JP3751874B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、不適法な複写等を防止することが可能な両面印刷機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の高画質化に伴って、入力される画像データの再現性が向上しており、ディジタルカメラ等によって得られた画像データや、様々なタイプの原稿について再現性の高い複写等の画像形成処理を行うことが可能となった。
【0003】
ところが、原稿等についての複写の再現性が高まると、一見しただけでは複写物と原本との区別が不可能な程に両者の外観が近似することから、複写物と原本との間で混同が生じることもあり、中には悪意によって複写物と原本との間に混同を生じさせ不当な利益を得ようとする者が現れることもあった。特に、両面印刷が可能な高性能のカラー画像形成装置が広く普及している今日では、両面印刷を用いて紙幣等が不正に複写されることで、偽造紙幣等が大量に生産されることもあり、画像形成装置が高性能化したがゆえに新たな問題が生じるため、高性能化した画像形成装置の悪用をいかに防止するかが重要な課題となった。
【0004】
また、法律においてもこのような事態を想定して、紙幣や有価証券等の所定の物について複製等を禁止しているものの、実際上紙幣や有価証券等の不正複写等を抑制することは容易なことではなかった。
【0005】
そこで、前記不正複写等の防止のために、紙幣や有価証券等のように複写等が禁止されており複写等をすべきでない物の画像データを特定画像データとして特定画像認識回路等に格納するとともに、画像形成が行われる画像データにこの特定画像データが所定量以上含まれているか否かをこれらの画像データを照合することによって調べるとともに特定画像データが所定量以上含まれていると判断した場合には、当該画像データについては、印刷処理等の画像形成処理を行わない画像形成装置が開発されていた。
【0006】
図4は、従来の両面印刷が可能な画像形成装置の画像読取部の構成の一例を示している。この画像形成装置の画像読取部には、用紙を載置する原稿台811と、原稿台811面に対して所定の位置関係をもって原稿台811上に原稿を供給する両面自動原稿搬送装置812と、原稿台811に載置された原稿の画像データを読み取る画像読取部810と、が備えられている。
【0007】
両面自動原稿搬送装置812は、まず、原稿の一方の面が原稿台811の所定の原稿読取位置において画像読取部810と対向するように原稿を搬送し、原稿の一方の面についての画像データの読取が完了した後に、この原稿を反転するとともに該原稿の他方の面を画像読取部810に対向させた状態で再び原稿台811上に搬送し、該原稿について両面の画像読取を行い、該原稿の画像読取が終了した後に、該原稿を画像読取部から排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行する。
【0008】
この構成において、片面ずつ原稿を読み取り、片面の原稿を読み取る毎に読み取った画像データについての画像形成処理を行っているところ、前記特定画像が画像形成される画像データに含まれているか否かの判断は片面の画像データの読取と、該画像データについての画像形成処理との間に行われる。
【0009】
これにより、画像形成処理される画像データに画像形成すべきでない特定画像データが含まれている場合には、この画像データについて画像形成処理が行われることがないため、複写等が禁止されている原稿が複写等されることを防止することが可能となった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図4に示した画像形成装置を含め従来の画像形成装置では、両面印刷等の場合においても、とりあえず最初に読み取った一方の面の画像データに特定画像データが無いと判断された場合には、この面の画像データについて画像形成処理を行い、その後に、他方の面の画像データの読取及び該他方の面についての特定画像データの照合を行うため、たとえ該他方の面の画像データに特定画像データが含まれていることが検出されたときでも、その時点で最初に読み込みを行った前記一方の面の画像データについて画像形成処理は既に完了していることになる。
【0011】
つまり、前記他方の面に特定画像データが含まれていることを認識した時点で、この原稿についての印刷作業を停止したとしても、既に用紙には前記一方の面の画像データが印刷されており、本来両面に印刷されるべきであったところ片面のみにしか印刷がされていないという不完全な状態の用紙が発生し、印刷資源の無駄が発生することになる。
【0012】
さらには、通常原稿の一方の面の画像データに特定画像データが含まれているときには、その反対の面も複写等すべきでない内容である可能性が高く、この原稿自体が複写等すべきでないものである場合が多いといえるが、特定画像データとの照合で、一方の面の画像データの画像パターン等の特徴を把握することが困難であったり、前記特定画像認識回路等に原稿の片面分の特定画像データしか記憶されていない等の理由により、一方の面について特定画像データと画像パターンが同一・類似ではないと判断された場合には、当該一方の面についての複写を防止することができないことになり不都合である。
【0013】
例えば、一部の紙幣においては片面しかその画像データが特定画像データとして登録されていないものもあり、このような場合には、本来複写されるべきでない該紙幣の他方の面の偽造等は防止できないことになる。
【0014】
この発明の目的は、用紙の両面に画像形成処理を行う際に、不必要な画像形成処理が行われることを防止するとともに、不適法な複写等を確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は以下の構成を備えている。
【0016】
(1)原稿の両面の画像データを読み取る原稿両面読取機構と、画像形成すべきでない画像データを特定画像データとして記憶する特定画像格納部と、該原稿両面読取機構が読み取った画像データ及び特定画像格納部が記憶する特定画像データを照合し該画像データについての画像形成処理の可否を判断する判断手段と、を備えた画像形成装置であって、
前記判断手段は、原稿の両面の画像データについて前記照合が完了した後に、該原稿の画像データに係る画像形成処理の可否を判断し、
前記原稿両面読取機構は、原稿読取状態についての設定内容にかかわらず、常に原稿の両面の画像データを読み取って前記判断手段に供給することを特徴とする。
【0017】
この構成においては、画像形成装置の判断手段が、例えば、原稿の両面についての複写を行うときに、該原稿が複写されるべきでない内容を含むものか否かの決定が、該原稿の一方の面及び他方の面について紙幣や有価証券に係る画像データ等の特定画像データが含まれていないかの照合が完了した後に該照合の結果に基づいて行われる。すなわち原稿の両面についての該照合が完了した後に該原稿について画像形成処理を行うか否かが決定されることから、原稿のいずれか一方の面のみに前記特定画像データが含まれる場合に、該特定画像データが含まれていない他方の面についての照合結果のみに基づいて画像形成処理の可否についての決定がされることが防止され、常に原稿の両方の面の内容を参酌した上での妥当な画像形成処理の可否についての判断が行われる。
さらに、原稿両面読取機構は、例えばユーザによって片面のみの印刷を行う旨の設定がされている場合においても、常に、原稿の両方の面の画像データを読み込み、いずれかの面に特定画像データが含まれていないかの照合を行うべく読み込んだ該原稿両面の画像データを判断手段に供給することから、常に原稿の両面の画像データが特定画像データと照合されることになるため、原稿の片面の画像データのみによって該原稿の画像データの画像パターン等の特徴の認識が容易でないときにおいても、両面の画像データの画像パターン等の特徴を用いて、より正確に特定画像データとの照合が行われる。
【0018】
(2)前記判断手段は、少なくとも原稿のいずれか一方の面に前記特定画像データが存在することを認識したときには、該原稿の画像データについての一切の画像形成処理を許可しないことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、原稿のいずれか一方の面において特定画像データが含まれる場合には、該特定画像データが含まれない他方の面を含め、当該原稿についての一切の画像形成処理を行わないことから、両面印刷がされるべきところ片面のみしか印刷がされないといった不完全な用紙が発生することが防止され、用紙の無駄が抑制されるとともに、一方の面についてしかその画像データが特定画像データとして登録されていない本来複写等すべきでない原稿についての複写等が防止される。
【0022】
(3)前記原稿両面読取機構は、画像データが読み取られるべき原稿の両面のそれぞれに対向して配置される第1の原稿読取部及び第2の原稿読取部であるとともに、第1の原稿読取部及び第2の原稿読取部によって原稿の両面の画像データを原稿搬送経路を原稿が1回通過する間に読み取ることを特徴とする。
【0023】
この構成においては、第1の原稿読取部と第2の原稿読取部との間を原稿が1回通過する際に、第1の原稿読取部で該原稿の一方の面の画像データが読み取られるとともに、略同時に第2の原稿読取部で該原稿の他方の面の画像データが読み取られることになり、原稿の両面の画像データを読み取るために要する時間が短縮され、作業の高速化が図られる。
【0024】
(4)前記判断手段が、画像形成処理を許可しない旨の判断をしたときに、ユーザに対してその旨を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
この構成においては、画像形成処理が行われない理由が紙幣又は有価証券等の特定画像データであることが明確にユーザに対して伝えられ、例えば紙幣又は有価証券等の特定画像の複写等が違法行為であることを知らない善意のユーザに対して注意を促すことになり、また、違法行為であることを知りつつ故意に当該複写等を行っている悪意のユーザに対して警告を発することになるため、紙幣の偽造等の行為が抑制される
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の画像形成装置を説明する。
【0027】
図1は、本発明の画像形成装置としてのディジタルカラー複写機1の構成を示す図である。ディジタルカラー複写機1は、原稿の搬送を行うとともに該原稿の読取を行う画像読取部2、画像読取部2で読み取られた原稿の画像データ等に基づいて所定の複写、印刷等の画像形成処理を行う画像形成部3、及び画像形成部3に用紙を供給する給紙部4を備えている。なお、ディジタルカラー複写機1の上部には、図示しない操作パネルが設けられている。
【0028】
画像読取部2は、原稿が載置される原稿台5を挟んで下側の下部筐体111、上側の上部筐体112、及び原稿排紙トレイ113で構成されており、下部筐体111と上部筐体112とに各々原稿の画像を読み取るためのCCDラインセンサ116を含む第1の原稿読取部6とCISラインセンサ115を含む第2の原稿読取部7とが設けられている。
【0029】
この画像読取部2では、CCDラインセンサ116を用いて原稿を静止させた状態で画像データを読み取る静止読取モード、CISラインセンサ115を用いて原稿を搬送させながら画像データを読み取る走行読取モード、及びCCDラインセンサ116とCISラインセンサ115とを用いて、原稿を搬送させながら原稿の両面を読み取る両面モードによる画像読取が可能である。
【0030】
また、上部筐体112は、OCマット114、原稿トレイ110、CISラインセンサ115、及び同図中紙面に垂直に配置されている原稿台5の奥側端部に設けられた図示しないヒンジ機構を備えている。そして上部筐体112は、該ヒンジ機構を支点として下部筐体111に対して揺動自在となっており、原稿台5表面を開放状態又は閉塞状態のいずれかの状態にする。
【0031】
上部筐体112に設けられた第2原稿読取部7は、原稿の搬送を行う原稿搬送部7a、原稿の両面を略同時に読み取るイメージセンサ部9、及び読み取られた原稿の排出を行う原稿排出部7bを備えており、原稿搬送部7aによって搬送された原稿は、原稿搬送路を通ってイメージセンサ部9で両面の画像データを読み取られ、その後原稿排出部7bから画像読取部2の外部へ排出される。
【0032】
下部筐体111に設けられた第1の原稿読取部6は、主にCCDラインセンサ116により構成されている。ここで、CCDラインセンサ116、CISラインセンサ115はともに原稿面からの反射光像を順次光電変換して電気信号として出力する。CCDラインセンサ116は、白黒画像又はカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することができる3ラインのカラーCCDである。このCCDラインセンサ116により、電気信号に変換された原稿の画像データは、後述する画像処理部に転送されて所定の画像処理が施される。
【0033】
ここでは、本発明をより効果的に実施するために両面同時読取が可能な画像読取部2を原稿両面読取機構として用いているが、両面同時読取の機能は本発明にとって必須の機能ではなく、スイッチバック等により順次片面ずつ読み取る画像読取部を本発明の原稿両面読取機構として用いることもできる。
【0034】
給紙部4は、用紙トレイ内に積載収容されている記録媒体としての用紙Pを1枚ずつ分離して画像形成部3に供給する。この際用紙Pは、画像形成部3の手前に配置されたレジストローラ212により所定のタイミングで画像形成部3に搬送される。なお、両面印刷時において、片面に所定の画像が定着された用紙Pがスイッチバック搬送路221を経由して再度画像形成部3に搬送される場合にも、同様にレジストローラ212により画像形成部3への搬送のタイミングについて制御されることになる。
【0035】
画像形成部3は、所定の露光工程を行うレーザスキャナユニット227(227a〜227d)及び各色毎に同一構造の画像形成ステーションPa〜Pdが設けられており、レーザスキャナユニット227(227a〜227d)及び各画像形成ステーションPa〜Pdによって用紙Pに対して電子写真方式の画像形成処理が行われる。そして画像形成ステーションPa〜Pdはそれぞれ、像担持体としての感光体ドラム222(222a〜222d)、感光体ドラム222(222a〜222d)表面を一様に帯電する帯電器223(223a〜223d)、現像工程を行う現像装置224(224a〜224d)、転写工程を行う転写用放電器225(225a〜225d)、及び清掃工程を行う清掃装置226(226a〜226d)を備えている。
【0036】
画像形成ステーションPa〜Pdの下方には、転写搬送ベルト機構8が配置されている。転写搬送ベルト機構8は、駆動ローラ214と従動ローラ215と駆動ローラ214及び従動ローラ215に張架された転写搬送ベルト216とを備えており、転写搬送ベルト216が矢印Zの方向に回転することにより画像形成部3に搬送される用紙Pを静電吸着により保持しつつ下流側へと導く。
【0037】
さらに、給紙部4から排紙トレイ220までの用紙搬送路における転写搬送ベルト機構8の下流側には、用紙P上に形成された未定着のトナー像を用紙P上に定着させる定着装置217が配置されている。この定着装置217の下流側には、搬送方向切り換えゲート218、排出ローラ219及びディジタルカラー複写機1の外壁に取り付けられている排紙トレイ220が備えられている。
【0038】
切り換えゲート218は、トナー像が定着された用紙Pの搬送経路を、排出ローラ219又はスイッチバック搬送路221のいずれかの方向に選択的に切り換える。
【0039】
ここで、入力された原稿のカラー画像データを忠実に再現するため、レーザスキャナユニット227aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、レーザスキャナユニット227bにはカラー画像原稿のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザスキャナユニット227cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、レーザスキャナユニット227dにはカラー画像原稿のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
【0040】
これにより、色変換された原稿画像データに対応する静電潜像が各感光体ドラム222(222a〜222d)上に形成される。そして、現像装置224aには黒色のトナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置224dにはイエロー色のトナーが、それぞれ収容されており、感光体ドラム222(222a〜222d)上の静電潜像は、これらの各色のトナーにより現像される。これにより、画像読取部2で読み取られた原稿の画像データが、各色のトナー像を合成することにより忠実に再現される。
【0041】
また、第1の画像形成ステーションPaの上流側には吸着用帯電器228が設けられており、この吸着用帯電器228により、上述のように転写搬送ベルト216の表面が帯電されるため、給紙部4から画像形成部3に供給された用紙Pは、転写搬送ベルト216上に確実に吸着された状態で、最も上流側に位置する画像形成ステーションPaと最も下流側に位置する画像形成ステーションPdとの間をずれることなく搬送されることになる。
【0042】
一方、画像形成ステーションPdと定着装置217との間で、駆動ローラ214に対向する位置に除電器229が設けられている。この除電器229には、搬送ベルト216に静電吸着されている用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が印可されている。
【0043】
このディジタルカラー複写機1の構成において、用紙Pは、給紙カセットから送り出され給紙部4の給紙搬送経路のガイド内に供給される。このとき搬送中の用紙Pの先端部分が所定のセンサによって検知され、このセンサから出力される検知信号に基づいてレジストローラ212が動作する。
【0044】
そして、用紙Pは各画像形成ステーションPa〜Pdの画像形成処理とのタイミングをとって、転写搬送ベルト216上に案内される。各画像形成ステーションPa〜Pdにおいては各色についての画像形成処理が行われ、用紙上に各色のトナー像がそれぞれ形成され、転写搬送ベルト216により静電吸着されて搬送されつつ用紙Pの形成されるべき各色のトナー像が重ね合わされる。
【0045】
最も下流側に位置する画像形成ステーションPdによる画像形成処理が完了すると、用紙Pは除電用放電器229により転写搬送ベルト216上から剥離され、定着装置217へと導かれる。トナー像が定着された用紙Pは、その後切り換えゲート218によりスイッチバック搬送路221又は排出ローラ219のいずれかの方へと案内され、用紙Pが排出ローラ219に案内されたときには、そのまま排紙トレイ220上へと排出され、用紙Pがスイッチバック搬送路221に案内されたときには、両面印刷を行うべく用紙Pは、表裏面を反転された後再びレジストローラ212へと導かれる。
【0046】
なお、上述の説明ではレーザスキャナユニット227(227a〜227d)によって、レーザビームを走査して露光することにより、感光体ドラム222(222a〜222d)表面に原稿の画像データに係る静電潜像を形成する構成をとっているが、必要に応じて、レーザスキャナユニット227(227a〜227d)の代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いることも可能である。LEDヘッドはレーザスキャナユニット227に比較してサイズが小さく、また可動部分がなく無音であるため、複数個の露光用のユニットを必要とするタンデム方式のディジタルカラー複写機等に適しているといえる。
【0047】
本発明は、上述のディジタルカラー複写機1のように原稿のカラー画像データを忠実に再現できる両面印刷が可能な画像形成装置において、法律上の理由等で複写等が禁止されている原稿についての画像形成処理を制限の効果的に行うことを特徴としている。
【0048】
図2は、本実施形態の特定画像認識についてのシステムブロック図である。原稿搬送部7aは、原稿トレイ110内の原稿をイメージセンサ部9に搬送し、原稿排出部7bは、イメージセンサ部9で画像データを読み込んだ原稿を排出する。
【0049】
イメージセンサ部9は、原稿の画像信号を読み取るCCDラインセンサ116、CISラインセンサ115を備えており、それぞれのラインセンサが原稿の各面の画像データを読み取る機能を有している。
【0050】
画像処理部10は、画像信号を一時格納しておく画像メモリ11、紙幣や有価証券等の法律により複写等が禁止されている画像形成処理すべきでない画像データを特定画像データとして記憶する特定画像格納部17、原稿の画像データと特定画像データとを照合することによって、すなわち特定画像認識パターンのマッチングによって、原稿の画像データにおける特定画像データの認識率を検出する特定画像認識部12、RGBの画像信号をディジタル処理しCMYKに展開する信号処理部13、及び、特定画像認識部12が検出した認識率に基づいて該原稿の画像データが特定画像データと同一又は類似であるかどうかの判断をするとともに画像形成を行うか否かの決定をして該決定の内容を示す信号を画像形成部3の画像形成制御部15に出力する判断部14を備えている。なお、本発明の判断手段は、特定画像認識部12及び判断部14によって構成される。
【0051】
画像形成部3は、画像形成部3のシステム制御等を行う画像形成制御部15、ユーザがディジタルカラー複写機1の操作を行ったり、動作状況を確認するための表示/操作パネルユニット16、用紙カセットから給紙を行う給紙部4、信号処理部13から送られたCMYKの画像データに基づいて感光体ドラム222表面に静電潜像を形成するレーザスキャナユニット227、感光体ドラム222表面の静電潜像をトナーで現像する画像形成ステーションPa〜Pd、用紙を静電吸着するとともに現像された画像を用紙に転写する転写搬送ベルト機構8、用紙上に転写現像されたトナーを定着させる定着装置217、トナー像が定着された用紙を表裏反転させ、再び画像形成ステーションPa〜Pdに導くスイッチバック機構221を備えている。
【0052】
図3は、本発明の判断部14が行う特定画像認識動作のフローチャートである。
【0053】
まず、ディジタルカラー複写機1のCPUは、原稿搬送部7aを介してイメージセンサ部9に原稿を搬送し(s1)、イメージセンサ部9において該原稿の両面の画像データを読み取らせる(s2、s3)。
【0054】
このとき、イメージセンサ部9のCCDラインセンサ116とCISラインセンサ115とは、略同時にそれぞれ原稿の表裏の画像データを読み取るが、この読取作業は、画像形成装置1の設定内容にかかわらす常にCCDラインセンサ116とCISラインセンサ115とにより原稿の両面を読み取ることにより行われる。すなわち、ユーザが両面印刷ではなく片面印刷をする旨の設定を行っている場合であっても、ディジタルカラー複写機1のCPUは画像形成制御部15に対して自動的に両面の画像データを読み取るように指示をすることになる。これは、原稿の画像データの中に特定画像データが含まれているか否かの判断である特定画像認識を、両面の画像データで判断することにより、より確実に原稿の画像データの画像パターンを把握し、特定画像データの検出を正確に行うためである。このように、片面印刷又は両面印刷のいずれを行うかにかかわらず両面の特定画像認識を行うことにより、特定画像データを含む原稿の偽造防止をより確実に行うことができる。
【0055】
イメージセンサ部9のCCDラインセンサ116からの画像データ信号は直接画像処理部10の信号処理部13と特定画像認識部12に送信させ、CISラインセンサ115から画像データ信号は一旦、画像メモリ11に格納する(s4)。
【0056】
次に、特定画像認識回路に送られたCCDラインセンサ116からの画像データと、予め特定画像データ格納部17に格納された、例えば紙幣や有価証券等の特定画像データとの画像のパターンマッチングを特定画像認識部12に行わせる(s5)。
【0057】
CCDラインセンサ116からの画像データ信号のマッチング終了後、続けて画像メモリ11に格納しているCISラインセンサ115からの画像データとのパターンマッチングを行わせる(s6)。
【0058】
パターンマッチングの結果は、特定画像認識の認識率として特定画像認識部12から判断部14に対して送られるが、判断部14に該特定画像認識の認識率に基づいた画像形成処理の可否の決定をさせる(s5、s6)。この際、CCDラインセンサ116からの画像データ信号の認識率及びCISラインセンサ115からの画像データ信号の認識率の両方、もしくはどちらかについて、判断部14が規定している一定の認識率を超えていると判断された場合には、画像形成処理不可の判断がされる。
【0059】
ディジタルカラー複写機1のCPUは、この判断部14による画像形成処理に関する判断を、判断信号として判断部14から画像形成制御部15に送信させる(s10)。当該判断信号が画像形成部3に対して送られると、画像形成部3による画像形成処理の停止を行う(s11)とともに、表示/操作パネルユニット16にユーザに対しての所定のメッセージを表示させる(s12)。この際表示/操作パネルユニット16は、例えば当該原稿を印刷する行為が違法行為であり、法律上の理由により当該原稿の印刷を行うことは出来ない旨を表示するようにすればよい。
【0060】
本実施形態において、画像処理部10が備える特定画像認識部12は1つであるため、原稿の両面の画像データについてパターンマッチングをすることができず、原稿の一方の面の画像データは、一旦画像メモリ11に格納し、片面ずつ順番に特定画像データの認識を行っているが、各面に対応した特定画像認識部12を2つ設け、原稿のそれぞれの面のパターンマッチングを別箇独立して行うようにすると、画像メモリ11は不要となり、より高速な処理が可能となる。
【0061】
なお、判断部14により、画像形成処理を行うべき旨の決定がされた場合には、画像形成制御部に通常の画像形成処理を実行させる。この場合には、原稿の一方の面の印刷を行うために、給紙部4による給紙処理(s7)、画像処理部10による原稿の画像データの画像処理(s8)、及び画像形成部3による所定の画像形成処理(s9)を行う。
【0062】
この後、両面印刷を行うか否かを判断し(s13)、両面印刷を行う場合には他方の面も上記と同様に印刷されることになる(s14〜s16)。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0064】
(1)画像形成装置の判断手段が、例えば、原稿の両面についての複写を行うときに、該原稿が複写されるべきでない内容を含むものか否かの決定を、該原稿の一方の面及び他方の面に係る紙幣や有価証券に係る画像データ等の特定画像データが含まれていないかの照合が完了した後に該照合の結果に基づいて行うこと、すなわち原稿の両面についての該照合が完了した後に該原稿について画像形成処理を行うか否かを決定することから、原稿のいずれか一方の面のみに前記特定画像データが含まれる場合に、該特定画像データが含まれていない他方の面についての照合結果のみに基づいて画像形成処理の可否についての決定がされることを防止でき、常に原稿の両方の面の内容を参酌した上での妥当な画像形成処理の可否についての判断を行うことができる。
【0065】
(2)原稿のいずれか一方の面において特定画像データが含まれる場合には、該特定画像データが含まれない他方の面を含め、当該原稿についての一切の画像形成処理を行わないことから、両面印刷がされるべきところ片面のみしか印刷がされないといった不完全な用紙が発生することを防止し、用紙の無駄を抑制することができるとともに、一方の面についてしかその画像データが特定画像データとして登録されていない本来複写等すべきでない原稿についての複写等を防止することができる。
【0066】
(3)原稿両面読取機構は、例えばユーザによって片面のみの印刷を行う旨の設定がされている場合においても、常に、原稿の両方の面の画像データを読み込み、いずれかの面に特定画像データが含まれていないかの照合を行うべく読み込んだ該原稿両面の画像データを判断手段に供給することから、常に原稿の両面の画像データが特定画像データと照合することになるため、原稿の片面の画像データのみによって該原稿の画像データの画像パターン等の特徴を認識することが容易でないときにおいても、両面の画像データの画像パターン等の特徴を用いて、より正確に特定画像データとの照合を行うことができる。
【0067】
(4)第1の原稿読取部と第2の原稿読取部との間を原稿が1回通過する際に、第1の原稿読取部で該原稿の一方の面の画像データが読み取られるとともに、略同時に第2の原稿読取部で該原稿の他方の面の画像データが読み取られることになり、原稿の両面の画像データを読み取るために要する時間を短縮でき、作業の高速化を図ることができる。
【0068】
(5)画像形成処理が行われない理由が紙幣又は有価証券等の特定画像データであることが明確にユーザに対して伝えられ、例えば紙幣又は有価証券等の特定画像の複写等が違法行為であることを知らない善意のユーザに対して注意を促すことになり、また、違法行為であることを知りつつ故意に当該複写等を行っている悪意のユーザに対して警告を発することになるため、紙幣の偽造等の行為を抑制することができる。
【0069】
よって、用紙の両面に画像形成処理を行う際に、不必要な画像形成処理が行われることを防止するとともに、不適法な複写等を確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタルカラー複写機の構成を示す図である。
【図2】ディジタルカラー複写機のシステムブロック図である。
【図3】ディジタルカラー複写機の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−ディジタルカラー複写機
2−画像読取部
3−画像形成部
4−給紙部
5−原稿台
6−第1の原稿読取部
7−第2の原稿読取部
8−転写搬送ベルト機構
9−イメージセンサ部
111−下部筐体
112−上部筐体

Claims (4)

  1. 原稿の両面の画像データを読み取る原稿両面読取機構と、画像形成すべきでない画像データを特定画像データとして記憶する特定画像格納部と、該原稿両面読取機構が読み取った画像データ及び特定画像格納部が記憶する特定画像データを照合し該画像データについての画像形成処理の可否を判断する判断手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記判断手段は、原稿の両面の画像データについて前記照合が完了した後に、該原稿の画像データに係る画像形成処理の可否を判断し、
    前記原稿両面読取機構は、原稿読取状態についての設定内容にかかわらず、常に原稿の両面の画像データを読み取って前記判断手段に供給することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断手段は、少なくとも原稿のいずれか一方の面に前記特定画像データが存在することを認識したときには、該原稿の画像データについての一切の画像形成処理を許可しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿両面読取機構は、画像データが読み取られるべき原稿の両面のそれぞれに対向して配置される第1の原稿読取部及び第2の原稿読取部であるとともに、第1の原稿読取部及び第2の原稿読取部によって原稿の両面の画像データを原稿搬送経路を原稿が1回通過する間に読み取ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判断手段が、画像形成処理を許可しない旨の判断をしたときに、ユーザに対してその旨を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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