JPH06149685A - メモリエラー回復装置 - Google Patents

メモリエラー回復装置

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JPH06149685A
JPH06149685A JP4301048A JP30104892A JPH06149685A JP H06149685 A JPH06149685 A JP H06149685A JP 4301048 A JP4301048 A JP 4301048A JP 30104892 A JP30104892 A JP 30104892A JP H06149685 A JPH06149685 A JP H06149685A
Authority
JP
Japan
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address
bit error
error
data
corrected
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4301048A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Watanabe
崇紀 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP4301048A priority Critical patent/JPH06149685A/ja
Publication of JPH06149685A publication Critical patent/JPH06149685A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ECC回路において1ビットエラーが検出し
たときにエラーアドレスと訂正済データとを記憶部に記
憶し、パトロールモードのときそのエラーアドレスと訂
正済データとをメモリ装置に送って書込み、1ビットエ
ラーが検出されてから訂正済データの書込みが行われる
までの間に通常の書込み動作が行われたときは、エラー
記憶制御部によって1ビットエラーアドレス訂正済デー
タ記憶部に格納してあるエラーアドレスおよび訂正済デ
ータを無効にする。 【効果】 メモリパトロールモードになったとき、直に
1ビットエラーが発生したデータを訂正することが可能
となり、しかもその1ビットエラーが発生したアドレス
に通常のデータの書込みが行われたときにデータの化け
を防止することができるため、エラーが訂正不可能にな
るのを防止でき、また、メモリ装置に対して上位装置か
らアクセス要求があったとき、上位装置のアクセス要求
を待たせる必要がないため、上位装置のシステム性能を
向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置に発
生する1ビットエラーを訂正するためのメモリエラー回
復装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリ装置(メモリ装置)
は、信頼性を向上させるためにECC回路を設け、一般
にソフトエラーと呼ばれている1ビットエラーの訂正と
数ビットエラーの検出とを行っている。また、メモリ装
置に格納されている正常なデータが、天然の放射線の影
響や外部からのノイズ信号の混入によって符号が反転し
て誤まったデータとなることがあるため、メモリ装置の
アクセス動作と並行して、メモリ装置に格納している全
データを順番に読出し、上記のECC回路によって誤ま
りを検出して訂正するいわゆるメモリパトロール動作を
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
メモリ装置におけるメモリパトロール動作は、通常のデ
ータの読出し動作のときに検出さされた1ビットエラー
のアドレスとは無関係に、周期的にメモリ装置の全アド
レスのうちの一部のアドレスに対してデータの読出しと
再書込みとを行っているため、1ビットエラーを発生し
たアドレスに対してデータの誤りの訂正と再書込みとを
行うまでに時間がかかり、メモリパトロール動作の1周
期の間に複数のビットエラーが発生して訂正不可能にな
ることがあるという欠点を有している。また、メモリパ
トロール動作は、周期的に行っているため、パトロール
診断を行うメモリ装置のアドレスに対して上位装置から
アクセス要求があったとき、そのパトロール診断が終了
するまで上位装置のアクセス要求を待たせており、この
ため、上位装置のシステム性能を低下させているという
問題点も有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリエラー回
復装置は、1ビットエラーの検出および訂正不可能エラ
ーの検出を行うためのチェックビットをライトデータか
ら生成するチェックビット発生回路と、上位装置に転送
するためのデータをメモリ装置から読出し中にECC回
路で検出した1ビットエラーの発生アドレスと前記1ビ
ットエラーを訂正した訂正済リードデータとを記憶する
1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部と、前記上
位装置からノーマル/パトロール信号とアドレス信号と
を受信し前記ノーマル/パトロール信号がパトロールモ
ードのとき前記1ビットエラーアドレス訂正済データ記
憶部に格納している前記1ビットエラーの発生アドレス
を前記メモリ装置に対して送出するアドレスセレクタ
と、前記上位装置から前記ノーマル/パトロール信号と
ライトデータとを受信し前記ノーマル/パトロール信号
がパトロールモードのとき前記1ビットエラーアドレス
訂正済データ記憶部に格納している前記訂正済リードデ
ータを前記チェックビット発生回路に対して送出するデ
ータセレクタと、前記上位装置からライト命令を受信し
たとき前記1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部
に格納している前記1ビットエラーの発生アドレスおよ
び前記訂正済リードデータを無効とする記憶制御部とを
備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0007】図1において、1ビットエラーアドレス訂
正済データ記憶部1は、ECC回路6がメモリ装置5か
ら読出したデータ中に1ビットエラーを検出したとき、
ECC回路6からの1ビットエラー検出信号15によっ
て1ビットエラーの発生アドレス(エラーアドレス)と
1ビットエラーを訂正した訂正済リードデータ(訂正済
データ)とを記憶する。エラー記憶制御部7は、上位装
置からライト命令14を受信したとき、1ビットエラー
アドレス訂正済データ記憶部1に格納しているエラーア
ドレスと同じアドレスのメモリ装置5に格納している記
憶内容を無効とするように制御する。アドレスセレクタ
2は、上位装置からノーマル/パトロール信号11を受
信し、ノーマル/パトロール信号11がパトロールモー
ドのときのみ1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶
部1に格納しているエラーアドレスをメモリ装置5に対
して送出する。データセレクタ3は、上位装置からノー
マル/パトロール信号11とライトデータ12とを受信
し、ノーマル/パトロール信号11がパトロールモード
のときのみ1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部
1に格納している訂正済データをチェックビット発生回
路4に対して送出する。チェックビット発生回路4は、
データセレクタ3からのライトデータから、1ビットエ
ラーの検出および訂正不可能エラーの検出を行うための
チェックビットコードを生成する。
【0008】次に、上述のように構成したメモリエラー
回復装置の動作について説明する。
【0009】アドレスセレクタ2およびデータセレクタ
3は、上位装置からノーマル/パトロール信号11を受
信しており、ノーマル/パトロール信号11がノルマル
モードのときは、上位装置からメモリ装置5に対してア
クセス要求があったとき、データセレクタ3に入力する
ライトデータ12をチェックビット発生回路4を介して
メモリ装置5のアドレス信号13によって指定されるア
ドレスに書込み、またメモリ装置5のアドレス信号13
によって指定されるアドレスに書込んであるデータを読
出してリードデータ17として上位装置に対して送出す
る。メモリ装置5からデータを読出すとき、ECC回路
6において1ビットエラーを検出すると、ECC回路6
は、1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部1に対
して1ビットエラー検出信号15を送出し、1ビットエ
ラーアドレス訂正済データ記憶部1は、エラーアドレス
とECC回路6において1ビットエラーを訂正した訂正
済データとを記憶する。次に、上位装置から受信してい
るノーマル/パトロール信号11がパトロールモードに
なると、アドレスセレクタ2は、1ビットエラーアドレ
ス訂正済データ記憶部1に格納してあるエラーアドレス
をメモリ装置5に送る。一方、データセレクタ3は、1
ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部1に格納して
ある訂正済データをチェックビット発生回路4に送り、
チェックビット発生回路4は、1ビットエラーの検出お
よび訂正不可能エラーの検出を行うためのチェックビッ
トを生成して訂正済データに付加し、それをメモリ装置
5に送る。メモリ装置5は、訂正済データをチェックビ
ットと共にエラーアドレスによって指定されたアドレス
に書込む。エラー記憶制御部7は、ECC回路6におい
て1ビットエラーが検出されてからメモリ装置5におい
て訂正済データの書込みが行われるまでの間、エラーア
ドレスに対して通常の書込み動作が行われるのを監視
し、通常の書込み動作が行われたときは、データ制御信
号16によって1ビットエラーアドレス訂正済データ記
憶部1に格納してあるエラーアドレスおよび訂正済デー
タを無効とする。これによってエラーアドレスによる訂
正済データの書込みを禁止してデータの化けを防止す
る。ECC回路6において1ビットエラーが検出されて
からメモリ装置5において訂正済データの書込みが行わ
れるまでの間に、複数回のエラーアドレスおよび訂正済
データの入力があったときは、上記の動作をその回数だ
け繰返えす。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリエ
ラー回復装置は、ECC回路において1ビットエラーが
検出したとき、その1ビットエラーの発生アドレス(エ
ラーアドレス)と1ビットエラーを訂正した訂正済リー
ドデータ(訂正済データ)とを記憶する1ビットエラー
アドレス訂正済データ記憶部を設け、パトロールモード
が指示されたとき、そのエラーアドレスと訂正済データ
とをメモリ装置に送って訂正済データをチェックビット
と共にエラーアドレスによって指定されたアドレスに書
込むようにし、ECC回路において1ビットエラーが検
出されてからメモリ装置において訂正済データの書込み
が行われるまでの間に通常の書込み動作が行われたとき
は、エラー記憶制御部によって1ビットエラーアドレス
訂正済データ記憶部1に格納してあるエラーアドレスお
よび訂正済データを無効にすることにより、メモリパト
ロールモードになったとき、直に1ビットエラーが発生
したデータを訂正することが可能となり、しかもその1
ビットエラーが発生したアドレスに通常のデータの書込
みが行われたとき、データの化けを防止することができ
るため、メモリパトロール動作の1周期の間に複数のビ
ットエラーが発生して訂正不可能になるのを防止できる
という効果があり、また、パトロール診断を行うメモリ
装置のアドレスに対して上位装置からアクセス要求があ
ったとき、そのパトロール診断が終了するまで上位装置
のアクセス要求を待たせる必要がないため、上位装置の
システム性能を向上させることができるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部 2 アドレスセレクタ 3 データセレクタ 4 チェックビット発生回路 5 メモリ装置 6 ECC回路 7 エラー記憶制御部 11 ノーマル/パトロール信号 12 ライトデータ 13 アドレス信号 14 ライト命令 15 1ビットエラー検出信号 16 データ制御信号 17 リードデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ビットエラーの検出および訂正不可能
    エラーの検出を行うためのチェックビットをライトデー
    タから生成するチェックビット発生回路と、上位装置に
    転送するためのデータをメモリ装置から読出し中にEC
    C回路で検出した1ビットエラーの発生アドレスと前記
    1ビットエラーを訂正した訂正済リードデータとを記憶
    する1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶部と、前
    記上位装置からノーマル/パトロール信号とアドレス信
    号とを受信し前記ノーマル/パトロール信号がパトロー
    ルモードのとき前記1ビットエラーアドレス訂正済デー
    タ記憶部に格納している前記1ビットエラーの発生アド
    レスを前記メモリ装置に対して送出するアドレスセレク
    タと、前記上位装置から前記ノーマル/パトロール信号
    とライトデータとを受信し前記ノーマル/パトロール信
    号がパトロールモードのとき前記1ビットエラーアドレ
    ス訂正済データ記憶部に格納している前記訂正済リード
    データを前記チェックビット発生回路に対して送出する
    データセレクタと、前記上位装置からライト命令を受信
    したとき前記1ビットエラーアドレス訂正済データ記憶
    部に格納している前記1ビットエラーの発生アドレスお
    よび前記訂正済リードデータを無効とする記憶制御部と
    を備えることを特徴とするメモリエラー回復装置。
JP4301048A 1992-11-11 1992-11-11 メモリエラー回復装置 Withdrawn JPH06149685A (ja)

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JP4301048A JPH06149685A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 メモリエラー回復装置

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JPH06149685A true JPH06149685A (ja) 1994-05-31

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JP4301048A Withdrawn JPH06149685A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 メモリエラー回復装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990032660A (ko) * 1997-10-20 1999-05-15 김영환 시스템 메모리 제어장치
JP2010512601A (ja) * 2006-12-14 2010-04-22 インテル コーポレイション メモリにおけるキャッシュを利用した誤り検出及び訂正方法及び装置
WO2012172645A1 (ja) * 2011-06-14 2012-12-20 富士通株式会社 メモリ制御装置および制御方法
JP2013250594A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Renesas Electronics Corp 自己修復メモリ回路およびその修復方法

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