JPH07111565A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07111565A
JPH07111565A JP5253918A JP25391893A JPH07111565A JP H07111565 A JPH07111565 A JP H07111565A JP 5253918 A JP5253918 A JP 5253918A JP 25391893 A JP25391893 A JP 25391893A JP H07111565 A JPH07111565 A JP H07111565A
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image
scanning
signal
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determination
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JP5253918A
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Hidekazu Nishikawa
英一 西川
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿台の傾きや走査系の揺動などによる画像
バランスの変化を検出できる画像処理装置を提供する。 【構成】 HP108を基準として、副走査方向にライ
ン数をX1,X2,X3カウントとした位置で、それぞ
れ主走査方向の3つのポイントで、10画素四方で構成
されるパッチエリアの画像データをサンプルしてメモリ
に記憶し、100個の画素の画像データから最大と最小
を除く98個の画像データの平均値を算出する。そし
て、求めた9個のパッチデータから主副それぞれ3ライ
ン上の最大値と最小値の差を算出し、あらかじめ決めら
れた許容値と比較して許容範囲内におさまるか否かを判
定することにより、走査系の揺動による画像バランスの
変化を検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿上を走査しその画
像情報を得る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿上を走査する画像処理装置に
おいては、同一画像に対する、走査系が移動する方向と
垂直な方向(以下、主走査方向という)のバランスをと
るために、いわゆるシェーディング調整が行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、同一画像に対する、走査系が移動する方向と
平行な方向(以下、副走査方向という)のバランスが考
慮されておらず、その他にも、従来のシェーディング調
整は走査系が停止して行われるために、原稿台の傾きや
走査系の揺動などによる画像バランスの崩れを検出する
ことが不可能であった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、原稿台の傾きや走査系の揺動などによる画
像バランスの変化を検出できる画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。即
ち、原稿を走査して画像情報を得る画像処理装置であっ
て、同一画像に対する、走査方向に垂直な方向の感度不
均一性を検出する検出手段と、前記検出手段での検出
を、副走査方向の複数の場所で行うように制御する制御
手段とを備える。
【0006】また、本発明による他の画像処理装置は以
下の構成を備える。即ち、処理対象物を走査した画像信
号を入力する入力手段と、前記処理対象物上の磁力線に
応じた磁気レベル信号を検知する検知手段と、前記画像
信号及び磁気レベル信号に基づいて、前記処理対象物が
特定処理物であるか否かを判定する判定手段とを備え
る。
【0007】
【作用】かかる構成において、同一画像に対する、走査
方向に垂直な方向の感度不均一性を検出し、その検出
を、副走査方向の複数の場所で行うように制御すること
により、走査系の揺動による画像バランスの変化を検出
することが可能となる。また、他の構成において、処理
対象物を走査した画像信号を入力し、処理対象物上の磁
力線に応じた磁気レベル信号を検知し、画像信号及び磁
気レベル信号に基づいて、前記処理対象物が特定処理物
であるか否かを判定することにより、誤判定を減らすこ
とが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。尚、実施例では、画像処理装
置として電子写真方式の複写機を例に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の画像処理装置
に適用可能なことは言うまでもない。
【0009】<構成の説明>図1は、本実施例における
フルカラー複写機であり、図示するように、上部にデジ
タルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プ
リンタ部を有する。リーダ部において、原稿30を原稿
台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査
することにより、原稿30からの反射光像がミラー32
a,32b及び32cからレンズ33を通してフルカラ
ーセンサ34に集光され、カラー色分解画像信号を得
る。カラー色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経て
後述のビデオ処理ユニットにて処理された後にプリンタ
部へ送出される。
【0010】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は、周囲に前露光ランプ11、コロナ帯電器
2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、4個の現像
器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5、クリーニング器6を配置され、矢印方
向に回転自在に担持される。レーザ露光光学系3におい
て、リーダ部からの画像信号は、不図示のレーザ出力部
にて光信号に変換され、ポリゴンミラー3aで反射され
た後、レンズ3b及びミラー3cを通って感光ドラム1
の表面に投影される。
【0011】プリンタ部にて画像形成時には、感光ドラ
ム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11でドラム
表面を除電した後、帯電器2により一様に帯電させ、各
分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。次に、
所定の現像器を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像
し、樹脂を基体としたトナー画像を形成する。現像器は
偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作によ
り、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近す
る。
【0012】更に、転写装置5により、搬送系を介して
感光ドラム1と対向した位置に供給された記録材7に感
光ドラム1上のトナー画像を転写する。転写装置5は、
転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静電吸着さ
せる吸着帯電器5c、吸着ローラ5g、内側帯電器5
d、外側帯電器5eを有し、回転駆動されるように軸支
され、周面開口域には、誘電体ポリカーボネートフィル
ムからなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張
設しており、転写ドラム5aを回転させるに従い、転写
帯電器5bによって、感光ドラム1上のトナー画像は記
録材担持シート5fに担持された記録材上に転写され
る。
【0013】このようにして、記録材担持シート5fに
吸着搬送される記録材に所望数の色画像が転写されてフ
ルカラー画像を形成する。また、記録材担持シート5f
上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着などを防
ぐため、ファーブラシ14、バックアップブラシ15と
17、オイル除去ローラ16による清掃を画像形成の前
か後と紙づまり(ジャム)発生時に行う。
【0014】ユーザに指示されたモードに必要なトナー
画像の転写を終了すると、分離爪8a、分離押し上げコ
ロ8b、および分離帯電器5hの作用によって記録材を
転写ドラム5aから分離し、熱ローラ定着器9を介して
トレイ10に排紙する。上述の転写後、感光ドラム1上
の残留トナーがクリーニング器6によって清掃され、次
の画像形成に備える。
【0015】また記録材の両面に画像を形成する場合に
は、定着器9が記録材を排出した後、すぐに搬送パス切
り替えガイド19を駆動し、記録材が搬送縦パス20を
経て反転パス21aに達した後、反転ローラ21bの逆
点により記録材の後端を先頭にして中間トレイ22に収
納する。その後、上述の画像形成プロセスを再び経るこ
とによってもう一方の面に画像を形成する。
【0016】本実施例においては、所望のタイミングで
偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化して
いるカムフォロワ5iにより、記録材担持シート5fと
感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成とし
ている。 <第1の実施例>図2は、シェーディング補正を説明す
るための図である。図において、101は原稿を登載す
るガラス台、102は有効画像域、103はシェーディ
ング補正のための基準用紙、104はシェーディング補
正のためのデータをサンプリングするポイント、105
はサンプリングポイント104を拡大したもの、106
はサンプリングポイント104の中の1画素、107は
走査系が移動を行う方向、そして、108は走査系のホ
ームポジション(HP)である。
【0017】第1の実施例では、HP108を基準とし
て副走査方向にライン数をX1,X2,X3カウントと
した位置で、それぞれ主走査方向の3つのポイントで、
10画素四方で構成されるパッチエリアの画像データを
サンプルしてメモリに記憶し、100個の画素の画像デ
ータから最大と最小を除く98個の画像データの平均値
を算出する。
【0018】こうして求めた9個のパッチデータから主
副それぞれ3ライン上の最大値と最小値の差を算出し、
あらかじめ決められた許容値と比較して許容範囲内にお
さまるか否かを判定する。図3は、第1の実施例による
複写機の操作部を示す図であり、上述の判定結果を表示
している。
【0019】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、副走査方向に複数の位置でシェーディング補正を行
うことにより、原稿台の傾きなどによる画像バランスの
欠如を検出したり、走査系を走査させながら画像データ
を取り込むことにより、走査系の揺動による画像バラン
スの変化を検出することが可能となる。 <変形例1>上述の実施例では、両辺が2個以上の画素
からなるパッチエリアの画像データを使用したが、一般
のシェーディング補正では主走査方向の1ライン上の画
像データで行うため、シェーディング補正用の回路を利
用するには、パッチエリアが副走査方向に1ラインであ
ったほうが都合がよい。
【0020】図4は、第1の実施例の変形例1によるシ
ェーディング補正を説明するための図である。第1の実
施例と同じく、副走査方向の3点で画像データがサンプ
ルされる。401はそのパッチエリアであり、それを拡
大したものが402である。図示するように、副走査方
向には1画素の幅しかなく、従来のシェーディング補正
回路によってメモリ上に403に示すように画像データ
が記憶される。即ち、4画素ごとにR(レッド),G
(グリーン),B(ブルー),ND(輝度信号)と間引
きされている。変形例1では、輝度信号を64画素ずつ
使用するために、同一主走査ライン上に256画素から
なる3つのパッチエリアを規定し、第1の実施例と同じ
く9つのパッチエリアでの画像データを算出する。
【0021】<変形例2>前述した実施例では、パッチ
エリアを設定して画像データを取り込んでいるが、変形
例2ではパッチエリアを含む最大矩形をメモリに一旦格
納し、その後で、任意の部分の画像データを求めて主副
両方向の画像のバランスを算出する。図5に示すよう
に、この変形例2では、最大有効画像域の内側のエリア
501を走査した画像データをメモリ502に記憶す
る。次に、画像データをサンプルしたい位置に対応する
メモリ上のアドレスを求め、メモリ502をアクセスし
て所望の画像データを得る。
【0022】この変形例2によれば、1度画像をメモリ
に格納しておけば、後はメモリ上のアドレスを計算する
だけで任意の位置の画像データを求めることが可能であ
り、パッチエリアの任意の変更などに関して柔軟な画像
バランス検出方法を提供することが可能となる。また、
走査系を移動させながら画像データを転送するために、
メモリ内の画像データは走査系の揺動を考慮したものと
なる。
【0023】<変形例3>また、上述の変形例2に加
え、画像データを一旦間引きして格納することで、より
少ないメモリで、変形例2で述べたような検出方法を提
供することも可能となる。 <変形例4>前述した実施例では、メモリの所在を述べ
ていないが、画像バランスの検出をコピー毎に行う必要
がないならば、画像データおよびサンプリングデータを
格納するメモリを機体の外に具備することで、本体のコ
ストダウンを図ることが可能となる。
【0024】<変形例5>第1の実施例及び変形例1で
は、独立して走査速度に最終的な計算結果を出すまでの
処理が間に合わないため、走査系を副走査方向の3つの
位置で停止させてサンプリングを行っているが、走査系
を移動させながら最終的な計算を行うまでの時間を考慮
し、データのサンプリングとそれ以降の計算を別にする
ことにより、走査系を移動させながら、副走査方向の複
数の位置でサンプリングを行うことが可能となり、走査
系の揺動を考慮することができる。
【0025】<第2の実施例>次に、本発明に係る第2
の実施例を図面を参照して、詳細に説明する。第2の実
施例は、処理の対象物が特定の対象物であるかを判定す
る装置に関し、特に出札機や両替機等の紙幣判定装置
や、紙幣や有価証券等の偽造防止機能を有する画像処理
装置に関する。
【0026】近年、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、紙幣や有価証券等の複製を出札機や両替機等に悪用
される恐れが生じている。そこで、このような問題を防
止するために、特定部位のパターン照合や磁気により検
知または色味による検知などにより、処理の対象物が紙
幣であるか否かを判定することが行われている。ところ
が、磁気による判定では同じサイズの紙幣の判別が難し
く、また色味による判定では対象物の表面の基本となる
色が似ていれば特定原稿でなくても本物であると判定し
てしまうという欠点があった。
【0027】また、出札機や両替機では特定原稿である
という判定を狭く取り、複写機では特定原稿であるとい
う判定を広く取らなければならないなど、処理内容によ
って判定方法を変更しなければならないという欠点もあ
った。第2の実施例は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、対象物を走査し得られるカラー画像信号と
磁気レベル信号とから、それぞれ色味による特定原稿と
の類似度と磁気による特定原稿との類似度とを用いて最
終的な判定を行うことにより後判定を減らすと共に、画
像処理装置の処理内容に合わせて最終的な判定を得る際
にそれぞれの判定結果の使用方法を変更可能にする画像
処理装置を提供することを目的とする。
【0028】第2の実施例では、画像処理装置として電
子写真方式の複写機を例に説明するが、複写機の構成は
図1と同様であり、その説明は省略する。 <ビデオ処理ユニット>図6は、第2の実施例による画
像処理部の構成を示すブロック図である。601−1,
2,3はそれぞれレッド(R),グリーン(G),ブル
ー(B)の分光感度特性を持つCCDセンサであり、A
/D変換された8ビットの起動信号が出力されるが、こ
れらのセンサは一定の距離を隔てて配置されているた
め、602,603に示すディレイ素子によってその空
間的ズレが補正される。
【0029】CCDセンサからの輝度信号は、604,
605,606に示すlog変換器によって濃度信号へ
と変換される。log変換器はルックアップテーブルR
OMまたはRAMにより構成されている。更に、RGB
の3濃度信号は607に示す公知のマスキング及びUC
R(下色除去)回路によって出力のためのマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)へ変換され、面順次にそれぞれ8ビットで出力され
る。
【0030】608は出力信号の空間周波数の補正を行
う公知の空間フィルタ回路である。609はプリンタ部
の持つ濃度特性を補正する濃度変換部であり、log変
換器と同様なROMまたはRAMにより構成される。6
10は特定原稿の色味判定部であり、複数の特定原稿の
うち少なくとも1つを読み込み中であるか否かの判定を
行い、その判定のレベルに応じた2ビットの判定信号H
を出力する。
【0031】CNO信号は4回の読み取り動作の順番を
示す2ビットの面順次信号であり、マスキング及びUC
R回路607での動作条件の切り替えと、色味判定部6
10での判定基準の切り替えに使用される。611はI
/Oポート、612は制御CPUであり、各回路との入
出力は制御CPU612のソフトウェアによってI/O
ポートを通して制御される。
【0032】<磁気判定部>図7は、リーダ部における
原稿照明ランプ4及び第1走査ミラー11とともに原稿
を走査する走査ユニット中の磁界発生コイル701〜7
05と磁界検知コイル706〜710の構成を示したも
のである。磁界発生コイルは、ヨークコアとコイルによ
り構成され、第2の実施例では画像読み取り幅の5点に
ほぼ等間隔で設けられている。また、磁界検知コイルは
高透磁率磁生体コアに巻き線が施されたものであり、磁
界発生コイルとほぼ対向するように配置される。
【0033】次に、図8及び図9を用い、磁気インクで
印刷された原稿720を一例として磁界発生コイル70
4、705及び磁界検知コイル709、710の作用を
説明する。尚、図8において、磁気インクが印刷されて
いる部分がM点であり、走査ユニットが走査する方向は
図中のS方向である。先ず、原稿720上の磁気インク
のないエリアでは、磁界発生コイル704から発せられ
た磁力線は図9に示す(A)の波線のように、自然界の
透磁率に放射された形状のまま磁界検知コイル709に
入射され、同(C)に示すようなほぼ乱れのない同一振
幅の波形が得られる。通常、磁界検知コイルの出力は、
非常に小さいので、増幅器805によって増幅してい
る。
【0034】逆に、磁気インクの存在するM点のエリア
を通過する時には、磁界発生コイル705から発せられ
た磁力線は磁気インクの透磁率の高い所へ引きつけら
れ、同(B)に示すように、磁束密度が高くなり、磁界
検知コイル710に誘起される出力電圧が同(D)に示
すように急に高くなる。図10は、図9に示す(C)ま
たは(D)に示すような出力波形の変化を検知する検出
回路である。図10において、800は高周波の発振源
である発振器、801は発振器800から発生した高周
波を増幅して磁界発生コイル701〜705へ供給する
増幅器、802〜806は磁界検知コイル706〜71
0の出力を増幅する増幅器、807〜811は増幅器8
02〜806の出力をデジタル化するA/D(アナログ
・デジタル)変換部、812はI/O(入出力)ポート
でCPU612から読み取り可能である。
【0035】以上の構成において、発振器800から発
生させた高周波信号を増幅器801で増幅し、増幅され
た高周波信号で直列接続の磁界発生コイル701〜70
5を共通に駆動する。磁界発生コイル701〜705に
対向して設けられた磁界検知コイル706〜710から
出力された検知出力は、増幅器802〜806で増幅さ
れた後、A/D変換部807〜811でデジタルデータ
に変換される。この際のサンプル周波数は、図9の
(D)に示すように、出力波形の変化が検知できる程度
の周期で良い。
【0036】原稿を走査する際には、CPU612は適
当な時期或いは間隔でI/Oポート812を見ることに
より、原稿上に磁気インクで印刷された部分が有るか否
かを検知できる。更に、第2の実施例では、磁気の検知
を妨害するようなシールドや鉄板を原稿台に搭載したと
きは、磁界検知コイル706〜710の出力が“0”に
なる事を利用して磁気検知への妨害を検知可能である。
【0037】図11は、画像処理部における主走査タイ
ミングチャートである。CLKは画像の転送クロックで
あり、画像処理部の基本クロックである。VSYNCは
副走査区間信号であり、副走査の画像出力区間を表す。
HSYNCは主走査同期信号であり、主走査開始の同期
を取る。CLK4は上述のCLKを4分周したものであ
り、色味判定部610における基本クロックである。
【0038】SELは図12に示す間引き回路で用いら
れるタイミング信号であり、図12の(b)に示すよう
に、インバータ901,902,2ビットカウント90
3、アンドゲート904より構成される回路で生成され
る。即ち、2ビットカウンタ903が主走査同期信号で
あるHSYNC信号によりクリア(初期化)された後、
CLK信号をカウントし、2ビットでそのカウント値を
出力する(D0,D1)。その上位ビットD1がCLK
4信号として出力され、下位ビットD0の反転信号と上
位ビットD1との論理積がSEL信号として出力され
る。
【0039】従って、図12の(a)に示す回路におい
て、CLK信号でデータを保持するフリップフロップ9
05,906,907,908,909,910,セレ
クタ911,912,913,CLK4信号でデータを
保持するフリップフロップ914,915,916より
構成される間引き回路によって、図11に示すように、
CLK信号で転送されるR(またはG,B)信号の中か
ら1/4の割合で間引かれ、CLK4信号に同期した
R′(またはG′,B′)信号を得ることが可能とな
る。
【0040】<色味判定部610>図13は、図12に
示す間引き回路を含む色味判定部610の構成を示す詳
細ブロック図である。図13において、1001は間引
き回路であり、色味判定部610の処理回路の負荷を減
らすためにRGBデータを間引く。1002は予め32
種類の特定原稿についてその色味分布を調べた色味マッ
チング・ルックアップテーブルであり、アドレスとして
入力される当該画素の色味がそれら特定原稿の色味と一
致するか否かの判定結果を保持しており、複数種類の特
定原稿との色味のマッチングを行う。色味マッチング・
ルックアップテーブルにはアドレスの上位2ビットに面
順次信号であるCNO信号を入力し、下位15ビットに
間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビットを入力
する。面順次信号であるCNO信号の値0〜3におい
て、それぞれ当該画素の色味が8種類の特定原稿におけ
る色味と一致するか否かをそれぞれ2ビットずつ計16
ビットのデータに対応させて同時に出力し、4回の読み
取り走査において合計32種類の特定原稿についての判
定が行われる。
【0041】1003−1,1003−2,…,100
3−8はそれぞれ同じハードウェアで構成される色味判
定回路であり、それぞれ積分器1004、レジスタ10
05,1006,1007、比較器モジュール1008
より構成され、8種類の特定原稿が原稿中に存在する可
能性を2ビットで判定する。1004は最大値回路であ
り、色味判定回路1003−1〜1003−8からの判
定結果出力の最大値を出力する。即ち、8種類の特定原
稿のうちで存在する可能性の最大のものについての色味
判定結果を出力する。
【0042】<積分器>図14は、色味判定回路を構成
する積分器1004の詳細ブロック図である。図中、1
101及び1105はCLK4信号の立ち上がりタイミ
ングでデータを保持するフリップフロップである。11
02は乗算器であり、それぞれ8ビットの信号A,Bを
入力し、乗算結果として8ビットの信号A×B/255
を出力する。1103を乗算器であり、1ビットの信号
A及び8ビットの信号Bを入力し、乗算結果としてA×
Bを出力する。1104は加算器であり、8ビットの2
入力信号A,Bを入力し、加算結果として8ビットの信
号A+Bを出力する。
【0043】結果として、本積分器においては、2値入
力信号Xi に対する8ビットの出力信号Yi は次式で表
される。 Yi =(α/255)Yi-1 +βXi-1 ここで、α及びβは、予め設定されている定数であり、
これらの値の大きさによって積分器の諸特性が決定され
る。
【0044】例えば、α=247,β=8の場合におい
て、本積分器の入出力の例を図15に示す。図15の
(a)に示すような入力Xi-1 に対し、同(b)に示す
ような出力Yi が出力される。ここで、図15に示す
(a)の1201,1202のように、周囲がほとんど
“0”であるにもかかわらず、“1”であるような入力
や、1203のように、周囲がほとんど“1”であるに
もかかわらず、“0”であるような入力はノイズである
と考えられる。これを積分器で処理し、図13に示すレ
ジスタ1005に図15に示す(b)の1204(R
1)、レジスタ1006に1205(R2)、レジスタ
1007に1206(R3)のような適当なしきい値を
セットし、これで積分器の出力Yi を2値化すること
で、ノイズを除去する。
【0045】<比較器モジュール>図16は、色味判定
回路を構成する比較器モジュール1008の詳細ブロッ
ク図である。図中、1301,1302,1303は比
較器、1304はインバータ、1305はANDゲー
ト、1306,1307はORゲートである。ここで、
レジスタ1005にはR1、レジスタ1006にはR
2、レジスタ1007にはR3なる値がセットされてお
り、R1>R2>R3なる関係がある。この構成によ
り、結果として、出力には判定結果が2ビットに量子化
された値が出力される。即ち、R1<入力 なら
ば“11”を出力、R2<入力<R1 ならば“10”
を出力、R3<入力<R2 ならば“01”を出力、入
力<R3 ならば“00”を出力する。
【0046】<総合判定処理>図17は、色味判定信号
と磁気検知信号とから最終的に原稿が特定原稿であるか
否かを判定する処理を示すフローチャートである。尚、
このフローチャートはCPU612のプログラムとして
実行され、CPU612はI/Oポート611を読むこ
とにより、これらの信号の状態を判定に取り入れること
ができる。
【0047】磁気検知信号を特定原稿の区間信号として
総合判定するために、磁気検知信号入力ポートが“1”
か判断し(ステップS101)、ここでYES、即ち磁
気が検知されたときにのみ、2ビットの総合判定信号と
して2ビットの色味判定信号Hを出力ポートへ出力し
(ステップS102)、またNO、即ち磁気が検知され
ないときは2ビットの“00”を出力する(ステップS
103)。そして、読み取り走査が終了するまで(ステ
ップS104)、上述の処理を繰り返す。
【0048】<第2の実施例の変形例1>第2の実施例
では、判定結果をポートに出力しているが、ビデオ処理
ユニットにパターン付加回路を増設し、上述の判定信号
をパターンレベル選択信号として付加回路へ出力するこ
とで、判定の度合いに応じたパターンを画像処理に加え
ることが可能となる。
【0049】図18は、パターン付加回路を含むビデオ
処理ユニットの構成を示すブロックずである。尚、前述
した図6に示すビデオ処理ユニットと同一の部位には同
一の符号を付し、以下ではパターン付加回路613につ
いて説明する。図19は、パターン付加回路613の詳
細な構成を示すブロック図である。図において、150
1は副走査カウンタ、1502は主走査カウンタ、15
03はルックアップテーブルRAM、1504、151
1、1513はANDゲート、1505はフリップフロ
ップ、1506〜1509はレジスタ、1510は4t
o1のセレクタ、1512は加算器である。
【0050】1514は空間フィルタ608を通過した
後の画像信号Pを2値化する回路であり、予め決められ
たしきい値より画像信号の値が大きい時には“1”を、
小さい時には“0”を出力する。1514から出力され
た2値化データは1515のデュアルポートRAMに書
き込まれる。RAM1515に書き込むための画像は、
リーダの特定の場所に描かれた画像である。RAM15
15に画像を書き込む時にはCNO信号を“0”とし、
画像信号PがCCDのグリーン信号から作られた信号で
あるように制御する。これはグリーン信号が簡易的に最
も画像の輝度信号に近いためである。
【0051】RAM1515はデュアルポートRAMで
あるので、CPU612からデータバスとアドレスバス
を使用して読む。同様に、RAM1503もデュアルポ
ートRAMであるので、データバスとアドレスバスを使
用してRAM1515で読んだ同じデータをRAM15
03に書き込む。このパターンの読み込みはサービスマ
ンのみが使えるモードで本体設置時にのみ行う。
【0052】ここで副走査カウンタ1501では主走査
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ1502では画
素同期信号CLKをそれぞれ9ビット幅、即ち、512
周期で繰り返しカウントする。上述のように、RAM1
503には、付加されるべきパターンが保持されてお
り、副走査カウンタ1501、主走査カウンタ1502
それぞれのカウント値の下位6ビットずつが入力され
る。
【0053】RAM1503の出力は1ビットのみが参
照され、ANDゲート1504によって主走査カウンタ
1501及び副走査カウンタ1502の上位3ビットず
つと論理積が取られ、フリップフロップ1505により
CLK信号で同期を取られ、ANDゲート1513にお
いて2ビットの面順次信号CNO0とCNO1の両方と
論理積が取られた後に、ANDゲート1511に送られ
る。これはCNO=3、即ち、現在イエローでプリント
されるときのみに有効な信号である。
【0054】一方、レジスタ1506〜1509には、
予めP1〜P4なる値が保持されており、CPU612
より指定されたパターンレベル選択信号PSに応じてP
1〜P4の何れかが選択され、ANDゲート1511を
経て加算器1512によって入力信号Vにパターンが付
加されV′が出力される。従って、CNO=3、即ち、
現在イエローでプリントされている時にRAM1503
に保持されているパターンが繰り返し読み出され、出力
される信号に付加される。
【0055】ここで、P1<P2<P3<P4であるよ
うに設定されており、セレクタ910は S=“00”のとき Y=A S=“01”のとき Y=B S=“10”のとき Y=C S=“11”のとき Y=D となるように設定されており、 PS=“00”のとき V′=V+P1 PS=“01”のとき V′=V+P2 PS=“10”のとき V′=V+P3 PS=“11”のとき V′=V+P4 と、パターンが付加される。
【0056】ここで、付加するパターンは人間の目で識
別しがたいようにイエローのトナーのみで付加する。更
に、総合判定のレベルに応じて、付加するパターンのレ
ベルを可変することで、通常の複写物では人間の目によ
って殆ど識別できないようにし、特定原稿が存在する可
能性が高くなるほどくっきりパターンを付加する。 <変形例2>第2の実施例では、磁界発生コイル及び磁
界検知コイルとが走査光学系と共に移動するように構成
されているが、本発明はこれに限らず、例えば原稿カバ
ー、或いは原稿抑え板と兼用のデジタイザー(座標デー
タ入力板)に磁界発生コイルを設け、この原稿カバーと
対向する原稿台ガラスとの間に挿入された原稿を走査光
学系側に設けた磁界検知コイル(センサ)により検知す
るように構成することも可能である。
【0057】或いは逆に、原稿カバー側に磁界検知コイ
ルを設け、走査光学系側に磁界発生コイルを設けた構成
にしても同様の検知が可能である。 <変形例3>第2の実施例では、磁界検知センサとして
磁生体コイルを用いたが、本発明はこれに限定されず、
例えば磁気抵抗素子、ホール素子等の更に高感度な磁気
検知センサを用いて検知しても良い。
【0058】<変形例4>第2の実施例では、CPU6
21を用いてソフト的に総合判定信号を出力したが、ソ
フト的に総合判定信号を生成せずに、2ビットの色味判
定信号と磁界検知信号とをAND回路へ入力し、AND
回路の出力をパターン付加回路に出力することにより、
特定原稿を色味と磁気から判定することも可能である。
【0059】<変形例5>第2の実施例では、色味判定
信号と磁界検知信号との論理積を総合判定信号としてい
るが、磁気を含まないインクで偽造された特定原稿を判
定するためには、色味判定信号と磁界検知信号との論理
積をパターン付加回路に出力すれば良い。 <変形例6>第2の実施例では、色味判定信号と磁界検
知信号との論理積か論理和を総合判定として出力する
が、紙幣判定装着として使用するときには総合判定信号
として論理積を使用し、複写装置として使用するときに
は総合判定信号として論理和を使用するように、装置の
モードによって総合判定信号の生成を変化させることも
可能である。
【0060】その際には、例えば色味判定信号と磁界検
知信号との論理積と論理和とをセレクタに入力し、CP
Uが入出力ポートの出力を変化させることによって何れ
かを選択するようにすることで可能である。 <変形例7>変形例6では、総合判定信号として、色味
判定信号の磁界検知信号との論理積と論理和とを装置の
モードによって選択したが、例えば色味判定信号の判定
結果を記憶することにより、磁界が検知されなくても、
色味が特定原稿であることが多い時には論理和を使用
し、磁気インクを使用しない偽造による原稿の複写を検
知することも可能である。
【0061】<変形例8>第2の実施例では、出力に特
定パターンを付加することで偽造の追跡を可能にする
が、総合判定信号が偽造と判定したら、それ以降の処理
を中断したり、回線を通じて通報する公知の技術を利用
することにより、場所及び機体を特定することが可能で
ある。
【0062】<変形例9>変形例9では、判定をハード
で行い、判定条件をソフトで設定することにより、柔軟
な判定を速く行えるように構成したものである。図20
は、変形例9における判定回路を示す図である。図にお
いて、1601、1602はOR回路、1603〜16
05はAND回路であり、磁気による判定信号と色味に
より判定信号とから総合判定信号を生成している。ま
た、CPU出力1〜4はI/Oポートを通して出力され
る。
【0063】以下、例を用いて、変形例9におけるCP
U出力1〜4について説明する。まず、特定原稿との判
定を行わないようにするには、CPU出力2、4の何れ
かを“0”にすることで、総合判定信号には常に“0”
が出力される。次に、磁気による判定だけを行わないよ
うにするには、CPU出力1を“1”、CPU出力2を
“1”、CPU出力3を“0”、CPU出力4を“1”
にすることで、総合判定信号として、色味による判定信
号がそのまま出力される。
【0064】また逆に、磁気による判定だけを行うよう
にするには、CPU出力1を“0”、CPU2を
“1”、CPU出力3を“1”、CPU出力4を“1”
にする。最後に、磁気と色味との判定をしよるする場合
には、CPU出力1を“0”、CPU出力2を“1”、
CPU出力3を“0”、CPU出力4を“1”に設定す
る。
【0065】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、画像処理装置において、処理の対象となる原稿の色
味及び磁気の両方を特定原稿の色味及び磁気と比較する
ことにより、判定精度を上げ、また2つの判定信号から
総合判定信号を生成する条件をソフトで変化させること
により、より柔軟な判定手段を提供することが可能とな
る。
【0066】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿台の傾きや走査系の揺動などによる画像バランスの
変化を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるフルカラー複写機の構成を示す
図である。
【図2】第1の実施例によるシェーディング補正を説明
するための図である。
【図3】第1の実施例による複写機の操作部に表示され
た判定結果を示す図である。
【図4】第1の実施例の変形例1によるシェーディング
補正を説明するための図である。
【図5】第1の実施例の変形例2によるシェーディング
補正を説明するための図である。
【図6】第2の実施例におけるビデオ処理ユニットの構
成を示すブロック図である。
【図7】走査ユニット中の磁界発生コイルと磁界検知コ
イルの構成を示す図である。
【図8】図7に示す磁界発生コイルと磁界検知コイルの
作用を説明する図である。
【図9】図8に示す磁界検知コイルの磁束密度の変化を
示す図である。
【図10】図7に示す磁界発生コイルと磁界検知コイル
とを含む磁気検出回路を示す図である。
【図11】第2の実施例における主走査タイミングチャ
ートである。
【図12】図6に示す色味判定部に含まれる間引き回路
と図11に示すSEL信号を生成する回路を示す図であ
る。
【図13】図6に示す色味判定部の構成を示すブロック
図である。
【図14】図13に示す色味判定回路を構成する積分器
の構成を示すブロック図である。
【図15】図14に示す積分器の入出力の一例を示す図
である。
【図16】図13に示す色味判定回路を構成する比較器
モジュールの構成を示すブロック図である。
【図17】第2の実施例における判定処理を示すフロー
チャートである。
【図18】第2の実施例の変形例1によるビデオ処理ユ
ニットの構成を示すブロック図である。
【図19】図18に示すパターン付加回路の構成を示す
詳細ブロック図である。
【図20】判定をハードで、判定条件をソフトで制御
し、総合判定信号を生成する回路を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/19 1/401 7251−5C H04N 1/04 103 Z 4226−5C 1/40 101 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査して画像情報を得る画像処理
    装置であって、 同一画像に対する、走査方向に垂直な方向の感度不均一
    性を検出する検出手段と、 前記検出手段での検出を、副走査方向の複数の場所で行
    うように制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿を走査して画像情報を得る画像処理
    装置であって、 同一画像に対する、走査方向に垂直な方向の感度不均一
    性を検出する検出手段と、 前記検出手段での検出を、走査系を移動させながら行う
    ように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿を走査して画像情報を得る画像処理
    装置であって、 同一画像に対する、走査方向に垂直な方向の感度不均一
    性を検出する検出手段と、 前記検出手段での検出を、走査系を移動させながら副走
    査方向の複数の場所で行うように制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 処理対象物を走査した画像信号を入力す
    る入力手段と、 前記処理対象物上の磁力線に応じた磁気レベル信号を検
    知する検知手段と、 前記画像信号及び磁気レベル信号に基づいて、前記処理
    対象物が特定処理物であるか否かを判定する判定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 処理対象物を走査した画像信号を入力す
    る入力手段と、 前記処理対象物上の磁力線に応じた磁気レベル信号を検
    知する検知手段と、 前記画像信号及び磁気レベル信号に基づいて、前記処理
    対象物が特定処理物であるか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段での判定結果に応じて所定のパターンを出
    力する画像に付加するパターン付加手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
JP5253918A 1993-10-12 1993-10-12 画像処理装置 Withdrawn JPH07111565A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999056458A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Pfu Limited Procede de mesure du bruit image d'un lecteur d'images, appareil et procede de mesure de resolution, et support d'enregistrement conçu a cet effet
JP2002536753A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ブンデスドゥルッケライ ゲーエムベーハー 有価抵当証券についての真贋基準による有効性確認装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999056458A1 (fr) * 1998-04-27 1999-11-04 Pfu Limited Procede de mesure du bruit image d'un lecteur d'images, appareil et procede de mesure de resolution, et support d'enregistrement conçu a cet effet
JP2002536753A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ブンデスドゥルッケライ ゲーエムベーハー 有価抵当証券についての真贋基準による有効性確認装置

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