲ−トの出力は、RH >R>
RL 、且つ、GH >G>GL 、且つ BH >B>BL が
成り立つ場合に、『1』になる。このようにして特定色
が抽出される。
力が入力されるANDゲ−トの出力は、RH >R>
RL 、且つ、GH >G>GL 、且つ BH >B>BL が
成り立つ場合に、『1』になる。このようにして特定色
が抽出される。
【0023】ウインドウコンパレ−タ360 により上記の
如く特定色を抽出された画像デ−タは、周波数検知機能
ブロック(FDF)362 へ入力される。FDF362 で
は、アドレスデコ−ダ350 によって指定される各小領域
(16画素の小領域)が、予めROM380 内に記憶され
ている9種類の特定パタ−ンと各々比較されて、その類
似度が算出される。また、類似度が高いとされた場合に
は、類似度が最も高い特定パタ−ンの種類と、類似度の
高い小領域の位置とが、それぞれRAM381 に書き込ま
れる。
如く特定色を抽出された画像デ−タは、周波数検知機能
ブロック(FDF)362 へ入力される。FDF362 で
は、アドレスデコ−ダ350 によって指定される各小領域
(16画素の小領域)が、予めROM380 内に記憶され
ている9種類の特定パタ−ンと各々比較されて、その類
似度が算出される。また、類似度が高いとされた場合に
は、類似度が最も高い特定パタ−ンの種類と、類似度の
高い小領域の位置とが、それぞれRAM381 に書き込ま
れる。
【0024】図5は、FDF362 の詳細を示し、図7〜
図9は、類似度計算部501 での処理を示す。類似度は、
16画素の各小領域毎に算出される。まず、前記の如く
ウインドウコンパレ−タ360 で抽出された特定色の画像
デ−タの各ピ−ク点が検出される(図9の(a)参
照)。ここに、ピ−ク点とは、連続する3画素中、両側
の画素の濃度が中央の画素の濃度より低い場合に於ける
該中央の画素のことをいう。次に、2値化回路によっ
て、上記で検出されたピ−ク点が『1』に、また、非ピ
−ク点が『0』に、2値化される(図9の(b)参
照)。また、ピ−ク点が複数在る場合には、各々隣合う
ピ−ク点間の距離、即ち、ピ−ク点間に存在する画素の
数が各々算出される。図9の(c)では、上記の距離
を、n1 ,n2 ,・・ni ,・・nk-1 として表してい
る(kはピ−ク数)。
図9は、類似度計算部501 での処理を示す。類似度は、
16画素の各小領域毎に算出される。まず、前記の如く
ウインドウコンパレ−タ360 で抽出された特定色の画像
デ−タの各ピ−ク点が検出される(図9の(a)参
照)。ここに、ピ−ク点とは、連続する3画素中、両側
の画素の濃度が中央の画素の濃度より低い場合に於ける
該中央の画素のことをいう。次に、2値化回路によっ
て、上記で検出されたピ−ク点が『1』に、また、非ピ
−ク点が『0』に、2値化される(図9の(b)参
照)。また、ピ−ク点が複数在る場合には、各々隣合う
ピ−ク点間の距離、即ち、ピ−ク点間に存在する画素の
数が各々算出される。図9の(c)では、上記の距離
を、n1 ,n2 ,・・ni ,・・nk-1 として表してい
る(kはピ−ク数)。
【0025】次に、算出されたピ−ク点間の距離ni
が、CPU370 によって与えられる参照用パタ−ン(紙
幣特有の模様の空間周波数/原稿が斜めにセットされる
場合を考慮して、紙幣の0°,10°,・・70°,8
0°の傾斜に対応する合計9種類の参照用パタ−ンが予
めROM380 に記憶されている/図9の(d)参照)の
ピ−ク間の距離Nj(jは参照用パタ−ンの番号)と比
較されて、その差が算出され、さらに、その最小値が算
出される(図9の(e)参照)。また、算出されたピ−
ク点の数kが、上記各参照用パタ−ンのピ−ク数Mjと
比較されて、その差が算出され、さらに、上記と同様に
して、その最小値が算出される(図9の(e)参照)。
なお、上記の最小値が小さい場合とは、原稿の空間周波
数と紙幣の空間周波数の一致程度が大きい場合である。
換言すれば、類似度が高い場合である。
が、CPU370 によって与えられる参照用パタ−ン(紙
幣特有の模様の空間周波数/原稿が斜めにセットされる
場合を考慮して、紙幣の0°,10°,・・70°,8
0°の傾斜に対応する合計9種類の参照用パタ−ンが予
めROM380 に記憶されている/図9の(d)参照)の
ピ−ク間の距離Nj(jは参照用パタ−ンの番号)と比
較されて、その差が算出され、さらに、その最小値が算
出される(図9の(e)参照)。また、算出されたピ−
ク点の数kが、上記各参照用パタ−ンのピ−ク数Mjと
比較されて、その差が算出され、さらに、上記と同様に
して、その最小値が算出される(図9の(e)参照)。
なお、上記の最小値が小さい場合とは、原稿の空間周波
数と紙幣の空間周波数の一致程度が大きい場合である。
換言すれば、類似度が高い場合である。
【0026】このように算出された最小値は、各々図5
の比較部511 へ入力されて、CPU370 により与えられ
る所定の閾値と比較される。その結果、上記の最小値が
閾値より小さい場合は『類似度が高い』と判定されて、
ラッチ521 に当該小領域の位置を示すアドレスデ−タが
ラッチされてRAM381 に書き込まれる。また、ラッチ
522 に当該参照用パタ−ンの種類(セット角度)がラッ
チされてRAM381 に書き込まれる。なお、上記の閾値
は、ROM380 に予め記憶されている。
の比較部511 へ入力されて、CPU370 により与えられ
る所定の閾値と比較される。その結果、上記の最小値が
閾値より小さい場合は『類似度が高い』と判定されて、
ラッチ521 に当該小領域の位置を示すアドレスデ−タが
ラッチされてRAM381 に書き込まれる。また、ラッチ
522 に当該参照用パタ−ンの種類(セット角度)がラッ
チされてRAM381 に書き込まれる。なお、上記の閾値
は、ROM380 に予め記憶されている。
【0027】以上のようにして、類似度の算出と類似度
が高いか否かの判定とが行われ、類似度が高い場合は、
当該小領域の位置を示すデ−タと類似度の高い参照用パ
タ−ンの種類を示すデ−タとが、各々格納される(S13,S
16)。
が高いか否かの判定とが行われ、類似度が高い場合は、
当該小領域の位置を示すデ−タと類似度の高い参照用パ
タ−ンの種類を示すデ−タとが、各々格納される(S13,S
16)。
【0028】また、第1回目及び第2回目のスキャン時
に、類似度の高い小領域と類似度の高い参照用パタ−ン
の種類とがRAM381 に格納されると、第3回目のスキ
ャン時(S18)には、紙幣の印鑑と色(朱色)及び曲率が
同じであるパタ−ンが、上記の小領域に在るか否かが判
定される。
に、類似度の高い小領域と類似度の高い参照用パタ−ン
の種類とがRAM381 に格納されると、第3回目のスキ
ャン時(S18)には、紙幣の印鑑と色(朱色)及び曲率が
同じであるパタ−ンが、上記の小領域に在るか否かが判
定される。
【0029】以下、第3回目のスキャン時の環状パタ−
ン検知処理(S19)、及び、偽造と判定された場合に行わ
れる偽造防止処理(S22)を説明する。まず、CCD
(R)341 、CCD(G)342 、CCD(B)343 から
出力される信号は、第3回目のスキャン時には、ウイン
ドウコンパレ−タ361 へ入力される。このウインドウコ
ンパレ−タ361 は、紙幣の印鑑の色(朱色)と同じ色を
特定色として抽出するものである。
ン検知処理(S19)、及び、偽造と判定された場合に行わ
れる偽造防止処理(S22)を説明する。まず、CCD
(R)341 、CCD(G)342 、CCD(B)343 から
出力される信号は、第3回目のスキャン時には、ウイン
ドウコンパレ−タ361 へ入力される。このウインドウコ
ンパレ−タ361 は、紙幣の印鑑の色(朱色)と同じ色を
特定色として抽出するものである。
【0030】ウインドウコンパレ−タ361 により抽出さ
れた朱色の画像パタ−ンは、曲率計算部391 へ送られ
て、曲率を算出される。また、算出された曲率はCPU
370 へ送られて、紙幣の印鑑の円周と曲率が同じである
か否か判定される。ここに、曲率の算出は、ウインドウ
コンパレ−タ361 により抽出された少なくとも3画素の
位置に基づいて行うことができる。但し、ノイズを考慮
して、曲率計算用の上記の3画素は、画素が連続して抽
出されている部分から選択される。
れた朱色の画像パタ−ンは、曲率計算部391 へ送られ
て、曲率を算出される。また、算出された曲率はCPU
370 へ送られて、紙幣の印鑑の円周と曲率が同じである
か否か判定される。ここに、曲率の算出は、ウインドウ
コンパレ−タ361 により抽出された少なくとも3画素の
位置に基づいて行うことができる。但し、ノイズを考慮
して、曲率計算用の上記の3画素は、画素が連続して抽
出されている部分から選択される。
【0031】また、上記のように算出された曲率が、予
めROM380 内に記憶されている所定の曲率(紙幣の印
鑑の円周と略同等の曲率)であると、CPU370 により
判定されると(S20; 偽)、CPU370 は、レジスタ374
に対して、ROM380 から読み出したベタ黒の画像デ−
タを送るとともに、デ−タセレクタ348 に対して、画像
デ−タの入力元の切換を指令する(S22) 。これにより、
デ−タセレクタ348 からは、上記のベタ黒の画像デ−タ
が出力される。即ち、ブラックのトナ−のプリント時
に、用紙上にベタ黒の画像がプリントされて、偽造が防
止される。
めROM380 内に記憶されている所定の曲率(紙幣の印
鑑の円周と略同等の曲率)であると、CPU370 により
判定されると(S20; 偽)、CPU370 は、レジスタ374
に対して、ROM380 から読み出したベタ黒の画像デ−
タを送るとともに、デ−タセレクタ348 に対して、画像
デ−タの入力元の切換を指令する(S22) 。これにより、
デ−タセレクタ348 からは、上記のベタ黒の画像デ−タ
が出力される。即ち、ブラックのトナ−のプリント時
に、用紙上にベタ黒の画像がプリントされて、偽造が防
止される。
【0032】〔2〕実施例2 実施例2では、2次元のパタ−ンマッチングが行われ
る。実施例2の装置の機構、及び、画像処理の概略的な
動作は、前記実施例1の装置と同じであるため、以下、
異なる点を中心に説明する。図10は画像信号処理部34
の詳細を示し、図11は図10の判別部700 の詳細を示
す。なお、図10に於いて前記実施例1の図3と同じ部
分については、同じ符号で示す。
る。実施例2の装置の機構、及び、画像処理の概略的な
動作は、前記実施例1の装置と同じであるため、以下、
異なる点を中心に説明する。図10は画像信号処理部34
の詳細を示し、図11は図10の判別部700 の詳細を示
す。なお、図10に於いて前記実施例1の図3と同じ部
分については、同じ符号で示す。
【0033】まず、CCD(R)341 、CCD(G)34
2 、CCD(B)343 から出力されるR,G,Bデ−タ
は、YUV変換部699 により、Y(輝度/明るさ),U
(色度),V(色度)デ−タに、順次変換される。即
ち、第1回目のスキャン時にはYデ−タに、第2回目の
スキャン時にはUデ−タに、第3回目のスキャン時には
Vデ−タに、それぞれ変換される。なお、YUV変換式
は下記の数1で与えられる。また、変換されたデ−タ
は、判別部700 へ送られて、8×8の画素毎に、順次2
次元での判別が行われる。
2 、CCD(B)343 から出力されるR,G,Bデ−タ
は、YUV変換部699 により、Y(輝度/明るさ),U
(色度),V(色度)デ−タに、順次変換される。即
ち、第1回目のスキャン時にはYデ−タに、第2回目の
スキャン時にはUデ−タに、第3回目のスキャン時には
Vデ−タに、それぞれ変換される。なお、YUV変換式
は下記の数1で与えられる。また、変換されたデ−タ
は、判別部700 へ送られて、8×8の画素毎に、順次2
次元での判別が行われる。
【0034】
【数1】
【0035】判別部700 では、まず、DCT変換部701
に於いて、8×8画素毎にDCT変換(離散コサイン変
換/Discrete Cosine Transform)が行われる。
に於いて、8×8画素毎にDCT変換(離散コサイン変
換/Discrete Cosine Transform)が行われる。
【0036】デ−タが、第1回目のスキャン時のYデ−
タであれば、DCT変換後のデ−タのDC成分(原稿の
基本的な明るさ/図12の左上隅の変換係数)が、比較
回路703 に送られて、CPU370 によって与えられる
『紙幣の基本的な明るさ』と略同等であるか否か判定さ
れる。即ち、変換係数YDCが、 K1 <YDC<K2 (K1 は閾値min,K2 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。また、AC成分(原稿
の濃淡の空間周波数)が最大値検出部702 へ送られて低
周波側(図12の斜線部の変換係数)を判別ON信号で抽
出された後、その最大値が比較回路703 に送られて、C
PU370 によって与えられる『紙幣の濃淡の空間周波
数』と略同等であるか否か判定される。即ち、変換係数
YAC.maxが、 K3 <YAC.max<K4 (K3 は閾値min,K4 は
閾値max ) の範囲に在るか否か判定される。
タであれば、DCT変換後のデ−タのDC成分(原稿の
基本的な明るさ/図12の左上隅の変換係数)が、比較
回路703 に送られて、CPU370 によって与えられる
『紙幣の基本的な明るさ』と略同等であるか否か判定さ
れる。即ち、変換係数YDCが、 K1 <YDC<K2 (K1 は閾値min,K2 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。また、AC成分(原稿
の濃淡の空間周波数)が最大値検出部702 へ送られて低
周波側(図12の斜線部の変換係数)を判別ON信号で抽
出された後、その最大値が比較回路703 に送られて、C
PU370 によって与えられる『紙幣の濃淡の空間周波
数』と略同等であるか否か判定される。即ち、変換係数
YAC.maxが、 K3 <YAC.max<K4 (K3 は閾値min,K4 は
閾値max ) の範囲に在るか否か判定される。
【0037】上記の判定の結果、変換係数YDC及び変換
係数YAC.maxが上記の条件を満たす場合には、当該画素
ブロックが条件を満たす旨、RAM704 に書き込まれ
る。
係数YAC.maxが上記の条件を満たす場合には、当該画素
ブロックが条件を満たす旨、RAM704 に書き込まれ
る。
【0038】第2回目のスキャン時のUデ−タの場合に
は、まず、RAM704 から、Yデ−タに関して上記の条
件を満たしている画素ブロックが読み出され、当該画素
ブロックのDCT変換後のデ−タのDC成分(原稿のU
に関する基本的な色度/図12の左上隅の変換係数)
が、比較回路703 に送られて、CPU370 によって与え
られる『紙幣のUに関する基本的な色度』と略同等であ
るか否か判定される。即ち、変換係数UDCが、 K5 <UDC<K6 (K5 は閾値min,K6 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。さらに、上記の判定の
結果、変換係数UDCが上記の条件を満たす場合は、当該
画素ブロックが、上記の2つの条件(Yに関する条件と
Uに関する条件)を満たす旨、RAM704 に書き込まれ
る。
は、まず、RAM704 から、Yデ−タに関して上記の条
件を満たしている画素ブロックが読み出され、当該画素
ブロックのDCT変換後のデ−タのDC成分(原稿のU
に関する基本的な色度/図12の左上隅の変換係数)
が、比較回路703 に送られて、CPU370 によって与え
られる『紙幣のUに関する基本的な色度』と略同等であ
るか否か判定される。即ち、変換係数UDCが、 K5 <UDC<K6 (K5 は閾値min,K6 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。さらに、上記の判定の
結果、変換係数UDCが上記の条件を満たす場合は、当該
画素ブロックが、上記の2つの条件(Yに関する条件と
Uに関する条件)を満たす旨、RAM704 に書き込まれ
る。
【0039】第3回目のスキャン時のVデ−タの場合に
も、上記Uデ−タの場合と同様の処理が行われる。即
ち、まず、RAM704 から、Yデ−タとUデ−タに関し
て上記2つの条件を満たしている画素ブロックが読み出
され、当該画素ブロックのDCT変換後のデ−タのDC
成分(原稿のVに関する基本的な色度/図12の左上隅
の変換係数)が、比較回路703 に送られて、CPU370
によって与えられる『紙幣のVに関する基本的な色度』
と略同等であるか否か判定される。即ち、変換係数VDC
が、 K7 <VDC<K8 (K7 は閾値min,K8 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。さらに、上記の判定の
結果、変換係数VDCが上記の条件を満たす場合は、当該
画素ブロックが、上記の3つの条件(Y・U・Vに関す
る条件)を満たす旨、RAM704 に書き込まれる。
も、上記Uデ−タの場合と同様の処理が行われる。即
ち、まず、RAM704 から、Yデ−タとUデ−タに関し
て上記2つの条件を満たしている画素ブロックが読み出
され、当該画素ブロックのDCT変換後のデ−タのDC
成分(原稿のVに関する基本的な色度/図12の左上隅
の変換係数)が、比較回路703 に送られて、CPU370
によって与えられる『紙幣のVに関する基本的な色度』
と略同等であるか否か判定される。即ち、変換係数VDC
が、 K7 <VDC<K8 (K7 は閾値min,K8 は閾値
max ) の範囲に在るか否か判定される。さらに、上記の判定の
結果、変換係数VDCが上記の条件を満たす場合は、当該
画素ブロックが、上記の3つの条件(Y・U・Vに関す
る条件)を満たす旨、RAM704 に書き込まれる。
【0040】CPU370 は、上記3つの条件を満たす画
素ブロックが、或る所定数を越えて発生すると、実施例
1の場合と同様に、レジスタ374 に対してROM380 か
ら読み出したベタ黒の画像デ−タを送るとともに、デ−
タセレクタ348 に対して画像デ−タの入力元の切換を指
令する。これにより、デ−タセレクタ348 からは、上記
のベタ黒の画像デ−タが出力され、ブラックのトナ−の
プリント時に、用紙上にベタ黒の画像がプリントされ
て、偽造が防止される。
素ブロックが、或る所定数を越えて発生すると、実施例
1の場合と同様に、レジスタ374 に対してROM380 か
ら読み出したベタ黒の画像デ−タを送るとともに、デ−
タセレクタ348 に対して画像デ−タの入力元の切換を指
令する。これにより、デ−タセレクタ348 からは、上記
のベタ黒の画像デ−タが出力され、ブラックのトナ−の
プリント時に、用紙上にベタ黒の画像がプリントされ
て、偽造が防止される。
【0041】なお、上記では、Uデ−タ及びVデ−タに
関しては、DC成分のみについて比較を行っているが、
これらのデ−タのAC成分を参照することで、当該色度
の空間周波数を検出できる。
関しては、DC成分のみについて比較を行っているが、
これらのデ−タのAC成分を参照することで、当該色度
の空間周波数を検出できる。
【0042】〔3〕他の実施例 前記2つの実施例では、紙幣(日本銀行券)について述
べているが、参照用パタ−ンの基になる原稿としては、
特有の空間周波数を併せ持つものであれば、有価証券、
他国の銀行券等についても同様に本発明を適用可能であ
る。また、前記2つの実施例では、電子写真方式のカラ
−複写機の場合を述べているが、イメ−ジスキャナ,プ
リンタ等の単体に対する付加機能としても実施可能であ
る。さらに、カラ−ファクシミリのように、原画像を色
分解して画像デ−タとして持つ装置では、送受信時に機
能を停止させて、紙幣等の送受信が企図されたことを特
定番号へ通報するように構成することも可能である。
べているが、参照用パタ−ンの基になる原稿としては、
特有の空間周波数を併せ持つものであれば、有価証券、
他国の銀行券等についても同様に本発明を適用可能であ
る。また、前記2つの実施例では、電子写真方式のカラ
−複写機の場合を述べているが、イメ−ジスキャナ,プ
リンタ等の単体に対する付加機能としても実施可能であ
る。さらに、カラ−ファクシミリのように、原画像を色
分解して画像デ−タとして持つ装置では、送受信時に機
能を停止させて、紙幣等の送受信が企図されたことを特
定番号へ通報するように構成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上、本発明によると、検出手段により
原稿の一部の領域の空間周波数が検出され、その分布パ
タ−ンが演算手段により参照用パタ−ンと比較されて類
似度が算出され、該類似度に基づいて原稿が紙幣等であ
るか否かが判別されるため、紙幣等の一部が隠されて原
稿台上にセットされたり、或いは、紙幣が分割されて各
分割部分が別々に原稿台上にセットされたりした場合で
も、原稿が紙幣等であることを確実に識別でき、したが
って、その偽造を、確実に防止できる。
原稿の一部の領域の空間周波数が検出され、その分布パ
タ−ンが演算手段により参照用パタ−ンと比較されて類
似度が算出され、該類似度に基づいて原稿が紙幣等であ
るか否かが判別されるため、紙幣等の一部が隠されて原
稿台上にセットされたり、或いは、紙幣が分割されて各
分割部分が別々に原稿台上にセットされたりした場合で
も、原稿が紙幣等であることを確実に識別でき、したが
って、その偽造を、確実に防止できる。
【図1】実施例の複写機の機構を示す図である。
【図2】実施例装置の画像処理のタイミングを示すタイ
ミングチャ−トである。
ミングチャ−トである。
【図3】実施例1の装置の画像信号処理部の詳細を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】ウインドウコンパレ−タの詳細を示すブロック
図である。
図である。
【図5】FDFの詳細を示すブロック図である。
【図6】実施例1の画像信号処理手順を示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
【図7】類似度計算部での処理手順を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図8】類似度計算部の処理機能を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】類似度の算出方法を説明する図である。
【図10】実施例2の装置の画像信号処理部の詳細を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図11】判別部の詳細を示すブロック図である。
【図12】DCT変換後に比較される変換係数を示す図
である。
である。
30 画像読取部 34 画像信号処理部 35 プリントヘッド制御部 20 画像記録部
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿内の小領域の空間周波数を検出する
検出手段と、 検出された空間周波数の分布パタ−ンを、予め記憶され
ている参照用パタ−ンと比較して、その類似度を算出す
る演算手段と、 算出された類似度に基づいて、前記原稿が、前記参照用
パタ−ンの基になる原稿と等しいか否かを判別する判別
手段と、 を有する画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記参照用パタ−ンの基になる原稿は紙幣であり、前記
参照用パタ−ンは紙幣に特有の縞模様を含む領域のパタ
−ンである、 画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に於いて、 前記演算手段は、前記参照用パタ−ンとして前記縞模様
の空間周波数の分布パタ−ンを用いる、 画像処理装置。 - 【請求項4】 請求項1に於いて、 前記演算手段は、前記参照用パタ−ンの基になる原稿の
複数種類のセット角度θに対応する複数種類の参照用パ
タ−ンS(θ)を予め記憶しており、前記検出された空
間周波数の分布パタ−ンFと、上記各S(θ)との差の
絶対値の最小値を、前記類似度として算出する、 画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316546A JPH06152948A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 画像処理装置 |
US08/142,826 US5379093A (en) | 1992-10-31 | 1993-10-25 | Image processing machine capable of inhibiting copying of valuable papers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316546A JPH06152948A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152948A true JPH06152948A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18078304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4316546A Pending JPH06152948A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5379093A (ja) |
JP (1) | JPH06152948A (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5321470A (en) * | 1988-05-13 | 1994-06-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus with anti-forgery provision |
US6346989B1 (en) * | 1992-08-24 | 2002-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method |
DE69331041T2 (de) * | 1993-01-01 | 2002-06-06 | Canon Kk | Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren sowie Bildlesevorrichtung |
US5768426A (en) * | 1993-11-18 | 1998-06-16 | Digimarc Corporation | Graphics processing system employing embedded code signals |
US5822436A (en) | 1996-04-25 | 1998-10-13 | Digimarc Corporation | Photographic products and methods employing embedded information |
US6983051B1 (en) * | 1993-11-18 | 2006-01-03 | Digimarc Corporation | Methods for audio watermarking and decoding |
US6449377B1 (en) | 1995-05-08 | 2002-09-10 | Digimarc Corporation | Methods and systems for watermark processing of line art images |
US5748763A (en) | 1993-11-18 | 1998-05-05 | Digimarc Corporation | Image steganography system featuring perceptually adaptive and globally scalable signal embedding |
JP3436958B2 (ja) * | 1993-12-08 | 2003-08-18 | 株式会社東芝 | 画像入力装置 |
JPH07212585A (ja) * | 1994-01-25 | 1995-08-11 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 画像記録装置 |
US5672859A (en) * | 1994-03-04 | 1997-09-30 | N.V. Bekaert S.A. | Reproduction apparatus with microwave detection |
JP3566334B2 (ja) * | 1994-03-25 | 2004-09-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびその方法 |
JP3549935B2 (ja) * | 1995-03-06 | 2004-08-04 | 株式会社日本コンラックス | 紙葉類識別装置 |
US5919730A (en) * | 1996-02-08 | 1999-07-06 | Eastman Kodak Company | Copy restrictive documents |
US5752152A (en) * | 1996-02-08 | 1998-05-12 | Eastman Kodak Company | Copy restrictive system |
US5822660A (en) * | 1996-02-08 | 1998-10-13 | Eastman Kodak Company | Copyright protection in color thermal prints |
US5772250A (en) * | 1997-04-11 | 1998-06-30 | Eastman Kodak Company | Copy restrictive color-reversal documents |
US5864742A (en) * | 1997-04-11 | 1999-01-26 | Eastman Kodak Company | Copy restrictive system using microdots to restrict copying of color-reversal documents |
US6001516A (en) * | 1997-06-12 | 1999-12-14 | Eastman Kodak Company | Copy restrictive color-negative photographic print media |
US6011857A (en) * | 1997-08-07 | 2000-01-04 | Eastman Kodak Company | Detecting copy restrictive documents |
JPH1196362A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Fujitsu Ltd | 印影照合装置 |
JP3731316B2 (ja) * | 1997-10-02 | 2006-01-05 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像読取り装置 |
US6272245B1 (en) | 1998-01-23 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corporation | Apparatus and method for pattern recognition |
US6185313B1 (en) | 1998-07-30 | 2001-02-06 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for printing copy restrictive documents having individual keycodes |
US6370271B2 (en) | 1999-04-30 | 2002-04-09 | Seiko Epson Corporation | Image processing apparatus and methods for pattern recognition |
US7002710B1 (en) | 2000-04-10 | 2006-02-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | High reliability forensic color marking system |
JP5757458B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2015-07-29 | 株式会社ニコン | 顕微鏡システム、サーバー及びプログラム |
KR20130057310A (ko) * | 2011-11-23 | 2013-05-31 | 삼성전자주식회사 | 화상독취장치 및 화상독취방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536873A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-14 | Dainippon Printing Co Ltd | Copy prevention method |
JPS6461777A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | Copying device |
JP2760992B2 (ja) * | 1988-06-17 | 1998-06-04 | キヤノン株式会社 | カラー画像処理装置 |
JP2904492B2 (ja) * | 1988-05-13 | 1999-06-14 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
JP2661966B2 (ja) * | 1988-06-17 | 1997-10-08 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
DE69033327T2 (de) * | 1989-02-10 | 2000-04-13 | Canon Kk | Gerät zum Lesen oder Verarbeiten eines Bildes |
-
1992
- 1992-10-31 JP JP4316546A patent/JPH06152948A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-25 US US08/142,826 patent/US5379093A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5379093A (en) | 1995-01-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06152948A (ja) | 画像処理装置 | |
EP0772343B1 (en) | Image processing apparatus | |
US5515451A (en) | Image processing system for selectively reproducing documents | |
US6868180B2 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method | |
JP2001024888A (ja) | デジタル画像処理方法 | |
JPH09274660A (ja) | 画像認識方法及び装置並びにそれを搭載した複写機及びスキャナ | |
JPH05244390A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2009260640A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3115736B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2606064B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US6707951B1 (en) | Halftone dot image discrimination method and image processing device | |
US6597472B1 (en) | Halftone dot image discrimination method and image processing device | |
US7136194B2 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method | |
JP3826119B2 (ja) | カラー画像処理装置 | |
JP3033497B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07143335A (ja) | カラー複写機における複写禁止原稿複写防止装置及び方法 | |
JP2000333004A (ja) | 画像複写システム | |
JP3272739B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP2000324338A (ja) | 原稿種認識装置 | |
JP2647566B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07111565A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH1132213A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JPH06110988A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2600626Y2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH08287313A (ja) | 画像読み取り装置 |