JP2904492B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電気的画像信号によって表される画像の特
徴を判断する機能を有する画像処理装置に関する。
徴を判断する機能を有する画像処理装置に関する。
［従来の技術］ 従来、この種の画像処理装置を用いた装置の一例とし
ての複写装置では操作者の指示に応じ、原稿台等に載置
された原稿上の画像を読取って忠実に複写動作を行って
いた。
ての複写装置では操作者の指示に応じ、原稿台等に載置
された原稿上の画像を読取って忠実に複写動作を行って
いた。
一方、近年の複写技術の進歩は、画像記録のカラー化
の技術とあいまって、原稿画像に極めて近い複写画像の
出力を可能としている。
の技術とあいまって、原稿画像に極めて近い複写画像の
出力を可能としている。
［発明が解決しようとする課題］ 従って、従来の複写装置では、これを悪用すること、
あるいは「いたずら」等によって原稿置台上に貨幣ある
いは有価証券等の複製が禁止されるべき物を載置して複
写を行わせても、操作者の指示通りの複写を行うので、
安易に偽造行為を誘発し、大きな社会問題を惹起するお
それがある。
あるいは「いたずら」等によって原稿置台上に貨幣ある
いは有価証券等の複製が禁止されるべき物を載置して複
写を行わせても、操作者の指示通りの複写を行うので、
安易に偽造行為を誘発し、大きな社会問題を惹起するお
それがある。
本発明の目的は、貨幣、有価証券等の再生を禁止され
ている特定画像に関する電気的画像信号を好適に処理す
る画像処理装置を提供することを目的とする。
ている特定画像に関する電気的画像信号を好適に処理す
る画像処理装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、
電気的画像信号を入力する入力手段（実施例では、第１
図画像読取手段６に相当）と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に応じ
た画像を再生すべく、該電気的信号を処理する処理手段
（実施例では、画像出力手段８に相当）と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に基づ
き、該電気的画像信号によって表される画像が再生を禁
じられている特定画像であるか判断する判断手段（実施
例では、第１図貨幣検知手段９に相当）と、 前記判断手段による判断結果に従い、前記電気的画像
信号により再生される画像を複写物として使用に耐えな
いものとすべく前記処理手段は前記電気的画像信号を処
理する（明細書第10頁第19行乃至第11頁第３行）ことを
特徴とする。
電気的画像信号を入力する入力手段（実施例では、第１
図画像読取手段６に相当）と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に応じ
た画像を再生すべく、該電気的信号を処理する処理手段
（実施例では、画像出力手段８に相当）と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に基づ
き、該電気的画像信号によって表される画像が再生を禁
じられている特定画像であるか判断する判断手段（実施
例では、第１図貨幣検知手段９に相当）と、 前記判断手段による判断結果に従い、前記電気的画像
信号により再生される画像を複写物として使用に耐えな
いものとすべく前記処理手段は前記電気的画像信号を処
理する（明細書第10頁第19行乃至第11頁第３行）ことを
特徴とする。
［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第１図は本発明画像処理装置を適用した複写装置の第
１実施例を示す。
１実施例を示す。
ここで、１はマイクロコンピュータ形態の中央演算処
理装置（CPU）、２は第４図につき後述するCPUの動作プ
ログラム等を格納したROM、３はCPU1による制御過程に
おいてレジスタ等作業用に用いられるRAMである。４は
キーボードであり、複写開始の指令キー，複写枚数の設
定キー等公知の入力キー群を有する。５はキーボード４
とシステムバス10とを接続するキーボードインターフェ
ース回路である。
理装置（CPU）、２は第４図につき後述するCPUの動作プ
ログラム等を格納したROM、３はCPU1による制御過程に
おいてレジスタ等作業用に用いられるRAMである。４は
キーボードであり、複写開始の指令キー，複写枚数の設
定キー等公知の入力キー群を有する。５はキーボード４
とシステムバス10とを接続するキーボードインターフェ
ース回路である。
６はセットされた原稿上の画像を読取るための画像読
取手段、７は読取った画像データを記憶する画像メモ
リ、８は当該記憶された画像データを出力する画像出力
手段である。
取手段、７は読取った画像データを記憶する画像メモ
リ、８は当該記憶された画像データを出力する画像出力
手段である。
９は画像メモリに貨幣あるいは有価証券等の複製が禁
止された物の画像データが存在するかを検知する貨幣検
知手段、11は各部６〜９間で画像データを高速で転送す
る画像データバスである。
止された物の画像データが存在するかを検知する貨幣検
知手段、11は各部６〜９間で画像データを高速で転送す
る画像データバスである。
第２図は画像読取手段の一構成例を示す。
ここで、61は原稿面を照明する原稿照明ランプ、62は
原稿画像を読取素子としてのCCD上に結像するズームレ
ンズ、63は画像を電気信号に変換するCCD、64は透明板
で構成された原稿置台、65,66および67はミラーであ
る。
原稿画像を読取素子としてのCCD上に結像するズームレ
ンズ、63は画像を電気信号に変換するCCD、64は透明板
で構成された原稿置台、65,66および67はミラーであ
る。
第２図において、原稿置台64上に読取りに係る面を下
向きにして載置された原稿69に対し、原稿照明ランプ61
およびミラー65が走査し、原稿面からの反射光がミラー
群を介してズームレンズ62に導かれ、CCD63上に結像さ
れて電気信号に変換される。
向きにして載置された原稿69に対し、原稿照明ランプ61
およびミラー65が走査し、原稿面からの反射光がミラー
群を介してズームレンズ62に導かれ、CCD63上に結像さ
れて電気信号に変換される。
第３図は画像出力手段８の一構成例を示す。
ここで、81Y,81M,81Cおよび81Kは、それぞれ、イエロ
ー用１次帯電器，マゼンタ用１次帯電器，シアン用１次
帯電器およびブラック用１次帯電器である。なお、以下
同様に図における添え字Y,M,CおよびＫは、それを付し
た符号を有する部材が、それぞれ、イエロー用，マゼン
タ用，シアン用およびブラック用であることを示すもの
とする。
ー用１次帯電器，マゼンタ用１次帯電器，シアン用１次
帯電器およびブラック用１次帯電器である。なお、以下
同様に図における添え字Y,M,CおよびＫは、それを付し
た符号を有する部材が、それぞれ、イエロー用，マゼン
タ用，シアン用およびブラック用であることを示すもの
とする。
82は画像データに対応して点滅するLEDアレー、83は
対応色の現像剤（トナー等）を付着させるための現像
器、84は転写帯電器、85はクリーナ、86は感光ドラムで
ある。
対応色の現像剤（トナー等）を付着させるための現像
器、84は転写帯電器、85はクリーナ、86は感光ドラムで
ある。
87は給紙カセット811に収納された記録媒体（以下複
写用紙という）811は１枚ずつ分離して取出すためのピ
ックアップローラ、812〜815は複写用紙の搬送経路に設
けた搬送ローラ対、816は記録済の複写用紙を排出する
ための搬送ベルト、88は排出口付近に設けられた定着ロ
ーラ、89は排出された複写用紙を積載するための排紙ト
レーである。
写用紙という）811は１枚ずつ分離して取出すためのピ
ックアップローラ、812〜815は複写用紙の搬送経路に設
けた搬送ローラ対、816は記録済の複写用紙を排出する
ための搬送ベルト、88は排出口付近に設けられた定着ロ
ーラ、89は排出された複写用紙を積載するための排紙ト
レーである。
第４図は本実施例に係る制御手順の一例を示し、本図
を用いて上記構成の動作を説明する。
を用いて上記構成の動作を説明する。
まず、電源スイッチ（図示せず）が投入されると、CP
U1は所定の初期設定ルーチン（ステップS1）を実行し、
定着ローラ88が所定の温度に達した後にキーボード４か
らの指令入力待状態となる（ステップS3）。
U1は所定の初期設定ルーチン（ステップS1）を実行し、
定着ローラ88が所定の温度に達した後にキーボード４か
らの指令入力待状態となる（ステップS3）。
操作者がキーボード１を用いて複写動作を指示する
と、CPU1は画像読取手段６を駆動して原稿画像を読取ら
せる（ステップS5）。この画像読取は色フィルタを切り
換えて４回行い、各色（イエロー，マゼンタ，シアン，
ブラック）毎に画像メモリ７に展開する。
と、CPU1は画像読取手段６を駆動して原稿画像を読取ら
せる（ステップS5）。この画像読取は色フィルタを切り
換えて４回行い、各色（イエロー，マゼンタ，シアン，
ブラック）毎に画像メモリ７に展開する。
次いで貨幣検知手段９を作動させ、画像メモリ７上の
画像データが貨幣もしくは有価証券でないかを検査する
（ステップS7）。本実施例では、例えば原稿置台64上の
読取可能エリアと画像メモリ７との記憶領域とのアドレ
ス対応がなされているものであれば、画像メモリ７上で
のデータ展開領域のサイズを基に原稿のサイズを認識
し、その結果をROM2等に予め格納してある貨幣等のサイ
ズと比較することにより検査を行うことができる。ま
た、原稿のカラースペクトル分布を、予め登録してある
データと比較することによって行うこともできる。
画像データが貨幣もしくは有価証券でないかを検査する
（ステップS7）。本実施例では、例えば原稿置台64上の
読取可能エリアと画像メモリ７との記憶領域とのアドレ
ス対応がなされているものであれば、画像メモリ７上で
のデータ展開領域のサイズを基に原稿のサイズを認識
し、その結果をROM2等に予め格納してある貨幣等のサイ
ズと比較することにより検査を行うことができる。ま
た、原稿のカラースペクトル分布を、予め登録してある
データと比較することによって行うこともできる。
そして、貨幣等のサイズに該当する場合、貨幣検知手
段は“1"を出力し、該当しない場合は“0"を出力する。
CPU1はこの出力が“0"の場合は画像出力手段８により画
像メモリ７上の画像をカラー画像として出力する（ステ
ップS11）。一方、“1"の場合は画像出力を禁止する
（ステップS13）。
段は“1"を出力し、該当しない場合は“0"を出力する。
CPU1はこの出力が“0"の場合は画像出力手段８により画
像メモリ７上の画像をカラー画像として出力する（ステ
ップS11）。一方、“1"の場合は画像出力を禁止する
（ステップS13）。
画像出力処理（ステップS11）では公知の静電プロセ
スに基づいて画像形成を行う。すなわち、感光ドラム86
を１次帯電器81で帯電させた後、感光ドラム86の回転に
同期してLEDアレイ82を画像データに対応させて点滅
し、静電潜像を形成する。この静電潜像は現像器83で現
像剤（トナー等）により現像され、転写帯電器84でピッ
クアップローラ87により給紙した複写用紙87に転写され
る。カラー画像の出力は上記プロセスをイエロー，マゼ
ンタ，シアン，ブラックの各色毎に行うことにより実現
される。そして、所定の色の現像が終了した後、複写用
紙810は搬送ベルト816により定着ローラに搬送されて熱
定着され、排紙トレー89に出力される。
スに基づいて画像形成を行う。すなわち、感光ドラム86
を１次帯電器81で帯電させた後、感光ドラム86の回転に
同期してLEDアレイ82を画像データに対応させて点滅
し、静電潜像を形成する。この静電潜像は現像器83で現
像剤（トナー等）により現像され、転写帯電器84でピッ
クアップローラ87により給紙した複写用紙87に転写され
る。カラー画像の出力は上記プロセスをイエロー，マゼ
ンタ，シアン，ブラックの各色毎に行うことにより実現
される。そして、所定の色の現像が終了した後、複写用
紙810は搬送ベルト816により定着ローラに搬送されて熱
定着され、排紙トレー89に出力される。
逆に、ステップS13の処理では、CPU1は画像出力手段
８を起動せず、従って複写が禁止されて出力がなされな
い。すなわち、原稿が貨幣等である場合には画像出力が
禁止されることになる。また、この処理に関連して、所
定のエラーメッセージの表示あるいは音声による警告を
行うようにすることもできる。
８を起動せず、従って複写が禁止されて出力がなされな
い。すなわち、原稿が貨幣等である場合には画像出力が
禁止されることになる。また、この処理に関連して、所
定のエラーメッセージの表示あるいは音声による警告を
行うようにすることもできる。
このように最終的に貨幣等の画像出力を禁止するため
には、上述のように画像出力手段８の動作を禁止するこ
とによる他に、それ以前に行うこともできる。例えば、
原稿面の走査は色毎の４回行われるが、その過程で原稿
サイズが明らかになれば、その時点でそれ以降の読取り
を禁止することにより画像出力が禁止されるようにして
もよい。
には、上述のように画像出力手段８の動作を禁止するこ
とによる他に、それ以前に行うこともできる。例えば、
原稿面の走査は色毎の４回行われるが、その過程で原稿
サイズが明らかになれば、その時点でそれ以降の読取り
を禁止することにより画像出力が禁止されるようにして
もよい。
また、画像出力手段８による複写動作後に出力が禁止
されるように構成することもできる。
されるように構成することもできる。
第５図はそのような実施例を示すもので、本実施例で
は、一旦画像形成が行われた複写用紙を装置の外部に出
力せずに、内部で裁断等による廃棄処分にするようにし
たものである。
は、一旦画像形成が行われた複写用紙を装置の外部に出
力せずに、内部で裁断等による廃棄処分にするようにし
たものである。
第５図は本実施例の主要部分の概略構成を示し、本実
施例においては、原稿の種類にかかわらず、第４図示の
実施例における複写用紙への画像転写までプロセスが進
む。そして、画像検知手段９の出力が“0"であった場
合、搬送ベルト816は第５図の実線の位置に設定され、
複写用紙810は搬送ベルト816により定着ローラ88に搬送
されて熱定着された後に排紙トレー89に出力される。一
方、画像検知手段の出力が“1"、すなわち原稿が貨幣等
であった場合には、搬送ベルト816は第５図中破線の位
置に設定される。すると、送られてきた複写用紙810は
ガイド100を通って裁断機101に送られ、ここで細かく裁
断され破棄されて、複写出力を得ることができない。
施例においては、原稿の種類にかかわらず、第４図示の
実施例における複写用紙への画像転写までプロセスが進
む。そして、画像検知手段９の出力が“0"であった場
合、搬送ベルト816は第５図の実線の位置に設定され、
複写用紙810は搬送ベルト816により定着ローラ88に搬送
されて熱定着された後に排紙トレー89に出力される。一
方、画像検知手段の出力が“1"、すなわち原稿が貨幣等
であった場合には、搬送ベルト816は第５図中破線の位
置に設定される。すると、送られてきた複写用紙810は
ガイド100を通って裁断機101に送られ、ここで細かく裁
断され破棄されて、複写出力を得ることができない。
以上の各実施例では、複写出力を制御する手段とし
て、画像出力手段８の動作を禁止したり、あるいは排出
を禁止するようにしたが、画像出力手段８の動作そのも
のを制御することにより貨幣等の複写物が使用に耐えな
いものにするようにしてもよい。
て、画像出力手段８の動作を禁止したり、あるいは排出
を禁止するようにしたが、画像出力手段８の動作そのも
のを制御することにより貨幣等の複写物が使用に耐えな
いものにするようにしてもよい。
第６図はそのような実施例に係る制御手順の一例を示
す。
す。
本例では、第４図におけるステップS13に代えて、ス
テップS23およびS25の処理を設けた。
テップS23およびS25の処理を設けた。
すなわち、貨幣検知手段９が貨幣もしくは有価証券等
を検知して“1"を出力すると、CPU1はこの出力“1"の場
合は画像メモリ７上のイエロー，マゼンタ，シアンの画
像とブラックの画像の各々の論理和を演算し、その結果
をブラックの画像とする（ステップS23）。次いで、画
像出力手段８によるモノクローム（単色）画像として出
力する（ステップS25）。
を検知して“1"を出力すると、CPU1はこの出力“1"の場
合は画像メモリ７上のイエロー，マゼンタ，シアンの画
像とブラックの画像の各々の論理和を演算し、その結果
をブラックの画像とする（ステップS23）。次いで、画
像出力手段８によるモノクローム（単色）画像として出
力する（ステップS25）。
このようにモノクローム画像を出力することによっ
て、偽造行為を行おうとする操作者にとっては単に複写
装置を用いることによる当該行為が不可能となる。
て、偽造行為を行おうとする操作者にとっては単に複写
装置を用いることによる当該行為が不可能となる。
なお、本実施例は、モノクローム画像の出力としてブ
ラック色の複写を行うものとしたが、イエロー，マゼン
タ，シアンの単色複写とすることもでき、あるいは偽造
行為が困難とするという見地より、少なくともフルカラ
ーの忠実な複写がなされないようにするのであればいか
なる態様の画像出力手段８の制御も可能である。また、
前述した読取り走査の終了に至る前に貨幣等が検知され
たときに、それまでのメモリ７上の記憶内容で複写を行
うように制御しても、フルカラー複写がなされないので
同様に有効である。
ラック色の複写を行うものとしたが、イエロー，マゼン
タ，シアンの単色複写とすることもでき、あるいは偽造
行為が困難とするという見地より、少なくともフルカラ
ーの忠実な複写がなされないようにするのであればいか
なる態様の画像出力手段８の制御も可能である。また、
前述した読取り走査の終了に至る前に貨幣等が検知され
たときに、それまでのメモリ７上の記憶内容で複写を行
うように制御しても、フルカラー複写がなされないので
同様に有効である。
以上述べた各実施例においては、貨幣等であるか否か
の検出を原稿サイズに基づいて行うようにしたが、その
ような検出はいかなる形態の手段を用いて行うようにし
てもよいのは勿論である。
の検出を原稿サイズに基づいて行うようにしたが、その
ような検出はいかなる形態の手段を用いて行うようにし
てもよいのは勿論である。
例えば、自動販売機等において用いられる貨幣の一部
または全体の磁気パターンを読取る手段を設け、当該パ
ターンを予め格納してあるパターンと比較を行うものと
してもよい。この場合には、原稿置台64に設けられて原
稿69を覆う原稿カバーに磁気ヘッドを具備した構成、あ
るいは原稿の自動搬送装置（ADF）等を具えた複写装置
であれば当該搬送経路上に磁気ヘッドを具備した構成と
することもできる。
または全体の磁気パターンを読取る手段を設け、当該パ
ターンを予め格納してあるパターンと比較を行うものと
してもよい。この場合には、原稿置台64に設けられて原
稿69を覆う原稿カバーに磁気ヘッドを具備した構成、あ
るいは原稿の自動搬送装置（ADF）等を具えた複写装置
であれば当該搬送経路上に磁気ヘッドを具備した構成と
することもできる。
また、貨幣等の一部あるいは全体の画像パターンを読
取り、これを予め格納してあるパターンと比較するよう
にすることもできる。この読取りは、上述のようなディ
ジタル複写機形態の装置であれば画像読取手段６による
読取り動作をそのまま用いればよいし、それ以外であれ
ば原稿カバーあるいはATF等の搬送経路上に読取りヘッ
ドを設けておけばよい。あるいは原稿カバーに照射手段
を設け、すかしのパターンを読取って比較を行うように
してもよい。
取り、これを予め格納してあるパターンと比較するよう
にすることもできる。この読取りは、上述のようなディ
ジタル複写機形態の装置であれば画像読取手段６による
読取り動作をそのまま用いればよいし、それ以外であれ
ば原稿カバーあるいはATF等の搬送経路上に読取りヘッ
ドを設けておけばよい。あるいは原稿カバーに照射手段
を設け、すかしのパターンを読取って比較を行うように
してもよい。
さらに、本発明は、画像出力手段８の形態に関わりな
く適用できるのは勿論である。例えば、上例では感光ド
ラム上に静電潜像を形成するためにLEDアレーを用いた
構成としたが、レーザビームその他を用いるものであっ
てもよく、さらにはそれらのような電子写真方式のもの
に限られず、種々方式を用いるものであってもよい。
く適用できるのは勿論である。例えば、上例では感光ド
ラム上に静電潜像を形成するためにLEDアレーを用いた
構成としたが、レーザビームその他を用いるものであっ
てもよく、さらにはそれらのような電子写真方式のもの
に限られず、種々方式を用いるものであってもよい。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、再生用処理の
対象になっている画像についての確実な判断が可能とな
る。例えば、悪意の操作者が判断手段による判断を妨げ
ようとして、入力される電気的画像信号に細工を施す等
妨害をすることが考えられるが、本発明では画像再生は
同じ電気的画像信号から行われるので、判断だけを妨害
することを防止できる。すなわち妨害がある場合には、
正常な画像再生を不可能とすることができる。
対象になっている画像についての確実な判断が可能とな
る。例えば、悪意の操作者が判断手段による判断を妨げ
ようとして、入力される電気的画像信号に細工を施す等
妨害をすることが考えられるが、本発明では画像再生は
同じ電気的画像信号から行われるので、判断だけを妨害
することを防止できる。すなわち妨害がある場合には、
正常な画像再生を不可能とすることができる。
さらに、例えば画像再生を一旦行ったものを、判断手
段による判断結果により消去することで画像再生を妨げ
る構成では、消去を行うための構成を悪意の操作者が細
工する（取り去る、消去できないようにする）ことによ
り消去が実行できなくなるというリスクがあるが、本発
明では判断手段による判断結果に従い、電気的画像信号
により再生される画像を複写物として使用に耐えないも
のとすべく処理手段は前記電気的画像信号を処理する構
成を有するので、悪意の操作者に細工を許すような消去
の構成を用いる必要がない。
段による判断結果により消去することで画像再生を妨げ
る構成では、消去を行うための構成を悪意の操作者が細
工する（取り去る、消去できないようにする）ことによ
り消去が実行できなくなるというリスクがあるが、本発
明では判断手段による判断結果に従い、電気的画像信号
により再生される画像を複写物として使用に耐えないも
のとすべく処理手段は前記電気的画像信号を処理する構
成を有するので、悪意の操作者に細工を許すような消去
の構成を用いる必要がない。
従って、妨害に強い装置を提供することができる。
第１図は本発明の第１実施例に係る複写装置のブロック
図、 第２図は第１図における画像読取手段の一構成例を示す
模式的側面図、 第３図は画像出力手段の一構成例を示す模式的側面図、 第４図は本実施例による制御手順の一例を示すフローチ
ャート、 第５図は複写出力を禁止する手段の第２実施例の主要部
分の概略構成図、 第６図は本発明の第３の実施例に係る制御手順の一例を
示すフローチャートである。 １……CPU、 ２……ROM、 ３……RAM、 ４……キーボード、 ５……キーボードインターフェース、 ６……画像読取手段、 ７……画像メモリ、 ８……画像出力手段、 ９……貨幣検知手段、 10,11……バス、 61……原稿照明ランプ、 63……CCD、 64……原稿置台、 69……原稿、 81……１次帯電器、 82……LEDアレー、 83……現像器、 86……感光ドラム、 88……定着ローラ、 101……裁断機、 810……複写用紙、 816……搬送ベルト。
図、 第２図は第１図における画像読取手段の一構成例を示す
模式的側面図、 第３図は画像出力手段の一構成例を示す模式的側面図、 第４図は本実施例による制御手順の一例を示すフローチ
ャート、 第５図は複写出力を禁止する手段の第２実施例の主要部
分の概略構成図、 第６図は本発明の第３の実施例に係る制御手順の一例を
示すフローチャートである。 １……CPU、 ２……ROM、 ３……RAM、 ４……キーボード、 ５……キーボードインターフェース、 ６……画像読取手段、 ７……画像メモリ、 ８……画像出力手段、 ９……貨幣検知手段、 10,11……バス、 61……原稿照明ランプ、 63……CCD、 64……原稿置台、 69……原稿、 81……１次帯電器、 82……LEDアレー、 83……現像器、 86……感光ドラム、 88……定着ローラ、 101……裁断機、 810……複写用紙、 816……搬送ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−229572（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−170864（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−60673（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−76577（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】電気的画像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に応じた
画像を再生すべく、該電気的信号を処理する処理手段
と、 前記入力手段により入力された電気的画像信号に基づ
き、該電気的画像信号によって表される画像が再生を禁
じられている特定画像であるか判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果に従い、前記電気的画像信
号により再生される画像を複写物として使用に耐えない
ものとすべく前記処理手段は前記電気的画像信号を処理
することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (19)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63114801A JP2904492B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 画像処理装置 |
| CA000599693A CA1329826C (en) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Image processing apparatus |
| EP92203528A EP0529744B1 (en) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Image processing apparatus |
| DE68917513T DE68917513T2 (de) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Gerät zur Bildherstellung. |
| DE68927410T DE68927410T2 (de) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Gerät zur Bildherstellung |
| ES92203530T ES2089377T3 (es) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Aparato para el proceso de imagenes. |
| EP89304857A EP0342060B1 (en) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Image processing apparatus |
| EP92203529A EP0529745B1 (en) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Image processing apparatus |
| ES89304857T ES2059742T3 (es) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Aparato para el proceso de imagenes. |
| ES92203528T ES2093767T3 (es) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Aparato para el proceso de imagenes. |
| DE68927442T DE68927442T2 (de) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Gerät zur Bildherstellung |
| DE68926912T DE68926912T2 (de) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Gerät zur Bildherstellung |
| EP92203530A EP0529746B1 (en) | 1988-05-13 | 1989-05-12 | Image processing apparatus |
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| US08/181,068 US5434649A (en) | 1988-05-13 | 1994-01-14 | Device and method for controlling a color image processing apparatus in which a predetermined pattern can be identified in an original |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63114801A JP2904492B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 画像処理装置 |
Related Child Applications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2904492B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| EP0665477B1 (en) * | 1989-02-10 | 1999-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for image reading or processing |
| JPH06152948A (ja) * | 1992-10-31 | 1994-05-31 | Minolta Camera Co Ltd | 画像処理装置 |
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| US7193744B2 (en) | 2000-01-31 | 2007-03-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming system and its control method |
Family Cites Families (1)
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-
1988
- 1988-05-13 JP JP63114801A patent/JP2904492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1670232A2 (en) | 2004-12-13 | 2006-06-14 | Ricoh Company, Ltd. | Detecting and protecting a copy guarded document |
| US7599081B2 (en) | 2004-12-13 | 2009-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Detecting and protecting a copy guarded document |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01285977A (ja) | 1989-11-16 |
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| JPH06113053A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH06261163A (ja) | 複写装置 | |
| JPH04362969A (ja) | カラーセンサを備える複写機 | |
| JPH08251394A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
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